John_Lennon

For Quiet Lovers

 4 月になってから、いろいろなお付き合いがグーーーーンと増えました.
 それなりの立場を望んではいないものの、組織の中ではどうしてもそれなりの立場に就かなければならなく、そういった立場でのお付き合いが必然的に増えてしまう訳です.


 昨夜もそんなお付き合い.
 ただ、ボクはまったくお酒を飲まないので、一次会でいつも失礼させていただいております.
 一次会だけでも、十分に疲れます.



 やっと土曜日 !!
 土曜日はとても素敵なのです、なんたって明日も日曜日で休みなのですから (笑)


 今朝は、友人の結婚式のために帰ってきた娘を会場の 軽井沢 のホテルまで送ってあげました.
 朝 8 時頃家を出たんですが、途中からはプチ渋滞.
 やっぱり GW の 軽井沢 は車で行くものではありません.


 娘をホテルに降ろした後、ちょっとお疲れモードをリフレッシュでもしようと寄り道.




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 一年に一回くらい顔を出す "離山房" という喫茶店.

 ちょうど昨日から開店したようでした.
 10 時頃だったのでまだお客さんは誰もおらず、一人静かにテラスでまったり.


 前の通りの交通量が昔に比べるとかなり増えたため、車の音が結構気になりますが、その間に聴こえる鳥のさえずりがなんとも癒されます.
 まだ季節的には新緑とは言えないので、光が多すぎますが、これから木々が青くなるととても素敵な雰囲気になります.




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 ここ数年見かけていなかった先代の奥様がおり、わざわざテラスまで来て話しかけてくださいました.
 耳がかなり遠くなったのでしょうか、話は全然ちぐはぐでしたがお元気そうでなにより.


 ここでの思い出は 10 年くらい前の秋の夕暮れ.
 友人女性二人を 軽井沢駅 に送る途中にここに寄った時のことです.
 当時元気だった奥様とご主人が迎えてくれ 「今年最後のお客様です」 と.


 そしてボクの顔を見ながら 「今日一番、幸せそうな顔をしたお客様です ・・・・・」 と御主人が話してくれたことが忘れられません.
 ちなみにその時一緒に行った二人は、まったくのお友達でした (笑)


 その後、お店の方は若い方がやっていたのでもう引退なさったなのかと思っていたのですが.




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 いつも 340 円の スタバ コーヒーを飲んでいるボクにとって、こういったお店で飲むコーヒーはまったく別の感覚.
 店内から "All You Need Is Love" が聴こえてきました.

 遠い昔、 John Lennon が ヨーコ や ショーン を連れここでまったりしていたかと思うと、何とも言えない感覚になります.


 もっとボクが若く、素敵な彼女でもいたとすれば、こんなところでゆっくり過ごす時間は最高なのですがね.



 そんな素敵な恋人たちのアルバム・ジャケット.
 新緑に包まれた 軽井沢 あたりがピッタリするようなジャケットです.






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  " For Quiet Lovers / Teddy Wilson "




  1. Blues For The Oldest Profession
        (T.Wilson) ・・・・・ 3:00
  2. It Had To Be You
        (I.Jones-G.Kahn) ・・・・・ 3:11
  3. You Took Advantage Of Me
        (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・・ 4:21
  4. Three Little Words
        (H.Ruby-B.Kalmar) ・・・・・ 2:43
  5. If I Had You
        (J.Campbell-R.Connelly-T.Shapiro) ・・・・・ 2:38
  6. Who's Sorry Now
        ( T.Snyder-B.Kalmar-H.Ruby) ・・・・・ 3:38
  7. The Birth Of The Blues
        ( R.Henderson-B.G.DeSylva-L.Brown) ・・・・・ 2:54
  8. When Your Lover Has Gone
        (E.A.Swan) ・・・・・ 2:51
  9. Moonlight On The Ganges
        (C.Wallace-M.Ewing) ・・・・・ 3:50
  10. April In Paris
        (V.Duke-E.Y.Harburg) ・・・・・ 3:25
  11. Hallelujah
        ( V.Youmans-L.Robin-C.Grey) ・・・・・ 3:11
  12. Get Out Of Town
        (C.Porter) ・・・・・ 3:31




  Teddy Wilson (p), Milt Hinton (b), Jo Jones (ds)
  Recorded at NY, January 1, 1955.






