Kenny_Barron

Yellow & Green

  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 前回の桜の記事書いたら「肖像権、盗撮・・・・云々」という、めんどくさいような、言いがかりのような、よくわからないご意見をいただきました.

 ボク自身、まったくそんなこと思ってもいなかったので 「はぁ〜〜っ ??」




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 ● 2016.4 上田城 肖像権・盗撮?? 001 ●

 どうも最近、肖像権について過剰すぎる反応がある感じです.
 そもそも肖像権って著作権のような法律もないため、かなりグレーな部分があってきちんとした線引きができないのが一つの要因かもしれません.


 一般的に肖像権の侵害って、個人の空間を勝手に撮ったり、その個人が明らかに特定できたり、無許可で撮ったり、著しく辱めたり精神的な苦痛を与えるような場合を指して、それらを過去の判例から侵害の有無が決まってくると思います.

 だから単純に無許可で撮ったからと言って、すべてが著作権の侵害になるとは思ってもいません.




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 ● 2018.6 有楽町 肖像権・盗撮?? 002 ●

 ボクの写真は、公園という公共の場所 (それも 千本桜まつり というイベントの最中) での撮影で、あえて今回は 桜のスナップ を撮るつもりで、人物を入れて撮ってます.
 まぁその意味では確信犯と言われても仕方ないかもしれません.
 でも一般的に観光地や有名なスポットでの撮影で、悪意のある撮影などでなかった場合は、判例上肖像権の侵害にはならないとボクは考えていますが.


 ましてや一応個人を特定できないようにしてますし、記事としてアップした画像もわざと小さくしてあります.
 後ろからスカートの中を撮っているわけではないので、個人の名誉やプライバシーを著しく侵害してるとは思わないんだけど ・・・・


 街のスナップなども、人の意識しない動作や表情があるから、人が入ってくるだけで写真の雰囲気がガラリと変わります.
 これがアウトだったら、街のスナップなんて、まったく人のいないスナップばかりになってしまう.
 ソウル・ライター や ヴィヴィアン・マイヤー の写真なんて、完璧にアウトだな.




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 ● 2015.12 銀座 肖像権・盗撮?? 003 ●

 そもそも ・・・・・・

 外語カレッジの女性をはじめ、みんな無断で撮っているなんてボクは一言も言っていませんので、どうしてそれが盗撮と決めつけられるのか意味不明です.
 こういった記事だけ読んで、許可をもらっているのかいないのかなんてわからないですよね.
 自分の思い込みだけでコメント書かれるのはいかがなものでしょうか.



 ちなみにご意見してくれた方は、 よさこい を踊る女性たちを一日 1 万から 2 万枚、年間 200,000 枚も撮影しているって言っております ・・・・ 過去のコメントにご自身が書かれていますのでこれは晒しても問題ないですよね.
 そしてそういう写真を ポートレート って言っていますが、このあたりからしてボクとは考え方も全然違っています.

 一日で 20,000 枚ですよ ・・・・・・ 唖然


 ボクが先日カメラのメンテナス行った時に大まかな リレーズ回数 が表記され戻ってきましたが、なんと 「 23,000 回以内」 って書いてありました.
 このカメラを購入したのが 2017 年の 1 月だから、 2 年ちょっとです.


 それを考えると一日に 20,000 枚、女性の踊っている姿を撮っているというほうが、ボク的には異常に思えちゃうけれど、みなさんどうですか ?
 写真のチェックするだけでもどのくらいの時間がかかるんでしょうか、ボクなんか 300 枚程度でも嫌になってしまいます

 ちなみに、このことについてボクの友人の 腐女子 は 「きもい」 って、きっぱり一言.




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 ● 2018.6 有楽町 肖像権・盗撮?? 004 ●

 この上の写真にしても、ボクが止まって写真を撮っている数 10 cm 前を女性 3 人が歩いていった場面です.
 これも肖像権の侵害になるんですかねぇ ・・・・・・・ もちろん本人から物言いがつけば削除しますが.


 
 今回ご意見いただいた方は、ボクなんかよりもはるかに社会的地位もかなり上の方のようですので、こんなしょうもないブログにはもう来ないでほしい.


