Pink_Floyd

Roger Waters The Wall




 2 月 13 日の土曜日です.
 先週は仕事が入っていたのですが、今週末は何もないのでいつも以上に まったりズム 全開.

 ボクの寝室は 2 階で、窓の外には何もないのでカーテンは全く閉めずに寝ています.
 今朝はそんなベッドの上で赤い日差しで目が覚めました.


 慌てて部屋までカメラを持ちにいってまず一枚 !




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 色を確認してみたら ・・・・・・・・ なんとモノクロです.
 以前、設定をいろいろ変えて撮ったままになってました.
 それにしても慌てて撮った一枚なので、近所の屋根は入っているわ、鳥がその横で飛んでいるわ ・・・・・・ (笑)


 こういう風景はあっという間に色が変わるのでプチ・パニック.
 なんとか設定を戻して撮りました.




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  (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/40sec f/10 EV-1.0 ISO-250)

 本当にキレイですね
 思わず 「もっと広角を !!」 って叫びたくなるくらい.




 さて今日の話題も、とてもきれいな映像でした.
 昨年 Blu-ray を予約して、数日前に届きました.

 これは単なるミュージック・ビデオではなくて、もっともっと社会派的で、いろいろなコンセプトが詰まった映像.

 なんだけれど、音楽と映像が織りなす世界はそんな難しいことを感じさせず、自分のその世界に入っているような感覚になってしまいます.





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  "Roger Waters The Wall"




  1. In the Flesh?
  2. The Thin Ice
  3. Another Brick in the Wall (Part 1)
  4. The Happiest Days of Our Lives
  5. Another Brick in the Wall (Part 2)
  6. The Ballad of Jean Charles de Menezes
  7. Mother
  8. Goodbye Blue Sky
  9. Empty Spaces
  10. What Shall We Do Now?
  11. Young Lust
  12. One of My Turns
  13. Don't Leave Me Now
  14. Another Brick in the Wall (Part 3)
  15. The Last Few Bricks
  16. Goodbye Cruel World
  17. Hey You
  18. Is There Anybody Out There?
  19. Nobody Home
  20. Vera
  21. Bring the Boys Back Home
  22. Comfortably Numb
  23. The Show Must Go On
  24. In the Flesh
  25. Run Like Hell
  26. Waiting for the Worms
  27. Stop
  28. The Trial
  29. Outside the Wall







 正座しているような気持ちで観ました(笑)
 やっぱりこれは気持ちを入れて観ないとねぇ.





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 この映像は彼の "The Wall Tour" の映像の合間に、ドキュメンタリー風映像が入っているものです.
 そのドキュメンタリー風というのが、過去の戦争で亡くなった彼の父や祖父の戦地を訪ねていくというもの.

 ロジャー・ウォーターズ の父親に対するコンプレックスなどがこの映像の中にも嫌というほど塗りこめられています.
 だからそういった部分がダメな人には、絶対にダメな映像や音楽.


 もともと、後年の Pink Floyd はそんな社会的な風刺や批判、さらには ロジャー・ウォーターズ の個人的な思いなんかがギュッと詰まっています.
 その意味では音楽とは切り離せないんだけれど、英語に疎いボクはそれをいいことに単純に音楽を楽しんでいたりします.




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 "The Wall" は 1979 年に発表された ピンク・フロイド 2 枚組コンセプト・アルバム.
 現在までに世界で最も売れた 2 枚組のアルバムがこのアルバムとも言われています.

 基本的にすべての楽曲が繋がっており、 2 枚組全曲を通してひとつのストーリーになっており、そういう意味では映像にし易いのかもしれません.



 1982 年には アラン・パーカー 監督、 ボブ・ゲルドフ 主演で "ピンク・フロイド ザ・ウォール" という映画も公開されています.
 この DVD も当然持っており、もう幾度となく観ています.

 だからアルバムを聴いたり、この "Roger Waters The Wall" を観たりしているときでさえ、映画の映像が被ってきます.




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 この映像 ・・・・・・ っていうか、このコンサート鳥肌立つくらいスゴイ.
 世界で数 100 万人を集客しただけのことはあります.
 映像観れば納得できます.


 後半の "In the Flesh" から "Run Like Hell" あたりも、強烈なメッセージが表現されているんだけれど、なにかとてもステキなんだな.



 ステージ上の 壁 はどんどん積み上げられて、最後にはすべての穴もふさがれます.
 その壁にいろいろな映像が映し出されていくんだけれど ・・・・・・・・

 これはもう、観てのお楽しみといったところ.




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 "The Happiest Days of Our Lives" から "Another Brick in the Wall (Part 2)" あたりで、すでに観客のボルテージは最高潮に達してしまいます.

 そりゃそうだろ ・・・・・・


 ヘリコプターの音 ・・・・・・
  "You !"  
  "Yes, You !" 
  "Stand still, Laddie !"


 そして "The Happiest Days of Our Lives" の後半から、おなじみのイントロ、そしてそして ・・・・・・・

   "We don't need no education"

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・


 自分がこのコンサート会場にいたとすれば、ちびっちゃうかも.




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 この映像で、まずびっくりしたのが観客です.
 とにかく熱狂的な雰囲気出まくりです.
 
 そして思ったよりも年代層が若い感じ、もちろんボクと同じくらいの人たちもいるけれど.

 みんな歌詞や映画の映像を知っているから、大合唱や印象的な場面が近づいてくるだけで大興奮なのです.

 わかるなぁ ・・・・・・・・


 この映像観ていて、改めて Pink Floyd というグループの偉大さを思い知らされました.




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 "The Wall" と言えば一般的にも "Comfortably Numb" と言ってもおかしくないほど、ボクも大好きな曲ですが、この "Don't Leave Me Now" の演出がとてもいい.
 この曲はアルバムの中でもそれほど好きな曲ではなかったんだけれど、こういう演出されるとねぇ.


 コンサートでの映像では 赤 がとても印象的でしたが、この場面の 緑 と 赤 の組み合わせがもう ・・・・・・・・・

 曲は彼女のことを思い泣きすがるような、ちょっと女々しい感じの曲なんですがね




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 それでも "Comfortably Numb" .

 この場面の演出がすごい、スゴイ.


 この曲と言えば 2011 年 5 月 12 日、 ロンドン の O2 アリーナ での公演に デヴィッド・ギルモア と ニック・メイスン が出演したことでも有名です.
 この Blu-ray の特典映像にはその時の映像も含まれていました.




 ちなみに Pink Floyd による "The Wall" のコンサート (ツアー) は、 1980 年から "The Wall Performed Live" という名で ニューヨーク ・ ロサンゼルス ・ ドルトムント ・ ロンドン の 4 都市で開催され大絶賛されたようですが、ボクはその映像を観たことがありません.
 ただ、この時のツアーは映画の公開前だったので、この "Roger Waters The Wall" のような演出があったたかどうかはわかりません.
 この "Roger Waters The Wall" は映画の映像をかなり意識した部分もかなりありますから.


 1980 年ツアーの映像、機会があればみてみたいなぁ.

 ちなみにこの時のツアーは経費とコストがあまりにもかさんだため、彼らに膨大な損害を出させたことでも有名です.




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 ボクは ロジャー・ウォーターズ の作り出す曲が大好き.

 ただし、個人的には絶対好きになれないタイプでもあります.
 個人の思想などをこういったアルバムなどで表現するのは自由だとは思うんだけれど、あまりにも父親のこととか引きずり過ぎているところが ・・・・・・・

 おまけに 日本 嫌いのようですし (笑)


 この "Roger Waters The Wall" の映像は、下手な映画を観るよりもずっと感動があります.
 こういうコンサートだったら、少しくらい高くても行ってみたいなぁ.


 この記事を書きながらも、 CD かけたり、 Blu-ray をバックで流したり ・・・・・・・
 ついつい画面や音楽にキーボードの指が止まってしまい、気が付けば 13:00 .


 晴れ間の覗いた朝でしたが、今は曇り空.

 なにか空から落ちてきそうなお天気です.



The Final Cut

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今日は、最後の夏休みです.
 特に用事はないのですが、部下のみなさんも全て夏休みを消化できそうですので、ボクも最後の一日を今日いただきました.


 今まで履いていたトレッキングシューズがかなりヨレてきたので、街歩きもできる軽いものでも探してみようか ・・・・・・・・ まぁその前に軽く スタバ .



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 平日で、夏休みも終わり、おまけに曇り空とくれば、当然ですが店内はガラガラなのです.
 開店後 1 時間してもこんな感じ、ようやく 10 時 30 分頃から買い物ついでのお客さんで賑わってきました.

 いつものように iPad で音楽聴きながらブログを書き始めました.
 冷たくなりかけたコーヒーを眺めながら思いっきりイヤホンのボリュームを上げて "おせっかい" を聴いてみます.

 閑散とした スタバ の風景に、イヤホンから流れる "Echoes" .
 なんてシュールなのだ (笑)
 店内ではいつの間にか Adele もかかっていたりして、このあたりの曲って前にも店内で流れたような気がします.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて、今日はその次に聴いたアルバムのことでも書いてみよう.
 Pink Floyd 晩年の作品とでもいうか、微妙な立ち位置のアルバムです.





