Joe_Henderson

The Sidewinder

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 昨日 ( 20 日) は空のオレンジ色でお目覚め.
 普段にも増してきれいな朝焼けだったので、慌ててカメラを取りに 1 階に.
 すぐに戻って何枚か撮影.



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 ● EOS 5D Mark lV + EF 16-35mm F4.0L IS USM : F4.0 1/3200 EV+1 ISO800 ●

 どうも真っ暗 ・・・・・

 思考回路がまったく覚醒していなかったせいか、数日前に屋外でシャッタースピード優先で撮影したまま撮ってました.
 ファインダーの中で絞りの数字が点滅してるのはわかったけれど、シャッター押せたのでそのまま.
 立って写真撮っているものの、脳内はまだうたた寝状態といった感じでした.



0R9A9042

 そんな失敗写真を現像で露出補正かけたみました.
 雰囲気的には、まぁそんなに悪くない.
 でも画質がかなり悪いですね.
 元データの画質がかなり悪くなっているので、これは仕方ないか.



0R9A9047
 ● EOS 5D Mark lV + EF 16-35mm F4.0L IS USM : F4.0 1/200 EV-1/3 ISO800 ●

 こちらは絞り優先に再設定して撮ったほう.
 ちょっと明るすぎちゃうかな、こういう日の出の写真は、みるみる間に明るさとか変わってしまいます.

 やっぱり一番きれいな空の色は起きた瞬間だったかな.



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 たまにはジャズのアルバムをテーマに書いておかないと、マジでタイトル変えなきゃいけなくなりそうです.
 ブログだけだと、最近は Blue Note なんて全く聞いていないような雰囲気ですが、一応いろいろかけてます.

 でもなぜに今日までこのアルバム取り上げなかったんだろう ・・・・





4157 The Sidewinder






  " The Sidewinder / Lee Morgan "





  1 The Sidewinder ・・・・・ 10:25

  2 Totem Pole ・・・・・ 10:11

  3 Gary's Notebook ・・・・・ 6:03

  4 Boy, What a Night ・・・・・ 7:30

  5 Hocus Pocus ・・・・・ 6:21

      ( All songs composed by Lee Morgan ) 




  Lee Morgan (tp), Joe Henderson (ts),
  Barry Harris (p), Bob Cranshaw (b),
  Billy Higgins (ds)

  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, December 21, 1963.







4157-2 The Sidewinder

 その昔 "Moanin’ / Art Blakey " は蕎麦屋の出前が口ずさんでいたとも言われるくらい、有名な曲ですが、このアルバムも有名.
 ジャズ・ロックとも言われ、時代を代表するアルバム.

 そして Blue Note レーベルで最も売れたアルバムです.
 タイトル曲はシングルカットされビルボードチャートの 81 位まで上り詰めました.
 当時経営が苦しかった Blue Note にとっては、まさに起死回生の一枚となったようです.


 超有名なアルバムだけあって、いろいろなレビューが書かれてます.
 そこには リー・モーガン のしばし沈黙の後の作品だとか、上に書いたようなビルボードのことなど必ず書かれてます.

 だからいつものように余計なことは書かなくてもいいでしょうね.



lee-morgan 003

 ピアノが バリー・ハリス .
 昔通っていたジャズ屋のマスターが バリー・ハリス 大好きで、よく聴いた記憶がある.
 ただ最近は新主流派やらフュージョンやら軽く聴いているせいか、ハード・バップがちょっと重いんですよね.
 たまに聴いてみると、逆に新鮮さがあったりするのですが.


 このアルバムのメンバー見た時に、なんとなく違和感が ・・・・ 演奏がどうのこうのというんじゃなくて、ジョー・ヘンダーソン のようなモーダルな新主流派たちとの演奏というのが、ちょっと違和感ある感じなのです.
 Blue Note では デクスター・ゴードン のアルバムで演奏してますが、そっちだったら納得.

 普通に考えるとこのアルバムでは、ハービー・ハンコック や マッコイ・タイナー を連想するんですが ・・・・


 でも 2 曲目 の "Totem Pole" などでも素敵な演奏聴かしてくれるので、結果的にはよかったんだろうな.



Barry Harris 002

 昔のジャズ屋ではかなり聴いた記憶がありますが、最近ではなんとなく聴かなかったアルバム.
 久しぶりに全曲通して聴いてみると、普通に素敵だね.

 当時こそジャズ・ロックなんてレッテル張られ、一部のジャズ屋では煙たがられたりもしたけれど、今になれば全然普通.

 超ゴキゲンなアルバムであることは間違いないです.



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 それにしても異常なくらい暖かい.
 15 日の日曜日、ちょっと 湯の丸 に行ってきました.
 家から 20 分 ・・・・ こんなに近いところにスキー所あるって、ちょっといいな.



0R9A9022
 ● EOS 5D Mark lV + EF 16-35mm F4.0L IS USM : F4.0 1/8000 EV+0 ISO800 ●

 観光開発の事務所でちょっと雑談して、雪撒きの様子も見てきました.
 写真のとおり、この日も本当に暖かくて、とても雪撒きできるような状態じゃない.

 ということで、この連休 21 日オープン予定でしたが、 28 日のオープンに延期されました.
 まぁ去年のことを思うと、まだ今年のほうがよさそうです.



1DX_9329
 ● EOS-1DX Mark ll + 50mm F1.4 DC HSM Art : F5.6 1/500 EV+0 ISO100 ●

 近隣のスキー場も経営難で、今年のオープンを見送っているところもあります.
 それを考えると、この 湯の丸スキー場 のような小さなスキー場がよく頑張ってると思う.
 東京 からのアクセスもいいので、昨年はコロナの影響下でも結構よかったようです.

 今年のシーズン券の予約も昨年よりも多いようですし.

 ボクも微力ながら、これからも 湯の丸 の写真アップして、ほんの少しでも PR になればと思ってます.



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 ● EOS 5D Mark lV + EF 16-35mm F4.0L IS USM : F7.1 1/2500 EV0 ISO800 ●

 400 m トラックと、屋内 50 m プール.
 こちらのほうもかなり人気のようで ・・・・・ 市を二分するくらいの大騒ぎでしたが、これから少しずついろいろな意味で元を取っていければいいのかな.



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Stick-Up!

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 Hana-chan effect

 [名]華ちゃん効果
 複雑なシステムにおいてある場所での小さな変化が別の場所で大きな影響を持つ現象.
 例えば、湯の丸でスノーボードをしている 華ちゃん がくしゃみをすると、地球の裏側の ぺリトモレノ氷河 の氷壁が崩壊するかもしれない ・・・・・・




2020.1.12 Hana-chan 004
 ● マニュアル f2.8 1/400秒 ISO100 AWB 緑フィルター 150mm ●

 というのは冗談ですが、このブログにあっては 華ちゃん効果 絶大でした.

 アップした日の夜にはあっという間にボクのブログでの人気記事のトップになり、livedoor ブログ 「写真・カメラ」のカテゴリー・ランキングの 9 位に上りました.

 今までの 「ジャズ」 部門は全体のブログ数が 800 ほどだったので、ランキングはいつも 5 位前後.
 「写真・カメラ」部門はその 10 倍くらいのブログ数ですので、今は 20 位くらいを行ったり来たりでした.

 瞬間的ではありますが、いきなり 9 位までジャンプアップは考えられなかったなぁ.




2020.1.12 001

 だったらもっと写真張り付けておけばよかったかな.


 うん・・・!? 
 逆に張り付けてない分、次に使えるかな・・・・ (笑)

 なんて 柳の下のドジョウ になってしまいそうです.




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 最近ずっと映画ばかり観ていますが、たまにはジャズも聴かないと.
 ということで Blue Note のアルバムです.

 4200 番台ですのでいかにも新主流派といった感じのモーダルな演奏です.





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  " Stick-Up! / Bobby Hutcherson "




  1. Una Muy Bonita
       (Ornette Coleman) ・・・・ 6:27
  2. 8/4 Beat
       (Bobby Hutcherson) ・・・・ 6:59
  3. Summer Nights
       (Bobby Hutcherson) ・・・・ 6:59
  4. Black Circle
       (Bobby Hutcherson) ・・・・ 6:57
  5. Verse
       (Bobby Hutcherson) ・・・・ 9:32
  6. Blues Mind Matter
       (Bobby Hutcherson) ・・・・ 3:32



  Joe Henderson (ts), Bobby Hutcherson (vib),
  McCoy Tyner (p), Herbie Lewis (b),
  Billy Higgins (ds)

  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, July 14, 1966.




 ジャズ屋で聴いていたウン十年前は、まったく興味もなかったし、ほとんど耳にする機会もなかった ボビー・ハッチャーソン .
 数年前からしっかり聴くようになって、好きになったミュージシャンの一人です.

 特に、いかにも新主流派というようなアグレッシブな演奏がいい.




