Paul_Desmond

Pure Desmond

  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 いきなり ラーメン !!!




2019.1.18 親ゆづりの味 002
 ●塩嶺ラーメン●

 金曜日は午後一の研修会議のため、昼前に出発して途中で昼食.
 一緒に行った職員が事前に見つけておいてくれました.


 岡谷市 と 塩尻市 の境、 塩嶺峠 にある "親ゆづりの味" というお店です.
 アッサリ系の味で、結構人気のあるお店のようです.
 県内のテレビ番組で何度も取り上げられており、何となく番組で観た記憶もあります.
 店名がサブタイトルのような名前なので、何となく記憶にあります.




2019.1.18 親ゆづりの味 001


 辛口・ニンニクの 峠ラーメン というのもありまして、食べてみたかったのですが、さすがにお仕事控えてますのでグッとガマン、次回ということにしました.

 注文したのは塩味の 塩嶺ラーメン .
 味はとてもサッパリ系で、まぁそれなりにおいしかったのですが、このお店のすごいところはロケーションでしょう.


 先ず店の駐車場が道路なんです ・・・・ 正確に言うと、以前は店のすぐ前が道路でカーブしていたようですが、そこが直線のバイパス道路になったため現在はこの道路だったところがお店の駐車場のようです ・・・・ うまく伝わるかなぁ.


 そしてもっとすごいのが 諏訪湖 を一望できること.
 ボクのように 諏訪湖 を観る機会がほとんどないものにとっては、結構感動なのです.

 長野県民は 海 に弱いですから (笑)





  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 先週の連休は日曜日が仕事がらみで一日つぶれてしまったので、今週はのんびり二日間過ごします.
 気分的にもこんな感じで軽めの音がいい.





Desmond003






  " Pure Desmond / Paul Desmond "





  1. Just Squeeze Me
      (D.Ellington-L.Gaines) ・・・・ 4:31
  2. I'm Old Fashioned
      (J.Kern-J.Mercer) ・・・・ 4:55
  3. Nuages
      (D.Reinhardt-J.Larue) ・・・・ 5:13
  4. Why Shouldn't I ?
      (Cole Porter) ・・・・ 3:34
  5. Everything I Love
      (Cole Porter) ・・・・ 3:48
  6. Warm Valley
      (Duke Ellington) ・・・・ 4:26
  7. Till the Clouds Roll By
      (J.Kern-P.G.Wodehouse) ・・・・ 4:08
  8. Mean to Me
      (F.E.Ahlert-R.Turk) ・・・・ 5:46





  Paul Desmond (as), Ed Bickert (g),
  Ron Carter (b), Connie Kay (ds)
  Recorded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs,
     # 1 : September 24,1974.
     # 3, 4 & 7 : September 25,1974.
     # 2, 5, 6 & 8 : September 26, 1974.






 このアルバムも やっすいやつ の一枚でした.
 本当に ・・・・ 100 円価格高くしてもいいから、もう少し何とかしようよ、って感じですね.

 まぁ陽の目を当ててくれただけでも、感謝しないといけないのはわかっていますが.

 1974 年、 CTI レーベルに吹き込まれたアルバムで、前年には "Skylark" 、そして翌年には "Concierto" にも参加しています.





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 ポール・デズモンド は1950・60年代のクール・ジャズを代表するプレイヤーの一人です.
 特に ディブ・ブルーベック・グループでの活動が有名で、 "Take Five" はそんな彼の名前を決定的にした演奏の一つです.

 CTI レーベルでは 5 枚のリーダー・アルバムを録音し、このアルバムは CTI での最後のアルバムになります.

 前作の "Skylark" ではポップス系の曲なんかも演奏しちょっと新しめな雰囲気でしたが、このアルバムはスタンダード中心に温もりのある小粋なアルバムになっています.




