Jo_Ann_Daugherty

オヤジ的 "ジャケ買い" の結末 : 完結編 

 久しぶりの雨です.
 といっても、午前中もパラパラ程度で、午後には止んでいましたが.
 雨が降っても、それほど寒い感じはしませんね、やっぱり春なのでしょう.


 午前中銀行へ行って ATM から振り込み
 ところが駐車場から出ようとしたら、前の車が出れません.
 駐車券が挿入できないためゲートが開かなくなってしまいました.
 その間にも入ってくる車は次から次へと ・・・・・・・
 一応、業者に電話でトラブルの連絡をしたようですが、いつになったら来るのかもわかりません.


 結果的には入ろうとした車にゲートの棒だけを上げさせ、ゲートが閉まらないように交代で棒を持ち上げたまま、進入口からみんなで車を出しました.


 やれやれ、な土曜日でした.






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  "Jo Ann Daugherty Debut"




  1. Tyrone   
  2. Hold My Hand
  3. Taking a Chance on Love
  4. Beautiful Love
  5. First Fall
  6. J.R.   
  7. Proem
  8. Rainbow in the Rearview Mirror
  9. Infant Eyes   
  10. Turnaround
  11. Rainbow (reprise)




  Jo Ann Daugherty(p), Shawn Sommer(b), Ryan Bennett(ds)
  Recorded November, 1999 & February, 2000.








 さてさて、この CD ですね ・・・・・ .
 Jo Ann Daugherty のデビュー・アルバムです.
 ボクは知りませんでしたが、 "ジャズ批評 158 号" に取り上げられたせいか、日本からの注文がかなり多く本人たちが驚いていたということを、先日のブログへの書き込みコメントで知りました.

 まぁ、ボクの場合は完璧な "ジャケ買い" でしたが ・・・・ (笑).
 現在この CD は、 HMV でも Amazon でも、入手困難のため購入できないようです.
 やっぱり製作が追いつかないのでしょうかね.




DSC_0607

 今家にあるものを並べてみますね.
 全く同じですね.




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 中に入っている Disk の印刷も、御覧の通りまったく一緒.
 多少ディスクの色合いが違ってはいるものの、どこから見ても同じアルバムですよね.


 ところが ・・・・・・・ !
 いざ聴いてみると演奏は全く別なんですよね.
 このことについては、前に書いたので今日は書きませんが.


 ようやくきちんとプレスされ、数日前にやってきた正真正銘のトリオ演奏を聴いてみることにします.
 こういうことがあったので、どうしてもちょっとばかり構えて聴いてしまいそうではありますが.


 第一印象は、思っていたよりもきちんとしたピアノ・トリオの演奏でした.
 あまり口数は多い方ではありませんが、所々男心をくすぐるような
フレーズが口をついて出てきます.
 ちょっと独特なフレーズが出てきたりして、思わず 「おやっ ・・・ 」 って苦笑いしてしまいます ・・・・ このあたりは、美女の役得でしょうか (笑).
 もう少し饒舌だともっといいのですが、デビュー・アルバムですのでこのくらいがいいのかな.
 間の取り方が、ちょっとばかり考えながら弾いているような感じがありますね.
 全体的にミディアムテンポな曲がズラリと並んでいるので、もっともっとテンポの速い曲を聴いてみたくなります.
 選曲をもう少し考えれば、もっと聴き応えのあるアルバムになると思うのですが.


 それと、このアルバムでのドラムがボクはちょっとダメ.
 うまいとか下手とか、ボクはよくわかりませんが、ボクの感性とはちょっと違うかなという感じですね.
 もう少し違ったメンバーで聴いてみたいものです.




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 このアルバムの今までの経過を思い返すと ・・・・
 きれいな若い娘に、下心ありありで近づいていったら、強烈な肘鉄を食らった感じ ・・・・・

 でもまぁ、その肘鉄もちょっとばかり魅力ある女性の香りが漂っていますね ・・・・
 ポジティブに考えると、こんな変な CD はプレミアムになるかもしれません.


 雨が止んで、ちょっと重めの雲の土曜日に、一人聴くにはいいかもしれません.




