McCoy_Tyner

Stick-Up!

  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 Hana-chan effect

 [名]華ちゃん効果
 複雑なシステムにおいてある場所での小さな変化が別の場所で大きな影響を持つ現象.
 例えば、湯の丸でスノーボードをしている 華ちゃん がくしゃみをすると、地球の裏側の ぺリトモレノ氷河 の氷壁が崩壊するかもしれない ・・・・・・




2020.1.12 Hana-chan 004
 ● マニュアル f2.8 1/400秒 ISO100 AWB 緑フィルター 150mm ●

 というのは冗談ですが、このブログにあっては 華ちゃん効果 絶大でした.

 アップした日の夜にはあっという間にボクのブログでの人気記事のトップになり、livedoor ブログ 「写真・カメラ」のカテゴリー・ランキングの 9 位に上りました.

 今までの 「ジャズ」 部門は全体のブログ数が 800 ほどだったので、ランキングはいつも 5 位前後.
 「写真・カメラ」部門はその 10 倍くらいのブログ数ですので、今は 20 位くらいを行ったり来たりでした.

 瞬間的ではありますが、いきなり 9 位までジャンプアップは考えられなかったなぁ.




2020.1.12 001

 だったらもっと写真張り付けておけばよかったかな.


 うん・・・!? 
 逆に張り付けてない分、次に使えるかな・・・・ (笑)

 なんて 柳の下のドジョウ になってしまいそうです.




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 最近ずっと映画ばかり観ていますが、たまにはジャズも聴かないと.
 ということで Blue Note のアルバムです.

 4200 番台ですのでいかにも新主流派といった感じのモーダルな演奏です.





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  " Stick-Up! / Bobby Hutcherson "




  1. Una Muy Bonita
       (Ornette Coleman) ・・・・ 6:27
  2. 8/4 Beat
       (Bobby Hutcherson) ・・・・ 6:59
  3. Summer Nights
       (Bobby Hutcherson) ・・・・ 6:59
  4. Black Circle
       (Bobby Hutcherson) ・・・・ 6:57
  5. Verse
       (Bobby Hutcherson) ・・・・ 9:32
  6. Blues Mind Matter
       (Bobby Hutcherson) ・・・・ 3:32



  Joe Henderson (ts), Bobby Hutcherson (vib),
  McCoy Tyner (p), Herbie Lewis (b),
  Billy Higgins (ds)

  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, July 14, 1966.




 ジャズ屋で聴いていたウン十年前は、まったく興味もなかったし、ほとんど耳にする機会もなかった ボビー・ハッチャーソン .
 数年前からしっかり聴くようになって、好きになったミュージシャンの一人です.

 特に、いかにも新主流派というようなアグレッシブな演奏がいい.




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 1 曲目のテーマ部がすごく複雑でおもしろい.
 結構アグレッシブな感じですね.
 だれが書いたか見てみたら オーネット・コールマン だって ・・・・ なるほど.
 最初にこういう演奏が入っていると、この先どんな演奏になるのか微妙に心配だったのですが.


 2 曲目の "8/4 Beat" は軽快なテンポの曲で ジョー・ヘンダーソン のテナーがこういう演奏にはぴったり.
 ピアノ・ソロもいい感じ.
 最初メンバー知らなくて マッコイ・タイナー と知って納得.


 3 曲目の "Summer Nights" は、アルバム "Happenings" (BST-84231) に入っている "Bouquet" のようなリリシズムを持った曲です.
 こういう曲にビブラフォンの音の広がりはものすごくマッチしてる気がします.
 ここでも マッコイ・タイナー のピアノがヤバいな.




joe henderson 0023

 昔で言う B 面の "Verse" もスローテンポな曲で、ヴァースと思しき部分にあの "Summertime" のメロディが.
 この曲でのテナーの入り方はゾクゾクしてしまう.
 ピアノも マッコイ らしいバッキングから、らしいソロへ.

 こういう雰囲気の曲、好きだなぁ.


 正直このアルバムも 4200 番台ということもあってそれほど期待していませんでした.
 ところが聴いてみるとすごくいい.

 ビブラフォンが作り出す音の空間がすごく心地いいし、しっかり聴いていくと緊張感もあるし.




Bobby_Hutcherson0011

 ミルト・ジャクソン とは違う演奏ですが、ボビー・ハッチャーソン のビブラフォンも癖になる.
 
 この時代の演奏は久しぶりに聴くと、緊張感や独特のリリシズムがあってすごくいい感じ.




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 今日はスキー無しで 湯の丸 へ.

 今日の 湯の丸 です ↓ ↓ 、 D-LUX7 で撮影してみました.
 誰もいませんねぇ・・・・でもこれはちょうど昼食の時間帯で、人が途切れるのを待って撮影したので.
 今日は駐車場にもそこそこ車が停まっていましたし、午後からは修学旅行のスキー教室も入って結構賑やかでした.


 左手、リフト乗り場の奥は 高地トレーニング用屋内長水路プールを備えた 「GMOアスリーツパーク湯の丸」 .
 昨年末には全日本水泳連盟 競泳ナショナルチーム の強化合宿も行われ、瀬戸大也選手や大橋悠依選手をはじめとしたトップスイマーがやってきました.
 ただ、このプールを巡って市では大きな問題が勃発しています.
 今後どうなるのか、まだちょっと不透明な部分が ・・・・




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 ● 2020.1.14 第 2 ゲレンデから ●

 さて、今日はスキー場でいろいろなところに顔出してきました.

 まずは写真を持って会社の事務所でプレゼン、
 その後レンタルショップへ行って友人と歓談、
 リフト小屋に移動して歓談、
 スノーボードスクールへ行って 華ちゃん にデータあげて歓談、
 最後はパトロール小屋へ行って今年の撮影のお願いも含めて歓談 ・・・・・・




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 ● 2020.1.7 第 3 ゲレンデから ●

 今年はできるだけ上って、写真を撮る予定でいます.
 ストリート・スナップならぬゲレンデ・スナップ.

 何事も経験あるのみ ・・・・・・




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Crescent

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 ドヨヨーーーンとした、梅雨空 ・・・・・・・・・




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 ● 6/15 電柱の見える風景 ●

 昨日は休耕地の草刈り.
 土日の天気が今一つのようだったので、朝 8 時から作業.

 10 時ころから日差しが強くなってきましたが、標高 900 m にある畑は吹く風が爽やかでした.
 まだ 1/3 ほど残っていますが、体力の限界で半日で作業終了.

 おかげで今日は筋肉痛なのです.




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 昨夜の空は雲がかかっていて、今日の雨を予測させるような感じ
 うすぼんやり月の光がありましたが、三日月ではなかったかな ・・・・・

 こちらのアルバムは、完全に三日月.





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  " Crescent / John Coltrane "





  1. Crescent ・・・・ 8:41

  2. Wise One ・・・・ 9:00

  3. Bessie's Blues ・・・・ 3:22

  4. Lonnie's Lament ・・・・ 11:45

  5. The Drum Thing ・・・・ 7:22

    * All songs composed by John Coltrane





  John Coltrane (ts), McCoy Tyner (p),
  Jimmy Garrison (b), Elvin Jones (ds)

  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, April 27 and June 1, 1964.





 Impulse ! レーベルに 1964 年に吹き込まれたスタジオ・アルバム.
 ジャケット内のポートレートは、次のアルバム "A Love Supreme" (至上の愛) のジャケット写真に使われました.





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 コルトレーンと言えば シーツ・オブ・サウンド (Sheets of sound) .

 "Sheets of sound" とは、コルトレーン のアルバム "Soultrane" (1958) のライナーノーツのなかで、評論家の Ira Gitler が初めて使った言葉です.
 意味としては「音を敷き詰めたような・・・・音の隙間が埋め尽くされたような・・・・」 といった感じのようです.
 この言葉は、その後 コルトレーン を語る上で欠かせない言葉になりました.


 それと 倍音 (Overtone) かな.
 理論とかはWiki とかで調べてください、要は同時にオクターブの違う音を出すって感じ.
 これによって平面的だった音が立体感のある演奏になるとでも言えばいいのかな.

 まぁ手っ取り早いのは コルトレーン の演奏を聴いてもらえばわかりますが.


 この シーツ・オブ・サウンド と 倍音 を使ったことによって、びっちり埋め尽くされた音の世界に、聴く者を引きずり込んで、簡単には抜け出せなくさせてしまいます.

 コルトレーン を好き嫌いに関係なく、一気に引きずり込んじゃうんだよね.




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 基本的に BGM に向いてません.
 例えば BGM から彼の演奏が流れると、 BGM ではなくなって、その音に全神経集中しちゃうんです.
 だからとっても疲れます.
 昔ジャズ屋で聴いていた頃は、コルトレーン聴きながらいつの間にか睡魔に墜ちるといったことも多々ありました.
 特に延々と続くような長いソロはグッタリ.
 おまけに演奏時間もどんどん長くなっていき、一曲が 1 時間ほどになってしまうことも.


 その意味では、このアルバム "クレッセント" は結構聴き易いと思う.
 全体に荘厳さが漂い、静かな中にも独特な雰囲気を醸し出してます.

 だから、昔からこのアルバムは結構聴いたアルバムの一枚です.





John Coltrane 008

 4 曲目の "Lonnie's Lament" と、次の "The Drum Thing" は、アナログ・レコードの B 面にあたります.
 この 2 曲ですが、なんとコルトレーンのソロ・パートがないんですね.
  "Lonnie's Lament" はピアノとベースをフューチャーし、"The Drum Thing" はタイトル通りドラムスのソロが中心になっています.

 この時期の演奏を聴くとわかりますが、演奏時間がどんどん伸びていきます.
 このアルバム発売から 2 年後に行われた日本公演では、"Crescent" の演奏がほぼ 1 時間です.

 ちなみにボクはアナログ盤の "Coltrane In Japan" (3 枚組) 、 "Second Night In Tokyo" (3 枚組) も以前は持っていましたが、一度くらいしか聴いていないはずです.
 購入して初めて聴いた時は ・・・・・・ まるで苦行のようでした (笑)

 今ではコンプリート版 CD も出ているようですが、まず購入しても聴かないと思うので買うつもりありません.


 久しぶりに聴いてみましたが、こんな梅雨空の土曜日にゆっくり聴くにはいいアルバムなのです.




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 次週の水曜日は EOS学園 の最終日.
 今回のコースは、短期間の中で一気に・・・・ という感じでした.

 可能だったら 11 月頃のコースも受講したいのですが、今年は今回で終わりになってしまう可能性もあったり ・・・・・ ちょっと寂しいですが.




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 ● EOS学園 実習風景 : 仁王立ちが 土屋先生 、その下の ほふく前進 がボク (写真提供: アムロ・おそ松 ? ) ●

 一応今後の予定としては 8 月に 仙台 で開催される ヨドバシカメラ モデル撮影会 に参加予定.
 その前日、 土屋先生 が以前から行っている復興支援のイベントがあるようです.
 可能ならそちらもほんの少しお手伝いしてこようかと思っています.


 10 月 東京 で開催される ヨドバシカメラ モデル撮影会 は、このフォトコン入賞が現在のボクの目標なのでどうしても参加したいのですが、この月にはどうしても外せないお仕事のイベントがあるので、日程が重ならないことを今から祈ってます.


 そして 12 月は 土屋組 大忘年会.

 年が明けて 3 月は CP+

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




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 ● 2019.3.2 CP+ 東芝メモリー ●

 なんとかモチベーション保ちながらいけそうかなぁ.


 地方在住のボヤッキーでした.




