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Crazy! Baby

  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 カメラやレンズを買うつもりは全くありませんが ・・・・・・

 今日はちょっとカメラのお話しから.
 ちなみにボクはメカニズムとか性能とか全然詳しくないので.




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 最近 SONY のミラーレスカメラの人気がすごい.
 特にセンサー・サイズが 35mm 相当のフルサイズ機 α シリーズが人気で、写真雑誌などでも特集が組まれていたりします
 これまで キヤノン や ニコン のフルサイズ機を使っていた人の中でも、キッパリ乗り換えという方が結構いるようです.
 いろいろな記事読んでも、ほとんど否定的な意見がないですね.


 カメラ・オヤジたちにとって、こういう新しい機種への買い替えは大問題.
 特にそれまで使っていたメーカーから他のメーカーへの買い替えは、ボクのような庶民にとっては一大決心が必要 ・・・・・ っていうか、ほとんど無理 (笑)


 それなのに結構多くの方が キヤノン や ニコン から SONY に買い替えているようですので、それだけの理由があるんでしょう.




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 SONY のマウントについてはよくわかりませんが、まだまだフルサイズ用レンズはそんなに多くないようです.
 でも SIGMA や他のメーカーから発売されているマウント・アダプターを購入すれば キヤノン などのレンズが使えるようなのでそのあたりも乗り換える決心の後押しをしている部分ですかね.

 たしかに キヤノン の L レンズなどがそのまま使えるとなると、ボクもちょっとは考えるかも ・・・・・・・


 でも一番の経済的な理由でとても無理 (笑)
 やっぱり最終的には世の中のすべてのことがこれに行きつくといっても過言ではないでしょう.

 もし買い換えるだけのお金があったとしても、正直どうしても欲しいと思わない.




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 本体のコンパクトさや、 AF 測距点の多さ、高速連写、4000万 ↑ 画素など、スペックを見てもボクの 5D Mark lV より優れている部分がたくさんあるんですが ・・・・・・・

 なぜか 所有欲 を掻き立てないんです.


 今使っている 5D Mark lV は、 キヤノン のショールームなどで触ってみてどうしてもこれ欲しいってずっと思っていました.
 だから購入した時は相当な満足感と、やり遂げた感があったように思います.


 GINZA PLACE の ソニー・ストア で展示されていたカメラを少しだけ使ってみたこともありますが、どうしても手元に置いておきたいという感じがしないだなぁ.

 基本的にボクはあの角ばった感じがダメなのかもしれません.




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 それと、 キヤノン から乗り換えてしまうと EOS学園 も参加することができなくなってしまいます.
 これは現時点で実はこれが一番の問題なのです.


 レンズくらいは他のメーカーのものを付けて実習することは大目に見ていただけますが、さすがに本体はダメ.



 あとはメーカーとしての信頼と実績.
 キヤノン はデジタルカメラの世界シェア No.1 で、企業としても 1949 年の上場以来一度も赤字決算がないというのもスゴイ.
 まぁ一部ではユーザーを置いてきぼりとも囁かれていますが (笑)

 カメラは機械モノですから、やっぱりこういった信頼って大事だなぁ.
 「とりあえず キヤノン だったら大丈夫だろう ・・・・ 」 って、やっぱ思っちゃうもの.




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 時代は明らかにミラーレスの方向に動きつつあります.
 そして現在それをリードしているのは間違いなく SONY .

 キヤノン や ニコン も、今後はフルサイズ・ミラーレスを作ってくるでしょうから、そうなるとメーカーの信頼性あたりがとても重要になるのかなぁ.


 果たして 所有欲 を掻き立てるような機種が登場するのでしょうか ・・・・





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 こちらの 所有欲 は一昔前の男性方の気持ちをまんまアルバムジャケットに使っています.
 アルバム・タイトルがこの写真とどう結びついているのかはちょっとわかりませんが.






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  " Crazy! Baby / Jimmy Smith "





  1. When Johnny Comes Marching Home
        (Traditional) ・・・・・ 7:58
  2. Makin' Whoopee
        (W.Donaldson-G.Kahn) ・・・・・ 4:57
  3. A Night in Tunisia
        (Dizzy Gillespie) ・・・・・ 5:40
  4. Sonnymoon for Two
        (Sonny Rollins) ・・・・・ 7:15
  5. Mack the Knife
        (B.Brecht-K.Weill) ・・・・・ 4:58
  6. What's New ?
        (J.Burke-B.Haggart) ・・・・・ 3:50
  7. Alfredo
        (Jimmy Smith) ・・・・・ 4:30






  Jimmy Smith (org), Quentin Warren (g),
  Donald Bailey (ds)

  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, January 4, 1960.





 BLP-4030 、 CD 化の際ボーナス・トラックを 2 曲追加したものもありますが、ボクの CD はオリジナルと同じ 7 曲構成です.

 ジャケットがねぇ ・・・・・ 当時の成功のシンボルとも言える スポーツカー と ステキな女性 なのです.
 この手のジャケットは、この後も Blue Note の何枚かのアルバムで見ることができます.


 このコートの投げ方は ・・・・・・ 土屋勝義 風でしょうか (笑)




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 1 曲目は "When Johnny Comes Marching Home"
 この曲については "Blue Soul / Blue Mitchell" の中の カーティス・フラー のソロの部分で簡単に触れました.

 こういう曲が最初に入っているってちょっと変わったアルバム.

 まぁ演奏が始まってしまうと、いつもの ジミー・スミス らしいグルービーなオルガンです.
 特のこの 1 曲目の演奏って何気に良かったりします ・・・・ 少なくても 2 曲目の演奏よりも好きです.
 ジャズのスタンダードとは違うポピュラーな曲ですが、演奏はとてもジャズっぽい演奏です.


 3 曲目ではギターの クェンティン・オーレン の結構いいソロが聴けます.
 このギタリストは何枚か ジミー・スミス と演奏していますが、若手ミュージシャンという他ほとんど情報がありませんでした.






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 ジャケットには "Incredible" という表現がされていますが、いつもの ジミー・スミス らしい演奏を聴くことができます.

 オルガン独特のノイジーな音がダメな人には、ちょっと厳しいかな.
 その昔のシリアスなジャズ喫茶では ジミー・スミス のアルバムなんかリクエストしたら白い目で間違いなく見られたでしょうから.


 でもボクは Blue Note 集め始めてからオルガンもガッツリ聴かされてきましたから、何となく慣れました.
 ただ好き嫌いでいうと、もっと泥臭い感じの Babyface Willette のほうが好みかな.
 ジミー・スミス のほうが比べ物にならないくらい有名ですが、なんとなく違うんだなぁ.

 ジミー・スミス のノイズは独特な音なので、他のアルバムを聴いていてもすぐわかります.
 ダメな人にはこれが絶対ダメなんだろうな (笑)




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 特に 5 曲目の "Mack the Knife" のような音がボクはちょっと苦手.
 でも次の "What's New ?" なんかの演奏聴いていると全然ステキなんだけれどね.


 ホーンが入っていないこういったトリオ演奏もやっぱりいいね.




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 それにしても何という暑さでしょう.

 明日も真夏のような暑さが見込まれています.

 まだ四月というのにねぇ.


 なにかいつの間にかこんな異常な気象が当たり前になりつつあります ・・・・・・




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House Party

  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 無職の言い訳っぽいですが ・・・・・・・


 時間があるのがとてもいいなぁ (実感)
 例えば部屋の掃除にしても、一度にみんなやろうと思ってしまうから今まではなかなか重い腰が上がらなかった.
 でも時間さえあれば、気が向いた時に少しずつできます.
 車のタイヤ交換のついでに倉庫を片付けたり ・・・・・・・

 昨日は、ずっとやらなくちゃと思っていた CD の整理.



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 これだけの限られたスペースしかないので、 CD や Blu-ray が増えてくるといろいろ工夫していかないととても収納できなくなってしまいます.
 ほんの少しだけ配置を変え、スペースを作ってみましたが、やり始めたらいろいろなものを片付けたりしなくちゃならず、思いのほか時間がかかったりです.