 おまけにボクのように読解力の低い者にとっては、上層階級の方のありがたいコメントも言わんとすることをきちんと理解できないので、これ以上のコメント書かれてもすぐに捨てちゃいますが.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・





 気分変えてアルバム聴いてますが、このアルバムがまたちょっとばかり微妙で.
 ちょっと好みとは違うかなぁ.






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  " Yellow & Green / Ron Carter "





  1. Tenaj
        (Ron Carter) ・・・・ 7:44
  2. Receipt, Please
        (Ron Carter) ・・・・ 7:05
  3. Willow Weep for Me
        (Ann Ronell) ・・・・ 2:40
  4. Yellow and Green
        (Ron Carter) ・・・・ 6:13
  5. Opus 15
        (Ron Carter) ・・・・ 6:55
  6. Epistrophy
        (K.Clarke-T.Monk) ・・・・ 6:07





  Hugh McCracken (# 1, 2, 4 & 5: g.harmonica),
  Kenny Barron (# 1, 5 & 6: p), Don Grolnick (# 2 & 4: p.el-p),
  Ron Carter (b.piccolo-bass.cowbell.tambourine),
  Billy Cobham (# 1, 2, 4 & 5: ds), Ben Riley (# 6: ds),
  Dom Um Romao (# 2 & 5: perc)

  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Clifffs, May 17, 18 and 20, 1976.






 CTI レーベルから 1976年にリリースされたアルバム.
 CTI レーベルで ロン・カーター のリーダーアルバムとしては 5 枚目 (うち 1 枚は Kudu レーベル) で、このレーベルでの彼の最後のアルバムになります.





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 このアルバムの評価はどうもよろしくないようです.
 ロン・カーター の最低アルバムと評価しているようなレビューもありました.

 曲によってメンバーが入れ替わっているので、アルバムとしてのまとまりがないと感じてしまう部分があるかもしれません.



 以前 "Scratch" での ケニー・バロン がちょっとイメージと違うということを書きましたが、このアルバムの 1 曲目の出だしなんか聴いていると、やっぱりこういう演奏が ケニー・バロン らしいとボクは思っちゃう.
 ケニー・バロン はどうしてもボクの中で ロン・カーター とのイメージが重なってしまいます,




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 1 曲目の出だしなんか、聴いている人をかなり期待させるような演奏なんだけれど、途中でちょっと変わってしまう.
 そう、このアルバム全体がそんな感じなんです.

 いろいろすごいところや、好みの部分もあるんだけれど、とにかくまとまっていないって感じがしちゃいます.

 まぁこのアルバムも 1,000 円ほどなので、許しちゃうけれど ・・・・・




 「ウイスキーも、音楽もなかったら心がグシャグシャになってしまうな」

 あの ロン・カーター はカッコよかったなぁ.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




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 少し前からスマホの写真の真ん中あたりがぼやけてる.
 レンズのところにゴミが入ったみたいな感じでした.

 レンズのところを見ると、どうもゴミが入っているような感です.




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 それまで全然気が付かなかったんだけれど、昨日何となく横から見たら、裏面がはがれてました.

 この隙間から埃などのごみが入ったんでしょう.

 これはさすがにヤバい、万が一水にでも落としたら瞬殺です.


 仕方ないから、これからスマホの更新に行ってきます ・・・・・・・・・・・・・・・・・




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 ・・・・・・ ということで、さっそく機種変更完了.

 大きなディスプレー画面は必要ないので、できるだけ小さいものをと、前の機種の後継機です.
 お財布ケイタイ使っているアプリの関係で iPhone にはできないし.
 まぁ機能的にはテザリングができて、お財布ケイタイ使えて、ちょっとカメラの性能が良ければ十分なので、機種に関しての拘りまったくなし.

 85,000 円ほどですが、ローンでの支払いだといろいろな割引使って月数百円ほど.
 頭金の部分もポイントたまっていたので現金での支出はなし.


 金銭的にはまぁ問題ないけれど、いろいろなアプリの移行が面倒で ・・・・・ こういうところで、年齢を感じたりしております.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Scratch

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 土屋勝義 写真展 「東京夜美人

 キヤノンギャラリー銀座 での開催はとうとう明日まで.




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 肌寒い公園に出かけなくても、きらめくような夜桜
 酔っ払いの大声も聞こえず、とても静かな空間で夜桜
 ビニールシートなんて広がっていない空間でゆっくり夜桜

 今まで見たことのないような桜の美しさを堪能あれ.


