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My Funny Valentine

  ・ ・ ・ ・ ・



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 (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/125sec f/10 ISO-100)

 今日はとても暖かでいいお天気の土曜日 ・・・・・・ 家の近くの小学校の桜を撮ってみました.




 昨日は家に帰っていつものようにまったり ・・・・・・・
 でも、金曜日なのでいつもの夜と違い全然のんびりできるのです.


 たまたま CD ジャケットのスキャナ撮り込みしてないものが数枚あったので始めてみたら、以前から持っているアルバムの裏ジャケットを結構撮り込んでないのを発見.
 特に以前ブログでアップしたアルバム ・・・・・・・ それも ホンタケ のアルバムの多くが表ジャケットのみの掲載でした.


 自称 "ホンタケ・フリーク" としてこれはまずいと思い、まだ撮り込んでなかった裏ジャケットの撮り込み開始.
 撮り込んではトリミング ・・・・・・・・ の繰り返しです.


 この作業は 1 時間くらいで終わったのですが、ついでだから過去の記事に裏ジャケット載せようなんて思ったのが運の尽き ・・・・・・・・・・・・


 結局ここからまた 2 時間ほどかかってしまいました.



 映画でものんびり観ようと思っていたのですが、結局観れずじまい.




  ・ ・ ・ ・ ・



 作業中かけ流していた iTunes から聴こえてきた、季節外れの "My Funny Valentine" です.




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  " My Funny Valentine / 本田竹曠 "





  1. On Green Dolphin Street
         (N.Washington-B.Kaper) ・・・・ 6:44
  2. Stella By Starlight
         (N.Washington-V.Young) ・・・・ 5:49
  3. My Funny Valentine
         (L.Hart-R.Rogers) ・・・・ 6:23
  4. Little B's Poem
         (B.Hutcherson) ・・・・ 6:20
  5. The Shadow Of Your Smile
         (P.F.Webster-J.Mandel) ・・・・ 5:23
  6. Blues On The Corner
         (M.Tyner) ・・・・ 6:36
  7. My One And Only Love
         (R.Mellin-G.Wood) ・・・・ 9:23
  8. 'Round About Midnight
         (B.Hanighen-C.Williams-T.Monk) ・・・・ 5:33






  本田竹曠 (p), 井野信義 (b), 森山威男 (ds)
  Recorded at CBS・ソニー信濃町スタジオ, April 3 & 4, 1985.







 このアルバムと同時に吹き込まれたものが "In A Sentimental Mood"
 前にも書いたように、この 2 枚ってなんとなくボクのイメージする ホンタケ とはちょっと違っている感じがあって、購入も少しためらいがちでした.


 聴く側の勝手 ・・・・・・ という感じで、 ホンタケ こうあるべし ! なんてところがあったんですよ.
 普通のミュージシャンだったら、きっとこれで購入しなかったんだろうけれど、そこは大好きな ホンタケ なので.

 結局は買っちゃうんだよね ・・・・・ (笑)




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 文中リンクのため以前書いたものを読んでみたら、今聴いている感じと同じようなことが書かれていました.
 やっぱり物足りなさがあるんですよね.
 
 先月の 小川さん と 藤井武 氏のお話しの中でも、「大手は商売になりそうだとわかるとジャズのアルバムも作り始める、有名でなくても、金になりそうもなくてもやるのがマイナー・レーベルの強み ・・・・・・ 」 と.

 このアルバムなんか聴いていると、ひょっとするとその話の通りのアルバムなのかなぁなんてことも思ってしまいます.
 これだけのメンバーで、二日間 16 曲の録音ですので演奏も音もそれなりにいいんです.



 でも、やっぱり物足りなさがどこかにあるなぁ
 ジャケットにしても、いかにも ・・・・・・・ って感じなんだよね.



 全曲有名なスタンダードですので、そうは言っても購入前にはどんな演奏になるのかちょっと期待もしました.


 やっぱりボクは TRIO レーベル ・・・・・ そして '70 年代の ホンタケ だな.
 
 この後 Fun House から数枚のアルバムをリリースしますが、そちらの方がまだ ホンタケ のやりたいことが見えるようなアルバムです.




 発売当時、ライナーノーツは 立川直樹 氏が書いています.
 これが小説の一節のような感じなのです.

