そういえば、昨日はボクの誕生日でした.

 子供の頃の誕生日と違い、特別な日では無くなっていますが、娘がタルト生地のケーキを作ってきてくれました ・・・・・・・・

 一応パティシエなので、こういう時くらいは腕前を見せてもらわないとね.






4007






 "Off To The Races / Donald Byrd" (#4007)





  1. Lover Come Back To Me
            (S.Romberg-O.Hamerstein ll) ・・・・・ 6:50
  2. When Your Love Has Gone
            (Donald Byrd) ・・・・・ 5:01
  3. Sudwest Funk
            (Donald Byrd) ・・・・・ 6:51
  4. Paul's Pal
            (Sonny Rollins) ・・・・・ 7:06
  5. Off To The Races
            (Donald Byrd) ・・・・・ 6:34
  6. Down Tempo
            (Donald Byrd) ・・・・・ 5:19





 Donald Byrd(tp), Jackie Mclean(as), Pepper Adams(bs),
 Wynton Kelly(p), Sam Jones(b), Art Taylor(ds)
 Recording at RVG Studio, NJ, December 21, 1958.






4007-2

 このアルバム Donald Byrd の Blue Note 初リーダー・アルバムなんですよね.
 といっても、この頃にはもうそこそこ実力を認められていたようです.
 ワンホーンでの 2 曲目 "When Your Love Has Gone" など聴いても、その実力はなるほどと思うくらい素敵です.
 もちろんアップ・テンポの 1 曲目や 5 曲目でも 「うまいなー」 と思ってしまいます.
 さすがに 1 曲目は吹き過ぎってボクは思ってしまいますが.


 Jackie Mclean や Pepper Adams といった、この後お馴染になるメンバー構成もグッドです.
 この構成の醸し出す音がスピーカーから聴こえただけでも、ホッとできるような、ほんとうに独特なアンサンブルを生んでいます.


  "Byrd In Hand" (#4019)
  "Fuego" (#4026)
  "Byrd In Flight" (#4048)
  "At The Half Note Cafe" (#4060,4061)
  "The Cat Walk" (#4075)


 4000 番台だけでも、これだけのリーダー・アルバムがあります.
 どのアルバムを聴いても Blue Note らしい、ストレートなジャズが、そこにはあります.





 今日、家に帰ってみると一通の封書が・・・・・・表には赤い印で「新譜」の大きな文字.
 おまけに 「TBM レコード」 のスタンプもあります.
 嫌やーな予感 ・・・・・ 悪魔の手紙です、間違いありません.
 恐る恐る封を切って、中を見ると ・・・・・




Xrcd002

 やっぱり、悪魔の誘いでした!!

 それも Blue Note とか・・・・・あり得ん!!
 何故に TBM から Blue Note ???

 でも、もうほとんど持っているから、と安心しながら見ていると・・・

 Tina Brooks も出ていました!!!


 グアーーーーーーーーーン!!

 しかたありません、買うしかありません.
 みんな持ってはいますが、このパンフの謳い文句を信じます.


 「米国内での XRCD24 マスタリングの実現により、初めて聴けるルディ・ヴァン・ゲルダーのオリジナル・アナログ・マスター・サウンド!」
 なんて書かれた日には・・・・・即注文です.

 でも今年はできるだけ買わないで、昨年秋から買った山のようなCDをゆっくり聴く予定だったので・・・・・・・抵抗ありありです!!


 でも、TBM のお誘いは、ボクの男気を奮い立たせます・・・・・こういうレーベルのために微力でも援助の手を.
 Tina Brooks の名前は、ボクの購入意欲に拍車をかけさせます・・・・・全テイク収集が現在の目標.

 ということで、とりあえず Tina のリーダー・アルバム 2 枚と、 "Open Sesame" 、それに "Cool Struttin'" の 4 枚だけ予約です.
 あとは 1 月の分が届いてからでも考えよう・・・・・


 ほんとうに、ヤバいなー、もう・・・・・また買ってしまいそうです. 続きを読む