KUDU

Turn This Mutha Out

 梅雨が明けました.
 いよいよ本格的な夏到来です.

 まぁすでに真夏日が何日も続いたりして、夏モードに入っていましたが.



 今日も最初にアルバム持ってきます.
 Facebook の表示がうまく見出し画像入れられないため、苦肉の策といった感じ.
 Livedoor 側からいうとデザインが古いので ・・・・・・・ らしいのです.
 仕方ないから思い切ってデザインを変えてみようかと思っています.
 一応同じようなデザインで新しいものがあるのでそれを使ってみようと.

 どうなることでしょうか ・・・・・・・・・・・・・・・





 さて今日のアルバムですが、 "Don't Mess With Mister T. / Stanley Turrentine" のドラムを叩いてこの人のことを知り、 "Power of Soul" で一気に好きになりました.






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  " Turn This Mutha Out / Idris Muhammad "





  1. Could Heaven Ever Be Like This
          (D.Matthews-T.Sarafino) ・・・・・ 8:37
  2. Camby Bolongo
          (David Matthews) ・・・・・ 3:50
  3. Turn This Mutha Out
          (D.Matthews-T.Sarafino) ・・・・・ 6:50
  4. Tasty Cakes
          (D.Matthews-T.Sarafino) ・・・・・ 4:23
  5. Crab Apple
          (David Matthews) ・・・・・ 5:07
  6. Moon Hymn
          (David Matthews) ・・・・・ 4:22
  7. Say What
          (David Matthews) ・・・・・ 4:05





  Idris Muhammad (ds.tom tom), 
  Randy Brecker (tp), Jon Faddis (tp),
  Michael Brecker (ts), Hiram Bullock (g),
  Charlie Brown (g), Cliff Carter (key.synth),
  Wilbur Bascomb (b), Rubens Bassini (perc),
  Sue Evans (perc) ・・・・・ and others.
  Recorded on December 1976 - February 1977.






 "House of the Rising Sun" に次いで 1977 年 KUDU レーベルからリリースされた アイドリス・ムハマッド (一部の日本語表記では イドリス・ムハマド という表現もあります) 名義のアルバムです.
 KUDU レーベルでは 3 枚目のリーダー・アルバムになります.

 プロデューサーは デヴィッド・マシューズ ・・・・・・・ あの 日本 大好きな デヴィちゃん です (笑)




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 歌が入っています、ボクの苦手な歌が ・・・・・・・・・

 前作の "House of the Rising Sun" でも歌が入っていましたが、こちらのアルバムのほうが全体的な雰囲気が軽い.
 そう、とても軽い感じのノリなんですよね

 1 曲目の "Could Heaven Ever Be Like This" にしても、出だしからまんまディスコ.
 そう ・・・・・・・・・・・
 アルバムがディスコチックな感じなんです.

 後半のギターのソロ部分なんかが結構アツいだけに、この歌の部分がいるのかなぁと思っちゃう.


 軽いのがいけないということではないんだけれど、ボクはもう少しどっしりした感じ ・・・・・・・・・ ビートが効いているとでも言えばいいのかなぁ.
 そういうもっと重く黒っぽい (これもかなり抽象的な表現だなぁ) 演奏のほうが好きです.




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 アルバム・タイトル曲 "Turn This Mutha Out" ですが、同じ曲名で MCハマー の曲があります.
 MCハマー の曲はいろいろな曲をサンプリングして作られているので、このアルバムの曲とは全く別だと思われますが、正しいところはよくわかりません.
 聴き比べるとかなり違う感じもしますが、 MCハマー の歌詞もよくわからんので ・・・・・・・

 これも推測ですが、この "Turn This Mutha Out" の意味もスラング的な意味合いを持っているみたいですね.
 ネットでもいろいろな日本語訳がありましたが、本当のところは ???


 5 曲目からちょっと雰囲気が変わって俗に言うフュージョンぽさが出てきます.
 マイケル・ブレッカー のテナーや クリス・カーター のシンセサイザーのソロなどが聴けるんですが、ちょっと尻つぼみに終わっちゃう (笑)

 そして 6 曲目の "Moon Hymn" はグッと雰囲気が変わり、とてもメローな演奏になっています.




David-Matthews

 デヴィッド・マシューズ です.

 好き嫌いは別として、彼の描く当時の音楽が思いっきり前面に出ているアルバムです.
 正直ジャズかと言われると ・・・・・・・・・・

 もうこのあたりの時代になると単純なジャズというカテゴリーには到底収まらないような演奏が多いので、堅苦しく考えないでジャズっぽいで片付いてしまいそうですね.


 後は聴く側が好きか嫌いか ・・・・・・・・・・








 先週行った 富山 は、これからの講習会の打ち合わせ.
 今週末の 土曜日 に講習会を開催するので、その会場などの下見を兼ねてでした.
 最近飲んだり食べたりの記事がなかったので、久しぶりに食レコっぽく (笑)


 ディープな大人の事情の話し合いを 富山 の O 医師、 東京 からやってきた T 医師そしてボクの三人で夕方から寿司屋で.
 この三人はすでに 15 年以上も前からのお付き合いで、特に T 医師とはもうじき 20 年です.
 言いたいことをストレートに話せる仲間でもあります.

 このお店、 T 医師の超お気に入りで、最近では 富山 に来た時は必ず顔を出しているようです.




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 場所は地元の人くらいしか知らない 寿司金 というお店.
 駅からかなり離れているので、食べに来るのはほとんど地元の人といった感じのお店でした.


 まぁ 富山 という土地柄、魚はとても新鮮でどれもおいしかった.
 お刺身の盛り合わせはもちろん、別に頼んだ新鮮な キス と カワハギ のお刺身がとてもおいしかった.
 カワハギ のほうは肝も一緒に出てきて 肝醤油 で ・・・・・・ これが美味.


 大人の打ち合わせはあっという間に終わり、二人は完全に飲みモード.
 ボクはビールを軽く一杯だけ、後はひたすら海の幸を堪能してきました.

 ちょっと焼き物も食べたかったのでご主人お勧めの アナゴ と、 O 医師は ウナギ .
 土地柄、時期になれば ゲンゲ も食べることができるようです.


