Paul_Motian

The House of Blue Lights

 前回のブログでは アカデミー賞 の結果をアップしました.
 そんな中の一本が、 アカデミー賞 音響編集賞 を受賞した "アメリカン・スナイパー" .

 木曜日の仕事帰りに観てきました.




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 いつもの小川さん と同じで、ボクもちょうどマイレージが溜まっていたのでそれを利用しての鑑賞でした.


 予告編は観たことありましたが、それ以外の情報全くないまま.
 そのためラストの実写部分は、ちょっと衝撃的でした.

 監督が C.イーストウッド ですので、この直前に撮影された "ジャージー・ボーイズ" とどうしても比較してしまいます.
 ボクの好みで言えば、 "アメリカン・スナイパー" のほうかな.


 アカデミー賞作品賞にもノミネートされていました ・・・・・・・・・
 "バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)" などのノミネート作品をほとんど観ていないので偉そうなことは言えませんが、何となくこの映画での作品賞はちょっと厳しいという感じは受けました. 









 ボクのブログでは 「昔ジャズ屋で聴くことはなかった ・・・・・・ 」 といったアルバムが多く登場します.
 これは昔からの 聴かず嫌い や、シリアスなジャズばかり追いかけていて、昔聴かなかったものを最近になってようやく聴くようになってきたからです.

 でも、このアルバムは昔のジャズ屋でも結構リクエストが多かったアルバムです.
 以前データなどをまったく掲載しなかったので、再登場です.









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  " The House of Blue Lights / Eddie Costa "





  1. The House of Blue Lights
             (G.Gryce) ・・・・・ 10:02
  2. My Funny Valentine
             (R.Rogers-L.Hart) ・・・・・ 6:57
  3. Diane
             (E.Rapee-L.Pollack) ・・・・・ 4:27
  4. Annabelle
             (E.Costa) ・・・・・ 4:08
  5. When I Fall In Love
             (E.Heyman-V.Young) ・・・・・ 5:00
  6. What's To Ya
             (E.Costa) ・・・・・ 9:30





  Eddie Costa (p), Wendell Marshall (b), Paul Motian (ds)
  Recorded at NYC, January 29 & February 2, 1959.








 ジャケットがとても印象的.
 このジャケットを見るだけで、一曲目の "The House of Blue Lights" のフレーズが浮かんできます.




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 やっぱり ジジ・グライス 作曲のタイトル曲 "The House of Blue Lights" .
 このアルバム、この一曲目の演奏については誰もが認めるところです.


 タッ、タ、タータ ・・・・・・・
 とても印象的なリズムでのメロディ部分はとてもインパクトがあります.

 左手でのゴリゴリした演奏と、右手での自由奔放に飛び回るような演奏が一つになって、独特な世界が広がっています.
 打楽器的な、鍵盤を叩きつけるような演奏です.



 それとこのアルバムと言えば、 2 曲目の "My Funny Valentine"
 後半のテーマ部分なんかは震えちゃうくらいステキなんだな.
 左手もとってもメロディアスなのです.






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 エディ・コスタ は31歳という若さで交通事故により無くなってしまいました.
 そして、彼はヴィブラフォンの奏者としても有名です.
 1957 年度 ダウンビート誌 国際批評家投票において、ヴァイヴとピアノの 2 部門で 最優秀新人 に選出されています.
 主な活動はスタジオ・ミュージシャンとしての活動で、残された演奏もヴィブラフォン奏者としてサイドにまわった録音が多いです.

 リーダー・アルバムも少なく、特にピアノだけを弾いているリーダー・アルバムはこの一枚のみ.

 にも拘らず、このアルバム ・・・・・・・
 "The House of Blue Lights" の演奏は、星の数ほどあるピアノ・トリオ演奏の中で輝いている一枚.


 青い輝きかはわかりませんが、その輝きは 50 年以上経った今でも変わっていません.







 曇り空というんじゃないけれど ・・・・・・・ 春霞 って感じでしょうか.

 風はあるけれど、ちょっと前までの刺すような冷たさはありません.
 ・・・・・ ちなみに昨日は刺すような冷たさで、久しぶりに雪も舞いました.




F07A5740
 (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/3200sec f/4 ISO-100)

 下の写真は、少し前に注文してあったカメラ用三脚が昨日届いたので、練習がてら三脚使って撮ってみました.
 前にも紹介した、 "撮り鉄 H" さんから頂いたレンズは三脚座が無いのでカメラ部分で固定.
 何とかこの重さまでだったら耐えられそうです.