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  " The Final Cut / Pink Floyd "





  1. The Post War Dream ・・・・ 2:59
  2. Your Possible Pasts ・・・・ 4:25
  3. One of the Few ・・・・ 1:11
  4. When the Tigers Broke Free ・・・・ 3:16
  5. The Hero's Return ・・・・ 2:42
  6. The Gunner's Dream ・・・・ 5:16
  7. Paranoid Eyes ・・・・ 3:40
  8. Get Your Filthy Hands Off My Desert ・・・・ 1:17
  9. The Fletcher Memorial Home ・・・・ 4:11
  10. Southampton Dock ・・・・ 2:10
  11. The Final Cut ・・・・ 4:44
  12. Not Now John ・・・・ 4:54
  13. Two Suns in the Sunset ・・・・ 5:19





  Pink Floyd :
  Roger Waters (b), David Gilmour (g), Nick Mason (ds)
  
  Michael Kamen (p.harmonium), Andy Bown (org),
  Ray Cooper (perc), Andy Newmark (ds),
  Raphael Ravenscroft (ts),
  Michael Kamen (cond), National Philharmonic Orchestra







 ボクの持っている CD は、 2011 年に発売された輸入盤の "Pink Floyd Discovery Box" の一枚.
 4 曲目の "When the Tigers Broke Free" は、以前 CD 化された時からボーナス・トラックとして入っています.
 この曲は映画 "The Wall" に使われており、その当時どこのアルバムに入っているのか探した記憶があります.
 のちにコンピレーション・アルバム "Echoes the Best of Pink Floyd" に収録され、その後 2004 年のリマスターの際に本アルバムの 4 曲目に入れられました.



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 先に微妙な立ち位置と書きましたが、このアルバムには リック・ライト は参加していません.
 まぁ リック・ライト に関しては、その前の "The wall" でもかなり微妙な立場ではありましたが.

 そういう意味では、純粋な Pink Floyd とはちょっと言い難い.


 まぁこれは個人的な感じでもあるので、ボク的にはその後発売された "鬱 (A Momentary Lapse Of Reason)" と "対 (The Division Bell)" も一応 50 歩くらい譲って Pink Floyd という感じでとらえています.

 メンバーが欠けても、そこにボクが思い描く Pink Floyd らしさがあればボクは Pink Floyd という感じで受け止めているので.

 ただ前作からあまりにも ロジャー・ウォーターズ 色が濃すぎてしまいます.
 そこがどうなんだろう、ダメな人には絶対ダメだろうか.



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 このアルバムは、 英国 ではチャートの一位になったようですが売り上げ自体は、これ以前のアルバムに比べるとそんなに良くないのです.
 時代の変化でアルバムの売り上げ自体がよくなかったり、他にいいアルバムが出なかったことも関係あるんじゃないでしょうか.


 ただ他のアルバムと比べると、どうも地味な感じがしてしまいます.
 
 おまけに全体的に重い.
 とにかく重くって ・・・・・・・・ こういった重さは嫌いじゃないけれど、ズシーーンときます.



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 このアルバムが発売された頃はちょうど MTV の全盛期といった頃なので、このアルバムの PV もかなり観た記憶があります.
 だから音楽はもちろんですが、映像的にも思い出深いアルバムなのです.


 "The Gunner's Dream" 、 "The Final Cut" 、 "The Fletcher Memorial Home" などの映像は、結構今でも覚えています.

 
 それなのに積極的に聴こうとは思わないアルバムです.
 聴いてしまえば全然 OK なんだけれどね ・・・・・・・・

 実は全く同じことが以前発売された "文藝別冊 ピンク・フロイド 深遠なる迷宮への誘い" の中の、 大鷲俊一 と 和久井光司 の対談の中でも書かれていました.
 これには思わず苦笑い.

 同じようなことを感じる人たちがいるんだなぁ.




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 この方は映画 "The Wall" で教師役を演じていた Alex McAvoy .
 スコットランドの俳優さんです.
 本当は "The Final Cut" の画像を貼りたかったのですが、いい写真がなかったので "The Wall" のものです.

 "The Final Cut" のビデオには兵士の父親役で出演しています.


 "The Gunner's Dream" 、 "The Final Cut" 、 "Not Now John" 、 "The Fletcher Memorial Home" の 4 つをつなげたビデオ・クリップ "The Final Cut Video EP" というのもありました.
 これがもう、とてもよくできていたのです.



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 このアルバムのサブ・タイトルが "A requiem for the post war dream by Roger Waters" .
 だから一部には ロジャー・ウォーターズ のソロ・アルバムと捉えられているような部分もあるようです.


 "The Gunner's Dream" もとても重い曲です、でもこの曲は大好き.
 "Not Now John" のほうが印象的ではありますが、好きなのは前者かな.


 当時の世相が歌詞の中にたくさん出てきます.
 特にこのアルバム発売の前年に発生した フォークランド紛争 に関係したことが多いでしょうか.
 フォークランド紛争 の勃発によって、いろいろ書き加えられたというようなことをどこかで読んだ記憶があります.

 だから "The Fletcher Memorial Home" にも サッチャー首相 が出てきたり.


 そういえば "Not Now John" での 日本 の描き方もひどいなぁ、
 "The Fletcher Memorial Home" のゲートボールしているのも 日本人 なんだよね、きっと ・・・・・・・ ボクには今騒がしい国の方に見えますが (笑)


 ロジャー・ウォーターズ 氏は、確か 日本 嫌いだったから仕方ないかな.





 久しぶりに聴いてみたら、やっぱり普通にいい感じで聴くことができました.
 確かに重いんですが、聴いちゃうと普通に Pink Floyd なのでした.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 さて、これから WOWOW の映画でも観よう.
 実は昨日観た "ザ・レイド" という インドネシア 映画が強烈でした.
 事前情報なんにもなく観たんだけれど、とにかくビックリの映画でした.


 今夜はもう少し違う映画でも観ることにしましょうか.



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  ・ ・ ・ ・ ・ ・

絶対 洋楽主義 !?

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 本当に毎日曇りや雨 ・・・・・・・・・
 爽やかな秋晴れ、って一体どこにいっちゃったのでしょう.



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  (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/1250sec f/5.6 ISO-100)

 今日も雨なので、 4 日に撮った青空でも貼り付けておきます.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて、時間を見つけてはコツコツ行ってきた CD の整理作業もようやく終わり.
 ・・・・・・・ と言ってもジャズの 1000 枚ほどですが.


 数日前からは他のジャンルのアルバムを整理し始めました.
 整理と言っても、専用ケースの不織布の内袋のカットと、ジャケットのスキャナ取り込み.
 やっていて感じるのは、こういう単純作業って何となく向いている気がします.
 軽く音楽でも流しながら無心になれるので、微妙にフレッシュになります.

 自称 引き籠り の面目躍如ですね.
 これだったら退職後に家で内職も可能かも (笑)



 作業しながら見るアルバム・ジャケットはとても懐かしいものもあったりして.
 ジャケット見ながら曲を思いだしたり ・・・・・・ さらには聴いてみたりと.
 おかげで作業が捗らず、昔の思い出に浸ってしまう時間のほうが多いようにさえ感じちゃうのです (笑)




 今日はそんな思い出の洋楽アルバムをジャケット中心に紹介してみましょうか.
 ジャズのお話しはお休みです.








 "Barking at Airplanes / Kim Carnes" (1985)

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 いきなりマイナーなアルバムからです.
 1985 年に発売された Kim Carnes 9 枚目のアルバム.
 彼女の場合、 "Bette Davis Eyes" の入った 6 作目の "Mistaken Identity"があまりに有名ですね.

 どうしてこのアルバムが最初かというと、ボクが購入した初めての CD がこのアルバムだったのです.
 約 30 年前、 CD プレーヤーを購入した際に折角だからなにか CD 聴いてみたいと思い、そのオーディオ・ショップで売っていたのがこのアルバムでした.

 当然ですがその頃はまだまだアナログのレコードが主流で、記録媒体もカセットテープでした.




 "Live Album / Grand Funk Railroad" (1970)

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 中学時代から聴きまくったのが、当時 ハード・ロック と呼ばれていたもの.

 隣のクラスにいた S 君がこのグループのシングル盤を貸してくれました.
 シングル盤は通常 45 回転なのですが、借りたのは 33・1/3 という LP レコードと同じ回転数の "Are You Ready" (だったと思います) .


 1971 年には伝説の 後楽園ライブ というのがありまして、 Music Life という音楽雑誌に特集とか組まれていたなぁ.
 あと 10 年くらい早く生まれていたら、こういう伝説的なライブ聴けたかもしれないのに ・・・・・・・




 "Meddle / Pink Floyd" (1971)

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 今でこそ大好きなグループと言っていますが、当時はよくわからん音楽だったというのが正直なところかな.
 そういう意味では、ほんの少し大人になったということか.

 箱根アフロディーテ でのライブが、これまた伝説になっております.

 このアルバムの "Echoes" で一気に Favorite なグループになりました.




 "Led Zeppelin lll" (1970)

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 子供心に、ビジュアル的に一番かっこいいと思っていたのが Zepp !!
 "移民の歌" や "胸いっぱいの愛を" なんてワクワクしながら聴いていました.

 そうそう、この頃の情報源のほとんどは FM ラジオで、あとは Music Life 誌.
 特に音楽雑誌に載っているミュージシャンたちがみんなカッコよくって.




 "Deep Purple In Rock" (1970)

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 ジャケットがとても印象的ですし、とにもかくにも "Child in Time"
 このグループを聴き始めたのはちょっと遅れて高校時代くらい.

 "Child in Time" で何となく好きになり、アルバム "Machine Head" で開花した感じかな.
 このグループ、 Ian Gillan が抜けたら全然面白くなくなってしまった.




 "Demons and Wizards / Uriah Heep" (1972)

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 ジャケットの良さでこんなアルバムもよく聴いたものでした.
 このアルバム中の "Easy Livin" や、アルバム "Look at Yourself" のタイトル曲は今でも好きな曲.

 このあたり、 Roger Dean も大活躍してました.
 特に Yes のアルバムは有名ですが、音楽的には今でも好きになれないなぁ.
 Yes も プログレ とか言われているけれど、やっぱり Pink Floyd とちょっと違うんだなぁ.




 "Rumours / Fleetwood Mac" (1977)

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 MTV 時代になってくるとやっぱりこれ.
 特に Stevie Nicks ,初めて動く姿をブラウン管で観た時は感動モノでした.

 ちなみに Stevie Nicks のソロ・アルバムも 6 枚ほどありました.