 お寿司のほうは軽く白身を二貫ほど ・・・・・・・・ この後には〆が待っていますので.




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 ホテル宿泊のボクと T 医師は駅前まで送ってもらい、〆のラーメンへ.

 このコンビだったら当然のようにらーめん ・・・・・・ それも "富山ブラック"
 富山ブラック の元祖ともいえる 大喜 駅前店 へ.
 西町本店 は 20:00 で閉まってしまいますが、駅前店は 22:00 までの営業.




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 写真はボクの頼んだ 中華そば 小 (並)
 大喜 では 中華そばと言っています.


 何年かぶりで食しましたが、相変わらずの大インパクト.
 特にメンマの塩辛さがキツイ、さらにそこにチャーシューが塩辛い.
 もちろんスープも写真の通り、まぁ醤油って感じですかね (笑)

 写真の上に乗ったネギも、食べ終わる頃には醤油色に染まります.


 間違いなく身体に悪いラーメンのはずですが、 富山 に来るとなぜかまた食べたくなります.

 金曜日もまた行ってしまいそうだな ・・・・・・・ 次は 西町本店 だな.




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 日曜日は午前中講習会を覗いて、 T 医師を駅まで送ってボクは帰路につく予定.

 ちょうど昼食時間で、 T 医師の乗る電車時刻にまだ時間があったのでラーメン食べていこうということになり ・・・・・・・


 "南京千両" という豚骨ラーメンのお店へ.
 このお店に入るのは、ボクは初めて.

 ボクの中で 富山市 でうまいラーメンと言えば "九頭竜" という日本で一番客席の多いラーメン屋さんでした.
 しかし数年前に店を閉め、現在は他の場所でやっているようですが以前ほどの評判ではないようで、新しいお店にはまだ行ったことがありません.




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 さて、この "南京千両" のラーメンは完全なる豚骨で、ドンブリがもうベトベト状態.
 かなりのコッテリかと思ったのですが、スープは意外とあっさりしています.

 ちなみにお腹が空いていたので 「焼豚ラーメン」 を注文しましたが、焼豚のボリュームがかなりあり超満腹感.

 写真はネットから拾った 「焼豚ワンタンメン」 の写真.
 ネット上のほとんどの写真に海苔がのっていますが、ボクの食べたものにはのっていなかったような記憶なんだな.
 「焼豚ラーメン」 も写真と同じ井出達でした.




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 土曜日の昼食は 有磯海 SA のレストランです.
 前に書いた 痛車 との遭遇場所 (笑)


 「氷見うどんと鱒ずし 」のセット ・・・・・・・・・・・・・・・・
 うどんのほうは山菜ときのこがのっていますが、ボクは苦手なのでいらないと言ったらかまぼこを多くのせてきてくださいました.
 お味はサッパリしていてうどんの食感もよろしいかと.


 結局二日間麺ばっかり ・・・・・・・ 自他共に認める 面食い だからそれも止む無しか.




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 最後は日曜日の朝散歩に行ってきた スタバ .

 折角ステキな場所なのに、この日は階段付近に立入禁止のロープがあって興ざめ.
 折角 「世界一美しいスタバ」 と言われたことがあるんだから、もう少しこういう景観も考えてほしいなぁ.



 さて明日からまた 富山 、今度は ヴェゼル の ACC (アダプティブ・クルーズ・コントロール) ちゃんと使ってみたいと思います.

Tico Rico

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 雪です ・・・・・・・・・
 木曜日の朝起きたら 10cm 以上の積雪.




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   (木曜日の朝)

 11 月の積雪としては東京都心で観測史上初のようです.
 長野県内でも南の方は約 30 年ぶりの積雪などと報道されていました.

 感覚的にはかなり寒くなっていたので別に珍しいとは思ってもいませんでしたが、この時期としてはかなり異常だったようです.




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  (こちらは土曜日の朝)

 金曜日は朝こそ冷えたものの日中はグッと気温が上昇し、道路の雪もほとんど溶けました.
 今朝はどんより曇り空、いかにも冬の景色になっています.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今日のアルバムはジャケット写真がどうも今一つ気に入らなくて、ずっとどうしようか考えてました.

 CTI は結構ハッとするようなジャケット写真のアルバムが多かったのですが、その傘下の KUDU レーベルは結構やっつけ仕事的なジャケットも多いような感じです (笑)

 ・・・・・・ もちろん中にはいいジャケット写真もありますが.




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   "Tico Rico / Hank Crawford "





  1. Tico Rico
              (David Matthews) ・・・・・ 4:50
  2. Teach Me Tonight
              (G.De Paul-S.Cahn) ・・・・・ 4:18
  3. Lady Soul
              (David Matthews) ・・・・・ 4:45
  4. Lullaby Of Love
              (F.Floyd-J.L.Williams) ・・・・・ 4:46
  5. I've Just Seen A Face
              (J.Lennon-P.McCartney) ・・・・・ 6:30
  6. Lament
              (David Matthews) ・・・・・ 5:06
  7. Funky Rooster
              (David Matthews) ・・・・・ 5:54





  Jon Faddis (tp), Randy Brecker (tp), Hank Crawford (as),
  Michael Brecker (ts), Jeremy Steig (fl), Eric Gale (g), 
  David Matthews (p), Cliff Carter (key), Gary King (b),
  Steve Gadd (ds), Sue Evans (perc), Nicky Marrero (congas)







 このアルバム、 "5 枚買ったら 1 枚プレゼント" というよくあるキャンペーンでつい数日前に家に届きました.
 最初にも書いたようにジャケット・デザインがちょっと残念.
 ところが結果的には、先に購入したキャンペーン対象 6 枚のアルバムよりよかった (笑)





9900 Crawford003-2 Tico Rico

 ハンク・クロフォード は KUDU レーベルに 8 枚のアルバムを残していますが、アルバムによりアレンジャーが変わっており、それらのアレンジの個性がアルバムにも出ています.
 