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 1 曲目のテーマ部がすごく複雑でおもしろい.
 結構アグレッシブな感じですね.
 だれが書いたか見てみたら オーネット・コールマン だって ・・・・ なるほど.
 最初にこういう演奏が入っていると、この先どんな演奏になるのか微妙に心配だったのですが.


 2 曲目の "8/4 Beat" は軽快なテンポの曲で ジョー・ヘンダーソン のテナーがこういう演奏にはぴったり.
 ピアノ・ソロもいい感じ.
 最初メンバー知らなくて マッコイ・タイナー と知って納得.


 3 曲目の "Summer Nights" は、アルバム "Happenings" (BST-84231) に入っている "Bouquet" のようなリリシズムを持った曲です.
 こういう曲にビブラフォンの音の広がりはものすごくマッチしてる気がします.
 ここでも マッコイ・タイナー のピアノがヤバいな.




joe henderson 0023

 昔で言う B 面の "Verse" もスローテンポな曲で、ヴァースと思しき部分にあの "Summertime" のメロディが.
 この曲でのテナーの入り方はゾクゾクしてしまう.
 ピアノも マッコイ らしいバッキングから、らしいソロへ.

 こういう雰囲気の曲、好きだなぁ.


 正直このアルバムも 4200 番台ということもあってそれほど期待していませんでした.
 ところが聴いてみるとすごくいい.

 ビブラフォンが作り出す音の空間がすごく心地いいし、しっかり聴いていくと緊張感もあるし.




Bobby_Hutcherson0011

 ミルト・ジャクソン とは違う演奏ですが、ボビー・ハッチャーソン のビブラフォンも癖になる.
 
 この時代の演奏は久しぶりに聴くと、緊張感や独特のリリシズムがあってすごくいい感じ.




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 今日はスキー無しで 湯の丸 へ.

 今日の 湯の丸 です ↓ ↓ 、 D-LUX7 で撮影してみました.
 誰もいませんねぇ・・・・でもこれはちょうど昼食の時間帯で、人が途切れるのを待って撮影したので.
 今日は駐車場にもそこそこ車が停まっていましたし、午後からは修学旅行のスキー教室も入って結構賑やかでした.


 左手、リフト乗り場の奥は 高地トレーニング用屋内長水路プールを備えた 「GMOアスリーツパーク湯の丸」 .
 昨年末には全日本水泳連盟 競泳ナショナルチーム の強化合宿も行われ、瀬戸大也選手や大橋悠依選手をはじめとしたトップスイマーがやってきました.
 ただ、このプールを巡って市では大きな問題が勃発しています.
 今後どうなるのか、まだちょっと不透明な部分が ・・・・




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 ● 2020.1.14 第 2 ゲレンデから ●

 さて、今日はスキー場でいろいろなところに顔出してきました.

 まずは写真を持って会社の事務所でプレゼン、
 その後レンタルショップへ行って友人と歓談、
 リフト小屋に移動して歓談、
 スノーボードスクールへ行って 華ちゃん にデータあげて歓談、
 最後はパトロール小屋へ行って今年の撮影のお願いも含めて歓談 ・・・・・・




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 ● 2020.1.7 第 3 ゲレンデから ●

 今年はできるだけ上って、写真を撮る予定でいます.
 ストリート・スナップならぬゲレンデ・スナップ.

 何事も経験あるのみ ・・・・・・




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The Real McCoy

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 超大型連休も今日で終わりです (ボクはもう一日ありますが) .
 結局この連休は何もしないで、ほとんど家に引きこもっていたって感じです.
 これから 6 月にかけて、出かける機会が増えてしまうのでじっと我慢.


 まぁさすがにこれはヤバいと思い、これからやるお仕事の膨大な資料に目を通したりしてましたが.




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 ● 5/5 電柱のある風景 ●

 連休前半は天気も今一つでしたが、後半からは温かく爽やかな青空が広がりました.
 ただ昨日の夜は突然雨が降ったりで、今日も夕方から崩れそうです.


 この連休、身体的にも精神的にもダルダルになってしまったので、

 「仕事行きたくねぇ」


 なんてならなきゃいいけど ・・・・・




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 最近は SEKAOWA の音がかなり家でも、車でも流れているので、なにかこういった演奏が無性に聴きたくなりました.
 特に、ちょっとアグレッシブなテナーが聴きたい.
 アルトじゃなくて、テナーなんだな.

 でも ジョン・コルトレーン はちょっと重すぎるし、 ビリー・ハーパー も微妙に感じが違う.


 そう ・・・・・ そういう時は ジョー・ヘンダーソン なのです.






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  " The Real McCoy / McCoy Tyner "





  1. Passion Dance ・・・・ 8:47

  2. Contemplation ・・・・ 9:12

  3. Four by Five ・・・・ 6:37

  4. Search for Peace ・・・・ 6:32

  5. Blues on the Corner ・・・・ 5:58


   ( All compositions by McCoy Tyner )




  Joe Henderson (ts), McCoy Tyner (p),
  Ron Carter (b), Elvin Jones (ds)
  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, April 21, 1967.







 マッコイ・タイナー が Blue Note に移籍して、初めてのリーダー・アルバムです.
 ジャケットが Blue Note っぽくていいな.
 タイトルは、 コルトレーン グループを脱退して、本当にやりたいことをこのアルバムで出すといったような意味から付けられたのでしょうか.




 

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 このアルバムが作られた 1967 年は大きな変換期でした.

 Blue Note レーベルは 1966 年 (一部には 1965 年との表記もあり) に、経営悪化から Liberty Records に買収されます.
 そして 1967 年の秋、創設者でもあった アルフレッド・ライオン が引退.
 フランシス・ウルフ と デューク・ピアソン が Blue Note 部門のトップに就いたものの、それまでの Blue Note らしさがどんどん失われていきました.

 演奏ももちろんですが、ジャケットなどを見ればその変化は一目瞭然.
 "Time For Tyner (BST-84307)" なんて、ジャケット見ただけで購入意欲無くなってます.
デザイン的にいい悪いじゃなく、それまでの Blue Note っぽさがなくなっていった感じ

 ロック・ジャズやクロスオーバーなど、ジャズが多様化していく過渡期でもあり、このあたりからジャズ界の暗黒時代が始まったともいわれています.
 そういえばこの録音から 3 か月後、 7 月には ジョン・コルトレーン も亡くなっています.


 ボクの Blue Note コレクションも、 4000 番台、 4100 番台は無理して集めましたが、 4200 番台になると激減 ・・・・ 数えてみたら 45 タイトルだけでした.
 ちなみに 1500 番台から 4100 番台までは、あと 10 枚ほどでコンプリートです.




Alfred Lion 062
 ● ⇒ Rudy Van Gelder , Alfred Lion ●

 アルバムの印象は、 コルトレーン 時代のアルバムのような感じがある.
 その意味では、先に書いたアルバム・タイトルのようにもっと今までとは違う演奏になるのかと思った人もいたかもしれません.

 全編モーダルな演奏で、 ジョー・ヘンダーソン が頑張っていますが、かなり コルトレーン にインスパイアされているような感じ.
 もちろん コルトレーン と ジョー・ヘンダーソン では似たような部分もあるものの、まったく違っていますが.
 昔は結構このアルバム抵抗あったように思うんだけれど ・・・・・

 昨日から作業中の BGM としてずっとリピートして、もう何十回と再生しまくっていますが、全然違和感なく、普通に聴き易いと思う.




McCoy Tyner 0032

 さて マッコイ・タイナー ですが、 1965 年 12 月に コルトレーン のグループを脱退.
 一般的にはコルトレーンの音楽性についていけなかったからのようです.

 インパルス 時代にもリーダー・アルバムを製作していたので、経済的にもやっていけると思ったのでしょうか.
 ところがグループを離れた途端仕事が激減し、タクシー・ドライバーなどして生計を立てていたというのは有名なお話しです.

 1967 年 Blue Note と契約し、リーダー・アルバムが7枚、ほかにサイドメンとしてレコーディングをしました.
 1971 年 Milestone に移籍、"Atlantis" など多くのアルバムを作っています.
 昔のジャズ屋でも "Atlantis" や "Fly With The Wind" は、本当によくリクエストがあった記憶があります.


 ただ、この頃からいろいろな楽器や、民族音楽なども取り入れるようになり、好き嫌いが分かれている気がします.




McCoy Tyner 0025

 これまであまり聴く機会のなかったアルバムですが、いろいろなところで彼の代表アルバムとして挙げられています.

 なるほど、今回幾度となくこの音楽を耳にしてみると、そんな評価も納得できるような気がします.


 でも 「一番好きなのは?」 って聞かれたら、間違いなく 「 Satin Doll ("Nights Of Ballads And Blues") 」 って答えちゃうでしょうけど ・・・・ (笑)






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 この連休、当然時間がたっぷりあったので Windows10 「October 2018 Update」 のアップデートをしてみました.
 通常アップデートは自動的に更新してくれますが、どうもこちらは手動でダウンロードしないとダメなようです.