 で、これだけ集中してやればいいものを途中で他の片付けなんか脱線しながらしてしまうのでさらに泥沼状態 (笑)


 ちなみに前列の CD 群は、 Blue Note だけを別にし、他のアルバムは A 〜 Z 順なのですが、奥の DVD はまったく順序だっていないため、観たいと思った時に探すのが一苦労.



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 腐女子 から頂いたスタバのミニ・マグも、一応キレイに並び直したり.

 腐女史 殿、ちゃんと元気に仕事していますか ?
 きちんと大事にしておりますよ ・・・・・・・・ でも 東南アジア に限局されてるなぁ.

 違う大陸のものもあると ・・・・・・・・・ 部屋の片づけしながら独り言を ボソッ 



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 そんな作業中、 iTunes から流れ出したのは久しぶりに聴いた "Au Privave" .
 久しく聴いていなかったアルバムです.

 ジミー・スミス の人気アルバムの一枚です.
 今日気がついたのですが スイングジャーナル誌選定ゴールドディス だったんですね.





4002 House Party






  " House Party / Jimmy Smith "





  1. Au Privave
          (Charlie Parker) ・・・・・ 15:07
  2. Lover Man
          (J.Davis-R.Ramirez-J.Sherman) ・・・・・ 6:58
  3. Just Friends
          (J.Klenner-S.M.Lewis) ・・・・・ 15:13
  4. Blues After All
          (Kenny Burrell) ・・・・・ 6:04
  5. Confirmation
          (Charlie Parker) ・・・・・ 10:32





  # 3 & 4 :
  Lee Morgan (tp), George Coleman (ts),
  Curtis Fuller (tb), Kenny Burrell (g: # 4 only), 
  Jimmy Smith (org), Donald Bailey (ds),
  Recorded at Manhattan Towers in NYC, August 25, 1957.

  # 2 :
  Lou Donaldson (as), Eddie McFadden (g),
  Jimmy Smith (org), Donald Bailey (ds),
  Recorded at Manhattan Towers in NYC, February 25, 1958.

  # 1 & 5 :
  Lee Morgan (tp), Lou Donaldson (as),
  Tina Brooks (ts), Kenny Burrell (g),
  Art Blakey (ds)
  Recorded at Manhattan Towers in NYC, February 25, 1958.






 オリジナルアルバムは 4 曲目までで、 5 曲目は CD 化のボーナス・トラック.
 二つのセッションから選曲されています.

 ジャケット裏の表記では "Au Private" になっていますが、これは間違い.




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 Blue Note と言えば Jimmy Smith と言ってもおかしくないほど、初期から Verve に移籍するまでの間多くのアルバムを作っています.
 ただし、日本のジャズ喫茶ではどうも敬遠されがちでした.
 それはやっぱり演奏していた楽器がオルガン (Hammond B-3) ということでしょうか.
 これだけでシリアスという部分から除外されてしまっていたような、ものすごく差別的な部分が一昔前のジャズ喫茶にはありましたから.


 このアルバムでの演奏はスタジオ・ジャム・セッションといった趣です.
 ジミー・スミス のアルバムではこういう感じのセッションが多いので、このあたりも好き嫌いの分かれるところでしょうか.



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 このアルバムの兄弟アルバムともいえるのが "The Sermon !" (BLP-4011)
 "The Sermon !" のほうも、このアルバムとまったく同じ二日間の演奏を収めたものでした.

 だったら、演奏日ごとに 2 枚のアルバムにすればいいと素人的には考えます.
 収録時間や収録曲、さらにはミュージシャンたちへのギャラの問題とかもあったのでしょうか ・・・・・・

 ところが調べると、この二日の録音はこれだけではなくさらに何曲か録音されていました.



 1957 年 8 月 25 日に録音された曲は
  "J.O.S." (BLP-4011 "The Sermon !" に収録)
  "Lover Man"
  "Just Friends"
  "'S Wonderful" (BNJ-50101 に収録)
  "Little Girl Blue" (LT-1092 "On The Sunny Side" と TOCJ-6186 "Standards"に収録)
  "What Is This Thing Called Love" (LT-992 "Confirmation" に収録)
  "Cherokee" (LT-992 "Confirmation" に収録)


 1958 年 2 月 25 日に録音された曲は
  "Flamingo" (BLP-4011 "The Sermon !" に収録)
  "The Sermon" (BLP-4011 "The Sermon !" に収録)
  "Au Privave"
  "Blues After All"
  "Confirmation" (LT-992 "Confirmation" に収録)



LT-992

Jimmy Smith Standards

 と、ざっと調べただけでも 12 曲になります.
 これはアルバム未収録曲の発掘ブームによって陽の目が当たった曲が多いためです.

 さらに厄介なのはそれらがまた切り売りされて他のアルバムのボーナス・トラックとして加えられてしまうことでしょうか.
 LT-992 "Confirmation" はアルバムとしてもありますが、本アルバムのボーナス・トラック "Confirmation" はそのアルバムと同じ演奏です.
 だからちょっと注意していないと同じ演奏があるにもかかわらず、違うタイトルのアルバムを買ってしまうことになりそうです.


 前の Sonny Clark のようにね (笑)



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 ボクが持っている Blue Note の ジミー・スミス のアルバムはちょうど 20 タイトル.
 ティナ・ブルックス が入っている演奏はたまに聴くものの、積極的に聴こうという感じではありません.

 全体的にこんな感じで長い演奏が多いからでしょうか.

 久しぶりに聴いてみると彼の演奏はもちろん、まわりのメンバーもジャムセッション独特とでもいう、リラックスした感じですごくいいのですが ・・・・・・・・

 まぁこの時代にこれだけのメンバーが集まれば、演奏がいいのは当たり前か (笑)



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 CD の整理ついでに、ついつい DVD の並び替えも始めてしまいました.

 ところがどうしても 100 本程度棚に収まらないことが判明.

 さてどうしようか ・・・・・・・・・



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 片付けていたはずなのに、まるでホームパーティの後のような部屋になってしまいました.


 日曜日の今日は雨降り、昨日からの片づけをそろそろ開始なのです.



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The Sermon !

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 こりゃもう、ほんとにヤバイ.

 暑すぎます.



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 昨日は、朝一番に スタバ で一休みして家に帰ってきたんだけれど、昼頃からグングン気温上昇.
 なんと、昼頃にはリビングで 30℃ 超え !!!
 窓開けて風は入ってくるものの、暑い風ばかり.
 ボクの部屋に至っては PC やオーディオ・アンプからの放熱で、 33℃ くらいにはなっていたはず.

 全国的にも多くの地域で最高気温の更新をしたようです.
 扇風機だけのボクの部屋では、マジで熱中症になってしまいそうだな.



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 ちなみに、ネットに出ていた今日 ( 7 日) の予想だそうです.

 真っ赤っか ・・・・・・・・・ これ見ただけで汗が出てきそう.



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 久しぶりに Blue Note のアルバム聴いてみましょう.
 こう暑いとなにか Blue Note 聴こうという気になれなかったんだけれどね.

 こういうオルガンの音聴いていると、なにか南部のうだるような暑さを連想してしまいます.

 今夜も ・・・・・・・ In the Heat of the Night かな





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  " The Sermon ! / Jimmy Smith "





  1. The Sermon
        (Jimmy Smith) ・・・・・ 20:12

  2. J.O.S.
        (Jimmy Smith) ・・・・・ 11:56

  3. Flamingo
        (E.Anderson-T.Grouya) ・・・・・ 8:02





  # 1 & 3 :
   Lee Morgan (tp), Lou Donaldson (as: # 1 only),
   Tina Brooks (ts: # 1 only), Jimmy Smith (org),
   Kenny Burrell (g), Art Blakey (ds)
   Recorded at Manhattan Towers, NYC, February 25, 1958.

  # 2 :
   Lee Morgan (tp), George Coleman (as),
   Jimmy Smith (org), Eddie McFadden (g),
   Donald Bailey (ds)
   Recorded at Manhattan Towers, NYC, August 25, 1957.






