500,000 アクセス !!

 とうとうこのブログの総アクセス数が 500,000 になりました.
 正直数年前まではこんな数字は夢の世界だったというのに ・・・・・・・

 今まで見て、そして読んでいただいたみなさん、本当にありがとうございました.



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 ブログ始めたのが 2008 年 2 月、 2009 年に半年ほど休みましたが、その後は月 10 回程度の更新.
 100,000 アクセスが 2013 年 5 月、本当にここまでが長かった.
 その後は、なんとか年 100,000 アクセスを超えるようになりました.


 Facebook にそのことアップしたら、すぐに 小川隆夫 氏が 「いいね」 してくれました.
 これが一番うれしかったなぁ.

 自分でブログ書き始め、そのうちに 小川隆夫 氏のことを知り、いつの間にか話までさせていただいていたり ・・・・・・・・ 一緒にイベントまでやっちゃったなぁ.

 一時離れていたジャズをもう一度聴くようになり、 CD も一気に増えました.

 他のブロガーさんともつながりができ、いろいろな刺激をいただいています.

 そうそう、写真に傾倒していったのもこのブログをやっていたからでしょう.



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 どこまで続くかわかりませんが、これからもマイペースでのんびり更新していきます.

 基本的には内容よりも見た目重視 ・・・・・・ 自称、ビジュアル派なのです.





 さて、今日は少し前に購入した TBM のアルバムの中から.
 先日 Facebook で 小川 さんが TBM の名物エンジニア 神成芳彦 さんと対談したことをアップしていました.

 このアルバムも 神成 さんの手によるものです.
 機会があれば 神成 さんのお話しも聴いてみたいなぁ、できれば 藤井武 さんと一緒に.


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  " One For Duke / 今田勝 "





  1. Sophisticated Lady
           (Duke Ellington) ・・・・・ 5:05
  2. In A Sentimental Mood
           (Duke Ellington) ・・・・・ 4:55
  3. Satin Doll
           (Duke Ellington) ・・・・・ 8:06
  4. One For Duke
           (今田勝) ・・・・・ 6:26
  5. Blue Rain
           (今田勝) ・・・・・ 7:11
  6. Stevie
           (Duke Ellington) ・・・・・ 7:58





  今田勝 (p), 福井五十雄 (b), 小原哲次郎 (ds)
  Recorded at Nihon Toshi Center Hall, Tokyo, May 27, 1975.






 このアルバムは 1975年5月に 日本都市センター・ホール で開催された "5 デイズ・イン・ジャズ 1975" 4 日目 "エリントンに捧げる夕" での演奏をアルバムにしたものです.
 後半には 宮間利之とニューハード の演奏がありますが、そちらは "Take The A Train (TBM-48)" として発表されました.

 ちなみに第 3 日目は "チャーリー・パーカーに捧げる夕" で、その時の演奏は "Lover Man (TBM-51)" としてアルバムになっています.




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 上のような事前情報を持たずに聴くと、きっと 2 曲目の途中に入る拍手でビックリだと思います.
 そのくらいライブとは思えないくらい録音がいい.

 1 曲目から透明感のあるピアノの世界に一気に引き込まれてしまいます.
 リリシズム溢れる今田ワールドそのもの.

 ボクは デューク・エリントン をほとんど聴かないのです.
 ・・・・・・ こんなこと書いちゃうと Duke さん に叱られそうですが、最近はちょっと古典的なジャズほとんど聴いていないんです.

 You Tube で エリントン の演奏を観た限りでは、この曲の出だしのバースともいえる部分の 今田勝 の弾き方がとても エリントン らしく聴こえます.
 このコンサートのちょうど一年前、 1974 年 5 月 24 日に亡くなった デューク・エリントン を偲んでのコンサートなので当たり前と言えば当たり前か.

 そしてそのまま 2 曲目の "In A Sentimental Mood" へと続いていきます.

 とてもいい演奏なのですが、お客さんが聴き惚れちゃってる感じ.
 ようやく 3 曲目の "Satin Doll" でコンサートらしい拍手や喝さいの声が上がります.




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 このアルバムの中で一番好きな演奏が 5 曲目の "Blue Rain" .
 この演奏のソロパートは鳥肌ものだな.
 テーマ部はブルージーなメロディで、ゆったりしたリズム.
 そしてソロ ・・・・・・・ スインギーかつ抒情的な演奏が広がります.
 観客も演奏に圧倒されちゃっている感じ.
 途中の拍手も忘れてしまっている感じなのです.



 そして 6 曲目の "Stevie" ・・・・・・・・
 以前からとても好きな曲の一つです.
 テーマのメロディがとてもいい.
 こちらの演奏はちょっとアップテンポで、軽快なリズムの上を転がるようにピアノの音が流れていきます.

 この曲を最初に聴いたのが "Duke Ellington & John Coltrane (Impulse)"
 この演奏でこの曲が好きになりました.




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 しっかし ・・・・・・・・・

 今田勝 のピアノはいい.
 やっぱり Three Blind Mice 最高だな.



 面食いのボクですが、今までの食わず嫌いを誤らなくちゃいけないなぁ.
 外見がパンチ・パーマだって、演奏はこんなにも心を揺さぶるんだから (笑)


 人を見かけで判断するのはよくありません ・・・・・・・ キッパリ

 最初に書いた 見た目重視 は忘れてください (笑)