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Sahara

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 暑い日が続いてます.
 今日も外に出ると夏のような日差しです.




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 ● 5/25 電柱のある風景 ●

 まだ室内の温度が上がっていないので、家の中にいる分にはとても過ごしやすいんですがね.

 この土日はやらなくちゃいけないことがいくつかあって、土曜日のうちに片づけてしまいたい.



 その一つが作品作り.

 ヨドバシカメラ のフォトコン用作品と、 EOS学園 の講評会用写真作りです.
 ちょうど同じ時期になってしまったので、なぜか慌ただしさが ・・・・・ 




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 それでもようやく完成.
 ヨドバシカメラ の応募はまだ応募期間が一か月以上ありますが、ボクの場合はパッと決めて、サッと仕上げてしまいたいから、いつも早くに提出しちゃいます.

 構図を決めて、軽いレタッチして、印刷なのですが、どうしてもディスプレイ表示と違ってしまう.
 まぁこれは過去の経験から大体わかっているので、ほんのちょっとオーバー目の印刷で.
 問題はプリント用紙 ・・・・ 用紙を変えるとそこでまた色味や雰囲気が変わってしまうので、特に一押しの作品は何度も印刷して確認になってしまいます.

 当然インクもどんどん減っていったりで ・・・・・・ 涙




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 作品はすべて A3 で、今回使用する用紙は 光沢ゴールド と ラスター .
 裏にはしっかり応募用紙も貼って.
 一枚ずつビニール袋に入れ、 東京 に行く際持って行って提出してきます.

 本命は 3 枚ですが、印刷しながら確認した作品も 3 枚あり、せっかくだからそれも出しちゃいます.

 宝くじじゃありませんが、当たりますように !!




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 ちょっと前に続いて、またまた マッコイ・タイナー .
 Blue Note から Milestone に移籍して初めてのリーダー・アルバムです.

 このアルバムも今までほとんど聴くことのなかったのです.





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  " Sahara / McCoy Tyner "





  1. Ebony Queen ・・・・ 9:00

  2. A Prayer for My Family ・・・・ 4:48

  3. Valley of Life ・・・・ 5:19

  4. Rebirth ・・・・ 5:20

  5. Sahara ・・・・ 23:27





  Sonny Fortune (as.ss.fl), McCoy Tyner (p.koto.perc.fl),
  Calvin Hill (b.reeds.perc), Alphonse Mouzon (ds.tp.reeds.perc)

  Recorded at Decca Recording Studio, NYC, January 1972.






 なにか、ジャズっぽくないジャケットだよね.
 だって 琴 って、どう考えてもジャズっぽくないだろ.
 おまけにいる場所も瓦礫の中で、木箱に腰かけてるし ・・・・・ わからない.

 このジャケットだけで、食わず嫌いのアルバムだったりします.





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 まずボクは Milestone 時代のアルバムを "Sahara" 、 "Echoes of a Friend" 、 "Atlantis" 、 "Fly with the Wind" の 4 枚しか持っていません.
 他のアルバムもジャズ屋で聴いた記憶はあるものの ・・・・・・
 ですのでこの 4 枚を比較しての感想になってしまいます.


 全体の印象はモーダル ・・・・ それもかなりアグレッシブなモード・ジャズ.
 まぁメンバーの名前を見ただけでも、ある程度想像できます.

 1 曲目は、このアルバム以降の "Atlantis" や "Fly with the Wind" とちょっと似たような演奏で、ある意味納得できます.
 ただし内容的にはかなりアグレッシブな感じを受けます.


 3 曲目では、琴 を演奏しています.
 全体の雰囲気もとても日本的な感覚で、 reeds の音色もどこかお祭りのお囃子のような感じなのです.
 他にも アフリカ をイメージさせるような演奏もあります

 どうなんだろ ・・・・・・

 そういえば 2010 年 5 月の 小川さんの ON ゼミ のテーマが様々な楽器で、このアルバムの "Valley of Life" も紹介されるかなぁと思っていましたが、ありませんでした.
 もう 10 年くらいになるんですねぇ、最近ご無沙汰なのでたまには顔出さないとまずいな.




Mccoy006

 そもそも マッコイ・タイナー って、もっとハード・バップのような演奏をしたかったんじゃないの.
 そんな理由で コルトレーン のグループを脱退したといったようなことが、いろいろなところで書かれています・・・・まぁこれは本当かどうかはわかりませんが.


 ところがこのアルバムを含め、Milestoneのアルバムを聴いていると、とにかくいろいろな演奏があってよくわからないといった感じなのです.
 だからこの Milestone 時代のアルバム評価も、かなり分かれている感じで、どちらかというとまとまりがなく今一つよくない評価のほうが多いのかなぁ.




McCoy-Tyner006

 このアルバムでは、コルトレーン・グループで演奏していた頃のような、かなりハードな演奏が聴けます.
 周りのメンバーもフリーキーな演奏が得意なメンバーですので、グイグイいっちゃうって感じです


 聴く方としては、そんなに趣向を凝らさなくても、普通に演奏してくれれば十分楽しめるのに ・・・・ なんて思ってしまいますが、そこはミュージシャンの気持ちは全く違うので、必ずしも聴く側と同調しないのはやむ得ないところでしょう.




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 SEKAI NO OWARI のアルバム "ENTERTAINMENT" です.
 彼らのメジャー 1 枚目のアルバムで、ボクがこのグループを好きになった "Love the warz" 、 "Never Ending World" 、 "深い森" などなどが入っています.




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 このアルバムの最後の曲 "深い森" は三拍子の曲で、結構好きな曲です.
 基本的に iTunes で聴いてますが、途中で演奏の音が飛んだり、ノイズや雑音が入っているんですよね.
 今までそれが意図的なものだとばかり思ってました.

 アルバム購入してすぐに iTunes に入れて、 iPad や iPod 、さらにはスマホに入れたりして聴いてたんですが、その演奏が上記のような演奏だったので.
 最近それがとても気になって、ネットとか調べたんだけれど、そんなこと誰も書いてない.


 もしやと思い、久しぶりにアルバムを CD プレーヤーで再生したら、全然ノイズなんかありませんでした  orz


 どうも PC に取り込む際、なぜかこの最後の曲だけおかしくなったようです.

 今日も何度か試みましたが、微妙に最後の曲だけおかしくて.



 4・5 回同じことを繰り返してようやくきちんと取り込めました.




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 こんなことをしてたら、土曜日が終わろうとしています.
 明日も暑そうです.




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The Real McCoy

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 超大型連休も今日で終わりです (ボクはもう一日ありますが) .
 結局この連休は何もしないで、ほとんど家に引きこもっていたって感じです.
 これから 6 月にかけて、出かける機会が増えてしまうのでじっと我慢.


 まぁさすがにこれはヤバいと思い、これからやるお仕事の膨大な資料に目を通したりしてましたが.




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 ● 5/5 電柱のある風景 ●

 連休前半は天気も今一つでしたが、後半からは温かく爽やかな青空が広がりました.
 ただ昨日の夜は突然雨が降ったりで、今日も夕方から崩れそうです.


 この連休、身体的にも精神的にもダルダルになってしまったので、

 「仕事行きたくねぇ」


 なんてならなきゃいいけど ・・・・・




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 最近は SEKAOWA の音がかなり家でも、車でも流れているので、なにかこういった演奏が無性に聴きたくなりました.
 特に、ちょっとアグレッシブなテナーが聴きたい.
 アルトじゃなくて、テナーなんだな.

 でも ジョン・コルトレーン はちょっと重すぎるし、 ビリー・ハーパー も微妙に感じが違う.


 そう ・・・・・ そういう時は ジョー・ヘンダーソン なのです.






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  " The Real McCoy / McCoy Tyner "





  1. Passion Dance ・・・・ 8:47

  2. Contemplation ・・・・ 9:12

  3. Four by Five ・・・・ 6:37

  4. Search for Peace ・・・・ 6:32

  5. Blues on the Corner ・・・・ 5:58


   ( All compositions by McCoy Tyner )




  Joe Henderson (ts), McCoy Tyner (p),
  Ron Carter (b), Elvin Jones (ds)
  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, April 21, 1967.







 マッコイ・タイナー が Blue Note に移籍して、初めてのリーダー・アルバムです.
 ジャケットが Blue Note っぽくていいな.
 タイトルは、 コルトレーン グループを脱退して、本当にやりたいことをこのアルバムで出すといったような意味から付けられたのでしょうか.




 

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 このアルバムが作られた 1967 年は大きな変換期でした.

 Blue Note レーベルは 1966 年 (一部には 1965 年との表記もあり) に、経営悪化から Liberty Records に買収されます.
 そして 1967 年の秋、創設者でもあった アルフレッド・ライオン が引退.
 フランシス・ウルフ と デューク・ピアソン が Blue Note 部門のトップに就いたものの、それまでの Blue Note らしさがどんどん失われていきました.

 演奏ももちろんですが、ジャケットなどを見ればその変化は一目瞭然.
 "Time For Tyner (BST-84307)" なんて、ジャケット見ただけで購入意欲無くなってます.
デザイン的にいい悪いじゃなく、それまでの Blue Note っぽさがなくなっていった感じ

 ロック・ジャズやクロスオーバーなど、ジャズが多様化していく過渡期でもあり、このあたりからジャズ界の暗黒時代が始まったともいわれています.
 そういえばこの録音から 3 か月後、 7 月には ジョン・コルトレーン も亡くなっています.


 ボクの Blue Note コレクションも、 4000 番台、 4100 番台は無理して集めましたが、 4200 番台になると激減 ・・・・ 数えてみたら 45 タイトルだけでした.
 ちなみに 1500 番台から 4100 番台までは、あと 10 枚ほどでコンプリートです.




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 ● ⇒ Rudy Van Gelder , Alfred Lion ●

 アルバムの印象は、 コルトレーン 時代のアルバムのような感じがある.
 その意味では、先に書いたアルバム・タイトルのようにもっと今までとは違う演奏になるのかと思った人もいたかもしれません.

 全編モーダルな演奏で、 ジョー・ヘンダーソン が頑張っていますが、かなり コルトレーン にインスパイアされているような感じ.
 もちろん コルトレーン と ジョー・ヘンダーソン では似たような部分もあるものの、まったく違っていますが.
 昔は結構このアルバム抵抗あったように思うんだけれど ・・・・・

 昨日から作業中の BGM としてずっとリピートして、もう何十回と再生しまくっていますが、全然違和感なく、普通に聴き易いと思う.




McCoy Tyner 0032

 さて マッコイ・タイナー ですが、 1965 年 12 月に コルトレーン のグループを脱退.
 一般的にはコルトレーンの音楽性についていけなかったからのようです.

 インパルス 時代にもリーダー・アルバムを製作していたので、経済的にもやっていけると思ったのでしょうか.
 ところがグループを離れた途端仕事が激減し、タクシー・ドライバーなどして生計を立てていたというのは有名なお話しです.

 1967 年 Blue Note と契約し、リーダー・アルバムが7枚、ほかにサイドメンとしてレコーディングをしました.
 1971 年 Milestone に移籍、"Atlantis" など多くのアルバムを作っています.
 昔のジャズ屋でも "Atlantis" や "Fly With The Wind" は、本当によくリクエストがあった記憶があります.


 ただ、この頃からいろいろな楽器や、民族音楽なども取り入れるようになり、好き嫌いが分かれている気がします.




McCoy Tyner 0025

 これまであまり聴く機会のなかったアルバムですが、いろいろなところで彼の代表アルバムとして挙げられています.