 ずっと前に簡単に取り上げましたので、今回はデータも記載して.



 
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 大好きな ティナ・ブルックス が入っています.
 3 曲目の演奏を聴いてみたかったんですが残念ながら 1 曲目の "The Sermon" だけの演奏.

 1 曲目アルバム・タイトル曲 "The Sermon" は 20 分超えのとても長い演奏で、ジャム・セッションのような感じでもあります.
 それぞれ個性的なソロをとっています.

 ソロは Smith - Burrell - Brooks - Morgan - Donaldson の順.
 一人一人のソロが長いせいか、どうも個人的にはあまりいいとは言えません ・・・・・・ まぁ悪くはありませんが.

 ティナ についてもいきなりの出だしで音がはっきり出ない感じで、途中グッとくるんですがそのまま尻つぼみという感じで終わっちゃうんだな (笑)

 それに比べ 2 曲目の ジョージ・コールマン のアルトがとても元気があっていい感じ.
 そこに釣られるように リー・モーガン や ケニーバレル もホットな演奏をします.
 まぁ曲自体がアップ・テンポということもあると思いますが.



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 ティナ・ブルックス が入っている 1958 年 2 月 25 日の演奏は他にもあり、 "House Party (BLP-4002)" に "Au Privave" 1 曲が入っています.
 さらにオリジナルに収められなかった "Confirmation" の演奏があり、後年 "Confirmation / Jimmy Smith (LT-992)" として日の目を見ました.

 その後この演奏は、 "House Party" の CD 化に伴いボーナス・トラックとして加えられました.
 ボクは "House Party" に加えられた演奏のほうを持っています.


 演奏の途中に飛び込んでくるノーズのような音がいかにもオルガンという感じ.
 ホーンレスの演奏も結構ありますが、ボクはホーンの入っている演奏のほうが好き.


 そして、やっぱりこのアルバム、ボクは断然 B 面.

 それも 2 曲目の "J.O.S." だな ・・・・・・・ この演奏はこんな暑い夏にピッタリ (笑)
 


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 最後にまたまた映画のお話です.

 さてここにきて DC コミックス の逆襲が半端ありません.



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 少し前までは アヴェンジャーズ・シリーズ の マーベル・コミック が映画界で台頭していました
 それらの世界観を一緒にしてあるのが マーベル・シネマティック・ユニバース (Marvel Cinematic Universe) で、通称 MCU と呼ばれています.
 この世界観の上で、多くのヒーローたちが交差していました.

 それに対して DC コミックス は DC エクステンデッド・ユニバース (DC Extended Universe) 、通称 DCEU .


 ビジュアル系のボクとしましては、 スカーレット・ヨハンソン は絶対に近いものがありますが、どうしてどうして DCEU も捨てがたいのです.

 特に来年公開予定のこのお姉さんには ・・・・・・・



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 DCEU シリーズの第 4 作品目の "Wonder Woman" .

 主演はイスラエル出身の女優 ガル・ガドット (Gal Gadot) .
 この人、ボクは前から好きでした.
 彼女が有名になったのは "ワイルド・スピード MAX" での ジゼル 役.

 DCEU シリーズは、第一作目が "マン・オブ・スティール" 第二作目が "バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生" .
 この二作目に ワンダー・ウーマン が登場していたようです.


 ただボクは バットマン と スーパーマン という組み合わせがあまりにも突飛すぎたので劇場で観ようとは思わなかった.
 ワンダー・ウーマン ・・・・・・・ ガル・ガドット にはとても興味あったんだけれどね.


 "マン・オブ・スティール" は結局劇場での鑑賞をやめて WOWOW で観ましたが、なにか妙に暗い映画で.
 まさかこんな感じでつながっていくとは夢にも思いませんでした.
 もう一度しっかり観直す必要ありそうだ.



 そしてもうじき公開される DCEU 第三作目が "スーサイド・スクワッド (Suicide Squad)" .



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 これ面白そうです ・・・・・・・・
 とにかく ハーレイ・クイン のインパクト大.
 でも上の写真のように、どうもそれ以外はインパクトにかけちゃう感じ.
 ウィル・スミス も出演していますが、最近これは ! って映画に出てないからなぁ ・・・・・・

 ただ映画としては、これ観てみたいかも.
 どうも地元の TOHO シネマズ にもやってくるようですし.


 ちなみにこちらの DCEU シリーズの Blu-ray はすでに廉価版も出ているので、そういう意味では マーベル (ウォルト・ディズニー・ジャパン) よりはずっといいかな.

 あとは日本語吹き替えどうなっているかが楽しみだ.
 いかんせん ウォルト・ディズニー・ジャパン の吹き替えは本当に観るに堪えられないくらいひどいからなぁ.


 折角 MCU がみんな揃ってヤレヤレだったのに ・・・・・・・・・・・・・・・

 今度は DCEU 集めるような予感がプンプンなのです.


 数年後には マーベル vs DC 何てことも起きるのかなぁ ・・・・・・
 どんどん引っ張っていけそうな感じです.



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The Dynamic Duo

 土・日、お仕事だったので今日はその代休をいただき朝からのんびりしています.
 のんびりといっても、ちょっとやらなくちゃいけないことがあり外に出ていたらいつの間にか夕方になってしまいました.
 今日も陽は出ているんですが、結構寒い日でした.




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   (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/5000sec f/4 ISO-100 EV-0.7)

 今年は結構雪が降ります.
 さすがに昨年 2 月の大雪ほどは降りませんが、少しずつ降っているので周りの景色がずっと白中心の景色.






 そんな寒い日に似合う曲が入っているアルバムです.
 ジミー・スミス は以前 (と言ってもジャズを聴き始めた頃のこと) ほとんど聴かなかったのですが、数年前からしっかり Blue Note を聴いて、集めるようになったら、必然的に耳にする機会が増えました.
 このアルバムは Verve に移籍した後のアルバムですが、リラックスした雰囲気がいいです.








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  " The Dynamic Duo / Jimmy Smitn & Wes Montgomery "





  1. Down by the Riverside
            (Traditional) ・・・・・ 10:02
  2. Night Train
           (Forrest-Washington-Simpkins) ・・・・・ 6:48
  3. James and Wes
           (J.Smith) ・・・・・ 8:13
  4. 13 (Death March)
           (G.McFarland) ・・・・・ 5:21
  5. Baby, It's Cold Outside
           (F.Loesser) ・・・・・ 5:57




  

  Jimmy Smith (org), Wes Montgomery (g),
  Oliver Nelson (arr.cond)

  # 4 : Recorded at New Jersey, September 21, 1966.
   Clark Terry (tp.flh), Jimmy Maxwell (tp), Joe Newman (tp), 
   Ernie Royal (tp), Jimmy Cleveland (tb), Dick Hixson (b-tb),
   Quentin Jackson (tb), Melba Liston (tb), Bob Ashton (reeds),
   Danny Bank (reeds), Jerry Dodgion (reeds), 
   Jerome Richardson (reeds), Phil Woods (reeds),
   Richard Davis (b), Grady Tate (ds), Ray Barretto (conga)


  # 1 & 2 : Recorded at New Jersey, September 23, 1966.
   Clark Terry (tp.flh), Jimmy Maxwell (tp), Joe Newman (tp), 
   Ernie Royal (tp), Jimmy Cleveland (tb), Tony Studd (b-tb),
   Quentin Jackson (tb), Melba Liston (tb), Bob Ashton (reeds),
   Danny Bank (reeds), Jerry Dodgion (reeds), 
   Jerome Richardson (reeds), Phil Woods (reeds),
   Richard Davis (b), Grady Tate (ds)


  # 3 & 5 : Recorded at New Jersey, September 28, 1966.
   Clark Terry (tp.flh), Jimmy Maxwell (tp), Joe Newman (tp), 
   Ernie Royal (tp), Jimmy Cleveland (tb), Tony Studd (b-tb),
   Quentin Jackson (tb), Melba Liston (tb), Bob Ashton (reeds),
   Danny Bank (reeds), Jerry Dodgion (reeds), 
   Jerome Richardson (reeds), Phil Woods (reeds),
   Richard Davis (b), Grady Tate (ds), Ray Barretto (conga)








 このジャケットがいいですね.
 とってもホンワカしていて、見ていても笑顔になってしまいます.


