気がつけば、布団がなければ眠れないくらい朝夕の冷え込みが厳しくなってきました.
さすがに氷点下とはなりませんが、あっという間に車のフロントガラスが霜に覆われる日もやってきそうです.
なんとなく暖かな音色のトランペッター.
若くして散った、天才トランペッターのアルバムです.

" Clifford Brown & Max Roach "
1. Delilah
(V.Young) ・・・・・ 8:03
2. Parisian Thoroughfare
(B.Powell) ・・・・・ 7:16
3. The Blues Walk
(C.Woods) ・・・・・ 6:53
4. Daahoud
(C.Brown) ・・・・・ 4:01
5. Joy Spring
(C.Brown) ・・・・・ 6:48
6. Jordu
(D.Jordan) ・・・・・ 4:00
7. What Am I Here For ?
(D.Ellington-F.Laine) ・・・・・ 3:04
Clifford Brown (tp), Harold Land (ts), Richie Powell (p),
George Morrow (b), Max Roach (ds)
# 1 & 2 : Recorded at Capitol Studios, Hollywood, August 2, 1954.
# 3 : Recorded at Capitol Studios, NYC, February 24, 1955.
# 4 & 5 : Recorded at Capitol Studios, Hollywood, August 6, 1954.
# 6 : Recorded at Capitol Studios, Hollywood, August 3, 1954.
# 7 : Recorded at Capitol Studios, NYC, February 25, 1955.
やっぱりこのアルバムは1曲目 ・・・・・・・ "Delilah" の演奏がとても素敵なのです.
特に ハロルド・ランド のテナーが結構いいんですよね、この演奏.
"Introducing Kenny Burrell (BLT-1523)" でもこの曲が演奏されており、その演奏も好きですが、この曲はやっぱりこの クリフォード・ブラウン の演奏でしょうか.

この曲は、 1949 年に公開された セシル・B・デミル 監督・製作による "サムソンとデリラ (Samson and Delilah)" の主題歌ですね.
映画の邦題は "デリラ" という表記ですが、ジャズ・ナンバーとしては一般的に "デライア" と表記されるようです.
主演は ヴィクター・マチュア 、 ヘディ・ラマー ・・・・・・・
特に最後の場面、 ダゴンの神殿 の柱を倒し ペリシテ人 を巻き添えにして自らも死んでしまう場面の特殊撮影は、今観てもとてもよくできていると思います.
この映画、ずっと前にテレビの洋画劇場で観た記憶があります.
ただ、その時はこの主題曲まったく気にも留めていませんでした.

クリフォード・ブラウン は、 1930 年 10 月 30 日 デラウェア州 ウィルミントン 生まれのジャズ・トランペッター.
バップ から ハード・バップ 初期に活躍した、ジャズ界を代表するトランペッターで、特にドラマーの マックス・ローチ とのバンドによって吹き込まれたアルバムの評価が高い.
愛称は "ブラウニー" .
1956 年 6 月 26 日、 リッチー・パウエル の妻 ナンシー の運転する車に リッチー と共に フィラデルフィア から シカゴ に向かう途中、 ペンシルベニア・ターンパイク で交通事故死.
25 歳という若さでした.
初録音が 1952 年、 そして最後の演奏として記録されているのが事故の前の日 1956 年 6 月 25 日のレコード・ショップでの演奏.
あまりに早い 死 です.
このアルバムは、 マックスローチ とのグループで マーキュリー・レーベル (Emarcy) に吹き込まれたうちの一枚.
この マーキュリー のアルバムには、あの有名な 3 枚のヴォーカル・アルバムもありますし、他にも有名なあものがあり、特に "Study In Brown" なんかは名作と言われていますが、ボクとしてはこちらのアルバムのほうが聴く機会が多いです.
"Jordu" も素敵な曲ですが、この演奏はもともと 8 分くらいの演奏だったのですが、このアルバムでは ブラウニー のソロだけで、他のソロの部分はカットされているようです.
今日ライナーノーツを読んで初めて知りました ・・・・・・ 何年も前に買ったアルバムだというのに (苦笑)
ちなみにこの元の演奏は "More Study In Brown" に入っているようです.

今日はいいお天気でした.
明日は朝早くから大事なお仕事があるので、今日のような青空が広がってくれることを祈るばかり.
そういえば、家から見える景色 ・・・・・ 黄金色だった周りの水田も、ほとんど稲刈りが済んでいます.
冬の夜は、大人しく家でジャズでも聴いているのが一番です.
さすがに氷点下とはなりませんが、あっという間に車のフロントガラスが霜に覆われる日もやってきそうです.
なんとなく暖かな音色のトランペッター.
若くして散った、天才トランペッターのアルバムです.

