Marty_Paich

The Marty Paich Quartet featuring Art Pepper

  ・ ・ ・ ・ ・ ・





 いよいよ "スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け" が公開になりました.




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 しかし、この映画に関しては正直 「待ってました」 という感じがほとんどない.
 前作を観終わった後の 「なんだかなぁ」 感の強いことといったら.

 ストーリーもですが、キャラクターの魅力を感じないところが一番かな.


 いろいろなところで TV Spot などが流れていますが、それを観てもワクワク感が全然ない.
 逆に不安感いっぱいになります.


 この三部作の第一作 "スター・ウォーズ フォースの覚醒" は忘年会を早めに中座してレイトショーを観にいった記憶があります
 そのくらいワクワク感あったんですが ・・・・・




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 次の "スター・ウォーズ / 最後のジェダイ" がかなり酷かった.
 せっかく娘と TCX + Dolby ATMOS + プレミアシート鑑賞だったというのに.


 数日前に、復習も兼ねて エピソード 7 と 8 を観直してみましたが ・・・・・


 やっぱり微妙だなぁ.

 最終話は一体どうなることやら ・・・・・ 一応来週観にいってみようかな.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 本来なら、ようやく手に入れた Blue Note 4000 番台の最後の一枚を紹介するのが先かも ・・・・・
 でも今日はあえて、同時に購入したアルバムなのです.

 ちなみにこちらのアルバムのほうが価格も高くて、送料数百円のためにこういったもの買っちゃうという、よくわからない節約しています (笑)





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  " The Marty Paich Quartet featuring Art Pepper "





  1. What's Right For You
        (Gluckman-Doris-Goodman) ・・・・ 3:09
  2. You And The Night And The Music
        (Dietz-Schwartz) ・・・・ 3:20
  3. Sidewinder
        (Pittman-Paich) ・・・・ 2:21
  4. Abstract Art
        (Marty Paich) ・・・・ 2:52
  5. Over The Rainbow
        (Harburg-Arlen) ・・・・ 2:18
  6. All The Things You Are
        (Kern-Hammerstein) ・・・・ 3:21
  7. Pitfall
        (Bill Pittman) ・・・・ 3:34
  8. Melancholy Madline
        (Robert Scherman) ・・・・ 2:42
  9. Marty's Blues
        (Marty Paich) ・・・・ 2:22





  Art Pepper (as), Marty Paich (p),
  Buddy Clark (b), Frank Capp (ds)

  Recorded at Hollywood, August, 1956.






 1956 年に Tampa レーベルに吹き込まれたアルバム.
 今年 7 月には Disk Union の 塙耕記 氏プロデュースでアナログ盤も復刻されました.

 ボクもずっと前にアナログ盤持っていましたが、そのアルバムはジャケットの色が鮮やかな黄色でした.





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 ボクの中でアルト・サックス奏者としてすぐに思い浮かぶのは、チャーリー・パーカー、アート・ペッパー、ルー・ドナルドソンかな
 チャーリー・パーカー についてはだれもが認めるレジェンド的な存在ですが、アルバム自体は現在数枚しか持っていません.
 昔のアナログ盤時代、OnDial なども含め 20 枚くらい持っておりかなり聴いた記憶がありますが、正直あまり楽しい記憶がなくて、どちらかというと修行に近かったかな (笑)


 その頃 アート・ペッパー のアルバムも Contemporary 盤のほとんどを含め 20 枚くらい持っており、こちらのほうが楽しく聴いた記憶があります.
 ただし、現在持っている彼のリーダー・アルバムはたった 2 枚だけです.
 でも嫌いかって聞かれれば、答えは 「ノー」
 Contemporary 盤は昔聴いたから、 CD なくてもいいかなって感じです.


 村上春樹氏がダメ出ししている ルー・ドナルドソン については、 CD 聴くようになってから Blue Note 集めるようになってから一気に増えました.