 MTV と言えば Dire Straits も大好きなグループで、数枚ありました. 




 "Mob Rules / Black Sabbath" (1981)

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 このグループはいつごろから聴き始めたのかよく覚えていないなぁ.
 でも Ozzy Osbourne のアルバムも結構聴いていたから.

 ただし本格的に好きになったのは、やっぱり Ronnie James Dio .
 結局このグループのアルバムも、数年前に発売になった Box 買ってしまったのです.
 ボクのお小遣いに余力があった頃のお話し.




 "Faith / Faith Hill" (1998)

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 そうかと思うと Faith Hill が 5 枚もあったりして.
 このあたりが、ブログ・タイトルを 「ロック至上主義」 としないところなのです.

 おまけに、彼女の旦那 Tim McGraw のアルバムまであったりするわけ.




 "Made in Japan / Flower Travellin' Band" (1972)

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 日本のハードロックと言えば、文句なしにこれだろう.
 これはもう、洋楽と言ってもおかしくないくらいのグループだった.
 一押しは "SATORI" ですが、このアルバムもなかなか.

 数年前に再販になった時に、涙が出そうになりました.




 "カルメン・マキ & OZ" (1975)

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 このアルバムも、再販時同じくらいうれしかったアルバム.
 この頃のカルメン・マキは超絶にカッコよかったのです.

 今聴くと、さすがに年代を感じちゃうけれど、このヴォーカルは一聴の価値あり.
 この二つのアルバムはボクにとっては 洋楽 という感じなのです.




 "Nevermind / Nirvana" (1991)

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 こんなアルバムもありました.
 早死にしちゃいましたね Kurt Cobain .

 そう言えば Foo Fighters も聴いたりしたなぁ.




 "Cross Road / Bon Jovi" (1994)

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 このアルバムは、俗に言うところのベスト盤です.
 でもこのアルバムから、一気に Bon Jovi 大好きに変わった記念すべきアルバムなのです.
 それまでも数曲は知っていましたが、そんなに注意深く聴いていた訳ではありませんでした.

 このアルバムの後、今では彼らのアルバムも 10 枚超えていました.




 "Hotel California / Eagles" (1976)

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 そして何と言っても Eagles .
 あの 東日本大震災 の数日前に 東京ドーム で聴いたのでした.

 いやーっ、これはもう、ボクの人生の中でも一番と言っていいくらいの感動だったのです.
 あの Eagles が目の前にいて ・・・・・・・・
 おまけに "Hotel California" を聴けたのですから.




 他にも The Beatles はもちろん、
 The Cranberries 、 Bob Dylan 、 C.S.N & Y 、 Santana ・・・・・・・・・

 なんだかんだで 500 枚くらいあった (笑)


 やっぱりいいなぁ ・・・・・・ 洋楽 って.



 そういえば、ジャズだって 洋楽 なのです.


 だから、 洋楽至上主義 なのです.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Amused To Death

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 昨日はお仕事で 長野市 まで.
 駅前のホテルが会場だったので、昼食は駅ビルで ・・・・・・・ と思ったのですが、予想通りの大混雑.


  そういえば新しくなった 長野駅 に来たのはこれが初めてでした.



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 善光寺 とリンクしたような以前の駅舎が好きだったのですが、まぁ時代の流れで仕方ないのでしょうか.
 新しい駅ビルも外観には木材が使われ、提灯が和のテイストを演出しておりました.


 時間があればゆっくり駅ビル内の散策したかったのですが、昼食取れそうな場所探しでとてもそんな余裕はありませんでした (笑泣)

 今度ゆっくりブラブラ歩いてみよう.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 今日は朝から雨模様です.
 どんよりとした空から、時々雨が落ちてきます.





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  " Amused To Death / Roger Waters "





  1. The Ballad Of Bill Hubbard
  2. What God Wants, Part I
  3. Perfect Sense, Part I
  4. Perfect Sense, Part II
  5. The Bravery Of Being Out Of Range
  6. Late Home Tonight, Part I
  7. Late Home Tonight, Part II
  8. Too Much Rope
  9. What God Wants, Part II
  10. What God Wants, Part III
  11. Watching TV
  12. Three Wishes
  13. It's A Miracle
  14. Amused To Death





  Roger Waters (b.g.synth.vo), Jeff Beck (g), Tim Pierce (g),
  Geoff Whitehorn (g), Andy Fairweather Low (g.vo),   
  B.J. Cole (g), Steve Lukather (g), Rick DiFonso (g),
  Bruce Gaitsch (g), Patrick Leonard (key), 
  John "Rabbit" Bundrick (org), James Johnson (b), 
  John Pierce (b), Randy Jackson (b), Jeff Porcaro (ds),
  Graham Broad (ds), Denny Fongheiser (ds),
  Katie Kissoon (vo), Doreen Chanter (vo),
  Luis Conte (perc), Brian Macleod (perc), Steve Sidwell (cor),
  Guo Yi & the Peking Brothers (oboe.others),
  Marv Albert (vo), N'Dea Davenport (vo), P.P. Arnold (vo),
  Natalie Jackson (vo), Lynn Fiddmont-Linsey (vo),
  Jon Joyce (vo), Jordan Leonard (vo), Don Henley (vo),
  Stan Farber (vo), Jessica Leonard (vo), Jim Haas (vo),
  Rita Coolidge (vo), Alf Razzell (vo)







 1992 年に ロジャー・ウォーターズ が発表したコンセプト・アルバム.
 当時、発売されたことも何となく知っていましたし "What God Wants" のフレーズも聴いていましたが、今一つ購入意欲が起きず完全スルー.

 今年リマスターされ、さらに 風呂井戸 さんが 絶賛 (?) していましたのでようやく購入.

 邦題もそれぞれの曲に付いているようですが、あえてカット.



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 購入したのは Deluxe Edition + Blu-ray という 2 枚組の輸入盤.
 若干勘違いしていた部分がありまして ・・・・・・・・・・


 Blu-ray なのでてっきり映像かと思っていたりした訳です.
 ところがこれって、 5.1 ch サラウンドを収録した Blu-ray audio なのですね.
 Blu-spec CD とも全然違います.


 せっかくの 5.1 ch サラウンド というのに、残念ながらボクの CD プレーヤーでは再生不可能.
 パソコンや Blu-ray プレーヤーでは聴くことができますが、それだとまったくと言っていいほど音の違いを体感できません (涙)

 普通の CD が付いていてよかった (笑)


 とても強いコンセプトが込められているアルバム.
 それはジャケットの裏表の写真を見てもわかります.

 まぁ個人的には裏ジャケットの棚に置いてある小物が朽ち果てているとさらによかったんだけれどね.



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 1992 年発表当時はこのアルバムを聴いていないので、今回初めてすべてを聴くことになります.
 だから 風呂井戸 さんの言っていた 3 曲目 "Perfect Sense, Part I" で聴くことのできる、映画 "2001 年宇宙の旅" の HAL の声にしてもこういうものだと思って聴いちゃうんだな.


 そう言えば 風呂井戸 さんの記事に書かれている "Echoes" と映画 "2001 年宇宙の旅" のシンクロの話しはおもしろい.
 その昔、どこかでこの映画と Pink Floyd の関係のような記事を読んだ記憶があったんだけれど、あまり気にもしていなかったから ・・・・・・・

 これはいつか実践してみよう.



 このアルバムは非常に重いコンセプトを持ったアルバムですが、相変わらずメロディ・ラインの美しさも随所にあります.
 こういうところが ロジャー・ウォーターズ なんだよね.

 何度も聴いていると、どんどん新しい発見があるようなアルバムです.



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 このアルバムを幾度と聴くたびに ・・・・・・・・
 "永遠 (TOWA)" でも書いたように、 Pink Floyd は
やっぱり Roger Waters 、 David Gilmour 、 Richard Wright 、 Nick Mason なんだなぁと思ってしまう.
 そしてボクは、そんな Pink Floyd が好きなのです.



 このアルバムも "永遠 (TOWA)" にも、なんとなくの Pink Floyd らしさが随所に存在しています.
 だからこそ、逆にこのアルバムのようなソロ名義や新生 Pink Floyd 名義のアルバムであることに、ちょっとした違和感を感じてしまうのも事実.

 まぁそれは仕方ないことで、そもそもこういったアルバムに 「Pink Floyd の ・・・・・・」 という意識を持って聴いてしまう方が間違いなのかもしれません.


 それでもねぇ、ずっと前にボクが狂喜乱舞した Pink Floyd の残影を追い求めてしまうのですよ、やっぱり !!



 すでに リック・ライト が死去した今、 2011 年 5 月 12 日 ロンドン "O2 アリーナ" での 3 人揃っての演奏はやっぱり伝説で終わってしまうのかなぁ.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・



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  (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/250sec f/6.3 ISO-100)

 さて、実は今日から夏休み.

 だから今頃ブログ更新していたりします (笑)
 でもスタートはいきなりの雨なのです.

 今日の昼過ぎから 東京 です.
 いろいろと予定は入っていますが、今回はちょっと写真も撮ってきたいのでカメラと三脚持参なのですが、天気がねぇ.


 重い荷物持っていった割には、いい写真が撮れず仕舞になりそうな予感がプンプンなのです.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

The Division Bell : 対

  ・ ・ ・ ・ ・



 暖かな日曜日になりました.
 日差しも春のような感じで、吹く風の冷たさも少しは柔らかになった感じですね.



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  (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/3200sec f/4.5 ISO-100)

 日曜日はとにかく家でまったりするのが、ボクの基本的なスタイル.
 遅めの朝食とって、音楽流しながら、お友達のブログ読んだり、本を読んだり ・・・・・・・
 まぁ、仕事も少しはしてますがね.


 テレビを点けたらいきなり Pink Floyd が流れ出してビックリ.
 テレビ番組で BGM として Pink Floyd が使われることは珍しくありません. 
 ただ今朝の番組は WOWOW の 「洋楽主義」 !!