 演奏同様、悪くはないですよ.
 でもボクはちょっとばかり、なんだかなぁ ・・・・・・・・・・・・

  ・・・・・・・・・・・・・ 南無



  ・ ・ ・ ・ ・




 葉桜の季節に君を想うということ ・・・・・・・・

 ずっと前にこんな小説を読んだことを思い出しました.



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 (EF70-200mm F2.8L USM : 195mm 1/320sec f/4.5 ISO-160)

 これは葉桜ではなく、これから咲こうとしているつぼみです.

 ギョイコウ (御衣黄) という名の桜で、 緑の桜 とも言われています.
 職場の近くにあるお寺の参道わきに、一本だけあるんですがかなり弱弱しい.


 そろそろ咲き始めるかと見にいってきましたが、まだまだでした.
 キレイに咲いた写真が撮れたらまたアップします.




 さて、今日はまだまだ時間があるのでのんびり映画でも観れそう.



  ・ ・ ・ ・ ・

My Funny Valentine

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 今週末も雪のようです.
 今朝はシンシンと細かな雪が舞い落ちています.
 いつもの景色はまったく観ることもできず、ただただ白い世界が広がっています.


 お休みですが、今日は道路もすでに真っ白ですからどこにも出ないで、ひたすら家に引きこもることにします.
 のんびりジャズでも聴きながら、気が向いたら映画でも観てみようか.


 そう言えば今日は バレンタイン・デー ・・・・・・・・ チョコレートなどまったく縁がないのですが、いつものように 東京 からホットな贈り物が届いていました.

 じゃあ、月並みではありますが My Funny Valentine の入っているアルバムでも聴いてみましょう.
 当然ですが、まだここに取り上げていなかったアルバムでも ・・・・・



 



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  " The Cool Voice of Rita Reys "




  1. It's All Right with Me
         (C.Porter) ・・・・・ 2:38
  2. Gone with the Wind
         (A.Wrubel-H.Magidson) ・・・・・ 2:35
  3. My Funny Valentine
         (L.Hart-R.Rodgers) ・・・・・ 3:00 
  4. But Not for Me
         (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 2:10
  5. I Should Care
         (A.Stordahl-P.Weston-S.Cahn) ・・・・・ 2:39
  6. There Will Never Be Another You
         (H.Warren-M.Gordon) ・・・・・ 2:28
  7. I Cried for You
         (G.Arnheim-A.Freed-A.Lyman) ・・・・・ 3:30
  8. You'd Be So Nice to Come Home To
         (C.Porter) ・・・・・ 3:37
  9. My One and Only Love
         (G.Wood-R.Mellin) ・・・・・ 4:15
  10. That Old Black Magic
         (H.Arlen-J.Mercer) ・・・・・ 2:57
  11. Spring Will Be a Little Late This Year
         (F.Loesser) ・・・・・ 3:42
  12. Taking a Chance on Love
         (V.Duke-J.La Touche-T.Fetter) ・・・・・ 2:37





  Rita Reys (vo),
  # 1, 2, 4 : Recorded at Phonogram Studios in Hilversum,
                    Holland, February 16, 1956.
   Ack Van Rooyen (tp.arr), Herman Schoonderwalt (b-s),
   Rob Madna (p), Dick Bezemer (b), Wessel Ilcken (ds)

  # 3 : Recorded at Phonogram Studios in Hilversum,
                    Holland, January 17, 1955.
   Toon Van Vliet (ts), Dick Bezemer (tb.arr), 
   Ack Van Rooyen (p.arr), Chris Bender (b), Wessel Ilcken (ds)

  # 5, 6 : Recorded at Phonogram Studios in Hilversum,
                    Holland, August 16, 1955.
   Ack Van Rooyen (tp.arr), Toon Van Vliet (ts),
   Rob Madna (p), Dick Bezemer (b), Wessel Ilcken (ds)

  # 8, 12 : Recorded at New York City, May 3, 1956.
  # 7, 10 : Recorded at New York City, June 25, 1956
   Donald Byrd (tp), Hank Mobley (tp), Horace Silver (p),
   Doug Watkins (b), Art Blakey (ds)

  # 9, 11 : Recorded at New York City, June 25, 1956
   Donald Byrd (tp), Ira Sullivan (tp), Kenny Drew (p),
   Wilbur Ware (b), Art Blakey (ds), Horace Silver (arr)









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 以前に "The Cool Voice of Rita Reys No.2" のことを書きました.
 こちらのアルバムは Rita Reys のデビュー・アルバム.
 オランダ と アメリカ で録音された演奏が収録されています.

