Louis_Hayes

Shades of Redd

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 この時期は陽が沈むのがすごく早くなっているので、夕方の風景が全く写真に収められないのです.

 ということで、今朝の風景を.



28 003
   (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/1000sec f/4.5 ISO-100)

 先週は結局一回だけの更新になってしまいました.
 いくら不規則なアップと言っても、さすがに週一回はまずいだろう ・・・・・・

 ということで、頑張って平日の夜書いております.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 このアルバムはずっと前にジャケット写真を載せた程度でしたので、再掲載.
 結構マイナーなのですが、何とも言えない味があります.
 こういうアルバムが有名なアルバムの間に隠れているのも Blue Note のよさです.




4045






  " Shades of Redd / Freddie Redd "




  1. The Thespian ・・・・・ 6:58
  2. Blues, Blues, Blues ・・・・・ 5:57
  3. Shadows ・・・・・ 7:20
  4. Melanie ・・・・・ 5:03
  5. Swift ・・・・・ 4:02
  6. Just a Ballad for My Baby ・・・・・ 4:11
  7. Ole ・・・・・ 6:22
  8. Melanie (alt-tk) ・・・・・ 5:26
  9. Ole (alt-tk) ・・・・・ 7:38




  Jackie McLean (as), Tina Brooks (ts), Freddie Redd (p),
  Paul Chambers (b), Louis Hayes (ds)
  Recorded at VG Studio, Englewood Cliffs, August 13, 1960.





 このアルバムはすべて フレディ・レッド の曲で占められています.
 オリジナルは BLP-4045 、 8 曲目と 9 曲目は CD 化のボーナス・トラックです.




4045-2

 久しぶりに聴いたなぁ.
 2 曲目の "Blues, Blues, Blues" がかかって、思わず笑ってしまう ・・・・・ そうそう、これだよ.

 このアルバムは、 ティナ・ブルックス が参加していたので、 フレディ・レッド のことは全く分からないまま購入した記憶があります.
 だから 2 曲目の ティナ を聴いただけでも十分満足した記憶もよみがえりました.

 このアルバムを購入してから、 オフ・ブロードウェイ で上演された "The Connection" のことを知り、 "The Music from 'The Connection' (BLP-4027)" を購入.

 さらにHoward McGhee 名義の"The Connection" をやっとの思いで手に入れたんだった.
 そういえば、そのアルバムジャケットの名前は Freddie Redd ではなく I.Ching でした.



redd003

 フレディ・レッド のピアノは、感覚的に ティナ・ブルックス のテナーのような感じ.
 べらぼうにうまいという感じではなく、不器用そうなんだけれど独特の味があるとでもいうか.
 このアルバムはすべて彼の曲ですが、そんな曲が結構ブルージーだったりするところもボクの好み.

 そんなところが微妙に良かったりするのです.


 Blue Note の彼のリーダー・アルバムは、上記を含むたった 2 枚だけ.
 その後未発表だった "Redd's Blues (TOCJ-66076)" が発表されました.


 この "Redd's Blues" もいいアルバムなので、いつか取り上げてみよう.


 ちなみにこのアルバムでは、 ティナ・ブルックス と ジャッキー・マクリーン も結構いい演奏しています.


 それにしても通して聴いていると懐かしさを感じてしまうなぁ.
 それほど多くは聴いていないアルバムのはずなのに、ほとんどの曲が 「そうそう ・・・・・ これこれ ・・・・・」 って感じで思い出されます.



 購入した時には結構聴いたんだったっけ ・・・・・・・・



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて、今夜家に一冊の本が届きました.
 ボクが普段行っている いつもの講習会 の日本語テキストです.



PEARS0015

 実はこのテキストの日本語翻訳のお手伝いをした関係でいただきました.
 お手伝いは完全なる無償の作業でしたので、製本 1 冊くらいはいただいてもいいですよね.

 あと 1 年くらいするときっと新しいものが出るはずですが、まぁ自分の足跡的に大事にとっておくことにします.

 この作業したのが 2 年半くらい前だったかな ・・・・・・

 あの頃は今よりずっとパワーがあったような気がします.


 最近、なんとなくですがめっきり老けた気がしてなりません.
 この本もう一度読み返して、あの頃のパワーを取り戻したいものです.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Finger Poppin'

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



F07A9798
  (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/80sec f/5 ISO-160)

 土曜日の夕暮れです.
 吹く風はすっかり冷たく、赤とんぼが空を飛んでいます.

 そういえば最近、真っ赤に染まるような夕焼けを見ていませんねぇ.