 この番組では、きっと過去にも Pink Floyd の特集はあったはずですが、今朝の番組は最新版.
 昨年発表された "The Endless River" についてもかなり触れられていました.



  ・ ・ ・ ・ ・



 ということで ・・・・・ 今日は Pink Floyd のアルバムをかけまくろう.

 ということで ・・・・・ 今日はジャズのお話しは一休み.





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  " The Division Bell / Pink Floyd "





  1. Cluster One (Instrumental) ・・・・・ 5:58
  2. What Do You Want from Me ・・・・・ 4:21
  3. Poles Apart
             (極) ・・・・・ 7:04
  4. Marooned (Instrumental)
             (孤立) ・・・・・ 5:29
  5. A Great Day for Freedom
             (壁が崩壊した日) ・・・・・ 4:17
  6. Wearing the Inside Out ・・・・・ 6:49
  7. Take It Back ・・・・・ 6:12
  8. Coming Back to Life
             (転生) ・・・・・ 6:19
  9. Keep Talking" ・・・・・ 6:11
  10. Lost for Words ・・・・・ 5:14
  11. High Hopes
             (運命の鐘) ・・・・・ 6:50




  David Gilmour (vo.g.b), Richard Wright (key.p.vo),
  Nick Mason (ds.perc)

  Dick Parry (ts), Tim Renwick (g), Jon Carin (p.key), 
  Bob Ezrin (key.perc), Guy Pratt (b), Gary Wallis (perc), 
  Sam Brown (vo), Durga McBroom (vo), Carol Kenyon (vo),
  Jackie Sheridan (vo), Rebecca Leigh-White (vo)







 1994 年にリリースされた Pink Floyd のアルバムで、日本語タイトルは "対" .
 発売とともに各国のチャートで 1 位に輝き、世界で 1,000 万枚以上のセールスを記録したアルバムです.
 Pink Floyd のファンは世界に何百万人といそうですので、この数字はまぁ納得できます.


 ちなみに昨年発売された "The Endless River" も多くの国でチャート 1 位になっています.





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 ぶっちゃけ、このアルバムの演奏はそんなに好きではありません.
 機会あるごとに書いてきたけれど、ボクは ロジャー・ウォーター がいるのが Pink Floyd という考え.
 いろいろあって、名前だけ残り、こういうアルバムが作られたことに対して否定はしませんが、ボクにとっての Pink Floyd はやっぱり 4 人揃わないと.


 2011 年 9 月に発行された 河井出書房 文藝別冊 "ピンク・フロイド - 深遠なる迷宮への誘い" の中で、 祖父尼淳 氏がこのアルバム解説の結びに 「"狂気" 、 "炎 - あなたがここにいてほしい" とともにロック史に燦然と輝く時代を超越した作品として後世に語り継がれるだろう」 と言っています.


 歴史的な価値 ・・・・・・・・・ 正式に リック・ライト が復帰し、三人揃って作り上げたということではとても歴史的な価値はあるのかもしれません.
 2005 年の "Live 8" で 4 人が揃ったと同じくらい.


 でも、好き嫌いはそういうことからはちょっとかけ離れたところにあります.



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 4 曲目の "孤立" は、 グラミー賞 ベスト・ロック・インストゥルメンタル部門 を受賞しており、 Pink Floyd にとっての初 グラミー受賞 となっています.

 2 曲目 "What Do You Want from Me" は、いかにも デヴィッド・ギルモア しているものの、何となく Pink Floyd っぽさが残っているような印象をボクは受けます.
 ただアルバム全体は、その昔の Pink Floyd という印象が消えかけています.


 このアルバムから 20 年の歳月を経て発表されたのが
"The Endless River" でした.
 "The Endless River" は "The Division Bell" 録音時残っていた膨大な演奏を組曲に再編集して作り上げたもので、それこそこの二枚は "対" と言ってもおかしくない物なのです.


 TV 番組後半の部分で デヴィッド・ギルモア が "The Endless River" について、 「このアルバムを聴こうとするムードを作ってから聴くアルバム ・・・・・ 世界にはそういう聴き方をしている人々がたくさんいる」 というようなことを言っていました.

 なるほどなぁ ・・・・・・ なのです.



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 その昔の Pink Floyd は、メロディが流れてきただけで Pink Floyd の世界に否応なく引きずりこまれてしまう感覚でした.
 良くも悪くも、それが Pink Floyd だったような気がします.

 でも "The Division Bell" や "The Endless River" といったアルバムは、少しこちらが構えててから聴くのが正しいのかもしれません.


 そうやって Pink Floyd らしさを見つけていくのが ・・・・・・・



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 レコードや CD は時を巻き戻すことが簡単にできます
 だから古き良き時代に戻りたくなったら ・・・・・・・・


 "Echoes" でも聴けばいいだけのことです.



  ・ ・ ・ ・ ・



 さて、気がつけば 15:00 ・・・・・・・・・

 お休みも数時間になってきた (笑)



 ちょっと古い映画でも観ながらのんびり過ごすとしますか.





 ビッグ・ニュースを一つ書き忘れてしまった.




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 ヨハネス・フェルメール の作品とされ、数少ない個人所有の作品 "聖プラクセディス" が、なんと 3 月 17 日から 国立西洋美術館 で常設展示されます.


 こりゃ、行かない訳にはいかないね.



  ・ ・ ・ ・ ・

永遠 (TOWA)

 11月も第二週目突入.
 ここ数日、本業以外の部分でトラブル続出で、バタバタしてます.
 精神的にも超お疲れモード.
 どこかで気分転換しないと、病んでしまいそうなのです.


 家でゆっくりジャズ聴きながらブログ更新するような気力もなくて.
 ブログの方も先週末のことを少し書いては、そこで止まってしまう感じ.



 そんな感じでちょこちょこ書いていたものを今夜は気力を出してまとめてみましょうか.






 先週金曜日から日曜日まで、いつもの講習会のため 富士吉田市 までちょっとしたドライブ.

 実は、 富士吉田 はどうも相性がよろしくありません.
 昨年 5 月行った時は 富士山 が全く見えず、帰りにサイドミラーに映った程度.

 今年の 3 月にリベンジ予定でしたが、ボクが怪我のため入院になったのでキャンセル.


 そして今年は ・・・・・・・・・
 土曜日の朝会場からちょっと見れたのですが、その後は曇りと雨でほとんど 富士山 を見ることなく帰ってきました.




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 実はこの写真、ボクの帰った翌日 10 日の写真.
 講習会で一緒だった地元のインストラクターが病院前から撮って Facebook にアップしたものです.


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ なんだかなぁ.



 ボクの住んでいるところから 山梨 に行くには、 岡谷IC まで一般道で行きそこから 中央道 に乗るのと、一般道を走り 清里 を超え 須玉IC から 中央道 に乗るどちらかが一般的なルート.
 岡谷IC から 中央道 に乗るルートは距離的に数 10 キロ走行距離が延びてしまうし、そこまでの一般道が大型トラック走行が結構あるのであまり好きじゃありません.


 もう一つの 須玉IC まで一般道も、 清里 までかなり時間を食うので微妙に疲れます.


 まぁ四方を山に囲まれた 長野県 はどこに行くにも峠越えは宿命なんですね.
 究極の選択として 中央道 + 長野道 + 上信越道 と高速道路だけを使って行くこともできます.
 確かに運転は超楽々なのですが ・・・・・・ 費用対効果的にかなり問題あるので、よほどのことがない限り選択外.
 


 そんな 山梨 行きなのですが、今回もキレイな 富士山 を見ることができなかったので、ちょっとお食事の話など.





 土曜日の夜は恒例のインストラクターの懇親会.
 と言っても少数で、いつも同じメンバーなので話の内容も同じような内容ばかり (笑)


 だからお店くらいは変えようと、地元の方がいろいろ見つけてくれます.
 今回は久しぶりのイタ飯 !!




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 タベルナ・ラ・クーラ (Taverna la Cura) というお店.

 この辺りでは人気のお店のようで、なんとボクらの周りに 3 組のいかにも 「合コンしてます !」 的グループ ・・・・・・・・ たしかに合コンするにはあまり堅苦しくないし、適度な賑やかさがあるので良さげです.

 そんな周りの 合コン の雰囲気には場違いなオジサン & オバサン・グループはひたすら食べに走るのでした.


 小海老のアヒージョ & バゲット
 砂肝のアヒージョ
 厚切りベーコンのシーザーサラダ
 マルゲリータ・ピッツア
 サラミと なんとか のピッツア
 ソーセージ 3 種類
 ウニのパスタ
 野菜のピクルス
 4 種チーズのリゾット
  ・・・・・・・・・・・




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 店内はこんな感じです.
 そう言えば、料理の写真は一枚も撮りませんでした.


 お味の方はまずまず ・・・・・・
 食べログ などを見ると、結構料金が高いといった意見も書かれていましたが、ボクらはしこたま食べて 6 人で 2 万円ちょっとだから結構安い感じがしました.



 ちなみに 3 種類のソーセージと、最後に登場した〆のリゾットが超ヘビーでした.
 翌日の朝まで残っている感じ.






 さて、このブログはボクの部下も何人か読んでたりしまして、先日 「ジャズの部分が良くわからないのでなくてもいい」 というような貴重なご意見をいただきました.


 がっ !!!


 君たち、一応このブログのカテゴリーは ジャズ なのですよ.
 逆にジャズに興味なかったら、このブログからジャズに興味を持っていただかないと ・・・・・・




 まぁ音楽的なレベルがミニマムな君たちのために、今夜はロックのアルバムでも紹介してあげよう.
 ただし、ロックと言ってもストレートではなく、ちょっとマニアックな香りのする音楽ですがね.










