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 ●Olivia Newton-John ( September 26, 1948 〜 August 8, 2022 ) ●

 オリビア・ニュートン・ジョン が 8 月 8 日に亡くなりました.

 74 歳だったようですが、今の時代まだまだ若いと言ってもいいでしょう.
 リアル世代で、当時はいろいろなところでよくに耳にしていたので少しショック.

 ただどちらかというとポップス系ミュージシャンでしたので、アルバム買ったり、真剣に聴いたりということはありません.
 そんなに興味がなくても、あの当時の彼女の人気はものすごかったので、いやが応もなくいろいろなところから音楽が流れてきたって感じですね.

 "Take Me Home, Country Roards" もカバーしてヒットしたようですが、正直あまり好きじゃなかったかな.
 やっぱりこの曲は John Denver だろ、って感じでした.



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 ● Peter, Paul and Mary ●

 いろいろなカバー曲って、そもそもあまり好きじゃなかったからなぁ.


 その昔、当時の若者同様にフォークギターを弾きまくっていたころがあって、当時一番好きだったのが Peter, Paul and Mary (PPM) ・・・・ ただ年代的にはちょっとずれてましたが.
 彼らの歌声がすごく好きだったので、基本的にはどの曲も好きでしたが、彼らの歌う "Blowin' In The Wind" は、やっぱりこの曲は Bob Dylan でしょう、なんてカバーに対する気持ちもありました.

 でも、彼らの代表曲でボクも一番好きだった "500 Miles" だって、オリジナルは Hedy West の曲で、今聴いてみると断然 PPM のほうがステキなんですよね.

 こんな感じで突っ張っていた割には、しっかりカバー曲に参っていたというオチです (笑)

 ちなみに現在は、 PPM の歌う "Blowin' In The Wind" も大好きだったりします.



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 ● 映画 "グリース" (1978 年日本公開) ●

 話が違うほうに行ってしまいましたので オリビア に戻しましょう.

 70 年代から 80 年代にかけての絶頂期には映画の出演もあり、特に "Grease" は彼女の代表作.
 共演の ジョン・トラボルタ も当時人気があったので大ヒットでしたね.
 ボクも映画館で観た記憶があります.

 オリビアは、とにかく Cute という言葉そのものって感じでした.


 あれから 40 年以上も過ぎてしまいました.
 いろいろな方の訃報が他人ごとではなくなってきました ・・・・・ 合掌



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 このまま PPM のアルバムでも紹介しようかとも思いましたが、ここはあえて Jazz .
 撮影にも出かけないこの時期、少しでもアルバム紹介しないと.

 今日のアルバムも 1970 年代の古いアルバムです.





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  " Pranha / 辛島文雄 "





  1. Little Island
         (Fumio Karashima) ・・・・ 9:04
  2. Lament
         (J.J.Johnson) ・・・・ 10:41
  3. Piranha
         (Fumio Karashima) ・・・・ 7:34
  4. Dedicated To You
         (Sammy Cahn) ・・・・ 5:00
  5. Blue-Th-Ree
         (Fumio Karashima) ・・・ 7:59





  辛島文雄 (p), 鈴木勲 (b), Jimmy Hopps(ds)

  Recorded at AOI Studio, Tokyo, May, 1976.





 ジャズ評論家 悠雅彦 氏が創設した WHYNOT レーベルに録音された、唯一の日本人リーダーによるアルバム.
 悠雅彦 氏はボクが初めて会ってお話を聞いた評論家ですので、いつまでも記憶に残っている方です.

 辛島文雄 にとってはこのアルバムが初めてのリーダー・アルバムになります.
 実は以前、 辛島文雄 と 板橋文夫 がゴチャ混ぜになっていたことがありましたが、二人ともすごくいいピアニストですね (笑)





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 このアルバムはいいですよ.
 何年も前になんとなく買った一枚でしたが、最初に聴いたとき感動したのを覚えてます.

 アルバムは辛島のオリジナルが三曲を占めています.
 オープニングの "Little Island" からグッときますね.

 この独特のダーク感がたまらなくよくて、この先どうなるんだろうという期待感が湧いてきます.
 ちょっと重い雰囲気の中を、リリシズムあふれるピアノの音が駆け巡り、この緊張感がいいなぁ.
 この曲大好き !

 そして 2 曲目の "Lament" へと続きます.
 この "Lament" は、 J.J.ジョンソン 作曲のようですが彼のアルバムは数枚しかないので、この曲の演奏が入っているものは持ってません.
 マイルス・デイヴィス が "Miles Ahead" や "Miles Davis at Carnegie Hall" の中で演奏しています.
 すごくメロディ・ラインがキレイな曲です.

 "Jackson, Johnson, Brown & Company" というアルバムでの演奏が You Tube にありましたのでそちらも聴いてみましたが、ビブラフォンの音色が曲にに凄く合っていました.



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 ● 鈴木勲 ( January 2, 1933 〜 March 8, 2022 ) ●

 三曲目がアルバムタイトル曲で、アップ添付でモーダルな演奏になっています.
 こういう演奏はミュージシャンたちも一気に解き放れるというか、夏の暑さのように、汗が飛んでくるかのような演奏です.

 そんな演奏から一気に雰囲気を変えてのスタンダード.
 こういうスローバラードの独特のリリシズム、これは風が涼しくなる秋の夜に聴きたくなります.


 ベースは オマサン 、とてもしっかりサポートしてるって感じ.
 三曲目の "Piranha" ではアルコ (弓弾き) でのソロを聴くことができます.


 ドラムスの ジミー・ホップス については、ボクは全く知りませんでした.



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 ● 辛島文雄 ( March 9, 1948 〜 February 24, 2017 ) ●

 辛島氏もオマサンも、すでに鬼籍の人.
 それでもこういう演奏がいつまでも残っているは、うれしいことですね.



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 それにしても今年の暑さは本当に半端ない気がする.
 この夏は夜もかなりエアコンつけてます.
 お盆明けにはちょっと東京に行く予定ですが、朝夕は少しは涼しくなっているのだろうか.



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 ● 2022. 8. 11 EOS 5D Mark lV + SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art :まだまだ暑いです ●



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