F07A5717
 (EF70-200mm F2.8L USM : 200mm 1/4000sec f/4 ISO-100 EV-0.3)

 蓼科山 を 200 mm で.
 結構ピントもきていますね.

 古いレンズなので IS (手ブレ防止) がありませんので目一杯使うには三脚があった方がいいですね.




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 これがその三脚 Manfrotto Befree Red .

 旅行用なのでコンパクトですが、一応 4 kg まで大丈夫ということです.
 EOS 7D Mark ll + EF70-200mm F2.8L USM で、前述のような固定しても大丈夫です.


 部下の N 君が以前これを購入、今回カラーバリエーションが増えたので 赤 を購入.

 この三脚は Befree シリーズで、結構評判のいいモデル.
 デザインが素敵です、さすが イタリア製 (笑)
 特に今回の赤は、色の使い方が気に入っています.


 コンパクトと言ってもそれなりの重量があるので山歩きはどうかなぁ ・・・・・・・

Gloria's Step

 昨日の 21 日は、一年で最も夜が長く、昼が最も短くなる 冬至 でした.
 昔はこの日には必ずかぼちゃ料理が食卓にあがっていましたが、最近ではそういった風習も無くなりつつあります.
 ボクが かぼちゃ を好まない、というのが一番の原因なのですが ・・・・・・・ .



 こんな長い夜に聴くにはピッタリなアルバム.
 とても素敵なアルバムです.
 





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  " The Complete Village Vanguard Recordings, 1961. "
    Disc 1 : June 25, 1961, Afternoon Set 1 & 2





   Afternoon Set 1
   1. Spoken introduction ・・・・・ 0:42
   2. Gloria's Step : Take 1, interrupted
         (S.LaFaro) ・・・・・ 5:41
   3. Alice in Wonderland : Take 1
         (S.Fain-B.Hilliard) ・・・・・ 7:03
   4. My Foolish Heart
         (V.Young-N.Washington) ・・・・・ 4:58
   5. All of You : Take 1
         (C.Porter) ・・・・・ 8:14
   6. Announcement and intermission ・・・・・ 1:43

   Afternoon Set 2
   1. My Romance : Take 1
         (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・・ 7:09
   2. Some Other Time
         (L.Bernstein-B.Comden-A.Green) ・・・・・ 4:57
   3. Solar
         (M.Davis) ・・・・・ 8:26





   Bill Evans (p), Scott LaFaro (b), Paul Motian (ds)
   Recorded at the "Village Vanguard" , NYC, June 25, 1961.





 一曲目の "Gloria's Step" ですが、 1'08" あたりでいきなり音が消えます ・・・・・ 録音装置の電源が落ちてしまったようですが、このアルバムを初めて聴くとちょっとドキッとしてしまいます.
 実はこの演奏こそが、このアルバムの目玉になっており、アルバムや関連記事などいろいろな所に "first U.S. release ・・・・" といったことが書かれています.




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 1961年6月25日 ヴィレッジ・ヴァンガード での演奏は、午後のセットが二つ、夜が一つの計 3 セット.
 その演奏の中から、有名な "Sunday at the Village Vanguard" と "Waltz for Debby" という二枚のアルバムが発表されていました.


 そして 2005 年に発売されたのが、この Complete 版.
 当日の演奏順に構成され、 MC や休憩の雰囲気なども入っています.
 通常だったら絶対に陽の目を見ないような "Gloria's Step" の演奏も、こういったアルバムだからこそ.



 今年 6 月 23 日、 いつもの小川さん の "ON ゼミ" で、 "Waltz for Debby" の "My Foolish Heart" が取り上げられましたが、その時にこのアルバムのお話しとして、
 「今では名演と呼ばれる演奏にも関わらず、まだ Bill Evans の知名度は大したことはなく、このレコーディングのために普段ジャズなんか聴かない友人たちを集めたり、音楽そっちのけで喋っているカップルのことや、写真にも映っている ヴィレッジ・ヴァンガード 構造のことなど ・・・・・ 」

 とても面白い逸話を聴くことができ、じゃあ Complete 版を買おうと購入したものです.




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 ( 左から Max Gordon , Scott LaFaro , Bill Evans , Paul Motian )

 この演奏の中で、 "My Foolish Heart" 、 "My Romance" 、 "Some Other Time" の 3 曲が、アルバム "Waltz for Debby" .