 とうことで、 "完結編" というほど大層な内容ではありませんでしたが、ようやく欲しいアルバムが、きちんとした姿で手元にあります.

 これで "Lover Come Back To Me" でも入っていたら、笑っちゃうんですがね ・・・・・ (笑)

Miles Valentine

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 ほんの数週間前はかなり暖かな日が続き、これで冬も終わりかとおもっていたら、ここ数日の大雪です.
 昨日も午後から舞い始めたと思ったら、朝にはガッツリ積っていました.
 でも日中の気温は高めなので、比較的早く溶けるのがなによりです.





Daugherty011

 さて先日の美女の仕打ちですが、今日 HMV から連絡があり、やっぱり製造時のプレスミスとのことでした.
 良品盤が入荷次第再送してくれるようです.
 そして、手元の不良品は返品の必要ないようですので、希少盤として取っておくことができます.
 ようやく巡り合うアルバムの出来はいかほどのものでしょうか ・・・・ すでにキツイ仕打ちを受けていますので、開き直ってます(笑).



 そういえば、昨日は St.Valentine's Day でした.
 日本では、かなりいろいろな "便乗型 Valentine" があるようですが、 Valentine なんかまったく興味が無いオヤジにとっては、 Funny でも Sweet でもない、普通の 2 月 14 日でした.


 世間の浮かれた話題は無視して、シリアスな Valentine でも聴いてみましょう.








Davis120






  "My Funny Valentine / Miles Davis"




  1. My Funny Valentine
  2. All Of You
  3. Stella By Starlight
  4. All Blues
  5. I Thought About You




  Miles Davis (tp), George Coleman (ts), Herbie Hancock (p),
  Ron Carter (b), Tony Williams (ds)
  Recorded live at Philharmonic Hall, Lincoln Center on February 12, 1964.





 
 こういった、もろ直球勝負はボクあまり好きじゃないんですが、たまにはいいでしょうか.
 最初は "Jazz At The Plaza" のほうを紹介しようかと思ったのですが、音もちょっと良くないし、ルーキーにはこちらの方が絶対いいでしょうから・・・・・.




Davis120-2

 このアルバムは "'Four' & More" と同じ日のコンサート録音ですが、アルバムの内容はガラリと変わっており、この "My Funny Valentine" はスローテンポな演奏が中心、 "'Four' & More" は逆にアップテンポな演奏になっています.
 ジャズを聴き始めた頃は、この "My Funny Valentine" のアルバムの "Stella By Starlight" なんかが大好きでしたが、いつからか "'Four' & More" のほうが愛聴盤になってしまいました.

 この日の演奏曲目順はどこかに書いてあるのかな〜 ・・・・ ボクのちょびっとの知識ではわかりませんでした.

 "マイルス・デイヴィスの真実" でも、このアルバムのことはほんのさらりと書いてあるだけで、このアルバムのあとに、黄金のクインテットが誕生したということが、 Miles を語る上では重要なのかもしれません.
 George Coleman 可哀そうです ・・・・・ ここでの演奏も決して悪くないと、ボクは思うんですが.

 ちなみにどこかに、この公演のギャラを Miles が他のメンバーの分も無断で断ってしまったため、みんなが怒り狂った状態だった ・・・・ というようなことが書いてありましたね.
 これって、本当の話なのかなー ・・・・・・・・

 まぁ、それで George Coleman が辞めた訳ではありませんが.



 このアルバムが録音された頃の演奏は、ボクが一番好きな時代です.
 最近でこそ、 70 年代以降も聴くようになりましたが、やっぱり "Plugged Nickel" あたりまでがいいですね ・・・・ そう感じている人も、かなりいそうです.


 このコンサートは 2 月 12 日.
 Miles は誰かにこの曲を送ったのでしょうか ・・・・・

オヤジ的 "ジャケ買い" の結末

 雪です ・・・・ それも、この冬一番の雪.
 こういう時に限って奥様はお泊りでスキーに行ってしまったので、ボクは朝から雪かきです.
 午前中は空も明るくなりかけ、晴れるのかと思ったのですが、午後からはまたまたどんよりとした曇り空、空からは雪が舞い落ちています.
 ただ、気温は高めですので、陽が出ていなくても雪は結構解けました.