 なるほど、今回幾度となくこの音楽を耳にしてみると、そんな評価も納得できるような気がします.


 でも 「一番好きなのは?」 って聞かれたら、間違いなく 「 Satin Doll ("Nights Of Ballads And Blues") 」 って答えちゃうでしょうけど ・・・・ (笑)






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 この連休、当然時間がたっぷりあったので Windows10 「October 2018 Update」 のアップデートをしてみました.
 通常アップデートは自動的に更新してくれますが、どうもこちらは手動でダウンロードしないとダメなようです.


 主な特徴としては、 エクスプローラー がダークモードに対応になったこと.
 下の写真のように UI が黒基調になるので、特に写真を趣味にしている人には好評のようです.

 そういえば、ボクの使っている DPP などの RAW 現像ソフトなんかもみんな黒ベースですね.




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 他にも Lightroom で 「ディテールの強化」 機能が使えるようになったみたいですが、ボクはこういったソフトを使っていないのでよくわかりません.

 それと モリサワ の UD フォントが追加になっていますが、これもボクにとってはそんなに関係しないかな.


 他にも新しい機能などあるのかもしれませんが、いまだに クラウド もピンとこないボクには、よくわかりません (笑)




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Goin' Up

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 年末年始の連休後の一週間は長かったなぁ.
 仕事もトップへのプレゼンなどあったので、精神的にもお疲れなのです.
 年末からちょっと大事な計画を 2 本並行で作っていたので、さすがに頭の中での整理が ・・・・・

 こちらの仕事は 2 月にはようやく完成になるのでもう少しの頑張りです.




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 いつもの 電柱のある風景 を Facebook にアップしたら、 「カラスがいない ・・・・」 なんて意見をいただいたので、今日は SIGMA 100-400mm で鳥を撮ってみた.
 結構鳥が集まる林のそばなので、カメラを用意して待ち始めてからほんの数分でやってきてくれました.
 ちなみに電線や電柱にとまるのは、どうも朝方が多いような気がします.


 直線距離で 30-50m くらいかな、そんなに離れてはいませんが鳥が小さいので、イメージとしてはフルサイズの 400mm じゃかなり厳しいて感じ.
 室内からのガラス越しで手持ちで撮影ですが、このレンズは結構手振れ補正いいような気がしています.


 ちなみにカラスではありませんでした (笑)




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 こちらは 1 月 2 日に撮ったものですが、気が付いたら電柱の上に.

 こちらのほうは正真正銘のカラス.




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 年末から結構古い映画を何本か観てるんだけれど、その多くが 1950 年代のモノクロ映画.
 ジャズも映画も、 50 年代と 60 年代ってどうもかなり違う感じです.

 今日のアルバムは 1960 年の録音ですが、聴くたびに何か新しい感じを受けます.





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  " Goin' Up / Freddie Hubbard "





  1. Asiatic Raes
          (Kenny Dorham) ・・・・ 6:46
  2. The Changing Scene
          (Hank Mobley) ・・・ 5:49
  3. Karioka
          (Kenny Dorham) ・・・・ 6:15
  4. A Peck a Sec
          (Hank Mobley) ・・・・ 5:49
  5. I Wished I Knew
          (Bill Smith) ・・・・ 7:48
  6. Blues for Brenda
          (Freddie Hubbard) ・・・・ 6:59





  Freddie Hubbard (tp), Hank Mobley (ts),
  McCoy Tyner (p), Paul Chambers (b),
  Philly Joe Jones (ds)

  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, November 6, 1960.






 フレディー・ハバート の Blue Note での 2 枚目のリーダー・アルバム.
 最初のリーダー・アルバム "Open Sesame (BLP-4040)" がカルテットだったのに対して、このアルバムはテナーを加えたクインテット演奏.
 ・・・・・・・って書いたけれど、勘違いしてました、 "Open Sesami" には ティナ・ ブルックス がしっかり入っていました m(_ _)m





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 このアルバムは結構好きなアルバムの一枚です.
 有名な演奏しているわけではありませんし、そんなに派手さもないんですが、ボクはこのアルバムが好きです.
 これが Blue Note ・・・・ これがモダン・ジャズっていう雰囲気.


 1 曲目は ケニー・ドーハム の有名な曲で、 "Quiet Kenny" の中で "Lotus Blossom" というタイトルで演奏しています
 この曲は "Newk's Time / Sonny Rollins" でも "Asiatic Raes" というタイトルで演奏されています.


 でもボクがこのアルバムで好きな曲は、次の "The Changing Scene"
 街歩き用の ウォークマン にこの曲が入っているので比較的耳にする機会も多かったせいかな.
 でもどこかで違う演奏を聴いたような記憶もある ・・・・・

 ちょっと調べてみたけれどわからないから、きっと気のせいかもしれません.




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 ピアノは "Open Sesame" に続いて マッコイ・タイナー .
 ところどころに彼らしいところもありますが、それは事前に知っているからそう思うんだろうな.
 このアルバム初めて聴いて、ブラインドクイズなんかされたら、間違いなくわからないと思います.
 マッコイ・タイナー はたしか、この年に ジョン・コルトレーン のグループに加入したんだっけ.


 テナーの ハンク・モブレー が、当たり前だけれどいいですね.
 ハンク・モブレー はすでにこの時代には Blue Note を代表するミュージシャンの一人でしたが、 フレディー・ハバート の演奏も一歩も引けを取らないいい演奏です.

 最近は、ちょっとお気軽な演奏を聴く機会が多かったので、こういう正統派の演奏を久しぶりに聴くと、やっぱり Blue Note だなぁ.




Hank Mobley 0062

 6 曲目の "Blues for Brenda" .
 こういうマイナー・ブルースも好きだな.
 それぞれのアドリブも聴き応えあるし.


 高層ビルをバックに、Blue Note 新鋭のトランぺッターが微笑むジャケット.
 これからの彼を象徴するようなジャケット写真であり、アルバムでもあります.




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 先に書いたように、最近ちょっと古めの映画を再鑑賞中.
 古いのでモノクロだったり、今どきの恋愛とはかけ離れたりしてますが、俗にいう名作はいつ観てもやっぱり楽しい.




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 我が家の オードリー・ヘプバーン です.

 "緑の館" は欲しいと思わないので、あと買うとしたら 3 本くらいかな.
 でも今のままでも十分だと思う部分もあったりして ・・・・・

 価格も DVD だと 1,000 円程度で買えるのがうれしい.




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Village Vanguard 11-01-1961

 今日はビックリするくらいいいお天気.
 快晴というんじゃなく、白い雲も浮かんでいるもののとにかく空が青い.

 だからちょっとこれから使う blog の写真を撮りにドライブ.



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  湯の丸高原

 ここまで上がる周りの景色が本当にヤバイ.

 新緑のとにかくキレイなこと、おまけにこの青空.
 最高のドライブになりました.


 そうそう、シャッター考えてから押す ・・・・・ これが今のテーマ.




 6 月 4 日 としまえん で ヨドバシカメラ の撮影会がありました.
 先日の EOS学園 課外授業の中でもこの話題があがっていましたが、残念ながらこの日は自治会の草刈り作業や友人に頼まれた撮影があったので参加できませんでした.


 というか、まだまだこんなところに参加できるような腕じゃないしね.



yodobasi 2017 001

 この写真は 土屋先生 が Facebook にアップしたものを借りてきましたが ・・・・・・・・・

 なんと参加者 750 人だって !!!!
 写真家 12 名、モデルさん 23 名.

 一応定員 600 名ですが、この撮影会の場合来た人拒まずなので当日にならないと何人になるかさっぱりわからないというすごい撮影会です.

 単純計算しても写真家一人のところへ 60 人くらいの参加者 ・・・・・・・ 人気ある写真家やモデルさんだったら 100 名超えちゃうかもしれません.
 その人たちが一斉にシャッター切りまくりですのでこれはもう圧巻 ・・・・・・・・ というより カオスの世界 だろうか (笑)

 どうせだったらこの状況でみんな一斉に連写させて、どのくらいの音になるのか映像観たい気がします.


 終了後、いつもの 土屋組 の集合写真がアップされていましたが、ボクと同じ基礎組のメンバーも結構参加していました ・・・・・・・・

 なにげに 宮崎 からも来てるし ・・・・・・・・・
 またレンズ新しくなってるし ・・・・・・・・・

 皆さん本当に写真好きなんですねぇ (笑)


 11 日には 築地 のお祭り.
 こちらも行きたいのは山々ですが、朝からイベントのご招待を受けているのでそちらに参加しないと.
 14 日も EOS学園 で 東京 ですしね.





 たまには ジョン・コルトレーン に浸ってみようか.
 軽い気持ちで聴き始めると、とても痛い目にあうので気持ちを正して望まないとね.

 このアルバム、白い文字で書かれている数字に大きな意味がありました.




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  " Village Vanguard 11-01-1961 "





  1. Chasin' The Trane ・・・・・ 9:52

  2. Impressions ・・・・・ 8:48

  3. Spiritual ・・・・・ 12:35

  4. The Red Planet ("Miles' Mode") ・・・・・ 9:53

  5. Naima ・・・・・ 9:37

  6. Brasilia ・・・・・ 18:37




  John Coltrane (ts.ss), Eric Dolphy (as.b-cl),
  McCoy Tyner (p : # 1 omit), Reggie Workman (b : # 1, 3-6),
  Jimmy Garrison (b : # 2 only), Elvin Jones (ds)
  Recorded Live at Village Vanguard, NYC, November 1, 1961.







 "Coltrane "Live" at the Village Vanguard" という、上のジャケット写真と同じアルバムがあります.
 ところが今日のアルバムは同じようで全く違うアルバム.

 ボクはこのアルバムかなり前に購入しましたが、正直に言うと間違えて購入したものです.




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 このアルバムは 1961 年 11 月 1 日 "ヴィレッジ・ヴァンガード" でのライブの模様が収められています.
 この "ヴィレッジ・ヴァンガード" でのライブは、10 月から行われており、そのうちの 11 月 1 日から 3 日、それと 5 日の 4 日間の演奏が録音され、何枚かのアルバムに収められています.


 最初に "Coltrane "Live" At The Village Vanguard" のタイトルで発売されたアルバムは、 11 月 2 日と 3 日の演奏から 3 曲をピックアップ.
 A 面が "Spiritual" と "Softly, as in a Morning Sunrise" 、 B 面は 16 分を超える "Chasin' the Trane" 1 曲の 3 曲構成でした.

 このアルバムが俗に言うところのオリジナルという表現でいいでしょうか.


 その後 "The Other Village Vanguard" というタイトルで 2 枚組のアルバムが発売、このアルバムもアナログ盤で持ってました.

 さらに "The Complete 1961 Village Vanguard Recordings" という 4 枚組のアルバムもあり、これが現時点での完全版と言われているようです.






 このアルバムは "Coltrane "Live" At The Village Vanguard" の CD を持っていなかったので、結構前にクリック.
 購入時曲数が多かったのも、きっとボーナス・トラックが入ってるんだな、程度でよく確認しないまま購入しちゃいました.

 だってこのジャケット見れば、演奏が浮かんでくるくらい聴いた記憶があるんだから.


 商品が届いて家で聴いていると ・・・・・・・・・
 あれっ、 "Softly, as in a Morning Sunrise" 確か入っていたと思うんだけれど ・・・・・・・

 で、よくよく CD の帯などを見ていったら別物ということを知った次第です (笑)


 せめて "The Other Village Vanguard" のような違うジャケットで発売してくれればいいのに.
 二つ上の写真、日本語ライナーノーツに使われている写真などもオリジナルと全く同じなんだよね.