 主な特徴としては、 エクスプローラー がダークモードに対応になったこと.
 下の写真のように UI が黒基調になるので、特に写真を趣味にしている人には好評のようです.

 そういえば、ボクの使っている DPP などの RAW 現像ソフトなんかもみんな黒ベースですね.




20223

 他にも Lightroom で 「ディテールの強化」 機能が使えるようになったみたいですが、ボクはこういったソフトを使っていないのでよくわかりません.

 それと モリサワ の UD フォントが追加になっていますが、これもボクにとってはそんなに関係しないかな.


 他にも新しい機能などあるのかもしれませんが、いまだに クラウド もピンとこないボクには、よくわかりません (笑)




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Trompeta Toccata

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 この土日は ヨドバシカメラ で土屋先生のセミナーがあります.
 Facebook を見ると、いつもの写真友達の皆さんはすでに土曜日に聞きに行ったようですが、ボクは来週写真展に行くこともあり、さすがに毎週 東京 へ遊びには行けません.


 昨日の土曜日は天気も良く、春のような暖かさでした.
 セミナー聞けないので、せめて写真の練習にと山まで行ってきました.




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 ● Model: Tenpei Do S. ●

 ゲレンデにはほんの 2 時間ほどでしたが、結構顔が日焼け.
 おまけに、ここ数か月はデスクワークばかりなので、雪の上を少し歩いただけというのに足には疲労感ありありなのです.


 夜は地元の 海野宿 で雛祭りにちなんだイベントを開催しており、土曜日の夜だけ行灯に明かりを灯しているので、去年 に続いて撮影に行ってきました.




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 格子戸の向こう側に雛人形が飾ってあり、室内からライトアップ.

 昨年は三脚使って通りの写真など撮りましたが、今年は一脚だけ持参.

 19:00 頃出かけてみましたが、三脚持ったカメラおじさんたちがたくさんいてビックリ.
 昨年なんて、一般の見物含めても数人しかいなかったのに.


 通りが真っ暗なので、三脚立ててスローシャッター撮影しているのがわからないんですよね.
 結構三脚の前を観光客が平気で横切っていく風景があちこちに.




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 家の中の明かりもそれぞれなので、写真にするのは結構難しいなぁ.




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 久しぶりにジャズ・アルバムの話題.
 あまり写真のことばかり書いていると、冗談抜きで "雨の日だからカメラでも勉強しよう" にブログ・タイトル変えないといけなくなっちゃいます.

 そんなに有名なアルバムじゃないけれど、聴きこんでいくと結構楽しめるアルバム.






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  " Trompeta Toccata / Kenny Dorham "





  1. Trompeta Toccata
         (Kenny Dorham) ・・・・ 12:21
  2. Night Watch
         (Kenny Dorham) ・・・・ 5:44
  3. Mamacita
         (Joe Henderson) ・・・・ 11:02
  4. The Fox
         (Kenny Dorham) ・・・・ 7:59





  Kenny Dorham (tp), Joe Henderson (ts),
  Tommy Flanagan (p), Richard Davis (b),
  Albert Heath (ds)

  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, September 14, 1964.









 ケニー・ドーハム 最後のリーダー・アルバムです.
 このアルバムの後も演奏は続けていましたが、サイドメンとしてわずかに演奏しただけのようです.

 リリースされたのは 1965 年、 BST-84181 ・・・・・・ ボクの中ではこのくらいの番号は、 Blue Note 後期と勝手に思っています.






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 ともすると "静かなケニー" のイメージばかりが付きまとってしまいがちですが、こういうのも ケニー・ドーハム だよね.

 結構いろいろなリズムを取り入れた演奏してますし.
 あの "Blue Bassa" の作曲者でもあります.

 ジョー・ヘンダーソン とは 1963 年録音の "Una Mas" (BST 84127) から一緒にプレイしています.


 いろいろなところに、過小評価されたミュージシャンということが書かれています.
 でも 日本 では "静かなケニー" によって、今でも根強い人気があります.




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 このアルバムでは特に ジョー・ヘンダーソン がいいなぁ.

 最近は CP+ などで、どうもガッツリ聴く暇もなかったので、このアルバムの ジョー・ヘンダーソン のようなアグレッシブな演奏がとても新鮮さがあるなぁ.
 昔だったら、ちょっと厳しいかなぁと思える部分も、今では全然いいじゃん.

 そんな演奏に触発されてか、他のメンバーも結構アツい演奏を繰り広げています.
 特に最後の "The Fox" が ・・・・・・ トミー・フラナガン のソロもアツい.

 まぁこの時代のこういった演奏に トミー・フラナガン が加わっていること自体も、ちょっと意外だったりもします.
 この時代の Blue Note だったら、圧倒的に ハービー・ハンコック や マッコイ・タイナー が加わった演奏が多い.

 アンドリュー・ヒル が台頭してきたのも、ちょうどこの頃でした.




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 ボクが好きな ケニー・ドーハム は、"'Round About Midnight at the Cafe Bohemia (Blue Note)" や "
Quiet Kenny (New Jazz)" といった定番ものになってしまいますが、久しぶりにこういう演奏を聞いてみると、他のアルバムも全然捨てたもんじゃないなぁと思います.




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 ちょっと遅くなりましたが、 2 月の映画鑑賞.
 2 月も結構観たほうかな、 18 本でした.




  バトル・ロワイアル
  ブラックパンサー
  ボス・ベイビー
  リディック
  リディック:ギャラクシー・バトル
  インターステラー
  ドラゴン・タトゥーの女
  ワイルド・スピード ICE BREAK
  セッション
  ランボー
  キリング・フィールド
  アフリカの女王
  犬ヶ島
  心と体と
  ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜
  アリータ: バトル・エンジェル
  ラストエンペラー
  ONCE ダブリンの街角で



 この時期は WOWOW でも アカデミー賞 関係の名作が多く放映されるので、面白い映画がたくさん.



Black-Panther-003

 本年度の アカデミー賞 でも話題だった "ブラックパンサー" 、
 "インターステラー" も難しくてすべては理解できないけれど、かなり科学的な考証をベースにした作品ですし、
 "セッション" もようやく観ることができました、
 "キリングフィールド" は何年かぶり、

 名作 "アフリカの女王" や、結構好きな "心と体と" ・・・・・・


 そんな中での一番は ・・・・・・





The Last Emperor 001

 上質の歴史大作ですね.
 映像もいいし、音楽もいいし、登場する俳優たちが子役も含めて魅力的な人ばかり.
 ジョン・ローン もとてもよかった.

 映画だけに、若干脚色してある部分もあるようですが、歴史大作として十分に楽しめます.

 今でも当時の予告編を覚えていて、「世界はラストエンペラーにひれ伏す」 の言葉がとにかく印象的でした.




The Last Emperor 006

 ずっと前に 200 何分かの ディレクターズ・カット版 を観たんだけれど、観ていて面白いので、時間的に長いと感じなかった記憶があります.

 坂本龍一 の演技は置いておいて、音楽がとてもいい.
 あのメロディーを耳にすると、紫禁城の場面が浮かんできます.




Bertolucci003

 この映画の監督は、 ベルナルド・ベルトルッチ ・・・・・ といえば、なんたって 暗殺の森 !!

 一応 "ラスト・タンゴ・イン・パリ" も持っているけれど ・・・・・・
 他の作品も数作品観た記憶がありますが、あまり好きになれない.

 やっぱり "暗殺の森" 、 "ラスト・エンペラー" 、 "1900年" かな.


 昨年 11 月に 77 歳で亡くなっています
 今の時代、まだ若いのにねぇ ・・・・・ 合掌




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Ptah, the El Daoud

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 平日は 8:00 に家を出て、すぐそばの ローソン でホットコーヒー L を買ってから職場に行くのが毎朝のルーティン化しています.

 そんな ローソン でちょっと前から気になっていたのがこのドリンク.




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 ちょうど今朝の めざましテレビ で紹介されていたので、買ってみました.

 感想から言うと ・・・・・・ 一度飲んでみれば十分かなぁ.

 大きさはコーヒーの L サイズで、価格が 2 倍強.
 もちろん味はそれなりにおいしいんですが、先日もちょっと書いた フォション のチョコレートドリンクのような感じです.


 そのせいか、 9 月に飲んだ ショコリキサー ほどの感動はなかったかな.




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 きっと購入できないだろうと思って Click した CD が届くというのは、ボクの中では結構あるお話し.
 今回も、絶対来ないだろうと思って ポチ った CD が一週間ほどでやってきました.

 「在庫なし」 って書いてあったのに ・・・・・・ 何か疑ってしまうなぁ.