 そう言えば ジミー・スミス って、かなりの大食漢という話を 小川さん から聴いたことがあります.


 そんな 小川隆夫 さんが書いた本に "愛しのジャズメン" があり、その 2 冊目のカバー・イラストがこのジャケットをベースにしたものでした.
 書籍のイラストのほうは、大食漢の ジミースミス を現わすかのようなちょっと笑えるデザインになっていました.

 ちなみにこの本は ・・・・・・・・ 読んでいません (笑)





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 5 曲目の "Baby, It's Cold Outside" ・・・・・ 邦題の "外は寒いよ" は、今の季節にピッタリのタイトル.
 でも演奏は、ジャケット同様に結構ホンワカした感じです.


 オルガンを使ってここまでファンキーなジャズ演奏をしてしまう ジミー・スミス の功績って、やっぱり大きいね.
 この演奏にしても全体はホンワカしているんだけれど、オルガンのキレが良くってとても小気味いい.

 もう少し音を引っ張ると、 ベビーフェイス・ウォレット みたいなブルース・ブルースしちゃうんだよね.
 まぁそれはそれで、とっても好きなんだけれど.



 このアルバム、ジャケットはかなりインパクトがあるのでずっと前から知っていましたが、しっかり聴いたのは昨年 CD を購入してから.
 だからいきなりのビッグ・バンドでびっくりでした (笑)




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 この二人は、このアルバム録音が初めての顔合わせ.
 その後も一緒に録音することはなかったので、最初で最後の共演になります.

 2 曲目の "Night Train" のギターなんてさぁ ・・・・・・・・・
 こういう R & B チックな演奏は大好きなのです.

 アップテンポで軽快に進んでいく 1 曲目の "Down by the Riverside"
 独特な音色の Wes のギターはやっぱりいいですね.

 やっぱりもう少し聴かないといけませんね、今年は彼のアルバムを少し買おうかな.




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 その昔、日本にあった多くのジャズ喫茶でどうしてあんなにも オルガン が毛嫌いされていたのかよくわかりません.
 確かに音を繋げていく感じは、ちょっとグジュグジュしたような感じに聴こえないとも言えません.

 ボクが育ったジャズ屋でも"The Cat" がかかる程度でした.
 それも一見さんと思われるような人のリクエストで (笑)

 ボクのようにまったく知らないでジャズを聴き始めた者にとっては、ジャズ屋のルールは絶対.
 そういうものだと思い込んでましたから (笑)


 今は、とりあえず気持ちよく聴ければ何でもあり !!

 ・・・・・・・・・・・・・ なのです.

 このアルバムもとても気持ちよき聴くことができるアルバムです. 






 さて、最近家の中にある不要なものをリサイクル.
 特に山登りのグッズの処分.

 というのも、昨年腰の怪我をして以来テント泊の装備で山に登るのはかなり厳しくなってしまいました.
 だからそういった山用品を職場の部下たちに安く譲ることにしました.


 ボクは不要なものが処分できそれなりの金額もいただけますし、部下にとってはそれなりのものをまぁ安く購入できるのでお互いさまといったところでしょうか.

 服などには全く興味がないのですが、こういったグッズなどは一応メーカーのしっかりしていたものに拘る傾向ですので、幸いなことに欲しいと言ってくれる者が何人もいます.




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 とりあえず、MSR のテント、 モンベル の # 1 シュラフ、オスプレー の 60 L バックパック はもう不要.


 この辺りはきっぱりと諦めます.
 泊まりで山に行く時はこれからは山小屋ですね.


 さらに使っていない JBL のミニコンポも欲しいと言ってくれる方がいたので譲っちゃう.
 これは段ボールも結構大きいので、これを引き取ってもらえるのはうれしいところ.


 で、これらを売却したお金をどうするかというと ・・・・・・・


 ・・・・・・・・ 乞うご期待なのです.









 そうだ、たまには 小川さん の書籍も PR しておきましょう.




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  "愛しのジャズメン" です.


 この本って、確か絶版になって オーディオブック という CD しかないと思っていたのですが.


 今日 Amazon 覗いてみたら " 1 & 2 " 両方見つけました.
 両方ともに残り一部だったので、とりあえず購入しましたが ・・・・・・・・・・

 「バーゲンブック」 ということで、なんと 54 % 引きになってました (笑)


 ボクはうれしいけれど、小川さんが知ったらどうでしょうか (笑)

The Cat

 今日もポカポカ陽気.
 そんな日差しの中、庭の雑草取りをしたのですが、風が強くて ・・・・・・・
 体感的には、そんなにポカポカという感じではありませんでした.


 芝生の草取りをしていると、近所の野良猫が平然と庭を横切って行きます.
 毛並みは良くありませんが、逞しそうな猫でした.
 ふてぶてしいと言った方が正解かな (笑)


 そんな猫を見て思いだしたアルバムがこれ.
 タイトルもズバリでした.



 

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  "The Cat / Jimmy Smith"





  1. Theme from "Joy House"
         (L.Schifrin) ・・・・・ 4:38
  2. The Cat  (from "Joy House")
         (L.Schifrin-R.Ward) ・・・・・ 3:22
  3. Basin Street Blues
         (S.Williams) ・・・・・ 4:00
  4. Main Title from "The Carpetbaggers"
         (E.Bernstein-R.Colcord) ・・・・・ 3:56
  5. Chicago Serenade
         (E.Harris) ・・・・・ 3:55
  6. St. Louis Blues
         (W.C.Handy) ・・・・・ 3:17
  7. Delon's Blues
         (J.Smith) ・・・・・ 4:47
  8. Blues in the Night
         (H.Arlen-J.Mercer) ・・・・・ 4:44





  Jimmy Smith (org), Lalo Schifrin (arr.cond),
  Bernie Glow (tp), Thad Jones (tp), Jimmy Maxwell (tp),
  Marky Markowitz (tp), Ernie Royal (tp), Snooky Young (tp),
  Ray Alonge (fhn), Earl Chapin (fhn), Bill Correa (fhn),
  Jimmy Buffington (fhn), Tony Studd (b-tb), Urbie Green (tb),
  Jimmy Cleveland (tb), Don Butterfield (tuba), Kenny Burrell (g),
  George Duvivier (b), Grady Tate (ds), Phil Kraus (perc)
  Recorded at Englewood, NJ, April 27 - 29, 1964.








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 ラロ・シフリン がアレンジしています.
 一曲目がかかった瞬間に、 ラロ・シフリン そのものなんです ・・・・・ まるで "ブリット" の世界.
 なにかもう、映画の世界に入っていってしまいそうなサウンド.


 このアルバムには映画に使われた曲が何曲か入っています.
 特に最初の二曲、このアルバムを代表する演奏です.




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 1964 年に公開された、 アラン・ドロン と ジェーン・フォンダ 出演の "危険がいっぱい" ・・・・・・ 原題は "Joy House" .
 監督は "禁じられた遊び" や "太陽がいっぱい" で有名な ルネ・クレマン.
 監督も出演者も有名な面々なのですが、どうも評価は今一つだったのでしょうか.
 ボクもこの映画は見たことがなく、何となく日本語タイトルだけどこかで聞いたような記憶があっただけです.
 だから、このアルバムをアナログ盤で購入した頃は、原題の "Joy House" なんてまったくわかりませんでした.


 この手の情報を全く持たないまま、この映画を観たらきっとビックリしちゃったでしょうね.


 とにかく 1 曲目です ・・・・・・ 特にホーン・アンサンブル.
 ブルージーで都会的、そして迫力あるサウンドがさく裂しちゃいます.

 こういうアンサンブルは、以前から大好き.
 このアルバムは一曲ごとの演奏時間が比較的短く、その辺がもう少し聴いてみたいと思うのです.

