最近は休みの日でも家で昔の写真をスキャナ取り込みの作業をしているので、いつにも増して引き籠り状態です.
 今日はお休みだったので、いつもどおり朝から写真の作業を行っていたのですが、結構きれいな青空が広がっていたりしたものですから、たまには青空の下でも歩こうと ・・・・・・・・・


 近くの湿原に行ってみました.
 車で 20 分くらいで行けるので、思い立ったら行けちゃいます.


 ここから山に登ることもできますが、今日は湿原のお散歩だけ.
 そんな話題の前に、静かな夜に聴くにはピッタリのアルバムです.


 Black Coffee の話題からこのアルバムにたどり着きました.







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  "The Intimate Ella / Ella Fitzgerald"




  1. Black Coffee (Album Version)
           (P.F.Webster-S.Burke) ・・・・・ 3:27
  2. Angel Eyes
           (M.Dennis-E.Brent) ・・・・・ 3:27
  3. I Cried For You
           (G.Arnheim-A.Lymen-A.Freed) ・・・・・ 3:26
  4. I Can't Give You Anything But Love (Album Version)
           (J.McHugh-D.Fields) ・・・・・ 3:28
  5. Then You've Never Been Blue
           (T.Fiorito-S.M.Lewis-J.Young) ・・・・・ 3:10
  6. I Hadn't Anyone Till You
           (R.Noble) ・・・・・ 2:49
  7. My Melancholy Baby
           (E.Burnett-G.A.Norton) ・・・・・ 2:57
  8. Misty
           (E.Garner-J.Burke) ・・・・・ 2:51
  9. September Song
           (K.Weill-M.Anderson) ・・・・・ 3:40
  10. One For My Baby (And One More For The Road)
           (H.Arlen-J.Mercer) ・・・・・ 4:16
  11. Who's Sorry Now
           (T.Snyder-B.Kalmar-H.Ruby) ・・・・・ 3:26
  12. I'm Getting Sentimental Over You
           (G.Bassman-N.Washington) ・・・・・ 2:36
  13. Reach For Tomorrow
           (J.McHugh-N.Washington) ・・・・・ 2:24





  Ella Fitzgerald (vo), Paul Smith (p)
  Recorded at United Western Recorders, Hollywood, LA, April 14 - 19, 1960.






 一緒に購入したのが "Mack the Knife" (ただし海外からの輸入だったので届いたのはかなり時差がありましたが ・・・・・) .
 雰囲気が全然違いますねぇ.

 雰囲気が違うのですが、単純にどちらがいいかなんて言う比較はナンセンス.




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 このアルバムは "Black Coffee" がテーマ曲になっている "Let No Man Write My Epitaph" という映画のサウンドトラック盤のようです.
 この映画の題名に使われている Epitaph の意味は、ボクの大好きな King Crimson のアルバム "クリムゾン・キングの宮殿" の中に同名の曲が入っていたので意味を知っていました.
 この King Crimson の"Epitaph" もとてもいい曲なんだよねぇ ・・・・・・.


 話を戻しましょう ・・・・・・ このアルバムの曲で、映画の中で使われている曲は 5・6 曲だったと思います.
 映画では Ella がピアノを弾いて歌っていました ・・・・・ が、本人の演奏かは ????



 このアルバムもスタンダードが中心.
 ただすべてピアノだけをバックに歌っているので、すべての曲がどうも同じような感じを受けてしまいます.
 まぁ、そこがこのアルバムの良さでもあるんでしょうが.




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 "Angel Eyes" もいいですね、この曲大好き.
 ヘッドフォンで少し大きめのボリュームで聴いてみると、録音が結構いいのがわかります.
 そして ・・・・・ Ella の声がとても若々しい.



 深夜、一人静かに聴いているにはとてもいいアルバムです.








 さて、今日のお散歩.
 地元の 湯の丸高原 池の平湿原.




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 すでにこのブログにも数回登場しています.
 大きな湿原ではありませんが、まぁそれなりに訪れる人たちも多く、シーズン中は賑わっていますね.


 今日行ってみたら、紅葉は完璧に終わってました.
 16 日の台風で葉がみんな落ちてしまったようです.




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 遊歩道が何通りかあり、一番長い外周を回ると 2 時間以上はかかるでしょうか.
 途中、森林があったりちょっとしたピークで景色を楽しめたりと、いろいろな変化が楽しめます.




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 家を出る時は青空が広がっていたのでテンション高かったのですが、駐車場についた時には曇り空.
 というか、ガスの中とでも言うのかな.
 あたり一面、ガスったり、晴れたりと目まぐるしく天気が変化しました.




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 北側の小高い歩道から湿原を見るとこんな感じです.
 このこじんまり感がいいんです (笑)




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 途中に物々しいフェンスがあります.
 このフェンス向こう ・・・・・・ 写真のガレ場のような場所が コマクサ の群生地.
 この場所は、他の場所以上に厳重に管理されてます.
 この高原は コマクサ と ツツジ の群生地としても有名です.




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 下の湿原に来るとこんな感じ.
 平日で紅葉の時期も外れているので、人がいないですね.

 このそばでおにぎり食べて休んだのですが、まったく音が聞こえないんです.
 風は少しあったものの、木々の音や鳥の声も ・・・・・・・・・・
 今までの山登りでも、必ず木々の音や鳥の音が聞こえていたのですが、こんなに静かなのは.

 静寂というものにビックリしてしまいました.




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 湿原特有の 池塘 鏡池 .
 水面に映っているのは 籠の登山 .

 池塘 はこの場所と、もう一か所あるだけです.
 とにかくこじんまり ・・・・・・・・ (笑)




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 ちょうど帰る頃になり、あたり一面ガスってきました.
 こうなると一気に暗くなってしまいます.

 青空こそそんなには出会うことはありませんでしたが、ガスも運よくかからなかったので、まぁ良しとしましょう.




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 最後はセルフ・ポートレート.

 当然ですが、一人で行っていますのでこの写真はリモコンで撮影.
 この写真のためにわざわざ三脚持っていきました (笑)



 行程中はずっと皮の手袋をしていたのですが、帰る頃には指が痛いくらいになっていました.
 冬はすぐそこまで来ているんでしょうね.