 1 作目の "Help Me Make it Through the Night" が ドン・セベスキー 、
 2 作目 "We Got a Good Thing Going" が ドン・セベスキー と ボブ・ジェームス 、
 3 作目 "Wildflower" と 4作目 "Don't You Worry 'Bout a Thing" は ボブ・ジェームス 、
 5 作目 "I Hear a Symphony" から本 7 作目 "Tico Rico" までが デヴィッド・マシューズ がそれぞれアレンジを担当しています.


 そんな デヴィッド・マシューズ の "Tico Rico" からこのアルバムは始まります.
 デヴィッド・マシューズ は日本語がとても上手なミュージシャンとしても有名で、以前放送されていた Inter-FM "Jazz Conversation" (パーソナリティは 小川隆夫 氏) に出演した際も流ちょうで面白い日本語で話していました.

 とてもファンクでビートに乗った軽快な演奏です.



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 参加しているミュージシャンたちも、当時フュージョン界で活躍していた第一線の人たちばかり.

 中でも エリック・ゲイル かな ・・・・・・・・・・ もうどっから聴いても エリック・ゲイル なのです.
 特に 3 曲目のギターソロなんて、まんま "CBS Jazz All-Stars at Montreux" での "Night Crawler" のソロって感じなのです.
 聴いていて笑っちゃうくらい似てるんだな.



 5 曲目の "I've Just Seen A Face" は The Beatles のアルバム "HELP !" に入っていた曲です.
 この "HELP !" 映画のサントラ的なアルバムではあるものの、ボクは The Beatles のアルバムの中でも好きなアルバムの一枚.
 とにかく聴いた記憶があります.

 もちろん映画も DVD も持っていたりするのです.
 ただし映画の中ではこの "I've Just Seen A Face" はかかりません.



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 The Beatles の演奏はイントロ部分がとても印象的でそこがすごく好きでした.
 だからこのアルバムのイントロ聴いた時は ?
 それでも聴いていると原曲よりも少しゆったりした感じで、これはこれでありかなぁと思ってしまう.


 軽く聴くにはとてもいいアルバム.
 CTI らしい ・・・・・・ というか、 KUDU らしい演奏です.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 最後に全く雰囲気を変え、二つほど違う話題を.




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 まずこれは部下の女子 (いつもの 腐女子 ではありません) からいただいたもので、新婚旅行に行った ニュー・カレドニア のお土産.
 ボクの下の娘より一つ年上で、卒業した高校も一緒.
 結婚式も娘の挙式日の二週間前だったりで ・・・・・ 微妙に繋がっていたりして.

 ただ、お土産がどうも 腐女子 化してる気がするなぁ.
 コーヒーはわかるとしても、このカエルのマグネット ・・・・・・ 完全に 腐女子 のツボなんだが.

 数年先には 腐女子 化してしまうのかちょっと心配なのです.




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 少し前に、ようやく手に入れた 2 枚のアルバム.
 なんとか手の届く金額でのオークション購入です.

 これらのアルバムは、オークションでも結構な高値で出品されていたので、もうボクの手元には入らないだろうと思っていただけに、うれしいなぁ.
 これで ホンタケ のリーダー・アルバムは "ふるさと -On My Mind-未発表テイク集" を残すだけになりましたが、ほぼコンプリートと言ってもいいかな.


 "Now on the Blues" の一曲目を聴いただけでも、震えてしまうほど ホンタケ .

 これらのアルバムについてはまた後日.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

House Of The Rising Sun

三連休の中日 ・・・・・・・ ですが昨日も休日のお仕事のため完全に一日終わりました.

 気分的には今日からいつもの土日といった感じですね.
 今朝は雨の音でお目覚め.

 また雨です ・・・・・・・・・・ 今日も引きこもって映画でも観るかな.




 昨日仕事から帰ったら届きました !!



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 このデザイン、やっぱりいいなぁ.

 レンズは新発売の EF24-105mm F4L IS II USM ではなく、 EF24-70mm F4L IS USM .


 まぁ、写真撮ることはできないんですがね (笑)



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 前にも書いた ように、これは EOS 5D Mark lV のミニチュア.

 32G の USB メモリーです.
 USB はレンズのところに付いており、取り外しも可能です.



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 それにしても、本当に細部までよくできています.



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 すでにネット・オークションでは定価より高い金額で出品されていますが、今までの機種が 限定 500 個だったものが今回は 限定 1500 個に増えたので、このあたり転売屋の問題も考慮したのでしょうか.

 まぁボクの場合は最初から転売は考えていないので.
 透明なプラスチック・ケースも付いているので、これは部屋に飾ることにします.





 雨は上がったものの、どんよりしたお天気.
 気分転換に軽〜くソウルフルな演奏でも.
 CTI レーベルも最近はどんと来い ・・・・・・ というよりも、再販されたらできるだけ購入するようにしちゃったり.

 内容的には結構同じような演奏が多いのですが、軽快なリズムは難しくなくていいなぁ.
 特にこのドラマーのアルバムはいいのです.





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  "House Of The Rising Sun / Idris Muhammad"





  1. House Of The Rising Sun
        (Traditional) ・・・・・ 4:39
  2. Baia (Boogie Bump)
        (A.Barroso-R.Gilbert) ・・・・・ 4:38
  3. Hard To Face The Music
        (V.Simpson-N.Ashford) ・・・・・ 4:50
  4. Theme For New York City (Prelude in E minor)
        (F.Chopin) ・・・・・ 3:30
  5. Sudan
        (I.Muhammad-T.Harrell) ・・・・・ 11:00
  6. Hey Pock A-Way
        (L.Nocenteli-G.Porter-A.Neville-J.Z.Modeliste) ・・・・・ 6:00





  Tom Harrell (tp), Barry Rogers (tb), David Sanborn (as),
  George Young (ts), Ronnie Cuber (bs), Eric Gale (g.b),
  Joe Beck (g), Hugh McCracken (g), Roland Hanna (p),
  Don Grolnick (p), Leon Pendarvis (p), Will Lee (b),
  Wilbur Bascomb (b), Idris Muhammad (ds.perc),
  George Devens (perc) ......... and others.
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, 1975.







