Lalo_Schifrin

Black Widow

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 女子からの頂きものです.

 女子と言っても、 腐女子 ではなく本当の女子 ・・・・・ ここ、とても大事.




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 " 美濃忠 の 上り羊羹 "


 切ろうと思ったら独特のもちもち感があって、すごく変な感じなんですよね.
 全然 羊羹 っていう感覚じゃないんだよねぇ.
 この感覚ってどこかで感じた感覚なんだけれど ・・・・・ ういろう のような感じだったかなぁ.


 ところが口に入れるととても上品な甘さで、やさしく溶けていくんです.
 とてもおいしい ・・・・ でも結構ヘビーで後になってボディブローのように効いてきました (笑)


 腐女子 からのお土産にはいつも感謝していますが、たまにはこういった 腐女子 とはまったく趣の違ったお土産もいいものです.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 今日のアルバム・タイトルの意味は クロゴケグモ (黒後家蜘蛛) .

 ただ最近 Black Widow と言えば、ボクの中では スカヨハ 様 !!




Black Widow 0012

 そういえば "アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー" 観に行くの忘れてました.
 一日一回だけなので上映時間が微妙によくないんだよね.
 また髪型変わったようですが、今回のがボクには一番のツボかな (笑)


 この蜘蛛の特徴として有名なのが 「交尾の後で必ずオスがメスに食われる」 という話ですが、どうもこれは都市伝説的なもので、一部のメスが交尾後に食べてしまうようですが、すべてではないようです.


 そんなところから Widow (未亡人) と呼ばれるようになったのでしょうか.
 今日のアルバムは蜘蛛というよりは、 黒衣の未亡人 といった感じです.






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  " Black Widow / Lalo Schifrin "





  1. Black Widow
       (Lalo Schifrin) ・・・・・ 4:14
  2. Flamingo
       (E.Anderson-T.Grouya) ・・・・・ 4:26
  3. Quiet Village
       (Les Baxter) ・・・・・ 3:58
  4. Moonglow / Theme from Picnic
       (W.Hudson-I.Mills-E.DeLange)
       (G.Duning-S.Allen) ・・・・・ 5:37
  5. Jaws
       (John Williams) ・・・・・ 5:48
  6. Baia
       (A.Barroso-R.Gilbert) ・・・・・ 4:02
  7. Turning Point
       (Lalo Schifrin) ・・・・・ 3:28
  8. Dragonfly
       (Lalo Schifrin) ・・・・・ 5:15







  Lalo Schifrin (key.arr.cond),
  Jon Faddis (tp), Wayne Andre (tb), Billy Campbell (tb),
  Barry Rogers (tb), Dave Taylor (b-tb), Pepper Adams (bs),
  Joe Farrell (as.fl), Jerry Dodgion (fl), Hubert Laws (fl),
  George Marge (fl), Clark Spangler (key), Eric Gale (g),
  Jerry Friedman (g), John Tropea (g), Anthony Jackson (b),
  Andy Newmark (ds), Don Alias (perc), Carter Collins (perc),
  Sue Evans (perc), Carlos Martin (perc), Patti Austin (vo)
                      and strings.

  Recorded at Mediasound Studios, NYC, March 29 & 30, 1976.






 CTI レーベルには2枚のアルバムを吹き込んでいますが、今日のアルバムは 1976 年に発売されたアルバムで CTI での一枚目になります.
 ただしプロデューサーの クリード・テイラー とは Verve 時代にも何枚も一緒に仕事をしていますので、そんなところから CTI での録音になったのではないでしょうか.






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 アルバムとしては、「この時代ってこういう感じだったよねぇ ・・・」と頷いてしまうような演奏.
 当時のディスコサウンドと呼ばれるような雰囲気があります.


 特に5曲目の "Jaws" などは、単純なリズムの繰り返しの中でじわりじわりと盛り上がっていくような感じ.
 もちろんこの曲の作者は ラロ・シフリン ではなく ジョン・ウイリアムズ ですが.
 この曲は最初にディスコバージョンとしてシングルカットされたようです.


 このアルバムの白眉は 1 曲目の "Black Widow"
 ストリングスのアレンジがとても特徴的でボクが好きなところでもあります.
 このまますぐにでも映画の中で使えそうな演奏です.


 2 曲目の "Flamingo" も記憶の中で聴いたことがあるような ・・・・・
 まぁあの当時はこんな感じの曲が街中に溢れていましたから.