 "Solar" が "Sunday at the Village Vanguard" ・・・・・・・ "Alice in Wonderland" は、 "Sunday at the Village Vanguard" のCD 化の際のボーナス・トラックとして.


 そして、 "Gloria's Step" と "All of You" はこのアルバムが初めて.


 演奏については、ボクなんかがいろいろ書く必要ないくらいとても素敵な演奏なので、できればライブの雰囲気を味わいながら、こういった Complete 盤に耳を傾けるのがいいんじゃないでしょうか.


 何十回 ・・・・・ 何百回と聴いた "My Foolish Heart" も、聴くたびに新しい良さが聴こえてきます.






 さて、明日からは今年最後の 東京 です ・・・・・ ただ、講習内容は いつもの講習会 とはちょっと違います.
 残念なことに、土曜日はどうも雨降りのようですね.

 いくつかお誘いがあったのですが、丁重にお断り ・・・・・・ のんびりクリスマス・ムードの街を一人で歩いてみようと思っています.


 また傘持っていかなくちゃなりませんね ・・・・・・・・・・・・・ .

Portrait in Jazz

 今朝は雨降りでした.
 午前中には雨も上がったものの、どんよりした寒い一日になりました.

 さすがに 12 月、季節は冬です ・・・・・・ 陽が出ないと気温はかなり低くなってしまいます.


 先日取り上げた "When I Fall in Love" ・・・・・
 とてもリリカルな演奏を聴いてみましょう.



 真面目が写真になるとこんな感じになるのか ・・・・・・・
 と思ってしまうようなデザインのジャケットでした.
 ボクの通っていたジャズ屋では、このアルバム 「お見合い写真」 って呼ばれていました (笑) .







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   " Portrait in Jazz / Bill Evans "





  1. Come Rain or Come Shine
         (H.Arlen-J.Mercer) ・・・・・ 3:20
  2. Autumn Leaves : take 1
         (J.Kosma-J.Prevert) ・・・・・ 5:56
  3. Autumn Leaves : take 2
         (J.Kosma-J.Prevert) ・・・・・ 5:22
  4. Witchcraft
         (C.Coleman-C.Leigh) ・・・・・ 4:32
  5. When I Fall in Love
         (V.Young-E.Heyman) ・・・・・ 4:52
  6. Peri's Scope
         (B.Evans) ・・・・・ 3:12
  7. What Is This Thing Called Love ?
         (C.Porter) ・・・・・ 4:34
  8. Spring Is Here
         (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・・ 5:05
  9. Some Day My Prince Will Come
         (F.Churchill-L.Morey) ・・・・・ 4:52
  10. Blue in Green : take 3
         (M.Davis-B.Evans) ・・・・・ 5:23
  11. Blue in Green : take 2
         (M.Davis-B.Evans) ・・・・・ 4:29

   (# 3 & 11, bonus track not part of original album)





  Bill Evans (p), Scott LaFaro (b), Paul Motian (ds)
  Recorded at Reeves Sound Studios, NYC, Descember 28, 1959.






 1960 年に発表されたアルバムで、ベースの スコット・ラファロ 、 ドラム のモール・モチアン によるトリオでの最初の吹き込みになります.
 このトリオは、 スコット・ラファロ の交通事故死によってわずかの期間で幕を閉じます.
 録音されたアルバムは、 Riverside レーベルの 4 枚だけ ・・・・・ 後年、完全版や別テイクが発掘されましたが.




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  "Explorations" (1961)
  "Sunday at the Village Vanguard" (1961)
  "Waltz for Debby" (1961)

 そしてスタジオ録音は、この "Portrait in Jazz" と "Explorations" だけです.



 このトリオの演奏は、 ビル・エヴァンス の非常にリリカルで、メロディアスなピアノがまず耳にび込んでくるのですが、さらにそこへベースやドラムがスリリングに絡んで、聴いていてゾクゾクしてしまいます.

 これが インタープレイ たる所以なのかも.


 インタープレイ とは ・・・・・・ 楽器演奏中における相互作用.
 相手の音に反応し合い、それによって個々を高めあい、全体を活性化させる音楽的会話で、特にインプロビゼーション、アドリブなどが中心になるジャズのような音楽では、必要不可欠な要素 ・・・・・・


 なるほどね、そういうつもりで聴いてみると納得なのです.
 