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 Teddy Wilson は 1912 年 11 月 24 日 テキサス州 オースチン 生まれ、 1986 年 7 月 31 日 73 歳で亡くなっています.

 彼は人種差別がまだ当たり前の時代に、黒人として初めて Benny Goodman Trio ( Benny Goodman, Teddy Wilson, Gene Krupa) の一員となります.
 そういった意味で、彼の功績は非常に多いにもかかわらず、どうも評価的にはいま一つ過小評価されているようです.



 演奏はちょっと古い感じがしますね.
 バップ以前の演奏 ・・・・ スイングっぽいとでも言うのかな.

 曲目はほとんどが有名なスタンダードばかり.
 じっくり聴かすと言うよりも、軽快にアレンジという感じでしょう.


 こういう感じのピアノは、今はほとんど聴かれなくなりました.
 時代の流れですのでいたし方ありませんが、たまに聴いてみるとなんともノスタルジックな気分になったりできます.



 今日は珍しく、いろいろなノスタルジックな思いに浸ることのできた一日でした.





 そう言えば、先日の診察からコルセットを外しての生活です.
 骨の方はこれ以上潰れることも無いようですので、すこしずつリハビリを兼ねた運動も OK に.

 まだ おっかなびっくり 的な日常生活ですが、コルセットの圧迫感からの解放は何とも言えません.
 一番助かるのは、痒みとサヨナラできることですね.


 いい天気の一日、 軽井沢 から帰ってからリハビリを兼ねてタイヤ交換にチャレンジ.
 やっぱりちょっとした疲労感がありましたが、なんとか終了.

 ついでに洗車もし、午後はまったり ・・・・・・・・・・


 明日もお休みなので、一日まったりですね (笑)

Golden Slumbers

 連休最終日、いいお天気でしたが台風のせいなのか風がかなり強い一日でした.
 ボクの家は高台で、風の通り道に遮るものがないので、音だけでもかなりなもの.

 こんな日は家でボ〜〜ッとするのが一番 ・・・・・・・・・
 ということで、お昼ごはんから WOWOW でした.


 最初が "レディ・ジョーカー" 11:30 頃だったのですでに映画は始まっていましたが、まぁストーリーも問題なくわかりました.
 内容は ・・・・・ ちょっとねぇ.
 きっと 高村薫 原作の小説のほうが面白いかもしれません.
 見終わってどうしようか考えていたら、次の番組が "ゴールデンスランバー" .
 この映画は劇場で観るつもりが、いつものように公開終了になってしまったので、ついつい観てしまいました.




 そんな映画のタイトル ・・・・・・ 主題歌にもなった曲の原曲がこのアルバムです.
 これもジャケットが有名なアルバム ・・・・・・・・
 というか、 ビートルズ を代表するアルバムの中の一枚です.





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   " Abbey Road / The Beatles "





  1. Come Together
       (Lennon - McCartney) ・・・・・ 4:20
  2. Something
       (Harrison) ・・・・・ 3:03
  3. Maxwell's Silver Hammer 
       (Lennon - McCartney) ・・・・・ 3:27
  4. Oh! Darling
       (Lennon - McCartney) ・・・・・ 3:26
  5. Octopus's Garden
       (Starkey) ・・・・・ 2:51
  6. I Want You (She's So Heavy)
       (Lennon - McCartney) ・・・・・ 7:47
  7. Here Comes The Sun
       (Harrison) ・・・・・ 3:05
  8. Because
       (Lennon - McCartney) ・・・・・ 2:45
  9. You Never Give Me Your Money 
       (Lennon - McCartney) ・・・・・ 4:02
  10. Sun King 
       (Lennon - McCartney) ・・・・・ 2:26
  11. Mean Mr. Mustard 
       (Lennon - McCartney) ・・・・・ 1:06
  12. Polythene Pam 
       (Lennon - McCartney) ・・・・・ 1:12
  13. She Came In Through The Bathroom Window 
       (Lennon - McCartney) ・・・・・ 1:57
  14. Golden Slumbers 
       (Lennon - McCartney) ・・・・・ 1:31
  15. Carry That Weight 
       (Lennon - McCartney) ・・・・・ 1:36
  16. The End
       (Lennon - McCartney) ・・・・・ 2:19
  17. Her Majesty 
       (Lennon - McCartney) ・・・・・ 0:23