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 演奏メンバーは CTI でよく聴く方々が顔を並べていますが、それぞれのソロ演奏を聴くような演奏ではありませんので、あくまでトータルなサウンドのなかで演奏しているという感じなのです.


 ラロ・シフリン については 以前 にも少し書きましたが、彼の名前を聞いてすぐに浮かんでくるのが音楽ではなく映画.
 そんな中でも有名な "スパイ大作戦" や "燃えよドラゴン" ではなく、ボクの中では "ブリット" なのです.


 どうしてもこの映画での印象が強すぎちゃって.
 決して悪い意味ではないですよ、映画ととてもマッチしていてスリリングで、それでいてクールさもあったり.


 このアルバム聴いていたら久しぶりに "Bullitt" が観たくなりました.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 最近家からの風景まったくアップしてないので、庭に咲いてた花なんかを.
 題して "雑草に咲く花" って感じ.




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 そろそろ今年初めての草刈り作業しようかと思いましたが、まだそんなに伸びていないので来週に先送り.


 この週末は水曜日の EOS学園 講評会用の写真作りにしました.
 一枚はすんなり、トリミングもしないでほんの少しだけ色調整して終了.


 もう一枚が ・・・・・・・ 悩んだなぁ.


 結構悩んだ作品は、大体結果がよくないのでどうなることでしょうか.

 最後の印刷終えたところでちょうどインクも終わりました.
 またまた出費が ・・・・・・




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

The Cat

 今日もポカポカ陽気.
 そんな日差しの中、庭の雑草取りをしたのですが、風が強くて ・・・・・・・
 体感的には、そんなにポカポカという感じではありませんでした.


 芝生の草取りをしていると、近所の野良猫が平然と庭を横切って行きます.
 毛並みは良くありませんが、逞しそうな猫でした.
 ふてぶてしいと言った方が正解かな (笑)


 そんな猫を見て思いだしたアルバムがこれ.
 タイトルもズバリでした.



 

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  "The Cat / Jimmy Smith"





  1. Theme from "Joy House"
         (L.Schifrin) ・・・・・ 4:38
  2. The Cat  (from "Joy House")
         (L.Schifrin-R.Ward) ・・・・・ 3:22
  3. Basin Street Blues
         (S.Williams) ・・・・・ 4:00
  4. Main Title from "The Carpetbaggers"
         (E.Bernstein-R.Colcord) ・・・・・ 3:56
  5. Chicago Serenade
         (E.Harris) ・・・・・ 3:55
  6. St. Louis Blues
         (W.C.Handy) ・・・・・ 3:17
  7. Delon's Blues
         (J.Smith) ・・・・・ 4:47
  8. Blues in the Night
         (H.Arlen-J.Mercer) ・・・・・ 4:44





  Jimmy Smith (org), Lalo Schifrin (arr.cond),
  Bernie Glow (tp), Thad Jones (tp), Jimmy Maxwell (tp),
  Marky Markowitz (tp), Ernie Royal (tp), Snooky Young (tp),
  Ray Alonge (fhn), Earl Chapin (fhn), Bill Correa (fhn),
  Jimmy Buffington (fhn), Tony Studd (b-tb), Urbie Green (tb),
  Jimmy Cleveland (tb), Don Butterfield (tuba), Kenny Burrell (g),
  George Duvivier (b), Grady Tate (ds), Phil Kraus (perc)
  Recorded at Englewood, NJ, April 27 - 29, 1964.








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 ラロ・シフリン がアレンジしています.
 一曲目がかかった瞬間に、 ラロ・シフリン そのものなんです ・・・・・ まるで "ブリット" の世界.
 なにかもう、映画の世界に入っていってしまいそうなサウンド.


 このアルバムには映画に使われた曲が何曲か入っています.
 特に最初の二曲、このアルバムを代表する演奏です.




joy_house

 1964 年に公開された、 アラン・ドロン と ジェーン・フォンダ 出演の "危険がいっぱい" ・・・・・・ 原題は "Joy House" .
 監督は "禁じられた遊び" や "太陽がいっぱい" で有名な ルネ・クレマン.
 監督も出演者も有名な面々なのですが、どうも評価は今一つだったのでしょうか.
 ボクもこの映画は見たことがなく、何となく日本語タイトルだけどこかで聞いたような記憶があっただけです.
 だから、このアルバムをアナログ盤で購入した頃は、原題の "Joy House" なんてまったくわかりませんでした.


