Minor_Meeting

Sonny Clark Quintet

  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 今年も残り何日という感じになってきて、師走らしい毎日.
 ここ数日は一気に冷え込みも厳しくなってきました.




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 ● 電柱のある風景 : F5.6 1/1000秒 ISO-100 AWB 16mm ●

 今日の空ですが、今日は昨日に比べると全然暖かい.
 ここ数日雲の中に隠れていた 蓼科山 も、今日は顔を出しています.

 日があたる部屋の中もポカポカなのです.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 今日の青空じゃないですが、緑が印象的なアルバム.
 これで ソニー・クラーク の写真でも入っていれば言うことないんだけれどなぁ.





1592






  " Sonny Clark Quintet "





  1. Royal Flush
       (Sonny Clark) ・・・・ 9:01
  2. Lover
       (L.Hart-R.Rogers) ・・・・ 7:03 
  3. Minor Meeting
       (Sonny Clark) ・・・・ 6:51
  4. Eastern Incident
       (Sonny Clark) ・・・・ 8:12
  5. Little Sonny
       (Sonny Clark) ・・・・ 6:35




  # 1 & 2 :
  Art Farmer (tp), Jackie McLean (as), Sonny Clark (p),
  Paul Chambers (b), Philly Joe Jones (ds)
  Recorded at RVG Studio, Hackensack, NJ, January 5, 1958.


  # 3 - 5 :
  Clifford Jordan (ts), Kenny Burrell (g), Sonny Clark (p),
  Paul Chambers (b), Pete La Roca (ds)
  Recorded at RVG Studio, Hackensack, NJ, December 8, 1957.




 BLP-1592 ・・・・・ というレコード番号までふられていながらオクラ入りになったアルバム.
 録音から 20 年後の 1976 年、東芝 EMI からリリースされようやく日の目を見ました.




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 かすかな記憶で正しいかわかりませんが、
 「"クール・ストラッティン" を知らないような人とはジャズの話をしたくない・・・・」というようなことを、 大橋巨泉 さんが言ってような気がします.


 そのくらい 日本 で、そして Blue Note のアルバムの中でも、"クール・ストラッティン" というアルバムは特別な感じがあります.
 もうあのジャケット写真だけでも秀逸すぎる.
 おまけに演奏もゴキゲンすぎる ・・・・ このタイトル曲は、いつどこで聴いても元気が出てきちゃう感じなのです.


 そんな有名アルバムと同じ日に同じメンバーで録音されたのが、今日のアルバム前半の 2 曲です.
 そのためかカタログには載っているものの、発売されなかったこのアルバムを多くのファンが待ち望んでいたようでした.

 ちなみにその後 "Cool Struttin' + 2" として、この 2 曲がボーナストラックとして入っているアルバムも発売されています.

 ちなみにいなみに、ボクはこの Cool Struttin' の CD を 2 枚持っています.
 1 枚は通常版、もう一枚は 24bit xrcd 版で、両方の CD に ボーナス・トラック 2 曲が収録されていました.
 この 2 枚ですが音の違いはかなりはっきりしてます.
 特に ポール・チェンバース のベースが全然違う.




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 ● Cool Struttin' (BLP-1588) ●

 そんなこともあり、最初の 2 曲は結構聴いた記憶があります.
 そのせいか、このアルバムの目玉は 3 曲目 (アナログ盤の A 面が最初の 2 曲、残り 3 曲が B 面でした) の "Minor Meeting" になっています.
 クリフォード・ジョーダン のちょっと太目なテナーがリズミカルにブローしてます.


 この曲の初演は "Tenorman / Lawrence Marable"
 あのアルバムでは James Clay のちょっと固めなテナーの音色が印象的でした.

 この曲は日本でも人気のある曲です.
 ソニー・クラーク の他のアルバムでも何回か取り上げられており、彼の代表曲の一つ.
 "Cool Struttin'" の2曲目 "Blue Minor" もすごくいい曲です.
 こんな感じのマイナーな曲書くのうまいですね.

 このあたりの曲は、日本人好み.




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 やっぱりいいなぁ、こういう演奏は.

 久しぶりにじっくり聴いてみたけれど、ホッとできます.
 多くの人が、どうしてこのアルバムがすぐにリリースされずオクラ入りになってしまったのか不思議と言っていますが、まさにそのとおり.