Ed Bickert 001

 ギターを担当しているのが エド・ビッカート .
 ライナー読まないでこのアルバムを最初に聴いた時、 ジム・ホール かと思いました (笑)

 1970 年代に入って、ポール・デズモンド に エド・ビッカート を紹介したのが ジム・ホール .
 そして録音されたのがこのアルバムです.
 その後数枚の ポール・デズモンド 名義のアルバムにも参加.
 1970 年代後半からは エド・ビッカート 自身のアルバムも何枚か発表していますが、ボクが彼の演奏を聴いたのはこのアルバムが最初で最後.



 このアルバムはピアノレスのカルテット演奏で、 エド・ビッカート のギターも十分に堪能することができます.


 CTI も昔はレーベル名だけで全く聴きませんでしたが、聴いてみると素敵な作品がゴロゴロしてますね.
 シリアスなジャズだけがジャズではなくって、こういうレーベルもジャズの楽しさを味わえたりします.




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 塩嶺峠 越えて会場に向かう途中、塩尻市街地を見ると、とても多くの煙が上がってました.
 でもよく見ると、茶色っぽい色で、どうも何かが燃えているような感じでもありません.

 研修終わって、帰りに見ると来た時よりもさらに広範囲になっています.


 ネットで調べたら、このあたりの春の風物詩 土埃 のようです.

 へそまがり姫のブログ にこの日の土埃の写真がアップされています.
 彼女の写真も最盛期ではないと書かれていますが、ボクが最初に見た時ももっと狭い範囲で、もっともっと高くまで舞い上がっていました.


 同じ長野県にいながら、初めて知りました ・・・・・・




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 ● 2016.7.6 松本城 (JPEG 撮りっ放し)●

 まぁ県内といっても、いかんせん長野県は広く、それぞれの谷間ごとに生活が全く違うような部分もあるので、何度も行ったことはあるものの 松本市 周辺のことは全くと言っていいほどわかりません.




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 写真展のお知らせ !!!

 師匠でもある 土屋勝義 先生の写真展が 3 月開催です.




30000222


 東京夜桜美人 - 土屋勝義 写真展

  3/14 〜 3/20 キヤノンギャラリー銀座
  4/4 〜 4/10 キヤノンギャラリー大阪


 いろいろな裏話聞いているので、これはもう行かないわけにはいきません.
 今から日程調整です.


 超広角レンズで描かれる桜と女性 ・・・・・・ そして街の光.
 東京近郊 (大阪もあります) の皆様は是非どうぞ、当然ですが入場無料ですよ.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Anything Goes !

  ・ ・ ・ ・ ・



 昨日は本当に暖かく、午後は暑いと言ってもおかしくないほどでした.
 今日も霞みがかかったような空ではありますが暖かな朝です.



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 (EF16-35mm F4L IS USM : 35mm 1/320sec f/4 ISO-100)

 まだほんの少しですが桜が残っていますが、そろそろ終わりですね.



 今週は本当にバタバタしちゃって、家に帰ってブログ書くような感じではなかったので、ようやく本日更新です.
 昨夜は前いた部署の歓送迎会、そして今夜は新しい部署の関係団体との歓送迎会.

 4 月になってから本当に飲み会が多いなぁ.
 基本的に飲まないので、いつも 2 時間ほど酔っぱらいの皆さんのお相手.
 まぁこういうお相手自体は問題ないのですが、お小遣いがどんどんなくなってしまうのが大問題.
 今年は CD や Blu-ray 購入しないで節約してるんですが、 iPad 落として修理代が 3 万円だったり、飲み会の会費がどんどん出ていってしまう ・・・・・・・・・・

 人生ってこんなものなのでしょうか (笑)
 


  ・ ・ ・ ・ ・



 気分を取り直し、軽い演奏を聴いてみるとします.






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  " Anything Goes ! / Dave Brubeck "





  1. Anything Goes ・・・・・ 5:42

  2. Love For Sale ・・・・・ 5:20

  3. Night And Day ・・・・・ 4:57

  4. What Is This Thing Called Love ・・・・・ 6:18

  5. I Get A Kick Out Of You ・・・・・ 5:18

  6. Just One Of Those Things ・・・・・ 6:21

  7. You're The Top ・・・・・ 6:36

  8. All Through The Night ・・・・・ 8:31





  Paul Desmond (as), Dave Brubeck (p),
  Eugene Wright (b), Joe Morello (ds)








 去年 入院中にジャケ買い したアルバムです.
 たしかこのシリーズでは デイブ・ブルーベック のアルバム何枚か再販され、どれがいいのかよくわからなかったので コール・ポーター の曲をやっているのと、ジャケットの足の美しさで買いました.
 
