Jimmy_Heath

Hub Cap

  ・ ・ ・ ・ ・



 いきなりの雨ですね

 待ちに待った週末、土曜日の朝は雨の音 ・・・・・・

 それも結構激しい雨、ビックリするくらいの雨の音で起きてしまいました.



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 (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/320sec f/4 ISO-100)

 朝のうちに雨はやんだものの曇り空です.

 今日は夕方お仕事関係の飲み会があるので、それまでは家でマッタリ.
 天気もパッとしないので、家でボケっとするにはピッタリの日です.



 とりあえずブログでも書いておこう.



  ・ ・ ・ ・ ・



 そういえば、最近 Blue Note を取り上げていなかったなぁ.
 このアルバムの一曲目がカーナビに入っていて、車の中でも結構耳にしますが、若さあふれる演奏ですね.





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  " Hub Cap / Freddie Hubbard "





  1. Hub Cap
          (Freddie Hubbard) ・・・・・ 5:17
  2. Cry Me Not
          (Randy Weston) ・・・・・ 4:49
  3. Luana
          (Freddie Hubbard) ・・・・・ 10:07
  4. Osie Mae
          (Freddie Hubbard) ・・・・・ 6:54
  5. Plexus
          (Ceder Walton) ・・・・・ 9:04
  6. Earmon Jr.
          (Freddie Hubbard) ・・・・・ 6:19





  Freddie Hubbard (tp), Julian Priester (tb),
  Jimmy Heath (ts), Cedar Walton (p),
  Larry Ridley (b), Philly Joe Jones (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, April 9, 1961.







 フレディ・ハバード のリーダー・アルバムとしては Blue Note では 3 作目になります.
 過去 2 作はクインテットによる 2 管編成でしたが、このアルバムはトロンボーンとテナーを加えた 3 管.
 ホーン・アンサンブルも楽しめますが、ボクが注目するのはこのアルバムでの フレディ・ハバード の作曲のセンス.



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 1 作目の "Open Sesame (BLP 4040) " はTina Brooks 、 2 作目の "Goin' Up (BLP 4056)" は Hank Mobley がそれぞれテナー奏者として参加しています.
 このアルバムでは Jimmy Heath のテナーに、Julian Priester のトロンボーン.


 この Jimmy Heath が派手ではないものの、ちょっとグッとくるところがあります.


 特に 3 曲目の "Luana" ・・・・・・・ この演奏がいいなぁ.
 この曲でのテナーもちょっといいんじゃないか.


 アルバム・タイトル曲の "Hub Cap" はよく聴いていますが、他の曲はほとんど忘れていました.
 それだけに、久しぶりに聴いてみるとこの "Luana" を始めとした曲の良さがわかります.


 ピアノの シダー・ウォルトン もボクとしてはあまり聴くことのないピアニストですが、このアルバムの随所できらりと光り輝いています.
 このピアノはいいかも ・・・・・・・・


 East Wind のライブ・アルバム買おうかな、なんて気にさせてくれます. 



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 トロンボーンの Julian Priester ですが、彼も ・・・・・・・・・ 記憶にないなぁ.
 でもちょっと調べてみたら、お馴染みのアルバムの中に彼の名前が ・・・・・・


  Africa/Brass / John Coltrane (Impulse! 1961)
  In the World /Clifford Jordan (Strata-East 1969)
  Capra Black / Billy Harper (Strata-East 1973)

 など、ボクの好きなアルバムの中での演奏がありました.
 

 さらにベースの Larry Ridley ・・・・・・・・
 調べてみたら フレディ・ハバード が 10 代の頃から一緒に演奏をしていた仲間のようです.
 Blue Note など、そこそこのアルバムでの演奏がありました.


 今までほとんど気にしたことなかったので、改めてしっかり聴いてみよう.



Freddie Hubbard 002

 このアルバムのメンバーですが、正直そんなに華やかさがありません.
 でも逆に考えると、 フレディ・ハバード が選んだメンバーで、彼のやりたかった演奏をアルバムにしたという感じが強いですね.

 そしてこのアルバムの選曲、彼のオリジナルが 4 曲というのもしかりなのです.

 このアルバムも含め、こういったあまり有名でないミュージシャンたちが集まっても、出来上がる演奏はとてもステキな演奏がゴロゴロあったりするのも、ジャズの楽しみ方かな.




 フレディ・ハバード はこの年 Jazz Messengers のメンバーに抜擢され、その後の活躍はみなさんご存知の通り.
 この頃、すでに マイルス・デイヴィス が フレディ・ハバード の演奏を高く評価していたのもわかりますね.



  ・ ・ ・ ・ ・



 ちょっと書いては、映画観たり、他のアルバムの演奏聴いちゃったりしたものだから、すでに夕方になってしまいました.



 さて、これから軽く飲み会に参加してくるとしましょう.



  ・ ・ ・ ・ ・

For Heaven's Sake

 4 月に入って初めてのブログです.
 約 40 日の療養休暇を終え、ようやく昨日から職場に復帰しました.

 職場に復帰とは言うものの、 3 月の内示で昇任・昇格、勤務先の異動も発表されていたので、いきなり新しい職場での勤務.
 肉体的にというよりも、精神的にまだ落ち着きません.


 今日も大した仕事した訳ではないのに、家に帰ってくるとちょっと疲れたかなぁという感じ.



 そんな時は、心に グググッ とくるような演奏を聴いてみましょう.
 普段は結構心に ズシーン とくるのであまり聴きませんが、疲れた時はこんな演奏が逆にいいんです.







