Kurt_Busch

Live at Sugar Hill San Francisco

  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 ようやくの勝利.



 なにが ? って ・・・・・・・


 NASCAR のお話.
 ボクの大好きな Kurt Busch が今季初勝利、それも過去に 5 回も勝っている Bristol Motor Speedway でだよん.




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 2003 年頃から NASCAR に興味持ち始めて、最近は全レースではありませんが時々情報収集.
 You-Tube でもレース観れますし.


 カート・ブッシュ は、 2004 年にシーズン・チャンピオンにもなっていますが、当時一番人気のないチャンピオンみたいなことも言われてました.
 アメリカ で "嫌いなスポーツ選手" ベスト 3 にも入ったことがあるくらい.
 いろいろな言動でとにかく人気ありませんでしたが、走りは天才的にうまかった.

 まぁそんなところがボクは好きだったんだけど.




2003 KBusch003

 2003 年の写真ですが、さすがに若い.

 当時、写真と同じデザインのキャップをボクも気に入って被ってました.
 色褪せてしまいましたが、まだ作業時に被ってます.


 時速 300 km/h にも及ぶスピードの中で 40 台の車が密集して走るのは圧巻の一言.
 当然クラッシュも多く、イエロー・コーションの多いので、トップもコロコロ変わり最後まで目が離せません.

 ドライバーたちも基本的には荒くれ者なので、暗黙の裡に「やられたらやり返す」 なのです.
 そういった感情むき出しの部分も面白い.




nascar2018 0054

 上の写真は今年 8 月 Daytona International Speedway で行われた "Coke Zero Sugar 400" のクラッシュシーン.

 このレースでは No.17 Ricky Stenhouse Jr. が何度もクラッシュの引き金になっていて、最初のクラッシュでは上位を走っていた カート・ブッシュ が巻き込まれてレース終了.

 さすがにボクもふざけんなって感じで、彼がクラッシュして後方に落ちた時は思わず拍手.


 そういう、思いっきり本能に近い感情移入しながら楽しめるのが NASCAR であります (笑)




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 先日書いた "The Sound of Silence" は、ポップス中心の選曲でしたが、今日のアルバムはいかにもジャズらしいライブ盤です.


 改めて彼女のうまさがわかる演奏です.





McRea005






  " Carmen McRae Live at Sugar Hill San Francisco"





  1. Sunday
       (N.Miller-C.Cohn-J.Styne-B.Krueger) ・・・・ 3:21
  2. What Kind Of Fool Am I
       (L.Bricuse-A.NNewley) ・・・・ 3:56
  3. A Foggy day
       (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・ 1:08
  4. I Left My Heart In San Francisco
       (D.Cross-G.Cory) ・・・・ 6:03
  5. I Didn't Know What Time It Was
       (L.Hart-R.Rogers) ・・・・ 4:11
  6. Let There Be Love
       (L.Rand-L.Grant) ・・・・ 3:28
  7. This Is All I Ask
       (Gordon Jenkins) ・・・・ 4:03
  8. Thou Swell
       (L.Hart-R.Rogers) ・・・・ 1:05
  9. It Never Entered My Mind
       (L.Hart-R.Rogers) ・・・・ 4:28
  10. Make Someone Happy
       (B.Comden-A.Green-J.Styne) ・・・・ 3:18





  Carmen McRae (vo), Noman Simmons (p),
  Victor Sprolls (b), Stew Martin (dms)
  Recorded live at "Sugar Hill", San Francisco, October 13, 1963.






 Time レーベルから発表されたライブ・アルバム.
 録音月日については 1962 年の秋という説もあり、はっきりしません.
 プロデューサー Bob Shad が直接録音機を持ち込んでテープを回したようです.
 1964 年に Bob Shad は Mainestream レーベルを立ち上げ、 カーメン・マクレエ のアルバムも作ります.




McRea005-2

 やっぱりこの人のライブはいい.
 お客さんの空気読みながらの間の取り方が何とも言えない.

 1 曲目の "Sunday"
 低い音程ではちょっとだみ声になったりもしますが、それがまた魅力.
 スキャットも入りますが、独特な雰囲気です.


