今日の午後の風はすごかったな〜.
 天気はいいんですが、遠くのほうは真っ白に霞んでいました.
 高台にある我が家は、もろに風が通り抜けていくので、外に出たらビックリするくらいの風で、普段は静かに閉まるドアも勢いよく閉まりそうで危うく指を挟むところでした.


 今日はお休みだったので珍しく家のことなどを、ほんの少しばかり.
 午前中の暖かい日差しの中で、奥様のタイヤ交換をしてあげたのですが、スタッドレスタイヤの山がほとんどなくなりかけていました.
 来シーズンはタイヤ買わないとダメでしょうね ・・・・ 毎年なんかしらタイヤを 1 セット買っています.
 車がないとほとんど生活できない場所なので、仕方ありません.


 そういえば震災の被災地でも車がなくて困っているようでした.
 あの辺りも、車がないと行動のほとんどが制限されてしまうでしょうから.
 仮設でもなんとか住む場所ができ、衣類や食糧などもなんとかなってくると、行動範囲を広くして仕事や、片付けそしてたまには気分転換にと、車が絶対的に必要になるような気がします.
 ある自動車販売店では、安い中古車を販売しながら顧客に軽トラックなどを貸し出しているとニュースで紹介されていましたが、もっと行政でもこのあたりのサービス考えられないんでしょうかね ・・・・.



 先日の CD コンパクト化大作戦でいらなくなった CD のプラスチック・ケースがダンボール 4 つ溜まっていましたが、ようやく今日クリーンセンターに持っていって処分です.
 ボクの市ではこれらは "固いプラスチック" という分類です.
 持ち込みでも処分料金が、 20 円/kg かかってしまいますが、仕方ありませんよね.
 今日処分した CD ケースの総重量は ・・・・・ 80 kg でした.
 結構重いし、かさばるので、コンパクト大作戦は大成功でした.




 さて、一日遅れで Blue Note 第一陣がようやく届きました.
 "認知領域" を刺激してくれるアルバムです.






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  "Down With It / Blue Mitchell"





   1. Hi Heel Sneakers
   2. Perception
   3. Alone, Alone And Alone
   4. March On Selma
   5. One Shirt
   6. Samba De Stacy




  Blue Mitchell (tp), Junior Cook (ts), Chick Corea (p),
  Gene Taylor (b), Al Foster (ds)
  Recorded July 14, 1965.





 このアルバムを知ったのは "いつもの小川さん" の "ONGAKU ゼミナール" で、日野皓正の "Alone, Alone And Alone" が紹介されたのがきっかけでした.
 本当は昨年買うつもりだったのですが、たまたま在庫切れで購入できず ・・・・・ 今頃の購入です.
 正直、このあたりのアルバムは大したことないんだろうな、なんてイメージを持っていたことも、購入を遅らせた理由です.

 Blue Mitchell は、何と言っても "Blue's Mood" がボクの中では絶対なのです ・・・・ そして、 "I'll Close My Eyes" が.
 だからどうしてもそれと比較して聴いてしまう傾向にあります ・・・・ でもこういった聴き方は非常にナンセンスで、特にルーキーにはお勧めできません.
 こういう聴き方をしていると、いつも間にか殻に閉じこもって聴いているような感じになってしまいます.


 このアルバムは、ほとんど知識らしい知識を持たないまま聴いてみました.
 いきなりロック・ビートです ・・・・・ でも、悪くないです.
 今までだったら、完全に拒絶反応起こしてしまいそうなビートなのにね ・・・・・ ボクも一皮むけた感じですね (笑) .





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 Junior Cook が、なんかいいじゃありませんか.
 Blue Mitchell は相変わらずきれいな音色を出しています.
 曲は、まんま "The Sidewinder" って感じ!
 アルバム全体が、この調子でいっちゃうとちょっと ・・・ と思っていたら、 2 曲目でノックアウトでした.

 2 曲目の "Perception" の演奏がグッドです.
 この曲はいい、テーマ部分もいいけれど、ソロがまたいい.
 そしてここでも Junior Cook がいい演奏してるなー.
 この演奏は、完全にボクの つぼ です.


 そしてあの "Alone, Alone And Alone" .
 どこかに、この曲のベスト盤と言うような感じで、このアルバムが紹介されていたと思うんだけれど、正直 2 曲目のインパクトのほうが、ボクにははるかに大きいですね.
 もちろん悪くはありませんよ、しっとりとしたあのメロディーは、深夜に一人で聴くには持って来いだと思っています.


 それにしても、曲を進めるたびに思うのはやっぱり Junior Cook の良さでしょう.
 そして Blue Mitchell もいい.
 Blue Note の Blue Mitchell もあなどれません.
 おまけに Chick Corea に Al Foster ですよ ・・・・・・. 




 今まで散々きれいな女性には泣かされてきましたが、やっとジャケットの写真のように微笑んでもらえました.
 このアルバム ・・・・・・ 最高っ!!