 そしてそこに佇む女性と、街の灯り ・・・・・・

 運が良ければ作品の中からモデルさんが飛び出して、あたたかく出迎えてくれます.


 なんと言っても、こんな素敵な時間が無料なのです.




 4 月 4 日から 10 日までは キヤノンギャラリー大阪 で開催.

 関西地域の皆さんも是非、夜桜見物にお出かけください.




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 おまけに ・・・・ こんな素敵な写真を自宅に飾ることもできます.

 そうなんですよ ・・・・ 買えるんですよね ・・・・・




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 ということで、買っちゃいましたねぇ ・・・・・ しみじみ.

 まぁほとんどレコードのジャケ買いと一緒.
 だって、写真の中から 「買って ・・・」 って甘〜い悪魔のささやきが聞こえるんだもん ・・・・・


 ・・・・・ と、自分の行為を正当化してみます.




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 ボクは今までもリトグラフを結構購入していたので、こういったアートにお金を出すのはまったくと言っていいほど抵抗ありません.
 ただ、何でも好きなだけ買えるくらいの財力を持ち合わせていませんので、自分なりにこのくらいの値段までだったら買ってもいいかなぁ、というような定規は持っています.


 今回の写真も、自分の部屋に飾れる大きさかどうか、金額的にどうか、とほんの数分考えての購入 ・・・・・・ まぁ実際はほとんど考えることなく、申込書書いたといったほうが正解か.


 ただ、これがトリガーになって、仲間内で一気に 4 枚売れたというのは想定外でした (笑)

 ひょっとするとボクは インフルエンサー なのか ・・・・・ なっ.




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 土屋先生 にはいつもお世話になりっぱなしですので、こんなことで少しでもお役に立てれば ・・・・ という感じなのです.

 来月届いたら 鈴木英人 と入れ替えだな.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 さてこちらも、久しぶりに買っちゃいました.
 と言っても金額のレベルがかなり違いますがね.

 今回のまとめ買いは、みんな聴いたことのないアルバムばかり.





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  " Scratch / Kenny Barron "





  1. Scratch
       (Kenny Barron) ・・・・・ 5:20
  2. Quiet Times
       (Carmen Lundy) ・・・・・ 5:32
  3. Water Lillie
       (Kenny Barron) ・・・・・ 10:19
  4. Song for Abdullah
       (Kenny Barron) ・・・・・ 5:33
  5. The Third Eyes
       (Kenny Barron) ・・・・・ 6:28
  6. Jacob's Ladder
       (Dave Holland) ・・・・・ 3:37
  7. And Then Again
       (Kenny Barron) ・・・・・ 5:20





  Kenny Barron (p), Dave Holland (b),
  Daniel Humair (ds)
  Recorded at ERAS Studio, NYC, March 11, 1985.





 1985 年に ケニー・バロン が ドイツ の Enja レーベルに吹き込んだアルバム.
 



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 この Enja レーベルは 1971 年に Matthias Winckelmann と Horst Weber によって設立されました.
 今回初めて知ったんですが、 Enja の意味って、 Europe New Jazz の頭文字からなんだ.

 その割には 山下洋輔 、 日野皓正 、 坂田明 などの日本ミュージシャンや、マル・ウォルドロン 、 トミー・フラナガン といったアメリカのミュージシャンのアルバムも結構出しています.


 変わっているのがアルバム番号の付け方です.
 始まりがなぜか 2002 ("Black Glory / Mal Waldron") で、 2098 ("Outlaws / Jeremy Steig and Eddie Gomez") までいくと、 2100 ではなくて、 3001 ("Inner Space / 山下洋輔") になるんですね.
 だから 1000 番台でも最大でアルバム 100 枚しかない計算.

 ところが 9000 番台までいってしまったのでどうなるかと思ったら、 9100 番台も使ってるじゃないですか ・・・・ 9101 が "Oriental Express / 高瀬アキ" .

 だったら最初から 2100 番台や 2200 番台使えばいいと思うんだけれど (笑)




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 アルバムタイトル曲の "Scratch" から始まります ・・・・・

 が、思い描いていた雰囲気とは全然違っていて、ちょっとビックリ.

 ボクが思い描いている ケニー・バロン は、 ロン・カーター や スタン・ゲッツ などの演奏でみせる、ちょっと控えめで独特なリリシズム溢れる演奏.

