Julie_London

The End Of The World

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 11 月下旬というのにこの暖かさは何なんでしょう



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 ● 湯の丸スキー場 第 2 ゲレンデ ライブカメラ ●

 我がローカル 湯の丸スキー場 も 25 日オープンを予定していましたが、さすがにこの暖かさでは降雪機も動かせないので、オープンは延期.

 25 日から日中も降雪機の運転できるようになったようですので、来週のオープンは大丈夫かな.
 写真は今日のライブカメラ映像ですが、すでに気の早いスキーヤーが足慣らししてます.



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 秋の夜長、静かな夜にのんびり聞きたいアルバムですが、なにか今年は秋っぽさがなくて、夏から何となく冬っぽくなっていっちゃったという感じです.

 だんだん四季という日本の風情もなくなってしまうんでしょうかね.




9900 London019 The End of the World





  " The End of the World / Julie London "




  1. The End of the World
        (A.Kent-S.Dee) ・・・・ 2:47
  2. I Wanna Be Around
        (S.Vimmerstadt-J.Mercer) ・・・・ 1:59
  3. Call Me Irresponsible
        (J.V.Heusen-S.Cahn) ・・・・ 2:49
  4. Our Day Will Come
        (M.Garson-B.Hilliard) ・・・・ 2:21
  5. I Left My Heart in San Francisco
        (G.Cory-D.Cross) ・・・・ 2:49
  6. Fly Me to the Moon
        (Bart Howard) ・・・・ 2:36
  7. Days of Wine and Roses
        (H.Mancini-J.Mercer) ・・・・ 2:52
  8. I Remember You
        (V.Schertzinger-J.Mercer) ・・・・ 2:37
  9. My Coloring Book
        (J.Kander-F.Ebb) ・・・・ 3:32
  10. Chances Are
        (R.Allen-A.Stillman) ・・・・ 3:03
  11. Slightly Out Of Tune (Desafinado)
        (A.C.Jobim-J.Cavanaugh-J.Hendricks-N.Mendonca) ・・・・ 2:07
  12. The Good Life
        (S.Distel-J.Reardon) ・・・・ 2:55




  Julie London (vo), Ernie Freeman (arr.cond)




 1962 年の 8 月から 9 月にかけて (正確かどうか不明) 録音されたアルバム、 一部の曲は翌 1963 年に録音されたようですです.
 詳細なデータ記載がありませんのでどの曲かはわかりません.

 演奏者についても、 アーニー・フリーマン のアレンジ、指揮とだけ書いてあるだけ.





9900 London019-2 The End of the World


 元来惚れっぽい性格ですので、一時期 ジュリー・ロンドン にゾッコンでした.
 数年前には ユニバーサル・ミュージック・ジャパン では紙ジャケット版 CD を廉価版としてリイシュー.
 ボクのようなオッサンたちが、見事に オッサンホイホイ の罠にかかったという感じでした.
 紙ジャケットで 1,500 円は、なんかうれしい買い物でした.


 このアルバムは選曲がかなりいい感じで、好きな曲が何曲も入っています
 特に "The Good Life" ・・・・・・

 この曲とあの価格がなければ、きっとこのアルバムを購入しなかったでしょう.

 ちなみに、家にある ジュリー・ロンドン のアルバムは 23 タイトル、なんと John Coltrane より多いんです (笑)



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 ● "Skeeter Davis Sings The End of the World" ●

 アルバム・タイトル曲は Skeeter Davis が 1963 年に大ヒットさせたポピュラーソング.
 当然ボクはリアルタイムでは聴いていませんが、どこか懐かしく耳に残っているメロディです.
 多くのミュージシャンにカバーされているので、きっとどこかで聴いていたのでしょう.
 特に The Carpenters のカレン の歌声はメチャ好きです ・・・・ ウン十年前は全然興味もなかったグループなのにね.

 イントロが "Can't Help Falling In Love (好きにならずにいられない) / Elvis Presley" にそっくり.
 どちらの曲もすごくステキな曲です.

 この ジュリー・ロンドン のアルバムは 1962 年と 1963 年の春に何曲か録音されているので、きっと 1963 年の大ヒットを受けての録音、そしてアルバム・タイトルになったのかもしれません.
 他にもこの当時ヒットした曲が何曲か入っており、ジャケットにはそんな収録曲が大きな字で書かれています.

 彼女のアルバムはほとんどリバティーレーベルですが、ステキな裏ジャケットが多い気がします.

 特にこのアルバムの裏ジャケットは秀逸、こういうのがいいんです.



Julie_London_0012

 5 曲目 "I Left My Heart in San Francisco" もいいですね.
 ピアノをバックにきちんとバース部を歌い上げているところが、好感持てます.
 たしか彼女は 「自分にはテクニックも声量もないからこんな歌い方しかできない ・・・」 というようなことを言っていたと思いますが、こういったバースの歌い方なんか聴いていると、独特な雰囲気があっていいと思います.


 ただ、このアルバムでの演奏はみんな 2・3 分程度という超短い演奏.
 当然アドリブなんて入ってませんし、間奏さえなく、ただ歌っておしまいって感じ.
 ジャズ・スタンダードも入ってはいるんですが、とてもポピュラー色の強いアルバムで、きっと当時はこういうアルバムが売れたんだろうな.


 この頃 トニー・ベネット の人気もすごかったんでしょう.
 彼の代表的な曲を 2 曲もこのアルバムでカバーし、ジャケットに堂々と書かれてます.



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 最近になって一つ大発見がありました.
 ボクは現在写真のレタッチに CyberLink の Photo Director 7 を使っています.
 たまたま Power DVD を PC に入れた時におまけでついてきたものですので、このバージョンは 10 年近く前になるんだろうか.

 今までも全然大したことないだろうと思っていたので、ほんの少しだけレタッチに使ったりしてました.
 微妙に有難い機能があったりしたから.



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 ところがネットで調べてみると、このソフトウェアの利用者って結構いるようなんです.

 おまけに、数日前になんとウォーターマークを入れられることを知りました.
 この機能は前からずっと欲しかったので、本当にうれしい.

 こんな機能ないと思っていたので、今までは ペイント でテキスト挿入したりしてました.
 これまでの無駄な苦労は何だったんだろ ・・・・・・・・

 いろいろ説明書をしっかり読まないといけないなぁ.
 これだったら最新バージョン購入してもいいかな、なんて思う今日この頃なのです.



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Lonely Girl

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 先週の木曜日、いつもはお休みの日なのですが仕事の関係で出勤.
 そのため金曜日が振替休日で三連休.

 なのですが、ちょっとした写真の関係の用事で朝から市役所.
 これについてはいつか公表できる日が来るのだろうか ・・・・・



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 ● EOS 5D Mark iV 、 SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM ●

 ようやく寒さが来たって感じで、隣の家から伸びている柿の木、柿もそろそろ落ちてしまいそうです.

 久しぶりに 400mm を使って撮ってみましたが、描写はやはりシグマって感じ.
 特にこの価格でこの描写は十分すぎますね.

 難点は AF の速さと精度かなぁ.
 まぁ価格が価格だけに、このあたりは割り切るしかありません.



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 冬のどんよりした空を見てると、なぜか高校時代の冬休みのことを思い出します.
 あの頃はお金もないし、外に出かける足もないので、ずっと家で音楽聴いたりしてた記憶しかないなぁ.

 窓の外の雪、石油ストーブ、 Beatles ・・・・・ って感じで、 The Beatles は本当によく聴いた.

 というので、数日前に "All Things Must Pass / George Harrison " 聴いてみたんだけれど、このアルバムやっぱりすごくいいな.


 さて、今日のアルバム.
 まったく The Beatles とは関係のないジャズのアルバムです.






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  " Lonely Girl / Julie London "




  1. Lonely Girl
       (Bobby Troup) ・・・・ 2:33
  2. Fools Rush In
       (R.Bloom-J.Mercer) ・・・・ 2:08
  3. Moments Like This
       (F.Loesser-B.Lane) ・・・・ 2:39
  4. I Lost My Sugar in Salt Lake City
       (L.Rene-J.Lange) ・・・・ 2:35
  5. It's the Talk of the Town
       (J.Livingston-A.J.Neiburg-M.Symes) ・・・・ 2:35
  6. What'll I Do
       (Irving Berlin) ・・・・ 1:57
  7. When Your Lover Has Gone
       (Einar A. Swan) ・・・・ 1:54
  8. Don't Take Your Love From Me
       (Henry Nemo) ・・・・ 2:44
  9. Where or When
       (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・ 2:36
  10. All Alone
       (Irving Berlin) ・・・・ 1:49
  11. Mean to Me
       (R.Turk-F.E.Ahlert) ・・・・ 2:10
  12. How Deep Is the Ocean
       (Irving Berlin) ・・・・ 2:10
  13. Remember
       (Irving Berlin) ・・・・ 1:48





  Julie London (vo), Al Viola (g)

  Recorded at Western Recorders Studio, Hollywood, April 1956.