 とってもゴキゲンな半世紀以上も前の演奏なのです.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 以前ボツになった仲間内でのモデル撮影会.
 来年 1 月に実行することになりました.


 いつも地方のボクを気にかけてくださり感謝、感謝.
 他のみんなは何度かボクに隠れて都内でやっていたようですが ・・・・・・ まぁ大目に見てあげよう (笑)


 経験値では圧倒的にかないませんが、 アムロ君 や 白さん には、まだまだ負けられない.




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 ● 2018.6.9 モデル: 木谷有里 (オスカー) ●

 まだ日程だけしか決まっていませんが、場所はいつもの場所辺りだろうな.

 モデルさんはどうしても撮りたいモデルさんがいて、ちょっとアポ撮ってみたら個人撮影会は NG だって ・・・・ 残念.
 でもこのモデルさん、こちらからの連絡に対してきちんと丁寧な対応してくださり、ますます好感度アップなのです.
 秋の 昭和記念公園 でも彼女を撮影したので、このモデルさんの写真が入賞すればいいなぁなんてね.




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 撮影終了後は 勝鬨橋 のすぐそばにあるフグとてんぷらの有名なお店で、夕食食べながらプチ新年会の予定です.

 前回は何となく中止になってしまったので、今回は実現できますように.


 これで 12 月 土屋組忘年会、 1 月個人撮影会、 2 月姪っ子の結婚式、 3 月 CP+ ・・・・・・


 お出かけばかりだなぁ.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Sonny Clark Trio (Time)

 最近、まったく家からの風景を撮っていないことに気がついた.

 週末出かけちゃうと、どうしても撮る機会を逸しちゃう感じです.

 最近は日照時間が長くなってきたので、久しぶりに家に帰って駆け足でベランダへ.
 早く帰ろうと思っていたんですが、ちょっと話し込んでしまったのでかなり暗くなってしまいました.

 EF 16-35mm F4L IS USM 使用、手持ち撮影.

 

3 0030033
 ( Av:5.6 Tv:1/20 ISO:12800 EV±0 絞り優先 焦点距離:35mm )

3 007003
 ( Av:4.5 Tv:1/50 ISO:6400 EV±0 マニュアル 焦点距離:35mm )

 このくらいのサムネだとほとんど同じように見えてしまいますが、拡大すると全然違います.
 やっぱり ISO 6400 くらいまでかなぁ.



 写真の出来は置いといて ・・・・・・・
 この景色は、毎朝起きると飛び込んでくる景色ですが、やっぱりいいなぁ.

 いろいろ考えなくちゃいけないことが山積みで、本当に生きることが面倒くさいと思ってしまいますが、この風景眺めている間はそんな煩わしさを忘れさせてくれます.






 さて、 船橋 & 東京 ツアー の三部作も終了したので、いつものようにジャズの話題.
 このアルバムもアナログ盤時代愛聴したアルバムです.

 独特のオフ・ビートが何とも日本人のハートにマッチするのです.





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  " Sonny Clark Trio "




  1. Minor Meeting
  2. Nica
  3. Sonny's Crip
  4. Blues Mambo
  5. Blues Blue
  6. Junka
  7. My Conception
  8. Sonia
  9. Nica (Alternate Take)
  10. Blues Blue (Alternate Take)
  11. Junka (Alternate Take)
  12. Sonia (Alternate Take)

     All compositions by Sonny Clark.





  Sonny Clark (p), George Duvivier (b), Max Roach (ds)
  Recorded at New York, January, 1959.







 このアルバムも名盤と呼ばれているアルバム.
 本当はずっと前に HMV で 購入する予定 だったのですが、何か月経っても商品が発売にならなかったためキャンセルしたいわくつきのアルバム.

 アナログ盤で持っていましたが、オリジナルは 8 曲目まで.
 CD になりボーナス・トラックが 4 曲が加わっています.





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 ソニー・クラーク のリーダー・アルバムは Blue Note が中心で、他のレーベルはたった 2 枚.
 その 2 枚のうちの 1 枚がこのアルバムになります.

 サイドマンとしての録音も、ほとんどが Blue Note .
 活動期間が約 10 年ほどの短期間ではありますが、それを考えると比較的多くのアルバムを残しているようにも思います.


