久しぶりに買ったマンガ本のことでも書こうかと思ったのですが、かなり読みごたえ (考えさせられること) があるのでなかなか先に進みません.
 ので、この話題はもう少し先送りにでもしましょう.



 昨日のブログで数回は "山" の話題が続くと公言してしまいましたので、一応今日も "山" に因んだ話題を ・・・・.






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  "Fly with the Wind"





  1.  Fly with the Wind
  2.  Salvadore de Samba
  3.  Beyound the Sun
  4.  You Stepped Out of a Dream  
  5.  Rolem
  6.  Beyound the Sun (alt-tk)
  7.  Rolem (alt-tk)




  Hubert Laws (a-fl.fl), Paul Renzi (piccolo.fl),
  Raymond Duste (oboe), Linda Wood (harp),
  McCoy Tyner (p), Ron Carter (b), Billy Cobham (ds),
  and others.
  Recorded January 19-21, 1976.





 すみません、ジャケットが "山" の写真というだけです.
 にも拘らず、この山の名前が分かりません、ひょっとすると "ラカポシ山" かな〜 ・・・・ ???




Tyner012
 
 さてこのアルバム、あの MaCoy Tyner が Milestone レーベルに吹き込んだアルバムの一枚です.
 John Coltrane Quartet から脱退後、Blue Note に数枚吹き込み、70 年代からはこの Milestone レーベルに多くのアルバムを残しました.


 このアルバムでは、ストリングスとの共演です.
 といっても、俗に言うところの "with strings" とは少しばかり違います.
 ロックビートなどを取り入れ、当時で言う クロスオーバー 色が強いアルバムです ・・・ 彼は、この路線のアルバムをこのレーベルで多く吹き込んでいます.

 そのため、この当時ジャズ喫茶などではシリアスなジャズ・ファンから、完全に白い目で見られていました ・・・ リクエストなんてできないよね.
 でも時代は 2010 年です、今だったら全然聴けちゃうでしょ.
 小難しいことは必要じゃないです.


 ただ代表するアルバムか、と言われれば ・・・・ ボクはちょっとね.
 同じ Milestone レーベルに吹き込まれた、彼のピアノ・ソロのアルバム、そして亡き John Coltrane に捧げた "Echoes Of A Friend" が、ボクは彼の最高傑作だと思っているからです.
 McCoy の場合、どうしても John Coltrane Quartet のピアニストという亡霊が付きまとってしまいます.
 だからこそ、こういった音楽性に走ったのでしょうか ・・・・ まぁボクが音楽性云々言うのは似合わないのでこのあたりで止めておきますが.


 ちなみのこのアルバムも、 800 円購入の一枚です.
 800円だったから買ったと言ったほうが正しいでしょうか ・・・・ でも、悪くないアルバムですよ.
 まったく、フォローになっていそうもありませんがね (笑).





 ニコニコ動画でちょっとおもしろく、素敵な映像を見つけてしまいました.
 動画のタイトルがすごくユニークでいいんですよね.
 "水道管を背負って ・・・・" シリーズです.






 ニコニコ動画は、コメントがとってもウザイのであまり見ません ・・・ とか言っている割には自分で投稿もしてたりして (汗).
 この映像も、コメントを消してみるとステキです (画面右下の吹きだしアイコンをクリック) .
 "水道管" の意味は、屋外の水道管の立ち上がり部分の四角いカバーの柱のことで、要はこの上をカメラをスライドさせながら撮っているんですよね.
 少し素人っぽいところもあったりして、それも魅力です.
 とても映像がきれいで、他にも何本も投稿していますので、興味のある方はどうぞ.


 何本もあるうちの、どうしてこんなマイナーな山の動画かというと、この山はボクも好きな山の一つで、以前ブログにもアップしたからです (http://blog.livedoor.jp/la_belle_epoque/archives/1865885.html).
 この 黒斑山 (くろふやま) は小諸市の高峰温泉から簡単に上ることができます.
 そしてこの映像にもあるように浅間山が目の前イッパイに広がって ・・・・・ 大好きです.
 こうやって映像で見てみると、実際の景色とは別に、新しい感動がありますね.
 ちなみに "槍ヶ岳" の動画の最後には、撮影風景も入っていて、ちょっと笑ってしまいます.
 でも、よくこんなマイナーな山を撮ってくれたなーと、変な部分で感心したりもしています.



 黒斑山 の頂上から 浅間山 を眺めていると、風を受けて飛んで行けそうな気持ちになります ・・・・・ Fly with the Wind