 さて内容ですが ・・・・・・・・・・

 4 日間の中の一日ですので、演奏曲は他の日と当然被っています.
 だからそのあたりの聴き比べが面白いはず ・・・・・・・・・ ですが


 "The Other Village Vanguard" をその昔買った時もそうだったんですが、聴き比べようという気力がなくなるんですよ.
 とにかく一曲聴くだけでも本当に疲れます.

 そのあたり、聴く側を一気に引き込む魅力も コルトレーン らしさなんですが、一度引き込まれちゃうと、一つ一つの音を追いかけないと聴いていられない.

 これこそがまさに "Chasin' The Trane" !!!


 15分超えるような演奏は一気に脱力感なんです.

 おまけにここでの演奏には、ボクがいまだに苦手な エリック・ドルフィー 先生がフル参戦.
 これがねぇ、キツイんだ.

 3 曲目の "Spiritual" はすごく荘厳な感じの曲で好きなんだけれど ・・・・・・・・ 疲れます.
 この曲一曲でも十分すぎるぜ.








 長野県 東御市の風景 その 14 、今回は道路事情についてです.


 東御市 には 旧 東部町 以前から町を東西に抜ける 国道 18 号線 が走っていました.
 現在ではその国道に並行するように 上信越自動車道 や 浅間サンライン という幹線道路が走っています.

 南面傾斜の農村地帯ですが、交通の便は比較的いい場所でもあります.



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 こちらが 上信越自動車道 で、写真は 東京 方面を向いています.

 この場所から約 1 km 先に 東部湯の丸 IC (サービスエリア併設) があります.

 この道路は 1998 年の 長野オリンピック 関連事業で 1996 年に供用開始になっていますが、その当時は暫定 2 車線の対面通行区間がほとんどでした.


 東御市 は東は 小諸市 、西は 上田市 に挟まれています.
 自動車道建設当時、その両方の市には当然 IC が建設されることが決まっていたため、旧 東部町 としてもなんとかインターチェンジ建設を、との誘致運動が盛んに行われていました.
 たしか SA は 東部町 地籍に建設することは前から決まっていたと思います.

 結果的には SA の設置に合わせ IC 建設も決定しました.
 たしか IC の建設費用を町が出す 請願 IC だったと思いますが、はっきりとは覚えていません.

 ちなみに IC と SA に名前は建設当時の "東部湯の丸" .
 町村合併し 東御市 になりましたが、名称の変更は膨大な費用もかかることから以前のままです.

 今になれば、市にとっても本当に IC があってよかった.
 個人的にも、ボクの家から 3・4 分で IC ですのでとても重宝しております.



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 国道 18 号 の渋滞緩和も含め、 上信越自動車道 よりもずっと前に作られたのが 浅間サンライン.
 正式名称は 浅間山麓広域農道 で、 軽井沢町 追分 から 上田市 住吉 までの 27.3 km を結ぶ広域農道でです.

 この道路ができるまでは、国道での交通事故が非常に多く、特に深夜の大型トラックに起因する死亡事故が多発していました.
 これは 碓井バイパス から神経使って運転してきたものが、この 東部町 地域に入ると結構直線の道になるため居眠りが多かったと言われています.

 写真はボクが今まで毎日通っていた場所で、朝はこのあたりの上下線は完全に車で埋め尽くされます.


 一応農道なので、側道をトラクターや軽トラックが走っています.
 交通量は多めですが、どこかのどかな風景が広がっています.

A Caddy for Daddy

 先日撮った一枚.

 この車ともあと半年.
 雪道走行で汚れる前に、記念の写真を撮っておこう.



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 この車の代わりに何を買おうか ・・・・・・・

 とりあえず究極の 2 シーター ・・・・・・・・ 軽トラ購入は決めたんだけれど、いいものがあるかどうか.
 軽トラは結構乗り潰す人がほとんどだから、なかなかいい中古車が出ないようです.
 かといって新車購入するほどの必要もないし.

 ちなみにこの車、車検の時に査定してもらったら 50 万円だって.
 15 年乗ってこの価格って、かなりいいのかなぁ ・・・・・ 新車購入条件にすれば 70 万くらいはいけるかな.

 半年後どうなることやら.





 こちらのジャケット写真、青い空と白い車の色は同じですが キャデラック です.
 おまけにさりげなく美女も写っています ・・・・・・ ここが一番違うんだな !!!

 以前どこかで、 「こういうジャケットに美女と車というのは両方とも成功の証のようなものだから、結構 Blue Note でも使っているものが多い ・・・・・ 」 なんて感じのことが書かれていました.

 本当にそうなのかねぇ ・・・・・ (笑)
 まぁ父親に キャデラック 買ってやれるようになれば、成功したと言ってもおかしくないか.






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  " A Caddy for Daddy / Hank Mobley "





  1. A Caddy for Daddy
         (Hank Mobley) ・・・・・ 9:23
  2. The Morning After
         (Hank Mobley) ・・・・・ 9:45
  3. Venus Di Mildew
         (Wayne Shorter) ・・・・・ 7:13
  4. Ace Deuce Trey
         (Hank Mobley) ・・・・・ 7:15
  5. 3rd Time Around
         (Hank Mobley) ・・・・・ 6:14






  Lee Morgan (tp), Curtis Fuller (tb), Hank Mobley (ts),
  McCoy Tyner (p), Bob Cranshaw (b), Billy Higgins (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, December 18, 1965.







 このジャケットの車は キャデラック・デ・ヴィル 、セダンかクーペかはこれだけじゃちょっとわからない.
 フェンダーの形が 1967 年型に似ているんだけれど、アルバムの録音は 1965 年 ・・・・・・・・
 でもアルバムの発売は1967年の秋だったようだから、やっぱり 1967 年型かな.

 これはもう権力 (成金 ? 富裕階級 ?) の象徴って感じ、さしずめ今の時代の ランボルギーニ のようなものか.
 全長 569 cm 、幅 203 cm だって ・・・・・・ 日本じゃ取り回しに四苦八苦って感じだろう.
 ヒップホップ系ミュージシャンには人気があるようです.




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 タイトル曲で始まるこのアルバム、いかにもこの時代っぽい ・・・・・ 4200 番台ぽいなぁ.
 ロック・ビートに乗った曲で雰囲気的には、あの "The Sidewinder" のような感じ.

 時代的にもまぁ納得できると言えばできるんですが ・・・・・・・

 ただ、この一曲だけがジャズ・ロック・テイスト香るだけで、残りの 4 曲はメイン・ストリート系の演奏です.


 ボクが好きなのは断然 2 曲目 "The Morning After" .
 やっぱりこれだなぁ ・・・・・・
 リズムが変則的ですが、こういう感じのモーダルな演奏は大歓迎.
 ハンク・モブレー のソロですがちょっと雑な感じもするんだけれど、全体にはホットな感じを出しまくりでいいんだな.

 ちなみにこの 2 曲目だけ カーティス・フラー が抜けたクインテット演奏です.




Hank Mobley 005

 こういうアルバム聴いていると、やっぱり ハンク・モブレー は マイルス とは進む方向が違うんだなぁと思えちゃう.
 マイルス がすべてではないので、 Blue Note に戻りこういうアルバム作った方が本人にとってベストだったんじゃないかな.

 ハンク・モブレー のリーダー・アルバムのほとんどが Blue Note で録音されています.
 我が家にある彼のアルバム 17 枚もすべて Blue Note .

 やっぱり Blue Note を代表するミュージシャンの一人には間違いのないところですね.

 このアルバム、ジャズ・ロックがあったり、モーダルな演奏があったり、さらにはファンキー・ジャズだったり、ちょっといろいろ混ざった感じがしないでもありません.

 でもまぁ、この時代こんな感じだったんだろうな.




Bob Cranshaw 001

 つい先日 (今年の 11 月 2 日) 亡くなった Bob Cranshaw .
 彼もとても多くのアルバムにサイドメンとして演奏が残っています.
 先にちょっと触れた "The Sidewinder" にも参加していました.

 ちょっと調べたんだけれど彼のリーダー作ってないのかな.

 写真のイメージでもわかるようにとても穏やかな感じの顔をしています.
 このアルバムでの演奏も結構控えめな感じながら、堅実なプレイと言えばいいのかな.

 陽のあたらない場所でしっかり仕事しているという感じです ・・・・・・

 ・・・・・・ R.I.P.






 今朝はオレンジの光で目が覚めました.
 今日はお休みいただいて、いろいろ雑用する予定.
 いつもよりも遅く起きようと思っていたのに、このおかげでいつもより早起きしてしまいました.



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 こんな朝焼けでした.

 ボクの寝室は基本的にカーテン一年中閉めないので、朝になると朝日がドカッと飛び込んできます.
 慌てて一階の部屋からカメラを持ってきて、数枚撮影.


 すっかり寒くなりましたなぁ・・・・・・・

Coltrane (1962)

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 参議院選挙ですねぇ.

 この選挙から、選挙権が 18 歳に引き下げられました.
 タレント議員が増えなければいいのですが ・・・・・・・・・・ まぁ若い人たちがこれで政治に興味を持ってもらえればいいのかな.



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 10 日の投票日は外出のため、本日期日前投票を済ませてきました.
 現在の アベノミクス が完全だとは思いませんが、さりとて自民党潰しのために主義主張が違っていても一緒になっている野党にとても国政を任せるわけにもいかず ・・・・・

 特に 民主党 の行った事業仕分けについてはボクも少なからず影響を受けたので、この党だけにはもう二度と政権を握ってほしくないと思っております.

 まぁ、もう少しこのまま国政をみてみたいといった感じです.




 少し前から実行していた、我が家の アベンジャーズ・オペレーション ですが、かなり無理をしてようやくコンプリートになりました.
 後半はすべてオークションでの Blu-ray 探し.

 オークションに出品されている アベンジャーズ シリーズの Blu-ray は、多くが DVD や Movie-NEX が付いていない Blu-ray 一枚だけといった出品.
 出品自体もそれほど多くありません.
 おまけにボクと同じ考えで狙っている人たちも多いので、大体 2,000 円ちょっとくらいの価格の攻防戦です.



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 大手の中古本・中古家電販売のチェーン店の "Book なんとか" も、このオークションに多くの Blu-ray を出品しており、こちらは出品が多いので価格もちょっと安いのですが ・・・・・・・・・・・


 いかんせん評価が悪すぎます.

 出品数が電化製品も含めとにかく多いのできちんとした商品もありそうですが、対応のまずさや送られた商品の不満などが評価に表れています.
 同じ Blu-ray でも価格の違うものが何種類も出て、当然状態もかなり違っています.
 こんなので正しい商品きちんと届くのか、ボクも疑心暗鬼.

 さすがにそういうところで買おうとは思わないので、多少価格が高くなってしまっても写真や説明がしっかりしている個人出品者を選んでの購入なのです.


 ということでかなり散財してしまったので、しばらくは Blu-ray 購入はパス ・・・・・・・・ というか、無理.
 夏は静かに過ごすことにします.



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 お約束の ナターシャ・ロマノフ 様.

 やっぱりこのシリーズは彼女だな.
 "アイアンマン 2" は彼女の映画と言ってもおかしくない ・・・・・・ と本気で思っております (笑)

 暑い夏はエアコンをギンギンに効かせて、 "アイアンマン” から、公開順に一気 12 本観ちゃおうかと真剣に考える今日この頃.
 ちょっとばかりゼイタクな夏になりそうだな.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて、今夜も蒸し暑い.
 そんな暑さを振り払うような、もっと熱い演奏を聴いてみようか.
 そうはいっても他の演奏に比べると、かなり冷めた感じの演奏ですがその裏に危険な香りがプンプン漂っています.