 そういえばこのアルバム買う少し前に "Sings The Cole Porter Song Book / Ella Fitzgerald" も購入した記憶が蘇りました.



Brubeck002-2

 なんでこんなジャケットなんだろう・・・・・・・
 と、タイトル曲をほんの少し調べてみたら、ジャケット写真がこの曲の歌詞に微妙な感じで関係しているのがわかりました.


 ヴァース (テーマ部のコーラスに入る前の序奏部分) が終わりテンポが速くなり、


  In olden days a glimpse of stocking
  Was looked on as something shocking,
  Now, heaven knows,
  Anything goes .......


 なるほど ・・・・・・・・・・

 きっとこの歌詞に因んでこのジャケットになったんでしょうね.



 今でこそスタンダードと呼ばれる、アメリカン・ポピュラー・ソング.
 その重要な三つの要素が、 ヴァース と コーラス と 歌詞 ・・・・・・・・・・・

 なんてことが "イージー・トゥ・リメンバー" に書かれていました.
 なるほどね、そいうことをわかって歌を聴いてみるとまた違った感じで聴こえてきますね.



 ちなみに コール・ポーター は、このヴァースの最後にユーモアやひねりを効かせるのが得意だったようです.
 そうなると、歌詞を理解しながら聴くのが絶対いいんだろうなぁ.



Brubeck002

 デイブ・ブルーベック カルテットです.
 結構長い間このメンバーで活動し、多くのアルバムを発表しています.

 でもボクがしっかり聴いたのは "Time Out" くらい.
 昔のジャズ屋でも、当然のように敬遠気味 ・・・・・・・

 同じ西海岸でも Art Pepper はいいんだけれど、 Paul Desmond や Dave Brubeck はダメって感じの風潮でした.

 このアルバムのピアノソロ聴いても、ちょっと独特な感じのピアノです.
 ボクの感覚としては硬い感じのピアノですね.
 それが、あの ポール・デズモンド 特有の音色と一緒になると何とも言えない感じになっちゃう.

 このあたりがアメリカで人気のあったところじゃないのかなぁ

 春霞の空を眺めながら聴くと、ピッタリなのです.



  ・ ・ ・ ・ ・



 さて、ようやく桜が開花です !!



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 (EF70-200mm F2.8L USM : 180mm 1/800sec f/3.2 ISO-100)

 といっても、遅咲きの ギョイコウ (御衣黄) という名の桜.

 写真のように、花びらが緑がかったちょっと珍しい桜です.
 少しすると赤みがかってくるようですが、まだ開いたばかりなので緑が残っています.



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 (EF16-35mm F4L IS USM : 35mm 1/320sec f/4 ISO-100)

 先週行った時にはまだつぼみでしたが、ここ数日の暖かさでようやく開花.
 後数日後に満開になりそう ・・・・・・・・


 ですが、木がとても弱々しく花もポツンポツンなのです.



  ・ ・ ・ ・ ・

Autumn Leaves




 新年明けましておめでとうございます.
 みなさま素敵な元日をお過ごしでしょうか ・・・・・・・

 ボクはいつもと変わらずのんびりした休日を過ごしています.
 元旦、お正月だからといって特別なことはまったくありません.

 まぁ下の娘が帰省し、家族三人で食事することくらいが、いつもと違うことでしょうか.



 昼間は "十二人の怒れる男" と "飢餓海峡" といった、かなり渋めの古典作品 2 本を鑑賞.
 ボクの小さい頃のお正月の特別な楽しみの一つは、深夜に映画が連日 TV 放映されることでした.
 こういった年末年始の深夜映画を観て、映画が大好きになっていきました.

 最近は レンタル DVD や、インターネットで観ることができるので深夜に特別映画というのはほとんどなくなってしまいました.