 久しぶりに聴いてみたら、今までと違ったよさも聴こえてきたりしました.
 で、ついでにライナーノーツも目を通してみたら、映画のことなどもしっかり書かれていました.

 やっぱりこういうものもきちんと読まないといかんですね (笑)




jimmy-smith0065

  ジミー・スミス は 1925 年 12 月 8 日 ペンシルベニア 州生まれのオルガン奏者、 2005 年 2 月 8 日死亡しているのを発見されるが、死亡原因は自然死とされています.

 最初はジャズ・ピアニストだったようですが、後にハモンドオルガン奏者として活躍.
 1957 年に ブルーノート・レーベル でアルバムをリリース.
 たしか ブルーノート のアルバムの中で、一番多くリーダー・アルバムを残していたと思います.
 その後 1963 年、ジャズの名門レーベル Verve と契約.
 Verve でも多くのアルバムを残しています.


 ハモンド B-3 というオルガンを使い、独特なファンキーで斬新なソウル・ジャズというスタイルを確立した.


 ただ、日本ではこのオルガンというのがネックで、ジャズ喫茶などでも人気がなかったようです.
 ボクの通っていたジャズ屋でも、ほとんどかかった記憶がありません.






 お話変わって、映画と言えば久しぶりに Blu-ray が数本やってきました.
 "ヒューゴの不思議な発明" 、 "スノーホワイト" 、 "ヤング・アダルト" の三本.


 "ヒューゴの不思議な発明" は以前にも書いたように、廉価価格になったら買おうと決めており、ようやく 1,500 円 ( 2 本で 3,000 円キャンペーン) で購入できたため Click !! でした.
 この Blu-ray に抱き合わせて購入したのが、 "ヤング・アダルト" ・・・・・・・ シャーリーズ・セロン 大好きなので.

 この 2 本の発売元が パラマウント なのですが、ケースの厚みが廉価価格のせいか通常版よりもちょっと薄くなっています.
 実はボク、この薄さがとても気に入っています.
 たかがディスク 1 枚入れるのに、現行のケースは厚みがありすぎです.




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 "スノーホワイト" も同様で、今年 6 月に約 1,600 円という廉価価格版が発売予定.
 そのためか、現行の Blu-ray & DVD & デジタルコピー 版の価格が 1,800 円程度になったので、思い切って購入しました. 

 こちらの発売元は ユニバーサル で、ここのデジタルコピーは iTunes に落とせるので iPad で観ることができます ・・・・・・・ これはかなり評価高いぞ.
 ですが、そのコピーできる映像が日本語吹き替え版なのです.



 以前から問題になっている、タレントによる吹き替え !!!
 ほんの少しだけ観てみましたが ・・・・・・・・・・・



 ・・・・・・・・ せめて字幕版にして欲しかった .........orz

Pork Chop

 どうも週末となると、お天気が崩れてしまいますね.
 先週の東京も雨降りでしたが、今日もまた雨降りです.
 午後には、ほんの少しみぞれ交じりの雨に変わっていました.


 3 月も今日で終わりです、早いですね.
 当然ですが明日からは 4 月 ・・・・・・ 職場でも新人や異動により新しい顔ぶれになります
 すでにボクの気持ちのギアは入れ替わっています.




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 先日チームの打ち上げに出た 鯛の蒸し物 ・・・・ ちょっと湯気で曇ってしまいました.
 鯛 の周りには、昆布や卵が敷き詰められており、これらも特製のポン酢で食すのですが、あっさりしていて思ったいたよりもおいしかったのです.


 この写真のお店は、職場のそばにある居酒屋さん.
 このあたりでは唯一と言っていいくらい、きちんとした美味しいお魚をだしてくれるお店です.
 若干金額は高めではありますが、まぁそれなりに納得のいく料理が食せるので ・・・・・ .
 最近ブログを始め、変な文章でブログをしたためる職場の後輩女子 (超体育会系) も、大絶賛のお店です.
 変な女子なので、美味しい料理に感動しては、なぜか 「USA 、 USA ・・・・」 と叫ぶのであります (笑) .



 ボクは最近、こういった飲み会は断然魚のおいしいお店が好きになっています.
 肉よりもお魚さん ・・・・・・・ 年をとったからでしょうかね.
 肉も決して嫌いという訳ではありませんが、 牛肉 に至ってはホントにおいしいステーキなどは別として、それ以外ほとんど敬遠気味 ・・・・・・ もっぱら ポーク か チキン なのです.
 安上がりと言えば、安上がりですね.







 そんな ポーク に因んだ曲と言えば、 "Goodbye pork pie hat" が有名ですが、この "pork pie hat" は フェルト製のソフト帽 を指しているようですので、ちょっとお肉とはかけ離れています.

 じゃあ、違う曲でも聴いてみましょう ・・・・・ ズバリ、 "Pork Chop" です.





4141






 " Rockin' The Boat / Jimmy Smith " (BLP-4141)





 1. When My Dream Boat Comes Home
                (C.Friend-D.Franklin) ・・・ 7:26
 2. Pork Chop
                (L.Donaldson) ・・・ 7:38
 3. Matilda, Matilda
                (H.Thomas) ・・・ 2:58
 4. Can Heat
                (J.Smith) ・・・ 5:22
 5. Please Send Me Someone To Love
                (P.Mayfield) ・・・ 6:11
 6. Just A Closer Walk With Thee
                (R.Foleu) ・・・ 3:46
 7. Trust In Me
                (Wever-Ager-Schwartz) ・・・ 4:56





 Lou Donaldson (as), Jimmy Smith (org), Quentin Warren (g),
 Donald Bailey (ds), "Big" John Patton (tamb -1.2.5)
 Recorded at Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, February 7, 1963.







 昨日紹介した Lou Donaldson が加わっています.
 昨日のアルバムのように、ゆったりとした演奏がここでも聴くことができます.
 超リラックス・ムードですので、シリアスなジャズ・ファンからはやっぱり敬遠されちゃうんだろうな.


 "Pork Chop" ですが、コテコテの 8 小節からなるブルース.
 こういう感じいいです、いかにもブルースなのです.
 ボクは、オルガンの魅力ってこういうブルースにこそ現れると信じているのであります.
 
 だから次の "Matilda, Matilda" は、ちょっとオルガンが辛いような感じを受けます.
 この "Matilda, Matilda" ですが、 ハリー・ヴェラフォンテ の "Matilda" というカリプソ・ソングをカバーしたもののようです.




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 Jimmy Smith は、 1925 年 12 月 8 日 ペンシルベニア州 ノリスタウン 生まれ、 2005 年 2 月 8 日死去.
 ジャズ・オルガンの第一人者で、あの Miles Davis に 「世界 8 番目の不思議」 と言わしめるほど.
 ジャズ・ピアニストから後にハモンドオルガン奏者としてソウル・ジャズというスタイルを確立し活躍し、彼が使っていた Hammond B-3 という電子オルガンは一躍有名になってしまいました.
 Blue Note と Verve レーベルに、多くのアルバムを残しています.


 このアルバム・ジャケットはカラー写真なのですが、 Blue Note の写真は基本的にカラー一色程度のモノトーンのイメージが強く、そこが魅力でもありました.
 ところが 1500 番台後半から、ポチポチとカラー写真を使ったものが現れ (1562 The Stylings Of Silver / Horace Silver 、 1563 Plays Pretty Just For You / Jimmy Smith 、 1589 Further Explorations / Horace Silver ) 、 4000 番台に入るとその数もどんどん増えていきます.
 どうも、 Jimmy Smith のアルバムにカラー写真が多く使われているようにも思えます.

 そして、カラー写真になるにつれて、だんだんゆったりした演奏でアルバムごとの特徴が薄れていってしまうような感じも、ほんの少しばかり感じています.
 でも、これはあくまでボクの感想で、きっと聴きこんでいないからかもしれません.
 まぁ、こういう演奏は聴く方もリラックスしながらがよいのではないかと ・・・・・・・ 酒を飲み、軽く話でもしながら聴くのもありですね.