 No.2 の方はオーケストラがバックでしたが、こちらはスモール・コンボ.
 特にアナログ盤で言うところの B 面のバックが The Jazz Messengers というところが、このアルバムの売りだったのかもしれませんね.


 ジャケットのデザインは、 No.2 の方が素敵です.
 こちらのジャケットも悪くないのですが、あまりにも暗すぎという感じなのです.
 もう少しバックと顔のコントラストを分けてあげたらよかったのに、なんて素人ながらに思ってしまいます.


 ジャケットと言えばこんなジャケットも見つけました.




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 こちらのジャケットがオリジナルなのでしょうか?
 それとも、オランダでの発売が Philips で、アメリカは Columbia レーベルだったことを考えると、こちらはアメリカ盤のデザインというのが正しいのでしょうか.


 演奏としてはスモール・コンボとの演奏の方が、ボクは好み.
 曲もこちらのアルバムの方がお好みでしょうか.
 どれもが聴いたことのある曲です.


 最初に聴いてビックリしたのが 7 曲目の "I Cried for You" .
 "The Amazing Bud Powell, Vol. 1" (BLP-1503) に入っている "Bouncing With Bud" そのもの.  
 最初に聴いた時、思わずジャケットで曲名を確認してしまいました.
 この "Bouncing With Bud" はボクも大好きな曲だったので、さすがの知識に乏しいボクでもすぐに気がついた次第なのです.




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 さて、今日の本題 "My Funny Valentine" .


 この曲は Richard Rodgers & Lorenz Hart という黄金コンビが 1937 年のミュージカル "Babes in Arms" のために作った曲で、今や代表的なジャズ・スタンダードでもあります.
 玉数の少ないボクの CD コレクションですが、さすがにこの曲は何十曲とありました.
 Miles Davis をはじめ、ほとんどのミュージシャンが一度くらい演奏したことのある曲かもしれません.
 インストはもちろん、ボーカルも定番中の定番ナンバーです.
 実はこの曲についても、 シェイクスピア に絡めた楽しいお話しが ここに ありました.

 この記事はとても面白いので、興味のある方は是非ジャンプしてみてください.





 ボクの Valentine に因んだ話題は、もう少し変態チックなのです ・・・・・・・ といっても、直接的にこの曲につながっている訳ではありませんが.

 Richard Rodgers & Lorenz Hart という黄金コンビは、 1920 から 1930 年代を中心に活躍した作曲家と作詞家.
 多くのブロードウェイ・ミュージカルの楽曲を手掛けており、有名な曲もたくさんあります.
 この "My Funny Valentine" も 1937 年のミュージカル "Babes in Arms" のために作られたもので、このミュージカルには先日書いた "The Lady Is a Tramp" も使われています.

 そんな Rodgers & Hart ですので、一般の方にとっても名前は知れ渡っていたはずです.





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 J.D. サリンジャー の "大工よ、屋根の梁を高く上げよ" のことも "The Lady Is a Tramp" の時一緒に書きましたが、実はこの物語の中に Rodgers & Hart が登場したりしちゃうんですね.
 思わず笑っちゃいました.


 1942 年、長男 シーモア の結婚式出席のためニューヨークを訪れた バディ が式場で長い時間 シーモア が現れるのを他の招待客と待っている場面.
 会場にはオルガンの音色がバッハを奏でていたのですが、待ち疲れイライラし始めた招待客同様、突然バッハの演奏を止め違う曲を演奏し始めます.

 それが Rodgers & Hart の初期の曲 !!


 さすがに曲名は書かれていませんが ・・・・・・ 笑っちゃうな.
 こんなところで、この名前に出会うとはね.

 上の Rita Reys の煙を吐き出している姿が、なんとなくちょっとイラつく シルズバーン夫人 のように思えてしまうのは気のせいなのか.


 ・・・・・・・・ "My Heart Stood Still" でも演奏したのでしょうかねぇ (笑)







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 突然ですが、先週の大雪の日時計が止まりました.
 いつも使っている時計は LUMINOX という時計.

 軽くて頑丈で、夜間も見やすいので結構気に入ってます.


 ただ、電池交換が普通の時計屋さんでできません.
 そこが面倒なんですよね.