  The Beatles :
  John Lennon , Paul McCartney , George Harrison , Ringo Starr






 イギリスにおいて 1969 年 9 月 26 日 ( 日本発売は 1969 年 10 月 21 日 ) に発売された、 ビートルズ 13 作目のオリジナル・アルバム ・・・・・・ ただ、一部では "Magical Mystery Tour" を一連のアルバムとは見ていないようですので 12 枚目という見方もあるようです.
 ちなみに 2009 年 9 月 9 日に完全リマスターとして発売されたボクのボックスは、 "Magical Mystery Tour" と "Past Masters Vol.1 & 2" が加わった 14 タイトルになっています.
 また、一般的なアルバムの順序では発売順にしているものが多いので、 "Let It Be" が最後のアルバムのようになっていますが、録音はこの "Abbey Road" のほうが一年後です.

 だから ビートルズ のラスト・アルバムとも言われています.



 
 ジャケットは ロンドン の アビイ・ロード・スタジオ 前の横断歩道で撮影された写真.
 ボクはイギリスに行ったことはありませんが、この場所はレコード発表以来観光名所になっているようですね.
 そのためか、 イギリス 政府により英国の文化的・歴史的遺産の指定を受けているようです.

 このジャケット写真は、 "ポール死亡説" を巻き起こす原因ともなっています.
 これはもぅ有名すぎるほど有名なので改めてここに書く必要はないでしょうね.



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 このアルバムは、高校生の頃小遣い貯めて買った想い出のアルバムです ・・・・・・ ビートルズ はとうに解散していましたが.
 自分の部屋で何十回 ・・・・・ いや、何百回聴いたのかわかりません.
 今でもこのアルバムを聴くたびに、断片的な高校時代の想い出がぼんやりと浮かんできます.


 特に "Here Comes The Sun" から始まる B 面!!
"Here Comes The Sun" 、 "Because" 、 "You Never Give Me Your Money" と繋がっていく辺りがボクにとってのエクスタシーでもあります (笑) . 
 一般的には "You Never Give Me Your Money" から始まるメドレー ・・・・・ と言われますが、ボクは一曲目からこの B 面全体が一つのメドレーだと思っています.
 一曲ごと聴いてみると、あまり好きではない曲もありますが、続けて聴いてみると何とも言えないくらい、素敵な繋がりを見せています.



 そして "Golden Slumbers" ・・・・・・ この曲も素敵な曲です、子守唄をベースに作った曲のようですね.
 バックのストリングスがとっても素敵なんですよね.
 ここから "The End" ・・・・・・ 大団円 にまっしぐらなのです.

 ビートルズ というグループの 大団円 でもあります.






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 さて映画ですが、ストーリー的には、最後も含め ??? と言う感じの部分が多くありました.
 間違いなく原作のほうが面白そうな香りがします.
 公開時に誰かの書いたレビューも、確かあまりいい評価とは言えなかったように記憶しています.

 ただ、ボクは 堺雅人 が好きなのです.
 でも、彼の出演したドラマや映画のほとんどを観ていません.
 唯一観たと言えるのが "ジェネラル・ルージュの凱旋" ・・・・・・・ そこで演じた 速水晃一 の役がとっても好きなのです.
 この役だけで、ボクは彼の演技が好きになりました.


 だから今日も観る気になった次第 ・・・・・・ でも微妙だったなぁ.
 結構無茶なストーリーで、最後もねぇ.
 堺雅人 の役は、いかにも彼と言う雰囲気の出る役で、それ自体はまぁよかったのですが ・・・・・・

 全体としてみるとかなり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ビミョ〜 .
 そのためこの映画のデータは、次の機会に.





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 今日の青空 ・・・・・・ 蓼科山 もくっきり.
 ここ数日は、青空が出ても山の方は白い雲に隠れていたりしたので、久しぶりの 蓼科山 です.

 でも、風がとても強くて ・・・・・・・・


 それにしてもきれいな青空だったなぁ、祝日でなかったら間違いなく山に行っていたのに.
 21 日お休みなので、晴れればいいのですが ・・・・・・・

 もし雨が降りそうだったら、雨に因んだ素敵なお店で打ち合わせの予定です (笑) .