 スタンダード曲に混ざって、 "思い出のサンフランシスコ"
 ヴァースからしっとり歌い上げています.
 この曲も多くの歌手が歌っていますが、何といっても トニー・ベネット でしょうね.

 この選曲はライブ会場が サンフランシスコ だったから入れたんじゃないか、なんてライナーノーツに書かれていました.
 理由はともかく、とても素敵な演奏には変わりありません.




Barbara Dane 002
● Barbara Dane ●

 ライブの行われた "Sugar Hill" は、 1961 年歌手の Barbara Dane によってオープン.
 正式名称は "Sugar Hill: Home of the Blues" .

 John Lee Hooker (Blues 歌手) をはじめ、何人かのミュージシャンがここでのライブアルバムを発表しています.
 一番有名なのは、やっぱり今日のアルバムでしょうね.


 お店の写真いろいろ探してみましたが、ちょっと見つかりませんでした.
 ですのでオーナーの Barbara Dane の写真を載せておきます ↑↑

 彼女はギターを抱えてフォーク ・・・ ブルース ・・・ ジャズも歌っています.
 かなりプロテスト的な演奏が多かったようで、公民権運動の時代を象徴する白人歌手とも書かれていました.

 何曲か聴いてみましたがブルースっぽいフォークって感じです.
 C&W っぽい感じもありますが、ブルースよりの演奏がとってもいい.
 そして何よりあの声がいい.




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 さてさて カーメン・マクレエ 姉さん.

 軽く歌ったかと思うと、急にしっとりになったり・・・・ そしてガハハだったり.
 そういう間の取り方や歌い方がとてもライブにぴったり.

 アルバム聴いていても、ライブ会場の楽しさが浮かんでくるようなのです.

 こういうライブだったらずっと聴いていてもいいなぁなんて思ってしまいます.





  ・ ・ ・ ・ ・ ・

NASCAR.....How bad have you got it.

 勤務が変わり ・・・・・・ 療養明け、初めての土日を迎えています.
 肉体的な疲労感は無いのですが、やはり精神的にちょっと疲れた感じがあります.


 この土日は、とにかくのんびりと過ごすつもりです.
 腰の調子も、まだ完治状態ではないし、精神的疲労もありますので.



 なにげなくテレビのチャンネルを変えていたら、ちょうど NASCAR の放映.
 特にすることもないので、ソファでのんびりと観戦しちゃいました.
 今日の放送は、 3 月 30 日に行われた第 6 戦 "STP 500" .


 開催サーキットは Martinsville Speedway.



Martinsville-Speedway001

 このサーキットは 1 周 0.526 miles (0.847 km) という超小さいオーバル・コース.
 確か NASCAR 開催サーキットで一番小さいサーキットなんですよね.
 小さいと言っても走行レーンが短いということであって、観客は 55,000 人収容できるのでかなりな大きさです.

 この手のサーキットは、コーナーにはバンクを設けていますが、このサーキットのターン・バンク角は 12° .
 ちなみに同じくらいの大きさの Bristol Motor Speedway は 1 周 0.533 miles (0.858 km) で、 ターン・バンク角が 26 - 30° です. 

 一周約 850 mなので、ストレートも 200 m くらいしかないはずですが、 NASCAR マシンはこのストレートで 240 km/h くらいのスピードで駆け抜けます.
 だからカーブ手前のブレーキングがとても大事であり、かなり足の負担も大きいようです.
 バンク角がないためちょっとしたアクセルやブレーキのミスで、ターンで膨らんじゃったりするんですよね.



 ボクが NASCAR に興味を持ったのは、今から 10 年以上前.
 一番観たのは、まだ "NEXTEL CUP" というシリーズだったころで、ちょうど Kurt Busch がシリーズ・チャンピオンになった頃です.
 前にも書いたことありますが、その頃から Kurt Busch の大ファン ・・・・・・・ ちなみに彼は NASCAR ファンからはかなり嫌われ、人気まったくありませんが (笑).

