Ornette_Coleman

寒い日だから Ornette Coleman ! ・・・・ ?

 今日は寒かったですねぇ.
 朝、少し晴れ間が出たと思ったらすぐに曇って ・・・・・ 午後は冷たい雨がポツリポツリ.



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 家の下の桜もご覧の通り.
 この雨と風で一気に散ってしまいます.
 でも次は新緑の季節になります.
 いろいろなことがあっても、四季は巡ってきますよね.



 さて、 "大人買い" でやってきた "危なそう" なアルバムの中から一枚聴いてみましょう.
 いや〜〜っ、何十年ぶりでしょうか、この人のアルバムを聴くのは.
 それくらい、拒否し続けたアーティストです ・・・・・・・ その名前は


 Ornette Coleman !


 昔通っていたジャズ屋にも何枚かアルバムがありましたが、ほとんどはかけるのが禁止されていました (笑) .
 その当時は、とにかく音が嫌いでした.
 乾いたアルト・サックスの音色が、ボクに全く合わないし、おまけに訳のわからないような演奏で ・・・・ といっても、音が嫌いなのでしっかり聴かなかったというのが本当のところ.


 そんな Ornette Coleman 嫌いが、 HMV のキャンペーンに乗せられて、ついつい彼のアルバムを買ってしまいました.
 実はこのアルバム、 "あの" スウィング・ジャーナル・ゴールド・ディスクを受賞したアルバムだったはずです.
 でもルーキーの皆さんには絶対お勧めしません!!


 いくら スウィング・ジャーナル・ゴールド・ディスク だからといっても、もし買うんでしたら心して買ってくださいね ・・・・・ 完璧に好き嫌いのはっきり出るアーティストですので (笑) .






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  The Ornette Coleman Trio At The "Golden Circle"
                   Stockholm vol.1




   1. Announcement
   2. Faces And Places
   3. European Echoes
   4. Dee Dee
   5. Dawn
   6. Faces And Places (alt-tk)
   7. European Echoes (alt-tk)
   8. Doughnuts (ail-tk)





  Ornette Coleman (as.tp.violin), David Izenzon (b), 
  Charles Moffett (ds.glockenspiel)
  Recorded live at the Golden Circle, Stockholm, December 3 & 4 , 1965. 







 訳のわからない音楽って言うのは、人を不安にさせてしまいます.
 特にリズムがめちゃくちゃになってしまうと、全くわけがわからなくなるような感じをボクは受けています.
 今までフリー・ジャズが嫌いだったのは、そういったただメチャクチャな演奏による 不安 な感覚がダメだったんですよね.

 逆に言うと、リズムがしっかりした中で多少ホーンなどが暴れても、その不安度ははるかに小さくも感じます.
 実は、それが今回聴いてみての一番の感想です.




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 あれ〜〜っ、思ったよりもきちんと聴くことができます.
 同時に買った George Braith よりも、聴けてしまいます ・・・・・ George Braith の音のほうが、 Ornette Coleman よりもはるかに聴き辛い感じ.

 バックにいる二人の演奏が、きちんとしているから、 Ornette Coleman が少々暴れようが、音楽として成り立っているようにも思えます.
 David Izenzon のベースと、 Charles Moffett のドラムがいいんですよ.
 だから、ある意味では しっかりしたジャズ になっています.


 この International 盤にボーナス・トラックとして入っている、 13 分にわたる "Doughnuts" の演奏なんかスゴイですよ.
 ちおなみに International 盤の vol.1 と vol.2 には、計 6 曲 60分 以上ものボーナス・トラックが入っています.
 聴く前は、どうせこんなボーナス・トラックあっても聴かないだろうな ・・・・ と思っていたのですが、見事にカウンター・パンチをくらった感じです.

 いいか悪いか聞かれたら、 「ちょっといいかも ・・・・・」 と言う感じでしょうかね.
 予想よりは、はるかにいい感じでした.