 以前はこのアルバムの録音日が 1960 年 3 月 23 日と言われていましたが、後年 1959 年 1 月の録音と言われるようになりました.
 真偽のほどは確かではありませんが ・・・・・・・・・



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 さてこのアルバム、おなじみの "Minor Meeting" から始まります.
 このフレーズを聴くとあのジャケットが思い浮かびますし、あのジャケットを見るとこのフレーズが浮かんでくる.

 2曲目の "Nica" は、あの ニカ男爵夫人 に捧げられた曲.
 この曲もいい曲です.


 このアルバムは スイングジャーナル選定ゴールドディスク を獲得しております.
 後年この賞の選定には多くの意見がささやかれましたが、このアルバムが選ばれた頃は本当にこの選定がアルバム購入の一つの目安になっていました.



Mino Ceretti

 このアルバムはジャケットが印象的です.

 この絵を描いたのは Mino Ceretti .
 (上の写真がそうかと思うんですが、ちょっと微妙だったりします)


 1930 年生まれのイタリアの画家 (ビジュアル・アーティストという表現もありました) .
 作品は抽象的ものが多く結構ヒットしますが、そのほかはほとんどイタリア語のページなので詳細はわかりません.

 ちなみに ビジュアルアート は芸術の一形態で、視覚によって認識できるような作品を制作する表現形式を指す ・・・・・ ようですね.
 この辺の分類はボクにはようわかりません.



Mino Ceretti (sonny clark)002
    "Figurazione organica (有機形)" 1963 年

 タイトルからして難しい.
 有機体のようなものが多く集まって一つの全体を構成している形 ・・・・・・・・ とでも言えばいいのかな.

 キュービリズムとはちょっと違うけれど、難解です.
 この手の絵はお金出してまで買いたいという欲求がわいてこないなぁ

 またまた脱線しました ・・・・・・・


 全編 ソニー・クラーク のオリジナルで占められたアルバムです.
 いろいろ言うことは不要で、とにかく ソニー・クラーク のピアノを十分に堪能できるアルバムです.






 さて 1 月に観た映画ですが、月半ばまではすごくいいペースだったのですがその後は一気にペースダウン.
 結局 12 本だけで終わってしまいました.

 内容的にも ・・・・・・・・・ 今ひとつ感が漂っています.


  バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 UM
  ドラゴン・ブレイド
  プリンス・オブ・ペルシャ / 時間の砂
  アンダーカバー
  荒野の七人
  マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章
  X-ミッション
  グラディエーター
  ザ・ブリザード
  バンテージ・ポイント
  SPY / スパイ
  1944 独ソ・エストニア戦線



 ということで、先月の一本は ・・・・・・・・・・・・・・・・





batman0036

 ただし劇場公開版ではなく、 アルティメット・エディション のほうを。


 この映画、劇場公開版の上映時間が 152 分、 アルティメット・エディション は 183 分 !!
 とにかく長いです.

 両バージョンをそれぞれ一回観ましたが、ぶっちゃけどこが違ったのか長すぎてわかりませんでした (汗)
 バットマン は絶対的に "ダークナイト" シリーズのほうが好きですが、まぁ今後 "DC エクステンデッド・ユニバース" シリーズがどうなるか興味もあるところですので.



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 特に注目は ワンダー・ウーマン .

 ガル・ガドット は "ワイルド・スピード" の ジゼル 役でボクのツボに完璧にハマりました.

 アイドルオタク 的な表現をすると、 スカーレット・ヨハンソン の "ブラック・ウィドウ" から 押し変 で "ワンダー・ウーマン" .
 でも、どちらも魅力的だから 兼ヲタ もありかな ・・・・・・


 シリーズ的に見ると アヴェンジャーズ・シリーズ のほうが絶対的に面白そうです.


 ただし "ブラック・ウィドウ" の吹き替えが 米倉涼子 、 "ワンダー・ウーマン" のほうは 甲斐田裕子 .
 そうなる突然ですが "ワンダー・ウーマン" に軍配.
 残念ながら 米倉涼子 の吹き替え ・・・・・・・・・ 酷すぎる (笑)




 とりあえず "ドクター・ストレンジ" の 3D 版観にいかなくちゃ.
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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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