Happy Xmas

 さってと、今年最後の "いつもの講習会" .
 土日開催の関係から昨年に引き続き、クリスマス開催になってしまいました.
 開催側としては何だけれど、 「こんなクリスマスに、わざわざ勉強に来る人たちなんて、そうはいないよね ・・・・・」 と思っている割には、例年ほぼ定員に近く集まります.

 講習会場が 銀座 に近いですので、終了後に銀座のクリスマスを堪能していくのもありですね ・・・・・ ただ、ボクらの講習会は結構難しいので、一日目が終わると受講者グッタリ状態で、さらにもっと勉強しないとヤバいと思ってしまうようですので、なかなか終了後に飲もうなんて気分になれないようですが.



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 気持ちのいい青空が広がっています.
 東京も今週末は天気が良さそうです ・・・・・ と言っても、日中は講習会なので昼ご飯を食べに行くくらいしか外に出れないので、今日の夕方にでもちょっと 銀座 をブラリと.



 クリスマス気分高めるため、定番の曲でも聴いてみましょう.
 John Lennon です.






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    " Singles / John Lennon "




    1. Power to the People
    2. Happy Xmas (War is Over)
    3. Instant Karma!
         (We All Shine On)
    4. Cold Turkey
    5. Move Over Ms. L
    6. Give Peace a Chance






 このアルバムは "John Lennon Signature Box" に、に入っている Bonus Disk の一枚で、シングル発売されたもののアルバムに収録されていない曲が 6 曲収められています.
 ちなみにもう一枚の Disk は "Home Tapes" で、未発表音源 (一部はホーム・レコーディングス) を 13 曲が入っています.

 最近、クリスマスになるとかならずどこかで聴こえてくるメロディの一つが、 "Happy Xmas (War is Over)" .
 1971 年にアメリカと日本でシングル発売され、その後イギリスなどでも発売.
 これまでに幾度となく再販を繰り返している曲でもあります.
 表記されているアーティスト名は "John&Yoko Plastic Ono Band with the Harlem Community Choir" .




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 1971 年というと、 ベトナム戦争 が行き詰まりを見せていた頃.
 この曲は単なるクリスマス・ソングではなく、反戦色を混ぜた曲です.
 同じ年に発売されたシングルには "Power to the People" 、 "Imagine" があります.
 メロディがとても素敵なので、なんとなくですがほのぼのとしたラブ・ソングと捉えている方も多いのではないでしょうか.
 まぁ、それはそれでもいいのかな、長く聴かれていく方が大事でしょうから.




 今週末の 講習会 が終わると、ボクの一年も終わる感じです.
 去年は最後の最後で風邪でダウンした記憶があります.
 今年はそんなことにならないように、摂生に努めよう ・・・・・ 気持ちだけは.


 そろそろ東京行きの準備でも始めるとしましょうか、折角だから今回は一眼持参で東京のクリスマスを収めてくることにします.



 それでは皆様、よい週末を ・・・・・・・ Merry Xmas !!

The Day of John

 今日は寒い一日でした.
 夕方の天気予報を観ていたら、深夜よりも昼のほうが気温が低かったと話していました.
 そして明日の朝は 雪 のようです.
 いよいよ冬らしくなってきました.


 さて今日は 12 月 8 日、友人の何人かが今日お誕生日でした.

 そして 12 月 8 日というと ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 そう、 John Lennon の命日でもあります.





Dakota Apartments

 マンハッタン アッパー・ウエストサイド と 72 nd Street 、 73 nd Street に挟まれ建っている、高級集合住宅 "ダコタ・ハウス" .

 1980 年 12月 8 日 22 時 50 分、スタジオ作業を終えた John と ヨーコ が ダコタ・ハウス の前でリムジンから降りた時、その場に待ち構えていた マーク・チャップマン に拳銃で 4 発撃たれました.
 駆けつけた警官のパトカーにより、近くの ルーズベルト病院 に運ばれましたが、出血性ショックにより 23 時過ぎに死亡、まだ 40 歳でした.