 新年最初は、映画ではなくやっぱりジャズ・アルバムを取り上げておかないと.
 最近続いている CTI のアルバム群の一枚.






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  " She Was Too Good to Me / Chet Baker "





  1. Autumn Leaves
       (J.Kosma-J.H.Mercer) ・・・・・ 7:08
  2. She Was Too Good to Me
       (R.Rogers-L.Hart) ・・・・・ 4:44
  3. Funk in Deep Freeze
       (H.Mobley) ・・・・・ 6:11
  4. Tangerine
       (D.Sebesky-V.Schertzinger) ・・・・・ 5:32
  5. With a Song in My Heart
       (R.Rogers-L.Hart) ・・・・・ 4:06
  6. What'll I Do ?
       (I.Berlin) ・・・・・ 4:00
  7. It's You or No One
       (S.Cahn-J.Styne) ・・・・・ 4:32




  Chet Baker (tp.vo), Paul Desmond (as: # 1, 4),
  Bob James (p.key), Ron Carter (b),
  Steve Gadd (ds: 1-4), Jack DeJohnette (ds: 5-7)
  Recorded on July 17, October 31, November 1, 1974.





 最初このジャケットを手に取った時、写真の意味がよくわからず 「なにか抽象的なジャケットだなぁ」 なんて思ってましたが、裏を繋げて見ると女性の顔だったんですね.
 いかにも Chet Baker っぽい感じのジャケットです (笑)





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 昨年末、一年を振り返ってみたら非常に多くの人に支えられてやってきた一年だったと痛感しました.
 まぁ昨年に限った事ではありませんが、本当に今まで人に恵まれていたと言うのかな.
 仕事もちろん、 off-the-job でも ・・・・・・・ そういえばジャズに関してもそうだなぁ.

 2009 年に 小川隆夫氏 の存在を知り、最初はブログを通じ、その後 ONGAKU ゼミナール でご本人にお会いし、昨年はその ON ゼミ の企画までしてしまいました.

 この Chet Baker も、そんな人との出会い ・・・・・・ 小川氏との出会いがなければきっと今でも聴いていなかったはずです.
 と言うか、ジャズ・アルバムにしたって全然増えることなく、エレクトリックなものなんかまったく聴いていなかったかもしれません.
 ブログも自然消滅していたかもしれません.

 


Chet Baker 005

 このアルバムの "Autumn Leaves" ですが、最初はそんなにいいとも思っていなかったんだけれど、何度も聴いているとだんだん素敵に思えてきます.
 こういう軽快さがいいなぁ.
 Steve Gadd がいいなぁ ・・・・・・・・・
 Paul Desmond がこれまたいいなぁ ・・・・・・・・


 ただ、彼のヴォーカルはまだ好きになれません.
 ボクにはちょっと甘すぎてしまいます.
 まぁ、あと 10 もしたら大好きになっているかもしれませんが.


 CTI 捨てたもんじゃないなぁ.
 一昔前までは、 CTI レーベルというだけで手にも取らなかったというのに (笑)






 家のベランダからの初日の出です.




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 オレンジ色に染まった空にくっきりと.

 昨年もきれいに見ることができました.
 太陽が現れるまでベランダにいたのですが、寒さはそんなに厳しくありませんでした.
 日中もポカポカという感じの一日.

 今日のお天気のように、穏やかな一年になればいいのですが.




 写真撮った後は再びベッドでぬくぬく.
 奥様はいつものように早起きして初売りに出かけていました.

 初売りと言っても、お目当てはスタバの福袋です.
 普通にお店にコーヒーを飲みに来る人と福袋目当ての人たちが同じレジだったためか、かなりレジがごった返していたようですが、なんとかゲットしてきました.




2014.1.1 0041

 これが 5,000 円の福袋の中身.