DSC_05741





 以前に書いた "ジャケ買い" したアルバムが、発売予定より 10 日ほど遅れ、ようやく届きました.
 まったくと言っていいほど事前情報なし.
 ただ "きれいだから" 、たったそれだけで Click したアルバムです ・・・・・ 男気というやつですかね (笑) .
 で、そのアルバムがこれっ !!


Daugherty011

 Jo Ann Daugherty というピアニストのデビュー・アルバムで、トリオ演奏のアルバムです.

 どうでしょう、きれいな方ですよね.
 基本的にショート・カットの似合う女性が好きです ・・・・ このジャケットは普通の長さを上にまとめ上げているので、ショート・カットに見えるだけですが.
 きりりとした顔立ちが大好きです.

 完全に ツボ です ・・・・・
 故に久しぶりの ジャケ買い !!!


 今までの人生の中で、どうもボクはこういうきれいな方には苦い経験しかなくて、泣かされてきてます.
 まぁ、さすがに CD は大丈夫だと思っていたのですが ・・・・.









 やっぱり、きれいな女性には泣かされました !!


 期待しながら CD を聴いてみると、いきなりギターが聴こえます.
 あれっ、ピアノ・トリオだったよね ・・・・・ まぁ、デビュー作だからトリオ以外の曲も数曲入れたのかな〜、なんて聴いていますと.
 次の曲ではホーンが入っています ・・・・・ ええっーーーー.
 CD 出して印刷された面を見ても、ちゃんとこの CD のデータが書いてありますし、ジャケットと同じ顔がそこにも印刷されています.

 でも CD やジャケットには 11 曲と表示されているのに、 CD プレイヤーの表示は 9 曲 ???
 おまけに曲の時間も全然違います.


 もしやと思い、もう一枚のアルバム "Range of Motion" のデータをウェブで探してみると ・・・・・・・




Daugherty02


 完全に演奏時間なども一致します.

 iTunes での録り込みデータも、
きちんと "Range of Motion" と一致.
 とどめは Amazon で視聴してみたら完璧でした.
 ということは、演奏は "Range of Motion" で、それ以外のすべての部分が欲しかった "Debut" ということになります.



  グワーーーーーーーーーーーーーーーーーン


 どこまで、美女に翻弄されてしまうのでしょうか.
 ここまでされちゃうと、完全に 美女恐怖症 になってしまいます.
 本当に有り得ないです.
 早速 HMV にメールしておきましたが、折角なので iTunes に録ってから送り返すとします.
 まぁ、希少価値的な見地からは手元に持っていたいですが、きっとダメでしょうね.
 このアルバムは自主制作アルバムで、発売レーベルは Blu-Jazz 、全体の作りもそんなにいいとは言えませんので、こんなことが起きてしまったのかもしれません ・・・・ でもこのレーベルもそれなりにアルバム出しているんですがね.


 折角だから、半ばヤケクソぎみに聴いてみます.
 全体の印象としては、先日書いた Criss Cross のアルバムを連想させるような、スタンダードな演奏ですが、ホーン陣が結構頑張っている感じがします.

 3 曲目の "Harold's Tune" と、 8 曲目の "Still" はトリオ演奏でした.
 ちょっとばかり語尾がはっきりしなく、ピアノが暴れるような感じがありますが、そんなに悪くはありません.
 演奏全体とすれば、ソプラノ・サックスが入った新主流派っぽい演奏のほうがおもしろいのですが、ピアノだけみると "Still" のような演奏がいいのかも.

 このアルバムに関しては、ギター入りカルテット、ピアノ・トリオ、トロンボーンの入ったクインテット、ソプラノ・サックスのカルテットと、いろいろな編成の演奏がごちゃ混ぜになっている感じがあります.
 どうせだったら、もう少し的を絞って作って欲しかったかな.
 ギター入りカルテット演奏も、結構ゴキゲンでしたし.



 "Range of Motion" と "Debut" のジャケット写真の印象はかなり違いますね.
 確かに同じ女性なのですが、ヘアースタイルなどでガラリと変わってしまいます.

 ここまで翻弄されてしまうと、笑うしかないですね.
 美女はもう ・・・・・・・・ コリゴリです.
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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