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  " The Endless River 永遠(TOWA) / Pink Floyd "




  side 1 :
  1. Things Left Unsaid / 追伸
  2. It’s What We Do / 使命
  3. Ebb And Flow / 潮汐流(ちょうりゅう)

  side 2 :
  1. Sum
  2. Skins
  3. Unsung / 静かなる人
  4. Anisina / 追慕〜遥かなる想い

  side 3 :
  1. The Lost Art of Conversation / 失われた話術
  2. On Noodle Street / ヌードル・ストリートにて
  3. Night Light / 灯(ともしび)
  4. Allons - Y (1) / 出発(たびだち) Part1
  5. Autumn’68
  6. Allons - Y (2) / 出発(たびだち) Part2
  7. Talkin' Hawkin'

  side 4 :
  1. Calling / 天の呼声
  2. Eyes To Pearls / 真珠を見つめる
  3. Surfacing / 浮遊
  4. Louder Than Words




  Pink Floyd : David Gilmour, Richard Wright, Nick Mason




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 ピンク・フロイド 名義では、なんと 20 年ぶりのニューアルバムになります.
 一応ジャズ以外の音楽も少しは好きなので ・・・・・・
 そして ピンク・フロイド はそんな中でも大好きなグループなので、発売が決定した直後に予約しました.

 今日届いていたので早速聴いてみました.


 曲目リストの邦題は Amazon からのデータ ・・・・・・・ ボクが買ったものは輸入盤の一番安いものですので邦題表記は当然なし.
 ピンク・フロイド の曲名って、デビュー当時からあえて難解的な雰囲気を持たせているような感じなのです.

 このあたりは プログレッシブ たる所以なのか.


 だから邦題でも、結構ステキな曲名が昔からゴロゴロあります.
 
  ・吹けよ風、呼べよ嵐 (One Of These Days)
  ・夢に消えるジュリア (Julia Dream)
  ・狂気 (The Dark Side Of The Moon)
  ・虚空のスキャット (The Great Gig In The Sky)
    ・・・・・・・・・・・・・・




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 曲名のところに Side 1 から 4 とありますが、 CD と同時発売のアナログ盤の表記に合わせてあるのでしょうね.
 CD は 1 枚に 18 曲が入っています.



 さてこのアルバムですが ・・・・・・・・・



 Pink Floyd とはちょっと違うな、というのがボクの感想.
 20 年ぶりのアルバムがこれかよ、という感じなんだな.

 確かこのアルバムは製作途中で亡くなった リック・ライト へのトリビュート・アルバムであると残りの二人が語っています.
 まぁそれはそれでいいんじゃないの.

 でも Pink Floyd じゃないんだな.



 ロジャー・ウォータース が抜けた後の "A Momentary Lapse Of Reason" と "The Division Bell" は、まだ ピンク・フロイド の残影が漂っていました.


 でも今度のアルバムは、 ピンク・フロイド の残影というよりも、 ピンク・フロイド のイメージを持ちながら聴かなくちゃいけないようなアルバムではないかと.


 超感覚的な音楽を、感覚的な評価しなくちゃいけないのできっとうまく伝わらないかもしれませんが ・・・・・




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 ロジャー・ウォータース が絶対とは言いませんし、彼が抜けたから ピンク・フロイド じゃない、とも言いません.
 でもさすがに今回のアルバムは、ピンク・フロイド の名前を付ける必要がなかったんじゃないかと思わせるようなアルバムでした.


 アルバム・ジャケットのように、

 混沌とした海原を漂っているのかね ・・・・・・・・・

The Endless River

 今日はジャズのお話しは一休みして、最近のお買い物や映画のことなんか.



 今日も快晴、どこかにドライブにでも行きたい気分ですが、午後告別式があるのでそれまでは細々したことでも片付けよう ・・・・・・・・・
 と思っているだけで、ブログ書き始めていたりします ............................ orz




 まずは最近のお買い物の中の一つ ・・・・・・・・ 11 月に Pink Floyd のアルバムが発売になります.
 タイトルは "The Endless River"




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 Syd Barrett が David Gilmour に代わったのは、ボクがこのグループを知る前のことだからまったく問題ないけれど、 Roger Waters が脱退し、 2008 年に Richard Wright が死去し、結果的にオリジナル・メンバーが Nich Mason ただ一人になってしまっても Pink Floyd を名乗る必要があるのでしょうか.

 ボクはここに関してはちょっと疑問形.


 ほとんど David Gilmour の世界が展開し、詩は他の人が書いたりもしてますしね.
 そうはいっても以前から Pnk Floyd 大好きで、 David Gilmour の演奏も好きだから今でも聴いています.


 彼らの代表的アルバムはほとんど持っていたにも拘らず、 2011 年の "Why Pink Floyd … ?" と題された世界的キャンペーンで、ボクもついついアルバム・ボックスを購入してしまいました.
 まぁ以前持っていたアルバムの数枚は、 西船橋 で今でも聴かれているようなのでそれはそれでよしとして、後悔なんてまったくありません.




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 11月発売のアルバムは、CD のみのもの、 CD + DVD 、さらに CD + Blu-ray と数種類ラインナップされています.
 こういうのって正直どれを買えばいいかわかりません.
 映像の内容などもよくわからないので、とりあえず CD だけのものを予約.

 おまけにボクの予約した数日前までは、輸入盤のみの予約で、まだ国内版の予約がありません.
 国内版に限ってのボーナス曲とか入っていたら、また予約し直しになっちゃうかなぁ.



 Pnk Floyd のアルバム・アートワークは、その大半が ヒプノシス (Hipgnosis) の ストーム・トーガソン (Storm Thorgerson) がデザインしていて、そのジャケットのデザインがとても好きでした.
 その ストーム・トーガン が 2013 年に死去してしまったので、 ヒプノシス の仲間 オーブリー・“ポー”・パウエル に今回のアートワークが任せられました.

 今回のジャケットは 18 歳のエジプト人デジタル・アーティスト アハメッド・エマッド・エルディン の作品が基になっているようですね.



 演奏も断片的にいろいろな所にアップされていますが、できるだけそういうのは聴かないようにして、11月に届くアルバムを楽しみにすることにします.




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 そんな訳ではないけれど、お天気のいい土曜日の朝から Pink Floyd 聴きまくり.
 それも 1 作目から順序だって聴いてます.

 これって山登りとおんなじで、山頂 (アルバム "狂気" あたり) に行くまでが結構大変なのです.
 山頂に登ってしまうと、その後はもう余裕で聴けちゃうんですがね.

 いきなり "夜明けの口笛吹き" の "Pow R. Toc H." あたりで帰りたくなっちゃいました (笑)
 苦手だった "モア" なんかでも、ちょっと大きめな音で聴いていると "Cymbaline" や "Main Theme" なんかがとても新鮮でよかったり ・・・・・・・.


 ただいま、さらに苦手な "Ummagumma" 進行中 ・・・・・・・・
 さらに 修行 という名の 苦行 は続きます.





 さて、ちょっと映画のことでも.
 地方にいると、観てみたいと思う映画が公開されないことがかなりあります.
 最近も "グランド・ブダペスト・ホテル" や "リスボンに誘われて" ・・・・・ といった映画がやってきません.


 まぁ数カ月待てば DVD や Blu-ray 発売されてしまうので、 それまで待てばいいことですが.
 でもどうせだったら、大画面で映像に集中しながら観たいなぁ.




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 この映画、ブログ友 Duke さんはすでに観られたようです.
 なんとなくストーリーが見えてしまうような予告編ですが、ちょっと面白そう.

 ボクが気になるのは、あの悪名高き ボルジア家 の ジェレミー・アイアンズ 主演という部分 (笑)
 がらりと役柄が変わっているのでとても気になる.








 さてここからは、これからちょっと観てみたいと思う映画の紹介.


 まずは来年アメリカ公開の "Jupiter Ascending"




Jupiter 002

 まず予告編の映像がスゴイ
 "Game of Thrones" で ネッド・スターク を演じていた ショーン・ビーン が出ています.
 ただ気になるのは、どこかの映画で観たような場面があったり ・・・・・・・
 この手の大作は、予告編はすごいんだけれど本編観たらガクッというのも結構あるので、過大な期待はしない方が賢明かもしれません (笑)





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  "Game of Thrones" と言えば、 シオン・グレイジョイ を演じていた アルフィー・アレン が出演している "Plastic"
 この映画はクライム・サスペンス.
 予告編観てたらすぐにわかりました ・・・・・・・ 「あっ、囚われている人 !」
 これは実話に基づいているお話しのようですね.





Good-People-001

 次は全米公開されたばかりの "Good People"

 こちらも ジェームス・フランコ 主演のクライム・サスペンス ・・・・・・ こういった犯罪がらみのサスペンスは結構人気あるのかねぇ.
 この映画では "最強のふたり" で演技を絶賛された オマール・シー が悪役 (?) で出演していますので、このあたりの演技も見ものです.





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 こちらのサスペンスはフランス映画 "The Blue Room"
 ちょっと "危険な情事" や的な香りでしょうか.
 ニューヨーク・タイムズ の評価のように、 "ギロチンの刃のように鋭い" のか楽しみです.





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 あと "Autumn Blood" も面白そうです.  
 


 果たしてこの中の何本がボクの地域にやってきて、その中から何本観ることでしょうか.









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 それにしてもいい天気.
 日差しはかなり強いけれど、風はとても涼しいです.
 雨の告別式は嫌ですが、夏のような日差しの中も ・・・・・・・・・


 ようやく "Ummagumma" まで終了.
 もうじき山頂ですが、ちょっと休憩しないと ・・・・・・・・


 今日中に山頂まで行って戻ってこれるでしょうか (笑)

Easy Walker

 いつものように金曜日から東京でした.
 前にも書いているように、講習会場が浜松町に変わったので、いままでの行動パターンとだいぶ違ってきます.
 交通の便 ・・・・・・ といっても。駅から会場までが微妙な距離というのがねぇ.