 聴いていても緊張感の連続ですな.




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  " Coltrane / John Coltrane "





  1. Out of This World
              (H.Arlen-J.Marcer) ・・・・・ 14:03
  2. Soul Eyes
              (Mal Waldron) ・・・・・ 5:23
  3. The Inch Worm
              (Frank Loesser) ・・・・・ 6:16
  4. Tunji (Toon-gee)
              (John Coltrane) ・・・・・ 6:32
  5. Miles' Mode
              (John Coltrane) ・・・・・ 7:31





  John Coltrane (ts.ss), McCoy Tyner (p),
  Jimmy Garrison (b), Elvin Jones (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs,
                April 11, June 19, 20, 29, 1962.






 Prestige にも同名のアルバム "Coltrane (Prestige 7105)" があり混同しやすいですが、今日のアルバムは Impulse ! レーベル で 1962 年に録音されたものです.




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 こう見えても、アナログ盤を聴いていた頃はかなりコルトレーンに傾倒 ・・・・・・ とまではいかないものの、多くのアルバムを持っていました.

 このブログを書き始め CD も再購入するようになりましたが、現在 コルトレーン のアルバムはたった 20 枚しかありません.
 当然ブログでのアルバム紹介もそれほど多くありません.


 一番の理由は、簡単に聴けないところ.
 軽く作業用に流すなんて、とても無理.
 どちらかというと正座して聴かないと ・・・・・・・・・


 ブログで記事を書く時には、そのアルバム何回もかけっ放しなので、どんなに少なくても 4・5 回は繰り返し聴いています.
 さすがに コルトレーン を 4・5 回はねぇ ・・・・・・・・・・・・・・・・

 その昔、ジャズ屋でも コルトレーン のリクエストが続いた場合は 「ごめんなさい」 でした.



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 いきなり 14 分超えの "Out of This World" ・・・・・・・

 これがねぇ ・・・・・・・・・・ ジョン・コルトレーン なのです.


 この曲は ハロルド・アーレン 作曲、作詞が ジョニー・マーサー によるスタンダードなのですが ・・・・・・
 有名な "My Favorite Things" もそうですが、 コルトレーン はこういったスタンダードやポピュラーソングなどとても多くの演奏をしています.
 そしてそれらの演奏がみんな コルトレーン 色に染まっちゃうんです.

 このアルバムの 1 曲目を聴いて、 ジョニー・グリフィン や クリス・コナー の演奏を聴き直しちゃいました (笑)

 この演奏聴いていると、この曲がとても 1944 年に作られた曲なんて思えないんだな.



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 それでもこのアルバムは、もう少し後のアルバムに比べるとはるかに聴きやすい.
 演奏はバリバリのモード演奏ではありますが、まだフリーキーな感じはありません.
 そして一番の特徴は、 1 曲目を除き、比較的短い演奏にまとめているところでしょう.
 まぁ短いとは言っても 6・7 分あるわけです、それでもライブなどで延々と続くようなソロを含んだ演奏に比べると ・・・・・・ 聴いていても疲労感が全然違います.


 2 曲目の "Soul Eyes" でみせる独特なリリシズム、
 3 曲目の "The Inch Worm" ではソプラノ・サックスの演奏ですが、空間を切り裂いていくような激しさはまだありません.

 そしてこのアルバムで一番好きな 4 曲目の"Tunji"



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 メンバーは改めて説明がいらないくらい有名なカルテット.
 1962 年から 1965 年まで続いた不動のメンバーです.

 こういったリズム・セクションも含めて、コルトレーン・サウンドなんだな.


 じっくり聴きたいと思った時に聴くのはすごく心地いいのですが、それ以外の時にあのサウンドが耳に飛び込んでくると、緊張感のある シーツ・オブ・サウンド の波に飲み込まれてしまうのであります.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 なにかもう梅雨明けになってもおかしくないような天気です.
 日が出ると一気に気温が上昇しちゃいます.



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 近所にある農業用ため池.

 C-PL フィルターの練習で撮ってみました.
 思い通りの色を出すには、微妙に調整が難しいなぁ.


 絞り優先やシャッター速度優先のモードでもフィルター回すと自動的に設定も変更になってしまうので、やっぱりマニュアル設定にして好みの感じに撮るのがいいんだろうな.



 とりあえずいろいろ撮りながら覚えるしかないかな ・・・・・・・



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Echoes Of A Friend

  ・ ・ ・ ・ ・



 ジャズに関係した映画 "セッション" が公開されています.
 アカデミー賞 にもノミネートされており、何かと話題の作品です.

 最近公開になりましたが、ネット上でもこれが熱く燃え上がっていますね.



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 ことの発端は ミュージシャン 菊地成孔 氏が公開前にこの映画を酷評したところから始まりました.
 それが口コミでネット上で論議され始め、映画評論家 町山智浩 氏がこれに大反論して・・・・・・・

 両氏のブログ読んでみたけれど ・・・・・ 長文で 超 疲れました (笑)


 正直、なんでこんなに炎上するのか意味不明です.



 映画を観た感想をボロクソ書いただけですよね.
 一般公開前にそういうことを影響力のあるものが言うのはルール違反とか ・・・・・・・・・・

 ボクが違和感を感じるのは 「映画評論家がそんなに目くじら立てて反論するの」 ってことです.
 試写会で映画観て、それがダメだったらダメって言うのは全然おかしくないと思うんですよね.
 ましてや、ミュージシャンが映画に対してネガティブな発言しても、こういった意見に影響される人たちって一体どのくらいいるの ?
 そんなにいないと思うんだけれどなぁ.

 たしか 「あの菊池が言うんだったら、俺は観ない」 とか言うコメントがあったようですが、そんなのごくごく一部でしょう.


 大体が、評論家の意見ってみんなそんなに参考にしてるんだろうかねぇ.

 評論家嫌いのボクにとっては、そんな意見が出ることのほうがはるかに不思議なんだな.



 ちなみにこの映画、ジャズ評論家 小川隆夫 氏も Facebook で酷評していました (笑)
 そこにコメント入れたミュージシャンたちも、まったくと言っていいほどいい評価はありませんでしたね.

 ボクはどうしようかな ・・・・・・・・・
 チャーリー・パーカー がシンバル投げられる話も出てくるようなので、観てみたいとは思うんだけれど、きっとこの映画もやって来ないような気がします.



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 ちょっと話は変わるんですが、こんな騒ぎで何となく一昔前のジャズ屋を連想しちゃいました (写真は単なるジャズ喫茶のイメージですので).


 「これは絶対聴かなくちゃいけないアルバムだから ・・・・・」
 「この良さがわからないの ・・・・・・・・・」
 「そんなのリクエストしちゃダメでしょ ・・・・・・・・」


 昔はそんなお節介をやく 常連 と呼ばれる人たちが、結構ジャズ屋にいたなぁ.
 シリアス絶対主義的な ・・・・・・・

 そして常連同士で熱く激論かわしたりして ・・・・・・・ 先の映画の論議みたいにどうでもいいことなんですがね.


 ジャズを聴き始めた頃は、よくわからないながらもそんなのも含めてジャズなんだろう的に隣の会話を聴いていました.

 今になれば、なんだったんだろうと思っちゃいます.


 楽しめれば、別にシリアスでなくたっていいですよね.
 とみに最近軟弱なボクはそんなことを思ったりしています.



  ・ ・ ・ ・ ・



 このアルバムはそんな常連さんが一押ししたアルバムです.
 昔はこんな演奏を集中して聴いていたのですが、最近はちょっと疲れます.




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  " Echoes Of A Friend / McCoy Tyner "





  1. Naima
        (J.Coltrane) ・・・・・ 6:43
  2. Promise
        (J.Coltrane) ・・・・ 6:14
  3. My Favorite Things
        (O.Hammerstein ll-R.Rodgers) ・・・・・ 8:44
  4. The Discovery
        (M.Tyner) ・・・・・ 17:35
  5. Folks Tyner
        (M.Tyner) ・・・・・ 7:33





  McCoy Tyner (solo-piano)
  Recorded at Victor Studios, Tokyo, November 11, 1972.







 長年 John Coltrane とともに演奏をしてきた マッコイ・タイナー .
 そんな彼の コルトレーン へのトリビュート・アルバムです.

 全編ピアノ・ソロ.




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 3 曲目までがアナログ盤で言う A 面.
 この 3 曲はコルトレーンお馴染みの曲です.

 B 面の 2 曲が マッコイ・タイナー のオリジナル ・・・・・・ ですが、このアルバムに関してはほとんど A 面しか聴いていなかったような記憶があります.


 全編モーダルかつスピリチュアルな演奏とでも言うのかなぁ.
 しっかり聴こうとすると、やっぱり疲れます.
 かと言って、こういう演奏は BGM にできるような演奏でもないので.
 ただ キース・ジャレット の即興のような演奏ではないので、ある意味で聴き易いとも言えます.


 こういったモーダルなピアノ・ソロにしたって、フリーキーにならないところが マッコイ のいいところかもしれません.
 まぁ、フリー・ジャズに突き進んでいく コルトレーン についていけなくなった彼だから当然と言えば当然か.



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 このアルバムは日本で録音されたもので、日本のアルバム・ジャケットがこちらです.
 以前持っていたアナログ盤も当然このデザインでした.

 よく考えると、日本で録音されたものをわざわざ輸入盤買って聴いているというのもおかしな話ですね (笑)

 以前のライナーノーツに何が書かれていたのかまったく覚えてもいませんので確かなことは言えませんが、彼が初来日したのがこのアルバム録音された年.
 ですからひょっとするとその初来日の時に録音されたんじゃないかなぁ ・・・・・・ きっとそのあたりのことは国内盤 CD のライナーノーツには書いてあるんじゃないでしょうか.



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 その昔から コルトレーン はかなり聴いていたので、当然 マッコイ のピアノも好きです.
 あのグループには、やっぱり マッコイ のピアノは欠かせないと思っています.

 あのグループの中での、彼のピアノ聴いていると快感だったりします.


 そんな彼が コルトレーン への思いを込めて吹き込んだアルバムです.
 普段何気なく聴くにはちょっと重いですが、たまには正面向いてこういうアルバム聴くのも悪くない. 



  ・ ・ ・ ・ ・



 さてここ数日ホントに暑い日が続いてます.
 今日はボクの職場でも外気温が 28 ℃ でした.


 なにか春を通りこして夏になってしまいそうですね.
 これだけ気候が今までと違うと、農作物などもどうなっちゃうんだろう.



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 (EF16-35mm F4L IS USM : 17mm 1/640sec f/4 ISO-100 EV+0.3)

 昨日の夕方です.
 こういった微妙な色もステキですね、ブログ上できちんと微妙さが出るかは ? ですが.



  ・ ・ ・ ・ ・

Matador

 毎年恒例、 アカデミー賞 の発表がありました.


 一応映画大好きなので、ちょっと気になったりします.
 ただノミネート作品の多くは、まだ日本公開になっていないので ・・・・・・・

 本当はこの授賞式の前に観て、自分なりに予想なんてできればもっと楽しいのかもしれませんが.