 正規販売店でないとダメなんですが、近くにはそういったお店がありません.
 前は 軽井沢 のショッピングモールにあったんだけどなぁ ・・・・・・・・ 


 いっそのことオーバーホールでメーカーに出そうかと思案中です.

 購入したのが 2002 年だからもう 10 年以上使用していますが、まだまだいけます.
 そう考えると、やっぱりオーバーホールだな ・・・・・・・・・

Songs for Young Lovers

 1970 年 2 月 13 日は、ボクの大好きな Black Sabbath のデビュー・アルバムがイギリスで発売された安息日ならぬ記念日.
 だからちょっとそんなことでも書こうかと思ったのですが、世間一般的に今日は バレンタイン・デー ・・・・・

 チョコレートはまったく縁がありませんが、せめて音楽くらいは定番中の定番ともいえるあの曲を聴いてみましょうか.
 いろいろな演奏がたくさんありますが、今日はヴォーカル.
 アルバムのタイトルも、ズバリ !! なのです.




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   " Swing Easy ! / Frank Sinatra "





  1. Just One of Those Things
          (C.Porter) ・・・・・ 3:14
  2. I'm Gonna Sit Right Down (And Write Myself a Letter)
          (F.E. Ahlert-J.Young) ・・・・・ 2:27 
  3. Sunday
          (C.Conn-B.Krueger-N.Miller-J.Styne) ・・・・・ 2:29
  4. Wrap Your Troubles in Dreams
          (H.Barris-T.Koehler-B.Moll) ・・・・・ 2:14
  5. Taking a Chance on Love
          (V.Duke-T.Fetter-J.Latouche) ・・・・・ 2:12
  6. Jeepers Creepers
          (H.Warren-J.Mercer) ・・・・・ 2:22
  7. Get Happy
          (T.Koehler-H.Arlen) ・・・・・ 2:25
  8. All of Me
          (G.Marks-S.Simons) ・・・・・ 2:07

  9. My Funny Valentine
          (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・・ 2:31
  10. The Girl Next Door
          (R.Blane-H.Martin) ・・・・・ 2:36
  11. A Foggy Day
          (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 2:38
  12. Like Someone in Love
          (J.V.Heusen-J.Burke) ・・・・・ 3:09
  13. I Get a Kick Out of You
          (C.Porter) ・・・・・ 2:53
  14. Little Girl Blue
          (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・・ 2:52
  15. They Can't Take That Away from Me
          (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 1:57
  16. Violets for Your Furs
          (T.Adair-M.Dennis) ・・・・・ 3:05




  Frank Sinatra (vo), Nelson Riddle (arr.cond)
  # 1 - 4 : Recorded at Hollywood, LA, April 7, 1954.
  # 5 - 8 : Recorded at Hollywood, LA, April 9, 1954.
  # 9,11,15,16 : Recorded at Hollywood, LA, November 5, 1953.
  # 10,12 - 14 : Recorded at Hollywood, LA, November 6, 1953.





 アルバムのタイトルが全然 ズバリ ではないですが、これにはちょっとした訳があります.


 ボクの持っている CD は、上記の 16 曲が入っていますが、これって 2 枚のオリジナルアルバムが一枚の CD になったものです.



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 一枚は "Swing Easy !" で、もう一枚のアルバムが上の写真の "Songs for Young Lovers" .


 もともとこの 2 枚のアルバムは、 30 cm LP ではなく 25 cm (10 インチ) LP で発売されていたため、片面約 10 分程度.
 その後 30 cm LP で発売される際に、この 2 枚がカップリングされて今に至っています.

 日本での発売は 1958 年 10 月 ・・・・・・ 結構早く日本でも発売になっていますねぇ.
 アルバム・タイトルは "フランク・シナトラ傑作集" で、ライナー・ノーツは 大橋巨泉 氏だったようです.


 1 曲目から 8 曲目までが "Swing Easy !" .
 残りの 8 曲が "Songs for Young Lovers" で、 "My Funny Valentine" はこちらのアルバムに収録されていました.
 両アルバムともに、アレンジは Nelson Riddle でバックの演奏は彼のオーケストラです.

 "Swing Easy !" の 8 曲は、タイトル通り軽快でダイナミックな演奏.
 一方の "Songs for Young Lovers" はちょっとしっとり目に歌い上げています.