 ビル・エヴァンス は、どうもピアノを弾く時に腰を曲げ頭を垂らして弾く感じなのですが、こういったインタープレイに注意を注ぎながら聴いてみると、 スコット・ラファロ と顔を見合せながら演奏しているようなイメージが湧いてきますね.




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 ほとんどの曲がスタンダードで占められたこのアルバムで有名なのが、 "Autumn Leaves" の演奏でしょうか.
 この曲については、当初はステレオ版の演奏のみだったものが、後になってモノラル版の演奏があることがわかり加えられています.
 一番最初に出たオリジナルのアナログ・アルバムは、この CD の 3 曲目と 11 曲目を除いた 9 曲構成.
 その後、モノラル版の "Autumn Leaves" が国内アナログ盤に追加され (以前持っていたアルバムが確かこれだった) 10 曲構成になり、最近の CD はそこに 1 曲追加して 11 曲収録がメインのようです.
 ただ、 Wiki を見てみたら、 "Come Rain or Come Shine" と "Blue in Green" のさらに違うテイクも記載されたので、それらの演奏が追加になっている CD もあるのかもしれません.


 "Blue in Green" は、 マイルス・デイヴィス の "Kind of Blue" のアルバムでも演奏されている曲です.
 "Kind of Blue" のアルバムでは マイルス の作曲になっていますが、この "Portrait in Jazz" では二人の名前になっていました.


 ビル・エヴァンス の薬物摂取や飲酒については有名です.
 このピアニストも、自己破滅型の天才ピアニストでした.







 衆議院選挙 、 12 月 4 日公示、 16 日投開票.

 なのですが、ボク的にはこんな今日のお天気のようなイメージなのです.



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 どうもボクたちの生活を含めた日本のかじ取りをどこに託せばいいのかわかりません.
 少なくても、現政権にはかなりガッカリしているので、とても次の政権を ・・・・・ なんていうことはありえませんし.

 じゃぁどこにしよう ???

 思いっきり ? マークが付いてしまいます.


 大体が、途中で政党の鞍替えを平気でするような国会議員に日本を任せられるのでしょうか?
 仮にも当選した時にはその政党だったのですから、その政党の政策が合わなくなったら議員辞職すべき ・・・・・・ さらには船と共に命を終えるのが 男気 ( ・・・ ちょっと違うか) じゃないのかねぇ.



 投票には必ず行きますが ・・・・・・・ さて、どうしたものか.

Somewhere Before

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 夕方の空です ・・・・・・・ .
 昨日の夜は雷を伴った雨が少し降りましたが、今夜も降るのかなぁ.
 相変わらず蒸し暑い一日です.




 たまには若かりし頃の キース を聴いてみましょうか.
 キース と言っても、 キース・リチャーズ ではありません.
 キース・ジャレット ですね ・・・・・ 小川さん曰く、かなりの腰痛持ちピアニスト.



 彼が マイルス・デイヴィス グループに参加する前の、初期のアルバムです.
 今になると、このアルバム・ジャケットそのものの、どこか郷愁を誘うようなアルバムでもあります.





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   " Somewhere Before / Keith Jarrett "




  1.  My Back Pages (B.Dylan) ・・・・ 5:17
  2.  Pretty Ballad (K.Jarrett) ・・・・ 3:19
  3.  Moving Soon (K.Jarrett) ・・・・ 4:13
  4.  Somewhere Before (K.Jarrett) ・・・・ 6:39
  5.  New Rag (K.Jarrett) ・・・・ 4:34
  6.  A Moment For Tears (K.Jarrett) ・・・・ 2:50
  7.  Pouts' Over (And The Day's Not Through) 
                   (K.Jarrett) ・・・・ 4:24
  8.  Dedicated To You (Cahn-Chaplin) ・・・・ 4:49
  9.  Old Rag (K.Jarrett) ・・・・ 2:25




  Keith Jarrett (p), Chalie Haden (b), Paul Motian (ds)
  Recorded at Shelly's Manne-Hole, Hollywood, CA,
                        August 30 & 31, 1968.








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 なんと言っても一曲目の "My Back Pages" です.
 この演奏を聴くためだけに、アルバムを購入したと言っても決して過言ではありません.
 この曲の作者は、あの Bob Dylan .
 