 この手の情報を全く持たないまま、この映画を観たらきっとビックリしちゃったでしょうね.


 とにかく 1 曲目です ・・・・・・ 特にホーン・アンサンブル.
 ブルージーで都会的、そして迫力あるサウンドがさく裂しちゃいます.

 こういうアンサンブルは、以前から大好き.
 このアルバムは一曲ごとの演奏時間が比較的短く、その辺がもう少し聴いてみたいと思うのです.

 久しぶりに聴いてみたら、今までと違ったよさも聴こえてきたりしました.
 で、ついでにライナーノーツも目を通してみたら、映画のことなどもしっかり書かれていました.

 やっぱりこういうものもきちんと読まないといかんですね (笑)




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  ジミー・スミス は 1925 年 12 月 8 日 ペンシルベニア 州生まれのオルガン奏者、 2005 年 2 月 8 日死亡しているのを発見されるが、死亡原因は自然死とされています.

 最初はジャズ・ピアニストだったようですが、後にハモンドオルガン奏者として活躍.
 1957 年に ブルーノート・レーベル でアルバムをリリース.
 たしか ブルーノート のアルバムの中で、一番多くリーダー・アルバムを残していたと思います.
 その後 1963 年、ジャズの名門レーベル Verve と契約.
 Verve でも多くのアルバムを残しています.


 ハモンド B-3 というオルガンを使い、独特なファンキーで斬新なソウル・ジャズというスタイルを確立した.


 ただ、日本ではこのオルガンというのがネックで、ジャズ喫茶などでも人気がなかったようです.
 ボクの通っていたジャズ屋でも、ほとんどかかった記憶がありません.






 お話変わって、映画と言えば久しぶりに Blu-ray が数本やってきました.
 "ヒューゴの不思議な発明" 、 "スノーホワイト" 、 "ヤング・アダルト" の三本.


 "ヒューゴの不思議な発明" は以前にも書いたように、廉価価格になったら買おうと決めており、ようやく 1,500 円 ( 2 本で 3,000 円キャンペーン) で購入できたため Click !! でした.
 この Blu-ray に抱き合わせて購入したのが、 "ヤング・アダルト" ・・・・・・・ シャーリーズ・セロン 大好きなので.

 この 2 本の発売元が パラマウント なのですが、ケースの厚みが廉価価格のせいか通常版よりもちょっと薄くなっています.
 実はボク、この薄さがとても気に入っています.
 たかがディスク 1 枚入れるのに、現行のケースは厚みがありすぎです.




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 "スノーホワイト" も同様で、今年 6 月に約 1,600 円という廉価価格版が発売予定.
 そのためか、現行の Blu-ray & DVD & デジタルコピー 版の価格が 1,800 円程度になったので、思い切って購入しました. 

 こちらの発売元は ユニバーサル で、ここのデジタルコピーは iTunes に落とせるので iPad で観ることができます ・・・・・・・ これはかなり評価高いぞ.
 ですが、そのコピーできる映像が日本語吹き替え版なのです.



 以前から問題になっている、タレントによる吹き替え !!!
 ほんの少しだけ観てみましたが ・・・・・・・・・・・



 ・・・・・・・・ せめて字幕版にして欲しかった .........orz

Towering Toccata


 今年のブログ更新も、残すところほんの数回になりました.
 今年更新したブログの回数は、 187 回で、今日が 188 回 ・・・・・ 今年の更新はあと 2 回程度でしょうか.


 変なところ マメ なので、ブログのデータも残すようにしています.
 最近のブログの話題が ロック の話ばかりだったので、さぞかしロック・アルバムの紹介が多いのかと一年を振り返ってみたら ・・・・・ 取り上げたアルバムはたったの 14 枚ほどでした.
 ジャズのアルバムが 100 枚ちょっと ・・・・ 一応ブログのカテゴリーで ジャズ になっているので、まぁその辺りはクリアと言うことでいいでしょうかね.



 来年は、もう少し写真の大きさ (特にアルバム・ジャケット写真) が大きめになるような書き方をしてみようかと考えています.
 本当はデザインも一新したいのですが ・・・・・・・・・・・




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 ・・・・・・ こんなプロフィール画面のような派手な色合いもいいですが、さすがに毎日これではね.
 今まで黒をベースにしたブログに慣れ親しんできたので、どうもそこまでは踏み出す勇気もなく、変えたいと思うようなブログ・デザインもないので、結局は基本的デザインはこのままでしょうか.