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  "Plastic Ono Band (ジョンの魂) / John Lennon"




   1. Mother
   2. Hold On
   3. I Found Out
   4. Working Class Hero
   5. Isolation
   6. Remember
   7. Love
   8. Well Well Well
   9. Look at Me
   10. God
   11. My Mummy's Dead






 1971 年に発表された 2 作目の "Imagine" のほうが、ヒット作としてはふさわしいのでしょうが、 John Lennon というと、ボクにとってはやっぱりこのアルバムなのであります.
 先日取り上げた George Harrison の "All Things Must Pass" と同じ 1970 年に、このアルバムは発売になっています.
 この年は、 Paul McCartney が "McCartney" 、 Ringo Starr は "Sentimental Journey" 、 "Beaucoups of Blues" を発表と、 The Beatles が解散になって 4 人が別々の道を歩き出した年でもありました.

 ちなみにこのアルバムのリリースは 1970 年 12 月 11 日なのですが、なぜか "John Lennon Universe" ( John Lennon Box 発売を記念してのオンライン・ホームページ) には 9 月 11 日と記載されています.
 録音が始まったのが、 9 月下旬からですので、こちらの記載は明らかなミスでしょうか.



 このアルバムの正式タイトルは "John Lennon / Plastic Ono Band" .
 日本でのアルバム名は "ジョンの魂" ・・・・・・・・ 珍しく素晴らしいアルバム・タイトル名です.
 この時代の洋楽には、無理やり日本語を付けた感じの曲が多く、中には ??? というようなタイトルのものもたくさんありましたから ・・・・・ まぁその反面、このアルバムや "狂気 / Pink Floyd" などのようなイカした題名のものも、少なからずありましたけどね.




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 ジョンの魂 ・・・・・・ まさしく、そんな感じのアルバムです.



 ともするとこのアルバム、そのメッセージ性ばかりが取り上げられてしまうかもしれませんが、単調な曲の中に、 John の作り出すとっても美しいメロディ・ラインがあります.
 ボクはそんなところに惹かれてしまいます.

 全体にシンプルなところが、とても素敵なのです.
 はるか昔に聴いた時よりも、今のほうがもっと好きになっています.
 聴けば聴くほど、いいなぁと思ってしまうアルバムです ・・・・・・ .



 昨年、かなり悩んだ挙句に購入した John Lennon Box .
 やっぱり購入しておいてよかった ・・・・・ これらのアルバムは、久しぶりに聴いても本当に癒されます.
 
 
 寒い夜は、ちょっと暖かい部屋で静かに John Lennon でも聴くとします

 ・・・・・・・・・・ Look at Me

Imagine / John Lennon

 暑さも、本当に今日までなのでしょうか ・・・・・・・・・ 明日からはどうも天気が下り模様です.

 明日からは "いつもの講習会" の出張コースのため、 100 km ほど南下.
 準備が夕方からですので、中央アルプスのとある山に登ってから行こうと目論んでいたのですが、降水確率 50 % 超えなので止めておきます.



 最近の CD の低価格化.
 元来、よほどのことがない限り 2,000 円を超える CD は買いません ・・・・・ もちろん、 Box や複数枚組の CD は別ですが.
 International 盤の Blue Note RVG が、大体 1,200 円くらいだったので、物凄く安い感じでたくさん購入しましたが、つい最近ではなんと 750 円くらいで買えます ・・・・ もちろんキャンペーンがらみで.
 そうなると人間の欲望は限りないので、 1,200 円なんて高いと感じ始めてしまいます.
 でも、それに応えるかのように CD の低価格化は進みそうです.
 最近は、 CD 自体の売り上げが下降傾向のようですが、


  売れない → 低価格 → 薄利 → 作らなくなる → ファンが離れる → ますます売れない ・・・・・


 なんてなっていってしまうのでしょうかね.
 特にジャズなんて、コアなファンはいるものの、絶対数が少ないので二度と陽の目を浴びそうもないアルバムがごまんとあります.

 そう言えば、店頭でアルバムを選ぶ ・・・・ なんてことも、ほとんどなくなってきました.



 ずっと昔、やっと貯めたお小遣い握りしめながら、店頭で悩んだ挙句購入したアルバムです.







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  "Imagine / John Lennon"




  1. Imagine
  2. Crippled Inside
  3. Jealous Guy
  4. It's So Hard
  5. I Don't Wanna Be A Soldier Mama
  6. Give Me Some Truth
  7. Oh My Love
  8. How Do You Sleep?
  9. How ?
  10. Oh Yoko !





