Kelly_Blue

Kelly Blue

 昨日の夕方から夜にかけて、雷と雨が凄かった.
 家の周りでも落雷によって停電 ・・・・・ 幸いすぐに復旧したからよかったのですが.
 今日の午後もかなり空が暗くなってきたので 「またまた雷かな」 、と思っていましたが幸いなことに雨も降らず、夕方にはこんな空が広がっていました.



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 ところが全国的に雷による被害がかなり出たようなことをニュースが伝えていました.
 北アルプス 槍ヶ岳 付近でも落雷の直撃で一人が死亡しましたし、大阪や滋賀でも直撃で死亡や重体の方がでているようです.

 幸いボクはまだ山で雷にあったことはありません ・・・・・・ って言うか、発生しやすい時期は登らず、登ったとしても朝早く出て 14:00 頃には下山できるような登山しかしません、いつまでも気持ちはルーキーなので.
 それでも稜線など歩いていて雲行きが怪しくなってくると、こんなところで雷きたら逃げ場がないなぁ ・・・・・ なんて不安になることはあります.



 山といえば ・・・・・・・ 家を新築してから 10 年ちょっと経っていますが、家から見える 蓼科山 の東に見える出っ張り二つがどこの山なのかよくわかりません.
 ちょっと見た目には 東西天狗岳 のような形なのですが.
 でも位置的には手前に 北横岳 などがあるはずなので、やっぱり 北横岳 や 縞枯山 なのかなぁ ・・・・・.
 まぁいずれにせよ 八ヶ岳 には変わりありません.
 毎日窓から 八ヶ岳 を見ながら暮らせるって、ちょっと幸せかも.






 さて、こんなにも有名なアルバムをまだここで取り上げていませんでした.
 心がウキウキするような、軽快なピアノです.
 ジャズ喫茶でも人気のアルバムでした.






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    " Kelly Blue / Wynton Kelly "





   1. Kelly Blue 
         (W.Kelly) ・・・・ 10:42
   2. Softly, As In A Morning Sunrise 
         (Hammerstein-Romberg) ・・・・ 6:28
   3. On Green Dolphin Street 
         (Kaper-Washington) ・・・・ 4:41
   4. Willow Weep For Me 
         (A.Ronell) ・・・・ 6:04
   5. Keep It Moving [Take 4] 
         (W.Kelly) ・・・・ 7:30
   6. Old Clothes 
         (W.Kelly) ・・・・ 7:40
   7. Do Nothin' Till You Hear From Me 
         (Ellington-Russell) ・・・・ 4:23
   8. Keep It Moving [Take 3] 
         (W.Kelly) ・・・・ 8:44

   (# 7 & 8 Bonus Track not part of the original album)





  # 1,5,8 : 
  Nat Adderley (cor), Benny Golson (ts), Bobby Jasper (fl),
  Wynton Kelly (p), Paul Chambers (b), Jimmy Cobb (ds)
  Recorded at Reeves Sound Studios, NYC, February 19, 1959.


  # 2-4,6,7 : 
  Wynton Kelly (p), Paul Chambers (b), Jimmy Cobb (ds)
  Recorded at Reeves Sound Studios, NYC, March 10, 1959.






 7 曲目と 8 曲目の 2 曲は、 CD 化にあたってのボーナス・トラック.
 3 曲だけホーンが入ったセクステットの演奏ですが、残りの 5 曲はトリオ演奏です.

 どうしてこういうアルバムの作り方をしたのか、ボクの知識では計り知れませんが、結果的には面白い構成にも拘らずとても素敵なアルバムになっています.
 ひょっとすると同じ日に録音された他の演奏もまだあるのでしょうか.




Kelly002-2

 特徴的なメロディのアルバム・タイトル曲 "Kelly Blue" から始まるのですが、フルートがとても印象的.
 とっても独特の雰囲気を持った曲です.
 でもそれぞれのソロは、いたってストレートでいい感じなのです.
 この曲は一度聴いたら、結構フレーズが残りますね.



 そして有名な "Softly, As In A Morning Sunrise" ・・・・ "朝日のようにさわやかに" 
 多くのミュージシャンたちが取り上げている、とても有名な曲です.
 そんな多くの演奏の中でも、ジャズ・ファンに人気のある演奏の一つがこれ.
 独特の鍵盤の上を転がるようなソロがとても素敵ですね.
 変に重いピアノじゃなくて、とにかく軽快で歌心に溢れています.



 同じような軽快な演奏が "On Green Dolphin Street" へと.
 この 3 曲が、アナログ盤の A 面に相当する部分です.
 ここまで聴いただけでも、どうしてジャズ喫茶であんなにも人気があったのかわかるような気がします. 

 とってもスウィンギーで、気持ちよく聴いていられる演奏です.