 ジャケットのことも少し書きましょうか.
 このジャケット・デザインは、以前から好きでした.
 雪の中にたたずんでいる三人は、ちょっと異様な雰囲気があるんですが、タイトルの入れ方が抜群にいいです.
 それにしてもこの三人組はヤバそうです ・・・・・・ まるで怪しい B 級映画のワン・シーンのようです. 


 このアルバム HMV キャンペーンで、一枚 1,159 円 也 !
 購入前とは裏腹に、なぜか納得 & 満足の 1,159 円 でした !!

"チキン・クリーマー・カリー" を作る !

 昨日は友人たちと、ちょっとお料理.
 完成品は、これっ.




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 まぁ、見た目は普通のカレーですね (汗).
 でも味は違いますよ、まったく.


 まず大鍋に豚骨、鶏がら、たまねぎ、ニンジン、生姜、ニンニクなどを放り込んでスープ作り ・・・・ この時点で普通では無くなっています.
 骨の周りに付いている肉は、本当はきれいに取ってからスープ作りすればいいのですが、今回はカレーのスープなのでそのまま放りこんでしまいました.
 コトコトと、アクを取りながら弱火で 3 時間ほど煮込みます.

 数時間後、スープを濾して完成.
 いよいよこれからが、カレー作りです.


 ジャガイモとニンジンは下し金ですりおろします ・・・・ この量はそんなに多くは必要ありません.
 たまねぎはみじん切りにしてから、アメ色になるまで焦がさないように何十分も炒めます.
 具材の鶏肉は、適当に一口大に切ってから、フライパンで表面が軽く焦げる程度にニンニクと共に炒めます.

 スープにすりおろした野菜と、たまねぎ、ホールトマトを入れ、その後に炒めた鶏肉もドボン.

 しばらくして市販のカレールーを入れます ・・・・ 本格的インド系カレーではないので、ギーや香辛料類は使用しません.
 そしてしばらく弱火で煮込み ・・・・この段階で十分おいしいカレーになっていますが、仕上げはここからです.

 大量の一味トウガラシとタバスコ、そしてバター、ケチャップ、ソースで、激辛なんだけれどコクのあるカレーに仕上げます.
 最後に写真のトマトを入れて、


 "チキン・クリーマー・カリー" の出来上がり.




 実はこのカレー、某カレー屋さんで実際に出しているものの作り方を聞いて作ったので、お店で出るものとほとんど同じにできました.
 大満足 !!! 
 そして今回作った量は、約 20 人前という大量でしたのできっとおいしかったのでしょうね.
 こういったものは、多ければ多いほどおいしくできますので.



 さて、最近 CD や Blu-ray などの購入をできるだけ控えていたのですが、またまた大人買いです.
 一気に 20 枚ほど ・・・・・・・ でも、 20,000 円もしないんですよと、自分に言い訳しながら.
 HMV お得意の "輸入盤 CD 4 枚で 40 % オフ" なるキャンペーンです.
 ボクが前から好んで購入している Blue Note の CD は、 International 盤の RVG シリーズで、これだと LP に収録されなかったテイクも入っているし、実売価格 1,200 円程度ですので、比較的購入しやすいですよね.
 それが今度は 40 % オフですので買わない訳にはいきません.
 1 枚あたり 900 円ちょっとです.

 それで、今まで買わなかったちょっとヤバそうなアルバムや、思い切って大嫌いなアルバムまで Click してしまいました.
 ほとんどが 4100 番台から 4200 番台です ・・・・ 今まで絶対聴かないと思っていたのに、人間って変われるものですね.

 そんな CD の中から、まず大嫌いなアルバムの代表はなんといっても、

 "At The "Golden Circle" Stockholm / Ornette Coleman"



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 絶対好きになれないのはわかっていますが、こんなことでもないと買うことがなさそうですし、ジャケット・デザインは結構気に入っていますので.
 久しぶりに、乾いたアルトの音色でのピーキーな演奏を聴いてみることにします.



 そしてヤバそうなアルバムと言うのがこちら、




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 George Braith という管楽器奏者なのですが、同時に 2 本吹くそうです ・・・・・・
 そう、あの Roland Kirk のようですね.
 だから、今までまったく聴いたことありません.
 一体どんな音色で、どんな演奏なのか ・・・・・・ .


