肌寒いお天気です、梅雨だから仕方ありませんが.
 朝からこんな重めの空です.



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 でもこんな日でも、気分次第で晴れたり、曇ったり ・・・・・・・



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 じゃ、今日は "Come Rain Or Come Shine" ・・・・・・・ といきたいのですが、そうじゃありません.



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 これらの写真、一枚の写真から加工してあります.
 HDR (high dynamic range imaging) 加工したものです.
 HDR とは、露出の違う写真を合成させ幅広いダイナミックレンジを表現させるもので、明暗の強調やいろいろな表現が可能になります ・・・・・・ わかっているようで、ボクもほとんどわかっていませんが.
 基本的には数枚の露出の違う画像を掛け合わすのですが、今回試してみたソフトウェア "Photomatix" では一枚の写真でも HDR 加工ができます.
 それが上の 3 枚の写真で、一番上はプログラムモードで撮影した元の写真.


 実は去年からずっとこの HDR が気になっていました.
 山に登って写真撮っているんですが、山の写真を HDR 加工したくて ・・・・・ "Photomatix" もずっと気になっていました.
 秋に デジタル一眼レフ を安く譲ってもらってから、結構写真撮っていたのですが、 "RAW 画像" なんて一度も使ったことありませんでした.

 今日初めて、 "RAW 画像" を使い HDR 加工です.
 ほんの少しばかり扱いが面倒ですし、容量も取ってしまいますが、今年はすべて RAW で記録することにします.
 "Photomatix" は ・・・・・・・・・ どうしようか検討中.







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  "Bohemia After Dark / Kenny Clarke"




  1. Bohemia After Dark
  2. Chasm
  3. Willow Weep For Me
  4. Late Entry
  5. Hear Me Talkin' To Ya
  6. With Apologies To Oscar
  7. We'll Be Together Again
  8. Carribean Cutie (alt-tk)




  Julian Cannonball Adderley (as), Donald Byrd (tp), 
  Nat Adderley (cor), Jerome Richardson (ts.fl),
  Horace Silver (p), Hank Jones (p - #7.8), 
  Paul Chambers (b), Kenny Clarke (ds)

  #1-6 Recorded June 28,1955.
  #7.8 Recorded July 14,1955.





 昔持っていたアナログ盤のジャケットデザインは、下の写真のように全く違うものでした.




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 この女性のジャケットは、あまり好きじゃありません.
 この女性のジャケットは "Carribean Cutie" に合わせてあるんでしょうね、きっと.
 どう見ても "Cafe Bohemia" とは似合いそうもありませんので ・・・・・ (笑)
 このジャケットがオリジナルなのか、ボクにはわかりません.


 そういえば曲数も、曲順も少し違っているような気がします.
 まぁ、 CD 発売の際には未発表テークなど入れるのが当たり前のようになっていますから.


 さてこのアルバム、 Kenny Clarke ・・・・・・ Clarke の綴りが微妙に他の方たちと違いますね ・・・・・・ の代表アルバムとされていますが、ボクのアルバムではがっつり "Cannonball Adderley - Bohemia After Dark" と書いてあり、ライナーノーツ部のデータに "Kenny Clarke featuring Cannonball Adderley" です.
 ライナーノーツには、この録音の少し前にフロリダからやってきたばかりの Adderley 兄弟が "Cafe Bohemia" で Oscar Pettiford グループと演奏したことなどが書かれています ・・・・ 英文なので正しいかは微妙です.
 昨日書いた Wayne Shorter もそうですが、 Adderley 兄弟も新人らしからぬ演奏ですよね.




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 5 曲目の "Hear Me Talkin' To Ya" がいいです、こういった R&B に弱いボクです.
 実はボク、 Cannonball のアルトがほんの少し苦手なのです ・・・・・・ でも、この曲のようなミディアムテンポでの演奏は、いいかなと思えます.

 そしてなんといってもタイトル曲 ・・・・・ "Bohemia After Dark" でしょう.
 Oscar Pettiford の作った曲で、軽快なリズムにちょっとメランコリックなテーマが乗っていきます.
 とっても素敵な曲です.
 同じ系列の曲として "Five Spot After Dark" があります.
 両曲とも、ジャズ・クラブの名前をタイトルに使っています.



 夜が更けるたびに、いろいろなクラブで、いろいろな演奏が繰り広げられていたんでしょうね.
 すでに、古き良き時代になってしまいました.