 だからいきなりこういったアグレッシブな演奏をされると ・・・・

 さらに聴いていくと 5 曲目の "The Third Eyes" でキツイ一発を頭に食らいます.
 彼がここまで奔放に弾いてるのって、あまり聴いた記憶がない.





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 全部の演奏がそんなアグレッシブな演奏かというと、決してそんなことはありません.

 4 曲目はピアノ・ソロですがとてもゆったりとして聴き易い演奏.

 2 曲目の "Quiet Times" では、しっとりと彼らしいリリシズムが漂う演奏です.


 本当の意味で大ブレイクする前の、彼のいろいろな演奏が聴けます.
 これで 1,000 円って ・・・・・・ 買うなら今でしょ (笑)





  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 さてお買い物ではありませんが、ちょっと想定外の出費.

 先日の CP+ でカメラ本体の無料メンテナンスを受け、そこでフランジバックの一部に NG が出ちゃったんですね.




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 さらに悪いことに、今まで キヤノン・フォトサークル の会員はこういった修理も2割引きだったものが、今年の4月から1割引きになってしまうと.


 先日の写真展の合間、仲間で行った PRONTO でもそんな話になって 「やるなら今でしょ ・・・・」

 悩むなぁ ・・・・・・
 5 月からの EOS学園 も申し込んだばかりで、その前には ヨドバシカメラ の撮影会もある.
 とにかくここにきてお金使い過ぎです.

 かといって、後になってまた修理出すんだったらこの 1 割ってバカにならない.


 完全に 負の連鎖 状態.




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 ● Lensrentals’ Canon 5D Mk IV Teardown から ●

 どうしよ ・・・・・・

 オーバーホールしようかなぁ ・・・・・・


 定価 300,000 円 のレンズ買う時よりも悩んでいるボクがいます.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Sunshower

 今日、 "Prometheus" の Blu-ray が届きました.
 
 この映画については、先行上映会に行ったり、関連作品のプレゼントに当選したりと、昨年もこのブログで幾度となく取り上げていますので、あらためてこの話題をメインにするのはもう十分でしょうね.


 といいつつも、早速日本語吹き替え版を観てみましたが ・・・・・・・・・・



 Ron Carter は、 Suntory の CM で日本で大ブレイクしました.
 人気のピーク時は、普段ジャズなんてまったく聴かないような人たちさえもが、大きなコンサート・ホールを埋め尽くしてしまったようです.

 まぁ、次の年に同じ会場でコンサートを行ったら、ガラガラだったというような逸話も残っていますが (笑) .



 このアルバムは、昔アナログ盤で持っていたので、以前から探していたのですがなかなか見つけることができず ・・・・・・・・ 価格との折り合いと言う意味で.
 ようやく昨年、希望通りの価格のものを見つけました.






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   " Piccolo / Ron Carter "




  1. Saguaro
           (R.Carter) ・・・・・ 18:25
  2. Sunshower
           (K.Barron) ・・・・・ 15:17
  3. Three Little Words
           (Kalmer-Ruby) ・・・・・ 8:46
  4. Laverne Walk
           (O.Pettiford) ・・・・・ 12:24
  5. Little Waltz
           (R.Carter) ・・・・・ 8:15
  6. Tambien Conocido Como
           (R.Carter) ・・・・・ 12:59




  Kenny Barron (p), Ron Carter (piccolo bass),
  Buster Williams (b), Ben Riley (ds)
  Recorded at Sweet Basil, NYC, March 25 & 26, 1977.






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 サントリー・ホワイトの CM に使われた曲は、ストーブの横で演奏しているものが "Double Bass" 、
 バスの中ののものが "36414" という 2 曲で、"The Man With The Bass" という日本で企画されたアルバムに入っています.

 この CM 映像は大事に取ってありますが、カッコイイですねぇ.
 とにかく長身で、大きなウッドベースが小さく見えてしまいます.

 「ウイスキーも音楽もなかったら、心がグシャグシャになってしまうなぁ ・・・・・ 」 

 このキャッチコピーもカッコイイです.
 昔って、こういうカッコイイ CM がゴロゴロしていたように思います.
 最近はそんなカッコイイ CM にお目にかからない ・・・・・・・ って言うか、ほとんど TV 観ないせいもありますが.