 この曲の演奏で有名 ・・・・ というか、ボクの好きな演奏は、 1992 年 10 月に行われた "Bob Dylan 30th Anniversary Concert" での演奏です.
 Bob Dylan, Roger McGuinn, Tom Petty, Neil Young, Eric Clapton, George Harrison といった錚々たるメンバーでの演奏はちょっと感動モノでした ・・・・・ 特に Tom Petty がよかった.

 そんな ボブ・デュラン の曲ですが、このアルバムではベースのソロから始まり、そこにピアノとドラムスが加わっていきます.
 とにかくその旋律が綺麗なんですよね. 
 ジャズ的なアドリブ云々 ・・・・ なんてことは、どこかに置いておいて聴いてみるのがいいでしょう.


 このアルバムは、色々なタイプの演奏が入っていますが、その多くは一曲目のようなメロディアスでリリシズム溢れる演奏です.
 一曲目が終了すると拍手が聴こえます ・・・・・・ そう、このアルバムってライブ・アルバムだったんですよね.




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 kのアルバムが録音されたのは、こんなアフロ・ヘアの時代です.
 一・二曲目とメロディアスな静かな演奏が続きますが、三曲目で様相がガラリと変わります.
 ほとんどフリー・ジャズと言ってもおかしくない演奏です.
 実はボクにとっての キース・ジャレット のイメージは、この三曲目のようなフリーキーな演奏なのです.


 この人って、こんなフリーキーな演奏したかと思うと、 "ケルン・コンサート" のようなクラシックを彷彿させるような即興をしたりと、よくわからないんですよね.
 だから家には、このアルバムと "ケルン・コンサート" の 2 枚しかありません.
 サイドメンとしてのアルバムだと何枚かありますが、中でも有名なのは マイルス・グループ や チャールズ・ロイド・グループでの演奏でしょうか.
 特に "Forest Flower" は有名ですが、このアルバムもボクはダメなのですよ (笑) .

 キース・ジャレット のフリーキーな演奏は、いまだに好きになれません.
 このアルバムでは三曲目が終わった後結構な拍手がありましたが、もしボクがその場にいたとしたら、絶対に拍手はしなかったでしょう.


 このアルバムは、アルバム・タイトルが示すように、古いものから新しいものまでいろいろなことをごちゃ混ぜにしたような感じがあります.
 一曲目のポピュラーから、古臭いラグタイム風、スタンダード曲があったり、クラシック調もあったり、そしてフリーキーな演奏と.
 だからすべての演奏が "My Back Pages" のような演奏と思って購入すると、ちょっと痛い目にあうかも.


 若かりし頃の キース・ジャレット の色々な演奏を楽しめるという意味では、まぁこのアルバムを聴いてみても損はないかもしれません.
 ただ "ケルン・コンサート" 辺りから彼のピアノに触れた方にとっては、ちょっと厳しいところがあるかも.







 さて、 ロンドン・オリンピック それなりに盛り上がっていますね.
 期待されていたけれど結果が出なかったものや、あまり注目されていなかったのにメダルを取ったことにより一気に注目されたりと、いろいろなドラマが生まれています.

 みなさん頑張っているので、結果がどうあれ、観ているボクはとても多くの感動をいただいています.
 柔道も 金メダル がすべて ・・・・ 的なことを言っていますが、 銀メダル や 銅メダル だって十分にすごいことじゃないでしょうか.
 特に男子柔道陣の沈んだ顔と、競泳のメダリストたちの笑顔をついつい比較してしまいます.
 



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 今日は なでしこ の準決勝ですか ・・・・・・ どうしよ、観ちゃおうかな.
 男子サッカーもとてもいい感じですし、男女で決勝戦進出も決して夢ではなくなってきました.
 いつから日本はこんなにサッカーが強い国になったんだと、しみじみ.


 
 普段見ることのない競技を観ることができるのも、オリンピックの魅力の一つです.
 ウエイトリフティング なんて絶対観ようと思わないから ・・・・・・ でたまたまやっていた女子の 53kg 級を観てみたら、可愛い子たちがバーベルを持ち上げていたので驚き.
 もっとイカつい女子がやっているものだとばかり思っていたのですが、日本の 八木 さんやドイツの ロデ 選手 ↓↓ など、ちょっと見た目にはとてもバーベル持ち上げるような女の子には見えないのにねぇ.


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 それと面白かったのがカヌー競技.
 これって、観ていて結構面白いです.
 蒸し暑い夏に観るには、とても清涼感があっていいですねぇ.



