Moodsville

Eastern Sounds / Yusef Lateef

 ここ数日、本当に暑い日が続いています.
 おまけに夕方は突然の雨 ・・・・・ 雹まで落ちてきます.

 まだ 5 月だというのにねぇ



IMG_0739

 家の庭から撮った今日の写真です
 外に出ると 暑い ! ・・・・・・ 感じ.

 家と地平線が斜めっていますが、実はこれで水平です.
 遠くの土地は南面傾斜のためこんな感じで斜めになります.
 いままでのカメラは水準器が内蔵されていなかったので、過去に撮った写真を見ると微妙に水平ではないんですよね. 
 この水準器が付いていることも、今回のカメラ更新の条件でした.



 今日明日の休日は、いろいろ仕事関係のお付き合いやら何やらで、きっと休んだ気がしないで終わってしまいそうです.
 今日の午前中も突然ボイラー点検の電話 ・・・・・・・ まぁボクが忘れていただけなんですがね
 これで午前中の貴重な 1 時間が終わってしまった.

 午後は仕事の関係の告別式、夕方からはいままで延び延びになっていた前年度退職者の送別会.
 明日は朝から半日お仕事 ・・・・・・・・・・・・・
 となると、ゆっくり休めるのは明日の午後だけということなのです.



 今日のうちにブログでも書いておこう.
 タイミング良く Amazon からアルバムも届きましたので、早速そのアルバムの一枚を聴いてみよう.









Lateef001

 




  " Eastern Sounds / Yusef Lateef "





  1. The Plum Blossom
          (Y.Lateef) ・・・・・ 4:55
  2. Blues For The Orient
          (Y.Lateef) ・・・・・ 5:34
  3. Chinq Miau
          (Y.Lateef) ・・・・・ 3:14
  4. Don't Blame Me
          (D.Feilds-J.McHugh) ・・・・・ 4:53
  5. Love Theme From "Sparticus"
          (A.North) ・・・・・ 4:11
  6. Snafu
          (Y.Lateef) ・・・・・ 5:36
  7. Purple Flower
          (Y.Lateef) ・・・・・ 4:26
  8. Love Theme From "The Robe"
          (A.Newman) ・・・・・ 3:57
  9. The Three Faces Of Balal
          (Y.Lateef) ・・・・・ 2:18




  Yusef Lateef (ts.oboe.fl), Barry Harris (p), 
  Ernie Farrow (b), Lex Humphries (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, September 5, 1961.







 食わず嫌いなボクのイメージは "超前衛的"
 だったので、いままでまったく聴く機会がありませんでした.
 ただこのアルバムのジャケットは前から知っていたし、 "スパルタカス" の演奏も何となくですが知っていたように思います.


 そんないままで縁のなかった ユセフ・ラティ−フ に目を向けさせてくれたのが、 tamae さんのブログ の記事 ・・・・・・・・ というか、そこに登場した Jimmy Heath のインタビュー映像でした.

 「・・・・・・ ユセフ・ラティーフ は、ソウルフルなブルースが得意だ」
 とその中で話していたので、なんとなく聴いてみようかなぁなんて思ったのはいいんだけれど、一体何を聴けばいいのかわかりません.

 それで有名なこのアルバムになった次第です.





Lateef001-2

 いきなりの第一印象ですが、まったく予想していた演奏とは違います.
 もっともっと、エキサイティングに、エキセントリックにブローするのかと思っていました.

 が、再度聴いてアルバム・タイトルを思い出してみると 「なるほど」 なのです.

 俗に言う オリエンタル・テイスト 一杯の演奏です.


 そんな中で 4 曲目のスタンダード "Don't Blame Me" を聴いてみると、なるほど ・・・・・・・
 「お客が聴くことに専念して、ちっとも酒が進まねえじゃないか!」
 ・・・・・・・・ 納得だったりします.


 このアルバムのジャケット、いいですねぇ.
 ボクはこのアルバムが手に届いて初めて、レーベルが Moodsville だと知りました.
 このアルバムの廉価盤のシリーズも "Prestige Master Collection" シリーズなので、てっきり Prestige だとばかり思っていました ・・・・・・ まぁ、間違いでないと言えば間違いでもないのですが (笑)

 このアルバムのジャケットもかなり 硬派感アリアリ なので、そういう意味でもちょっと抱いていた印象と違うなぁ ・・・・・ なのでした.


 途中からピアノが気になり始めました.
 基本的にライナーノーツ読まない派なので、他のメンバーもこういったブログでも書こうと思わないと見ないこともしばしばなのです.

 それで気になったピアニストを見てみたら、なんと バリー・ハリス でした.
 昔通っていたジャズ屋の主人が大好きで、ボクも結構聴いた覚えがあります.
 一番好きなアルバムは "Magnificent !" ・・・・・・・ "You Sweet and Fancy Lady" が大好きなのです.