ColtraneA003







  " Ptah, the El Daoud / Alice Coltrane "





  1. Ptah, the El Daoud ・・・・ 13:58

  2. Turiya and Ramakrishna ・・・・ 8:19

  3. Blue Nile ・・・・ 6:58

  4. Mantra ・・・・ 16:33

   (All composed by Alice Coltrane)




  Pharoah Sanders (ts.a-fl.bells), Joe Henderson (ts.a-fl),
  Alice Coltrane (p.harp), Ron Carter (b), Ben Riley (ds)

  Recorded at the Coltrane home studio, NY, 26 January 1970.







 今回届いたのはデジパック仕様の輸入盤.
 彼女が Impulse レーベルに吹き込んだ、リーダー・アルバムとしては 3 枚目のアルバムになります.

 これ以前に "Cosmic Music" というアルバムもあり、 John Coltrane との双頭アルバムになっていますが、そのアルバムについては コルトレーン のアルバムと言われることのほうが多いかと.

 収録されている 4 曲すべてが アリス・コルトレーン が作った曲.





Alice Coltrane 002

 You Tube でたまたま聴いた "Turiya and Ramakrishna" の演奏が気に入って、この曲の入っているアルバムを買おうと思った次第.
 たまたま Amazon で 1,000 円ほどのものがあったので Click しましたが、 2,000 円近くしていたら絶対買わなかったかな (笑)


 アリス・コルトレーン は "Live at the Village Vanguard Again!" で聴いたのが初めてで、その後アナログ盤も購入しましたが、正直あまり印象に残っていません.
 この時代の ジョン・コルトレーン の演奏自体にどうもついていくことができなくなっていたからでしょうか.
 アナログ盤もほとんど聴かなかったなぁ.

 だいたいが、夫婦で共演しているアルバムってそんなに多くはありませんが、ボクの感想としては今まであまりいい演奏に出会ってません.

 だから数十年前までは アリス・コルトレーン のアルバム買うなんて考えられなかった.




Joe Henderson 002

 このアルバムは ファラオ・サンダース と ジョー・ヘンダーソン の 2 管が入ったクインテット編成.
 2 曲目はピアノトリオ+ベル、 3 曲目はピアノの代わりに ハープ が入った演奏になっています.
 このあたりだけでも、聴く前はかなり厳しいかなぁと思っていました.


 ホーンの二人は、この時代の他のアルバムでもバリバリのモード演奏しており、ときには結構フリーキーになったりもしています.
 この二人の名前見ただけでも正座して構えちゃう感じですね.

 そこにハープの演奏って ・・・・・・ 怪しい危険な香りがプンプンなのです.




Alice Coltrane 003

 いろいろな情報を振り払って、ちょっと客観的に聴き始めてみると ・・・・・・

 これが結構よかったりします.

 まず曲がメロディアスでいい曲書くなぁと、ちょっと感心.
 まぁ 4 曲目も出だからかなりフリーキーな演奏になってしまってますが、テーマ部分は結構きれいなメロディで、そんな中にカオス感がたくさんといった感じかな.


 ロン・カーター のベースがいい感じで曲の中に溶け込んでます.

 過去のイメージだけで全く聴くことのなかった アリス・コルトレーン ですが、このアルバムは全然問題ない ・・・・・ というよりも、結構いいアルバムだと思います.

 もちろん部分的にはかなりモーダルでフリーキーではありますが ・・・・・




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 今日は久しぶりにカメラを引っ張り出して、電車を撮りに行ってきました.
 よく考えると、初めての 撮り鉄 です (笑)




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 地元の駅でもある しなの鉄道 田中駅 の開業130周年イベントが今日行われた.

 また、今年 3 月に しなの鉄道 が 台湾鉄路管理局 と締結した「友好協定」による交流事業の一環として、保有する 115 系電車 1 編成を同管理局の車両「EMU100型電車」をイメージした 黄 × オレンジ の「台鉄自強号」色が 11 月にデビューしていましたが、その電車を走らせ 田中駅 で数時間停車していました.

 そんな珍しい色の電車を今日は撮ってきました.




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 難しい ・・・・・・

 動いているもの撮るのは、やっぱり大変.
 狙っていた構図の通りにならないし、余計なものが入ってしまったり.

 まだゆっくりだったのでなんとか写真にはなりましたが ・・・・・・

 速い電車なんてとても無理かな.




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Point of Departure

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 今日も朝からきれいな青空です.
 こんないいお天気ですが、今日は年一回の暖房用気調システムの点検が午前中あるので家でお留守番です.
 点検中も特にやることないので、とりあえずのブログ更新.



16 002
 (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/320sec f/10 ISO-100)

 今年の冬って、雪も少なく比較的穏やかな日が続いているから、家からの見る景色はほとんど変化なく面白くありません.
 そのため例年に比べると写真撮影枚数が極めて少ないのです.


 雪が多ければ多いで道路の凍結で大迷惑、もういらないと思ったりするのですが、今年のようになければないでもう少し冬らしい景色も眺めたいとも思ったりします.

 本当に自分勝手なのです (笑)



  ・ ・ ・ ・ ・ ・


 さてどこにも行くことのできない土曜日、午前中にブログを更新してしまおう.


 アブストラクト (・・・ [形動]抽象的な。観念的な。 ・・・)
 そんな言葉の似あうアルバムです.





4167






  "Point of Departure / Andrew Hill"





  1. Refuge ・・・・・ 12:16

  2. New Monastery ・・・・・ 7:05

  3. Spectrum ・・・・・ 9:47

  4. Flight 19 ・・・・・ 4:18

  5. Dedication ・・・・・ 6:45

  (All compositions by Andrew Hill)





  Kenny Dorham (tp), Eric Dolphy (as.b-cl.fl),
  Joe Henderson (ts), Andrew Hill (p),
  Richard Davis (b), Tony Williams (ds)
  Recorded at RVG Studio, Engl. Cliffs, NJ, March 21, 1964.






 BLP-4167 ・・・・・・ 4100番台も後期になりますと、結構危険な香りのするアルバムがゴロゴロ.
 ボクにとってはこのアルバムもかなり危険な香りが.

 ボクの CD には入っていませんが、別テイク 3 曲がボーナストラックとして入っているものもあります.



4167-2

 超・新主流派 とでも呼んでしまおうか.

 それまでほとんど聴こうとしなかった アンドリュー・ヒル .
 幾度となく聴いてきたけれど、どうしても苦手な エリック・ドルフィー .

 このアルバムはこの二人に象徴されるのかなぁ.


 ベースの リチャード・デイヴィス はいかにも彼らしい演奏で、こういった演奏にも溶け込んでいます.
 トニー・ウィリアムス も同じですね.

 決してフリー・ジャズではないんだけれど、フリーキーな香りがプンプンしています.

 そしてとどめを刺すのが 3 曲目での エリック・ドルフィー の バス・クラリネット .




hill006

 5 曲目 "Dedication" はとても抒情的な曲.
 途中の アンドリュー・ヒル のピアノがとてもリリカルなのです ・・・・・・・

 が、フレーズのところどころに予想外の音がちりばめられています.
 すごくステキな旋律を追いかけていると、突然一つの音が ・・・・・ そう予想外に飛び出すのです.

 このあたり、聴いていてもハラハラ・ドキドキといった感じで、これが彼の演奏を好きになるのかダメなのかのターニング・ポイントになるんじゃないのかなぁ.


 ボクは ・・・・・・・・・

 とりあえず数年前に比べかなり成長したので、最後まで聴き通すことはできるようになりました (笑)
 まぁ、これは 山中千尋 さんのエッセイの影響が大ではあるんですがね.

 結局は美女に弱いということなのか.



Dolphy002

 もっとダメなのが、 エリック・ドルフィー 様.

 ジョン・コルトレーン を聴きまくっていた頃に エリック・ドルフィー にも出会ったので、彼の演奏はぶっちゃけ以前かなり頑張って聴いた記憶があります.
 アルバムも有名どころのアルバム中心に、リーダー・アルバムだけでもたしか 5・6 枚は持っていました.


 でもねぇ ・・・・・・・・ やっぱりダメ.



 CD 集め始めてからは、彼のリーダー・アルバムで購入したのは "Out to Lunch!" のみ.
 彼を代表するアルバムではありますが、 CD を買うことにかなり躊躇していたアルバム ・・・・・・・ 購入後もたまに姿勢を正して聴いてみようと思うものの、やっぱりキツイのです.


 このアルバム、 ジョー・ヘンダーソン が出てくるとなにかホッとできます.
 この時期の ジョー・ヘンダーソン は "In 'n Out" (BLP-4166) 、 "Inner Urge" (BLP-4189) といったバリバリのモード演奏をしていましたが、この "Point of Departure" の中では非常にモダンて聴きやすい感じを受けます.

 それだけ エリック・ドルフィー や アンドリュー・ヒル の演奏がアブストラクトということなのかな.

 結構修業的なアルバムでもありますが、せっかく購入したアルバムなので聴かないとね.
 たまにはこういったアブストラクトな演奏も刺激に満ちていていいのかも.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 ベアリスタ がまたまた届きました.
 10月に職場を異動になった元部下の腐女子からです.