 間違いなく、ロック史を代表するアルバムの一枚でしょう.
 これはきっと、みんな異論がないでしょう. 
 このアルバムは、去年購入した "John Lennon Box" の中の一枚 ・・・・・ Box については " John Lennon の魂 " をご覧ください.
 かなり高額な Box だったので、ボクにとっては 「清水の舞台から ・・・・・・」 でした.




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 タイトル曲 "Imagine" は、あまりにも名曲で、有名すぎるくらい有名です (笑) .
 ジャンルを超えて愛されている曲です ・・・・・ 例えば "The Imagine Project / Herbie Hancock" といった 「平和と地球規模の責任」 をコンセプトにしたアルバムのテーマになったり、東日本大震災復興支援のアルバム "Songs For Japan" でも 1 曲目に入っていますし、とっても多くのミュージシャンがカバーしてもいます.
 9・11 事件の時には、詩の内容からたしか放送自粛になったんだっけ ・・・・・ .

 いつ聴いても、とても素敵な曲です.
 癒される曲というのは、こういう曲のことを言うのかもしれません.


 ただ曲の美しさでいったら、断然ボクは 3 曲目の "Jealous Guy" が好きです.
 いやぁ〜〜、この曲本当にきれいなメロディです.
 曲の内容は、ちょっと自己嫌悪的な内容のようですが.


 そしてラストの "Oh Yoko !" .
 Yoko Ono の芸術性は、ボクの価値観とはかなりかけ離れていて、とても理解に苦しんでしまいます.
 音楽的なセンスも、ボクの音楽性とはかなり違っているので ・・・・・・ .
 でも ・・・・・・
 この曲は好きです ・・・・・・・ 詩はともかく、メロディは好き.



 まぁ、たまにはこんなアルバムを聴いてノスタルジックな思いに浸るのも悪くないですね.
 昔 ・・・・・ レコードを買ったあの頃、どんなことを想像していたんだろ.
 今は現実ばかりが重くのしかかっています ・・・・・・ 気がつけば人生の折り返しも過ぎてしまって.



      Imagine there's no Heaven
      It's easy if you try
      No Hell below us
      Above us only sky
      Imagine all the people
      Living for today...

John Lennon の魂

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 本日到着しました、 "John Lennon Box" !


 この Box はボクにしてはかなり高いので、購入するのにちょっと迷いましたが、 CD はほとんど持っていなかったので、思い切って購入してしまいました.
 購入したのは国内盤で 19,800 円という高価ですが、ポイントがいつもの 15 倍というキャンペーンでしたので、実質的には 17,000 円くらいでしょうか.
  ソロ・アルバム 8 作品のリマスター盤に、レア音源 & 未発表音源を収録したディスクとアルバム未収録の EP から構成された 11 枚組ボックスセットですので、それを考えると安いのかもしれません.


 さてこれからはかなりネタバレになりますので、これから購入を考えている方はそれを承知の上でお読みください.



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 届いた段ボールを開けるとこんな感じです.
 "完全生産限定" の文字が燦然と輝いておりますが、この文字を最近はあてにしないようにしております.
 どうも "完全限定版" とか謳っておきながら、売れるとすぐに "・・・盤" とかいって販売する傾向があるようですので.


 できるだけきれいに、底の部分の梱包ビニールだけをカッターで切り取って開けてみます.



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 かなりしっかりした作りの、白いボックスです.
 正直、ボクのような置き場に困っているような者にとっては、もっと小さなボックスでいいんじゃないかと思ってしまいます.
 まぁ、このあたりの考え方は人それぞれですので、しっかりしたボックスでいいと思う方も当然いるかと思います.


 ボックスの上部には、
 ・60P ブックレット(英文)
 ・Online コンテンツへのアクセス・カード
 ・"From Yoko, Julian, Sean" メッセージ(英文)
 ・ブックレットとメッセージの日本語訳
 その下に CD が 9 セット入っています.

 ボックス下の引き出しの中には、
 ・アニバーサリー・アート・プリント
 が入っています.



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 アルバムは 9 セット、すべて紙ジャケットです.
 このあたりの作りは、昨年発売された "The Beatles Box" と同じで、まぁ十分満足のいくできでしょう.


