Lazy_Afternoon

Street Of Dreams

 先日取り上げた "Lazy Afternoon" ・・・・・・ 他の演奏も聴いてみましょうか.
 このアルバムは、あまり聴かないアルバムなので、こういう機会でもないと ・・・・・・・・ .




4253






   " Street Of Dreams / Grant Green " (BLP-4253)





  1. I Wish You Love
         (C.Trenet) ・・・・・ 8:43
  2. Lazy Afternoon
         (J.Latouche-J.Moross) ・・・・・ 7:41
  3. Street Of Dreams
         (V.Young-S.Lewis) ・・・・・ 8:59  
  4. Somewhere In The Night
         (M.Gordon-J.Myrow) ・・・・・ 8:01





  Bobby Hutcherson (vib), Larry Young (org),
  Grant Green (g), Elvin Jones (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, November 16, 1964.





 
 気がついたら、 Grant Green のアルバムが結構な枚数になっていました.
 Blue Note でのリーダー・アルバムが多いので、当然と言えば当然なのでしょうが.
 でもボク自身、 Grant Green が好きなギタリストなのか正直よくわかりません.
 Kenny Burrell なんかのほうが、絶対に好きです.
 でも持っているアルバムの枚数は、圧倒的に Grant Green が多いのです.
 このあたりが、 Jazz っぽいとでも言いましょうか (笑) .


 このアルバムは、メンバー的にもボクのとってビミョーなメンバーなので、ほとんどお蔵入りに近いアルバムです.
 ビミョーなメンバー、と言ってもそれぞれは皆さん実績のある方たちばかり.
 Grant Green と新主流派を代表するような面々との組み合わせが、ボクにとってはちょっとね.




grantgreen-002

 "Lazy Afternoon" の演奏も、確かにアーシーで、ブルージーなのですが ・・・・・・
 ちょっとボクの求めている雰囲気とは、微妙に違うんですよね.
 この曲に関しては、もっと静寂感のあるような演奏がボクは好きなのであります.  
 やっぱり "Basra / Pete La Roca" (BLP-4205) の演奏が、ボクのこの曲のイメージなのです.

 あの演奏でのリリカルなピアノとテナー・サックスがねぇ ・・・・・・・・・ 最高です.

 このアルバムの演奏の中では "Lazy Afternoon" の演奏よりも、"Somewhere In The Night" の演奏のほうが好きです.



 Grant Green は、このアルバムのような新主流派的な演奏よりは、ハード・バップやファンキーあたりの演奏のほうが似合うんじゃないかと、前から思っています.
 だから、ボクが聴く頻度も圧倒的に 4000 番台から 4100 番台前半あたりがメインになっています.
 彼のアルバムをいろいろ聴いてみると、 Blue Note だけでもかなりいろいろなことにチャレンジしている感じがします.
 それがどうもボク的には、マイナスのイメージがしてしまいます.
 これはもう完全に好みの問題.


 なにかこのアルバムに関しては、ネガティブなことばかりになってしまいました.
 でも他の何枚かのアルバムのように、数年後に聴いてみたらまったく感じが変わるかもしれません.




 ジャズって ・・・・・・ 音楽ってそんなものですよね、きっと.











DSC_0207

 写真の左半分が "iPad Smart Case - ポリウレタン製 - (PRODUCT) RED" ・・・・ です.
 今までは "iPad Smart Cover - 革製 - (PRODUCT) RED" を使用していましたが (写真右側) 、頻繁に持ち運びするせいか外側が結構汚れてきました (表側を写真に撮ったら反射してしまったので、内側を撮りました) .
 使い込んでくすんで ・・・・・ 黒っぽくなってきた色も、それなりに素敵なんですが、何気なく Apple Store を覗いたのが運のつき ・・・・・・・ 結構値段も安かったので、ついいつもの Click で購入してしまいました.

 でやってきたものを見たら、その鮮やかな 赤 にビックリ.
 Smart Cover の赤も、購入した時は結構派手かなと思っていたのですが、こちらのケースの鮮やかさの比ではありません.
 肉眼で見ると、写真よりはるかにその違いがわかります.


 それだけに Apple マークの 白 がくっきりです.



 カバーの部分が、本体部分よりほんの少し小さくなっているためちょっと開きづらいのですが、それ以外は満足.
 当然、ボタン部分もピッタリです.




DSC_0213

 ここ数日、めっきり寒くなってきたことは幾度と書いていますが、夕日が山に隠れるのがすごく早くなっています.
 写真は 18:00 ちょっと前ですが、すでにお日様は隠れています ・・・・・・ 17:30 頃には隠れてしまいますね.



 明日は今年最後の夏休み.
 いつもの講習会のため東京ですが、どうも明日の天気がよくなさそうです.
 傘持参になりそうですね ・・・・・・・ 


 折角のお休み、 代官山 でもまったりと散歩しようと思っていたのに、雨の日のお散歩はねぇ.

The Broadway Bit

 寒くなってきましたね ・・・・・・・ 日に日に朝夕の寒さを感じるようになってきました.
 朝などは、半袖だとちょっと寒い感じもします.
 そうは言っても、今が一番過ごしやすい時期なのかもしれませんが.