Art Pepper 0101

 そんな アート・ペッパー の代表作の一枚がこのアルバムだと思ってます.
 アルバム名義は マーティ・ペイチ ですが、このアルバムでの アート・ペッパー の演奏はとてもいい.
 彼の絶頂期の録音ですので、この時代のアルバムはみんなステキですが、中でも好きなのがこのアルバム ・・・・ にも拘らず今まで CD 持っていなかったという.

 1 曲目の "What's Right For You" ・・・・ この曲聴いただけでもこのアルバム買った意味があるくらい好きな演奏です.、
 彼の演奏はとても色っぽいというのかなぁ、独特の音色を持っているので、ちょっと聴いただけでも彼のアルトってわかる感じなのです.

 だからジャム・セッションでギンギンにバトルするというよりは、こういったワンホーンで淡々と吹いているのが似合うと思う.
 このアルバムの演奏はみんな 3 分前後の短い演奏ですが、逆にこれがいい.




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 ● ⇒ Marty Paich, Mel Torme ●

 マーティ・ペイチ のリーダー・アルバムは 10 枚もないと思います.
 ボクが持っているのもこのアルバム含めてたった 4 枚だけ.


 最近になって彼のアルバム聴くとすごくホッとできます.
 Blue Note のような重厚なものもいいけれど、こういうクールでリラックスした演奏もとてもいいんだな.

 中でもこのアルバムは、そんな中でも一番かな.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 明日から久しぶりの 東京 です.
 毎年恒例の 土屋組 忘年会出席がメイン.




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 明日はまず ヨドバシカメラ へ行って 昭和記念公園撮影会 での作品提出.
 そのあと娘たちと会って 谷根千 散歩.


 日曜日は 渋谷 で腕時計の電池交換 ・・・・・ この電池交換は正規代理店でのみの対応で、ボクの家の近くだと 長野市 まで行かないといけないんです.
 ちょうどいいタイミングで電池が切れてくれました.

 そのあと 広尾 の 日赤医療センター へ行って、写真友達のお見舞い.


 結構スケジュールいっぱいです.
 その合間に写真も撮ってこようと思っていますがどうなるかなぁ.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Jazz for Relaxation

 今日は何回目かのボクの誕生日.
 と言っても、還暦という言葉が近づいていく誕生日なので、取り立ててうれしいとか、特別な日という感じは全くなし.
 ちょっと違うと言えば、 Facebook の友人たちからメッセージをいただいたことくらいでしょうか.


 最近は誕生日を迎えるたびに、この先どうやっていろいろなことの幕引きをしていこうか ・・・・・・・・
 なんて考えるようになっています.
 とはいえ、考えるだけでまったく幕引きどころか毎年同じような行動しちゃっているんですがね (汗)


 いつごろ買ったのかよく覚えていませんが、間違いなくジャケ買いのはず.
 Relaxation というアルバム・タイトルがピッタリかどうかは微妙ですが、肩の力が抜けた軽快な作品です.
 そう言えば、最近こういった軽いアルバムがほとんどです ・・・・・・・







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  " Jazz for Relaxation / Marty Paich "




  1. Dool's Blues ・・・・・ 3:40
        (M.Paich)
  2. Jump for Me ・・・・・ 3:00
        (C.Basie)
  3. There'll Never Be Another You
        (A.Jacobs-P.Tinturin) ・・・・・ 3:00
  4. The Lamp Is Low ・・・・・ 2:50
        (P.DeRose-M.Parish-M.Ravel-B.Shefter)
  5. What's New ? ・・・・・ 2:14
        (J.Burke-B.Haggart)
  6. Theme from Lighthouse ・・・・・ 1:04
        (M.Paich)
  7. Lullaby of the Leaves ・・・・・ 3:15
        (B.Petkere-J.Young)
  8. I'll Remember April ・・・・・ 3:47
        (G.DePaul-P.Johnston-P.Johnston-D.Raye)





  Larry Bunker (vib: # 2, 3, 5), Howard Roberts (g: # 7, 8),
  Marty Paich (p), Joe Mondragon (b), Frank Capp (ds)
  Recorded at Radio Recorders, Hillywood, CA, 1956.