F07A1587

  今年の干支にちなんだ猿のバリエスタ ・・・・・ ではなく ベアリスタ です.


 ちなみに今年最初の心の旅の行き先は ・・・・・・・・

 ミャンマー という国のようです 昔でいう ビルマ ..


 まぁこのあたりのことは次の機会にでも書くことにします.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Red Clay

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 毎日同じ言葉しか浮かんでこない ・・・・・・

 「暑い !!」


 この時期暑いのは仕方ないにしても、問題は暑さのせいにして何にもしないこと.
 元々が引き籠り気味ではありますが、この暑さのせいでさらに 「たれぱんだ」 のような状態なのです.



 それでもと思い、昨日も庭に出て写真の練習.
 ここにきて夕立もなく、雷の撮影もできないので、 AI サーボ + 65 点自動選択 AF で空から獲物を狙う鳥さんを撮影.



F07A0832
  (EF70-200mm F4L USM : 200mm 1/500sec f/9 ISO-200)

 AF の練習で撮影したので、内容はある意味どうでもいい感じ (笑)
 ですので鳥の名前もまったくの ???
 どうしても逆光気味になるので、色もはっきりわからないけれど、くちばしの形や、かなり高い場所から下の林の獲物を急降下で狙っていたので カラス ではないでしょう.


 このレンズ、手ぶれ補正が付いていないので目一杯にすると結構ピントがキツイんだけれど、やっぱり AF はかなりのものです.
 被写体が画面の端の方にいってしまい AF フレームから外れても粘ってくれます.

 いつものクセで 絞り優先 で撮ってしまったのが、普段 鉄道 や 鳥 を撮っていないところが露呈という感じなのです.
 やっぱりこういうの撮るには 200 mm じゃちょっと厳しいなぁ.
 それと IS は絶対必要かな.

 まぁいただきもののレンズを修理して使っているので偉そうなこと言えません.
 十分風景撮りには使用できるので、それでよしとしましょう.




 今日も朝から強い日差しです.
 空もあまりの日差しの強さのためか、いつもの風景撮っても今一つキレイじゃないしおもしろくもないので、たまにはご近所でも撮ってみよう.



F07A0913
  (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/400sec f/8 ISO-100)

 こんな日ですから、今日も家でブログ更新しながらいろいろなアルバム聴いてみよう.
 タイミング良く注文したアルバムなんかが届くとグッドなのですが、そうそう都合よくいきませんね.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 変に夏が似合いそうなトランペッターです.
 メンバー見ただけで何となく演奏が見えてくるようなアルバムなのですが、そこは CTI なのでどうなることでしょうか。

 


hubbard002






  " Red Clay / Freddie Hubbard "





  1. Red Clay ・・・・・ 12:16

  2. Delphia ・・・・・ 7:25

  3. Suite Sioux ・・・・・ 8:50

  4. The Intrepid Fox ・・・・・ 10:50


    (All compositions by Freddie Hubbard)





  Freddie Hubbard (tp), Joe Henderson (ts.fl),
  Herbie Hancock (el-p.org), Ron Carter (b),
  Lenny White (ds)
  Recorded at RVG Studios, Englewood Cliffs, January 27 - 29, 1970.







 このアルバム最近再販されたもので、その時の定価が 990 円.
 これだけでも十分安いんだけれど、今ではさらに割引され 800 円台.

 だったら購入しようと、少し前に他のアルバムのついでに購入しました (笑)




hubbard002-2

 メンバーを見るまでもっと CTI っぽい、アレンジがしてあるのかと思っていたら、かなりストレート・アヘッドな演奏で逆にビックリ.



 メンバーは Blue Note でもお馴染みのメンバーで、その後 V.S,O.P. でも ハービー・ハンコック と ロン・カーター は一緒に演奏しているので勝手知ったるところという感じです.


 このアルバムの演奏はかなりモーダルな部分もありますが、 ジョー・ヘンダーソン がそういった演奏にピッタリ.
 フレディ はお馴染みの高音のスピード感あふれる演奏.
 3 曲目の "Suite Sioux" では緩急つけた演奏がゴキゲンなのです.


 ハービー・ハンコック はエレクトリック・ピアノとオルガンだけで、 ロン・カーター はエレクトリック・ベースを演奏しています.
 でも、全然違和感ないですね.



Freddie_Hubbard007

 このアルバムは フレディ・ハバード が CTI に吹き込んだ 1 枚目のアルバム.
 アルバム番号は CTI-6001

 70 枚ほどある CTI の 6000 番台ですが、 フレディ は この 6000 番台に 9 枚のアルバムを残しました.
 
 さすがに CTI は持っていないアルバムがたくさんあります.
 少し前までは CTI というだけで聴かなかったので、それも仕方ないところ.

 久しぶりに ディスコグラフィ覗いてみたら、欲しいアルバムがたくさんありました.
 まぁ、ほとんどがジャケット・デザインが面白いので欲しいと思うんですが (笑)


 レコード・レーベルのイメージ的にはちょっと軟弱な感じを抱いていますが、こんなアルバムのように硬派な演奏もしているところがおもしろいですね.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 ここ数ヶ月 CD や映画の Blu-ray を購入しなかったので、ここに来てちょっと欲求不満ぎみ.
 とうとう我慢できずに ・・・・・・・・・・・・・

 久しぶりに何枚かのアルバムと、数本の Blu-ray を Click しちゃいました.

 あまり無理してストレス貯め込むと心の病になってしまいそうなので、たまには発散しないといけない ・・・・・・ と正当化の理由を付けたりしながら.

 最初にタイミングよく届けばいいと書きましたが、今日の午前中にみんなしっかりと届きました.



Waters001

 中にはこんなアルバムがあったりもします.


 相も変わらず節操がないというか ・・・・・・・・・





 最後は今日の午後撮った写真.
 蓼科山 のほうに夏らしい雲が出てきました.



F07A0925
  (EF16-35mm F4L IS USM : 32mm 1/320sec f/8 ISO-100)

 狙っていたわけじゃないけれど、カラスに横切られました.

 こちらは正真正銘のカラスです.

 ピントを遠くに合わせてあったので、さすがに追従しませんでした (笑)


 ということで、暑い休日も夕方.
 何もしない休日が終わろうとしています.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Black Fire

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今日はカメラに関する話題をいくつか.



 昨夜 22:30 頃、ベッドの上で iPad 見ていたら外でサイレンがやたら聞こえます.
 ボクの家の南側には幹線道路が走っているので、いつも交差点に差し掛かった救急車が ウーウー サイレンにしていくのでそれかなと思って外をみると、赤色灯を回した車両が 2 台、水田の中を走る別の道を走っていきました.


 救急車ではなく、火災出動した消防車でした.
 ただ周りを見渡しても炎は見えませんでしたので、大したことなかったのかなぁ ・・・・・・・・・・


 と、数分後まだいろいろなサイレンが聞こえるのでもう一度外を見てみると



2015.1.11 0016

 先ほどは気が付かなかったのに、大きな火柱が立っていました.


 上の写真はさらに数分後、カメラを取りに行ってから撮ったものですので炎の勢いは最初に見た時よりも小さくはなっているものの、大きな火災です.


 EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM (焦点距離 135mm) 1/8sec F5.6 ISO-6400 WBオート

 手持ち撮影でしたのでかなりブレてます.
 自分の部屋にカメラ撮りにいって、いつも付いている広角レンズから 18-135mm に変え、設定も ISO 変えたり、寒空の下ベランダに出て ・・・・・・・・

 慌てて撮ったのでこのあたりが限界かな.



2015.1.11 0022

 しばらくすると炎の勢いも無くなり、白煙になってきたので、レンズをいつもの通りの広角に交換してからもう一度外を見てみると、また火の手が大きくなっていました.


 こちらの写真は広角に交換してしまったレンズでの撮影.

 EF16-35mm F4L IS USM (焦点距離 35mm) 1/3sec F4.5 ISO-6400 WBオート.


 35mm だとこんな感じになってしまいます.
 よく見ると空の雲や、遠くの山並みも結構はっきりわかりますね.
 最近のカメラ、 ISO-6400 くらいでもきちんときれいに撮れると言われていますが、なるほど.



2015.1.12 004

 こちらは今朝の同じアングルから景色.

 EF16-35mm F4L IS USM (焦点距離 29mm) 1/1250sec F4.5 ISO-100 WBオート EV-0.3 .

 黄色い○あたりが昨夜の火災のあった場所.
 ちなみに使用カメラは APS-C サイズです.


 ここで一番言いたかったのはカメラのことではなくて、火災の怖さ.

 この時期暖房機器を取り扱う時期なので、火災はとても怖いですね.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 ということで、今日は Fire .
 当然ジャズなので黒っぽく ・・・・・・・・ 黒い炎 ですね.