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 Jimmy Cobb ,  Wynton Kelly ,  Paul Chambers

 この 3 人 ・・・・・・・ そう、 マイルス・デイヴィス・グループ のリズム・セクションです.
 マイルス が見込んだだけのことはありますね.
 以前にも書いたけれど、ボクが マイルス・グループ の ウイントン・ケリー をいいなぁと思ったのは、このアルバムのようなオーソドックスな演奏ではなく、 "Blackhawk" でのもう少し新しい感じの演奏でした.
 あんな感じの演奏もできるんだ ・・・・・・ 結構衝撃だったかも (笑)




 そして、ともすればこのトリオの演奏に注目がいってしまいそうなアルバムですが、ホーンがなかなかどうして.
 特に好きなのが ナット・アダレー です、 5 曲目 "Keep It Moving" なんかとてもいい.
 やっぱり コルネット という楽器の音に癒されますね.

 このアルバムはルーキーにもお勧めです.






 今夜も熱くなりそうですので、クールな映像でも最後に貼りつけておきましょう.
 ドライビング・テクニックは当然ですが、よくぞこんなところで撮影したという感じ.
 Red Bull なんか PV を含め、こういった映像大好きです (笑)

Violets For Your Furs

 どうも明日は雨のようです.
 ここ数日はようやく秋らしくなってきました.
 家の周りの水田も、このプチ連休で稲刈りが始まっています.
 これからは、ひと雨一雨秋から冬へと、周りの景色も色を変えていきそうです.


 今週末は結構ハードなスケジュールを組んでしまって、どうなることやら.
 土曜日は "いつもの小川さん" の "いつもの ONGAKU ゼミナール" が "いつもの銀座 Bar le sept" で開催されます.
 最初はこれだけのために、東京に行く予定でした.
 ところが、この日は "いつもの小児関係講習会" が "いつもの京橋" で開催されます.


 結局、夕方まで講習会に顔を出すことになってしまい、朝早く新幹線に乗らなければならなくなりました.
 おまけに、日曜日は大事なお仕事で、朝 4:00 起きです.
 土曜日、東京から帰ってくるのが 23:00 頃 ・・・・・・ 朝起きれるかすごく心配です.
 どうも "いつものように" 自分で自分の首を絞めているような気がします.






AdderleyN001






  "Work Song / Nat Adderley"




  1. Work Song
  2. Pretty Memory
  3. I've Got A Crush On You
  4. Mean To Me
  5. Fallout
  6. Sack Of Woe
  7. My Heart Stood Still
  8. Violets For Your Furs
  9. Scrambled Eggs




  Nat Adderley (cor), Wes Montgomery (g), Bobby Timmons (p),
  Sam Jones (b.cello), Keter betts (b.cello), Percy Hearth (b),
  Louis Hayes (ds)
  # 1.3.6.8.9: Recorded on January 27, 1960.
  # 2.4.5.7:  Recorded on January 25, 1960.





 Nat Adderley の代表的なアルバムですね ・・・・ と言っても、彼のリーダー・アルバムはあまりないように記憶しています.
 そう思って、HMV を検索してみたら、ボクが思っていたよりもありました.
 いつものように、ボクが知らないだけでした.
 ただ、リーダー作品よりは、兄の Cannonball Adderley との演奏などのほうがどうも目立ってしまうようです.




AdderleyN001-2

 このアルバムの場合、まずジャケットです.
 このジャケットはなんでもないジャケットなのですが、彼の人柄が表れているような、ほのぼのとした雰囲気です.
 ちょっと脱力系のこの写真、ボクは大好きです.


 演奏に関しては、タイトル曲があまりにも有名なのです.
 ただボクは、 "My Heart Stood Still" と "Violets For Your Furs" がこのアルバムでは好きです.
 この 2 曲は淡々と歌い上げている感じです.
 こういった演奏が、彼の持ち味じゃないのでしょうか.
 あくまでボクのイメージなのですが、やっぱり彼はあまり出しゃばらず、一歩引いたところで淡々と吹くという感じがいいです.
 "Mean To Me" も同様に素敵です.


 "Violets For Your Furs" の日本語曲名は "コートにすみれを" で、この曲もとっても素敵な曲です.
 ボクがジャズを聴き始めた頃、この題名を聴いて ????
 テニス・コートにすみれでも植えるのかな? 変な曲名.
 と、マジに思っていました.
 その後英語名を見て納得でした.
 あの頃、だれかに聴かなくてよかったと今でも思っています(笑).



 このアルバムでの演奏は、一曲ごとの演奏が比較的短めで、ちょっと物足りなさが残ります.
 そういう意味では、 "Kelly Blue / Wynton Kelly" での演奏のほうが聴き応えはあるかもしれませんし、名演奏かもしれません.



 でもこれからの秋の夜長は、あまり喋らない演奏のほうが似合っていそうです.
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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