 レーベルの Tampa というのは、ウエスト・コースト・ジャズのアルバムとして知っていました.
 このアルバム Tampa 23 という番号で海外のリストなどを見ても Tampa のラインナップになっていますが、ボクの CD の裏面には V.S.O.P. #27 との表記もあり気になります.
 V.S.O.P. というのは Very Special Old Phonography の略で、西海岸のレコード会社でした.
 それで V.S.O.P. #27 をさらに調べてみると、アルバム・タイトルは "Hot Piano" になっています.
 アルバムの発売は 1985 年でした.

 Tampa のリストを調べてみると、 1958 年に "Jazz for Relaxation" 名で発売されていました.
 配給権の関係でしょうかね、ややっこしい.

 同じように両方に名前を連ねているアルバムも何枚かあります ・・・・・・・・ "Marty Paich Quartet featuring Art Pepper" といったような.
 どちらのラインナップも、同じようなメンバーで占められていました.




 ジャケットで紹介されているメンバーは三人だけですが、曲によってカルテットによる演奏.
 この名前がきちんと掲載されていないのも、訳ありなんでしょうね. 
 録音の詳細なデータも載っていません.






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 Marty Paich は昔も数枚アナログ盤を持っていたものの、好んで聴いてはいませんでした.
 最近、と言っても数年前に "踊り子 ( "The Broadway Bit" ) " と "お風呂 ( "I Get A Boot Out Of You" ) " という 2 枚の有名アルバムを購入し、 それから結構好印象に.
 このアルバムはその後確か買ったと思うんだけれどよく覚えてません.

 数か月前に、誰かのブログか HP でこのアルバムのジャケットを見つけ、「そう言えば ・・・・・・」 と引っ張り出した感じです.


 演奏はとても軽快.
 ただ、一曲ごとの演奏が超短い.
 アルバム全体でも、 LP の片面くらいしかありません.
 軽快で小気味いい演奏だけに、もう少し ・・・・・・ なのです.

 有名なスタンダード曲と彼のオリジナルを合わせて 8 曲構成.
 いずれも軽快な演奏です.
 それだけに曲の短さが気になってしまうんですよねぇ.

 やっぱり "踊り子" や "お風呂" にはちょっとかなわないかな ・・・・・・・
 でも "踊り子" や "お風呂" を持っている方は、合い間にちょっと聴くにはとても素敵なアルバムではないでしょうか.



 Marty Paich に関しては 以前 簡単に書きましたので割愛です.

 



 そういえばその時の内容に キリ番 のことが書いてありました.
 ちょうど 60000 アクセスと ・・・・・・・・
 今のアクセス・カウンターは 140000 弱 .
 1 年ちょっとで 80000 ほどのアクセスがあったことになります.

 これには本当にビックリ.
 5 年くらい前は、まったくアクセスがなかったというのに.




 今年のお正月も、家でダラダラして終了.
 映画はかなり観ちゃいました.

 そんな映画の中で面白かったのが "RUSH"



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 アメリカでも昨年 9 月に公開されたばかり、日本では今年の 2 月公開予定でしたっけ.
 監督がボクの大好きな ロン・ハワード.

 1976 年の F1 をメインにしたヒューマン・ドラマです.
 予告編などを観るとレースがメインのようにも思いますが、 ジェームス・ハント と ニキ・ラウダ という対照的な二人のヒューマン・ドラマ.
 もちろんレースの映像もすごくよくできています.

 クライマックスが雨の 富士スピードウェイ というのもいいです.



 これを観たのは某動画投稿サイト.
 日本公開前にも関わらず動画投稿サイトでアップされるということは、違法になるのでしょうね.
 ただそういった画像を視聴するのは違法にはならないはずです ・・・・・・ ダウンロードはアウト.

 日本で現在公開中の "ゼロ・グラビティ" もアップされていました.

 こういった動画投稿サイトの存在自体も、いろいろ裁判等になっているようです.
 まぁこの辺りはあまり深く突っ込まないことにします.