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    第 87 回 アカデミー賞


  作品賞: "バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)"
  監督賞: アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
           "バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)"
  主演男優賞: エディ・レッドメイン "博士と彼女のセオリー"
  主演女優賞: ジュリアン・ムーア "アリスのままで"
  助演男優賞: J・K・シモンズ "セッション"
  助演女優賞: パトリシア・アークエット
           " 6 才のボクが、大人になるまで。"
  脚本賞: アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、 ニコラス・ヒアコボーネ、
        アレクサンダー・ディネラリス・Jr.、アルマンド・ボー
           "バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)"
  脚色賞: グレアム・ムーア
           "イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密"
  編集賞: トム・クロス "セッション"
  撮影賞: エマニュエル・ルベツキ
           "バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)"
  美術賞: "グランド・ブダペスト・ホテル"
  作曲賞: アレクサンドル・デプラ "グランド・ブダペスト・ホテル"
  視覚効果賞: "インターステラー"
  音響編集賞: "アメリカン・スナイパー"
  録音賞: "セッション"
  メイクアップ&ヘアスタイリング賞: "グランド・ブダペスト・ホテル"
  衣装デザイン賞: ミレーナ・カノネロ "グランド・ブダペスト・ホテル"
  主題歌賞: "Glory" (セルマ)
  外国語映画賞: "イーダ" (ポーランド)
  長編ドキュメンタリー賞: "CitizenFour"
  長編アニメーション賞: "ベイマックス"
  短編ドキュメンタリー賞: "Crisis Hotline: Veterans Press 1"
  短編アニメーション賞: "愛犬とごちそう"
  短編実写映画賞: "The Phone Call"




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 今回の アカデミー賞 は本命不在というような前評判だったようです.
 結果は "バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)" が 4 部門を獲得しました.
 マイケル・キートン と エドワード・ノートン のブリーフ姿はどうでもいいんだけれど、 助演女優賞 にノミネートされた エマ・ストーン は観てみたいので、この映画は観に行こうと思っています.


 同じ 4 部門獲得した "グランド・ブダペスト・ホテル" ですが、視聴覚的な部門のみの受賞でしたので "バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)" とはかなり中身が違っています.
 でもまぁ、ボク的にはこの 4 部門は納得.


 結構本命視されていた "アメリカン・スナイパー" ですが、 音響編集賞 のみ.
 この映画は今週観る予定.


 ボクがうれしかったのは 主演女優賞 の ジュリアン・ムーア .
 今回初めてのオスカーだったんですね.
 そういえば、少し前の彼女の映画は結構観たけれど、ここ数年の彼女の出演映画を観ていないことに気が付きました.




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 他に観てみたいと思うのは "博士と彼女のセオリー" かな.
 このポスター、横の写真を縦にしてあるのもボクのツボだったりします. 

 "レ・ミゼラブル" で マリウス を演じた エディ・レッドメイン が見事オスカーをゲットしましたし.






 今回の授賞式のステージで Lady GAGA が "サウンド・オブ・ミュージック" のメドレーを歌ったのが結構話題になっていました.
 やっぱり彼女、歌うまいですね.
 そこでも歌われた曲 ・・・・・・・ ジャズの世界でも John Coltrane の演奏から一躍有名になった曲が入ったアルバム.











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   " Matador / Grant Green "




  1. Matador
           (G.Green) ・・・・・ 10:50
  2. My Favorite Things
           (O.Hammerstein II-R.Rodgers) ・・・・・ 10:20
  3. Green Jeans
           (G.Green) ・・・・・ 9:08
  4. Bedouin
           (D.Pearson) ・・・・・ 11:38





  Grant Green (g), McCoy Tyner (p), Bob Cranshaw (b),
  Elvin Jones (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, May 20, 1964.








 このアルバムも後年発掘され、日本で GXF-3053 という番号で発表されたものです.

 最初は、他のアルバム・セッションの残りテイクを集めたものかと思っていたのですが、このアルバムのための録音で何らかの理由で発表されなかったようです.
 Blue Note にはそういうアルバムも何枚かあるので、それはそれで珍しくもありませんが.


 BN-LT 990 "Solid" というアルバムが約1カ月後に吹き込まれていますが、そちらのアルバムも未発表でした.
 両方のアルバムともに、バックのリズム・セクションは同じメンバーです.




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 マッコイ・タイナー のピアノがいいなぁ.
 1 曲目でも "Matador" でもグイグイ高揚していく感じが何とも言えない.

 
 この演奏はいい、ボクの好みにぴったり.
 今日のテーマは次の曲 "My Favorite Things" なのですが、どうも聴いてみるとボクに合うのは "Matador" .

 ボクの持っている CD は最近購入した SHM-CD 盤.
 ライナー・ノーツの最初には、こういった未発表アルバム発掘の第一人者 マイケル・カスクーナ のコメントが書かれています.
 その中でこのアルバムの "My Favorite Things" が大好きということが書かれていました.


 My Favorite Things と言えば、最初にも書いたように ジョン・コルトレーン と多くの人が答えるでしょう.
 そしてこのアルバムに参加している マッコイ・タイナー と エルビン・ジョーンズ は、 コルトレーン・グループ の一員として幾度となくこの曲を演奏してきた二人です.
 そんな二人が、初めてオリジナル通りのコード進行で演奏したと書かれています.


 なるほどねぇ ・・・・・・・・・


 コルトレーン・グループでの演奏は、おおよそ リチャード・ロジャース の世界からはかけ離れているものなぁ (笑)






grant-green-61

 グラント・グリーン は ジミー・スミス に負けないくらい Blue Note での録音が多いはずです.
 そのためか、 オクラ入り になっていたアルバムが何枚もあります.
 そんなアルバムもほとんどがリリースされ、今では廉価価格で購入できるようになりました.


 このアルバムもそんな中の一枚ですが、いいアルバムですね.
 こういう演奏を聴くと、他のアルバムも欲しくなってしまいます.
 このシリーズにしても、お小遣いの関係からみんなは購入できなかったので ・・・・・・・

 でもまぁ、ここはじっと我慢、我慢 !!



 とかくこのアルバムは "My Favorite Things" が注目されてしまいますが、他の演奏もきらりと光るような演奏です.



 ちなみに "My Favorite Things" だったら、ボクはやっぱり コルトレーン がいる演奏が好きです.



 ただし、聴くのはちょっと疲れますが (笑)

Mustang !

 昨日、WOWOW オンデマンド で何気なく観た "Diana"
 そこで彼女がジャズを聴く場面があります.

 目を閉じて選んだアルバムが Dexter Gordon の "One Flight Up"
 一曲目の "Tanya" の出だしがかかりましたが、この曲いいねぇ

 映画の中でかかった時に Blue Note ということだけはわかったんですが、曲名思い出せなくて ・・・・・・・




Diana004

 ちなみにこの映画は酷評
 英国はもちろんですが、アメリカでも酷評でした.
 ダイアナ妃 という存在が大きすぎるので、こういうのはかなり難しいですよね.
 おまけにバックグラウンドには不倫や事故死というものがあったりするんだから. 


 ナオミ・ワッツ も結構好きな女優さんなんだけれどねぇ ・・・・・・・・
 途中まで観たのですがどうも音楽のほうが気になっちゃって、 CD を引っ張り出して "Tanya" 聴いてしまいました (笑)
 映画自体の評価はよくありませんが、上のような場面で "Tanya" を選曲する辺りは 「いい仕事してるなぁ」





 今日のアルバムは ナオミ・ワッツ のような美しい女性がジャケット写真です.
 "Tanya" の作曲者 ドナルド・バード のアルバム.
 録音は デクスター・ゴードン のアルバムよりも 2 年後なのですが、内容はかなり違った雰囲気.






4238






  " Mustang ! / Donald Byrd "




  1. Mustang
         (S.Kyner) ・・・・・ 8:30
  2. Fly Little Bird Fly
         (D.Byrd) ・・・・・ 5:24
  3. I Got It Bad And That Ain't Good
         (D.Ellington-P.F.Webster) ・・・・・ 5:54
  4. Dixie Lee
         (D.Byrd) ・・・・・ 6:40
  5. On the Trail
         (F.Grofe) ・・・・・7:41
  6. I'm So Excited by You
         (D.Byrd) ・・・・・ 5:37
  7. Gingerbread Boy
         (J.Heath) ・・・・・ 8:58
  8. I'm So Excited by You (First Version)
         (D.Byrd) ・・・・・ 7:19

         # 7 & 8 : Bonus track



  # 1 - 6 :
  Donald Byrd (tp), Sonny Red (as), Hank Mobley (ts),
  McCoy Tyner (p), Walter Booker (b), Freddie Waits (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliff, June 24, 1966.

  # 7 & 8 :
  Donald Byrd (tp), Jimmy Heath (ts), McCoy Tyner (p),
  Walter Booker (b), Joe Chambers (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliff, November 18, 1964.






 ジャケットがとても印象的で、ステキなデザイン.
 どうして 野生の馬 (Mustang) がこのおネイチャンと結びつくのかは分かりかねますが (笑)

 タイトル名は ドナルド・バード が当時欲しかった車の名前、ということはこの女性も欲しかったのでしょうかね.
 まるで Miles の "Sorcerer" と同じだったりして (笑)




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 このアルバムの吹き込まれた 1966 年頃になると、どうもロック・ビートが多く使われるようになっています ・・・・・・ 4 曲目なんて "Sidewinder" を彷彿とさせちゃいます..
 ドナルド・バード に限らず、多くのミュージシャンたちが 8 ビートや 16 ビートを使い始めちゃった.


 最初に書いた デクスター・ゴードン のアルバムの "Tanya" は ドナルド・バード の作った曲.
 こういう感じの 新しさ がボクは好きなんだなぁ.
 ロック・ビートを使ったような 新しさ は、ボクにはちょっと違うかなという感じ.

 だからこのアルバムでも 5 曲目の "On the Trail" が好きなのです. 
 CD 化のボーナスで入っている 7 曲目と 8 曲目のような演奏が、やっぱり好きなんです.


 ただ ドナルド・バード はこういったロック・ビートを使うのが好きなようで、 1972 年に吹き込まれた "Black Byrd" で一気にファンクやクロスオーヴァーと呼ばれる方向へ駆け抜けていってしまいますが.
 ちなみにこの "Black Byrd" は、ジャズを聴き始めた頃 スイング・ジャーナル の何か賞を取ったような感じで高評価だったのでアナログ盤を購入しましたが、聴いてビックリ.
 その後ほとんど聴かなかったので、 CD も購入していません.

 でも今だったら聴こえ方が違うかなぁ ・・・・・・・・・





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 ドナルド・バード は Blue Note を代表するトランペッター.
 いろいろ試行錯誤しながら、 1970 年代からは違う方向に行ってしまいましたが、ボクの大好きなミュージシャンの一人です.
 Blue Note に残したアルバムも、ステキなアルバムが何枚もあります.



 このアルバムには、 ジョン・コルトレーン のグループを脱退したばかりの マッコイ・タイナー がピアノで加わっています.
 2 曲目 "Fly Little Bird Fly" の出だし、ちょっとモーダルな早弾きを聴かせますが、全体的には コルトレーン との演奏とは違って、どこかくつろいだ感じがあります.


 アルトの ソニー・レッド も久しぶりの名前という感じ.
 Blue Note にリーダー・アルバム一枚 ・・・・・・・ "Out Of The Blue (BLP 4032)" がありますが、それ以外ではあまり見かけません.
 ここでの演奏聴いても、そんなに悪くないと思うんだけれどねぇ.



 ということで、昨夜の デクスター・ゴードン から、同じ時期のアルバムを聴いてみました.