 このアルバムは以前から持っていましたが、よくわからないインポート盤.
 そのため 【ジュリー・ロンドン生誕95周年記念 紙ジャケット・コレクション プライスダウン】 で買い替えちゃいました.
 音的にも厳しく、微妙にレコードのようなプチプチな雑音が入ってたんですよね.

 やっぱり紙ジャケットはいいな.




9900 London002-2 Lonely Girl

 ボクはにわか Julie London ファンなので、アルバム・タイトルとジャケットがすぐに思い浮かぶのはほんの数枚だけ.
 だからどのアルバムにどんな曲が入っているなんてわかるのは、ほんの数曲.
 それでも気が付けば、彼女のアルバム 23 タイトル.

 今回の廉価版紙ジャケット CD すべて揃えることができればいいんですが、そんな大人買いできない、大人になりきれていないボクなのです.
 あと数枚で一応のコンプリートですが、とりあえず十分すぎるかな.



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 ● Al Viola ●

 このアルバムはギターだけの伴奏でしっとりとうたっています.
 全曲同じような雰囲気ではありますが、やっぱりこういうのいいな.
 仕事で疲れて家に帰り、ボ〜〜〜っとこういうの聴くの、本当に癒されるって感じ.


 彼女は声量もテクニックもないと言っていたようですが、ギターだけの伴奏でこれだけ歌えるというのが、やっぱりすごいですね.


 こういうの聴いてると、全部のアルバム揃えたいなぁ、なんて思って ・・・・・・ 美女は危険がいっぱいだな (笑)



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 さてさて、ここ数日はようやく寒さが来たって感じで、今日も寒かった.
 我らが 湯の丸スキー場 も予定より一週間遅れで、 28 日の日曜日オープンしました.



No333 2021.11.29 New Season

 公表されていたリフトの運転時間は 8:30 からでしたが、 8:15 頃着いた時にはすでに動いてるじゃないですか.
 準備が間に合ったから 8:00 から運転したようです.
 圧倒的にスキーヤーが多かったかな.


 スノーボードスクールやリフト小屋にご挨拶.
 リフト待ちが 30 分近かったので、一本だけ乗ってあとは少しずつ移動して写真撮影.
 500 カットほど撮影して、昼前には帰宅でした.

 一日一枚冬の 湯の丸 の写真をアップしている Instagram ですが、 11 月になると結構息切れ状態.
 枚数はまだかなりあるものの、似たような写真が多いので ・・・・・ だから今シーズンは出だしから撮りまくりました.



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 今年は平日のお休みのあるので目標は 30 日かな.

 とりあえず次回はスキーの練習しないと ・・・・・・・ ヤバイ (笑)



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Sophisticated Lady

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 昨日 iTunes が逝きました ・・・・

 前日まで何も問題なかったのに、昨日の朝になったら立ち上がらずただただメッセージのみ.



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 ダース・ベーダー卿にピッタリのメッセージ、なんて感心してる場合じゃない.

 何度やっても、パソコンリセットしてもダメなので、ネットでいろいろ検索し修復にもトライしましたがダメ.

 アンインストールして再インストールしてみてもダメ.
 同じエラーメッセージばかり.

 ここで救命処置を断念.



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 ● 2020.4 在りし日のお姿 ●

 1500 枚ほどのアルバムデータは外付けハードディスクにあるのでまぁそこは問題ないんですが、曲の検索できなるのはツライなぁ.
 エクセルで曲名入れてデータベース作ろうかな、そんなに大した作業でもないから.


 そして ipad や車で繋いでいる ipod などに接続できないのがちょっとした問題.
 こちらは、使っていないノート PC で接続かな ・・・・



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 こんな最悪な時に限って新しい CD なんか届くわけですよ.
 今日はそんな届いたばかりのアルバムを






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  " Sophisticated Lady / Julie London "




  1. Sophisticated Lady
       (D.Ellington-M.Parish-I.Mills) ・・・・ 2:34
  2. Blame It On My Youth
       (O.Levant-E.Heyman) ・・・・ 2:34
  3. Make It Another Old-Fashioned, Please
       (Cole Porter) ・・・・ 2:29
  4. You're Blase
       (O.Hamilton-B.Siever) ・・・・ 3:09
  5. Bewitched
       (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・ 2:52
  6. Spring Can Really Hang You Up the Most
       (T.Wolf-F.Landesman) ・・・・ 3:47
  7. Remind Me
       (J.Kern-D.Fields) ・・・・ 3:11
  8. When She Makes Music
       (J.Segal-M.Fisher) ・・・・ 2:40
  9. When the World Was Young
       (A.Vannier-P.Gerard-J.Mercer) ・・・・ 4:39
  10. If I Should Lose You
       (R.Rainger-L.Robin) ・・・・ 2:48
  11. Where Am I to Go?
       (B.Troup-M.Dennis) ・・・・ 2:53
  12. Absent Minded Me
       (J.Styne-B.Merrill) ・・・・ 2:20




  Recorded on late 1961.





 1962 年に Liberty レーベルから発表されたアルバム.
 彼女の 15 枚目の LP アルバムになります.
 発売当時は、モノラル盤とステレオ盤が発売されたようですが、 CD はステレオ版.




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 全編バラードで、いかにも ジュリー・ロンドン といった雰囲気.
 まさにアルバム・タイトルにピッタリ.
 ストリングスをバックにスタンダードなバラードが 12 曲.
 一曲の演奏が、ほとんど 3 分以内という短い演奏ですが、まぁそこは仕方ない.

 "Bewitched" ・・・・・
 iTunes 壊れて滅入っていても、この曲聴いてるとそんなことどこかに忘れてしう.
 この曲大好きなのです.
 この曲入っているボーカル・アルバムはミュージシャンに拘わらずついつい買ってしまいそうになります.
 Tony Bennett もものすごくいいし、 Anita O'Day や Ann Richards もいい ・・・・

 でもなぜか ジュリー・ロンドン の歌が一番癒されるかな.



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 このアルバム、【ジュリー・ロンドン生誕95周年記念 紙ジャケット・コレクション プライスダウン】 としてユニバーサル・ミュージック・ジャパンから発売されました.
 2010 年に紙ジャケット・コレクション (全30タイトル) として発売されたものを、今回プライスダウンしての復刻です.
 こういう復刻は本当にうれしい.

 9 月 22 日に初期の 15 タイトル、 10 月 13 日に残りの 15 タイトル.
 特に後半のアルバムは持っていないものが多かったので、この際全部注文しようかと思い予約入れておきましたが、 3 年後のカメラ更新のため一部をキャンセルし、スモールコンボ中心のアルバムのみを購入します.
 本当は全部紙ジャケットで揃えたいんだけどねぇ.



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 ● UNIVERSAL MUSIC JAPAN 特設ページ から ●

 音もいいなこの CD .
 珍しく 9 時くらいまでボリューム上げて聴いてみましたが、いいっ.
 若干硬く聴こえるのはうちのオーディオのせいだろうな.
 ますます全部紙ジャケット揃えたくなる (笑)

 後になって全部揃えておけばよかった、っていつものように後悔するパターンだな (笑)




 昨日の夜は 中秋の名月 と満月が重なった日だったそうな.
 昨日は SNS などで月の写真がアップされていて、土屋先生の Facebook のライブでもこれから撮影に行こうか、なんて.



2021.9.21

 ということでベランダに出てみたら、くっきり.

 EOS 5D Mark lV + SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM .
 月の撮影はいつも F8 、 1/80 秒 、 ISO 100 で、写真は当然トリミング.
 400mm の手持ちなのでファインダー覗くとかなり揺れるのがわかります.

 ちょっとホワイトバランス変えて、月っぽく撮ってみました.


 ジュリー・ロンドン の歌声が見合う、秋の夜長といった季節になったんだなぁと、シミジミ.



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Julie...At Home

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 11 月も終わりというのに、結構暖かい日が続いていました.
 今朝はどんよりした雲で、気温もかなりひんやり.
 日中も気温は上がらないようで、長野県北部は雪予報です.


 遠くの山々もすっかり白くなりました.




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 ● 2019.11.28 鉄塔の見える風景: F6.3 1/400秒 ISO-200 WB-AW 70mm ●

 8 月から インスタグラム にきちんとタイトルつけて、場合によっては縁も付けてアップしてます.
 本来 インスタグラム なんて、スマホなんかで簡単にアップするものですが、せっかくだからきちんとやってみようかなんて感じ.

 できるだけ毎日一枚を目的にしてましたが、さすがに毎日は.
 でもまぁ、それに近いほどの更新できました.
 おかげでアップした写真も、いつの間にか 100 枚超えていました.