 でも新しい発見なんかもあったりして、それはそれで楽しめそうなのです.



 さて東京に行く前に届いたアルバム.
 わかる人にはわかると思いますが、Blue Note の 4200 番台ですので、俗に言うシリアスなジャズとはかなりかけ離れている演奏もあります.
 今回 "ブルーノート・ザ・マスターワークス第 2 期" として 50 タイトル発売されました.
 一枚税込 1,575 円.
 5 枚購入しましたが、そのうちの 4 枚は完全なジャケ買い.

  4228 Bring It Home To Me / Blue Mitchell
  4249 A New Conception / Sam Rivers
  4268 Easy Walker / Stanley Turrentine
  4281 That Certain Feeling / John Patton
  4286 The Look Of Love / Stanley Turrentine

 Sam Rivers は好きじゃないんだけれど、とにかくこのジャケットは秀逸なので.
 Blue Mitchell のアルバムを除き、すべて女性のジャケット.


 今日はそんな中から一枚.
 大好きな Stanley Turrentine です.





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  " Easy Walker / Stanley Turrentine "





  1. Meat Wave
       (H.Johnson) ・・・・・ 4:45
  2. They All Say I'm the Biggest Fool
       (B.Johnson) ・・・・・ 7:42
  3. Yours Is My Heart Alone
       (L.Herzer-F.Lehar-V.Leon-F.Loehner) ・・・・・ 5:06
  4. Easy Walker
       (B.Taylor) ・・・・・ 6:12
  5. What the World Needs Now Is Love
       (B.Bacharach-H.David) ・・・・・ 6:41
  6. Alone Together
       (H.Dietz-A.Schwartz) ・・・・・ 5:40
  *7. You Want Me To Stop Loving You
       (W.Davis-M.Watts) ・・・・・ 5:30
  *8. A Foggy Day
       (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 6:24




  # 1 - 6 :
  Stanley Turrentine (ts), McCoy Tyner (p),
  Bob Cranshaw (b), Mickey Roker (ds)
  Recorded at the VG Studio, NJ, July 8, 1966.

  * (# 7 & 8: Bonus tracks not part of the original album.)
  # 7 & 8 :
  Stanley Turrentine (ts), Blue Mitchell (tp),
  Garnett Brown (tb), James Spaulding (as),
  McCoy Tyner (p), Bob Cranshaw (b), 
  Mickey Roker (ds), Duke Pearson (arr)
  Recorded at the VG Studio, NJ, July 28, 1967.







 このアルバムも聴くまではかなりの危機感を持っていたんですが、いざ聴いてみたら全然ちゃんとしたジャズしてます (笑)
 オリジナルは 6 曲目までで、残りの 2 曲はメンバーも録音された日も違います.
 ちなみにこの 2 曲は アルフレッド・ライオン が最後にプロデュースしたセッションからで、ボクは知らなかったけれど通の皆様にとっては常識のようです.

 ただ、アルバムとしては特にボーナス・トラックがなくてもボクは十分.
 カルテットのワンホーンの演奏だけで、十分満足できるアルバムですから.




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 このアルバムはいいです.
 やっぱり外見だけに ( 4200 番台) 囚われちゃいけないですね.

 マッコイ・ターナー のピアノも、 コルトレーン と一緒にやっていた時の印象がほとんどありません.
 ここでのピアノはコルトレーン・グループでのパワフルな演奏ではありませんが、歌心溢れるとても素敵なピアノです.
 スタンレー・タレンタイン は一昔前のジャズ喫茶などではなぜかそんなに人気がなかったんですが、ボクは大好き.
 音がいいし、何よりも タレンタイン節 とも言えるような演奏が、結構好きなんです.
 嫌いな人に言わせると、いつもワンパターンになってしまうのでしょうか.
 

 このテナーはかなり泥臭くソウルフルな部分もあるので、結構オルガンに合うと思っていましたが、このアルバムのようなちょっと軽い感じの演奏はピアノとの相性もいいですね.



 "What the World Needs Now Is Love" (邦題: 世界は愛を求めている) は バート・バカラック の曲.
 1965 年に Jackie DeShannon がアルバムをリリース、その年 5 月のチャートでトップ 10 に入っています.
 その後も多くのミュージシャンがこの曲を取り上げています.

 "Easy Walker" から始まる、昔で言うところの B 面、いいですよ.
 こんな 4200 番台もあるから Blue Note って面白いんですよね.
 こういうアルバムを手にすると、痛い目に遭った幾多のアルバムのことを忘れさせてくれます.


 そういえばこのシリーズも 「 3 枚で CD 1 枚プレゼント」 のキャンペーンがあるようです.
 わかっていたらもう一枚買っておいたのに ・・・・・・・・・・
 追加でもう一枚買わなくちゃいけないですね、見事にユニバーサル・ミュージックの術中にはまっている気もしないではないのですが ・・・・・・・ (笑)






 さて ON ゼミ のことは昨日書いたので、それ以外の東京のことも少し書いておきましょう.
 金曜日の夜のことです.


 今回は講習会場が 浜松町 になった関係から、会場に近い 竹芝 のホテルを予約.
 ここだと会場まで 4 ・ 5 分なので便利と言えば便利ですが、駅からの距離が微妙にあるんです.
 これって結構気になります.
 特に最短のコースを行こうとすると長い階段があるし、それを避けるとちょっと遠回りになってしまうし ・・・・・・


 でもそんな悪いことばかりじゃなく、ちょっといいことも発見.

 それは ゆりかもめ の駅に近いことです.
 ホテルの近くには食事する場所も限られ、美味しいお店もないので、だったら お台場 へ.




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 金曜日の夜、講習会場の準備をしてから一人 お台場.

 台場 駅を降りるとどこからか Pink Floyd が.
 フジテレビ 方向に行くにつれ次第に音が大きくなってきます.
 流れている曲は "吹けよ風、呼べよ嵐 (One Of These Days)" !!!!
 この曲に合わせ、 フジテレビ 社屋のイルミネーションが変化していきます.
 イルミネーション自体はあまり感動しなかったけれど、大音響で流れる Pink Floyd にはただただ感動.
 寒い中ついつい立ちつくしてイルミネーション見ながら、 Pink Floyd 聴き惚れました.


 ほんとにこれは感動モノ.




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 おまけに レインボー・ブリッジ と 自由の女神 .
 東京タワー がキレイでした.

 先に寒い中立ちつくしたと書きましたが、実際は冬のこの時期にしてはちょっと暖かな日でした.
 のんびり写真なんか撮りながらブラブラ
 コンデジ だったので、写真はいま一つ.




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 アクアシティ のスタバで 1 時間ほどのんびり.
 このお店はいろいろな席があっていいですね、ボクの好きなソファもありました.
 とても座り心地がいいソファーでゴキゲンです.

 ただお客さんが海側から入るたびに冷たい風が入ってくるのがね.


 アクアシティ も久しぶりに行きましたが、ちょっと古くなったかなぁ.
 夕方だったせいか、店内もそんなには混んでいません.

 まぁ、ボクは人混みの中を歩くのがそんなに好きじゃないので、このくらい空いていた方がのんびり歩けてよかったんですけど.

 これからも少しずつ歩いて良さげなお店でも探すとしましょう.

Animals / Pink Floyd

 今朝はとても素敵な青空が広がっていました.
 でも天気予報は昼ごろから曇り ・・・・ そして雨の予想.
 10 時頃になっても雲一つなく、こんなに気持ちのいい秋晴れの日は山とか最高だろうなぁ ・・・・・ なんて思っていたら、昼には雲が一面に.

 そして 3 時頃からは雨降りになってしまいました.
 最近の天気予報って、かなり確率高いですね.



 1977 年に発表された、ジャケットが有名なアルバムです.
 ジャケットに写っている発電所が、一躍有名になり、観光名所にもなってしまいました.
 ある意味で、意味不明なジャケットですが、そんなことは気にしないでアルバムを聴きましょう.






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     " Animals / Pink Floyd "





   1. Pig On The Wing (Part One)
        (R.Waters) ・・・・・ 1:25
   2. Dogs
        (D.Gilmore-R.Waters) ・・・・・ 17:03
   3. Pig (Three Different Ones)
        (R.Waters) ・・・・・ 11:25
   4. Sheep
        (R.Waters) ・・・・・ 10:25
   5. Pig On The Wing (Part Two)
        (R.Waters) ・・・・・ 1:23




   Pink Floyd :
     David Gilmour (g.b.vo.synth), Roger Waters (b.g.vo),
     Richard Wright (p.org.el-p.synth.vo), Nick Mason (ds.perc)





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 ジャケットは テムズ川 沿いの バターシー発電所 ・・・・ ボクは絶対にこれ、朝焼けではなく夕焼けだと思っています.
 実際に何時頃の写真なのかは、あえて調べることはしませんが ・・・・・・・ 絶対夕方なのです.
 このオレンジが買った写真が結構好きだったりします.

 大きな 豚 の風船を使って写真撮影していたところ、綱が切れ飛んでいってしまい、それを運よく撮影しジャケットに使用したようです.
 この飛んで行った巨大風船は、その後 ケント州 まで飛び、途中多くの旅客機のパイロットに目撃され大騒動を巻き起こしました.

  
 昨年、全アルバムのリマスター発売を記念した " Why Pink Floyd ? " キャンペーンの PV でも、この 豚 さんは結構出ていましたね.




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 これがその時、オリジナルと同じ バターシー発電所 で揚げられた 豚 さん.


 非常に文明社会批判の詰まったコンセプト・アルバムです.
  豚 = 資本家
  犬 = ホワイトカラー (ビジネスマン)
  羊 = 労働者
 という意味のようですが、歌詞がわからなくても音を楽しむことのできるアルバム.