 今年 9 月に再版された CTI ・・・・・ 一部 KUDU レーベルも含まれていますが、フュージョン華やかりし頃のアルバムです.
 このアルバムには CD にはボーナストラックとして "Pipe Stem" と "I Know You Don't Want Me No More" の 2 曲が加えられているものもあるようですが、今回の再販はオリジナル版と同じ 6 曲構成です.




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 先日の 中本マリ のアルバムと同じで、このアルバムのジャケットもなぜか白い枠の中に写真が入り、さらには曲名も記載されています.
 こういうデザインは、どうも裏ジャケットのイメージが強いのでちょっと違和感を覚えます.

 でもこのジャケット写真はとてもいい感じで、好き.


 CTI 傘下の KUDU レーベルの演奏だったら必然的にこんな感じと思わせてしまうような演奏.
 完璧に Soul !!!! ・・・・・・・ 韓国 じゃないよ (笑)

 まぁこのレーベルでの最初のリーダー・アルバムが "Power of Soul" だったんで、当たり前かな.


 "Power of Soul" は ジミ・ヘンドリックス の曲でしたが、今日のアルバム・タイトルは "朝日のあたる家" .
 我が家にピッタリだな、今日は朝日が見ることはできなかったけれど.


 4 曲目 "Theme For New York City" はサブタイトル通り、 ショパン の "Prelude in E minor" をアレンジしたものです.
 この曲の演奏と言えば "Night Lights / Gerry Mulligan"
 だから、こういったソウルフルな演奏はちょっと似合わないかな.




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 このアルバムの中で一番圧巻なのが 5 曲目 "Sudan" !!
 アルバム全体に漂うソウルな雰囲気とはちょっと違うスパニッシュな感じですが、とてもいい曲ですし、演奏もいい.
 この曲を書いたのがトランペットの Tom Harrell .
 この曲の中ではソロも取っていますが、結構いいトランペットなんだな.

 この演奏だけでも、このアルバムの価値あるな.
 Barry Rogers のトロンボーン、 Tom Harrell のトランペット、 Roland Hanna のエレクトリック・ピアノ、そして
イドリス・ムハマド へと続いていきますが、とにかくこのビートの高揚感が何とも言えない.
 おまけに ローランド・ハナ がビックリするくらいいい.


 1 曲目の最初の部分もすごくいい、やっぱりアルバムの最初はこうじゃないと.
 デヴィッド・サンボーン さまさまって感じで、小気味よいビートにメローなサックスがグイグイ.

 ただ途中から歌が入ってしまうのがね ・・・・・・・
 好き嫌いはあると思うけれど、ボクには歌いらなかったかな.

 ドラムの饗宴やフューチャー作品には歌はいらないなぁ(笑)


 このアルバムでは "House Of The Rising Sun" という表記がされていますが、一般的には The を頭に付けて "The House Of The Rising Sun" と言った感じでしょうか.

 どうして The が付いていないのかは ????




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 The Animals : 
 J.Steel (ds), H.Valentine (g), E.Burdon (vo), A.Price (key), C.Chandler (b)


 この "The House Of The Rising Sun" は、日本では "朝日のあたる家" という邦題が付いています.

 原曲は昔からあるフォーク・ソングで作者不詳.
 ボブ・ディラン がデビュー・アルバム "Bob Dylan" (1962) の中でこの曲を取り上げています.

 この曲を有名にしたのは 1964 年 6 月にリリースされた The Animals のシングル.
 同年 9 月に ビルボード・ヒットチャート で三週連続 1 位になり、世界的な大ヒット.


 この曲のタイトルを聴いただけで、 The Animals の歌が聴こえてきます.


 "Please Don't Let Me Be Misunderstood (悲しき願い)" も彼らを代表する曲.
 ただこの曲を最初にレコーディングしたのは ニーナ・シモン でした.


 この曲は映画 "Kill Bill" の雪の中の決闘シーンで、Santa Esmeralda の演奏が使われていました.
 この決闘シーンと言えば、最後にかかる "修羅の花 / 梶芽衣子" もよかったなぁ.

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 またまた全然アルバムと違う方向に話が行ってしまいました.




 さて、昼になっても青空は現れてこないので、今日の午後も Blu-ray でも観てのんびりしようか.

I Hear a Symphony

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 連休最終日、ようやく朝から青空が広がっています.
 この連休、地元ではちょっとしたイベントがあって、久しぶりに写真を撮ってきました.

 その話題は後半にするとして、まずは久しぶりの青空が似合いそうなアルバムを.





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  " I Hear a Symphony / Hank Crawford "





  1. I Hear a Symphony
        (B.Holland-L.Dozier-E.Holland) ・・・・・ 4:46
  2. Madison (Spirit, The Power)
        (David Matthews) ・・・・・ 3:55
  3. Hang it on the Ceiling
        (Matthews) ・・・・・ 4:13
  4. The Stripper
        (David Rose) ・・・・・ 4:03
  5. Sugar Free
        (Hank Crawford) ・・・・・ 4:42
  6. Love Won't Let Me Wait
        (V.Barrett-B.Eli) ・・・・・ 4:03
  7. I'll Move You No Mountain
        (J.Ragovoy-A.Schroeder) ・・・・・ 4:08
  8. Baby! This Love I Have
        (M.Riperton-R.Rudolph-L.Ware) ・・・・・ 3:38





  Hank Crawford (as), David Matthews (arr)
  Jon Faddis (tp.flh), John Frosk (tp.flh), 
  Robert Millikan (tp.flh), Alan Rubin (tp.flh),
  Barry Rogers (tb), Fred Wesley(tb), Paul Faulise (b-tb),
  Tony Studd (b-tb), Dave Taylor (b-tb), Eric Gale (g),
  Richard Tee (key), Leon Pendarvis (el-p), Gary King (b),
  Steve Gadd (ds), Bernard Purdie (ds),
  Ralph MacDonald (perc), Idris Muhammad (shaker.tambourine),
  Patti Austin (vo), and othes.
  Recorded at Van Gelder Studio in Englewood Cliffs, June and July 1975.






 すでに何度か登場している CTI の傘下レーベル KUDU のアルバムです.
 これももう、廉価価格にならなかったら絶対に購入することのなかったアルバムと言っていいでしょう.