 フォローも少ないので 「いいね」 も少ないですが、とにかく継続しよう.




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 インスタグラムはアップすることだけが目的じゃなく、いろいろな写真を見る方がどちらかというとウェイト高いかな.


 とてもいろいろな写真がアップされてます.
 ただ極端に加工した写真は、個人的に好きじゃない.

 最近はどうしてもモノクロの写真を観てしまうな.




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 いつのころから、 ジュリー・ロンドン が大好きになりました.
 ポピュラー感覚のものも多いのですが、やっぱりこの声にはノックダウンだな.

 そんな彼女のジャズっぽいアルバムです.





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  " Julie...At Home / Julie London "





  1. You'd Be So Nice to Come Home To
          (Cole Porter) ・・・・ 2:15
  2. Lonesome Road
          (N.Shilkret-G.Austin) ・・・・ 2:24
  3. They Didn't Believe Me
          (J.Kern-G.Austin) ・・・・ 2:19
  4. By Myself
          (A.Schwartz-H.Dietz) ・・・・ 1:42
  5. The Thrill Is Gone
          (R.Henderson-L.Brown) ・・・・ 3:21
  6. You've Changed
          (B.Carey-C.Fischer) ・・・・ 2:45
  7. Goodbye
          (Gordon Jenkins) ・・・・ 2:24
  8. Sentimental Journey
          (L.Brown-B.Homer-B.Green) ・・・・ 2:26
  9. Give Me the Simple Life
          (R.Bloom-H.Ruby) ・・・・ 2:03
  10. You Stepped Out of a Dream
          (N.H.Brown-G.Kahn) ・・・・ 2:13
  11. Let There Be Love
          (L.Rand-I.Grant) ・・・・ 2:03
  12. Everything Happens to Me
          (T.Adair-M.Dennis) ・・・・ 3:41





  Julie London (vo),
  Bob Flanigan (tb: # 4 & 10), Al Viola (g),
  Emil Richards (vib), Jimmy Rowles (p),
  Don Bagley (b), Earl Palmer (ds)

  Recorded at Los Angeles, March 4, 1960.





 1960 年に Liberty レーベルに吹き込まれたアルバム.
 オリジナルは LRP-3152 でモノラル録音、後年 LST-7152 としてステレオ盤が発売されました.
 ボクの持っている CD はステレオ・バージョンです.
 




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 最初、スモール・コンボをバックにリラックスした雰囲気で歌っているので、それがアルバム・タイトルになったのかな、なんて思ってました.
 ライナーノーツ読んだら、ちょっとビックリ.

 本当に家のリビングで録音したんですね (笑)
 この録音の前年、ボビー・トゥループと結婚しその新居での録音だったそうな.
 当時映画や歌にと大人気の彼女でしたから、豪邸に住んでいても全く不思議ではないですね.


 Liberty での彼女のアルバムはずっと ボビー・トゥループ がプロデューサーとして録音してましたが、このアルバムは Si Waronker .
 夫婦になるといろいろやりにくい部分があるんでしょうか (笑)




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 ● ⇒ Bobby Troup , Julie London , Robert Fuller : from "Emergency" ●

 そんなご夫婦でみんなの前に現れたのは、 TV 番組 "Emergency!" .
 1972 年から全米で放映されたテレビドラマ.

 主人公は ロサンゼルス・カウンティ の消防署に勤める二人のパラメディック (日本の救急救命士のモデル).
 病院のスタッフとして ジュリー・ロンドン が看護師長、ご主人の ボビー・トゥループ が医師、"ララミー牧場" に出演した ロバート・フラー も医師役でレギュラー出演していました


 当時大ヒットしたドラマで、ここに描かれている救急現場が 20 年後の 日本 で 救急救命士 誕生という形で現実になっています.
 You Tube でこの番組観れますが、基本的には今も昔もそんなに違っていません.




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 20 年前に ロサンゼルス へ行って救急車に乗ったことありますが、その時に行った消防署の冷蔵庫にこの番組の写真が貼ってありました.
 この番組によって消防士やパラメディックの知名度が一気に上がったようで、彼らにとっては映画 "バックドラフト" 以上の神番組だったようです.

 ドラマの中ではこの二人のパラメディックがどんな傷病者も助けてしまうので、いつの間にかパラメディックが来ればすべて救命できてしまうというような誤った認識ができちゃったみたいで.
 おかげで、その当時現場ではいろいろ大変なこともあったようです.


 このアルバムの中に "The Thrill Is Gone" という曲が入っていますね.


 "The Thrill Is Gone" と言えば ・・・・・・




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 ● Crossroads Guitar Festival 2010 : Eric Clapton & B.B.King ●

 ハイ、 B. B. King ですねぇ.

 今までほとんど聴かなかったんだけれど、最近 You Tube でブルースをガンガン流しているのでいつの間にか B. B. King や Buddy Guy など聴くようになりました.

 ・・・・・・ 渋いなぁ.


 "The Thrill Is Gone" は B. B. King のオハコと言ってもいいかな.
 コンサートでも必ず演奏するようなことも書かれていました.
 上の写真の "Crossroads Guitar Festival 2010" でも演奏されとり、最後は他のミュージシャンもどんどん出てきました.
 シンプルな曲なので、こういうジャム・セッションにぴったり.


 ちなみに今日の ジュリー・ロンドン のアルバムの曲とは全く違います.




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 さて今日のアルバム、スタンダード中心のアルバム.
 アルバム・タイトル通り、とてもリラックスした雰囲気で軽く聴いていられます.


 10 曲目 "You Stepped Out of a Dream" のエンディング部では、歌に続いて "Well, You Needn't" のフレーズが使われています.


 一つだけ残念なのは、それぞれの演奏が短いこと.
 せっかくのスモール・コンボなので、軽くアドリブも入れてほしかったなぁ.
 一応ワンコーラスてーどソロ・パートが入っていたりするのもありますが.

 できればそこにジュリーの笑い声や掛け声なんか入っているとすごくよかったと思うんだけれど (笑)


 ついつい ジュリー・ロンドン にもジャズらしさを求めてしまう、シリアスなジャズ・ファンの哀しさかな ・・・・・・




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Latin In A Satin Mood

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 先週、久しぶりに タワレコ で CD 買ったことを書きましたが


  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・




クールポコ003


 ・・・・・・・ やっちゃいました.


 すでに持っていた CD をまた購入しちゃいました.

 買うのに 1 時間もかけて、悩んで、選んで、この有様です.
 アナログ盤買っていた頃に一度ありましたが、それ以来はなかったので何十年ぶりか.


 ショックだったので職場の女の子にあげちゃいましたが、内容的にモダン・ジャズとはかなりかけ離れている演奏なので、有難迷惑になっているかもしれません.

 まぁこれも大人の修行と思って、頑張って聴いてくだされ (笑)




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 ちなみに今日のアルバムは、「やっちまった」アルバムではありません.
 去年の 3 月にまとめ買いしたアルバムの中の一枚.






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  " Julie London Sings Latin In A Satin Mood "





  1. Frenesi
         (Alberto Dominguez) ・・・・ 2:22
  2. Be Mine Tonight
         (Agustin Lara) ・・・・ 2:32
  3. Yours
         (G.Roig-A.Gamse-J.Sherr) ・・・・ 2:38
  4. Besame Mucho
         (Consuelo Velazquez) ・・・・ 2:07
  5. Adios
         (Enric Madriguera) ・・・・ 2:30
  6. Sway
         (L.Demetrio-P.B.Ruiz) ・・・・ 2:33
  7. Perfidia
         (Alberto Dominguez) ・・・・ 2:28
  8. Come Closer to Me
         (Osvaldo Farres) ・・・・ 1:55
  9. Amor
         (G.Ruiz-R.L.Mendez-S.Skylar) ・・・・ 2:42
  10. Magic Is the Moonlight
         (M.Grever-C.Pasquale) ・・・・ 2:22
  11. You Belong to My Heart
         (Agustin Lara)・・・・ 2:48
  12. Vaya con Dios
         (L.Russell-I.James-B.Pepper) ・・・・ 2:38





  Julie London (vo), Ernie Freeman (arr.cond)
  Recorded at Los Angels, 1962.





 1963 年に リバティ・レーベル からリリースされたアルバムで、このレーベルでは 18 枚目になります.
 Wiki USA を見てみるとジャンルが Traditioanal Pop となっていますが、妙に納得.
 この時期のこういった歌手の場合、あまりキッチリとジャンル分けすること自体が無意味な気もします.

 ジャケットが素敵ですね.





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 こういったラテン系の曲はほとんど気にもしませんが、このアルバムを聴いていると、「この曲も聴いたことある曲だ・・・・」と思うような曲がたくさん入っています.