 三連休最後にしてようやく青空が広がりました.
 あまり家で引き籠るのは精神衛生上よくないので、ちょっと近所に写真を撮りに.




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 近くの山の紅葉はもう少し ・・・・・・・ それともこれで終わりなのかな.

 青空は広がっていたものの、吹く風は肌寒くて.
 完全に冬が近づいています.





 さて最後に今日のお買い物.

 二か月以上検討に検討を重ねて、ついに購入しちゃいました

 ・・・・・・・・・・・・・ と言っても、届くのは三カ月も先なのですが.




bg001

 カメラじゃないですよ、ここに映っているレンズです.

 "EF16-35mm F4L IS USM"


 前からどうしても広角ズームが欲しくて ・・・・・・・・
 どうせだったら 赤ハチマキ (Canon の L レンズ) が欲しくて ・・・・・・・
 

 レンズが良くなってからと言って、写真が良くなる訳ではありませんが ・・・・・・・

 やっぱり気持ちでしょ !!


 ちなみにとても現金一括では購入できませんので、金利 0 のローンなのです.
 なんたって CD 100 枚近く買える値段なんだから ・・・・ OMG !!!

Atlantis

 その昔、ジャズ屋でなかなかリクエストできないアルバムって言うのが結構ありまして・・・・.


 例えば Jimmy Smith ・・・・・・ これは あの小川さんも言っていますが、どうもオルガンのジャズということだけでシリアスなジャズとは認められていなかったようです.
 CTI レーベルなんて、レーベルすべてがアウト !!
 "アランフェス / Jim Hall" なんてリクエストしようものなら ・・・・・・・ カウンターに陣取る シリアスなジャズ・ファン を気取る常連さんたちからの冷たい視線を浴びてしまいます.


 さらには、レコードはあるもののジャズ屋で自主規制しているものも多々ありました.
 Ornette Coleman のアルバムや、 "Bitches Brew" 以降の Miles Davis 、 "Ascension" 以降の John Coltrane のアルバムなどが最たるものです.


 これらはほんの氷山の一角で、実際にはかけ辛いアルバムや、かけちゃいけないアルバムというものがたくさんありました ・・・・・・・ 今になればどうってことないんですがね.
 ある程度規制して、 「うちは純粋にモダン・ジャズ喫茶なのだ ・・・・・」 というようなお店のイメージを作っていたのでしょう.
 そしてお店に来てくれるお客さんにも、そういうシリアスなジャズを聴いてほしいという思い入れがあったんではないでしょうかね.
 でもこういうジャズ屋で育っていくと、知らず知らずのうちに聴かず嫌いになってしまうミュージシャンやアルバムが多くあります.


 ボクがそうでした (笑)



 当時何となくリクエストしづらかったアルバムです.





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   " Atlantis / McCoy Tyner"





  1. Atlantis
        (M.Tyner) ・・・・・ 17:54
  2. In a Sentimental Mood
        (D.Ellington-M.Kurtz-I.Mills) ・・・・・ 5:20
  3. Makin' Out
        (M.Tyner) ・・・・・ 12:51
  4. My One and Only Love
        (G.Wood-R.Mellin) ・・・・・ 9:46
  5. Pursuit
        (M.Tyner) ・・・・・ 9:12
  6. Love Samba
        (M.Tyner) ・・・・・ 15:43






  Azar Lawrence (ts.ss), McCoy Tyner (p.perc), Joony Booth (b),
  Wilby Fletcher (ds), Guilherme Franco (perc)

  Live at "Keystone Korner", San Francisco.
  # 3,5 : Recorded on August 31, 1974.
  # 1-2,4,6 : Recorded on September 1, 1974.







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 フリー・ジャズに突き進む John Coltrane についていけなくなり、独立した マッコイ・タイナー.
 Impulse! 、 Blue Note と契約をして、次に移籍したのが Milestone でした.
 この Milestone のアルバムの多くが、いろいろ新しいことに挑戦していたので、どうもシリアスなファンからは煙たがれていたんじゃないでしょうか.
 アフリカやアジアの音楽を取り入れたり、弦楽器の入ったオーケストラとの共演など ・・・・・・・・
 ともすると、フュージョンという捉われ方もしていたように思います.


 このアルバムでは、彼のオリジナル曲の間に有名なスタンダード曲を挟んでいます ・・・・・ ただ、アルバムは二日間の演奏の中からピック・アップしているので、実際のライブがどんな構成だったのかは ???
 スタンダード曲 ・・・・・ それも珠玉のバラードといっても、そこは マッコイ ですので、独特な音の広がる空間が展開されちゃうんですよね.
 とてもモーダルな音の広がりをみせる演奏なのであります.
 そしてパーカッションがかなりこのアルバムのスパイスになっていますね ・・・・・・・ このパーカッションがあるおかげで、とても乗りのいい音楽になっているように思うのですが.



 Azar Lawrence のサックスがこれまた Coltrane を彷彿させるようなバリバリ系.
 まぁ、この時代の多くのサックスはこんな感じが主流でしたからねぇ.
 折角 Coltrane のもとを離れたのですから、全然タイプの違うサックス奏者でもいいと思うんだけれど ・・・・・ まぁ、これは素人の考えでしょう.


 オリジナル・アナログ盤は 2 枚組でしたが、ボクの持っている CD は International 盤の 1 枚になっているもの.
 以前、ここに "Naima" が追加された CD 2 枚組も発売されたことがあるようですが、情報不足です.





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 マッコイ・タイナー は、 1938 年 12 月 11 日 ペンシルベニア 州 フィラデルフィア 生まれのピアニスト.
 1960 年から 1965 年まで John Coltrane のグループに参加 ・・・・・・ わずか 5 年でしたが、この 5 年に録音したアルバムの多くはいずれも Coltrane を代表するアルバムと言ってもいいんじゃないでしょうか.
 その後はいろいろなレーベルでアルバムを発表しましたが、中でも Impulse! 、 Blue Note 、 Milestone からの発表作が多いです.

 そして彼の一つのイメージが固まったのが、このアルバムを含む Milestone 時代だったのではないでしょうか.


 以前は "Echoes of a Friend" を好んで聴いていましたが、最近は Impulse! のアルバムが何となくしっくりきます.
 特に "Nights of Ballads & Blues" での Satin Doll ・・・・・・・ この曲はいつ聴いても気持ちよくなれます.

 "Atlantis" は元気が欲しくなったら聴くのがいいでしょう (笑)







 さてさて ・・・・・ 最近のお買い物について.


 最近はプチ節約モードに入っているので、以前ほどムチャ買いはしていません ・・・・・ がっ、知らず知らずのうちにお小遣いはなくなっていってます (涙)
 どうしてなんだろ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 そんなことはさておき、ようやく Blu-ray 発売が決定した ・・・・・ そして評価がわかれている映画 "プロメテウス"
 すでにアメリカなどでは発売になっていましたが、日本では来年 1 月 9 日発売.

 はい !! ・・・・・・・・・・ 当然 Click して予約なのです.




prometheus blu-ray

 予約したのは "プロメテウス 4 枚組 コレクターズ・エディション (初回生産限定) " .
 3D Blu-ray + 2D Blu-ray + 特典 Blu-ray + DVD .

 3D は観ることができないので、もう少し安い Blu-ray でもよかったのですが、いつかは 3D が観れると信じてこちらにしちゃいました ・・・・・・

 というのは嘘で、ほんとうは特典 Blu-ray が付いているからこれに決めました.


 日本語吹き替えは、劇場と同様に 剛力彩芽 なんですね.
 ボクは字幕版しか観なかったのですが、あまり評判はよろしくありませんでしたね.
 どれほどなのか、届いたらまず日本語吹き替え版でも観てみましょう.
 映画自体は確かに突っ込みどころ満載で、おまけにかなり湾曲した宣伝文句に釣られちゃった人たちもかなりいたようですが、ボクはこれもありかなという感じで、結構好きです.


 ボクとしては、 "ディレクターズ・カット版" や "完全版" といったものが出るんじゃないかと期待していたのですが、今回はそういうものはないようですね.
 ただ、別オープニングや別エンディングが特典映像の一つとして入っているようですので楽しみにしています.



 同時に発売になるもので "プロメテウス エボリューション・ブルーレイ・コレクション (9枚組) (4,000セット数量限定) " があります.
 こちらは "プロメテウス" と、過去の "エイリアン" 4 作品が一緒になったものです.
 すでに過去の "エイリアン" シリーズは Blu-ray で持っていますし、特典映像も DVD セットに入っているので、これは最初からスルー.




 ちょっと前に予約したのが、 "ダークナイト トリロジー ブルーレイ BOX (初回数量限定生産) " .



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 大好きな "Batman" ・・・・・ それも "Dark Knight" シリーズ 3 部作の Blu-ray です.
 このシリーズは、このボックスが出ることを信じて、これまで単品 Blu-ray ( 1,500 円で購入できるんですがね) 購入を控えていましたので ・・・・・・・・・・ 即、Click !!!!


 何とも言えない 暗さ がいいんですよね、このシリーズ ・・・・・・・ そこまでシリアスにしなくてもいいだろ、って突っ込みたくなるほどダークなんですよね.
 そして 3 作を観終わって紐解かれる秘密 ・・・・・・・・・ さらに含みを持ったエンディング.



 ところでこの 2 作品 ・・・・・ いずれも " (初回数量限定生産) " と謳っていますが、一体どのくらいの数量なのかよくわかりません.
 この手のボックスって、結構経ってもまだ残っていますよね.




 映画は "スノーホワイト" や "バトルシップ" も気になりはしますが、しばらく待てば必ず廉価価格で発売されるでしょうから、この辺りはじっと我慢ですね.
 "スノーホワイト" は、以前予約してたんだけれど、懐事情のためキャンセルしました.



 ジャズのアルバムに関しては、今のところどうしても欲しいと思うようなアルバムはないので、しばらくは静かにしています.
 きっと年末には、またいろいろなシリーズが発売になるんじゃないでしょうか ・・・・・・・・

 と思っていたら、 "Satchmo At Symphony Hall 65th Anniversary" が発売になるんですね.
 これはちょっと気になるなぁ.



 そして、アルバムよりも ・・・・・・・・ アンプです !!
 アンプどうしようか、マジで思案中です.
 でも、アンプを変えてもそれなりの中・低音が出なかったら ・・・・・・・・・


 そんなことをあれこれと、とりあえずは妄想の世界に耽るといたしましょう.

Night of "Satin Doll"

 数日間の暑さを忘れさせるような、今どきの梅雨空でした.
 でも午後には雲の合間からお日様も覗いていました.


 気がつけば、ブログ訪問者が 20,000 人を越えていました.
 いつもありがとうございます ・・・・・・ m(__)m
 いつの間に ・・・・・・ という感じが強いですよね、少し前までは一日の訪問客が 1 ・ 2 人という、超過疎的なブログだったんですから.
 これからも広〜く、浅〜く、とにかく量で勝負していくことにしましょう.
 銀座のお店のように敷居は高くないので、どんどん一見さんをゲットできるようなブログにしていきたいですね (笑) .



 今日はほんの少しだけ部屋の掃除をして、少し前から行方不明になっていた 山歩き の本をようやく発見しました.
 他の本の影になっていただけで、見つかってしまえば 「こんなところに・・・・」 という感じ.
 その後は mont・bell のオンライン・ショッピングで、ちょっと硬めのトレッキング・シューズを購入です.
 さすがに今履いているトレッキング・シューズでの夏山は厳しいものがありますので、シーズン前に奮発してしまいました.