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 ハンク・クロフォード のリーダー・アルバムもこれ一枚だけ.
 だから最初、このジャケットアルバムが本人とばかり思ってました.
 何かとても女性的だなぁ ・・・・・・・・・ なんて (笑)


 アルバムの内容は、まんま 70 年代のディスコそのものって感じのアルバムです.
 "Do The Hustle !" なんて掛け声が聞こえてきそうなのです.

 元々ソウルや R&B の演奏者だったようなので、そういわれると納得なのです.
 リーダー・アルバムは Atlantic から CTI (KUDU) にかけ有名で、その後も多くのアルバムを残しています.


 全体的にビートの効いたアップ・テンポの演奏ですが、 6 曲目のようなスローな曲も入っています.
 さながら チーク・タイム とでも言えばいいのか (笑)

 サイドメンは名の知れた人たちばかりなので、アルバムとしての完成度は当然いいのは当たり前.
 ただしこういった演奏が好きかどうかは別ですが ・・・・・・・・・・




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 ハンク・クロフォード の顔さえ知らなかったくらいですので、どんなアルバム出してるかなんてサッパリ.
 調べてみたら、リーダー・アルバム 40 枚以上出していました.

 KUDU レーベルだけでも 8 枚です.
 このアルバムは KUDU での 5 枚目にあたります.

 このアルバムのアレンジは、以前 小川隆夫 氏がパーソナリティを務めていた Jazz Conversation にも幾度か登場した、日本大好きな デヴィッド・マシューズ .
 この番組で面白い日本語を喋っていたのを思い出しました.
 この番組にはいろいろな意味でお世話になっただけに、妙に親近感あったりします (笑)

 ちなみにロックバンドで、 "デイヴ・マシューズ・バンド" というグループがあり、リード・ ボーカルが同姓同名ですが、この話題の デヴィちゃん とは違いますので.

 ということで、 70 〜 80 年代のディスコにタイムスリップさせてくれるようなアルバムなのでした.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さてこちらが今日の本題かもしれません.

 10 日・ 11 日と地元で 「火のアートフェスティバル」 というイベントが開催されました.
 開催された場所は、数年前ボクがウォーキングしていた 明神池 周辺.
 ここには絵画館、芝生広場、宿泊施設などがあり、 浅間山 などの眺望もいい場所なのです.


 毎年この時期、ここにある登り窯の火入れなどを中心としたイベントです.
 風邪気味だったのですが、熱もなかったので写真の練習に.



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 夕方ですから、周りのお店もほとんど店じまい.
 それでもこうやって芝生の上でのんびりする人たちがまだいます.

 お目当ては 18:30 からの花火 ・・・・・・・・
 ですが、イベントの規模と同じで非常に微妙な花火だったので写真は載せません.

 まぁ、ローカルなイベントなので全体がほのぼのなのです.



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  (EF70-200mm F2.8L USM : 185mm 1/60sec f/2.8 ISO-320)

 会場内のメイン通りにはこんな感じでキャンドル
 実際はちょっと間隔も広く、長さも今ひとつという感じでいかにも田舎のイベント感が漂っていました (笑)

 頑張ってそれらしく撮ってみました.



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  (EF16-35mm F4L IS USM : 19mm 1/40sec f/4 ISO-6400)

F07A0278
  (EF16-35mm F4L IS USM : 26mm 1/25sec f/4 ISO-6400)

 この 2 枚の写真は バリアングル液晶 ではないので構図もまったくわからないままカシャ.
 一度撮っては確認し ・・・・・・・・・ で、微妙に難しいの.
 こういうアングルで撮るときは、やっぱり バリアングル かな.


 会場に着いたのが夕方だったので空いていると思ったのですが、臨時駐車場のグランドにかなりの車があり、写真を撮り始めても次から次へとやってくる車がありました.

 もう少し会場全体の明るさを考えればいいと思うんだけれどなぁ.
 せっかくキャンドルやっているのに、バルーン型の投光器の明るさが邪魔だったりします.



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  (この写真は 東御市ホームページ から)

 このフェスティバルの目玉は、登り窯の火入れ.
 こんな感じで 4 本の煙突から真っ赤な炎が噴き出すはずなのですが ・・・・・・・



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  (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/50sec f/4 ISO-6400)

 ・・・・・・・ ボクが行った夕方はこんな感じ.

 決して火が消えているわけではありません.
 火を入れてからまだ時間が経っていないため、黒い煙の状態です.

 夜になればきれいな炎が出るということでしたが、せっかく治りかけた風邪がぶり返すといけないのであきらめました.
 後で web 上のパンフレット見たら、 22:00 頃窯が最高温度に焼成すると書かれていました.

 ちなみにこの写真、ボクにしては珍しくトリミング.
 まぁ大したことはしてませんが、左側の余計な部分をカットです.



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  (EF16-35mm F4L IS USM : 33mm 1/80sec f/4 ISO-640)

 窯の上からも小さな炎がいくつか出ています.
 その炎を見ながら薪を入れるタイミングを計っているようです
ていきますが、ゆっくりやっていると温度が下がるせいか、二人で呼吸を合わせてサッと入れていました.

 この薪入れは、見学に来る人たちがみんな写真を撮るせいか、スタッフの方が 「じゃあ今から薪入れます」 と教えてくれます.
 手前の焚き口は開いたままですが、今薪を入れている口はサッと開いてサッと閉じてまいました.



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  (EF70-200mm F2.8L USM : 70mm 1/60sec f/2.8 ISO-3200)

 後姿だけでもいかにも陶芸家 ! 、的なオーラが出ています.
 顔もちょっと怖そうでしたが、話しかけたら親切にやさしくいろいろ教えてくださいました.

 この写真、今回撮った写真の中でも結構気に入ってます.

 このイベント中はこの登り窯の薪入れがメインでもあるので、近くで写真撮影できますし、スタッフもいろいろ教えてくださいます.
 このあたりのスタッフの対応はよかった.