 連休や年休などで休みだらけの 2 週間が終わり、いよいよ普通の一週間が始まりました.
 遊び疲れのせいではないのですが、昨日の夜から喉の痛みがあってちょっとした感冒症状.
 大したことなければいいんだけれど、今夜はサラリと書いて早めに休むことにします.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今日は少し前に購入した Annie Ross のアルバムのことを書こうと思ったのですが、作業中にかかったマイナー・ブルースがとてもいい感じ.
 アルバム調べたら、まだここに取り上げていなかったので急きょこちらのアルバムのことを書こうと思います.





4008






  " Finger Poppin' / Horace Silver "





  1. Finger Poppin' ・・・・・ 4:46

  2. Juicy Lucy ・・・・・ 5:44

  3. Swingin' the Samba ・・・・・ 5:16

  4. Sweet Stuff ・・・・・ 5:31

  5. Cookin' at the Continental ・・・・・ 4:51

  6. Come on Home ・・・・・ 5:29

  7. You Happened My Way ・・・・・ 5:26

  8. Mellow D ・・・・・ 5:33





  Blue Mitchell (tp), Junior Cook (ts),
  Horace Silver (p), Gene Taylor (b), Louis Hayes (ds)
  Recorded at Van Gelder Studio, Hackensack, January 31, 1959.






 オリジナルは BLP-4008 .
 ジャケット写真の切り方や文字の入れ方がいかにも リード・マイルス といった感じ.
 Blue Note っぽくっていいですね. 




4008-2

 このアルバム、 ホレス・シルバー を語る上では一つのターニング・ポイントになったアルバムでもあります.
 と言うのは、後に 黄金のクインテット とも呼ばれるこのメンバーでの、最初のアルバムだからです. 

 ブルー・ミッチェル 、 ジュニア・クック 、 ホレス・シルバー 、 ジーン・テイラー 、 ルイス・ヘインズ


  BLP-4017  Blowin' the Blues Away
  BLP-4042  Horace-Scope (ds: Roy Brooks)
  BLP-4076  Doin' the Thing (ds: Roy Brooks)
  BLP-4110  The Tokyo Blues (ds: John Harris Jr.)
  BLP-4131  Silver's Serenade (ds: Roy Brooks)

 このカルテットが Blue Note に残したアルバムは上の通り 6 枚.
 ドラムのみ変更になっていますが、まぁ同じカルテットと言ってもいいんじゃないかな.



Blue Micheal0012

 ボクが気に入ったマイナー・ブルースというのが 6 曲目の "Come on Home" .
 こういったマイナー・ブルースには弱いなぁ.

 ジュニア・クック いいじゃないですか ・・・・・・ 音色が素敵です.


 このアルバムはこんなマイナー・ブルースや、ラテン系のリズムも含めいろいろバラエティに富んだ感じがあります.
 でも全体的にはハード・バップ ・・・・・・・ ファンキー・ジャズ なのです.


 そしてこういうアルバムがやっぱり Blue Note っぽいのです.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて 9 月の映画鑑賞ですが ・・・・・・・・・
 連休があったにもかかわらず、かなりのペース・ダウン.

 実は連続ドラマなんかも観てしまったものだから、映画の本数が伸びませんでした.
 WOWOW の連続ドラマは結構面白いものがあります.
 ちょっと前の "MOZU" や、最近では "石の繭" などなど.


 そんな言い訳をしながら、今月の映画は次の 15 本.


  "あの日、欲望の大地で" 、 "2012" 、 "ザ・レイド" 、
  "K2〜初登頂の真実〜" 、 "AKIRA" 、 "ゴーン・ガール" 、
  "ヒマラヤ 運命の山" 、 "薔薇の名前" 、 "テロ,ライブ" 、
  "トゥルーマン・ショー" 、 "戦国自衛隊" 、 "ペリカン文書" 、
  "戦争と平和" 、 "マッドマックス/サンダードーム" 、
  "キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー"


 そんな中での一番は ・・・・・・・・・




Truman Show001


 これかな.


 度肝を抜かれた "ザ・レイド" 、 "薔薇の名前" や "戦争と平和" といった懐かしい映画などいろいろありましたが、 "トゥルーマン・ショー" のストーリーや映像、作り出している世界が結構好きだったりするので.
 ジム・キャリー はあまり好きじゃありませんが、 エド・ハリス は大好きですし.
 先月、本数自体は少なかったのですが内容的には面白い映画がたくさんでした.


 ちなみに今月最初に観た映画は、前から観たいと思っていた "リスボンに誘われて" 



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Stormy Weather

 昨夜 ・・・・・ というよりも今日の未明 (午前 2 時頃かな) 、突然 ドッカーーーン というすごい音で目が覚めました.
 一体何事、と思ったら雷の音.
 その後も数回、大きな音が鳴り響いていました.


