映画の中には、俗に言う 「名場面」 というものが多くあります.
 そういったものとは別に、ちょっとした場面なんだけれど、心に残る場面というのもあります.
 ボクの場合は、そういった 「いい場面」 というものに、必ず音楽が絡んでいます.



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 例えば、 "Collateral" の最初のほうで、女性検事を乗せて目的地に付くまでの場面.
 特に "Hands of time : Groove Armada" がかかる場面の街の映像や、タクシーの中での会話のやり取りって、ちょっと素敵です.
 こういったちょっとした場面なんだけれど、印象に残ることって多いのですが、でもストーリーはどうだったっけ???なんて映画もいっぱいあります.
 映画の良し悪しと、心に残るのはまったく別物ですね.



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 それと "MIAMI VICE" !
 ここでも大好きな "Numb : Linkin Park" (ただし映画の中では違うヤツが演奏してるんだけれど) が流れたりしています.
 この映画はとにかく Cool ! 、数十年前 TV 番組の頃から、素足にシューズといった格好や、番組の中に流れる音楽が ("You Belong To The City : Glenn Frey") 素敵だったんだな.
 両方とも、Michel Mannが監督だから、そういった部分でも監督の好き嫌いが出ますね.



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 映画の音楽で忘れられないのが "The Motorcycle Diaries" です.
 これももう グスタブ・サンタオラージャ の音楽が最高で、この音楽が映画の内容を表現しているといっても過言ではないでしょうか.
 "21g" 、 "Babbel" どれも哀愁帯びた素敵な音楽が流れています.