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  (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/60sec f/4 ISO-1000)

 池の周りを歩きながら写真撮っていたら、いつの間にか湖面がピンク色.
 空を見るときれいな夕焼けになっていました.

 慌てて東側に移動して撮った写真です.



 登り窯からの 火のアート は見ることができませんでしたが、自然の 陽のアート を堪能できたから良しとします.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Power of Soul

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 ここ数日、ずっと曇りや雨降りの日が続いていましたが、ようやく青空が見えるようになりました.

 昨日の土曜日も薄っすらと雲はあるものの、青空を見ることができました.


 来週と再来週の週末はいろいろおでかけになるので、今週は家.
 ちょうど今朝は団地中の草刈り作業もあったりして ・・・・・・・

 春の草刈り作業は都合で出れなかったので、今度は出ないとまずい.
 ということで今朝は早起きでした.



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  (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/500sec f/6.3 ISO-160)

 これは 2 日の夕暮れです.
 久しぶりに晴れたので、家に帰って撮ってみました.



 昨日はほんの少しだけ部屋の片づけ ・・・・・・・ というか、部屋のゴミを片付け.
 Amazon からの梱包用段ボールが結構溜まっていたので、まとめてストックヤードに.





 今朝は早起きして 1 時間ほどの草刈り作業でしたが、休みの日のこんなに早く起きることが無いので時間がたくさん.

 ということで、久しぶりに早朝の スタバ .
 開店直後ですので、当然店内はガラガラ.
 久しぶりの店員さんと軽く会話など ・・・・・・ まぁボクにとってはこういう会話自体がとても珍しいのであります.

 ただ、その話題というのが エヴァンゲリオン というのがね (笑)




  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 最初にようやく晴れの日が続いていると書きましたが、今朝は曇り空で昼頃から雨が落ちてきて、午後は普通に雨降りの日曜日です.
 こんな日だからあまり聴くことのないアルバムでも聴いてみよう.

 数年前にはこんなアルバム買うとは思ってもいなかったようなアルバムだなぁ.
 まぁ最近はそういうのがとても多いので、もう慣れました.






Muhammund001







  " Power of Soul / Idris Muhammad "




  1. Power of Soul
         (Jimi Hendrix) ・・・・・ 7:05
  2. Piece of Mind
         (Bob James) ・・・・・ 9:23
  3. The Saddest Thing
         (Joe Beck) ・・・・・ 7:08
  4. Loran's Dance
         (Grover Washington Jr.) ・・・・・ 10:37






  Grover Washington Jr. (ts.ss), Randy Brecker (tp.fgh),
  Bob James (key), Joe Beck (g), Gary King (b),
  Idris Muhammad (ds), Ralph MacDonald (perc)
  Recorded at RVG Studio, March, 1974.








 CTI の傘下レーベル KUDU での最初の彼のリーダー・アルバム.
 この後 KUDU では計 4 枚のリーダー・アルバムを吹きこんでいます.




Muhammund001-2

 このアルバム、まずメンバーがスゴイ.
 これだけのメンバーだったら、きっとこんな演奏だろうというのが想像でき、聴いてみるとその期待を裏切らない.
 でも 1 曲目はいい意味で期待を裏切られてしまうんだけれどね.


 いきなりファンクな演奏ですが、 2 曲目はいかにも ボブ・ジェームス という感じの都会的なアレンジの曲です.
 1 曲目と残りの 2 曲目以降は何か違う感じがします.
 2 曲目以降は、普通にフュージョンという感じ、それだけ 1 曲目のファンク色強すぎちゃうのです (笑)


 ファンク色強いと言っても、普通にゴキゲンなので No Problem .



hendrix0035

 このアルバム・タイトル曲 "Power of Soul" は、ものすごーーーーく ゴキゲン なのです.
 まるで、こんな曇り空を吹き飛ばすくらいに.

 これが ファンク って感じだなぁ.


 ホーンはたった 2 管だけなんだけれど、かなり厚みのあるアンサンブルで、タイトル通りパワーがあります.
 オーバー・ダブなのか、それとも他のホーンの記載がないだけなのか、そこはちょっとわかりません.

 この曲はあの Jimi Hendrix の曲.
 彼のアルバムなど詳しくないのですが、ちょっと調べたところでは "Live at Fillmore East" でこの曲も演奏しています.

 You Tube にも音源がアップされていますが、この曲いいですね.
 "Purple Haze" ばかりでなく、いい曲書いてるなぁ.


 今回この記事調べていて久しぶりに ジミヘン 聴いてみたけれど、やっぱすごいなぁ.
 若い頃はあまり好きじゃなかったけれど、最近は単純にスゴイとかいいなぁと感じちゃいます.
 あまり聴いていると記事が進まないので ・・・・・・・



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 アイドリス・ムハマッド (本名 Leo Morris ) は 1939年11月13日ニューオーリンズ生まれのドラマー、昨年 7月29日74歳で亡くなりました.
 イスラム教に改宗した際に、名前も改名しました.
 ジャケットだけ見れば、まんまあの辺りの人って感じの写真ですね.


 このドラマーの名前を初めて知ったのは スタンリー・タレンタイン の "Don't Mess with Mister T." .
 元来ドラムの違いの分からない男なので、どのくらいうまいのかは分かりませんがすごく気持ちのいいリズムを刻んでいるように思います.


 久しぶりに聴いたけれど、このアルバムはとても気持ちいい.


 そうなると、もう少しこの時代のアルバム買ってみようかな.
 ただ、現在発売になっているものはとても少なそうですが.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 スタバ でコーヒー飲んだ後、ちょっと無印商品によってお買い物.



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 写真の仕切板 (Divider) を 8 個ほど購入です.
 実はずっと前からこれくらいの大きさのものを探していたのですが、なかなかなくて.

 ボクの CD はすべてプラケースから出してあるので、なかなかまっすぐ立ってはいません.
 だからところどころに仕切りが欲しい訳で.

 この大きさなら CD にすべてが隠れるし、厚さもそれほどないので気にならない.

 ちなみに写真のために一部分だけ差し込んでありますが、さすがにこんな端には使いません (笑)



 さて、もうじき 4 時です.
 日曜日もあっという間に終わってしまいそうです.