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  " Lady In Satin / Billie Holiday "




  1. I'm A Fool To Want You
         (J.Wolf-J.Herron-F.Sinatra) ・・・・ 3:24
  2. For Heaven's Sake
         (D.Meyer-S.Edwards-E.Bretton) ・・・・ 3:27
  3. You Don't Know What Love Is
         (G.DePaul-D.Raye) ・・・・ 3:51
  4. I Get Along Without You Very Well
         (H.Carmichael) ・・・・ 3:01
  5. For All We Know
         (J.F.Coots-S.M.Lewis) ・・・・ 2:55
  6. Violets For Your Furs
         (M.Dennis-T.Adair) ・・・・ 3:26
  7. You've Changed
         (B.Carey-C.T.Fischer) ・・・・ 3:19
  8. It's Easy To Remember
         (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・ 4:03
  9. But Beautiful
         (J.V.Heusen-J.Burke) ・・・・ 4:32
  10. Glad To Be Unhappy
         (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・ 4:10
  11. I'll Be Around
         (A.Wilder) ・・・・ 3:24
  12. The End Of A Love Affair
         (E.Redding) ・・・・ 4:50
  13. A Foggy Day
         (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・ 4:41
  14. I Didn't Know What Time It Was
         (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・ 6:01
  15. Just One Of Those Things
         (C.Porter) ・・・・ 5:32
  16. Day In, Day Out
         (R.Bloom-J.Mercer) ・・・・ 6:48
  17. Stars Fell On Alabama
         (F.Perkins-M.Parish) ・・・・ 4:30
  18. One For My Baby, One More For The Road
         (H.Arlen-J.Mercer) ・・・・ 5:39




  Billie Holiday (vo), Ray Ellis (arr.cond),
  George Ockner (vln), David Soyer (cello),
  Janet Putnam (harp), Danny Bank (fl), Phil Bodner (fl),
  Romeo Penque (fl), Mel Davis (tp), J.J.Johnson (tb),
  Urbie Green (tb), Tom Mitchell (tb), Mal Waldron (p),
  Barry Galbraith (g), Milt Hinton (b), Osie Johnson (ds),
  Elise Bretton (vo), Miriam Workman (vo)
  Recorded on February 19 - 21, 1958.




 実はこのアルバム、上の写真のオリジナルではなく、ボクお得意の Import モノ !!
 このアルバムは、ボーナル・トラックの有無で数種類のアルバムが出ています.
 オリジナル・アルバムは 12 曲目までです.




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 これがボクの持っているアルバムです.
 いつものようによく聞いたことのないレーベル (笑)

 上のレコーディング・データは Wiki から抜粋してきたので、場合によっては違っているかもしれません.


 というのは、先に 「ボクの持っているアルバム」 と書いたのですが、実はこのアルバム手元にはありません.
 数年前に違うボーナス・トラックの入ったアルバムを注文したら、届いたアルバムがこれでした.
 ジャケット見ただけで違うとわかったのですが、一応開封し、さらには iTunes にインポートし、その後おもむろにクレーム言って返品しました (笑)

 それからは、購入せずにこの iTunes の演奏を聴いています.

 お小遣いの少ない、一般庶民のオヤジのちょっとした悪知恵.


 久しぶりに聴いてみましたが、やっぱり ズシーン ときますね.
 ずっと昔、深夜の人気のないジャズ屋で流れていた演奏が浮かんできます.
 お客さんはカウンターに 2・3 人だけ、店内には話し声も無く、煙草の煙がかすかに漂っているだけ.
 そして流れる "I'm A Fool To Want You" ・・・・・・・・・・

 ズシーン ときますね、これは.




BillieHoliday003

 いつもの tamae さんのブログの最新記事 "楽器演奏と歌詞の関係" がとても面白かった.
 ここに登場する Jimmy Heath の話がとにかく面白いし、よくわかるんです.
 まぁよくわかると言っても、 tamae さんの訳があるからわかるんであって、もし日本語訳がなければ素通りしてしまったかも.

 この映像を見たら、ちょっとヴォーカル・アルバムの聴き方が変わりました

 ・・・・・・・・・・・ 変わったような気がしました (笑)



 そこにちょこっと登場したのが "For Heaven's Sake"
 本当は "Lover Man" なんだけれど、 Billie Holiday のこの曲がなかったので、ほんの少し登場した "For Heaven's Sake" をテーマにしてしまいました.


 この "Lady In Satin" は彼女の何枚もある代表的なアルバムの一枚.
 収録されている曲も、有名な曲が ゴロゴロ .
 晩年の代表アルバムで、かなりボロボロになった状態での演奏とあります.
 正直 Billie Holiday のアルバムって、ほんの数枚しか聴いたことがないので、このアルバムの歌がどの程度全盛期と比較して劣っているのかわかりません.

 でも、ジャズって歌がうまいとか下手だとかという捉え方とは別の感情を与えてくれるんですよね.
 だからボクはこのアルバム、大好きです.

 ただ内容的にかなり ズシーン ときちゃうので、いつも聴きたいとは思わないけれど.
 今日のようなちょっと疲れた時、とても癒されるアルバムなのです.








DSC_0402

 新しい職場は、こんな田園地帯にあります.

 家から車で 15 km ほど、時間にすれば 30 分くらい.
 ただ、今までの職場は家から 3 km 弱だったので、朝 30 分ほど早く家を出ています.
 途中数か所、いつも混んでいる場所があるのですが、不思議なことに昨日今日とまったくスムーズに通過です.
 朝の通勤ラッシュは、 5 分違うだけでもかなりの違いになるので、たまたまこの時間が空いているんでしょうね.



 予定より早く着くので、途中の セブン・イレブン でコーヒーを買ってます.
 職場に着いてから飲む セブン・イレブン のコーヒーって、最高にうまいんですが (笑)
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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