 一般的に ラテン音楽 (Latin Music) は、ラテンアメリカ (アメリカ大陸のスペイン語やポルトガル語を主用する国や地域の総称) 発祥の音楽の総称.

 ラテン系と言ってもキューバ・カリブ系、ブラジル系など、それぞれに音楽的特徴があり、ラテン・アメリカ系移民の多いニューヨークやロサンゼルスが、北米におけるラテン音楽の本場でもあるなど、成り立ちや歴史も複雑.

 さらに、ヨーロッパのラテン語圏 (ポルトガル、スペイン、イタリア) を含めた音楽を指すこともあるようです.




Julie London 007

 この写真はいい感じの光だなぁ.

 一曲がとても短く、全体でも40分くらいでしょうか.
 おかげで今日だけでも10回以上は聴いているはずです.

 確かにジャズとは言い難いのですが、聴いているとまんざらでもない.
 十二分にこういうのも有りかな、って思える.

 やっぱり声自体がツボですね.
 あの顔でこの声だもの ・・・・・・・・

 ここに戻れたら、一度でいいから生で聴いてみたい歌手の一人.




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 サテンなムードってどんなだろう.
 手触りが滑らかで、光沢に富んでいて、優雅な雰囲気をもっていて ・・・・・


 なるほど、 ジュリー・ロンドン にピッタリのアルバムタイトルですね.




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 最近になってビックリするようなニュースが飛び込んできました.

 ボクのブログ友達の 登美ちゃん が、なんと脳梗塞で入院しているって ・・・・・
 ちょうど今月初め、 登美ちゃん のブログ記事を思い出して、下の写真の焼肉定食を食べに行ったばかりです.




2019.2.2 やま別館 焼肉定食
 ● 東御市 やま別館 : 焼肉定食 ●

 ところがその数日後、もっと大きなニュースが飛び込んできました.

 競泳の 池江璃花子 選手の 白血病 です ・・・・・・ これはもう、絶句って感じ.

 なぜに今、なぜに彼女 ・・・・・ って感じです.
 一番輝いている今、どうして ・・・・・

 ボクもこの歳になると、病気は決して他人ごととは思えません.



 二人とも元気になって戻ってきてほしい.




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All Through the Night

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 日本 ベスト 16 進出 ・・・・・ と素直に喜んでいいのか.




Embed from Getty Images

 まぁこういう大会で予選を突破することの意味は十分わかります.
 前の二試合のアドバンテージを活かすのもわかる.

 どっちに転んでも間違いなく叩かれることを承知でああいった戦術をとったことに対しては、監督としてとても大きな物を背負っての決断ということも十分わかります.
 だからこういう選択肢もあって然るべきかもしれません.




Embed from Getty Images

 そういうことをわかった上でも、やっぱり同点を狙っていって欲しかった.
 まぁあのメンバーの戦い方をみていると同点にすること自体無理だったかもしれませんが ・・・・・
 っていうか、決勝トーナメント進出決まっていないのにこのメンバーの先発自体あり得ない.


 「首が飛ぶつうのに髭の心配してどうするだ。」
 なんて 長老 の激が飛んできそうです.



 これが 0:1 で負けても自力でベスト 16 だったら話はまったく違って、全然ありだったと思います.
 でも今回の場合は セネガル が追いついたらそれで終わってしまいます. 


 次の ベルギー 戦で勝てばこの評価もガラリと変わるの ・・・・・???

 まぁ負ければ、 1982 年の ドイツ vs オーストリア 戦のようにこの先までずっと 日本 という国の悪いイメージとして語り継がれていってしまうんだろうな.


 久しぶりにつまらない試合観たなぁ ・・・・・ とマジで思ってしまった.


 ベスト 8 をかけた ベルギー 戦ですが、試合開始時間が深夜 3 時ということもありますが、なんとなくもう十分という感じになったなぁ




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 なにか悶々とした気持ちを慰めてもらおう.

 まぁこんな曲を耳元で歌われたらますます悶々としてしまうかもしれませんが、彼女の場合はサラリと身をかわしちゃうんだろうな.






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  " All Through the Night:
    Julie London Sings the Choicest of Cole Porter "





  1. I've Got You Under My Skin ・・・・・ 3:00
  2. You Do Something to Me ・・・・・ 2:15
  3. Get Out of Town ・・・・・ 2:55
  4. All Through the Night ・・・・・ 4:32
  5. So in Love ・・・・・ 4:03
  6. At Long Last Love ・・・・・ 3:27
  7. Easy to Love ・・・・・ 2:27
  8. My Heart Belongs to Daddy ・・・・・ 2:45
  9. Ev'ry Time We Say Goodbye ・・・・・ 3:20
  10. In the Still of the Night ・・・・・ 2:34
  11. You'd Be So Nice to Come Home To ・・・・・ 2:17








  Julie London (vo),
  Bud Shank (as.fl), Joe Pass (g),
  Russ Freeman (p.arr), Monty Budwig (b),
  Colin Bailey (ds)
  Recorded at Pacific Jazz Studios, Los Angeles, July 12, 13, 16, 1965.







 いかにも ・・・・ って感じのジャケットがいいですね.
 そういえば先日見学した 日テレ のスタジオにもこんな階段がありました.

 1965 年 Liberty レーベルに録音されたアルバム.
 ジャケットには LRP-3434 と LST-7434 という二つのナンバーが刻まれていますが、前者がモノラル録音で後者はステレオ録音です.


 オリジナルは 10 曲目までで、 11 曲目は CD 化のボーナス・トラック.




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 ボク自身もそうだったんだけれど、何となくジャズっていいよねぇ ・・・・ なんて思いながらこの世界に飛び込んでくるとどんな聴き方したらいいのかよくわからない.
 昔だったら ジャズ喫茶 で冷めたコーヒーを前にして何時間も聴きまくることもできました.

 それでも時には訳の分からない様なフリーキーな演奏がかかったり、古臭いデキシーランドがかかったり ・・・・・・・
 さらにそんな初心者に先輩たちは懇切丁寧に小難しい蘊蓄を並べたり ・・・・・・


 だから頭で理解しようとすると、間違いなく「難しくってよくわからない ・・・」 なんてなっちゃうんだな、これが.


 そんな初心者が先輩から教えてもらういくつかの聴き方みたいのもあります.
 例えば好きなミュージシャンをどんどん聴いていく ・・・・・ まぁ正統派でしょうね.
 好きな曲を追いかけいろいろな演奏を聴いていく ・・・・・ これも王道に近い. 
 好きな楽器をどんどん聴いていく ・・・・・ 自分で演奏している人に多いタイプ.
 好きな演奏と同じ時代の演奏を聴いていく ・・・・・ これも結構多くて、「 '70 年代以降はダメ、 ’60 年代でジャズは終わった ・・・」 とかね (笑).
 上とちょっと似てますが古い時代から年代順にどんどん聴いていく ・・・・・・ デキシーから入ったボクのようなタイプですが、これは結構少ないタイプ.

 こういうのってだんだんジャズがわかってくると、また聴き方も変わっていきます.

 そして少しマニアックなのが曲を作った人を追っていくタイプ ・・・・・・ これはヴォーカル好きな人に多いんじゃないかな.




cole porter

 このアルバムは コール・ポーター の楽曲集です.
 歌詞も含め、とっても ソフィスティケイテッド な曲を書いています.
 ヴォーカルを聴くようになって、とても好きになりました.


 ヴォーカルで コール・ポーター・ソングブック と言えば ・・・・・ まず浮かぶのは エラ・フィッツジェラルド でしょう.
 他にも アニタ・オディ や フランク・シナトラ 、さらにインストのアルバムも何枚かあります.


 このアルバムは バド・シャンク クインテットをバックに "すごくジャズっぽく" 歌い上げているアルバム.
 この バド・シャンク・クインテット のサポートがすごくいいなぁ.

 ジュリー・ロンドン の場合、どちらかというとジャズっぽいポピュラーというような感じですが、このアルバムはちょっと違います.




Julie London 006

 彼女のアルバムも 3 月の 大人買い で一気に増えました.

 でももう少し リバティ のアルバム買って見ようかなぁ.



 最近はめっきりアルバム買わなくなったけれど、そんな中でも最近はヴォーカルばかりのような気がする ・・・・・・ ぼそっ 





  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 なんと 29 日に関東甲信越地域が梅雨明け !!
 28 日の 東京 も湿度が高く、ヤバいくらいに暑かった.




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 昼頃まで時間があったので 銀座 界隈で写真撮影.


 できるだけ日陰を歩きながら撮影してましたが、本当に暑かった.




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 有楽町 駅前で完全に心が折れ、喫茶店で水分補給.


 写真は黒ビールではなく、水出しコーヒー.
 高いコーヒーだけあって、とてもおいしく感じました.


 いよいよ夏がやってきますね ・・・・・
 大黒摩季 の季節です ・・・・・ちょっと違うか.