 いい映画だったら、絶対みんな映画館へ行くはずですから.
 動画投稿サイトの "ゼロ・グラビティ" も観ましたが、映画館で観た映像とは全然違ってまったく感動なし.


 やっぱり映画は映画館だよねぇ.
 "RUSH" も映画館だと大迫力だと思います ・・・・・・・ あまりフォローになっていないか (失笑)

The Broadway Bit

 寒くなってきましたね ・・・・・・・ 日に日に朝夕の寒さを感じるようになってきました.
 朝などは、半袖だとちょっと寒い感じもします.
 そうは言っても、今が一番過ごしやすい時期なのかもしれませんが.


 "お風呂の" アルバムと同時購入したアルバムです.
 これまたジャケットがとても有名なのですが、ウエスト・コースト・ジャズというだけで今まで購入しませんでした ・・・・・・・・ まぁ、買おうかと思った時に、手頃なアルバムがなかったというタイミングの悪さもあったんですが.



 "踊り子" のアルバムです ・・・・・・・・・






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   " The Broadway Bit / Marty Paich "‎





  1. It's All Right With Me  : from "Can-Can" 
         (C.Porter) ・・・・・ 3:33
  2. I've Grown Accustomed To Her Face
                    : from "My Fair Lady"
         (A.J.Lerner-F.Loewe) ・・・・・ 3:45
  3. I've Never Been In Love Before
                    : from "Guys and Dolls"
         (F.Loesser) ・・・・・ 4:18
  4. I Love Paris        : from "Can-Can"
         (C.Porter) ・・・・・ 6:13
  5. Too Close For Comfort : from "Mr.Wonderful"
         (J.Bock-L.Holofcener-G.D.Weiss) ・・・・・ 3:51
  6. Younger Than Springtime / The Surrey With The Fringe On Top
                    : from "Oklahoma !"
         (O.Hammerstein ll-R.Rodgers) ・・・・・ 4:06
  7. If I Were A Bell      : from "Guys and Dolls"
         (F.Loesser) ・・・・・ 3:39
  8. Lazy Afternoon     : from "The Golden Apple"
         (J.Latouche-J.Moross) ・・・・・ 3:29
  9. Just In Time       : from "Bells are Ringing"
         (B.Comden-A.Green-J.Styne) ・・・・・ 3:12






  Marty Paich (p.arr), Frank Beach (tp), Stu Williamson (tp.v-tb),
  George Roberts (tb), Bob Enevoldsen (v-tb.ts) 
  Vince DeRosa (frh), Art Pepper (as), Bill Perkins (ts),
  Jimmy Giuffre (bs.cl), Victor Feldman (vib.perc),
  Scott LaFaro (b), Mel Lewis (ds) 

  Recorded at Los Angeles, CA, May 13, 1959.






 ジャケットがいいですね.
 このジャケット、購入するまでは女性が鏡に映って二人に見えているものだとばかり思っていました ・・・・・ だって、衣装も同じ、脚の組み方も同じ、本を読んでいるのも同じ、なのですから.
 購入してよく見ると、もう一人の女性が同じ格好をしていました.

 で、奥の女性が読んでいる雑誌が "ダウンビート" というのが洒落ていますね.
 それにしても、綺麗な女性ですね ・・・・・・ ここ重要です (笑) .




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 さてこのアルバムは、上記のデータの通り、収録されている曲すべてがブロードウェイ・ミュージカルのスタンダード曲ばかりです.
 アルバムのタイトルも、そこから.
 さすがに聴いたことのある曲が多いです ・・・・・・ 「こんな曲もミュージカルの曲だったんだ ・・・ 」 と思うような曲も入っています.



 同時期のアルバム "I Get A Boot Out Of You" もそうでしたが、 Art Pepper が効いていますね.
 やっぱり彼の参加が、これらのアルバムを名盤としているようです.



 そんな中で、 「おやっ」 と思った曲が "Lazy Afternoon" .