 ベースとされているのは、英国作家 ジョージ・オーウェル が書いた"動物農場"

 ジョージ・オーウェル と言えば、 "1984 年" が有名で、過去に映画化もされています.
 ボクが知っているのは、 ジョン・ハート 主演の映画で、映画の内容よりもヘア (陰毛) が見える映画として、当時かなり話題になったように記憶しています.
 ボクはその後ビデオで観たのですが、 "未来世紀ブラジル" とダブってしまい ・・・・・ "1984 年" のほうがずっとシリアスでしたが.
 もう一度見直して観たいのですが、現在はすべて絶版のようです.
 You Tube 調べたら、スペイン語 (??) 字幕の映像がアップされていました ・・・・・・・ 思い出しました.
 "未来世紀ブラジル" 、 "華氏451度" 、 "メトロポリス" ・・・・・・ 昔はこんな映画結構好きだったり.

 そんな ジョージ・オーウェル の作品 "動物農場" はとても読む気になれません.



 でもアルバムに関しては、結構好きなのです.
 ただ、一般的な評価としては今ひとつよくないようですね.
 その前の二作 "狂気 (The Dark Side Of The Moon)" と "炎 ~ あなたがここにいてほしい (Wish You Were Here)" がスゴいアルバムでしたし、このアルバムの次に出されたアルバムも、 "ザ・ウォール (The Wall)" も Pink Floyd を代表する大作なので、それらの間の作品的に見られてしまっても、いたしかたないと言えばそれまでですが ・・・・・・・・ .



 
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 アルバムに込められたコンセプトなんか、まったくわかりません.
 それを理解しようともする気もありません ・・・・・・ そこまでコアでなくても楽しめてしまうんだから.


 2 曲目の "Dogs" のギター・ソロがとっても好き.
 D.ギルモア のギターが、結局はボクのつぼにはまっているんでしょう.
 R.ウォーターズ の曲が、ピッタリとボクの隙間にはまるんでよう.


 アルバムに秘められたコンセプトを理解してから聴けば、きっと作品のもっと深い部分もわかるのかもしれません.
 でもまぁ、肩の力抜いてPink Floyd World にどっぷりと浸るのも悪くない.





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 さて、最近 青空文庫 にハマっています.
 青空文庫 って、著作権が消滅した文学作品を中心に公開しているインターネット上の電子図書館です.
 何十年ぶりに 太宰 を読んだりしています ・・・・・・・ 深いですねぇ、まだまだ本質にたどり着けませぬ.

 それでも、久しぶりに読む文学作品は、どこか新鮮さがあります.
 そこそこの数量があるので、当分は暇つぶしになりそうです.


 Pink Floyd をかけながら読む 太宰 ・・・・・・・ 結構シュールかもしれません.

A Momentary Lapse of Reason

 時の流れや、社会の変化で、今まで平気で使っていた言葉などが、いつの間にか使えなくなってしまうことが多々あります.
 映画の中のセリフや、歌の歌詞 ・・・・・・ さらにはアルバム・タイトルまで.




 このアルバムも、国内で発売当時は "鬱" というタイトルでしたが、現在は原題表示になっています.
 ボクの大好きな Pink Floyd のアルバムですが、素直に Pink Floyd とは言えないアルバムでもあります.






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  " A Momentary Lapse of Reason "  (旧邦題 : 鬱)





  1. 生命の動向 : Signs Of Life
     (Gilmour-Ezrin) ・・・・ 4:24
  2. 幻の翼 : Learning To Fly
     (Gilmour-Moore-Ezrin-Carin) ・・・・ 4:53
  3. 戦争の犬たち : The Dogs Of War
     (Gilmour-Moore) ・・・・ 6:05
  4. 理性喪失 : One Slip
     (Gilmour-Manzanera) ・・・・ 5:10
  5. 現実との差異 : On The Turning Away
     (Gilmour-Moore) ・・・・ 5:42
  6. 空虚なスクリーン / 輪転 : Yet Another Movie/Round And Around
     (Gilmour-Leonard) ・・・・ 7:28
  7. A New Machine Part 1 
     (Gilmour) ・・・・ 1:46
  8. 末梢神経の凍結 : Terminal Frost
     (Gilmour) ・・・・ 6:17
  9. A New Machine Part 2  
     (Gilmour) ・・・・ 0:38
  10. 時のない世界 : Sorrow
     (Gilmour) ・・・・ 8:46





  
  Pink Floyd : David Gilmour (g.vo.key.sequencers),
          Nick Mason (ds.perc.drum machine.sound effects)

  Additional musicians :
   Richard Wright (key.vo), Bob Ezrin (key.perc.sequencers),
   Tony Levin (b.Chapman Stick), Jim Keltner (ds.perc),
   Steve Forman (perc), Jon Carin (key), Tom Scott (as.ss),
   Scott Page (ts), Carmine Appice (ds), Patrick Leonard (synth),
   Bill Payne (Hammond organ), Michael Landau (g),
   John Helliwell (saxophone),
   Darlene Koldenhoven, Carmen Twillie, Phyllis St. James,
   Donnie Gerrard (backing vocals)






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 ジャケットの左側に貼ってあるのは、 2011 年リマスター盤が発売になった時に貼られたシールです.
 オリジナルのジャケットは、こんなシールはなく、写真だけです.
 このジャケット・デザインは、あの ヒプノシス ・・・・・・ 正確に言うと、元 ヒプノシス の ストーム・ソ−ガソン なのですが、まぁ ヒプノシス・デザイン でもいいでしょう.
 "アニマルズ" 以来の、ヒプノシス・デザインですが、やっぱり Pink Floyd はこうでなくっちゃ ・・・・・
 砂浜に並ぶ何百というベッド、 CG じゃないというのですから、驚き.
 こういったジャケットと、彼らの音楽性が、何とも言えない不安感を煽ってくれます.


 ・・・・・・ でも、このアルバムって Pink Floyd なの ??


 前作 "ファイナル・カット" を最後に、 ロジャー・ウォーターズ は Pink Floyd を去り、 リチャード・ライト もバンド活動からは遠ざかっていました.
 デヴィッド・ギルモア と ニック・メイソン の二人だけが、 Pink Floyd という名にしがみついていた感じですね.
 さらには、 Pink Floyd の名前を使用することに関して ロジャー・ウォーターズ から訴訟が起きていた時期でもあり、正にアルバム・タイトルのような頭の痛くなるような時期でもありました.
 結果的にはこの訴訟に関しては和解が成立し、このアルバムも Pink Floyd 名義で発表されました.
 後年、 ロジャー・ウォーターズ が行っていた "The Wall Tour 02" の "Comfotably Numb" の演奏にサプライズとして デヴィッド・ギルモア が参加したりしてましたから、とりあえず仲も良くなったのでしょうかね.



 そんなアルバムですので、きっと一部のファンからは、 「こんなアルバムは Pink Floyd じゃない」 とも言われているでしょうね.
 ボクは ・・・・・・ このアルバムも Pink Floyd ! 、という立場です (笑) .



David_Gilmour
     David Gilmour


 Pink Floyd は、ともすると ロジャー・ウォーターズ のコンセプトが前面に押し出された彼のグループというような見方をされます.
 コンセプトはともかく、 Pink Floyd のサウンドの重要な部分は デヴィッド・ギルモア だとボクは思っています.
 彼の奏でるギターの旋律こそが、 Pink Floyd だと.

 そう考えると、このアルバムも Pink Floyd .



 発表当時は ロジャー・ウォーターズ に 「非常に精巧に作られた Pink Floyd の贋作」 と酷評されたのですが、一般大衆には結構好感をもたれたようです.
 
 前作をもって Pink Floyd の活動が終わったと思っていたファンにとっては、まさに青天の霹靂だったのかもしれません.







Nick_Mason_2
    Nick Mason


 原題の意味は "一瞬の理性喪失" ・・・・・・ ボクにピッタリ.
 過去に幾度となく、これで失敗を繰り返してきましたから ・・・・・・ (笑) .

 アルバム・タイトルも曲名も、何か哲学的な響きがあり、初めてこんなアルバムを目にするとちょっと引いてしまいそうですが、聴いてみるとなんのことはないはずです.
 メロディに小難しいところはありません.
 とかく プログレッシブ と呼ばれるものは、複雑難解な歌詞やタイトルが多いのも一部のみなさんから敬遠される所以でしょう.


 まぁ普通のロック・アルバムです.
 Led Zeppelin の独特なグルーブ感よりも、はるかに聴きやすいんではないでしょうか.
 慣れないと、ブルース・フィーリングに溢れる Zepp のグルーブのほうが、とてつもなくキツイでしょうから.

 
  このアルバムでは、女声コーラスや木管楽器などがとてもうまく使われており、演奏に独特の広がりがあります.

 静寂からシンセサイザーの幻想的な調べ、そこにあのギターが ・・・・・・ 一曲目の "Signs Of Life" がかかっただけでも、間違いなく Pink Floyd なのです.
 目の前には、何とも言えないサイケデリックで、どこか神経質で、そして哀愁の漂う未知の世界が広がっていきます.


 やっぱり Pink Floyd ・・・・・・・・ 最高です.

Eclipse : 狂気日食

 今日は、朝から 金環日食 の話題でもちきりでしたね.
 ボクの住んでいる辺りは薄い雲はかかったものの、まぁちゃんと見れたようです.
 ボクは通勤途中だったので、職場で終わりかけの日食を少し見ただけでした.



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 写真は今朝の日食ではなく、 2010 年 1 月 15 日に中国で撮られたものです.

 金環日食を日本で見れるのは、ボクが生きている間にはなさそうなので、それを考えたらもっとしっかりと見ておくんだったと ・・・・・・・ 後の祭り、というやつですね.
 金環日食 は annular eclipse 、 皆既日食 は total eclipse というんですね.


 で、 eclipse と言えば ・・・・・・
 三菱 の eclipse ・・・・・・・ アメリカの風景によく出てくるけれど、ちょっと違うか
 Bonnie Tyler の "Total Eclipse of the Heart" ・・・・・・・
 これもいい、大好きだけれど ・・・・・・・




 やっぱり Pink Floyd だしょ.  