 ということで、日程的には折り返しましたがまだしばらくは続きますので、遠い日本の TV の前から声援でも送ってみよう.


 ガンバレ、ニッポン !!!

Israel

 昨日から雨です ・・・・・・・・・・・・・
 朝には一度止んだ雨が、午後からはまたポツリポツリと.
 午後 3 時というのにこんな空.



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 最近、出勤を徒歩にしています.
 家から職場までは 2 km ちょっと ・・・・・・ 歩いても 30 分程度.

 家にいると、ほんのちょっとしたことでも車を使ってしまいます.
 だから、東京などに行った時のほうがはるかに歩いているはず.
 さすがにこれでは、とても山になんか行けない ・・・・・・・・・
 と、ちょっとした危機感を感じている今日この頃でしたので、思い切って徒歩通勤.

 すでに何度か歩いてみましたが、そんなに疲れもしないし、朝はちょっと気分もいいです ・・・・・・
 ただこの時期、とにかく蒸し暑いのがねぇ.
 汗をあまりかかない体質ですが、この時期は朝でさえうっすらとポロシャツが濡れてしまいます.

 

 それと感じるのが車のスピード.
 普段車に乗っている時は、まったく気にもしませんが、歩いてみると車のスピードに対する恐怖心を感じてしまいます.
 通勤に使う道路は田舎の田園地帯を抜けていくような道路なのでセンターラインも無いし、もちろんきちんとした歩道もありません.
 道路脇を歩いていくと、その横をすごいスピードで車がすり抜けていきます ・・・・・ 凄いと感じても、実際には 60 km/h もでていないと思いますが.


 こんなので突っ込まれたら、ひとたまりもありませんが、こういう歩行者に車が突っ込むという事故は非常に多く発生し、多くの方が犠牲になっています.
 改めて安全運転を考えさせられます. 





 さて、今日のブログ・タイトルは "Israel" .
 といっても国際情勢を語る訳ではなく、演奏される曲名です.
 このアルバムのこの曲の出だしを聴いただけで、思わずニヤッとしてしまいます.






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   " Explorations / Bill Evans " (Riverside-351)





  1. Israel 
         (J.Carisi) ・・・・ 6:08
  2. Haunted Heart 
         (H.Deitz-A.Schwartz) ・・・・ 3:25
  3. Beautiful Love : take 2 ・・・・ 5:03
         (W.King-E.Van Alstyne-V.Young-H.Gillespie)             
  4. Beautiful Love : take 1 ・・・ 6:03
  5. Elsa 
         (E.Zindars) ・・・・ 5:08
  6. Nardis 
         (M.Davis) ・・・・ 5:48
  7. How Deep Is the Ocean ? 
         (I.Berlin) ・・・・ 3:30
  8. I Wish I Knew 
         (M.Gordon-H.Warren) ・・・・ 4:39
  9. Sweet and Lovely 
         (G.Arnheim-H.Tobias-J.LeMare) ・・・・ 5:50
  10. The Boy next Door 
         (H.Martin-R.Blane) ・・・・ 5:06


  ( #4 & #10 Bonus Track not part of the original album )




  Bill Evans (p), Scott La Faro (b), Paul Motian (ds)
  Recorded at NYC, February 2, 1961.







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 このアルバムは Bill Evans 、 Scott La Faro 、 Paul Motian のトリオによる 2 枚目のアルバムになります.
 1961 年 6 月 25 日、このトリオによる ニューヨーク Village Vanguard での録音 ( "Sunday at the Village Vanguard" 、 "Waltz for Debby" ) の 10 日後、ベースの Scott La Faro が交通事故で死亡したため、このトリオは消滅.
 結局 4 枚のアルバム ( Village Vanguard の演奏については、後日 Complete 盤が発売) が残っただけでした.

 そんな 4 枚のアルバムの評価は、すべて高いものです.
 それだけになおさら、 Scott La Faro の死が惜しまれます ・・・・・ このトリオだったら、もっと素敵なアルバムが何枚もできたように思えてしまいます.


 Village Vanguard の演奏については、先月の "ONGAKU ゼミナール" の中でもいろいろなエピソードが語られており、ボク自身最近になって "Complete Village Vanguard Recordings 1961" を購入してしまいました.
 やっぱり、この時の演奏はいいですねぇ ・・・・・ International 盤だと、 3000 円以内で買えてしまいますが、このアルバムとてもいいです.