 "Lazy Afternoon" って、 オフ・ブロードウェイ で上演された "The Golden Apple" のために書かれた曲でした.
 このミュージカルは、 1954 年に ブロードウェイ 公演に格上げされています. 
 批評家たちの評価は高く、特に楽曲に関しては当時最高の評価を受けていたようです.



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 "The Golden Apple" から

 ボクはこの "Lazy Afternoon" 、もっと新しい曲だとばかり少し前までは思っていました.
 ボクがこの曲を初めて知ったのが、 "Basra / Pete La Roca" (BLP-4205) だったからです.
 静寂感があって、とってもリリカルな演奏、さらに Blue Note の 4200 番台なのですから、自然にイメージとしては新主流派的なイメージになってしまい、まさか 1950 年代に作られた曲なんて思ってもいなかった次第です.

 この辺りのことは、このアルバムで知ったのではなくって、少し前に知ったのですが ・・・・・・



 そんなイメージを持った曲なので、このアルバムのように一曲目に "It's All Right With Me" が入っていて、聴き進めると "Lazy Afternoon" がかかったりしちゃうのでちょっとばかり何とも言えない違和感を感じてしまいます ・・・・・ おまけに次の曲が軽快な "Just In Time" なのですから、なおさらです (笑) .
 これは、決して演奏云々ということではなくて ・・・・・・ .


 そうそう、このアルバムのトランペット ・・・・・ 詳しいデータがないので、どちらのソロかわかりませんが、結構ゴキゲンなソロをとっています.


 でもまぁ、ボク的には ・・・・・・・・・・ ジャケットだね、このアルバムは !!






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 少し前から、我が家の郵便ポストの上に居座っているカエルさんです.
 ポストをガチャガチャ開けても、まったく動じる気配がありません.
 家の影になっているので、直射日光も当たらないから居心地がいいんでしょうかね.

 
 ちなみにうちの奥様はカエルが大嫌いですので、朝新聞を取りに行くのも嫌そうです.

I Get A Boot Out Of You

 その昔、 Art Pepper の Contemporary 時代のアルバムをほとんど買い揃えて聴いていましたが、アナログ盤を処分し CD に移行してからは、まったくと言っていいほど聴かなく ・・・・・ 買わなくなってしまいました.
 これといった理由はないんだけれどねぇ ・・・・・・ . 
 同様なのが John Coltrane ・・・・・ この人の場合は、歳とともにボクが楽な聴き方に走っていったからかな (笑) .


 久しぶりに Art Pepper が参加しているアルバムをお買い上げ.
 と言っても、有名なジャケットなので、ほとんど ジャケ買い と言う感じでしたが.








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  " I Get A Boot Out Of You / Marty Paich "






  1. It Don't Mean A Thing :スイングしなけりゃ意味ないね
         (Ellington-Mills) ・・・・ 3:14
  2. No More
         (Camarata-Russell) ・・・・ 4:25
  3. Love For Sale
         (C.Porter) ・・・・ 4:29
  4. Moanin'
         (Hendricks-Timmons) ・・・・ 5:04
  5. Violets For Your Furs : コートにすみれを
         (Adair-Dennis) ・・・・ 4:09 
  6. What Am I Here For / Cottontail
         (D.Ellington) ・・・・ 5:35 
  7. Warm Valley
         (Ellington-Russell) ・・・・ 4:28
  8. Things Ain't What They Used To Be : 昔はよかったね
         (Ellington-Persons) ・・・・ 4:14





  Marty Paich (p.arr), Conte Candoli (tp), Jack Sheldon (tp), 
  Al Porcino (tp), Vince DeRosa (frh), Vic Feldman (vib),
  Bob Enevoldsen (valve-tb), George Roberts (b-tb),
  Art Pepper (as), Bill Perkins (ts), Bill Hood (bs), 
  Russ Freeman (p), Joe Mondragon (b), Mel Lewis (ds)

  #1-3 : Recorded in Hollywood, California, June 30, 1959.
  #4-5,7 : Recorded in Hollywood, California, July 2, 1959.
  #6,8 : Recorded in Hollywood, California, July 7, 1959.