 入っているアルバムは、
 ・ジョンの魂: John Lennon / Plastic Ono Band (1970)
 ・イマジン: Imagine (1971)
 ・サムタイム・イン・ニュヨーク・シティ:
              Sometime In New York City (1972)
 ・マインド・ゲームス(ヌートピア宣言): Mind Games (1973)
 ・心の壁、愛の橋: Walls and Bridges (1974)
 ・ロックン・ロール: Rock 'N' Roll (1975)
 ・ダブル・ファンタジー: Double Fantasy (1980)
 ・ミルク・アンド・ハニー: Milk and Honey (1984)
 ・2 枚組ボーナス CD



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 写真下が、 "アニバーサリー・アート・プリント" なるものですが ・・・・ どうなんでしょう、これって.
 大変丁寧な作りをしてありますが、この絵って、所詮は印刷物.
 ボクはあまり素晴らしいとは思いませんでした ・・・・・ こんなことを言ってはいますが、来年の今頃は、このプリントが額に収まりリビングにかかっているかもしれません(笑).


 それぞれの CD は写真上のように、見開きジャケットです.
 CD は、ピクチャー・ディスクです.
 それぞれの CD にかなりしっかりしたライナーノーツが入っており、その日本語訳がさらに入っています.
 当然、歌詞の完訳も書かれています.

 このあたりは、国内盤 Box の良さでしょうね.
 付属の、ブックレットの完訳も入っていますし.
 そういう意味では、ボクのように英語の苦手な方は、少しばかり価格が高くても国内盤 Box を購入した方が、十分に楽しめるのかもしれません.


 さて肝心の音ですが ・・・・・・ よくわかりません.
 というのは、ボクがこれらのアルバムを聴いたのは、みんなアナログ盤.
 それも数十年前です.
 それから今日になるまで、ほとんど彼の音楽を聴いていなかったので、今日届いたアルバムをかけてみて、スピーカーから流れてくるクリアな音が、以前よりかなりいいのかは比較できません.
 でも、心なしかクリアに聴こえるような気はします.


 いつもよりちょっとばかり大きな音で聴く "ジョンの魂" は、本当に素敵に、懐かしく聴こえます.
 "Mother" がかかった瞬間から、まだ子供だった数十年前の時代にタイム・スリップするようです.
 やっぱりボクの John Lennon は、 "ジョンの魂" なのです.

 
 熱狂的なファンではありませんが、このボックスは素敵です. 

     "John Lennon の魂"

            なのかもしれません.

John Lennon Box

 Linkin Park の通算 4 枚目となるアルバムが "Thousand Suns" が 9 月に発売されますね.
 今度のアルバムはどうなんでしょうか ・・・・ ちなみにボク、 Linkin Park ちょっと好きです.


 でも今日の本題は違います.
 John Lennon の生誕 70 年企画として、彼のアルバムがリマスターで、数タイプ発売になります.
 正しくは、生誕 70 年と没後 30 年ということのようです.

 まぁ、とりあえず HMV で Click しておきました.
 暑い夏、とりあえずビール! ならぬ、とりあえず Click! .

 ボクが今回 Click したものは、 "John Lennon Box" .



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 この 8 枚の他に、レア音源&未発表音源を収録したディスクとアルバム未収録などの、計 11 枚組.
 詳細は、HMV や下の EMI ミュージック・ジャパンのホームページに出ています.
 http://www.emimusic.jp/st/johnlennon/news/?rssno=24

 ボクは狂信的な Lennon ファンではないので、正直これら 8 枚はいらないかなと思うのですが、BOX だと割安ですし、"完全限定" という怪しい言葉も添えられているので、結局は Click してしまいました .
 "いつもの小川さん" でしたら、間違いなくすべてのタイプを購入するでしょうね、何と言っても、帯の色が違うだけでも購入する方ですので.
 コレクターを名乗るには、これくらい徹底しないといけないでしょうね ・・・・ ボクは Blue Note も含め、コレクターではないので、聴ければ十分的な収集です.


 ところでリマスターとありますが、たしか 2000 年にデジタル・リマスターとして再発されているはずです.
 今回のアルバムは、その時のリマスターとはどうも違うようなのですが、詳細ははっきりしません ・・・・ この辺り、ボクの話はあまりあてにしないでください.


 ボクにとっての John Lennon はいつまで経っても、 "Mother" です.
 それほどあの曲は、まだ小さかったボクの中に鮮烈なイメージとして残っていました.
 ただその後は、有名な曲をたくさんリリースした割には、ボクにとっての衝撃は少しずつ小さくなっていきました.
 ボクがだんだん大人になっていったからでしょうかね.
 ただこの年になって、もう一度みんな聴きなおしてみるのも悪くないかな.
 何と言っても、CD 1枚しか持っていないので.