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  ( 左から Max Gordon , Scott La Faro , Bill Evans , Paul Motian )


 さてこのアルバム "Explorations" 、当然アナログ盤も CD も以前から持っていました.
 ・・・・・・・・・・・・・ はずだったのですが ・・・・・・

 CD をどんなに探しても見当たりませんでした.
 絶対にあったはずです、 iTunes にもインポートされているのですから.
 でも、ちょっと前から影も形もありません.

 で、考えられる原因は誤って人にあげちゃった ・・・・・ が、最有力です.
 購入し直したりした CD ( CD に限らず、 DVD も) のほとんどは、中古ショップなどに持っていかずに友人などに差し上げています.
 CD や DVD なんて中古ショップでは数百円程度なので、だったら友達にあげたほうが喜んでもらえます.
 だからこの時に紛れ込んでしまった可能性が大なのです ・・・・・ トホホ.


 仕方ないので、数週間前に Amazon で再購入でした.



 なんと言っても "Israel" なのです.
 やっぱり、この曲が一番素敵です.
 Bill Evans のピアノはもちろんですが、 Paul Motian の独特なブラシ・ワークがとってもいい.
 そして Scott La Faro のベース ・・・・・・ 思わず ムムムッ !
 こういう演奏を Interplay と呼ぶんでしたっけ ?
 こんな素晴らしい演奏をしていたにも拘らず、当時はまだそれほど有名ではなかったようです.


 上記の Village Vanguard での Live 収録も、お客さんが集まらず知り合いなどを寄せ集めたというのは有名な話で、演奏もろくに聴かないで話していたり、コップの音がガチャガチャ聞こえたり ・・・・・ .
 
 その当時、 Village Vanguard などライブ・ハウス出演は、ほとんどのところが 2 グループ制で、有名なグループと駆け出しグループを組み合わせて行っていたようです.
 この Village Vanguard 録音がされた時、 Bill Evans Trio は第 2 のグループで、メインはあの Modern Jazz Quartet (MJQ) だったそうです.
 
 今だったら、 「有り得ないっ!!」 って叫んでしまいそうですが (笑) .



 "Explorations" に話を引き戻しましょう ・・・・・
 このアルバムの演奏は。どれもハッとさせるような、そしてうっとりさせてくれるような演奏ばかりですが、そんな中でも有名な曲が、 6 曲目の "Nardis" .
 オリジナル・アナログ盤では、 B 面の 1 曲目になります
 この曲は、あの Miles Davis の曲 ・・・・・・ ただし Miles Davis がこの演奏をした記録はありません.
この曲もとても素敵な曲で、ベース・ソロが終わりピアノのソロに入っていくところなんて、ゾクゾクしてしまうような演奏なのであります.



 全編がリリシズム溢れまくりのアルバムです.
 ルーキーのみなさんが、休日の午後 BGM で流しても様になってしまうような演奏です.
 聴きこんでもいいし、聴き流してもいい ・・・・・・・・ そんなお得なアルバムです.


 ジャケットも ・・・・・・・・ そんな雰囲気出てますね.

Alice In Wonderland

 日帰りの東京です.
 朝 10 時 35 分の新幹線に乗って、帰りは東京発 15 時 44 分発でお帰り.
 東京滞在時間は ・・・・・・ 4 時間くらい (汗).
 来週の、"いつもの講習会" 山梨出張コースの資料を持ってくるのが目的だったので、こんなものでしょうか.
 これだけのために行く必要があるのか、少しばかり微妙ではありますが、コース・ディレクターとしては仕方ないですかね.



 帰りの新幹線はほぼ満杯状態で、モバイル・スイカでの指定が取れなかったため、ホームに並んで自由席をなんとかゲット ・・・・ モバイル・スイカだと、指定席でも自由席でも料金が一緒なので、なにか損をしたような気持ちになりました(笑).
 ボクの座ったシートの通路を挟んだ横の 3 人がけに、ボクより少しばかり年上の男性 2 人が座っていました.
 列車が大宮駅に止まったと思ったら、突然人一人が隣の人に何やら言って、慌てて降りはじめました.
 もう一人も慌てていたせいか、飲みかけのビール持ちながらいくつもある荷物を持ったりしていたものだから、ビールが自分にかかったり、通路や座っていた座席にこぼれたりと ・・・・・・
 なにか、いい年して最低だなーと思っちゃいました. 