 ジョージ・ウィンストン の "あこがれ/愛" と、 「狼は走らない、男は狩りをしない ・・・ 」 って言ってた CM もありました.
 セリフの意味はよくわかりませんが、曲と 山崎努 の渋さで印象に残る CM でした.





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 昔の CM の話しが停まらなくなるといけないので、アルバムのことでも ・・・・・


 このアルバムの印象は、 5 曲目の "Little Waltz" だけでした.
 ところが聴いてみると 2 曲目の "Sunshower" の演奏がとても素敵です.
 テーマ・メロディはそんなにきらめくような曲ではないのですが、ソロ・パートに入ってからの盛り上がりがハンパないです.

 パーカッションが入り、ほんの少しラテン・テイストな感じのリズムをバックに、きらめくようなピアノ・ソロは圧巻.
 特に同じフレーズの繰り返しで、グイグイ盛り上がって行くあたりは鳥肌ものです.

 そういえば、このアルバムがライブ録音だったなんてことも、忘れていました.


 このアルバムの前作が "Pastels" 、ストリングスとの共演でフュージョン色が強いアルバムだったので、昔アルバム購入時に、この "Piccolo" もそんな感じかと思いながら購入した記憶があります.
 当時は B 面を中心に聴いていたので、 2 曲目の "Sunshower" の印象が薄いんですね.



 そしてスパニッシュ・ビート漂う "Tambien Conocido Como" .
 この曲の演奏もいい ・・・・・・・・・・
 Kenny Barron 、やっぱりいいなぁ ・・・・・・ ボクのつぼにがっつり納まってきます.
 ライブならではの演奏って感じです.


 このアルバムに関しては、よさを再認識させていただきました.


 


 さて、 "Prometheus" ・・・・・・・・・・・・




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 日本語吹き替え版で観始めましたが、途中で我慢の限界.

 恐るべし 剛力彩芽 !!

 途中気にならないところもあるのですが、やっぱり周りの声優たちに比べると ・・・・・・ キビシイだろ.
 劇場で日本語吹き替え版を観なくて、本当によかった.
 どうしてこういう人選したのか ・・・・・・ 決して 剛力彩芽 が悪いのではなく、配給会社の責任でしょうね.
 この映画のよくないところは、この人選と例のキャッチコピー ・・・・・・・ 元の映画は悪くないのに、こういったところで大分評判落としてしまいました.


 ところで、 ヴィッカーズ の吹き替えをしていたのが 深見梨加 さんという声優さん.
 ボクは彼女のこと全く知らないのですが、最初 田中敦子 さんかと思いました.

 田中敦子 さんは、ボクの大好きな "攻殻機動隊" の 草薙素子 の声を担当している、有名な声優さんなのですが、この ヴィッカーズ の吹き替えも本当に彼女に似ている部分があってビックリ.



 何かと批判的な意見の多い映画ではありますが、ボクは見どころの多い映画で悪くないと思うんだけれどなぁ.
 映像もいいし、音もいい ・・・・・・ 実は今日、以前使っていた JBL の PC 用スピーカー "Creature" をまたセットし、ちょっと大きめな音で観ましたがこれがイケる !!
 部屋で見る時はこのくらいの音がやっぱりいいです.


 さて ・・・・・・・・ これから映像特典でもゆっくり観てみます.

Night and The City

 今日は部下の結婚式 ・・・・・ 披露宴出席のため軽井沢です.
 どうも最近は、軽井沢での挙式が多いですねぇ.
 軽井沢というだけでかなり費用が高くなっているので、 「ボクのようななんちゃって上司なんか呼ばなくてもいいよ」 って言っているのですが ・・・・・ そういう訳にもいかないのかなぁ (笑) .



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 会場は、外観も室内デザインもアール・デコ調で、ボク的には結構好きなデザイン.
 ただ建物正面の駐車場がちょっと狭いので、離れた場所に車を停めることになってしまいました ・・・・ 今日のような雨の日はつらいかな.

 お料理については、久しぶりにおいしいと思うような料理でした.
 味は 「ずば抜けて ・・・・ 」 という感じではないですが、出てくるタイミングが結構よかったので美味しい時に食べることができてかなり満足でした.
 ボクのお腹も減っていたのも事実ですが、がっつり食べてきました.