" Clifford Brown & Max Roach "
1. Delilah
(V.Young) ・・・・・ 8:03
2. Parisian Thoroughfare
(B.Powell) ・・・・・ 7:16
3. The Blues Walk
(C.Woods) ・・・・・ 6:53
4. Daahoud
(C.Brown) ・・・・・ 4:01
5. Joy Spring
(C.Brown) ・・・・・ 6:48
6. Jordu
(D.Jordan) ・・・・・ 4:00
7. What Am I Here For ?
(D.Ellington-F.Laine) ・・・・・ 3:04
Clifford Brown (tp), Harold Land (ts), Richie Powell (p),
George Morrow (b), Max Roach (ds)
# 1 & 2 : Recorded at Capitol Studios, Hollywood, August 2, 1954.
# 3 : Recorded at Capitol Studios, NYC, February 24, 1955.
# 4 & 5 : Recorded at Capitol Studios, Hollywood, August 6, 1954.
# 6 : Recorded at Capitol Studios, Hollywood, August 3, 1954.
# 7 : Recorded at Capitol Studios, NYC, February 25, 1955.
やっぱりこのアルバムは1曲目 ・・・・・・・ "Delilah" の演奏がとても素敵なのです.
特に ハロルド・ランド のテナーが結構いいんですよね、この演奏.
"Introducing Kenny Burrell (BLT-1523)" でもこの曲が演奏されており、その演奏も好きですが、この曲はやっぱりこの クリフォード・ブラウン の演奏でしょうか.

この曲は、 1949 年に公開された セシル・B・デミル 監督・製作による "サムソンとデリラ (Samson and Delilah)" の主題歌ですね.
映画の邦題は "デリラ" という表記ですが、ジャズ・ナンバーとしては一般的に "デライア" と表記されるようです.
主演は ヴィクター・マチュア 、 ヘディ・ラマー ・・・・・・・
特に最後の場面、 ダゴンの神殿 の柱を倒し ペリシテ人 を巻き添えにして自らも死んでしまう場面の特殊撮影は、今観てもとてもよくできていると思います.
この映画、ずっと前にテレビの洋画劇場で観た記憶があります.
ただ、その時はこの主題曲まったく気にも留めていませんでした.

クリフォード・ブラウン は、 1930 年 10 月 30 日 デラウェア州 ウィルミントン 生まれのジャズ・トランペッター.
バップ から ハード・バップ 初期に活躍した、ジャズ界を代表するトランペッターで、特にドラマーの マックス・ローチ とのバンドによって吹き込まれたアルバムの評価が高い.
愛称は "ブラウニー" .
1956 年 6 月 26 日、 リッチー・パウエル の妻 ナンシー の運転する車に リッチー と共に フィラデルフィア から シカゴ に向かう途中、 ペンシルベニア・ターンパイク で交通事故死.
25 歳という若さでした.
初録音が 1952 年、 そして最後の演奏として記録されているのが事故の前の日 1956 年 6 月 25 日のレコード・ショップでの演奏.
あまりに早い 死 です.
このアルバムは、 マックスローチ とのグループで マーキュリー・レーベル (Emarcy) に吹き込まれたうちの一枚.
この マーキュリー のアルバムには、あの有名な 3 枚のヴォーカル・アルバムもありますし、他にも有名なあものがあり、特に "Study In Brown" なんかは名作と言われていますが、ボクとしてはこちらのアルバムのほうが聴く機会が多いです.
"Jordu" も素敵な曲ですが、この演奏はもともと 8 分くらいの演奏だったのですが、このアルバムでは ブラウニー のソロだけで、他のソロの部分はカットされているようです.
今日ライナーノーツを読んで初めて知りました ・・・・・・ 何年も前に買ったアルバムだというのに (苦笑)
ちなみにこの元の演奏は "More Study In Brown" に入っているようです.

今日はいいお天気でした.
明日は朝早くから大事なお仕事があるので、今日のような青空が広がってくれることを祈るばかり.
そういえば、家から見える景色 ・・・・・ 黄金色だった周りの水田も、ほとんど稲刈りが済んでいます.
冬の夜は、大人しく家でジャズでも聴いているのが一番です.