 そういえば以前、 小川さん の "ON ゼミ" で Jimmy Smith の大食漢の話を聞いたことがあります.
 彼もまた、 ポーク が好きなのでしょうか ・・・・・・ あの時は、確か来日時のエピソードだったっけ.


 でも、どうみても ビーフ だろうね (笑) .

Softly As A Summer Breeze

 日差しは暖かですが、吹く風は日一日と涼しくなっています ・・・・ なにか、最近のブログはいつもこんな言葉で始まっているような気もします (笑) .


 今日は同じ職場の女性 (年齢はボクよりもほんの少し若いくらい) が山デビューする日 ・・・・ 一緒にご主人も山デビューのようです.
 PTA の友人たちと一緒に、近所の比較的登りやすい山を登るようです ・・・・・ 下の写真の風景が見える山です.




DSC_0131

 ボクもルーキーに毛の生えたくらいの経験しかありませんが、休み時間などちょっと偉そうにいろいろアドバイスなど.
 とりあえず天気が良かったのが何よりではないでしょうか.
 一度山の魅力に取りつかれると、一気にのめり込んで行ってしまうのが 山 ですから、どうなりますことやら ・・・・・ 明日どんな感想が聞けるか楽しみです.




 そういえば先日登った 三ノ沢岳 の風は、 "Softly As A Summer Breeze" という感じ.





4200






  "Softly As A Summer Breeze / Jimmy Smith"





  1. These Foolish Things
  2. Hackensack
  3. It Could Happen To You
  4. Sometimes I'm Happy
  5. Someone To Watch Over Me
  6. Home Cookin' (aka One For Philly Joe)
  7. Willow Weep For Me
  8. Ain't No Use
  9. Angel Eyes
  10. Ain't That Love




  #1-4 Recorded February 26, 1958.
  Kenny Burrell (g), Jimmy Smith (org), Philly Joe Jones (ds)

  #5-6 Recorded February 26, 1958.
  Eddie McFadden (g), Jimmy Smith (org), Donald Bailey (ds)

  #7-10 Bonus Tracks Recorded October 14, 1958.
  Ray Crawford (g), Jimmy Smith (org), Donald Bailey (ds),
  Bill Henderson (vo)






 真夏に届いた、まとめ買いの中の一枚.
 Blue Note 4100 番台の最期を締めくくるアルバムです.
 それにしても、 Blue Note での Jimmy Smith のアルバムは多いですね.


 BLP-4200 といっても、録音されたのは 1958 年 ・・・・・・ 未発表曲を 1966 年に発売したため、 BLP-4200 (BST-84200) という番号になってしまったようです.
 オリジナルは 6 曲目まで ・・・・・・ 残りの 4 曲は、いつもの CD 用ボーナス・トラック.
 ただこの 4 曲がどうしてこのアルバムに入ったのかはわかりません.
 聴くとわかるように、この 4 曲はヴォーカルが入っており、録音日も録音場所も違います.
 ただ、 "ブルーノート・ブック" のデータでも同一セッションとして、この 4 曲が書かれていますが、このあたりの同じセッションという解釈がボクにはわかりかねます ・・・・・・・ 機会があれば "いつもの小川さん" にでも聞いてみようと思います.




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 このアルバム、いつものソウルフルな演奏とは違い、かなりしっとり目の演奏です ・・・・・ ソロは結構ソウルフルな演奏でもあるのですが、全体のテンポがゆっくりしています.
 曲目もスタンダード中心.
 正直、ボクは 2 曲目の "Hackensack" ような演奏が Jimmy Smith っぽくていいと思うのですが、この辺りは好き嫌いがあるでしょうね. 
 ボーナス・トラックでもある 10 曲目 "Ain't That Love" は Ray Charles の曲で、こういった曲も結構演奏しています.


 Jimmy Smith 、 Kenny Burrell 、 Donald Bailey によるアルバムは何枚かありますが、ここでは Philly Joe Jones が加わっています.
 オルガンでベース・ラインを出せるので、オルガン奏者の入っている演奏の多くはベース・レスのことが多いです.
 ヴォーカルについては ・・・・・・ どうなんでしょ ? うまいんでしょうか ・・・・ ボクはよくわかりませんが、まぁ悪くないかなという感じですねぇ.
 大好きな "These Foolish Things" や "Angel Eyes" が入っているので、それだけでも満足できてしまうかな.



 さて、山行の記録を残そうと悪戦苦闘してます ・・・・・・ とあるホームページで登録できるので、まぁそれほど大層なことにはなっていませんが.
 慣れてきて、うまく登録できたら、これからブログの中でもリンクさせていこうかな.


 次回は 北八ヶ岳 です ・・・・・・・ あくまで予定ですが. 

Click! Click! ・・・ とりあえず、Click!!

 今日も朝のうち雨降りで、その後は曇り空 ・・・・
 どうも、いいお天気が長続きしませんね.

 まぁ仕事だから、雨もそんなには気になりませんが、できれば春らしいポカポカ陽気がいいです.






1525





  "Jimmy Smith At The Organ, Vol.3 - The Incredible"




  1. Judo Mambo
  2. Willow Weep For Me  
  3. Lover Come Back To Me
  4. Well, You Needn't
  5. Fiddlin' The Minors
  6. Autumn Leaves
  7. I Cover The Waterfront
  8. Jamey
  9. My Funny Valentine
  10. I Can't Give You Anything But Love
  11. Slightly Monkish




  Jimmy Smith (org), Thornel Schwartz (g), Donald Bailey (ds)
  # 6, 8, 9: 
   Recorded at RVG Studio, Hackensack, NJ, June 17, 1956.
  # 1-5, 7, 10, 11: 
   Recorded at RVG Studio, Hackensack, NJ, June 18, 1956.





 先日、暇にまかせてついつい HMV でクリックしてしまった一枚です.
 HMV のホームページを覗いていると、ついつい、こうやって購入してしまいます.




1525-2

 今回購入したアルバムはすべて International 盤ばかりです.
 ボーナス・トラックの有無や RVG などを一応チェックしつつ、後は価格との整合性・・・・???
 今回の HMV のキャンペーンは、輸入盤 1,000 円 (といっても、すべてのアルバムではないんですが・・・・) でしたので、思い切っていろいろ購入.
 当然 Blue Note ばかりです.
 4200 番台も数枚購入です.
 少しヤバそうな気配が漂っているアルバムも、少しでも気になったらクリック!
 クリック!!・・・・クリック!!・・・・


 最近の購入傾向としては、とりあえずクリックです.
 以前は見向きもしなかった物でも、とりあえずクリックです・・・・そのおかげでお小遣いのほとんどが Blue Note 化しております.
 まぁ、そうは言っても Ornette Coleman, Cecil Taylor, Sam Rivers あたりはまだクリックできずにいます(笑)
 でも Thelonious Monk (BLP-1510,1511) も買って聴いちゃっていますので、ボク的にはかなり革新的な変化であり、進歩です.
 結局、聴いてみると・・・・・どうってことないじゃん、という感じのものがほとんどです.
 で、購入してから家に届くまでの間は "いつもの小川さん" の著書などで少しばかりの知識を詰め込んだり、届いてから初めて聞いてみたりと・・・・いろいろです.
 やっぱり、ボクにとって "知識" は本当に最低限で十分です.


 Jimmy Smith もいろいろ買いましたが Blue Note にはかなりの枚数のアルバムがあるので、まだまだ知らないものがいっぱいです.
 おまけに International 盤でも、購入できないものがかなりあるので Blue Note の演奏だけでも、すべて聴くことができるかわかりませんね.
 このアルバムはバリバリのスタンダードが中心のアルバムなので、そんなスタンダードを Jimmy Smith がどんな演奏に料理しているのか、ものすごく楽しみです.
 いろいろな評価を読まないで聞いたほうがよさそうですね.