スパルタカス001

 このアルバムの代表的な演奏 "Love Theme From Sparticus" でも、ピアノのほうがずっと気になったりします (笑)

 この "スパルタカス (Spartacus) " は 1960 年のアメリカ映画.
 スタンリー・キューブリック 監督作品としても知られていますが、本当は違う監督が降板したため急きょ キューブリック が監督を務めたようです.
 そのためなかなか自分の思い通りに運ばず、 キューブリック 本人はこの作品に失望しているとも言われています.







Lateef002

 ユセフ・ラティーフ は 1920 年 10 月 9 日 テネシー州 Chattanooga 生まれのマルチ・リード奏者.
 2013 年 12 月 23 日、前立腺がんのため 93 歳で死去.
 彼の本名は William Emanuel Huddleston 、 ユセフ・ラティ−フ という名前は回教徒名で、改宗によって名前を変えたようです.
 モハメッド・アリ など、こういった宗教を変えたことで名前を変えている人がいますね.

 ボクなんかは、完全に無宗教派と言っていいのでこういった改宗ということが全然ピンときません.


 今日届いたアルバムは、思ってイメージとは全然違いましたが、演奏は結構聴き応えあるし、聴きやすいアルバムでした.







 そう言えば、たまに拍手コメントを入れてくださる方がいます.
 通常のコメントは、コメントが入るとメールでも知らせてくれるのでわかりますが、拍手コメントはどうしても気が付くのが遅れてしまいます.


 改めまして、コメントありがとうございました.

 さて、これから送別会に ・・・・・・・・・・・・・・・・・

Velvet Moon

 しばらく暖かい日が続いていたのですが、昨日から冬らしい天気.
 関東では積雪もあったようですが、ボクの地域はまったく雪もなく ・・・・・・
 ただ、気温はグッと下がって風が刺すように冷たくなりました.


 職場ではインフルエンザが蔓延.
 とりあえずは業務遂行に支障ないのですが、さらに被害が拡大するようだと人員調整が手詰まりになりそうです.
 昨日はそんな人のやりくりで一日が終わりました.


 

 さて、最近ハマっているのが中国ドラマ "三国志 (Three Kingdom) " .
 これはもう、最高なのです.
 昔から 三国志 大好きだったので、吉川英治 のシリーズも完読しております.
 このドラマは 三国志演義 をベースに作られており、 吉川英治 のシリーズとは若干解釈的に違う部分もありますが、基本的な部分は同じですので、昔読んだところが映像となって再現されちゃうと、もうある意味の感動さえあったりするわけです.
 現在 47 集まで観たので、ちょうど折り返し.

 これについては別の機会に少しアツく書こうかと思っています.



 それでもう一つハマっているのが、とあるブログ.
 このブログに関わりのあるアルバムでも聴きながら書いてみましょう.








Flanagan02





  " The Tommy Flanagan Trio "



  1. In the Blue of the Evening
        (T.Adair-A.D'Artega) - 3:44
  2. You Go to My Head
        (J.F.Coots-H.Gillespie) - 4:30
  3. Velvet Moon
        (E.DeLange-J.Myrow) - 5:22
  4. Come Sunday
        (D.Ellington) - 3:38
  5. Born to Be Blue
        (M.Torme-R.Wells) - 4:24
  6. Jes' Fine
        (T.Flanagan) - 5:34
  7. In a Sentimental Mood
        (D.Ellington-I.Mills) - 6:39



  Tommy Flanagan (p), Tommy Potter (b),
  Roy Haynes (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, May 18, 1960.






 アルバム・タイトルが一見 "MoodsVille" と思えてしまいますが、この Moodsville というのはレーベル名で、大手 Prestige 傘下のレーベルの一つで、 Moodsville 、 Swingsville 、 Bluesville というようなレーベルがあり、 Moodsville は新鋭ミュージシャンのアルバムを中心に発表していたようです.
 ちなみに Prestige といえば一番有名なのは New Jazz の作品群でしょう.


 基本的にジャケットはこのデザインで、下半分に演奏者と曲名が書かれているようです ・・・・・・ ただし数枚のジャケットしか見ていないので、すべてがそうかどうかは不明です.
 このアルバムはそんな Moodsville の 9 作目.
 1 作目は Red Garland + Eddie "Lockjaw" Davis .

 このジャケット・デザインは正直 ・・・・・・・・・・・・ どうなのよ. 




  flanagan002

 持っているアルバムは数年前に 1,100 円という廉価価格で発売されたもので、そのせいかライナーノーツの作りなどは ・・・・・・・ 今一つ.
 まぁ基本ライナーノーツ読まないボクとしては解説がほとんど書いてないことは許せるのですが、一つ注文をつけるとすればオリジナルのジャケ裏写真を載せて欲しかった.
 英文で Roy Eyre の文章が書いてあるので、きっとこの文章はオリジナル版のものだろうけれど、できれば ・・・・・・


 最近貼りつけているジャケ裏写真がないので、仕方なく若かりし頃の Tommy Flanagan の写真を張り付けておきます.
 こういう撮り方の写真、ボクは結構好きです.