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 演奏時間は、アルバム・ジャケットに記載がなかったので、 iTunes の時間を載せておきました.
 そのため、微妙に秒数が違っているはずです.


 Marty Paich を代表する ・・・・・・ あまりにもジャケットが有名な、アルバムですね.
 通称 「お風呂」 ・・・・・ と言っても、 Sue Raney じゃありませんよ. 
 でもボクは今回の購入が初めてです.
 購入したものは、今年の 9 月 12 日発売されたばかりのアルバム.
 過去に紙ジャケット盤をはじめ、幾度となく再販されていますが、どうもタイミングが悪く今まで購入することがありませんでした.
 今回は、同じく Marty Paich の有名なアルバム "The Broardway Bit" (通称 「踊り子」) と同時購入.



 一曲目からとってもゴキゲンです ・・・・・ "スイングしなけりゃ意味ないね" .
 今でこそあまり聴かなくなりましたが、スイング もボク大好きなのです.
  Benny Goodman の "Carnegie Hall Concert 1938" の、アナログ盤 (Box 仕様) は聴くことはできないのに今でも持っています.
 スイング独特のウェーブと言うようなアンサンブルが何とも言えないのであります ・・・・・ さすがにそんな演奏ばかり聴いていると飽きてしまいますが、たまに聴くとその古臭さが何とも言えません.
 全体的な印象は、ちょっと古い感じのウエストコースト・ジャズ ・・・・・・ 中間派 ともちょっと感じが違うかな.




paich-marty

 Marty Paich は 1925 年 1 月 23 日カリフォルニア州オークランド生まれの、ピアニストであり、作曲家であり、アレンジャーでもあり、プロデューサーでもあり、音楽監督であり、指揮者でもあります.
 1995 年 8 月 12 日、大腸がんのため 70 歳で死去.


 このアルバムが録音された 1959 年は、確かこのアルバムと 「踊り子」 の 2 枚だけしかアルバムが作られていなかったはずです (ワーナーへの吹き込みが 2 枚ということで、 Contemporary などには同年の録音があります) .
 そしてその 2 枚は Art Pepper をはじめとした、ほとんど同じようなメンバーで録音されています.
 「踊り子」 の録音が、このアルバムの一カ月前の 1959 年 5 月 13 日ですから、メンバーも演奏も同じような感じになってしまいますね.


 そんな Art Pepper ですが、 "Violets For Your Furs" の演奏がいいですね.
 元々この曲は好きな曲の一つなので、ちょっと変わったホーン・アンサンブルから Art Pepper が吹くテーマ部に ・・・・・ ガラリと変わっていくんですよね.
 結構淡々と吹く、 Art Pepper がいいんです ・・・・ くぅ〜〜っ .

 そう言えば、 "Marty Paich Quartet featuring Art Pepper" は以前持っていたなぁ、 "You And The Night And The Music" の演奏が好きだった記憶があります.
 この二人の相性は、やっぱりいい感じです.


 リーダーの Marty Paich は、ピアノも弾いているようですがどちらかというとアレンジに徹している感じがして、彼のソロ云々を語るようなアルバムではないでしょう.







 さて、今夜のもう一つの話題は俗に言う 「キリ番」 .
 「キリの良い番号」 の略で、一般的にウェブサイト上にあるアクセス・カウンタがキリの良い数字であることをいうようです ・・・・・・・・ みんな知っているとは思いますが.




60000

 めでたく 60000 アクセスです !!!
 訪問して下さったみなさま、本当にありがとうございました.

 ほぼ 100 日で 10000 更新です ・・・・・ 最近はずっとこのペースを維持です.
 
 まぁ、ブログの内容がジャズとか映画に引っかけた冴えないオヤジ日常のことを書いているだけなので、それを考えると十分すぎるほどのアクセスでしょうか.

 山ではありませんが、一歩一歩足を踏み出していればいつかは山頂にたどり着く ・・・・・・ これからもコツコツと書いていくことにしましょう.



 次の目標は ・・・・・・・・ やっぱり 100000 ですね !
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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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