 写真では背景になっていますが、黒のオリジナルバックの中に、
  ハウス ブレンド (中挽き)
  パイクプレイス ロースト (中挽き)
  VIA イタリアンロースト & コロンビア 各 1
  サイレンロゴコースター (黒 2 枚組)
  ロゴカップ ビバレッジカード × 2 枚
  アニバーサリーロゴチャームタンブラー
  スタッキングマグ ( 2 個入) 1 組

 昨年の福袋の中身をネットで見ましたが、ボク的には今年の方がいいようの思いました.
 特に職場で VIA を愛用しているボクにとって、 VIA が 2 箱入っているのはうれしい.
 タンブラーも、確か少し前の記念モデルだったような気がします.

 他の店舗の福袋の中身もネットでちらほら公開されています.
 基本的には大体同じですが、タンブラーがちょっと違う感じ.
 ステンレスのタンブラーが入っていたり、ハンディミルクフォーマーだったりするお店もあるようです.

 ステンレスポットはスリムタイプをすでに 2 本持っているので、ボクはこちらのタンブラーでも十分満足.
 この アニバーサリーロゴチャームタンブラー は、確か一昨年秋に発売されたはず.
 単なる売れ残りなのか ・・・・・・・・・・ 今度突撃質問してみよう (笑)





 ということで、今年も一年がスタートしました.
 来年の今頃、いい一年だったと思えるような年にしたいものです.




2014.1.3 004



Skylark / Paul Desmond





 朝から雨降り.
 それも朝のうちは結構激しい雨でした.
 昼頃には雨も止みましたが、この時期の雨はどうも似合いません.

 山を見れば厚い雲に覆われていました、きっと雪模様だったのでしょうか.



 休みの今日、タイミング良く HMV から CD 到着.
 一応は明日 12 月 11 日発売のようですが、一日早く届きました.
 このシリーズが出るとわかっていたら、今までも無理してアルバム購入しなかったのに ・・・・・・・ とちょっと残念な気持ちもちらちらあるようなシリーズ.
 でもまぁ、こういうハイ・スペックなアルバムが廉価価格で購入できるのはいいことですので、素直に喜ぶといたしましょう.


 最近、ジャズ・アルバムの発売は圧倒的に ユニバーサル・ミュージック・ジャパン が元気なのですが、今日届いたこの CTI のシリーズは キング・レコード .
 ジャズ・アルバムはなかなかお金にならないので、再販などもあまりされることなく消えていくアルバムも多いのですが、たまにこういったアルバムの発売を見つけるとつい顔がにやけてしまいます.



 そんな届いたアルバムの中の一枚です.





Desmond001-1






  " Skylark / Paul Desmond "





  1. Take Ten
          (P.Desmond) ・・・・・ 6:06
  2. Romance de Amor
          (Traditional) ・・・・・ 9:39
  3. Was a Sunny Day
          (P.Simon) ・・・・・ 4:45
  4. Music for a While
          (H.Purcell) ・・・・・ 6:44
  5. Skylark
          (H.Carmichael-J.Mercer) ・・・・・ 5:16





  Paul Desmond (as), Don Sebesky (arr),
  Gabor Szabo (g), Gene Bertoncini (g),
  Bob James (p.el-p), George Ricci (cello),
  Ron Carter (b), Jack DeJohnette (ds),
  Ralph MacDonald (perc)
  Recorded at RVG Studio, NJ, November 27-28 & December 4, 1973.






 昔は 「 CTI なんてジャズじゃない ・・・・・・ 」 なんて平気で語っていたはずが ・・・・

 いつの間にか "アランフェス協奏曲 / Jim Hall" が好きになって ・・・・
 Stanley Turrentine にうっとりして ・・・・
 Joe Farrell を買い集めるようになって ・・・・
 アルバム・ジャケットまで好きになって ・・・・
 気がついたら結構な枚数に増えていました ・・・・


 ただ CTI のアルバムって少し前までほとんど聴いていなかったので、よくわからないアルバムのがほとんど.
 ジャケットで選んだり、メンバーで選んだり ・・・・・・・・・
 なかには予想と全然違っていたりするアルバムもありますが、そういうのもありかな (笑)




ZZZ CTI_top0001

 今回の再販は、 Blu-spec CD での発売で、奇しくも TBM アルバムのスペックと同じなのですが価格があまりに違います.
 TBM は税込 2,625 円に対し、 CTI は 1,000 円 !!
 売れそうな枚数を考えると仕方ないとは思いますが ・・・・・・ それにしても違いすぎる.