 なぜか "SATORI / FTB" が大ボリュームで部屋の中を流れています.
 ジャケット見ると、今話題の コピペ だらけのコラージュ.
 これは大丈夫なのか ・・・・・・・ まぁ時効にはなってるけど.

 たまには昔の Rock でも聴きながら、これからの時間を潰してみようか ・・・・・・・




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Forecast / Eric Gale





 今日もいいお天気.
 昨日はトレッキングに出かけたので、今日は家でのんびり.

 最近は、どうも平日ブログ更新できないので今日も頑張ってしちゃおうかと ・・・・
 すんなりブログ更新できればいいのですが、書きながら脱線に次ぐ脱線でどうも捗りません.




2014.5.18 001

 上の写真も、外を見たらきれいな空だったのでついついカメラを持ち出して、あれこれいろいろな写真を撮り始めちゃったり.
 こういう空を撮ってみると、いままでのカメラよりも微妙な雲のコントラストをはっきりと撮れるような気がします.


 さらにちょっとした設定を変えるだけでも、まったく違うような写真になったりもします.
 こりゃしっかり勉強しないといけない ・・・・・ と痛感してはいるものの






 こんなにもいいお天気の日は、アツいハード・バップはご遠慮し、もっと軽快なものを聴いてみましょう.
 先日の "BECK" と同じ KUDU レーベルの一枚です.
 同じギターですが、スタイルはかなり違っています.





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  " Forecast / Eric Gale "





  1. Killing Me Softly With His Song
          (N.Gimbel-C.Fox) ・・・・・ 3:37
  2. Cleopatra
          (E.Gale) ・・・・・ 4:50
  3. Dindi
          (A.C.Jobim-A.de Oliveira) ・・・・・ 7:21
  4. White Moth
          (E.Gale) ・・・・・ 5:57
  5. Tonsue Corte
          (E.Gale) ・・・・・ 4:18
  6. Forecast
          (E.Gale) ・・・・・ 7:52




  Joe Farrell (ts.fl), Hubert Laws (fl.piccolo), Eric Gale (g),
  Bob James (key), Gordon Edwards (el-b), Bill Salter (el-b),
  Rick Marotta(ds), Idris Muhammad (ds), Ralph MacDonald (perc)
                                   and others
  Recorded at Van Gelder Studios, January, 1973.






 "White Moth" と "Forecast" がこのアルバムの中ではお気に入り.
 前者は エリック・ゲイル 独特のちょっとメローなテーマの曲.
 後者はミディアムテンポながらブラスアンサンブルが効いて歯切れのいい演奏になっています.

 どちらの演奏も、彼の 泣き のギターを楽しめちゃいます.





Gale001-2

 エリック・ゲイル は 1938 年 9 月 20 日 ニューヨーク ブルックリン 生まれのギタリストで、 1994 年 5 月 24 日に肺がんのため 55 歳で亡くなっています.
 どちらかというとセッション・ミュージシャンとして活動していました.
 本作品は彼のリーダーとして 2 枚目、 KUDU レーベルでの唯一のリーダー・アルバムです.


 彼の名前が一躍有名になったのは、 1976 年 8 月に開催された "Montreux Jazz Festival" での演奏.
 Eric Gale (g), Cornell Dupree (g), Richard Tee (key), Gordon Edwards (b), Steve Gadd (ds) の 5 人での演奏が、後に Stuff 誕生とも言われています.
 が、実際には数年前から ニューヨーク のクラブ "ミケールズ (Mikell's)" で演奏を繰り広げていたようです.


 このアルバムでドラムを担当している アイドリス・ムハマッド ですが、 CTI では結構演奏があったりします.
 KUDU レーベルでも4枚のリーダー・アルバムを録音しています.
 39 + 3 タイトルしかない KUDU ですので、その中で 4 枚というのはかなり多いと言っても過言ではないでしょう.




killing me softly

 このアルバムの 1 曲目は "Killing Me Softly with His Song" ・・・・
 というより、日本語で "やさしく歌って" のほうがピンとくるでしょうか.
 1973 年、 Roberta Flack が歌って大ヒット、シングルは グラミー賞 3 部門受賞しています.
 日本では 某コーヒーメーカーの CM にも流れていました.

 エリック・ゲイルはこの曲のミュージック・ディレクターを務めていたので、このアルバムにも加えたんじゃないでしょうか.



 ここから今日の脱線が始まりました ・・・・・・

 まずはオリジナルを久しぶりに聴きたくなり You Tube へ GO !
 懐かしいねぇ、でも今聴いてもとても素敵な曲なのです.


 そうしたらページ右側の関連映像に懐かしい曲がたくさん.


 そうなるとどんどん Click しまくり、ブログの記事とはまったく関係のない世界まで行ってしまいました (笑)




Bee Gees 0036

 1971 年の The Bee Gees "How Can You Mend A Broken Heart" まで行っちゃいました.
 この曲は ダイアナ・クラール のアルバム "Quiet Nights" に収められており、ボクが ダイアナ・クラール に傾倒し始めるきっかけになった曲でもあります.
 今でもこの曲は大好き.
 この曲に関しては、オリジナルの The Bee Gees よりも ダイアナ のほうがずっと好きだったりします (笑)



 そうそう The Bee Gees と言えば、ボクなんかは "小さな恋のメロディ" なのですが、もう少し若い方たちにとっては "Stayin' Alive" でしょうか.

 その "Stayin' Alive" が、心肺蘇生教育の分野で世界的な権威である American Heart Association (アメリカ心臓協会 :通称 AHA) の、心肺蘇生 (CPR) 普及用 PV に数年前から使われています.
 これは胸骨圧迫 (心マッサージ) の速さと曲のリズムがピッタリだったことからです.




CPR 0024

 内容は真面目なんだけれど、観ている分には超笑えてしまいます.

 こういうユーモアって、なかなか日本ではなかなかねぇ ・・・・・・・・・


 興味のある方は You Tube で "AHA" 、 "Stayin' Alive" で検索すればすぐにわかるはずです.
 きちんとした一連の心肺蘇生法の手順ではなく、その場に居合わせた人がどうすればいいのか (Hands-only CPR) をわかりやすく解説しています.