 今年も酷暑になるんだろうか.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Swing Me An Old Song

  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・




 4 月からお仕事再開 ・・・・・・ と言っても以前と同じ仕事ではありません.
 まだまだ仕事の内容もわからないことが多いのですが、月・水・金だけの勤務なので精神的にも肉体的にもとても楽.
 もちろんお給料もそれなりに少ないですが、なんとか生活できればいいかなって.

 やっぱりまだまだやりたいことがたくさんあるので、あまり仕事に振り回されたくありません.
 メインは趣味を含めた "そちら" なのです (笑)



 そんな新しい仕事の気疲れではありませんが、いきなり出だしで風邪をひいてしまったので、いつも撮っていた 上田城跡公園 の桜撮影もなし
 ほんの少しだけ、家の下に咲いている桜を前回載せた程度でした.


 そして日曜日は季節外れの雪 ・・・・・・




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 朝の短い時間だけでしたが、結構本気モードで降っていました.

 道路に積もるほどの寒さではありませんでしたが、まわりの屋根の上や畑などはうっすらと白く.

 Facebook 見ていたら 3 年前の同じ日も雪.
 その時のほうがもっと積雪もありました.




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 まぁ 9 時頃は雪も止み、日が差してきたのであっという間に雪も溶け、春の風景に戻ってしまいました.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・




 さて華のある ジュリー・ロンドン でも聴いてみましょうか.
 とてもジャケットがユニークなアルバムです.







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  " Swing Me an Old Song / Julie London "





  1. Comin' Thro' the Rye
       (Traditional) ・・・・・ 2:35
  2. Cuddle up a Little Closer
       (K.Hoschna-O.Harbach) ・・・・・ 2:09
  3. After the Ball
       (Charles K. Harris) ・・・・・ 2:43
  4. Be My Little Baby Bumble Bee
       (H.I.Marshall-S.Murphy) ・・・・・ 3:24
  5. Camptown Races
       (Stephen Foster) ・・・・・ 3:21
  6. Old Folks at Home
       (Stephen Foster) ・・・・・ 2:43
  7. Downtown Strutters' Ball
       (Shelton Brooks) ・・・・・ 2:31
  8. How Come You Do Me Like You Do?
       (G.Austin-R.Bergere) ・・・・・ 2:31
  9. Row, Row, Row
       (W.Jerome-J.V.Monaco) ・・・・・ 2:21
  10. By the Beautiful Sea
       (H.Carroll-H.R.Atteridge) ・・・・・ 2:14
  11. Bill Bailey, Won't You Please Come Home
       (Hughie Cannon) ・・・・・ 1:50
  12. Three O'Clock in the Morning
       (D.Terriss-J.Robledo) ・・・・・ 3:14






  Julie London (vo), Jimmy Rowles (p.arr.cond),
  Jack Sheldon (tp), Al Viola (g) ・・・・・
  Jimmy Rowles Orchestra.
  Recorded at Hollywood, 1958.







 "London by Night" に続いてリリースされたアルバムです.


 このアルバムのオリジナルは リバティ の LST 7119 でステレオ盤.
 この他にもモノラル盤があってそちらは LRP 3119 .






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 このアルバムには二種類のジャケットが存在しています.
 最初に乗せてあるジャケットは、今回購入した CD のジャケットで男性があぐらをかいているもの (A) .

 もう一種類はすぐ上の写真で、男性が腹ばいになっているもの (B) .

 これはボクの推測ですが、 (A) はステレオ盤のジャケットで、 (B) のジャケットがモノラル盤ではないでしょうか.

 このシリーズでこのアルバムはステレオ盤になっていますが、聴いていて感じたのはモノラル盤のほうが何気によさそうな感じなのです ・・・・・・・・



 今見るとちょっと不思議なデザインのジャケット.
 前作もそうですが、思いっきり脚線美やグラマラスなスタイルを売りにしている感じを受けます.

 今だったら セクハラ とかすぐに言われてしまうような感じですね.




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 アルバムは結構ポピュラーな曲 ・・・・・ ただしかなり古い曲が選ばれており、ジャズのアルバムというよりも、当時のポピュラーアルバムという印象も受けます.

 1 曲目の "故郷の空" ( 麦畑 の歌) をはじめ、 フォスター の "スワニー河" や "草競馬" といった、ほとんどジャズミュージシャンには取り扱われない様な曲が入っています.

 きっとあの時代はジャズだとか、ポピュラーだとか、そんなにこだわっていなかったんだろう.
 そんなちょっと古くポピュラーな曲をうまくジミー・ロウズはアレンジしています


 こういうアルバム聴いていると、何となく当時の彼女の立ち位置みたいのが見えてくるように思います.
 ジャケット同様、大衆受け狙い・・・・・・・あるいは当時のオヤジたち狙いでしょうか.

 このジャケットで、いつものあのハスキーヴォイスで囁かれれば、ほとんどの殿方は撃沈でしょうね (笑)




Julie London (11)

 あのハスキーヴォイスのせいでしょうか、どうしても夜が似合う感が強いですね.

 彼女の歌を聴いていると、なぜか クリス・コナー が浮かんできてしまう.


 そして、やっぱりボクは クリス・コナー のほうが好きかなぁ ・・・・・ なんて (笑)


 まぁビジュアル的には間違いなく ジュリー・ロンドン ですが ・・・・・・・ ぼそっ.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 




 実は昨日、 人間ドック にいってきました ・・・・・・ 一年で一番憂鬱な日です.


 昨年の 人間ドック 終了後から一年間、そんなにひどくはないんですが 逆流性食道炎 治療のため処方箋を服用していました.
 治療から一年ということで、 5 月の外来受診の前に一度 胃カメラ で状態を確認する必要になり ・・・・

 だったらついでに 人間ドック をやってしまおう.


 前回の 人間ドック が昨年の 2 月だったので、今年も冬の間にやろうと思っていましたがスキー場の仕事が忙しく予約も忘れてて.
 ようやく暇になった 3 月に行こうと思ったら既に予約は一杯.




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 一番ダメなのが 胃カメラ !!!

 前回から 経鼻胃カメラ を実施していますが、正直どっちもどっちかなぁ.


 ダメなものは、いろいろやってみてもダメというのが正直なところ.
 経鼻 のほうはカメラも細いし咽頭の嘔吐反射も少ないけれど・・・・・鼻の痛みもあるし、やっぱり飲み込むときは 「オエエッ」

 涙とよだれの数分間はとても長く感じます.



 ちなみに胃の方は問題なく、食道のほうも若干荒れてはいるものの昨年よりはずっとよくなっていました.

 これで一年間はストレス感じないで過ごせます (笑)




  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

London By Night

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 久しぶりに ・・・・・・・・・ 大人買い !!

 まぁここ最近欲しいアルバムもなかったし ・・・・・・

 ということで ウェス・モンゴメリー 以来の購入は廉価版のまとめ買い.

 思いっきり、 ジュリー・ロンドン がいっぱいなのです.


 ジュリー・ロンドン の CD は、よくわからないメーカーのインポート盤がかなりの廉価で出てはいますがそれらはどうも買う気にならない (間違えて購入したアルバムが何枚か ・・・・・ 涙).
 他に何枚かのアルバムを一緒にしたものもあるけれど、どうせだったら一枚ずつ欲しいというコレクターっぽい欲望もあったり ・・・・ ちなみに今回購入したアルバムの中にも、すでにペアリングされて持っていたものもあったりします.

 そんなんで、なかなか クリック しようと思うアルバムがなく、さらに数年前に国内販売されたアルバムはオークションでも結構な価格付けられているしねぇ.


 こういう機会を逃すとヤバいので頑張っちゃいました.




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 ここでほんの小さな問題が発生.


 一度にこんなに買ってしまうと、部屋の棚に収めるのがちょっとばかり一苦労なのです.

 ロックの CD なども含めると、いつの間にか 2,000 枚を超えていたので、棚もほとんどいっぱい.
 これからスペースをどうやって作ろうか ・・・・・

 写真のようにプラケースではなくビニールケースを使っているので、通常の約 1/3 手ほどの厚みではありますが、さすがに 8 枚もの厚さになるとねぇ.


 もう買うな、ってことなんでしょうね.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 そんな大人買いの中から一枚.

 アルバムの雰囲気は、ぶっちゃけ夢と希望の四月っぽくない感じなんです.
 
 ・・・・・・ でもアルバムの最後はちょっと希望に溢れてもいるようですが.