 今回発売になった 40 枚のうち 12 枚はすでに持っていたのでよさそうなアルバムをとりあえず 4 枚購入.
 それで聴いてみたら ・・・・・・・
 いかにも CTI なのですが、昔のように 「ダメだ、こりゃっ」 的な感じがなく、何となく心地良さまであったりしました.
 おまけに応募シール 5 枚で非買品 CD がプレゼントされると書いてあります.


 ということで、急きょ 6 枚追加購入してしまいました.
 今月はボーナスが出るので、なんとか奥様におねだりしてお小遣いあげてもらおう (笑)




Pete Turner0036

 このジャケットを手掛けているのが Pete Turner .
 CTI といえばその独特な音と、ジャケット.
 この辺りは Blue Note と通じているものがあります.

 CTI のアルバムは見開きジャケットで、ほとんどのジャケット写真が見開いて一枚になっています.
 これが結構よかったりします.
 このアルバムにしてもほとんどジャケットで選んだようなものです.


 アート・ディレクターの ボブ・チアーノ 、プロデューサーの クリード・テイラー 、そしてカメラマン ピート・ターナー ・・・・・ 三者の綿密なアイデアのすり合わせにより、 CTI はサウンドとビジュアル面のトータル・プロデュースを図っていました.
 ピート・ターナー は、 1960 年代には Impulse ! 、 Verve などのジャケット・アート写真を数多く手掛け、 「色彩の魔術師」 とも呼ばれた ニューヨーク・オールバニー 出身の写真家.
 何とも不思議なイメージの写真が多く、シュールでエキゾチックなジャケットがたくさんあります.
 被写体に何かしらの規則性を持たせたり、ふとした日常動作の一瞬をヴィヴィッドに切り取るターナーの手法.
 そもそもが、 「リスナーたちが思わず手にとってしまうジャケットを作る」 というコンセプトの元に作られていたのだから、見るものの五感をこれでもかとくすぐる ピート・ターナー のフォトイズムに、ポートレイトとはまた違った趣の 「音とアートのシナジー」 を感じ取ることができるのではないだろうか.
 ( HMV ホームページから)




CreedTaylor001

 プロデューサーの クリード・テイラー (Creed Taylor) については前にも少し書いたかな.
 Bethlehem 、 ABC Paramount から Impulse ! 、 Verve などを経て A&M に移籍、 1967 年に CTI (Creed Taylor Issue) を設立.
 1970 年に CTI は A&M から独立し、正式名称を "Creed Taylor Incorporated" に変更.
 1983 年に倒産するまで、同レーベルにて多数のヒットを作り出した.
 1974 年には、より黒人マーケットを意識した クドゥ (KUDU) を設立.
 CTI は、ジャズのイージーリスニング / 大衆化を図り、フュージョン勃興以前にクロスオーバー・ブームの先がけとなった.
 また、 アントニオ・カルロス・ジョビン や ジョアン・ジルベルト などブラジルのミュージシャンを起用し、ボサノヴァをアメリカで普及させ、 Verve 時代にプロデュースした 1963 年の "Getz / Gilberto" は翌年の グラミー賞 を受賞している.
 ( HMV ホームページから)




Desmond001

 肝心のアルバムですが、寒くなった夜に暖かい部屋の中でのんびり聴くにはピッタリ.
 微妙な音の暖かさが、非常に心地よかったりします.

 映画 "禁じられた遊び" のメイン・テーマが演奏されていることでも有名なアルバムですが、ボクは一曲目の "Take Ten" が好きかな.
 Paul Desmond って、やっぱりこういった変調子の曲をまとめちゃうのがとてもうまいように思います.


 まぁこれ以上はボクがあれこれ書くこともありませんし、 CTI のアルバムはそんな蘊蓄をまったく必要とせず、楽に聴くことができますので.