 そして今日も、午後 3 時頃から空が真っ暗になって雷と豪雨.
 こんな天気が続くと、とても山に登ろうなんて思わなくなってしまいます.

 そう言えば、南の海では台風 3 号が発生したようで、今後日本への影響も考えられるようなことを、ニュースでいっていました.



DSC_1706

 雨上がりの風景です.
 田植えがすんだばかりの水田が、鏡のように光っています.





 今日の午後の、嵐のような豪雨.
 

 じゃあ、語呂合わせでこんな曲を聴いてみましょう ・・・・・・ まさしく Stormy Weather . 
 でも演奏は激しさがなく、どこかのんびりした演奏で、曲名と合っていないだろうって突っ込みたくなります(笑).








fuller05





  " Curtis Fuller with Red Garland / Curtis Fuller "




  1. Seeing Red (S.Kyner) ・・・・ 7:00
  2. Stormy Weather (H.Arlen-T.Koehler) ・・・・ 7:17
  3. Cashmere (C.Fuller) ・・・・ 6:45
  4. Slenderella (S.Kyner) ・・・・ 7:43
  5. Moonlight Becomes You (J.Burke-J.V.Heusen) ・・・・ 7:35
  6. Roc & Troll (T.Charles) ・・・・ 7:42




  Curtis Fuller (tb), Sonny Red (as), Red Garland (p),
  Paul Chambers (b), Louis Hayes (ds)


  Recorded at RVG Studio, Hackensack, NJ, May 14, 1957.






 Curtis Fuller が Prestige で最初に行ったレコーディングが、このアルバムの 3 日前 "New Trombone" のレコーディング.
 そのアルバムのジャケット ・・・・・ このアルバムのジャケットは結構好きなんですよね、駅のホームで一人立っている写真なのですが、いかにもこれからニューヨークで一旗揚げるという、希望と不安のようなものが現れていて ・・・・・・ で、そのジャケットに、 Red Kyner という耳慣れない名前が書いてあります.

 ???? 誰だ、これって ・・・・・・・

 でよくよく調べてみると、 Sonny Red Kyner ・・・・・ Sonny Red のことでした.
 
 

 実は今日、久しぶりに "Curtis Fuller with Red Garland" を聴いていて、すぐに思ったのが 「このちょっと聴きなれないアルトは誰だ ? 」 だったんですよ.
 何か聴いたことのあるような感じだけれど、ちょっと変わったアルト.
 それで調べてみたら Sonny Red が出てきて、前のアルバムも調べたら上記のことが ・・・・・・ .

 
 さらにこのアルバムの中の曲 2 曲に Kyner のクレジットがあるので、ひょっとするとこの2曲は Sonny Red の曲か ・・・・・・・ これについての詳細は不明です.

 Sonny Red は Blue Note に "Out of the Blue (BLP 4032)" としてリーダー・アルバムを残しています.




fuller003

 Curtis Fuller は 1934 年 12 月 15 日 ミシガン州 デトロイト 出身のトロンボーン奏者.
 デトロイト出身のジャズミュージシャンってかなり有名な人がゴロゴロいます.
 どこかで、このデトロイト出身ミュージシャンのことが書いてありましたが、どこに書いてあったのか忘れてしまいました.
 いろいろなミュージシャンが、いろいろな部分で繋がっていたりして面白い内容だったように記憶してるんだけれど ・・・・・.


 彼の名前で真っ先に出てくるアルバムは "Blues-ette" .
 ジャズの中にあって、どちらかというとちょっとマイナーなトロンボーンという楽器を使い、これほどまでに独特な雰囲気を持ったアルバムが仕上がっていることが人気なのかもしれません.
 こちらの "Blues-ette" はどちらかというとちょっと洗練された都会のジャズという雰囲気がありますが、今日のアルバム "Curtis Fuller with Red Garland" は、まだまだ洗練されていないという感じを受けてしまいます.


 でも、のどかで心安らぐような演奏です.
 Sonny Red も最初のうちは、音などにちょっとばかり違和感がありましたが、幾度と聴いていくうちに悪くないなぁって感じになってきました.

 アルバム・タイトルの Red Garland と Paul Chambers は、当時 Miles Davis グループの一員として有名でしたので、 デトロイト からやってきたばかりのトロンボーン奏者にしてみれば格が違うという感じだったのでしょうかね.
 ちなみに Curtis Fuller と Paul Chambers は デトロイト 時代からの友人だったようです.


 Curtis Fuller 初期の一枚です.
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

● Link ●
● 記事検索 ●
● PV Access ●
  • 累計:

● Photo Gallery ●
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
● お願い ●
•このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することはしないでください. コメントはすぐに反映されない場合がありますのでご承知ください.
  • ライブドアブログ