 まぁ、この Box は許容範囲ですが、問題は次のシリーズ.

 Capitol、Dial、Intro、Jazz West、Liberty、UA、Imperial、Jubilee、Pacific Jazz/World Pacific、Roost、Roulette、Solid State、Transition など、アナログ盤でも廉価価格で販売されていたアルバムが、 999 円で発売です.
 この仕掛け人も、 EMI ミュージック・ジャパン ・・・・ よく考えると、この会社最近こんな廉価版販売のオンパレードですね.
 ボクにとってはうれしい反面、買わなくてもいいようなアルバムまで Click してしまう危険があります.
 結構有名なアルバムが多いので、ほとんどはどんな感じかわかります.
 冷静に考えると、欲しいアルバムは 2・3 枚なのですが ・・・・.




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 そんな中で気になったのが "Songs For A Raney Day / Sue Raney"


 まったく知らない方です.
 アルバム・タイトルに惹かれました.
 曲目見ると、何となくではありますが、雰囲気が伝わってくるようです ・・・・ まぁ、聴いてみると全く違うかもしれませんが.
 アルバム・タイトルに、名前を語呂合わせしているところも、結構気に入っています.

 ボクのブログ・タイトルに似合うようなアルバムですので、とりあえず買って聴いてみようと思います.
 きっとこの辺りのアルバムは、azumino さん詳しいんでしょうね ・・・・ コメ待ってます(笑).


 ということでしばらくは CD 買わないと書いて、数日後には Click しています.
 まったくもって、懲りていません ・・・・・汗

Pediatric Intensive and Critical Care Workshop in Karuizawa

 今日は 軽井沢 でお勉強.
 気持ちのいい日でしたねー、ポカポカ ・・・・ 車の窓をいっぱい開けて、高原の道を 軽井沢 へ.
 紅葉はすでに終わってしまいましたが、土曜日ということもあり、少し車は多め.


 午前中はしっかりお話し聞いて ・・・・・ 「ふむふむ」
 昼食は、峠の釜めし ・・・・・ 長野に住んでいると新幹線でも駅弁食べたりしないので、久しぶりの釜めしでした.
 昼休みに 土浦 の知人と少しばかり近況をお話しして、早めに会場を後に.
 明日また来るので今日はこれくらいで十分.



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 天気がいいので、 塩沢湖 の信号を右折し "離山房" でお茶.
 この辺りは車もそれほど多くなく、静かな 軽井沢 です.
 駐車場にはシルバーの ポルシェ 911 が一台のみ ・・・・ まさか O 氏じゃないよね.
 ちょっと控え目に、隣に車を滑り込ませます.


 開けっ放しになったドアを通って、店内へ.
 コーヒーを飲みながら、いつもの本を静かに読みます.


 以前も書いたけれど、この店は John Lennon ゆかりのお店 ・・・・ といっても 軽井沢 ではそういったお店が何件もあります.
 すでに昔の老オーナー夫妻はリタイヤし、何年か前からは娘さん (といっても 40 代くらい) らしき方が切り盛りしています.
 ボクは、一年に一度くらいは顔をだして、静かにコーヒーを飲んで帰ってきます.
 だからお店の方とほとんど話したことはありません ・・・・・ 以前一度だけ、まだ老夫婦がおいでになったときに話しただけです.


 ボクが顔をだすのは、季節はずれの時期だけ、夏は 軽井沢 には絶対にいかないので.
 でもこういった人の少ない時期の 軽井沢 がいいんですよね.
 今年も 23 日の連休でお店をクローズして、来春にまたオープンするような話しを、常連さんらしき方と話しているのが聞こえてきました.



 昨日の話の続きですが ・・・・・・ 結局クリックして購入しました.
 こうなったら、意地でも全部聞いてやる ・・・・・ つもり.
 でもその前に、置く場所の確保が ・・・・・!!



miles-davis-collection




 今日は久しぶりにお勉強して、静かな落ち着いた時を少しばかり堪能して、気持ちのいいドライブまで.

 ・・・・・・・ 明日も半日、お勉強です.
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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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