 "いつもの講習会" に関係するファイル作成を少しやらないと ・・・・ 軽い CTI のサウンドでも聴きながら.
 久しぶりに棚から引っ張り出し、聴いててみました.






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  "Towering Toccata / Lalo Schifrin"





   1. Towering Toccata 
           (J.S.Bach) ・・・・・ 5:02
   2. Frances' Theme
           (L.Schifrin) ・・・・・ 4:18
   3. Macumba
           (L.Schifrin) ・・・・・ 6:11
   4. Eagles in Love
           (L.Schifrin) ・・・・・ 2:49
   5. Theme from King Kong
           (J.Barry) ・・・・・ 4:10
   6. Most Wanted Theme
           (L.Schifrin) ・・・・・ 2:43
   7. Midnight Woman
           (L.Schifrin) ・・・・・ 6:05
   8. Roller Coaster
           (L.Schifrin) ・・・・・ 4:45




   Lalo Schifrin (arr.cond)
   Burt Collins (tp), Urbie Green (tb), Gerry Niewood (as),
   Ronnie Cuber (bs), Joe Farrell (fl), Jeremy Steig (fl),
   Eric Gale (g), John Tropea (g), Lalo Schifrin (key),
   Anthony Jackson (bs), Will Lee (b), Steve Gadd (ds),
   Ralph Macdonald (perc), Sue Evans (perc) ・・・ and others.
   Recorded October & December, 1976.






 ジャケット写真には、アルバム・タイトルの "Towering Toccata" に合わせて、今は無きツイン・タワーが描かれています.
 このアルバムを作った頃、まさかこのビルがテロによって跡形も無くなるとは思ってもいなかったでしょう.





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 Lalo Schifrin といえば、もう完璧に映画の音楽なのです.
 "シンシナティ・キッド" 、 "ブリット" 、 "ダイティー・ハリー" 、 "燃えよドラゴン" ・・・・・・ そして TV ドラマでは、 "0011 ナポレオン・ソロ" 、 "スパイ大作戦" ・・・・・・
 だからてっきり映画音楽などが本業の方だとばかり思っていましたが、元々はきちんとした音楽教育を受け、ジャズやラテン音楽を演奏していたようですね.
 1965 年 1966 年と、 2 年連続で グラミー賞 Best Original Jazz Composition を受賞しています.


 このアルバムも、一曲目こそ J.S.バッハ の "トッカータとフーガ ニ短調" なのですが、半分以上の曲は映画や TV ドラマに関係した曲が演奏されています.
 "トッカータとフーガ ニ短調" はあまりにも有名な古典クラッシックの一曲ですので、ジャズはもちろん、いろいろなジャンルに編曲され演奏もされています.


 この時期の CTI レーベルでは、 Deodato や Bob James といったミュージシャンがクラッシック曲をアレンジしては演奏していました ・・・・・ 正直、ボクはそういったクラッシックをジャズで演奏するのはあまり好きじゃないんですよね.
 そんな演奏の中で唯一気に入っているのは、 "Concierto / Jim Hall" でしょうか.



 Lalo Schifrin のアレンジは、キレがあると言おうかな ・・・・・・ 都会的なアレンジで、ハードボイルド・タッチの映画にピッタリなんですよね.
 その最たるものが、 "ブリット" !!!
 この映画が好きだから音楽も好きなのか、よくわかりませんが、とにかく映像と音楽とストーリーがきっちりマッチした感じの映画で、大好きです.
 Lalo Schifrin を聴いていると、なぜかそんなハードボイルドな感じが漂う映画が観たくなってしまいます.

 このアルバムでは、お馴染みの Steve Gadd や Anthony Jackson 、 Eric Gale などが参加 ・・・・・ さらにプロデューサーが Creed Taylor とくれば、おのずと生まれてくるサウンドは、軽快で心地良いものになっていきます.





 今日からブログの下に ボタン をつけてみました ・・・・ Facebook や Twitter などの.
 軽い気分転換です (笑) .
 だれか押してくれる人はいるのだろううか ・・・・・・・・・・・・ でも設定がうまくいかず、コメントをクリックしないとなぜかボタンが現れない????


 うぅ〜〜ん、うまくいかないなぁ ・・・・・・ .

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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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