Pete_LaRoca

New Soil

・ ・ ・ ・ ・ ・



 こんどの日曜日は EOS学園 撮影実習.

 ・・・・・・・・・・・・ ですが、天気が激ヤバッ.



310261-WID

 前回 8 月 6 日も天気予報では降水確率高かったのですが、当日は暑い日差しの下での撮影でした.

 でもさすがにこんどの日曜日は ・・・・・・・・
 台風 18 号の影響でひょっとすると大荒れになりそうな気配です.

 18 日の月曜日も 銀座 での撮影を中心としたセミナー申し込んであるので、そちらもヤバいかなぁ.
 こればかりは祈るしかありません.


 土屋先生、何とかしてください ・・・・・・・ ぼそっ




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 さて、 Blue Note のアルバムを取り上げるのは一か月ぶりです.
 ジャケットがいいなぁ ・・・・・・・・・・・・・

 でも、このアルバムそんなに聴いていないんです.






4013






  " New Soil / Jackie McLean "





  1. Hip Strut
         (Jackie McLean) ・・・・・ 11:15
  2. Minor Apprehension
         (Jackie McLean) ・・・・・ 7:30
  3. Greasy
         (Walter Davis Jr.) ・・・・・ 7:20
  4. Sweet Cakes
         (Walter Davis Jr.) ・・・・・ 6:41
  5. Davis Cup
         (Walter Davis Jr.) ・・・・・ 5:25
  6. Formidable
         (Walter Davis Jr.) ・・・・・ 6:13







  Donald Byrd (tp), Jackie McLean (as),
  Walter Davis Jr. (p), Paul Chambers (b),
  Pete LaRoca (ds)
  Recorded at RVG Studio, Hackensack, NJ, May 2, 1959.







 BLP-4013 、 ジャッキー・マクリーン にとって Blue Note での最初のリーダー・アルバムになります.
 ただし録音に関しては "Jackie's Bag (BLP-4051)" が最初になります.
 このアルバム録音の約半年後 "Swing, Swang, Swingin' (BLP-4024)" が吹き込まれました.


 オリジナル・アルバムは 5 曲目までで、 6 曲目 "Formidable" は CD 化に伴ったボーナス・トラックです.

 ちなみに私、最初にこのアルバムを知った時、タイトルが "New Soul" だとばかり思ってました.






4013-2

 ジャッキー・マクリーン のイメージは、新主流派でもかなりアグレッシブな演奏をする ・・・・・・・
 というのがボクの持っている印象です.
 ソロでも時々ピーキーな感じが出たり.


 もちろんそれはこのアルバムよりももう少し後の演奏.
 現にこのアルバムはとても聴きやすいハード・バップです.

 ただ一度そういうイメージを持ってしまうと、なかなかそれを払拭するのが難しい.
 特にボクを含めジャズ聴いている人たちって、ある意味で頑固なところあるから ・・・・・・ (笑)


 そんな感じでなかなか好んで聴こうとしないミュージシャンの一人.
 Blue Note への吹込みが多いので、ボクの部屋の棚にも彼のアルバムは 15 枚ありました.
 持っている枚数が 1000 枚ちょっとなので、それを考えると結構多いほうかもしれません.




Jackie McLean 008

 このアルバムは ジャッキー・マクリーン とピアノの ウォルター・デイヴィス・ジュニア のオリジナル曲で構成されています.
 
 そんな選曲も、ちょっと聴く前から抵抗を感じてしまう部分かもしれません.
 ただこういったアルバムはたくさんありますし、単に聴かず嫌いを否めません.
 サイドメンとして有名なアルバムにも参加しているので、そういったところでも彼のステキな演奏を聴くことが多いのですが、どうもリーダー作となると ・・・・・・・・・・ ぼそっ

 
 で聴いてみると、先にも書いたようにとても聴きやすく、ご機嫌なアルバムにに仕上がっています.
 後年の前衛的な雰囲気も時々あるものの、あまりゴリゴリせず ・・・・・ ピーキーでないところがとても聴きやすいのです.