 ボクは彼の天才的な走り方が大好きで、特にショート・トラックの強さにワクワクしていました.
 ただ私生活でのトラブルや、レースの中での行動などが災いし、強いチームから追い出されて、弱小チームで戦っていたので最近はなかなか勝てませんでしたね.

 まぁそれでも昨シーズンは最終の Chase for the Championship (年間の上位 13 選手のみに高ポイントが与えられ、実質この 13 人の中から最終ポイントが一番高かった選手が優勝) に進出し、確か最終順位は 10 位だったかな.
 優勝が一度もなかったのにこの順位はかなり頑張ったんじゃないかな.




03

 そんな Kurt Busch の走りを楽しみに観始めてみたものの、最初の方でいきなりトラブル.
 それもピット・レーンでのアクシデントです.

 2012 年のシリーズ・チャンピオン Brad Keselowski と接触で上の写真のように.
 Brad Keselowski はこの接触のためガレージでフロント部分の修理、この段階で上位入賞の可能性がゼロ.
 一応フロントのカバーを外し 30 周遅れで復帰しましたが、腹の虫が治まらないのか Kurt Busch とやり合っています (下の写真)


 こういったショート・トラックのレースでは、空力はあまり影響しないのでこんな感じで復帰している車をよく見ることができます.
 ガムテープで補修したり、凹みをハンマーで叩いて直すような NASCAR ならではの光景です.



05

 ボクはこの前に起きたピット・レーンでの接触が、 Kurt Busch 一人の責任だとは思わないんですが、 Keselowski はかなり頭にきてましたよね.
 修理中のインタビューでも皮肉をこめて "Thank you, Kurt" なんて言ってましたから.
 やられたらやり返すのが NASCAR の流儀です.
 このくらいの接触はいつものことですから ・・・・・・ そういえば中指も立ててました.


 まぁこんなことがあったので、ボクの中ではこれでこのレース Kurt Busch も終わったな、と思っていたし、 Kurt Busch 自身もこのあたりで終わったと思っていたようでした.


 レースの興味も薄れ、天気もよかったので久しぶりに車でも洗おうとテレビのスイッチ・オフ.



DSC_040911

 リハビリも兼ねて、無理のない程度に洗車.
 結局、ワックスまでかけてしまいました.
 いいお天気でした、でも風は気持ち寒い感じ.




 約 1 時間後、ワックスのふき取りも終了.
 テレビを点けて NASCAR を映してみると ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 残り 80 周くらいでなんと Kurt Busch が 3 位になってるじゃないですか.



 洗車する前は 20 位くらいで、ボディも結構傷つけていたので完全に諦めていたのに.



 こうなるとおもしろい、そのまま最後まで観てしまいました.

 Jimmie Johnson 、 Clint Bowyer そして Kurt Busch のトップ争いはとても見応えがあった.
 一度 Clint Bowyer がトップに立つものの、 Jimmie Johnson がまた奪い返しこのまま終わるのかと思ったら、一瞬のすきをついた Kurt Busch が最後逃げ切り.

 非常にクリーンなバトルで、後味も爽快.



06

 かなり辛い環境にいただけに、インタビューもいい感じでちょっとジーンときたりしちゃいました.
 ちょっと彼らしくないかんじだけれど、まぁいいでしょ.

 途中のつまらないことなければ、もっともっと爽やかだったんだけどなぁ.



 


 ところが翌週の金曜日、 "Duck Commander 500" (Texas Motor Speedway) の Practice 走行中、タイヤのアクシデントでウォールにヒットしちゃいました.



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 やっぱり NASCAR 最高.
 ほんとに最後までだれが勝つかわからないし.
 何と言っても肉弾戦とも言えるバトルが最高です. 


 一時はテレビ放映も中断した時期があったけれど、 日テレ G+ で頑張って放映してくれるのでこれからも応援しよう.






DSC_0166


 ちなみにこれ、 10 年以上も前に買った Kurt Busch のキャップ.
 車の中に入れているので、かなり日焼けしてしまいました.
 まだカー・ナンバー 97 で チームも Roush Racing で、シリーズ・チャンピオンになった頃だよな.


 その頃も、人気なかったなぁ (笑)
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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