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  " Black Fire / Andrew Hill "



   1. Pumpkin ・・・・・・ 5:22
   2. Subterfuge ・・・・・ 8:02
   3. Black Fire ・・・・・ 6:53
   4. Cantarnos ・・・・・ 5:48
   5. Tired Trade ・・・・・ 5:48
   6. McNeil Island ・・・・・ 2:55
   7. Land of Nod ・・・・・ 5:45
   8. Pumpkin (Alt-Tk) ・・・・・ 5:14
   9. Black Fire (Alt-Tk) ・・・・・ 5:45

      (All compositions by Andrew Hill)




  Joe Henderson (ts), Andrew Hill (p),
  Richard Davis (b), Roy Haynes (ds)
  Recorded at VG Studio, Engl. Cliffs, NJ, November 8, 1963.









 このアルバムは彼のデビュー・アルバム.
 Blue Note ではこのデビュー・アルバムから約半年間で 5 枚、合計 10 枚以上のアルバムを発表しているようですのでかなり評価は高かったのでしょう.
 でもボクの持っている彼のリーダー作はこれ一枚.


 ジャケットはこのアルバムも含め結構いいジャケットがあるんですがねぇ (笑)




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 まずこのアルバム、ほとんど聴きません.
 間違いなく アンドリュー・ヒル という名前だけでも 聴かず嫌い という感じなのです.

 今日久しぶりに聴いてみました.

 一番好きな演奏は 2 曲目の "Subterfuge"
 実はここでの ・・・・・・ このアルバム全体での ロイ・ヘインズ のドラムが鳥肌もの.
 アルバムの演奏全体が結構アブストラクティブな感じの演奏なので、 ロイ・ヘインズ のドラムがとってもマッチしている感じを受けます.

 そして リチャード・デイヴィス と ジョー・ヘンダーソン も、やっぱりこういう感じの演奏が合うんだなぁ.


 ただし演奏自体が好みかというとビミョウな感じも少しあります.
 それでも今までのような、聴く前からダメという感じはなくなっています.



Andrew Hill 001

 2 曲目の "Subterfuge" が好みと書きましたが、この演奏は ヘンダーソン が抜けたトリオ演奏.
 アンドリュー・ヒル のピアノもしっかり聴くことができます.

 飛び跳ねるような演奏ですね.
 すごく流れるような旋律の中にも、聴き手の予想を越えてしまうような音の拾い方やリズムの取り方をしています.
 このあたりが好き嫌いの分かれるところでしょうか.
 

 このアルバムもそうですが、ほとんどオリジナルしか演奏しないようですね.
 このあたりも、ちょっと聴いてみようかという気にならないのかもしれません.

 でも評価はかなり高いんですよね.


 前回書いたように 山中千尋 さんも一押し.



Jazz Perspective vol.7

 "Jazz Perspective" vol.7 で Blue Note の特集がありました.
 そこで Favorite BN として 山中千尋 さんが選んだアルバムというのが アンドリュー・ヒル の 5 枚なんだから ・・・・・・・・

 まぁ音楽をわかっている人が聴いた演奏のすごさや楽しさと我々ルーキーの聴いたすごさや楽しさは、きっとその尺度がかなり違っているんじゃないかといつも思っています.
 だから評論家のアルバム・レビューはあまりあてにしていません.

 でもそういった違いがあるからこそ音楽は楽しい.



 さて余談になりますが、 "Jazz Perspective" の Blue Note 特集の中に ECM レーベル創設者 マンフレッド・チャフナー も登場していました.
 彼が選んだアルバムというのが "Face To Face / Baby Face Willette" (BLP4068) !!
 このアルバム、ボクの Blue Note ベスト 5 に入るので、これはうれしかった.




 この "Black Fire" 、一部では "黒い情念" とも表記されるようですが、これはなんだかなぁ.
 完全なまでの 新主流派 的演奏は、やっぱり "Black Fire" でしょう.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今日最後の話題は同じカメラ・ネタですが、冗談半分なので軽く笑ってあげてください.




PICT9309

 これが職場の EOS 70D ・・・・・・ 通称 "黒い三連星" です.
 左から マッシュ 、 ガイア 、 オルテガ (笑)


 数か月前までは、みんな EF-S 18-135mm IS というレンズだったのが、こんな感じで変わりました.


 実は別部署の同僚さんは、自他共に認める "撮り鉄" さん ・・・・・・・ 最近話題の "キチ鉄" ではありません.
 とっても温厚な方です.
 でもカメラ構えると豹変するのかは不明ですが (笑)



 彼の使用機材は Canon ですので、この "黒い三連星" の写真を送ったところ ・・・・・・・・




DSCN2355

 こんな逆襲にあってしまいました ........ orz............



 例えれば、 "黒い三連星" が ジェットストリーム・アタック で奇襲をかけたのですが、白い ガンダム に完敗しちゃったという感じです (笑)
 ただし、写真の構図だけは十分勝っているかな.


 やっぱり "撮り鉄" はすごいなあ ・・・・・・・ これだけでも 200 万円くらいになっちゃうのか.


 あこがれの EOS 5D Mark ll & lll !
 少し前から、新発売になった EOS 7D Mark ll を買わせて上の一台を安く譲っていただこうと画策しているのですが.

 「もし買うとしたら、買い変えではなくて買い足し」 とおっしゃっていました.



 "撮り鉄" 恐るべし !!!



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Page One

 週末はいつもの 東京 .
 いつもどおり変わり映えのしない生活です.

 食事も、行く場所もほとんどおんなじ ・・・・・・・ だったのですが、珍しく金曜日はちょっとお散歩に.




 その前にアルバムです.
 最近、どうも映画やロックの話題が多くなってしまったので、 iPod から聴こえてきた曲が入ったアルバムでも.
 かなり有名なアルバムなので、前にも取り上げたかと思い調べたらまだ取り上げていませんでした.






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  "Page One / Joe Henderson"





  1. Blue Bossa
         (K.Dorham) ・・・・・ 8:02
  2. La Mesha
         (K.Dorham) ・・・・・ 9:07
  3. Home Stretch
         (J.Henderson) ・・・・・ 4:13
  4. Recorda-Me
         (J.Henderson) ・・・・・ 6:00
  5. Jinrikisha
         (J.Henderson) ・・・・・ 7:21
  6. Out Of The Night
         (J.Henderson) ・・・・・ 7:24





  Kenny Dorham (tp), Joe Henderson (ts),
  McCoy Tyner (p), Butch Warren (b), Pete LaRoca (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, June 3, 1963.






 ジョー・ヘンダーソン のデビュー・アルバムにしてベストとも言えるアルバムです.
 ジャケットもいい感じですね.




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 でもこのジャケット ・・・・・・・ マッコイ・タイナー の名前が表記されずに "ETC" なんて書かれています.
 たしか、 マッコイ の ブルーノート デビューだったようです.

 それにしても "ETC" はないだろう ・・・・・ ひょっとすると契約の問題で名前を書くことができなかったのでしょうか.
 でもジャケ裏にはきちんと書かれていますが ・・・・・・ (笑)



 このアルバム、発売当時はあまりヒットしなかったようですが、後年になって特に A 面がジャズ喫茶でも大人気だったようです.
 改めて聴いてみると、 A 面最初の 2 曲がとても聴きやすい.
 ヒットしたのも頷けてしまいます ・・・・・ が、 2 曲ともに ケニー・ドーハム の曲なんですねぇ.
 当時はまだ、 ケニー・ドーハム・グループの ジョー・ヘンダーソン だったのでしょう.





joe-henderson002

 ジョー・ヘンダーソン はこのアルバムが有名になりすぎちゃって、どうもロックっぽい演奏がメインのような印象を受けてしまったようですが、本来はバリバリの新主流派と呼ばれるような演奏を得意としています.
 ボクは彼の "Our Thing (BLP-4152)" 、 "In'n Out (BLP-4160)" や "Innner Urge (BLP-4187)" といった作品を一時期結構聴いたので、この "Page One" のような演奏のほうがちょっとばかりの違和感を感じちゃいます.


 このテナーは、もうちょっと認められてもいいような感じがあります.
 でもまぁ、この "Blue Bossa" の演奏だけでも、これからずっと語られていくはずでしょうから、それはそれで幸せかもしれません.







 さて 東京 のお話し ・・・・・・・・
 金曜日は午後 東京 入りでしたが、講習会の準備までちょっと時間があったので散歩に 上野公園 に.




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 不忍池 です.
 15:00 頃ですが、この時間にはすでに空も黒くなり始め、ポツリポツリと雨も落ちてきました.
 ホテルはここから歩いて 15 分程度の場所ですが、いつもは散歩なんかする時間まったくないので、 不忍池 もゆっくり歩くのは初めての気がします.


 それにしてもスゴイ蓮 ・・・・・・・・ おまけに水面を見ると、やけに亀がいます.
 この亀にビックリです (笑)




23 UENO

 1 時間ほど公園内をブラブラ.
 その後、今回の目的でもあった スタバ 上野恩賜公園店 へ.