 ちょっと、日常の話題などを ・・・・・・




88000

 数日前に車に乗って何気なくメーターを見ると、

     88,000 km ・・・・

 ここ 1・2 年は、講習なども電車での移動が多いので、以前のように走行距離が伸びません.
 それでも、新車購入からよくここまで乗っているという感じです.
 とかく、街乗りには不向きだとか言われていますが、そんなことはちっとも気になりません.
 先日も友人を乗せる機会があったのですが、ほんの少しの距離だけだったのに 「結構突き上げあって、硬いね」 とか言われてしまいました.
 軟弱な車は魅力ありません、ジャズと一緒で硬派でないと・・・・カッコつけてますが、新車買い替える財力がないだけです.

 次回の写真撮影は、88,888km です. 
 購入した時は、ここまで乗るとは、正直思ってもいませんでした.
 でも、何となく相性がいいんです・・・・
 ボクのような中流階級のオヤジには十分です.


 来週末と、今月末と 5月中旬の講習会が待っています.
 ちょっとばかり間隔が狭いので、ちょっと焦り始めています.
 来週末は本当は "ON ゼミ" だけで東京に行くつもりだったのですが、どうせなら講習会に顔出しておこうかなどと考えたのが運のつきです.
 このあたりは、いつも自分で自分の首を絞めています.
 すでに 8 月までの予定が埋まっています・・・・・・・どうやって休みを組み入れていくか思案中です.


 最近、ひょっとすると "Masochist の M" ではないかと思う今日この頃でした・・・・・汗 

The Sound Of Jimmy Smith + いろいろ

 昨日は珍しくジャズをまったく聴かなかった一日. 
 最近は、ブログ更新に伴って、半強制的に聴きまくり ・・・・ というよりは、かけまくりが正しいかな.
 たまにはこういった日もないといかんですねー.



 今日もメインの話題は、ジャズとは少しばかり離れてしまうかもしれませんので、さらりと聞き流そうと思っているのが ・・・・・・・






1556






  " The Sound Of Jimmy Smith " (BLP-1556)





  1. There Will Never Be Another You
  2. The Fight
  3. Blue Moon
  4. All The Things You Are
  5. Zing! Went The Strings Of My Heart
  6. Somebody Loves Me
  *7. First Night Blues
  *8. Cherokee
  *9. The Third Day

   ( # 7 - 9 Bonus tracks, not part of Original LP )




  # 5 & 7 :
   Eddie McFadden (g), Jimmy Smith (org), Art Blakey (ds)
   Recorded at Manhattan Towers, NYC, February 11, 1957.
  # 6 :
   Eddie McFadden (g), Jimmy Smith (org), Donald Bailey (ds)
   Recorded at Manhattan Towers, NYC, February 12, 1957.
  # 1 & 3 & 8 & 9 :
   Eddie McFadden (g), Jimmy Smith (org), Donald Bailey (ds)
   Recorded at Manhattan Towers, NYC, February 13, 1957.
  # 2 & 4 :
   Jimmy Smith (org)
   Recorded at Manhattan Towers, NYC, February 13, 1957.






 まずジャケットでしょうか ・・・・
 よくわからないのですが、なにかいい感じでしたので買いました.
 電波塔でしょうか ・・・・・・・ ?
 全米に Jimmy Smith の音楽が配信される、というようなイメージなんでしょうね、きっと.
 でも、電波塔じゃないのかも ・・・・・ よくわかりません.




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 いかにも少し前のアルバムっていう感じの色やデザインがいいですね.
 演奏は、もう少し後期のほうがボクは好きです.
 このときのセッションってアルバム 5 枚になっているんですね、驚きです.
 ソロで演奏された "All The Things You Are" ですが、ボクは今ひとつ.
 ボクのバイブル "ブルーノート・ブック" にはこの曲だけでも価値のアルバムというようなことが書かれていますが.
 全体的にパッとしない感じです、なにかインパクトが弱い感じ.
 やっぱり、ホーンが無いからかなー.




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 英語版ボクのブログです!

 ・・・・嘘です.


 実はこれ、知っている人は知っていると思いますが Google Translate というもので、英語に翻訳になっているものです.
 これを使うと、海外の方でも読むことができます.
 これのいいところは、文章ごとに原文も表示されることです.
 ところどころ漢字や、意味不明の言葉がありますが、これは翻訳できない言い回しや擬音などの表現部分です.
 結構これを読むだけでもおもしろいです.

 ただ、タイトルが ・・・・・
 雨降りって wet なんですか?

 せめて Rainny Day とかのほうがカッコいい気がするのですが ・・・・.
 どうも、真意が伝わらないような気がしてます.


 先日ある友人に、ボクの持っていた輸入盤 Blue Note を 4 枚ほどあげました.
 ずい分前に買って聴いていたのですが RVG を新しく買い直し同じもの 2 枚もいらないので、差し上げたものです.
 その友人は全くと言っていいほどジャズなんか聴かないんだけれど、雰囲気が好きというような感じでジャズを捉えています.

 差し上げたのは、
  "Somethin' Else / Cannonball Adderley"
  "The Scene Changes / Bud Powell"
  "At The Five Spot Cafe / Kenny Burrell"
  "Blues Walk / Lou Donaldson"  の4枚.
 いずれも有名なアルバムです.


 で、少し前にどれが一番よかったか感想を聞いたら 「 "Else" っていうアルバムが一番よかった」と・・・・・・
 おいおい "Else" ちゃう、Somethin' が前についているんですが (汗).




1595

 まぁ、いいか・・・・・
 でも本当にこのアルバムは評判がいいねー.
 いろいろな評価見ても、悪く書かれているのはありませんよね.
 どちらかというと、ほとんどが大絶賛 !!


 ただ、ボクにとってこのアルバムは favorite ではありません.
 好んで聴くアルバムでもありません.

 そんなことを書いていると、ジャズをわかっていないと言われそうです ・・・・ まぁ、確かによくわかっていないので、それはそれでいいのですが.
 悪くないアルバムです、それは認めます.
 Miles もすごくいいとは思いますが Cannonball とかどうなんでしょうか?
 これがベストアルバムなの?
 なにかこのアルバムができた歴史のようなもののほうが、重要な意味を持ってしまっているような感じもします.
 まぁ、詳しい歴史も知らないのですが・・・・汗


 ということで、偏屈なボクにとっては気が向いたときにかけるごく普通のアルバムです.
 ほんとうにジャズの世界はわからないことばかり.
 そんな迷宮から当分抜け出せそうもありません.

 きっと同じ道を何度もさまよい歩くんでしょうね、これからも.

Home Cookin' / Jimmy Smith

 今日は朝から、雨降りです.
 休日出勤した代わりのお休みで、一日まったり、グジュグジュ!
 明日は毎年恒例になっている 富山金太郎温泉 での忘年会!!!
 途中の県境は雪になっているのかなー ・・・・・
 まぁ、明日の天気はよさそうなので、道路に雪があることはなさそうですが.


 午前中クロネコ・ヤマトさんがやってきて、段ボールを 5 つ置いていきました.
 HMV からが 4 つ、 TBM から 1 つ!!!
 そう、一足早いクリスマス "セルフ" プレゼント!!


 中を開けてみると ・・・・
 合計で CD が 26 枚も !!!!!

 HMV の箱は、たまたま発売日が 12 月 9 日のものと、他のものが一緒に届いたので計 4 つもの箱になりました.
 それとは別に、先日購入した TBM の追加注文分 4 枚.
 いつも、グッド・タイミングでこういった CD が届きますが、今日もリアル・奥様は外出中!!!!
 小遣いの中で購入しているとはいうものの、さすがにこれ見たら・・・・ヤバイっしょ!


 さらにさらに、夕方にはオークションで落札した "Miles Davis Complete Live At Plugged Nickel 1965" の初回限定ゴールドディスク 7 枚組まで届いて・・・・・・・・
 今年中にみんな聴くことできるのか、かなり微妙な状態です.

 どうも最近、自分がコレクターになりつつあるような錯覚を憶えます.
 でも Blue Note にしても、 1,100 円シリーズや RVG シリーズなど拘らないから、まだ収集家ではないと自分に言い聞かせたりもしています.