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  " London By Night / Julie London "





  1. Well, Sir
         (B.Troup-J.Lehmann) ・・・・・ 3:08
  2. That's for Me
         (R.Rodgers-O.Hammerstein II) ・・・・・ 2:25
  3. Mad About the Boy
         (Noel Coward) ・・・・・ 2:11
  4. In the Middle of a Kiss
         (Sam Coslow) ・・・・・ 2:18
  5. Just the Way I Am
         (Bobby Troup) ・・・・・ 2:42
  6. My Man's Gone Now
         (G.Gershwin-I.Gershwin-D.Heyward) ・・・・・ 3:48
  7. Something I Dreamed Last Night
         (S.Fain-J.Yellen-H.Magidson) ・・・・・ 2:34
  8. Pousse Cafe
         (E.Hagen-H.Spencer―W.F.Stewart) ・・・・・ 2:52
  9. Nobody's Heart
         (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・・ 2:18
  10. The Exciting Life
         (E.Hagen-H.Spencer) ・・・・・ 2:30
  11. That Old Feeling
         (S.Fain-L.Brown) ・・・・・ 2:27
  12. Cloudy Morning
         (M.Fisher-J.McCarthy Jr.) ・・・・・ 2:14





  Julie London (vo), Pete King (arr),
  Howard Roberts (g), Al Viola (g), Red Callender (b),
  Felix Slatkin (vln), Eleanor Slatkin (cello)
    ( アメリカ 版 Wiki からの引用ですので違っていたらごめんなさい)
  Recorded at Liberty Studios, Hollywood, 1958.







  Liberty Records で発売された 8 枚目のアルバム.
 カタログ番号は LRP-3105 でモノラル録音盤、その後 LST-7105 のステレオ版もリリースされました.
 今回購入した CD はジャケット写真の通りモノラル録音.

 同じく 1958 に発売された "About the Blues" とカップリングされて CD 化もされています.






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 ジャケット写真が、世の殿方の購入意欲をそそるようなツボを突いてます.
 特に ジュリー・ロンドン のような女優兼のような場合は、あの当時まずはジャケット的な部分があるんだろうか.
 "Swing Me an Old Song" のアルバムジャケットなんて、まんま男の気持ち表したような写真ですし (笑)


 歌のほうも甘いですね.
 クリス・コナー は同じハスキー・ヴォイスでもクリアで自分の意志をしっかり持った感じがします.
 最初っからあなたのような男には全く興味ないわよ ・・・・・・ って感じ.

 それに対して ジュリー・ロンドン のほうは耳元で囁くような歌い方.
 甘く囁きながら最後の最後でサヨナラって感じだな (笑)



 ライナーノーツの 津下佳子 さんいわく 「ぬめり気」

 ・・・・・・・ なるほど、すごい表現してますね (笑)


 ちなみにこのシリーズの日本語ライナーノーツは 津下佳子 さんが書かれています.
 普段あまりライナーノーツ読まないんだけれど、これはしっかり読まないといかんですね.
 Facebook を通じいろいろな質問しても、とても丁寧に返答いただいていますし. 




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 アレンジは完全にジャズというよりは、ジャズっぽく、さらにポピュラー的でもあったりって感じです.
 演奏される曲はスタンダード中心で、よく聴く曲もチラホラ.
 この後彼女の生涯の伴侶となる Bobby Troup の曲も入っています.

 アレンジは Pete King で演奏は彼のオーケストラ.
 この時代っぽいアレンジでしょうか、曲はヴォーカル中心ですので全曲 3 分前後.


 普段はほとんど歌詞に注目しないので、聴いていて雰囲気的に失恋の曲ばかりとか感じていました.
 今回ライナーノーツしっかり読んだら、アルバムに一つのストーリー性を持たせてあることがわかりました.
 改めて歌詞を見てみると ・・・・・・・ なるほど.


 前述のように最後は昔のアメリカ映画のようなハッピーエンドになるのでしょうか.




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 2 曲目の "That's for Me" は 1945 年の映画 "State Fair" の挿入歌.
 この映画ではあの有名な "It Might as Well Be Spring" が 2 曲目に歌われています.
 この曲のメロディは映画のいたるところで聴くことができ、映画のメインともいえる曲.


 そしてその後に歌われるのが "That's for Me" .
 映画では Vivian Blaine がステージでヴァースから歌っています.

 この映画は リチャード・ロジャーズ と オスカー・ハマースタイン が唯一音楽を担当した映画.
 ロジャーズ & ハート の黄金コンビでしたが、 1943 年に ロレンツ・ハート はひっそりとこの世を去っています.



 しばらくは ジュリー・ロンドン の甘いヴォーカルの世界に浸るといたします.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 今日もとても暖かな一日でした.

 何と今日は昼食をごちそうになりました.
 どうせだったらステーキが食べたいかなって ・・・・・・・・・ ということでステーキのチェーン店で会食.




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 150 g でしたが、これだったら 300 g でよかったかな.

 昼の時間を少しずらしたんだけれど満席.
 春休みなので家族連れも多いですね.

 久しぶりのステーキ ・・・・・・ ごちそうさまでした !!






 さて来週はもう四月.

 SNS でも、全国各地から桜の写真がアップされています.


 いよいよ四月からお仕事開始.
 と言っても、週三日間だけの勤務で、当然お給料もかなり安いんですがいろいろやりたいこともたくさんあるのでこのくらいのペースがちょうど合っているのかもしれません.
 内容的には今までの仕事に関連してはいるものの、わからないことばかり.

 こちらものんびりペースで務められればいいのですが ・・・・・・




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 まだ勤める前というのに、今朝は歓送迎会の日程確認電話が立て続けに二本も ・・・・・・


 普段はお堅くフットワークが重いと批判されがちですが、なんか微妙にこういった段取りのフットワークは軽い職場なのです (笑)




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Around Midnight

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 なんとなく忙しい日が続いたりしていて、気が付けば一週間以上ブログ更新が止まってしまいました.
 ということで、今夜は頑張って更新しよう.



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  (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/400sec f/4 ISO-100)

 これは 14 日土曜日の朝.
 この週末は、本当に雨にたたられました (涙)



 この土曜・日曜日は日帰りで 新潟 まで行く用事がありました.
 新潟 と言っても目的地は 上越市 、家からの距離にして 約 130km くらいしかないので、同じ県内の南側に行くよりもかなり近いのです.

 終わりかけた紅葉を見ながらのんびりドライブの予定だったのですが ・・・・・



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 土曜日も朝のお天気は 1 枚目の写真のような曇り空だったのに、途中のお天気は二日間共に 2 枚目のような感じの空模様で、時々強い雨.
 特に日曜日は雨と風が強くて.
 ちなみにこちらの写真は 2009 年に撮ったもので、なんとなくこんな感じというイメージで.


 本当は二泊くらいでゆっくり行くつもりだったのですが、日曜日の午前中どうしても外せないお仕事があったため、こんな強行軍になってしまいました.


 特に帰り道、雨の中の運転は微妙に疲れたのでした.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて、この週末 パリ でテロによる惨劇がありました.
 なんだかなぁ ・・・・・・・・・・・・

 決して対岸の火事ではないはずです.


 そんな、今の パリ の雰囲気を連想させるようなタイトルの曲が入ったアルバムです.





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  " Around Midnight / Julie London "





  1. 'Round Midnight
        (T.Monk-C.Williams-B.Hanighen) ・・・・・ 2:54
  2. Lonely Night in Paris
        (B.Troup-B.Alcivar) ・・・・・ 2:12
  3. Misty
        (E.Garner-J.Burke) ・・・・・ 3:11
  4. Black Coffee
        (S.Burke-P.F.Webster) ・・・・・ 2:58
  5. Lush Life
        (Billy Strayhorn) ・・・・・ 1:41
  6. In the Wee Small Hours of the Morning
        (D.Mann-B.Hilliard) ・・・・・ 2:49
  7. Don't Smoke in Bed
        (Willard Robison) ・・・・・ 2:25
  8. You and the Night and the Music
        (A.Schwartz-H.Dietz) ・・・・・ 2:40
  9. Something Cool
        (Billy Barnes) ・・・・・ 4:38
  10. How About Me ?
        (Irving Berlin) ・・・・・ 4:07
  11. But Not for Me
        (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 2:24
  12. The Party's Over
        (J.Styne-B.Comden-A.Green) ・・・・・ 3:17






  Julie Lodon (vo), Dick Reynolds (arr.cond)
  Recorded at Capitol Studios, LA, August 1960.








 ジュリー・ロンドン 初期のアルバムの一枚.
 ボクが持っているのは、初期のアルバム 8 枚の演奏が入って 数百円という、よくわからないアルバムです.
 最初はそれでも十分満足でしたが、聴いているうちに彼女の歌が結構好きになってきました.

 きちんとしたアルバム少しそろえようかと、危険な考えが芽生え始めています.




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 彼女のアルバムは幾度と取り上げていますし、大まかなバイオグラフィも 以前 書きました.


 とにかくこの声がいいのです.
 スモーキー・ヴォイス ・・・・・・・ いい響きですね.