 このお店は、 スタバ でもコンセプトストアと呼ばれるお店の一つ.
 細長いお店ですが、通り側がすべて大きなガラスになっているので解放感ありあり.

 お店に入った時は満席ということだったので、持参したポットでテイクアウト ・・・・・・・
 しようと思って外に出ると、ちょうどテラス席が一つ空いていたのでそこでのんびり一時間ほど過ごしちゃいました.
 このテラス席、イスは硬めのイスで正直あまり好きじゃないけれど、通りを歩く人を眺めてゆっくりするのはとても気持ちいがよかった.





 公園に行く前に遅めの昼食.
 いつものラーメンなのです (笑)

 湯島 の "大喜" ・・・・・・ ここもおなじみですね.
 昼から熱いラーメンはちょっと食べる気にならなかったので ・・・・・・・・




23 DAIKI

 冷しとりそば 塩味・中太ピロピロ麺 です.


 とりそば が出てきて気がついたのですが、なめこが入っていました.
 キノコ類すべてダメなボクは、当然すべて横によせて ・・・・・・・・

 まず、お汁がさらさらではなくどろっとした感じです.
 でも変な粘度ではなく、とてもサラリとした味わいです.
 こんなラーメンは初めて.

 白髪ねぎ、細切りきゅうり、おくら、なめこ、レモン、鶏の挽肉と薄切り、味玉半分.
 夏季限定で、昨年の写真を観たらナスやカボチャが入っていましたが今年のラーメンには入っていませんでした.
 麺は幅広の平たいタイプで、ちょっと短かめなので食べやすく、味もしっかりのってきます.
 さらに薄い氷も入っており、それが麺やスープと一緒になって独特の触感が出ちゃったりします.


 濃い目の味が好きなボクとしては、塩味で少し物足りない感じもありますが、それ以上に経験したことのないラーメンなのでそちらの衝撃の方が大きかった.


 このお店、 9 月からは濃厚味のラーメンも始めるようなので、これからもしばらくは 湯島 通いかな.



 ということで、今夜もジャズの話題はあっさりと ・・・・・・ 冷やしとりそば のようにさらりになってしまいました.
 夏だから、あっさりでもよしとしましょう.


 と、自分を正当化してみます.

Idle Moments

 暖かな一日でした.

 Idle Moments ・・・・・・・ 空いた時間ができたので、ちょっと映画でも.
 ちょうど "ヒューゴの不思議な発明" は今日封切り、おまけに "ファーストディ" 割引もあったので、平日にもかかわらずいつもよりは少しだけ人がいましたね (笑) .




03_widescreen

 3D 字幕 版を観てきましたが、予想していた感じとはかなり違う映画でした.
 最近、映画観る前には事前情報などはほとんど入れないように、予告編程度しか見ませんので、自分なりにこんな映画じゃないかと想像して映画館に足を運ぶんですよね.

 映画を観終わった後、 「ああっ、こういう映画なんだ ・・・・」 という感じでした.
 この映画については、また次の機会に書くことにします.



 3D の予告編を何本か観てきましたが、これは絶対 3D で観たいと思うようなものがあまりありません.
 "タイタニック" や "スターウォーズ" が 3D 化されますが、予告編を観る限り、別に 3D にしなくてもいいんじゃないの、って感じでした.
 そんな中で、この 3D は楽しそうだと思ったのが "長靴をはいた猫" ・・・・・・ そう、あの "シュレック" です.
 やっぱり 3D ってこういう CG の映画なんかのほうが向いているんじゃないのかなぁ.





 さて先日届いた 700 円 Blue Note のアルバム ・・・・・・ ちょっと可哀そうな言い方かな (笑) .
 少しずつ聴いているのですが、これらのアルバムのほとんどは初めて聴くものばかり.
 だから映画のように、 「やっぱりこういう感じか・・・・」 と思うものもあれば、 「えぇー、こんな演奏なの ・・・・」 と感じちゃうものまでいろいろです.
 まぁ、 Blue Note の 4200 番台がほとんどなので、その辺りは覚悟はしていますがね.




 Grant Green のアルバムは、今回 3 枚購入したのですが、その中で ドキッ とするような演奏が入っていたアルバムです.
 






4154






    " Idle Moments / Grant Green " (BLP-4154)





   1. Idle Moments 
              (D.Pearson) ・・・・ 14:52
   2. Jean De Fleur 
              (G.Green) ・・・・ 6:46
   3. Django 
              (J.Lewis) ・・・・ 8:40
   4. Nomad 
              (D.Pearson) ・・・・ 12:13  
   5. Jean De Fleur 
              (alt-tk) ・・・・ 8:05
   6. Django 
              (alt-tk) ・・・・ 13:12

      (# 5.6 Not part of original album.) 





  Joe Henderson (ts), Bobby Hutcherson (vib), Grant Green (g),
  Duke Pearson (p), Bob Cranshaw (b), Al Harewood (ds)

  # 1.4.5.6 :
  Recorded R.V. Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, November 4, 1963.
  # 2.3 :
  Recorded R.V. Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, November 15, 1963.






 Blue Note のギターというと、オルガンが入ったような演奏が多いのですが、ここでは Duke Pearson のピアノが入り、さらには Bobby Hutcherson の ビブラフォン と Joe Henderson のテナーまで入ったセクステット編成です.
 一曲の演奏が長く、オリジナルのアナログ盤では 4 曲のみ収録.
 メンバーと演奏時間、さらには録音時期を考えると、きっとモーダルで、下手をするとフリーキーなアルバムじゃないかな ・・・・・ なんて思っいながら一曲目を聴いてみたら ・・・・・・・・・・・




4154-2

 いきなり超スロー・テンポのブルースじゃありませんか.
 コテコテの、真っ黒なブルースって感じです ・・・・・・・・・・ 退廃的な雰囲気が漂うようなぁ.


 Grant Green は 1935 年 6 月 6 日 ミズーリ州 セントルイス 生まれのアメリカのジャズ・ギタリスト、 1979 年 1 月 31 日 ニューヨーク で心不全のため死去.
 Blue Note には多くのアルバムを残しており、 70 年代になると多くのミュージシャンたち同様に、ロックっぽい演奏や、ファンク色の強い演奏などもしています.
 演奏スタイルは、 シングル・ノート (単音) を主体にしたもので、 ウェス・モンゴメリー の オクターヴ奏法 とは対照的です.

 ボクは彼の演奏の中では R&B フィーリング溢れる、コテコテの演奏が好きです.
 だからこんなアルバムは大好き.
 逆に "The Latin Bit" (BLP-4111) のような演奏は、ちょっと好みとは言い難いですね.



 1 曲目が Duke Pearson の曲、 2 曲目は Grant Green の曲でうって変わって軽快な演奏です.
 このアルバムでもう一ついいところは、 Bobby Hutcherson がストレートな演奏をしているところでしょうか.
 彼のアルバムには、かなりフリーキーといえるような演奏も多くあります.
 このアルバムでは、サイドメンという立場もあるのか、ちょっと前に出ないという感じ ・・・・・ それでも演奏はとても素敵です.




GrantGreen
 
 MJQ (Modern Jazz Quartet) で有名な "Django" の演奏も、ストレートで好感が持てます ・・・・・・ 変な解釈されて演奏されると、曲のイメージが大きく変わってしまいます.
 4 曲目も、ちょっとおもしろい Duke Pearson の曲です ・・・・・ でもとてもいい演奏で、 Duke Pearson のピアノ・ソロなんかも超ゴキゲンです.


 5, 6 曲目は CD 盤のボーナス・トラックです.
 録音は最初のセッションの行われた 11 月 4 日、でも演奏があまり良くなかったので、この 2 曲のみ 11 月 15 日に再録音され、そちらがオリジナル盤に収録されました.
 こちらの演奏も結構楽しめますよ、いい感じです.


 このアルバム、聴けば聴くほどメンバーの演奏の良さがわかってきます、いいアルバムですな.
 もうちょっと Grant Green しっかり聴かないといけないですね.




 さてこれからの Idle Moments 、読書でもしながら闇に吸いこまれていくとしますか ・・・・・・・ .

In 'N Out

 連休です.
 今年の連休は、いつもの年よりもいろんな意味を持っている連休かもしれませんね.
 被災者の救援の手はだいぶ届き始めているようですが、被災地の復興に至ってはどうでしょう ・・・・・ ほとんど手つかずと言ってもおかしくないでしょうか.
 大震災のリバウンドか、被災地には関係のない観光地まで大きなダメージを受けているようです.
 不要な部分を節約したりするのは当然必要ですが、もう少し日本全体が元気出していかないと、本当に日本がダメになってしまうような気がしますね.



 ボクの連休の予定は ・・・・・ と言っても、中に仕事が挟まっているので、社会一般的連休には程遠いのですが ・・・・・ 4日に東京へ行くくらいで、あとは庭の草取りでものんびりとしていようかと思います.