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 そんな "My Funny Valentine" ですが、この曲も多くのスタンダード曲同様に、ミュージカルのために作られた曲です.
 1937 年 4 月 14 日に初演の ブロードウェイ・ミュージカル "Babes in Arms" がそれ.
 音楽を担当したのは、あの有名な R.Rodgers と L.Hart ・・・・・ 少し前のブログ "Little Girl Blue" でも取り上げました.

 写真のポスターは、ミュージカル版ではなく 1939 年に公開された同名映画のもので、主演は ジュディー・ガーランド と ミッキー・ルーニー .
 一昔前に VHS で発売になっていたようですが、 DVD 等の発売は不明です.




 今夜はいろいろなところで新しい恋が生まれているのでしょうか ・・・・・





 さて、またまたいただきものです.
 後輩 ・・・・・ 部下と言ったほうがいいのかなぁ、あまり好きな言葉じゃないけれど.

 そうだ、職場の若手職員のほうがいいですね.


 そんな若手職員から、ハワイ旅行のお土産いただきました.



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 スタバ のマグカップです.
 旅行に行く前から、お土産を指定していました ・・・・・ それもできるだけかさ張るような (笑)

 折角のお土産なので、どうせだったら気に入ったものが欲しいボクは、いつも最初におねだりをしてしまいます.
 割らずの持ってきていただいたマグカップですので、職場で使うことにします.

 このハワイ旅行って、少し遅れた新婚旅行です ・・・・・・ それも乳児を連れての.
 この旅行を計画している頃、ちょうど飛行機の中で泣きやまない子供にぶち切れたマンガ家の話題があったりしたので、みんなで止めた方がいいと忠告 ・・・・ 脅迫したのですが.

 まぁ大きなトラブルもなく楽しんできたようでなにより.


 こちらのカップならぬカップルは、 Funny というよりもきっと sweet なバレンタインを迎えているんでしょうね.







 最後の話題は、ボクが大好きな "攻殻機動隊" のお話し.
 実は新しいシリーズが今年登場します.

 "攻殻機動隊 ARISE"

 50 分くらいのお話で 4 話完結のシリーズのようです.
 まぁ新しいシリーズができることはさしたる問題ではないのですが ・・・・・・・・・・



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 大きな問題はスタッフの変更です.
 特に声優陣が総入れ替えなのです !!

 どうなんだ、これって !?

 ボクは 田中敦子 さんの 草薙素子 が好きなので、今の段階で声優が変わるということにスイッチの切り替えができません.
 公安 9 課メンバーも、みんな変わってしまうようなので ・・・・・・ どうなのよ、これっ!!

 すでにポスターも公開されていますが、 草薙素子 のイメージも全然変わってしまっています.
 確か第 1 話は彼女が少佐になる前のことが描かれているようなので、若い感じはわかるのですが ・・・・・・・


 結構微妙なのかなぁ、このシリーズは.


 "ガンダム UC" のように、公開と同時に Blu-ray 発売や配信などになるようです.
 一応 Blu-ray 予約しておきましたが ・・・・・・・・・・・・


 どうなるのかなぁ ・・・・・ 期待よりも不安のほうが.

My Funny Valentine

 少し前からの咳 ・・・・・ というか、痰が胸の辺りで絡み、くすぐったいような感じがずっと続いています.
 知り合いの 総合診療科 の医師に電話して症状を言ったところ、結構こういう症状の方が多く、痰を出しやすくする薬を処方しているということでした.
 今日の午前中近所の病院へ行って、 「いつも風邪の後はこういう症状が続き、前は ムコソルバン 処方してもらって治りました ・・・・・・・」 と平然と言って、お薬を処方していただきました.


 まぁ一種の セカンド・オピニオン ということでしょうね (笑) .




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 世間はヴァレンタインというらしいですねぇ ・・・・・・・・ .
 東京から義理チョコが今年も届きました.
 昨年に続いて Fauchon のチョコレート・ドリンク・パウダー.


 今日は昼過ぎから大きな雪が降り始めました.
 気温が高いのでまだ積ってはいませんが、これから明日にかけて気温が下がると積もるのかなぁ.
 そんな雪の夜には、暖かなチョコレートで心もポカポカです.





 今夜は当然ですが、 "My Funny Valentine" 聴くっきゃないでしょ ・・・・・ 部屋で一人でも、いいんです.

 ただヤワな "My Funny Valentine" なんて面白くもない.
 数日前にようやくオークションで手に入れたアルバムが、グッドタイミングで今日届きました.
 ホンタケ 直系の、硬派なピアノです.