 Prestige 時代にも何枚かのリーダー・アルバムがありますが、ボクは "4, 5 and 6" しか持っていませんので正直 Blue Note 時代との比較ができません.

 1 月に書いた記事読んでみたら、やっぱり今回と同じようなことが書いてありました.




Donald Byrd 00101

 感じたのは特に ドナルド・バード がいいんだな.
 この人のトランペットの音が好きだなぁ.

 とても聴きやすいアルバムで、いかにも Blue Note らしいアルバムでもあります.

 でも後年の彼の演奏が好きな方には、まとまりすぎた感じでちょっと物足りないかもしれませんね.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今夜、テレビのニュース番組で紹介されていましたが、お隣の 上田市 塩田平 にある松茸小屋がオープンし始めました.
 この 塩田平 には、こういった小屋がいくつかあります.

 週末のお天気同様、松茸の収穫もお天気次第.
 今年は結構収穫が見込まれているようで、出だし好調のようです.




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 この 塩田平 は、上田市の南西に位置しているのどかな田園地帯.
  「信州の鎌倉」 とも呼ばれ、古い社寺が 多く文化財も豊富です.
 特に有名なのは 別所温泉 にある国宝の 安楽寺 三重塔 ですが、他にも重要文化財の 前山寺 三重塔 もあります.
 これからの時期はそういった神社仏閣を散策して歩くのもステキです.

 3 年前の勤務先がこの 塩田平 だったので、このあたりはいろいろ歩いたことがあります.




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 東京 から 上田 まで新幹線で1時間半、そこから 別所線 という超ローカル線で 塩田平 に行けます.
 また終点の 別所温泉 には結構お高い温泉旅館や 北向観音 や 安楽寺 三重塔 などの観光名所もあります.



 ちなみにボクは キノコ をまったく食しませんので、松茸も全く興味がないエコ設計になっています (笑)



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Circle Waltz

 今シーズン初めての、本格的な雪.
 北海道をはじめ、全国的にも大荒れだったようです.

 ボクの地域で降ったのは 16 日のお昼頃から夕方 19:00 頃まででしたが、水分をたっぷり含んだ重い雪が結構積りました.




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 今朝は予想通り、至る所で渋滞が発生していました.
 写真は職場前の幹線道路ですが、いつもだったら交通量の少ない時間にもかかわらず早朝から大渋滞でした. 

 さすがに今年 2 月のような大雪ではありませんでしたが、今年も雪が心配になる季節が本格的に到来って感じです.
 まぁ眺めている分には、写真のようなきれいな景色が広がるんですがね (笑)




 そんな雪景色を連想するような、リリカルな演奏のアルバムを.










Friedman001






  " Circle Waltz / Don Friedman "






  1. Circle Waltz
       (D.Friedman) ・・・・・ 5:57
  2. Sea's Breeze
       (D.Friedman) ・・・・・ 6:03
  3. I Hear a Rhapsody
       (J.Baker-G.Fragos-D.Gasparre) ・・・・・ 7:30
  4. In Your Own Sweet Way  
       (D.Brubeck) ・・・・・ 5:18
  5. Loves Parting
       (D.Friedman) ・・・・・ 5:43
  6. So in Love
       (C.Porter) ・・・・・ 3:23
  7. Modes Pivoting
       (D.Friedman) ・・・・・ 6:41




  Don Friedman (p), Chuck Israels (b), Pete LaRoca (ds)
  Recorded at Plaza Sound Studios, NYC, May 14, 1962.






 このジャケットも、ずっと前からいろいろなところで見かけていたので、当然アルバム・タイトルも演奏者名も知っていました.
 でも、不思議と聴いた記憶がないし、当然アルバム購入する気持ちもなし.
 完璧な 聴かず嫌い です.




Friedman001-2

 以前から白人のピアニストというだけでダメで、このジャケット裏の写真のような雰囲気がさらにダメ.
 
 そういえばずっと前には ビル・エヴァンス もそんなに好きじゃなかったから.
 今回は いつもの 1,000円 ということで重い腰を上げるように購入.