4166






   "In 'N Out / Joe Henderson"




   1. In 'N Out
   2. Punjab
   3. Serenity
   4. Short Story
   5. Brown's Town
   6. In 'N Out  (alt-tk)




  Kenny Dorham (tp), Joe Henderson (ts), 
  McCoy Tyner (p), Richard Davis (b), Elvin Jones (ds)
  Recorded April 10, 1964.





 Joe Henderson の Blue Note での 3 枚目のリーダー作です ・・・・・・ "BLP-4140 Page One" , "BLP-4152 Our Thing" に次いで.
 オリジナルアルバムは 5 曲目まで、残りの 1 曲は International 盤のボーナス・トラックです.
 この 3 枚すべてに競演しているのが、トランペットの Kenny Dorham です.

 以前にも書いたように、イメージ的には "いぶし銀" 的なのですが、このアルバムでは 1 曲目からバリバリのモード演奏となっています.
 個人的好き嫌いになりますが、同じバリバリ吹くのでもボクは "BLP-1524 'Round About Midnight At The Cafe Bohemia" のようなハードバップの演奏のほうが好きです ・・・・・ まぁ 3 曲目の "Serenity" や 4 曲目の "Short Story" のような演奏も悪くないし、ゴキゲンですけどね.




4166-2

 バックの 3 人がスゴイな〜.
 まんま John Coltrane Quartet という感じです、この手の演奏にはピッタリの 3 人ですね (笑) .
 この中では、ちょっと Elvin Jones が大人しいような感じを受けますが ・・・・・ .


 で、そんなバックやサイドメンに乗せられてか、主役の Joe Henderson が結構自由に吹いています.
 "Page One" のアルバム評価の多くは、ちょっと大人しいというようなニュアンスが含まれていますが、ボクもそう感じてしまいます.
 2 作目の "Our Thing" は先日届いたもののまだ聴いてないのでわかりませんが、少なくてもこのアルバムのほうがはるかに自由な演奏という印象です. 
 このアルバムのあと、自身のリーダー作は "BLP-4189 Inner Urge" 、 "BLP-4227 Mode For Joe" 、計 5 枚のリーダー作を Blue Note に吹き込みました.
 この後の 2 枚も、モーダルでちょっとフリーキーな演奏になっています. 


 このアルバムも、ジャケット・デザインが秀逸です.
 太い文字と小さな文字の組み合わせが何とも言えませんし、文字の配置の微妙さもいいですよね.
 Blue Note はこんな感じで、ジャケットだけ眺めていても気持ち良く慣れるものがゴロゴロとあります.
 このあたりも 名門 と呼ばれる所以でしょう.



 さて明日も休みだから、これからゆっくり Blu-ray でも観るとします.
 少し前に届いた "パイレーツ・オブ・カリビアン ブルーレイ・トリロジー・セット" です.
 一応 DVD で三作とも持ってはいたのですが ・・・・・・・・・・ 勢いで Click してしまいました.
 1 作目は先日観たので、今夜は 2 作目ですね.


 やっぱり Blu-ray はきれいです ・・・・・・・・ それではよい連休を.

" Song For My Father "

 今朝も雲ひとつない爽やかな青空が広がっていました.
 数時間すると、だんだん靄ってきてしまいましたが、雲もなく素敵なお天気.
 こんな日は、ちょっとした山にでもトレッキングという名の "徘徊" に行きたくなってしまいます.

 ただボクの愛車は、少し前の "ゴッツン" 修理のため、ディーラー経由で板金屋さんに入庫中です.
 "ゴッツン" 自体は大したことなかったので、簡単にバンパー交換で済む予定でしたが、ディーラーで見てもらったところ、バンパーの取り付け部分が錆のためボルトやネジが激ヤバ状態で、このままではバンパー交換できないとのことで、急きょ板金屋さんとなってしまいました.
 こんな事故がなければ気がつかないところですので、不幸中の幸いとでも言えばいいのでしょうか.
 費用も車両保険ですべて対応になっているので ・・・・・ .



 そうじゃなければ、雪の降る前の冬山の PEAK で、ゴキゲンな曲でも聴きながらオニギリでも頬張っていたかったんですが.
 仕方ないので、家でまったりと超ゴキゲンなアルバムでも聴くとします.





4185






  "Song For My Father / Horace Silver"




  1. Song For My Father
  2. The Natives Are Restless Tonight
  3. Calcutta Cutie
  4. Que Pasa
  5. The Kicker
  6. Lonely Woman




  # 3 & 6 : Recorded October 31, 1963.
  Blue Mitchell(tp), Junior Cook(ts), Horace Silver(p),
  Gene Taylor(b), Roy Brooks(ds)

  # 1,2,4 & 5 : Recorded October 26, 1964.
  Carmell Jones(tp), Joe Henderson(ts), Horace Silver(p),
  Teddy Smith(b), Roger Humphries(ds)





 Horace Silver を代表する、いやいや、Blue Note を代表する一枚と言っても決して過言ではないでしょう.
 無条件に、ルーキーにお勧めの一枚です.

 このアルバムのレコード番号は、 BLP 4185 です.
 このアルバムの前後には、ボクが持っているだけでも、
 BLP 4182 Juju / Wayne Shorter
 BLP 4184 Fuchsia Swing Song / Sam Rivers
 BLP 4187 Into Somethin' / Larry Young
 BLP 4189 Inner Urge / Joe Henderson
 といったアルバムが控えています.
 Blue Note の新主流派を代表するような、ちょっとモーダルな、フリーキーな演奏ばかりです.


 このあたりのアルバムは、山に見事に例えることができそうです.
 BLP 4100 番台を "森林限界" にしましょうか.
 これ以降のアルバムは、空気も若干薄くなり、やせ細った尾根が続いていたり、鎖場やハシゴもあり、カニの縦這い・横這いなんかもあったりして ・・・・.
 とても初心者には危険過ぎます ・・・・ まぁ、山と違って命を落とすことはありませんが (笑).
 でも、一歩間違えると、一発でジャズを嫌いになる可能性も秘めていますので.
 かと思うと、このアルバムのように、ちょっとロックビートを入れて、聴き易くゴキゲンなアルバムなんかあったりもして ・・・・ 優秀なガイドが必要です.





4185-2

 そんなヤバそうなアルバムに囲まれたこのアルバム、超ゴキゲンです.
 全くの初心者でも 3,000m 級に簡単に登れて、爽快な気分を味わえる、まるで "乗鞍岳" のようなアルバムです (笑).

 何と言っても、 1 曲目の "Song For My Father" と、それに続く "The Natives Are Restless Tonight" でしょう.
 あまりにこの 2 曲のインパクトは大きいですね.
 おかげで、昔で言うところの B 面が霞んでしまっています.


 1 曲目の "Song For My Father" は、ロック・ビートにちょっとボサノヴァ風味を聴かせた曲です.
 Silver のピアノは、どこか淡々と、でも節々にはファンキーな香りが漂っています.
 さすがベテランの味とでも言えばいいのでしょうか.
 そしてピアノ・ソロに続くのが Joe Henderson ですが、最初はちょっと控えめかなと思わせるのですが、途中から一気に本領発揮です.
 Carmell Jones のソロも是非聴いてみたかったな〜.
 こんな演奏だったら、 20 分でも聴いていられそうです (笑).

 そして次の "The Natives Are Restless Tonight" では、最初からアップテンポのテーマから Carmell Jones のソロ.
 あまりお喋りではありませんが、結構いいじゃないですか.
 続く Joe Henderson は、 1 曲目に比べかなりモーダルな演奏になっています.


 元々の Quintet では、 3 曲目と 6 曲目を吹き込んでいますが (実質 Quintet は 3 曲目だけ・・・) 、どうもボクはこの 2 曲を入れる必要があったのかかなり疑問に思ってしまいます.
 1964 年の新しい Quintet だけの演奏でもよかったんじゃないかと.
 元の Quintet も "栄光の Quintet" とか呼ばれたように、すごい演奏がたくさんありますが、このアルバムに関しては、ちょっと方向性が違うように思えてなりません.

 かと言って、このアルバムの良さが色褪せる訳ではありませんが・・・・・
 とりあえずルーキー諸君、黙って聴くべし (笑) .  




DSC_0343

 ベランダから蓼科山 ・・・・ 数日前の夕日です.
 どうも今年は、 12 月というのにそれほど寒くもないし、冬らしくないですね.
 油断していると、一気に冬がやってくるんでしょうか.


 暮れにかけて、欲しいものがたくさんあります.
 が、先月かなりお金を使ってしまったので、今月のカード支払いを見てびっくりです!!
 よく考えたら、車検代という大きな金額があったのを忘れてました.
 入ってくるお金は、ほんの少しなので、何を我慢するか思案中です.


 まぁ、幸いなことにゆっくり考える時間だけはたくさんありますから ・・・・
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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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