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  " Rise and Shine / 板橋文夫 "





  1. Jumping Board 
            (F.Itabashi) ・・・・ 20:26
  2. My Funny Valentine 
            (R.Rodgers) ・・・・ 17:05
  3. Rise and Shine 
            (F.Itabashi) ・・・・ 17:24





  板橋文夫 (p), 早川岳晴 (b), 亀山賢一 (ds)
  Recorded at 西荻窪 "アケタの店" , April 26, 1975.








 板橋文夫 のリーダー・デビュー・アルバム "涛" が 1976 の録音.
 このライブ・アルバム "Rise and Shine" は、その前年に録音されたものです.
 板橋文夫 を初めてボクが知ったのは、デビュー・アルバム "涛" ・・・・・・ そこで演奏されている "Alligator Dance" と "Good-bye" でヘロヘロになりました.
 アルバムには 3 曲収録されており、もう一曲が "Toh (涛)" だったと記憶していますが、この記憶は超曖昧な記憶ですので、間違っているかもしれません.
 アナログ盤はその昔持っていてよく聴いたのに、この 2 曲の他は思い出せません.
 このデビュー・アルバムが CD で発売されたのかもよくわかりませんが、今では手に入れることができないことだけは確かです.
 数年前、 2 枚組の "Watarase" にこの "Alligator Dance" と "Good-bye" 2 曲が入っているのを知って、購入した記憶があります.




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 さてこのアルバム "Rise and Shine" ですが、録音された場所はかの有名な 「アケタの店」 .
 アケタ とは、自称天才の 明田川荘之 氏のお店です.
 以前、 小川隆夫 氏の "ONGAKU ゼミナール" 奇人変人特集 ・・・・・ ではなく、 "ジャズでは馴染みの薄い楽器特集" でも、オカリナの演奏で登場した "あの アケタ 氏" です.
 興味のある方は "アケタの店" でググってみれば、すぐにお店のホームページがヒットするでしょう.
 このホームページの内容も、とてもユニークで面白いですから.


 そんな "アケタの店" でのライブだからこそ、一曲がこれだけ長い演奏を行うことができたのでしょうね.
 とにかく一曲の演奏が長く、ハードです.
 オリジナル版はインディーズのレーベルからの発売ですが、若干録音の悪さが気になります.
 この辺りは同じライブでも TBM の 山本剛 あたりの録音とはかなり違います.



 一度だけライブを見た記憶があります ・・・・・ とにかく凄い迫力でした.
 曲目もほとんど忘れてしまいましたが、ちょっと声を振り絞りながら鍵盤をたたく姿は今でも脳裏に焼き付いています.
 そんな演奏の熱気が、このアルバムでもヒシヒシと伝わってきます.

 そんなアルバムから、 17 分を超える "My Funny Valentine" .
 チョコレートのような甘いヴァレンタインじゃなくて、ビターな大人のヴァレンタインです. 



 少し前から日本のジャズが ・・・・・・・ それも 70-80年代といったあたりのジャズが、すごくよく聴こえます.
 ちょっと前までは、日本のジャズなんて ・・・・ という感じだったのが、しっかり聴いてみるといいものがたくさんあります.
 ただ残念なのは、そういったアルバムのほとんどが簡単に手に入らないことです.



 だから最近はオークションなどを徘徊しまくりです.
 海外盤のように廉価価格でもっと買うことができれば、日本のジャズに対しての評価ももっと上がってくると思うんだけれどね.

Miles Valentine

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 ほんの数週間前はかなり暖かな日が続き、これで冬も終わりかとおもっていたら、ここ数日の大雪です.
 昨日も午後から舞い始めたと思ったら、朝にはガッツリ積っていました.
 でも日中の気温は高めなので、比較的早く溶けるのがなによりです.





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 さて先日の美女の仕打ちですが、今日 HMV から連絡があり、やっぱり製造時のプレスミスとのことでした.
 良品盤が入荷次第再送してくれるようです.
 そして、手元の不良品は返品の必要ないようですので、希少盤として取っておくことができます.
 ようやく巡り合うアルバムの出来はいかほどのものでしょうか ・・・・ すでにキツイ仕打ちを受けていますので、開き直ってます(笑).



 そういえば、昨日は St.Valentine's Day でした.
 日本では、かなりいろいろな "便乗型 Valentine" があるようですが、 Valentine なんかまったく興味が無いオヤジにとっては、 Funny でも Sweet でもない、普通の 2 月 14 日でした.