 本人も言っているように歌唱力が特別ある訳ではないんですが、淡々と歌うスタイルとこの声が絶妙な雰囲気を醸し出しています.

 このアルバムはスタンダード曲を中心に作られていますが、ちょっと雰囲気的にはジャズっぽくないところもあります.
 でも、こういう歌は別にそのあたりこだわる必要もないように思います.


 ボクは以前から言っているように特にヴォーカル・アルバムには疎いので、このアルバムが彼女の代表作なのかはよくわかりません.
 でも、聴いていてホッとできる雰囲気が好きだったりします.



Julie London005

 とてもキレイな方です ・・・・・・ 女優としても有名です.

 何かこういう歌って、いろいろ書く必要ないですね.


 とにかく聴くべし.
 そこに浸るべし.

 そんな感じだなぁ.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・





 パリ でのテロ事件を受けて、 アメリカ の Facebook が "プロフ写真にフランス国旗を重ねる" キャンペーンを始めました.
 日本 でも多くのユーザーがこれをやっています.

 こういうことを通じて自分なりの弔意を表現するのは全く問題ないと思います.

 また、こういうことに眉をひそめるのも、それはそれで個人の考えだからいいんじゃないでしょうか.


 ただいろいろなメディア等で、こういった Facebook プロフ写真のトリコロールに異論を唱える必要があるのでしょうか.
 どうも最近、こういったメディアで少数のアンチな意見が大きく取り上げられたりしているの、微妙な違和感を感じております.



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 ちなみにボクは、トリコロールではなく上の "Peace for Paris" をプロフ画にして、ささやかな弔意を示しました.


 それにしても、いつまでこんなテロが続くのでしょうか.
 日本 もそろそろ本腰を入れてこういったテロ対策に臨まないといけないのではないでしょうか.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Julie Is Her Name, Volume ll

 先日はスーパームーン ・・・・・・・

 夕方東に現れた月は、オレンジ色で、いつもよりも大きめ




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 手持ち撮影でしたが、まぁこんな感じ.
 もっと大きな望遠レンズだったらもう少しキレイに撮れたんだけれど、山の写真などを撮りたいボクにとっては、望遠よりも広角になってしまいます.



 そんなオレンジ色だったスーパームーンも数時間後にはもっと高いところで、青白く輝いていました.
 そんな月に因んだ曲が入っているアルバムを ・・・・・・・・

 そうそう、あの有名な Richard Rodgers - Lorenz Hart の曲が 1 曲目なのです.









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  " Julie Is Her Name, Volume ll "





  1. Blue Moon
         (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・・ 2:29
  2. What's This Thing Called Love
         (C.Porter) ・・・・・ 1:45
  3. How Long Has This Been Going On
         (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 2:44
  4. Too Good To Be True
         (C.Boland) ・・・・・ 2:40
  5. Spring Is Here
         (R.Rogers-L.Hart) ・・・・・ 2:06
  6. Goody Goody
         (J.Mercer-M.Malneck) ・・・・・ 2:16
  7. The One I Love Belongs To Somebody Else
         (I.Jones-G.Kahn) ・・・・・ 2:02
  8. If I'm Lucky
         (J.Myrow-E.DeLange) ・・・・・ 2:17
  9. Hot Today
         (R.Flanagan-H.Hendler) ・・・・・ 1:47
  10. Little White Lies
         (W.Donaldson) ・・・・・ 2:47
  11. I Guess I'll Have To Change My Plan
         (A.Schwartz-H.Dietz) ・・・・・ 1:49
  12. I Got Lost In His Arms
         (I.Berlin) ・・・・・ 2:06





  Julie London (vo), Howard Roberts (g), Red Mitchell (b)









 最近、ハード・バップよりもこういった感じを好んで聴くようになっています.
 昔はこういったヴォーカルなんて見向きもしなかったのに.

 疲れているせいでしょうか ・・・・・・・
 それとも年齢のせいか ・・・・・・・・ (笑)





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 ボクの持っているアルバムは、最近流行っている 8 枚のアルバムを 4 枚のディスクにまとめた "Eight Classic Albums" シリーズのものです.
 とにかくこのシリーズ、 8 枚分のアルバムが入っていてもアルバム一枚分くらいの価格で買えるので、ちょっと興味があるので聴いてみようか ・・・・・・ という感じで買うにはとてもお手頃.


 ただ、販売しているメーカーもよくわからないので、どういう録音をしているのか不明で、アルバムによってはかなり聴くのが辛いものがあるかもしれません.
 まぁそんなリスクを承知の上で購入したのですが ・・・・・・・ (笑)


 ところが今日のこのアルバムを聴く限りでは、とても録音状態がいいのでビックリ.
 スピーカーからしっとりと囁きかけてくるようなアルバムなのです.



 バックがギターとベースだけというのも、こんな秋の夜にはピッタリだったりします.
 録音年月日は残念ながらよくわかりませんでした.







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 彼女のことは 以前にも 書きましたので、今夜は割愛.

 このアルバムは彼女のデビュー・アルバムで、"Cry Me a River" が入っている 代表アルバム "Julie Is Her Name" と同じギターとベースだけをバックに歌っているものです.
 そんなところから "volume ll" になっているのでしょう、ただしバックのメンバーは変わっています.


 このアルバムが発売されたのは 1958 年 8 月 1 日ですので、すでに彼女は 32 歳.
 すでに出産も離婚も経験した女性として、なんとなくキレイな中にも逞しさも漂っているように思えます.

 ボクはストリングスをバックに歌うよりも、こういう感じで歌っている方が好み.
 これはもう、絶対にライブハウスあたりで聴くのがいいねぇ.



 先にも書いたように、 "Blue Moon" は 1934 年 Richard Rodgers - Lorenz Hart によって書かれた曲で、彼らの他の曲同様に多くのミュージシャンたちにカバーされています.
 特に有名なのは、 1961 年に The Marcels がカバーしたもので、 ビルボード・チャート のトップにもなりました.
 ただ、このグループは doo-wop グループなので曲の雰囲気はちょっと違いますがね.



 もともとデビュー・アルバム "Julie Is Her Name" が欲しくて手に入れた 4 枚組.
 Julie London の初期のステキな歌声がたくさん詰まっているので、とても得した感じです.


 紙ジャケットで再販されたら、きっと Click してしまいそうな予感.







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 こちらはちょっと Blue Moon ぽい スーパームーン .
 さすがにこれは三脚使用で、バルブ撮影.

 そんなに開けてはいないんだけれど、車や建物の明かりのせいで結構明るく撮れています.



 明日は久しぶり講習会のため県南に移動です.
 何か天気が今一つのようで ・・・・・・・・・・・

 そう言えば前回行った 2 月は大雪に見舞われたんだっけ.
 そしてその翌週はさらに記録的な大雪、そしてその数日後にボクは怪我をした (笑)


 今週末はなにもありませんように.

Calender Girl の Emergency!

 あっという間に 9 月も半分が過ぎてしまいました.
 9 月になったら山に行こうと思っていたものの、見事にそんな予定はどこかにいってしまいました.

 なにかちょこちょこと忙しい ・・・・・・・
 のんびりボ〜〜〜ッとしている時間もあるんだけれど、なぜかちょこちょこと慌ただしくて.

 いつも間にか夜も肌寒くなり、昨夜は半袖ではブルッと.
 これから冬はあっという間にやってきます.





 一年を綴ったアルバム.
 タイトルに 1 月から 12 月まで入った曲がズラリと並んでいます.
 ある意味で明確なコンセプトアルバムですな (笑)







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  "Calender Girl / Julie London"





  1. June in January
       (R.Rainger-L.Robin) ・・・・・ 2:10
  2. February Brings the Rain
       (B.Troup) ・・・・・ 2:22
  3. Melancholy March
       (D.Langdon) ・・・・・ 2:20
  4. I'll Remember April
       (G.de Paul-P.Johnston-D.Raye) ・・・・・ 2:00
  5. People Who Are Born in May
       (E.Brent) ・・・・・ 1:41
  6. Memphis in June
       (H.Carmichael-P.F.Webster) ・・・・・ 2:00
  7. Sleigh Ride in July
       (J.Burke-J. Van Heusen) ・・・・・ 2:22
  8. Time for August
       (A.Hamilton) ・・・・・ 2:01
  9. September in the Rain
       (H.Warren-A.Dubin) ・・・・・ 1:41
  10. This October
       (B.Troup) ・・・・・ 1:47
  11. November Twilight
       (P.F.Webster) ・・・・・ 3:22
  12. Warm December
       (B.Russell) ・・・・・ 1:58
  13. The Thirteenth Month
       (A.Hamilton) ・・・・・ 2:29








London03-2

 このアルバムは以前廉価 BOX で購入した中の一枚.
 初期のアルバム 8 枚が入っていましたが、もともとはファーストアルバムの "Julie Is Her Name" が欲しくて探していたら、ほとんど 1 枚分の価格でこの BOX が購入できたのでつい購入.