CPR 0025

 同じような PV で "Super Sexy CPR" というものもありますが、こちらは AHA 製作ではなく、ボクの記憶が正しければ下着メーカーがタイアップして作られていたと思います.
 こちらの PV はエロエロ・モード全開で、やっている CPR も若干古いものです.

 かなり人気があったようで、同じような内容で 台湾 か 香港 でリメイクされています.
 ちなみにリメイク版はエロエロ・モードがパワーアップしてます (笑)


 ということで、最後まで脱線続き.


 気持のいい日曜日も終わってしまいます.



BECK / Joe Beck

 木曜日、ちょっと早めに家に帰れたので平日のブログ更新でもしようかと、最初の部分と O.Peterson のアルバムのデータを書き始めました.
 ついでだからと Canon 70D のソフトウェア もインストールしながらの作業.

 インストールが完了し、再起動の表示が出たのでデスクトップ上のアプリケーションをすべて閉じ、再起動.


 したところで、ブログのデータを下書き保存してなかったことに気が付きました.
 当然ですが今まで書いたものは跡かたもなく ・・・・・・・・


 その日はブログ更新する気力も消え失せました ......... orz



 今週は月曜日と火曜日が連休でしたので、土曜日がやってくるのがとても早い.
 お天気のいい休日ですので、気分を取りなおしてブログ更新です.

 ただ先日書こうと思った O.Peterson のアルバムは再度データ拾う気力がないので止めて、もう少し軽快なアルバムにします.







Beck001





  " BECK / Joe Beck "




  1. Star Fire (A.K.A. The Saddest Thing)
            (J.Beck) ・・・・・ 4:31
  2. Cactus
            (D.Grolnick) ・・・・・ 4:55
  3. Texas Ann
            (J.Beck) ・・・・・ 7:53
  4. Red Eye
            (J.Beck) ・・・・・ 7:10
  5. Cafe Black Rose
            (G.Dinwiddie) ・・・・・ 4:23
  6. Brothers And Others
            (J.Beck) ・・・・・ 6:23




  Joe Beck (g), Steve Kahn (g), Don Grolnick (key),
  Will Lee (b), Chris Parker (ds), David Sanborn (as),
  Ray Mantilla (perc)

  Strings : violin
  Frederick Buldrini, Harry Cykman, Peter Dimitriades,
  Max Ellen, Harold Kohon, Charles Libove,
  Harry Lookofsky, Joe Malin, David Nadien
  Strings : cello
  Jesse Levey, Charles McCracken, George Ricci

  Recorded at RVG Studios, March 10, 11 & 17,1975.
   (Stribgs overdubs June 25, 1975.)





 去年の CTI まとめ買いの中の一枚.
 と言っても、このアルバムのレーベルは 1970 年代初頭から CTI の姉妹レーベルとしてスタートした KUDU というレーベル.
 レーベル名の KUDU (日本語的には クーズー) は、アフリカに生息する長い角を持った シカ と ヤギ を掛け合わせたような哺乳類で、調べてみると ウシ科 ブッシュバック属 に属しているようです.
 そう言えば、 ヤギ も ウシ科 なんですね.

 この KUDU レーベルのロゴの色もアフリカを意識したのもので、音楽的には黒人音楽ということを意識して作られたレーベルだったようです.

 Johnny Hammond 、 Hank Crawford 、 Grover Washington, Jr. ・・・・・・
 1978 年までに 39 枚のアルバム、 80 年代以降に 3 枚のアルバム (ただしこの 3 枚は通し番号ではありません) をリリースしています.
 1978 年からには経営的にも厳しい先細り状態で、 83 年に復活をかけ Grover Washington, Jr. のアルバムを一枚、そして 90 年に 2 枚発表して完全に幕を閉じました.



 1982 年 "Just the Two of Us" の大ヒットで有名な Grover Washington, Jr. は、 "Inner City Blues" でこの KUDU レーベルからデビューしました.
 ただし、 "Just the Two of Us" の収められたアルバム "Winelight" は、移籍したワーナー・ミュージック系列の エレクトラ・レコード から発売されたものでした.




JoeBeck002

 さて、このアルバムのリーダー Joe Beck は 1945 年 7 月 29 日 ペンシルバニア州 フィラデルフィア 生まれのギタリスト.
 2008 年 7 月 22 日、肺癌のため 62 歳で亡くなっています.


 モダン・ジャズからフュージョン、さらにはロックまで幅広い演奏をしているようですが、ボクが知っているのは Miles Davis の "Circle in the Round" くらいかな.
 このアルバムにしても、どちらかというと共演している David Sanborn の名前で購入したようなものです.
 残念ながら、アルバム・ジャケットも好きとは言えませんし.



 それでも聴いてみるとすごくゴキゲンなのです.
 まぁ David Sanborn が 1 曲目から相変わらずのメローでいてファンキーな演奏で、今日のような気持のいい青空にピッタリ.




Beck001-2

 ところで 1 曲目の "Star Fire" ですが、ジャケットにはその後ろに "AKA The Saddest Thing" と続いています.
 さらに 5 曲目の作曲者名にも AKA と書かれています.

 意味がわからないので調べてみたら、
 AKA というのは、通常 A.K.A. という感じで表記される "also known as" の略、 「別名」 といったような意味があるようでした.
 てっきりアフリカの言語かと思ってました (笑)

 またどうでもいい知識が一つ、身についたです.







 そう言えば先日、仕事で外に出かける機会があったので、職場の近くで景色がとてもきれいな場所まで足をのばしてみました.

 スマホの写真ですのでいま一つですが、景色は素敵です.




DSC_0443

 こちらは 上田市街地 、左に見える川は 千曲川.




DSC_0441

 逆の西方向は 千曲市 、ずっと進んでいくと 長野市 です.
 天気が良すぎて、ちょっと遠くが霞んだように見えてしまいます.
 せっかく買った一眼レフ持っていけばよかった、と少しばかりの後悔.



 今日もいいお天気、折角の休日どうやって過ごそうかなぁ ・・・・・・
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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