 で、聴いてみたらいろいろな評価に書かれているように、ボクが思っていたよりもずっといい演奏でした.
 とても ビル・エヴァンス に似たような演奏というのが最初に聴いた印象です.


 アルバム・タイトル曲 "Circle Waltz" を聴いてみると、一音一音を丁寧に、繊細に並べていくような感じがします.
 ビル・エヴァンス を少し硬くしたとでも言うのかな.
 この一曲聴いただけで、あぁこういう演奏なんだ ・・・・・・・・




friedman004

 名前は知っていましたが、経歴などはまったくわからなかったので、ほんの少しリサーチ.


 そうしたら ビル・エヴァンス と結構繋がりがあることがわかりました.

 ビル・エヴァンス トリオというとすぐに名前が挙がってくるのが スコット・ラファロ .
 彼との インタープレイ はあまりにも有名ですから.

 そんな スコット・ラファロ が、 ビル・エヴァンス のトリオに加入する前からずっと共演していたのが ドン・フリードマン .
 ニューヨーク に出てきた スコット・ラファロ を自分の家に泊めて面倒までみていたようです.
 そんな スコット・ラファロ は ビル・エヴァンス に誘われるや、今までの恩を忘れたかのように ビル・エヴァンス の許にいってしまいます.


 さらに スコット・ラファロ に去られた ドン・フリードマン は、このアルバムで一緒に演奏している チャック・イスラエル を見つけ一緒に仕事をしていたのですが、自動車事故で スコット・ラファロ が亡くなってしまうと ビル・エヴァンス はなんとチャック・イスラエル を引き抜いてしまいます.



 ドン・フリードマン は 「自分は ビル・エヴァンス から影響を受けていない」 と言っていたようですが、やりたいと思う演奏は似ていたんでしょうね.


 こんな出来事を知って改めて聴いてみると、なにか繊細さの中に情念のような炎が ・・・・・・・・・・




 気のせいでしょうね (笑)













 さて、先々週研修のため 3 日留守にしましたが、その間にボイラーが壊れました.


 台所で使う給湯用ではなく、お風呂の給水ボイラー.
 2000 年に新築から使用していたので 14 年.
 業者の方に言わせると
 「 10 年で消耗品などの生産中止なのでまぁ寿命ですね ・・・・ 」
 「修理を試みることも可能ですが、修理してもダメな可能性もあるし、ほんの一時しのぎの可能性も ・・・・・ 」

 ということから、思い切って新しいものを設置することにしました.




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 毎年のメンテナンス契約をしていて今回も見てもらった業者に設置してもらおうと話しを進めると、業者のほうから 「三井ホーム の家はこちらでは設置できないのでメーカーに確認してください.」 ・・・・・・・・

 よくわからないので、とりあえず 三井ホーム に聞いてみると 「そんなことないので大丈夫」 とのお返事.
 「きっとこちらに気を使ってそういうことを言ったのでしょう、点検業者もボイラーメーカーの代理店なのでまったく問題ありません」 との回答.
 ついでだから 三井ホーム でお願いした場合の工事費を聞いてみると、点検業者よりも 3 万円ほど高い.


 夏場だったらシャワーだけで、いろいろ検討する余地があるんだけれど、時期的にも待ったなし.
 そのため毎年のメンテナンス契約している業者に依頼.


 問題は価格です.
 工事費など含めて約 ○○ 万円なり ・・・・・・・
 インターネットを見ると本体だけだったらかなり安いものがたくさんありますが、今後のメンテナンスなどを考えると多少高くてもすぐに来てくれる業者のほうがいいですよね.



 さて、このお金をどこから捻出しようか・・・・・・・・





 今夜もシンシンと雪が降っています.
 明日の朝、積らなければいいのですが ・・・・・・・・



 こんな静かな真っ白い夜ですから、 "her / 世界でひとつの彼女" でも観ながら スカーレット・ヨハンソン に萌えようかな ・・・・・・・・・ (爆)
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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