 このアルバムは Tommy Flanagan のリーダー名義としては 4 枚目になります.
 1 枚目は "Overseas" (Prestige 7134 : 1957 年録音)
 2 枚目が "The Cat" (New Jazz 8217 : 1957 年録音)
 3 枚目が "Lonely Town" (Blue Note 《UA》 GP-3186 : 1959 年録音)
 そしてこのアルバムが 4 枚目で、これ以降 1970 年代半ばまでリーダー・アルバムを録音していません.

 サイドメンとしての録音は、ビックリするくらい多くて、多くの名演の陰に Tommy Flanagan ありといってもおかしくないくらいなのです.


 "Lonely Town" は Blue Note 名義になってはいますが、元々は United Artists のアルバム.
 このアルバムは現在絶版.
 ただ最近 ユニバーサル・ミュージック でこのあたりの作品がどんどん再版されているので、陽の目をみる日も近いのかな.
 今度 小川さん に会ったら、 行方さん にお願いしてもらうように頼みますか.
 もし再販されれば、当然買おうと思ってます.


 話をこのアルバムに戻しましょう.
 このアルバムはメロディが素敵なスタンダード曲を中心に演奏されています.
 "Velvet Moon" がボクは大好き.
 聴いていてうっとりしちゃいます.
 "Overseas" とは雰囲気がちょっとばかり違っています.
 このアルバム全体が、ゆったりとした演奏ですので、初心者の方にもとても聴きやすいんじゃないでしょうか.






 さてさてもう一つ最近ハマっているのが、このブログ.


Interlude002

 といってもこの写真はボクの作ったバナーを大きくしただけですので、ここからジャンプはできませんが (笑)
 気になる方は、右側のバナーを ポチッ としてみてください.


 このブログはとあるライブ・ハウスの奥様が書いているブログなのですが、ボクの書いているブログのような広く浅い内容とは違い、しっかりした音楽理論や、ライブ・ハウスにまつわるいろいろな人間模様をとてもうまい文面で綴っています.
 実はボク、一番古い 2007 年から逆に読んでいるんですが、とにかく面白い.
 下手なジャズ書籍読むよりも、ずっとおもしろいんだな.


 映画と同じで、どこがどうに面白いかなんてことはここには書きません.
 ネタバレはしない主義なので (笑)



 ボクも同じような体験があったり、ちょっと繋がりがあるようなことがあったりと、おもわずニヤッとしてしまうのです.
 例えば、お店を開業した当時のことを読んでは、ボクがその昔通っていたジャズ屋のライブ・ハウスのことを思い出し、思わずニヤッ.
 そのことは 以前 書きました.
 ライブやり始めた頃って、当然テーブルなんか足りないので、ピアノの横で座ったりして聴いたりもしました.
 音響的にどうのなんていうレベルじゃなかったけれど、とにかくライブの迫力だけは今でも思えています.

 例えば Billy Happer の話題なんかがあったりして、そういえば Billy Happer 、2012 年に来日して京都のお寺でライブしたんだよなぁ ・・・・・・・ とボクの思い出も湧いてきます.
 あの時、とある方から招待していただいたものの都合つかず行けなかったなぁ ・・・・・・・・・ なんて.



 このブログ始めてから、いろいろな人との繋がるようになりました.
 ボク自身は、いつまでたってもジャズのルーキーなので、理論なんてまったくですが、少しずついろいろな人の影響を受けつつ大人になろうとしています (笑)
 ジャズ・ヴォーカルも気がつけば大好きになっていますし.
 フュージョンなんてまったく聴かなかったのに、今では CTI どんと来い ! です.

 今回も、こんな素敵な出会いがありました.

 No music, no life.



 そうそう ・・・・・・
 どうしてこのブログと今日のアルバムが関係あるのか.
 どうしてバナーはこんなデザインなのか ・・・・・・・・・


 なんてことを気になる方は是非ブログを覗いてみてください、すぐにわかるはずですから.
 ついでにお店にも顔を出していただければ、きっと大歓迎されるはずです.


 ただし、ボクの名前を出しても割引や特典はありませんので、あしからず.



 ボクもお店に行きたいんだけれど ・・・・・・・ 大阪は.
 街も人もみんな他の惑星のようなのです、 「大阪のおばちゃん」 と呼ばれる異星人もいるという話ですよね.
 それでも何人かの友人がいるので、大阪で会いたいのですが ・・・・・・・・・ .


 頑張って今年行こうかなぁ、そうしたら静かにライブを聴きに行ってみようかな.

 ベルベットな月明かりが照らしていたら、何も言うことないだろうな ・・・・・・・・
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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