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  "Home Cookin' / Jimmy Smith"




  1. See See Rider
  2. Sugar Hill
  3. I Got A Woman
  4. Messin' Around
  5. Gracie
  6. Come On Baby
  7. Motorin' Along
  8. Since I Feel For You
  9. Apostrophe
  10. Groanin'
  11. Motorin' Along (Alternate Take)
  12. Since I Feel For You (Alternate Take)




  Percy France (ts: # 1, 4-6 & 9), Jimmy Smith (org),
  Kenny Burrell (g), Donald Bailey (ds)
  # 7, 8, 11, 12: Recorded on July 15, 1958.
  # 3, 10: Recorded on May 24, 1959.
  # 1, 2, 4-6 & 9: Recorded on June 16, 1959.






 ボクのアルバムは輸入盤の RVG シリーズ.
 # 92421 という番号がふられています、オリジナルは BLP-84050.

 オリジナルの BLP-4050 は 1 - 7 曲目までで、 8 曲目以降はボーナス・トラック.




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 全体の雰囲気は、ファンキーというよりもアーシーな感じですね.
 この Organ, Guitar, Drums のトリオに Tenor Sax が入っても、イメージがブルージーな雰囲気になってしまうのは、仕方ないところでしょうか.
 Stanley Turrentine とか入ったら ・・・・・ そういう意味では BLP-4002 なんかは、 Tina Brooks が効いていると思うのは、かなり贔屓目でしょうか.
 Percy France って初めて聴く名前だけれど "Gracie" の演奏なんか聴いているといいなー.
 最初、これ書きながら聴いていたのですが、途中で手が止まりました.


 家にはこういった輸入盤の RVG シリーズが何枚もあります.
 オリジナルのジャケット裏のライナーノーツもきちんと印刷されており、これと一緒に 小川隆夫 著 「ジャケ裏の真実」 を読んでいくと、とてもおもしろいことがたくさん書いてあるので、いろいろな蘊蓄を蓄えるにはいいでしょう.


 でもボクはこういったことに無頓着で、いつもダラダラとだらしなく聴いています.

The Sermon ! / Jimmy Smith

 今日は海の向こうでヤンキーズが優勝し、なんと松井選手がシリーズ MVP になったと ・・・・・・・.
 そういえば野球にまったく興味がなくなったのはいつ頃だったのか思い出せません.
 少なくても、子供の頃は野球見ていても楽しかったんですがねー.


 最近はきちんとブログ更新をしています.
 そもそも、一年くらい放っておいたブログを、また書くきっかけになったのが Blue Note の廉価版 (EMI ミュージック Blue Note Best & More 1100) です.
 これによって、今まで聴かなかったようなアルバムも聴いてみようかなーと ・・・・・・・




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 でも、次は何買おうかよくわかりません.
 じゃ、なにか参考にできる本でも ・・・・・・・・
 そこで O 氏の著書を知り、少し読んでみるとこれがおもしろい.
 さらに購入意欲に火が着きました.


 HMV の注文履歴を覗いてみると、 7 月から買った Blue Note のアルバム、 40 枚!
 正直、もっと買ったような気がしていたのですが ・・・・・
 でも、これって Blue Note だけなので、 Beatles やその他のレーベル、さらにはロックなど含めると ・・・・・・・


 ただ、ボクは前にも書いたけれど、基本的にアルバムに昔の恋愛という思い出を重ねているので、なんでも集めるというようなことはしません.
 そう書くとクールなんですが、正直そんなお金がありません、というところが本音の部分.


 最近は夕方家に帰り、夕食食べて、お風呂に入って、ジャズ聴きながらパソコンに向かって、深夜 12 時頃就寝という、ほんとうに規則正しい、引きこもり状態です.
 だから、毎晩 4 ‐ 5 枚は聴くことができ、新しい発見もたくさんあります.




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 今聴いているアルバムは "The Sermon ! / Jimmy Smith"

 これなんかも、有名なアルバムなんだけれど、アナログ時代も持っていませんでした.
 Jimmy Smith のアルバム自体、ほとんど持っていませんでした.
 ボクの通っていたジャズ屋にも Jimmy Smith のアルバムは結構置いてはありましたが、あまりかかった記憶がありません.
 なんとなく、オルガンという楽器自体に偏見を持っていたんじゃないでしょうか ・・・・・ 昔の”シリアスなジャズ・ファンたち”は.


 今聴いてみると、オルガンの音もいいんですがねー.
 独特なノイジーな音も、特にギターとの相性がいいんです.
 1 曲目に Tina Brooks がいるじゃないですか.
 アルトの一人が George Coleman ・・・・・ あのボクの大好きな "'Four' & More" でテナー吹いてる George Coleman だよね ・・・・・・・.
 このあたりも、少し Blue Note を聴いている人だったら常識なんだろうな、ボクはこんなことも最近になって知ったところです.


 でも逆に、自分でこういったことを発見できるので、それはそれで大満足.
 音楽の楽しみ方って、人それぞれだから、こういうのもありですよね.

 まったく話が変わるけれど、
 1500 番台と、 4000 番台の 200 枚、ボックスにして売りださないかなー ・・・・・・ 絶対に売れるんだけれど.


 秋の夜、こんなバカなことを思いながら、規則正しく過ごしています.

Midnight Special / Jimmy Smith

 偏った聴き方をするのは、ある意味でジャズ・ファンなら誰しもかも ・・・
 まぁボクの場合はちょっとばかり極端ですが.

 先日書いた Horace Parlan もその一人で、今までまったく聴いていませんでした.
 ・・・・・ というのはちょっと大げさで、実は何枚かある Stanley Turrentine のアルバムで演奏していたんですね.
 知らないというのはこんなものでしょう.



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 どんなに有名なアルバムでも、まったく聴いたことのないものがたくさん.
 例えば "At The Golden Circle / Ornette Coleman" なんかはその最たるものでしょうかね.
 ジャケットも悪くはないんですが、これ見ただけで 「ダメだ!」 って思っちゃう.
 何か無味乾燥した音が溢れてきそうで、だめですねー.
 Don Cherry や Albert Ayler といった前衛的な演奏は結構昔聞いたのですが、なぜか Ornette Coleman はダメ、偏屈だからでしょうね.



 あまり聴かなかった一人に Jimmy Smith がいます.
 ブルージーで、ファンキーなオルガンを弾くのですが、やはりオルガンという部分に引っ掛かっていて、ほとんど聴かなかったなー.
 でも彼って、たしか Blue Note でのアルバム数は一番多かったはずです (・・・・あてになりません) .


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 このアルバム "Midnight Special" はビルボード誌のアルバム・チャート (なぜかポップ・チャート) 28 位とか.
 このヒットによって Jimmy Smith 本人はもちろん、 Blue Note も一躍脚光を浴びることになった、歴史的なアルバムのようですね.
 ただジャズ屋でよくかかっていたのは "The Sermon!" だったように記憶しています.


 "Midnight Special" ・・・・Kenny Burell , Stanley Turrentine という二人に、オルガンが加わると、もうたまらなくブルージーになってしまいます.
 アルバム・タイトルでもある 1 曲目聞いただけでも十分なくらいで、オルガン独特の音の伸び、ノイズにも似たこの音が、絶妙にサックスとギターに交ざり ・・・・・・ もう十分というような気分にもなります.

 Turrentine は、ボクの育ったジャズ屋であまりかからなかったと記憶しています.
 ある意味で個性が強烈すぎるので、どんなアルバムでも同じような印象になってしまうからえしょうか.
 まぁこのあたりはジャズ屋のマスターの好き嫌いがどうしてもでてしまうので仕方のないところです、逆にこの好き嫌いがジャズ屋の個性にも繋がっていたようにも思います.


 前にも書いたけれど、スローな曲ばかりでなく、 2 曲目のようなアップ・テンポな演奏のほうがいいなー ・・・・・・ Turrentine はもちろんですが Jimmy Smith の演奏もいい、自然に身体でリズムをとってしまいます.


 食わず嫌いではなく、もう少しいろいろ聴いてみないといけないですなー.
 秋の夜長はジャズが似合うから ・・・・・・・
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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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