 こういった人に限って 「今の若い奴ら ・・・・」 なんて言いそうですね.




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 季節は 11 月です、もうすぐクリスマスですね.
 今日は東京駅から京橋までしか歩かなかったので、あまりクリスマスらしさは感じませんでしたが、

 スタバも、クリスマスらしくなってきました.
 そういえば、キャンディーケーンマグ 結構素敵なデザインですね、今度買おうかな.
 家で使うには 260ml くらいがいいんだけれど、ちょうどいいサイズがあるかなー.






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  "Sunday At The Village Vanguard - Keepnews Collection"




  1. Gloria's Step (Take2)
  2. My Man's Gone Now
  3. Solar
  4. Alice in Wonderland (Take2)
  5. All of You (Take2)
  6. Jade Visions (Take2)
  7. Gloria's Step (Take3)
  8. Alice in Wonderland (Take1)
  9. All of You (Take3)
  10. Jade Visions (Take1)




  Bill Evans (p), Scott LaFaro (b), Paul Motian (ds)
  Recorded June 25, 1961.





 最近 999 円の CD とかで、かなり驚いていましたが、このアルバムは 800 円なのです.
 ボクは純粋なコレクターではないので、安くて聴ければ、オリジナルと違っても十分なのです.
 このアルバムも、きっと安いのには意味がありそうですが、ボクにとってはそんなのは意味無いので ・・・・・ 駄洒落になってしまいました.




evans003-2

 オリジナルは、最初の 6 曲ですがボーナス・トラックが 4 曲入っています.
 このアルバムも、幾度となく発売されているので、ボーナス・トラックが 5 曲のものもありますし、今回同時購入した "At The Village Vanguard" なるアルバムもあります ・・・・ このアルバムに関しては、"Sunday At The Village Vanguard" のオリジナル曲のほとんどが入っています.

 昔アナログで持っていた時には、 2 枚組の International 盤でした.
 ボクのように、知識を持ち合わせていないファンとしては、こんなにも多くの同じアルバムが出ていると分からないことばかりですので、購入時どんな曲がボーナスで入っているのか、よく吟味する必要があるようです.


 実はこのアルバム、CD でも持っていたはずなのですが ・・・・・ どうしても見つかりません.
 ひょっとすると、思い違いで最初から持っていなかったのかも ・・・・・ でも、以前 Scott LaFaro の入っているアルバムをまとめて買ったんだけれどな〜 ・・・・・・.
 いずれにせよ見つからなかったので、今回 800 円という驚愕プライスにも惹かれ、購入しました.


 改めて聴いてみると ・・・・・ Scott LaFaro ですね.
 Bill Evans のリリカルなピアノの旋律に、自由奔放に絡んでくる LaFaro がすごくいいんですよね.
 ある時には寡黙に、ある時には饒舌に ・・・・・・ 絶妙なバランスがあります.
 Bill Evans のピアノは相変わらずですが、ドラムスの Paul Motian の控えめな演奏も好感持てます.
 この短い時期の、このトリオは、ある意味で最強ですね ・・・・ 何度聴いてもすごい.


 この時の演奏は、録音のためのライブだったのでしょうか? ・・・・ 故に、テイクがいくつもあるのかなぁ.
 当時このトリオで Village Vanguard でのライブを行っており、その最終日の模様を録音したのが、このアルバムと "Waltz For Debby" というのは有名な話ですが ・・・・.
 でもライブを録音したものだとしたら、今頃ステージごとにまとめたアルバムも出ていそうですし、一日に同じ曲を 3 回はしないだろうなんて、思ってしまいます.
 やっぱり、この日の演奏は録音目的のライブだったんじゃないのかな〜 ・・・・.
 知っている方がいたら教えてください、このあたりの知識は相変わらず乏しいので (笑).


 Portrait in Jazz(1959)、Waltz For Debby(1961)、Explorations(1961)、そしてこのアルバムは、完全にルーキー必聴盤でしょうね.



 さて、今年のクリスマスは一人東京です.
 いつもの Bar に顔でも出して、淋しさを紛らわすとしますか ・・・・ でもあの華やかな雰囲気の銀座の夜、一人で通りを歩くのもねー.
 そういえば、次回のお土産も "Alice In Wonderland" でした.



 こちらは、Scott LaFaro ではなく、 Johnny Depp ですが ・・・・・
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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