 "お風呂の" アルバムと同時購入したアルバムです.
 これまたジャケットがとても有名なのですが、ウエスト・コースト・ジャズというだけで今まで購入しませんでした ・・・・・・・・ まぁ、買おうかと思った時に、手頃なアルバムがなかったというタイミングの悪さもあったんですが.



 "踊り子" のアルバムです ・・・・・・・・・






paich001






   " The Broadway Bit / Marty Paich "‎





  1. It's All Right With Me  : from "Can-Can" 
         (C.Porter) ・・・・・ 3:33
  2. I've Grown Accustomed To Her Face
                    : from "My Fair Lady"
         (A.J.Lerner-F.Loewe) ・・・・・ 3:45
  3. I've Never Been In Love Before
                    : from "Guys and Dolls"
         (F.Loesser) ・・・・・ 4:18
  4. I Love Paris        : from "Can-Can"
         (C.Porter) ・・・・・ 6:13
  5. Too Close For Comfort : from "Mr.Wonderful"
         (J.Bock-L.Holofcener-G.D.Weiss) ・・・・・ 3:51
  6. Younger Than Springtime / The Surrey With The Fringe On Top
                    : from "Oklahoma !"
         (O.Hammerstein ll-R.Rodgers) ・・・・・ 4:06
  7. If I Were A Bell      : from "Guys and Dolls"
         (F.Loesser) ・・・・・ 3:39
  8. Lazy Afternoon     : from "The Golden Apple"
         (J.Latouche-J.Moross) ・・・・・ 3:29
  9. Just In Time       : from "Bells are Ringing"
         (B.Comden-A.Green-J.Styne) ・・・・・ 3:12






  Marty Paich (p.arr), Frank Beach (tp), Stu Williamson (tp.v-tb),
  George Roberts (tb), Bob Enevoldsen (v-tb.ts) 
  Vince DeRosa (frh), Art Pepper (as), Bill Perkins (ts),
  Jimmy Giuffre (bs.cl), Victor Feldman (vib.perc),
  Scott LaFaro (b), Mel Lewis (ds) 

  Recorded at Los Angeles, CA, May 13, 1959.






 ジャケットがいいですね.
 このジャケット、購入するまでは女性が鏡に映って二人に見えているものだとばかり思っていました ・・・・・ だって、衣装も同じ、脚の組み方も同じ、本を読んでいるのも同じ、なのですから.
 購入してよく見ると、もう一人の女性が同じ格好をしていました.

 で、奥の女性が読んでいる雑誌が "ダウンビート" というのが洒落ていますね.
 それにしても、綺麗な女性ですね ・・・・・・ ここ重要です (笑) .




Paich001-2

 さてこのアルバムは、上記のデータの通り、収録されている曲すべてがブロードウェイ・ミュージカルのスタンダード曲ばかりです.
 アルバムのタイトルも、そこから.
 さすがに聴いたことのある曲が多いです ・・・・・・ 「こんな曲もミュージカルの曲だったんだ ・・・ 」 と思うような曲も入っています.



 同時期のアルバム "I Get A Boot Out Of You" もそうでしたが、 Art Pepper が効いていますね.
 やっぱり彼の参加が、これらのアルバムを名盤としているようです.



 そんな中で、 「おやっ」 と思った曲が "Lazy Afternoon" .



 "Lazy Afternoon" って、 オフ・ブロードウェイ で上演された "The Golden Apple" のために書かれた曲でした.
 このミュージカルは、 1954 年に ブロードウェイ 公演に格上げされています. 
 批評家たちの評価は高く、特に楽曲に関しては当時最高の評価を受けていたようです.



GOLDENAPPLE_cast_phC
 "The Golden Apple" から

 ボクはこの "Lazy Afternoon" 、もっと新しい曲だとばかり少し前までは思っていました.
 ボクがこの曲を初めて知ったのが、 "Basra / Pete La Roca" (BLP-4205) だったからです.
 静寂感があって、とってもリリカルな演奏、さらに Blue Note の 4200 番台なのですから、自然にイメージとしては新主流派的なイメージになってしまい、まさか 1950 年代に作られた曲なんて思ってもいなかった次第です.

 この辺りのことは、このアルバムで知ったのではなくって、少し前に知ったのですが ・・・・・・



 そんなイメージを持った曲なので、このアルバムのように一曲目に "It's All Right With Me" が入っていて、聴き進めると "Lazy Afternoon" がかかったりしちゃうのでちょっとばかり何とも言えない違和感を感じてしまいます ・・・・・ おまけに次の曲が軽快な "Just In Time" なのですから、なおさらです (笑) .
 これは、決して演奏云々ということではなくて ・・・・・・ .


 そうそう、このアルバムのトランペット ・・・・・ 詳しいデータがないので、どちらのソロかわかりませんが、結構ゴキゲンなソロをとっています.


 でもまぁ、ボク的には ・・・・・・・・・・ ジャケットだね、このアルバムは !!






DSC_0200

 少し前から、我が家の郵便ポストの上に居座っているカエルさんです.
 ポストをガチャガチャ開けても、まったく動じる気配がありません.
 家の影になっているので、直射日光も当たらないから居心地がいいんでしょうかね.

 
 ちなみにうちの奥様はカエルが大嫌いですので、朝新聞を取りに行くのも嫌そうです.
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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