 ブランドに全くこだわりは無いんですが、履いた感じと金額的なもので mont・bell になってしまいました ・・・・ まぁクラブ会員にもなっているのでポイントもつきますしね.
 近くの販売店で数回履き比べて、一番感じがいいものをオンライン・ショッピングです ・・・・ 山用品に関係なく、なんとなくオンラインで買ってしまうことが、最近の傾向です.
 おかげで、最初は買うつもりの無かったものまでつい Click してしまい、後で少し ・・・・・ いえいえ、かなり後悔しているのも最近の傾向ですので、何かしらの対策が必要かもしれません (涙) .





 このアルバムも、少し前に他のアルバムを注文する際になんとなく見つけ、何となく Click してしまったアルバムです.





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  "Nights Of Ballads and Blues / McCoy Tyner"





  1. Satin Doll
  2. We'll Be Together Again
  3. 'Round Midnight
  4. For Heaven's Sake
  5. Star Eyes
  6. Blue Monk
  7. Groove Waltz
  8. Days Of Wine And Roses





  McCoy Tyner (p), Steve Davis (b), Lex Humphries (ds)
  Recorded March 4, 1963.







 一曲目の "Satin Doll" から、物凄く軽快な演奏を聴くことができます.
 イメージ的には、どうしても John Coltrane Group の一員として、モーダルで力強い演奏スタイルのイメージを払拭できません.
 この録音が行われた時、彼はまだ John Coltrane Group でバリバリの演奏をしていた時代です.
 それも、まだ 24 歳くらいの若い頃です.
 今考えると、よくあんな若さで、あんなにもすごいグループにいて、スピリチュアルな演奏できたと驚いてしまいます.
 演奏スタイルはちょっと違いますが、 Herbie Hancock と同じように天才の一人なんでしょうね.




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 そんな McCoy が、トリオでガラリと雰囲気の違う演奏をしたのがこのアルバムです.
 このアルバムは以前にも聴いたことがあります ・・・・・ でも John Coltrane Group 以外の McCoy は、どうも Milestone で吹きこんだものの印象が強いんですね.
 だから購入して久しぶりに聴いてみると、一曲目の "Satin Doll" だけでも参ってしまいそうです.
 このスウィング感が、何とも言えないくらい軽妙で ・・・・・・.


 この "Satin Doll" は、お馴染み Duke Ellington のナンバーで、後年歌詞が付けられてヴォーカルの演奏も数多く存在しています.


  Cigarette holder which wigs me
  Over her shoulder, she digs me.
  Out cattin' my satin doll.

  Baby, shall we go out skippin?
  Careful, amigo, you're flippin',
  Speaks Latin, my satin doll.

  She's nobody's fool so I'm playing it cool as can be.
  I'll give it a whirl but I ain't for no girl catching me,
  Switch-a-rooney!

  Telephone numbers, well you know,
  Doin' my rhumbas with uno
  And that'n my Satin Doll.


 この Satin Doll の意味については、いろいろな意味がありそうです.
 歌詞自体も結構スラング使ったりしていますし.


 単純に いい女 を指しているのか、あるいは 娼婦 なのか、 男装の麗人 なんていう説もありますね.
 いずれにせよ、一昔前のシャレた男と女の物語といったところでしょうか.



 こういうちょっとイカした恋のやり取りなんて、今の時代には存在しそうもありませんね (涙) .  

In 'N Out

 連休です.
 今年の連休は、いつもの年よりもいろんな意味を持っている連休かもしれませんね.
 被災者の救援の手はだいぶ届き始めているようですが、被災地の復興に至ってはどうでしょう ・・・・・ ほとんど手つかずと言ってもおかしくないでしょうか.
 大震災のリバウンドか、被災地には関係のない観光地まで大きなダメージを受けているようです.
 不要な部分を節約したりするのは当然必要ですが、もう少し日本全体が元気出していかないと、本当に日本がダメになってしまうような気がしますね.



 ボクの連休の予定は ・・・・・ と言っても、中に仕事が挟まっているので、社会一般的連休には程遠いのですが ・・・・・ 4日に東京へ行くくらいで、あとは庭の草取りでものんびりとしていようかと思います.






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   "In 'N Out / Joe Henderson"




   1. In 'N Out
   2. Punjab
   3. Serenity
   4. Short Story
   5. Brown's Town
   6. In 'N Out  (alt-tk)




  Kenny Dorham (tp), Joe Henderson (ts), 
  McCoy Tyner (p), Richard Davis (b), Elvin Jones (ds)
  Recorded April 10, 1964.





 Joe Henderson の Blue Note での 3 枚目のリーダー作です ・・・・・・ "BLP-4140 Page One" , "BLP-4152 Our Thing" に次いで.
 オリジナルアルバムは 5 曲目まで、残りの 1 曲は International 盤のボーナス・トラックです.
 この 3 枚すべてに競演しているのが、トランペットの Kenny Dorham です.

 以前にも書いたように、イメージ的には "いぶし銀" 的なのですが、このアルバムでは 1 曲目からバリバリのモード演奏となっています.
 個人的好き嫌いになりますが、同じバリバリ吹くのでもボクは "BLP-1524 'Round About Midnight At The Cafe Bohemia" のようなハードバップの演奏のほうが好きです ・・・・・ まぁ 3 曲目の "Serenity" や 4 曲目の "Short Story" のような演奏も悪くないし、ゴキゲンですけどね.




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 バックの 3 人がスゴイな〜.
 まんま John Coltrane Quartet という感じです、この手の演奏にはピッタリの 3 人ですね (笑) .
 この中では、ちょっと Elvin Jones が大人しいような感じを受けますが ・・・・・ .


 で、そんなバックやサイドメンに乗せられてか、主役の Joe Henderson が結構自由に吹いています.
 "Page One" のアルバム評価の多くは、ちょっと大人しいというようなニュアンスが含まれていますが、ボクもそう感じてしまいます.
 2 作目の "Our Thing" は先日届いたもののまだ聴いてないのでわかりませんが、少なくてもこのアルバムのほうがはるかに自由な演奏という印象です. 
 このアルバムのあと、自身のリーダー作は "BLP-4189 Inner Urge" 、 "BLP-4227 Mode For Joe" 、計 5 枚のリーダー作を Blue Note に吹き込みました.
 この後の 2 枚も、モーダルでちょっとフリーキーな演奏になっています. 


 このアルバムも、ジャケット・デザインが秀逸です.
 太い文字と小さな文字の組み合わせが何とも言えませんし、文字の配置の微妙さもいいですよね.
 Blue Note はこんな感じで、ジャケットだけ眺めていても気持ち良く慣れるものがゴロゴロとあります.
 このあたりも 名門 と呼ばれる所以でしょう.



 さて明日も休みだから、これからゆっくり Blu-ray でも観るとします.
 少し前に届いた "パイレーツ・オブ・カリビアン ブルーレイ・トリロジー・セット" です.
 一応 DVD で三作とも持ってはいたのですが ・・・・・・・・・・ 勢いで Click してしまいました.
 1 作目は先日観たので、今夜は 2 作目ですね.


 やっぱり Blu-ray はきれいです ・・・・・・・・ それではよい連休を.

Fly with the Wind

 久しぶりに買ったマンガ本のことでも書こうかと思ったのですが、かなり読みごたえ (考えさせられること) があるのでなかなか先に進みません.
 ので、この話題はもう少し先送りにでもしましょう.



 昨日のブログで数回は "山" の話題が続くと公言してしまいましたので、一応今日も "山" に因んだ話題を ・・・・.






Tyner005





  "Fly with the Wind"





  1.  Fly with the Wind
  2.  Salvadore de Samba
  3.  Beyound the Sun
  4.  You Stepped Out of a Dream  
  5.  Rolem
  6.  Beyound the Sun (alt-tk)
  7.  Rolem (alt-tk)




  Hubert Laws (a-fl.fl), Paul Renzi (piccolo.fl),
  Raymond Duste (oboe), Linda Wood (harp),
  McCoy Tyner (p), Ron Carter (b), Billy Cobham (ds),
  and others.
  Recorded January 19-21, 1976.





 すみません、ジャケットが "山" の写真というだけです.
 にも拘らず、この山の名前が分かりません、ひょっとすると "ラカポシ山" かな〜 ・・・・ ???




Tyner012
 
 さてこのアルバム、あの MaCoy Tyner が Milestone レーベルに吹き込んだアルバムの一枚です.
 John Coltrane Quartet から脱退後、Blue Note に数枚吹き込み、70 年代からはこの Milestone レーベルに多くのアルバムを残しました.


 このアルバムでは、ストリングスとの共演です.
 といっても、俗に言うところの "with strings" とは少しばかり違います.
 ロックビートなどを取り入れ、当時で言う クロスオーバー 色が強いアルバムです ・・・ 彼は、この路線のアルバムをこのレーベルで多く吹き込んでいます.

 そのため、この当時ジャズ喫茶などではシリアスなジャズ・ファンから、完全に白い目で見られていました ・・・ リクエストなんてできないよね.
 でも時代は 2010 年です、今だったら全然聴けちゃうでしょ.
 小難しいことは必要じゃないです.


 ただ代表するアルバムか、と言われれば ・・・・ ボクはちょっとね.
 同じ Milestone レーベルに吹き込まれた、彼のピアノ・ソロのアルバム、そして亡き John Coltrane に捧げた "Echoes Of A Friend" が、ボクは彼の最高傑作だと思っているからです.
 McCoy の場合、どうしても John Coltrane Quartet のピアニストという亡霊が付きまとってしまいます.
 だからこそ、こういった音楽性に走ったのでしょうか ・・・・ まぁボクが音楽性云々言うのは似合わないのでこのあたりで止めておきますが.


 ちなみのこのアルバムも、 800 円購入の一枚です.
 800円だったから買ったと言ったほうが正しいでしょうか ・・・・ でも、悪くないアルバムですよ.
 まったく、フォローになっていそうもありませんがね (笑).





 ニコニコ動画でちょっとおもしろく、素敵な映像を見つけてしまいました.
 動画のタイトルがすごくユニークでいいんですよね.
 "水道管を背負って ・・・・" シリーズです.






 ニコニコ動画は、コメントがとってもウザイのであまり見ません ・・・ とか言っている割には自分で投稿もしてたりして (汗).
 この映像も、コメントを消してみるとステキです (画面右下の吹きだしアイコンをクリック) .
 "水道管" の意味は、屋外の水道管の立ち上がり部分の四角いカバーの柱のことで、要はこの上をカメラをスライドさせながら撮っているんですよね.
 少し素人っぽいところもあったりして、それも魅力です.
 とても映像がきれいで、他にも何本も投稿していますので、興味のある方はどうぞ.


 何本もあるうちの、どうしてこんなマイナーな山の動画かというと、この山はボクも好きな山の一つで、以前ブログにもアップしたからです (http://blog.livedoor.jp/la_belle_epoque/archives/1865885.html).
 この 黒斑山 (くろふやま) は小諸市の高峰温泉から簡単に上ることができます.
 そしてこの映像にもあるように浅間山が目の前イッパイに広がって ・・・・・ 大好きです.
 こうやって映像で見てみると、実際の景色とは別に、新しい感動がありますね.
 ちなみに "槍ヶ岳" の動画の最後には、撮影風景も入っていて、ちょっと笑ってしまいます.
 でも、よくこんなマイナーな山を撮ってくれたなーと、変な部分で感心したりもしています.



 黒斑山 の頂上から 浅間山 を眺めていると、風を受けて飛んで行けそうな気持ちになります ・・・・・ Fly with the Wind
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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