 世間の浮かれた話題は無視して、シリアスな Valentine でも聴いてみましょう.








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  "My Funny Valentine / Miles Davis"




  1. My Funny Valentine
  2. All Of You
  3. Stella By Starlight
  4. All Blues
  5. I Thought About You




  Miles Davis (tp), George Coleman (ts), Herbie Hancock (p),
  Ron Carter (b), Tony Williams (ds)
  Recorded live at Philharmonic Hall, Lincoln Center on February 12, 1964.





 
 こういった、もろ直球勝負はボクあまり好きじゃないんですが、たまにはいいでしょうか.
 最初は "Jazz At The Plaza" のほうを紹介しようかと思ったのですが、音もちょっと良くないし、ルーキーにはこちらの方が絶対いいでしょうから・・・・・.




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 このアルバムは "'Four' & More" と同じ日のコンサート録音ですが、アルバムの内容はガラリと変わっており、この "My Funny Valentine" はスローテンポな演奏が中心、 "'Four' & More" は逆にアップテンポな演奏になっています.
 ジャズを聴き始めた頃は、この "My Funny Valentine" のアルバムの "Stella By Starlight" なんかが大好きでしたが、いつからか "'Four' & More" のほうが愛聴盤になってしまいました.

 この日の演奏曲目順はどこかに書いてあるのかな〜 ・・・・ ボクのちょびっとの知識ではわかりませんでした.

 "マイルス・デイヴィスの真実" でも、このアルバムのことはほんのさらりと書いてあるだけで、このアルバムのあとに、黄金のクインテットが誕生したということが、 Miles を語る上では重要なのかもしれません.
 George Coleman 可哀そうです ・・・・・ ここでの演奏も決して悪くないと、ボクは思うんですが.

 ちなみにどこかに、この公演のギャラを Miles が他のメンバーの分も無断で断ってしまったため、みんなが怒り狂った状態だった ・・・・ というようなことが書いてありましたね.
 これって、本当の話なのかなー ・・・・・・・・

 まぁ、それで George Coleman が辞めた訳ではありませんが.



 このアルバムが録音された頃の演奏は、ボクが一番好きな時代です.
 最近でこそ、 70 年代以降も聴くようになりましたが、やっぱり "Plugged Nickel" あたりまでがいいですね ・・・・ そう感じている人も、かなりいそうです.


 このコンサートは 2 月 12 日.
 Miles は誰かにこの曲を送ったのでしょうか ・・・・・

The House of Blue Lights / Eddie Costa

 今日は金曜日 ・・・・ 明日からお休み!!

 のはずなのに ・・・・ 明日は急きょお仕事になってしまい、気分はブルー.
 どうも、明日は天気もよくなさそう.

 こうなれば、今夜はとことん Blue に ・・・・・・・・




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  "The House of Blue Lights / Eddie Costa"


 これもアナログ時代からよく聴いた一枚.
 Eddie Costa のピアノは、あまりにも独特な間の取り方や、弾き方がどうもボクの好みとはかけ離れているんですが、このアルバムはほんとうによく聴いた.
 白っぽくて、神経質っぽい、感じがダメなんだけれど ・・・・・・ でも聴いた.


 まずこのジャケットでしょう ・・・・
 どうして赤を基調にしているのかよくわからないし、よく見ないと窓の明かりがブルーなんてこともわからない.
 手前に描かれているガス燈の明かりのほうが、はるかにインパクト強いです.
 でも、悪くないジャケット ・・・・・ このあたりが、不思議なアルバムの一部.


 油井正一 氏のライナーノーツには、曲や演奏のことが書いてなく、 Eddie Costa の物語が書いてあったりして.
 でも、これがまたおもしろいので、ついつい読んでしまう.

 作業用に BGM として聴くには、時折飛び込んでくる、ちょっと不自然な音や、リズムがどうも気になって、作業がまったく捗らなくなってしまいます.
 いつも、この不思議さを確かめようと、気がつけば真剣に聴いてしまう.

 そういえば、彼も 31 歳という若さで亡くなっているんですよね.
 そんななにかが、このアルバムを、不思議が一杯つまった、名盤にしているのでしょうか.


 一度聴くと、あのフレーズを絶対に忘れない ・・・・ これもなにかの仕業でしょうか.
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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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