 アナログ盤のような大きなジャケットでものんびり眺めながら聴ければ、もっと素敵でしょうね.


軽やかに、 "Take Five"

 昨日は雨降り
 今朝も重い雲が垂れこめていたんですが、だんだん青空が出てきました.
 まだ低めの雲が少しありますが、青い空も結構出ています.
 でも風もあり、気温はそんなには上がりません ・・・・ もうすぐ 12 月だものね.




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 家のベランダから、あえて逆光で ・・・・・ 残念ながら蓼科山は雲に隠れています.
 11 月 23 日 午後 2 時の空です.




 こんな休日は、本当にのんびりと音楽でも、それも軽いものがいいです.
 皆さんはこのアルバムのタイトル知っていますか?

  ・・・・・・・・・・・・

 今だに間違えるのは、ボクぐらいかな(笑) 






Brubeck001






  "Time Out / Dave Brubeck"





  1. Blue Rondo A La TurK
  2. Strange Meadow Lark
  3. Take Five
  4. There To Get Ready
  5. Kathy's Waltz
  6. Everybody's Jumpin'
  7. Pick Up Sticks




  Paul Desmond (as), Dave Brubeck (p), Eugene Wright (b),
  Joe Morello(ds)
  # 1. 7 : Recorded August 18, 1959.
  # 2. 3 : Recorded July 1st, 1959.
  # 4 - 6 : Recorded June 25, 1959.





 Paul Desmond のリーダー・アルバムではありません.
 アルバム・タイトルは、 "Take Five" ではありません.
 と、わかっていても、どうもボクには "Take Five / Paul Desmond" という印象が強すぎてしまいます.




Brubeck001-2

 数か月前、家の近く (と言っても、車で 10 分くらい) の、Tower Records で 1,000 円のものを見つけ、次に来たときに買おうと思っていたら、売れて無くなっていたアルバムです.
 このあたりの、ウエスト・コースト系ジャズを以前からほとんど聴こうとしなかったボクにとっては、喉から手が出るほどのアルバムではなかったことも事実ですので、そのまま放置状態.
 それから数カ月後、 HMV で 1,000 円を割る価格のものを見つけ、他の欲しいアルバムのついで (何枚で○○○サービスというようなキャンペーン) に Click したアルバムです.


 ついでに買ったというような失礼なこと書いていますが、このアルバムは Dave Brubeck を代表するアルバムでもあり、俗に言う ウエスト・コースト・ジャズ を代表するアルバムでもあります.
 アルバム全体が、変な調子の演奏で構成されていますが、演奏は決して変ではなくストレートなジャズ.
 そんな中で有名なのは、だれもが聴いたことのあるだろう "Take Five" .
 何度このアルバムを聴いても、どうしてもこの曲ですね.
 「曲名の "Take Five" は、 5 拍子と ( 5 分程度の) 休憩をしようという略式英語の二つを掛けたものである。」と、Wiki に書かれていましたが、ボクはずっと 「 5 拍子で行こう」 という意味だとばかり思っていました.



 ちょっと遠くから聞こえるドラムのリズムから、ピアノのブロック・コード、ベースが重なり、そして独特の音色のアルト・サックスがテーマを吹いていきます.
 いやーっ、もうこの一曲だけでも十分でしょう.
 同じ年に吹き込まれた、 "Kind Of Blue", "Giant Steps" といったような演奏もいいですが、こんなジャズも大歓迎です.
 この、独特の軽さがいいんです.


 ルーキーにもお勧めですね.



 ブログを書いていたら、とんでもないニュースが飛び込んできました.
 "延坪島に北が海岸砲発射、韓国軍「最高対応態勢」発令・・・"
 現在は攻撃などが中断されているようですが、一触即発の気配のままです.
 平和な日本に "のほほん" と暮らしていると、どうもこういったことがひとごとのように思えてしまうのですが、現実は尖閣諸島や北方領土といった問題も、すぐそばにあります.
 平和ボケした "弱腰" ニッポンは、これからどうなるんでしょう.



 せっかくの休日なのに、なにかキナ臭い休日になってしまいましたね.
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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