 紅葉の軽井沢は雨降り ・・・・・・ でも、爽やかな結婚披露宴には晴れた日ばかりでなく、今日のようなしっとりとした雨も似合っていました.





 そういえばこのアルバム・ジャケットもアール・デコ調 ・・・・・・・・・
 演奏もしっとりと、落ち着いた演奏です.





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  "Night and The City"




  1. Twilight Song
  2. For Heaven's Sake
  3. Spring Is Here
  4. Body And Soul
  5. You Don't Know What Love Is
  6. Waltz For Ruth
  7. The Very Thought Of You




  Kenny Barron (p), Charlie Haden (b)
  Recorded live at "The Iridium" September 20-22, 1996.






 アルフォンス・ミュシャ の瞳 (サロン・デ・サン 1897) に射止められるまでは、完全なるアール・デコ大好き青年でした.
 直線的、キュービズム、エルテ、タマラ・ド・レンピッカ、カッサンドル ・・・・・・・・
 だ〜〜い好きでした.
 このジャケットを見て、ふとそんなことを思い出しました.
 このジャケットの絵は、 ジョージア・オキーフ の "Radiator Building-Night, New York" (1927 年作品) .
 演奏にピッタリのジャケットです ・・・・・・ いいなぁ、これ.



 ボクが初めて Kenny Barron を知ったのは、 "Piccolo / Ron Carter" のアルバムでした.
 ただこのアルバムは、 CD での再購入をしていないので、ちょっと前までは Kenny Barron も脳裏の片隅に.
 最近になって "People Time / Stan Getz" で完璧に打ちのめされた感じです.
 "People Time" 同様に、そんなには大きくない会場でのライブ演奏ですが、演奏自体はだいぶ違います.
 "People Time" が静かな中にも激しさが見え隠れしているような演奏だったのに対して、こちらの演奏は落ち着いて酔いしれてしまえるような演奏かな.
 ・・・・・ 例えてみれば、前者は一人で マッカラン 25 年 あたりをちびちび飲みながら聴く感じで、後者は素敵な女性とショート・カクテルなんか傾けながら聴くのが似合いそうです (あくまで、ボクのイメージだから真に受けないでくださいね) .



 以前、Miles の "'Round About Midnight" は都会の夜を切り裂いていくような演奏と書いた記憶がありますが、この演奏は都会の夜に静かに染み込んでいくような演奏です.
 静かに時間が流れていく感じがいいですね.

 演奏自体を物足りないと思う方もいるかもしれませんが、ボクはこれはこれでありかなと思ってしまいます.
 こういう演奏もたまにはいいです.
 好みで言うと、"People Time" の中での "Hush-a-bye" のような演奏が好きではありますが.

 Kenny Barron のアルバムを購入するきっかけは、もちろん "People Time" の演奏なのですが、敢えてこのアルバムを選んだのは、まずジャケットのデザイン、そして演奏曲目とデュオというところです.
 だから、こういった演奏は予想していた範囲 ・・・・・ まぁ、十分満足できるアルバムかな.




 ジャケットの裏に、 Mark Strand の詩が書かれていました.
 日本語訳を読んでみたいものです ・・・・・・ なんとなくですが、都会の夜を素敵に表現しているようですね.



 But even in this stranger's wilderness of a city it is a still night.
 Steeples and skyscrapers grow more ethereal, rooftops crowded with towers
and ducts lose their  ugliness under the shining of the urban moon;
 street noises are fewer and are softened, and footsteps on the sidewalks pass
more quietly away.

 In this place where the sound of sirens never ceases and people move like a
ghostly traffic from home to work and home.
 and the poor in their tenements speak to their gods
 and the rich do not hear them, every sound is merged,
 this moonlit night, into a distant humming, as if the city,
 finally, were singing itself to sleep.

 Mark Strand, from "Night Piece (after Dickens)"

とっても素敵な Hush-a-bye

 昨日山から下りてきてから、天気は下り坂.
 夕方には雨降りになってしまいました.

 今朝も雨が結構降っていたのですが、早いうちにあがり、どんよりした雲の一日 ・・・・ 夕方撮った一枚.