 1956 年に録音された Liberty レーベルでの 3 枚目のアルバムです.
 ジャケットが ・・・・・・・・
 ボクはこういうジャケットあまり好きじゃありません ・・・・・・ "About The Blues" のジャケット写真の方がはるかに好き.
 ジャケ買い 狙いの魂胆が見え隠れしています (笑)
 いろいろな季節を現わしているんでしょうが、水着姿などは不要じゃないのかねぇ.
 きれいな人なんだから普通の写真でも十分だと素人ながらに思ってしまいます.


 一曲ごとの演奏が短いですね.
 季節がらではありませんが、やっぱり "September in the Rain" がいい感じ.


 秋の夜には、彼女の スモーキー・ヴォイス がいいですねぇ.





julie-london006

 ジュリー・ロンドン は、 1926 年 9 月 26 日 カリフォルニア州 サンタローザ 生まれのジャズ・シンガーであり女優でもあります.
 最初は女優としてスカウトされ映画にも何本か出ましたが、こちらはパッとせず最初の夫との間にできた二人の子供の育児など主婦業に専念.
 その後離婚を契機に芸能界に復帰しシンガーとして 1955 年のファーストアルバム "Julie Is Her Name" を録音、このアルバムからシングル・カットされた "Cry Me a River" がヒットして一躍人気歌手となりました.
 2000 年 10 月 18 日、心臓病のため 74 歳で死去.





Julie_London003

 こちらの写真は、歌手としてではなく女優としての顔.
 1972 年から 1975 年まで全米で放映され、大ヒットしたテレビドラマ "Emergency!" からの写真です.
 彼女の役は Rampart General Hospital の看護師長 Dixie McCall 役で、写真の男性は彼女の夫でこのアルバムのプロデューサーでもある Bobby Troup.
 彼もこのドラマのレギュラーメンバーで、 Joe Early 医師役でした.



 実はこのテレビドラマ "Emergency!" は、以前ボクが救急のお勉強にカリフォルニアに行った時、現地の救急隊員たちの話にも出て、消防署の冷蔵庫にドラマの写真まで貼ってあるくらい、彼らの中で語り草的なドラマです.
 日本の 救急救命士 のモデルともなっているアメリカの パラメディック がこのテレビドラマでは主役で、当時このドラマがアメリカ中で大ヒットしたおかげで、今のようなパラメディック制度がアメリカで確立されたようです.


 その当時のアメリカは一応救急車はあったものの、一昔前の日本同様、ただただ傷病者を病院へ搬送するだけのもので、医療行為はほとんどない状態.
 当時のアメリカは交通事故の増大で、交通事故による死者が多く発生していた時代でもありました.


 ちょうどベトナム戦争も終結に向かい、戦地で活動した衛生兵たちも多くが帰郷.
 交通事故死亡者を少しでも減らすようにと発案されたのが、これら医療資格を持つ者を救急車に乗せ救急現場で医療行為をしながら病院搬送するというものでした ・・・・・・ これがパラメディック制度の始まり.
 一部の地域でパラメディック制度が試行的に運用されたにもかかわらず具体的な成果はすぐには現れないため、この制度自体の見直しもささやかれていたようです.

 ところがこのドラマが放映されたことによって、一気にパラメディックという名前が知られるようになり、さらに主役の二人のパラメディックの活躍により、パラメディックはどんな人でも現場で助けられると一般市民は思いこんでしまったようです.
 結果的にパラメディック制度も、このドラマと市民たちの後押しを受けるような形で存続し、現在に至っています.
 そしてその制度を踏襲した日本の救急救命士制度がある訳です.




DSC00030

 まさかそのドラマに彼女がレギュラー出演していたとは ・・・・・・・・・ ホントにビックリ.
 何となくこのアルバムを取り上げようと思わなかったら、ずっとこんな関係に気がつかなかったかもしれません.


 いろいろなところで、いろいろなことが繋がっているんだなぁ ・・・・・・・・







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 さて、 "September in the Rain" ならぬ快晴の青空です.
 久しぶりにこんなきれいな、雲一つない青空を見ました.
 写真をよく観たら、青空に黒い点がポツンと ・・・・・・・・・・
 拡大して観てみたらトンボが飛んでいました.


 明日もいい天気のようですが、やらなきゃいけないことがあったりして.
 週末は 富山 ですし、来週はいつもの 京橋 ・・・・・・・



 9 月はホントにあっという間に終わってしまいそうです.

Cry Me A River

  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 お盆も明日は送り盆 ・・・・・・ 秋がすぐそこまでやってきています.
 今週末と来週末は "いつもの講習会" .
 さすがに二週続けてのコース開催は、どうも慌ただしさが激増です.


 ボクの夏休みは、すべてこの "いつもの講習会" に費やされてしまいます.
 ある意味では、自分自身もリフレッシュできるので、それはそれで不満ではないのですが.

 今週末のコースは県内なので、コース前日の金曜日、開催場所近くの山に登るつもりでしたが、どうも天気が悪そうです.
 最近の天気予報は、結構当たるのでちょっと無理そうですね.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 先日、予定外の早さで届いてしまった CD の中の一枚です.
 実はこのアルバム、ずっと前に注文したと思っていたのですが、同時注文した他のアルバムが入手困難のためすべてキャンセルしたことを忘れていました.
 それで再注文だったのですが、なんとアルバム 8 枚を CD 4 枚組にして ・・・・・・・ 驚きの 1,656 円.


 1950 年代という、とても古い時代のアルバムですが、それにしても安いですよね.






London01







  "Julie Is Her Name / Julie London"




  1. Cry Me A River
  2. I Should Care
  3. I'm In The Mood For Love
  4. I'm Glad There Is You
  5. Can't Help Lovin' Dat Man
  6. I Love You
  7. Say It Isn't So
  8. It Never Entered My Mind
  9. Easy Street
  10. 'S Wonderful
  11. No Moon At All
  12. Laura
  13. Gone With The Wind




  Julie London (vo), Barney Kessel (g), Ray Leatherwood (b)







London001-2

 購入したアルバムは "Julie London Eight Classic Albums" というタイトルで、
  "Julie Is Her Name" (1955)
  "Lonely Girl" (1956)
  "Calender Girl" (1956)
  "About The Blues" (1957)
  "Make Love To Me" (1957)
  "Julie" (1957)
  "Julie Is Her Name Volume 2" (1958)
  "London By Night" (1958)
 の 8 枚分が、 4 枚の CD で収められています.



 そんな中で、彼女のデビュー・アルバムがこのアルバム "Julie Is Her Name" .
 ハスキーなヴォーカル、 Julie London を代表するアルバムです.
 そしてこの 1 曲目 "Cry Me A River" は、彼女の代表曲.
 ボクはヴォーカルについて詳しくないのですが、どうも純然たるジャズ・ヴォーカルとは言われていないようです ・・・・・ それは映画に出たり、セックス・シンボル的な見られ方をしていたかもしれません.
 でもまぁそんなに拘らず、単純に素敵なヴォーカルでいいんじゃないでしょうか.
 このアルバムにしても、ギターとベースのみの伴奏で、しっとりと歌い上げています.



 '60 年代に入ってからは、たまに映画に出る程度で歌手としては一線を退いていたようです ・・・・ この辺りの事情はよくわかりませんが、活動期間が短かった割には、かなり多くのアルバムが出ています.
 秋の夜長にピッタリ合いそうな、ハスキー・ヴォイスです.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 で、今夜は珍しくこれから TV 鑑賞です.



 NHK E テレ で、 "チャレンジ!ホビー あなたもこれから山ガール" なる番組が、今夜 22 時からありました.
 たまたま新聞でこの番組を知り、なにげなく見てみたら ・・・・・・・ 番組案内役の女性の初登山の場所が、なんとボクの地元の 湯の丸山 でした.




DSC_0565

 この写真が今年の 6 月 22 日、テレビの映像ではつつじがもっと咲き誇っていたので、きっと 1 週間ほど後の収録でしょうか.
 それにしても ・・・・・・ 普段はほとんどテレビ見ないのに、なんというタイミングの良さでしょう.

 幾度となく上り下りした山がテレビで紹介されるのは、やっぱり嬉しいですね.
 テレビの映像を通しての風景も、やっぱり素敵でした.
 非常に簡単に登れる山で、標高 2101 m とそれほど高くはありませんが、頂上からの景色はとても素敵です.



 この番組、来週もどうやら知っている山のようですので、しばらくは見てみようかな.
 "山ガール" のための番組のようですが、 "山オヤジ" にも十分楽しめました (笑) .




  ・ ・ ・ ・ ・ ・
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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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