 ただ、これら 3 枚のアルバム HMV にはないんですよね.
 代わりに見つけたのが、



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 上記の 3 枚が、 2 枚の CD に収められているものです.
 こういったアルバムは、結構 International 盤で見かけます.
 ボクはオリジナルということに拘りがまったくないので (CD 買っていること自体がこだわりのない証拠です ・・・ 拘る方々は当然のようにアナログ LP を収集していますので) 、とりあえず安くいろいろ聴ければ OK です.
 おまけにこの CD 、入荷まで 6~9 日と表示されており、正直、入荷しなかったらそれでもいいかな ・・・・ と言う感じでとりあえず Click .

 今日 HMV の web で入荷状況を見ていたら、この CD がすでに入荷になっていました.
 こんなものですね、どうでもいいようなものに限って手に入ります (笑) .
 でも、聴いてみたら案外よかったなんていうこともこの世界は多いので、ダメ元です.



 追記:
 最初に書いた Ornette Coleman のアルバム名、思いっきり間違えていました (汗)
 正しくは、あの "Golden Circle" でした.

Night At Birdland / Art Blakey

 Blue Note のアルバムにも、Vol.1 , Vol.2 といったように何枚にもわたるアルバム (ほんとんど ・・・・・・ みんな?ライブ・アルバムなんですが) があります.
 アルバム・デザインは当然同じで、色を変えたりしているだけなんですが、これが微妙に雰囲気が変わっていいんですね.



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 そんな一枚が "Blue Lights / Kenny Burrell" .
 ジャケットのイラストは、かの Andy Worhol で、ラフな描写の女性画なんですが、ここに Reid Miles のデザインによる文字が入ると、一気にスタイリッシュなジャケットに生まれ変わるんですね.
 そして Vol.1 は青、 Vol.2 はピンクと色が変わるだけでも雰囲気がガラリ変わり、 2 枚並べておくと微妙にいいんです.



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 先日も少し書いた "At The Golden Circle / Ornette Coleman" のジャケットもデザイン的にみると凄くいいと思います.
 ちなみにボクは、このジャケット見ただけであの乾燥したリードの音が聴こえてきそうで ・・・・・・ 先日勇気を出して、 HMV の試聴をしてみましたが
 ・・・・・・やっぱりダメでした (笑) .

 でもこのデザイン、特に文字の構成がなんともいえない
 フォントもいい、大きさもいい、色もいい ・・・・・・・ でも聴けない



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 最後のこのアルバムが、ボクの中では問題!
 "Night At Birdland / Art Blakey"

 多分、同じ日の演奏のはず (曲目のメンバーも一緒で、ボーナス・トラックの有無はありますが) なのに、なぜかこんなに ・・・・・・・
 たしか、このアルバムは最初 10 インチ盤 (ほとんど知っている人いないよなー) で 3 枚に収録、その時のデザインが左だったようです/
 今年 70 周年記念で 1,100 円で再販されたジャケット・デザインもこのデザインでした.

 その後、 12 インチ LP 盤のデザインが右.
 だから 「ブルー・ノート・アルバム・カヴァー・アート」 でも、この一番右のデザインを掲載しているんだよね ・・・・ ボクが大好きなジャケットの一つが、この右のジャケット・デザインでもあります.
 以前 LP を持っていたんだけれど、上のデザインの Vol.1 と Vol.2 の色違いが好きだったなー.

 でも、今発売されているものにはこのデザインではなく、下のデザインだと思います.



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 そして、上が少し前に発売された RVG シリーズのデザイン.
 この CD もあるのですが ・・・・・ 同じ写真を使っているのですが、どうも好きになれないデザインです.
 もちろん演奏は素敵なんですが ・・・・
 このブログ書くまでほとんど忘れていたのに、なんとなく記憶が蘇ってきました ・・・・・・ 情報はかなり不確かですが.
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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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