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 今日は録画してあった "NHK アーカイヴス 「ジャズの帝王〜マイルス・デイビス没後20年〜」 " のまだ見ていない部分を見たり ・・・・・ 結構小川さん話しているじゃないですか、ほんの数分だけの出演とか言っていたくせに (笑) .
 午後になって WOWOW でアクション映画を見たりと、珍しく TV なんかをゴロゴロしながら観てました.


 そう言えば夕方からは 東京ジャズ の特集もやっていました ・・・・・ 30 分ほど観てみましたが、なんとなくボクのイメージとは違う感じがしたので、最後までは見ず仕舞い.




 ボクはこういった会場で聴くよりも、こんなアルバムのようなところで聴くほうが絶対好きです.
 先日の "Hush !" にかけて、今夜は "Hash-a-bye" の名演を.






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  "People Time / Stan Getz & Kenny Barron"




  Disk 1 :
  1. East of the Sun (And West of the Moon)
  2. Night and Day
  3. I'm Okay
  4. Like Someone in Love
  5. Stablemates
  6. I Remember Clifford
  7. Gone With the Wind

  Disk 2 :
  1. First Song (For Ruth)
  2. There Is No Greater Love
  3. Surrey With the Fringe on Top
  4. People Time
  5. Softly, As in a Morning Sunrise
  6. Hush-A-Bye
  7. Soul Eyes




  Stan Getz (ts), Kenny Barron (p)
  Recorded live at the Cafe Mountmartre, Copenhagen,
                   March 3 - 6, 1991.







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 ほとんどのアルバム (CD) は、なにか理由があって購入しています.
 このアルバムも最近購入したので、きっと理由があるはずなんだけれど ・・・・・ どうしても思い出せません.
 正直 Stan Getz のテナーを大好きな訳ではありません ・・・・・ イメージ的に 白っぽい 感じが昔からあります.
 だから、アルバムにしてもほんの数枚程持っているだけです.
 でも聴いてみると、 白っぽい という感じがあまりないので、いつもの食わず (聴かず) 嫌いだったことがよくわかりますね.


 そんな Stan Getz のアルバム ・・・・ それも 2 枚組で、金額的にもいつも購入する CD に比べれば高いアルバムを購入するには、きっと理由があったはずなんだけれどなぁ.



 Stan Getz が亡くなるちょうど 3 カ月前に録音されたアルバムです.
 1991 年 6 月 6 日肝臓癌のため亡くなり、遺体は火葬され、遺灰はマリブ海に撒かれました
 生涯にわたり、麻薬、アルコール、そして癌との闘病というある意味ではボロボロの人生なのですが、音楽を聴いていると、そんなボロボロな部分が見えないところがすごいですね.

 特にこのアルバムは、死期の迫っている時期で、アルバムのライナー・ノーツに書かれている Kenny Barron 手記にも 「一つのソロが終わるたびに息を切らしていた」 とありますが、目を瞑って聴いている限り、そんな Stan Getz のイメージはまったく浮かんできません.




GetzBarron-JT-0610

 このアルバムのほとんどがスタンダードで、名演と呼ばれるような演奏がいくつも入っています.
 そんな中で、ボクが一番気にいったのが "Hush-a-bye" .
 少しアップテンポ気味な中で、ハードにブローする訳でもないけれど、聴いていて感情が高ぶるような気持ちになってきます.
 最初のソロの後半 ・・・・・ 好きだなぁ、こういう演奏.


 このアルバムに関しては、 "First Song" が代表的な扱いを受けています.
 もちろんいい演奏です、ひとつひとつ音を絞り出すような演奏が、当時の Stan Getz の状態を考えるとより悲しく聴こえてしまいます.


 "People Time : The Complete Recording" という 7 枚組もあります.
 この 2 枚組を聴けば聴くほど、 7 枚組の完全盤も聴いてみたくなります.
 聴いてみたいと思う曲も、たっぷり入っています.
 ジャケット・デザインやセットとしての作りはかなり悪そうですが、きっとそんなこと無視できるくらいな内容のようです.
 こういったデュオ演奏って、どちらかというとあまり好きではなかったのですが、このアルバムはすごい.



 HMV を覗いてみたら ・・・・・・ 輸入盤 CD どれでも 4 点で 40 % オフ !
 なんというタイミングでしょう、ちょうど欲しかった CD が数点ありましたので ・・・・・・・・・

 一応 Amazon と比較して ・・・・・ Click しておきましたっ.
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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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