 そして ・・・・・・・・・・・
 このアルバムを今日聴かずに、いつ聴くんだっ !
 と、突っ込みたくなってしまいますが、まぁいつ聴いても最高なのです.
 もう幾度となくボクのブログに登場してはいますが、やっぱり今日はこれでしょ.
 

 もう幾度と言っているように Pink Floyd 大好きです.
 iPad にも、当然全アルバム入れてますとも ・・・・・ .
 スタバ のソファーでコーヒー飲みながら、 Pink Floyd 聴きながら iPad で読書.
 これが最近、ボクのささやかな 至福 の時間なのです.



 そしてそこには、 至福 という名の 狂気 の世界があります





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  " The Dark Side of the Moon : 狂気 "  (1973 年発表)





 1. Speak To Me (Mason) ・・・・ 1:07
 2. Breathe : 生命の息吹き (Gilmour-Waters-Wright) ・・・・ 2:50
 3. On The Run : 走り回って (Gilmour-Waters) ・・・・ 3:45
 4. Time (Gilmour-Waters-Wright-Mason) ・・・・ 6:53
 5. The Great Gig In The Sky : 虚空のスキャット (Wright) ・・・・ 4:44
 6. Money (Waters) ・・・・ 6:23
 7. Us And Them (Wright-Waters) ・・・・ 7:49
 8. Any Colour You Like : 望みの色を (Gilmour-Wright-Mason) ・・・・ 3:26
 9. Brain Damage : 狂人は心に (Waters) ・・・・ 3:47
 10. Eclipse : 狂気日食 (Waters) ・・・・ 2:13




 Pink Floyd :
 Roger Waters (b.vo), Richard Wright (key.vo), Nick Mason (ds.perc),
 David Gilmour (g.vo)

 Guest Musicians :
 Dick Parry (sax),  Clare Torry (scat), Doris Troy (back-vo),
 Lesley Duncan (back-vo), Liza Strike (back-vo), Barry St John (back-vo),
        and others.

  (時間は iTunes での時間を表記)





 歌詞が哲学的だろうと関係ない
 このアルバムに込められたコンセプトなんて知らなくても、まったく問題ない
 やたら難しいことが書かれているレビューなんて読まなくてもいい
 

 出口の見えない迷宮の中を、ただ浮遊していればいいのですから
 そして Pink Floyd の 狂気 に侵蝕されてください



    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  and everything under the sun is in tune
  but the sun is eclipsed by the moon.



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 さて、今夜はこれから PC の迷宮に入って、どこかにあるはずのファイルなどを捜してみよう.
 すんなり目的のものが見つかるのやら ・・・・・・・・・・・・ 

桜と ・・・・ Pink と ・・・・

 ようやく桜が満開です.



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 家の下にある桜の木です.
 道路脇にたった 3 本だけ植えられている桜の木ですが、こうやってみるとそれらしく見えます.

 昨日は強風、今日は雨 ・・・・・・・・
 みんな散ってしまうのかと思いましたが、どうしてどうして散らずに頑張って咲いています.


 そんな桜に一羽の鳥が ・・・・・・・・



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 残念ながら鳥についての知識はまったくありません.
 オナガ かなと思ってちょっと調べてみましたが、何となく違うようです.

 
 ボクの家の周囲は天敵がいないせいか、こういった鳥がたくさん.
 おかげで駐車場の上の電線から落とされる糞害が ・・・・・・・ 一応、鳥が掴まれないようなカバーをしてもらったのですがね.
 いまだにボクの家の電線がお好きのようです.




 桜 に因んで、 ピンクなお話し ・・・・・・ と言うとなにかいやらしい響きです (笑) .
 ピンクはピンクでも、ボクの大好きな Pink Floyd に因んだお話し ・・・・・





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 昨年買った、 2 冊の本.

 "文藝別冊 Pink Floyd 深遠な迷宮への誘い"
 "レコードコレクターズ 10 月号"
 

 なかなか進まないんですよね、最後までいかない (笑) .


 こういった本読むたびに、どうして Pink Floyd を語る時って難解な表現になってしまうのかということ.
 こういうところからも、 " Pink Floyd = 難解な音楽 " というような図式が植え付けられてしまっているのかもしれません.


 特に "文藝別冊" のほうはすごい.
 テーマ論考の題名だけ読んでみても、唸ってしまいそう
  「狂気に抗するギター」
  「シュルレアリスムと劇場/建築の破壊」
  「深遠を装う空疎な言葉遊び」
  「狂気の世界」
  「ピンク・フロイド、宇宙へ行く」
  「不在の彩り」

 題名だけでも、ちょっと無理無理って思ってしまいます.
 他の記事のタイトルも、こんな感じで難しい言葉などがたくさん使われています.
 確かに、いろいろなテーマを持ってアルバム作っているのは間違いないですが ・・・・・・ .


 それに引き換え同じ本に掲載してある みうらじゅん のインタビュー記事は、

  「女なんて意識しない、この童貞的宇宙」

 で、これを読んでみるとこちらの記事のほうがずっと面白いのである.
 よくわからない演奏に対しては 「聴くのがキツイ、つらかった」 と書いてあるんです.
 ボク自身もまったくおんなじ、 "More" なんか聴くのがつらいもの.

 Pink Floyd だからすべてがいい訳じゃないんですよね、聴くのがつらい演奏もたくさんあります.


 敢えてそんな演奏を、難しい言葉で装飾して、いかにもこの本質を見なければ ・・・・・ 的な聴き方をする必要なんかないんじゃないのかね.
 お願いだから、固定概念を植え付けるような表現はやめて下さいよ.


 ちなみにこの 2 冊の本は、昨年 Pink Floyd のボックスを購入したので、レコードデータを知りたくて購入したもの.  
 "文藝別冊 Pink Floyd 深遠な迷宮への誘い" 一冊だけ購入する予定だったのですが、たまたま "レコードコレクターズ 10 月号" に ジョー山中 追悼特集として Flower Travellin' Band のことが書かれていたので買いました.
 

 だから、難しい批評などはボクにとってどうでもいいんですがね.

 Pink Floyd だって、もっともっと簡単に楽しめますよ.
 とてもわかりやすく素敵なメロディ・ラインを追っていけば、自然と Pink Floyd World の中に入っていけちゃうんですから.


 Why Pink Floyd ? ・・・・・・・・・

 そんなの決まってます、音楽がとっても素敵だから ・・・・ 難しいことなんて、これっぽっちもないんだから.



 植草甚一 氏の電子書籍を読んでいたら、ふとこんなことを思ってしまいました.

Silver Rain

 雨降りですね ・・・・・・・ 雨が降ると、まだまだ寒く感じてしまいます.
 明日は東京だというのにねぇ ・・・・・・・・ .
 今夜には雨も上がるということですので、天気予報が当たることを信じています.




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 iPad の PDF データ移植も、当面必要なものはすべて完了.
 雨降りの今日は音楽データを移植してみました.

 そうは言っても、 iTunes に入っているジャズのアルバムがすべて入る訳でもないので、どうしようかと ・・・・・・・


 それで、とりあえずは Rock 専用にしてみました.
 でも Rock のアルバムと言っても、そこそこの枚数がありますので、すべて入れてしまうも、ただただ容量を使ってしまうだけです.
 そこで、 The Beatles 、 Pink Floyd 、 Eagles 、 Led Zeppelin のすべてのアルバムだけを入れるようにしました.


 みんな古いアルバムばかりですね、 60 年代から 80 年代を代表するアルバムたちです.
 ボクの音楽のルーツ的なものばかりですので、いつ聴いてもちっとも色褪せないのがいいですね.






 さて、雨に因んだアルバムでも聴いてみますか.
 アルバム・タイトルは、ズバリ "銀の雨" ・・・・・・・ と言っても 松山千春 じゃありませんよ.






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   " Silver Rain / Marcus Miller "





  1. Intro Duction
             (M.Miller) ・・・ 0:29
  2. Bruce Lee
             (M.Miller) ・・・ 5:23
  3. La Villette
             (M.Miller-L.Hathaway) ・・・ 5:54
  4. Behind The Smile
             (M.Miller) ・・・ 6:25
  5. Frankenstein  
             (E.Winter) ・・・ 6:32
  6. Moonlight Sonata
             (L.V.Beethoven) ・・・ 7:38
  7. Boogie On Reggae Woman
             (S.Wonder) ・・・ 5:03
  8. Paris [Interlude]
             (M.Miller) ・・・ 1:14
  9. Silver Rain
             (M.Miller-E.Clapton-KEM-J.Kibble-B.Withers) ・・・ 6:01
  10. Make Up My Mind
             (M.Miller) ・・・ 3:42
  11. Girls And Boys
             (Prince) ・・・ 5:35
  12. Sophisticated Lady
             (D.Ellington-I.Mills-M.Parish) ・・・ 5:22
  13. Power Of Soul
             (J.Hendrix) ・・・ 6:52
  14. Outro Duction
             (M.Miller) ・・・ 0:49
  15. If Only For One Night
             (B.Russell) ・・・ 5:28





  Marcus Miller (org.synth.b.perc.p.ds.b-cl.g.key.vo.arr ・・・・・・)
  Patches Stewart (tp), Kenny Garrett (as), Roger Byam (ts),
  Kirk Whalum (ts), Eric Clapton (g.vo), Dean Brown (g),
  Lucky Peterson (g), Bernard Wright (key), Bruce Flowers (key),
  Ronald Bruner (ds), Poogie Bell (ds), Munyungo Jackson (perc),
  Jessica Celious (vo), Lalah Hathaway (vo), Kenny Hicks (vo),
  Joey Kibble (vo), Mark Kibble (vo), Eartha Kitt (vo), 
  Gregoire Maret (harmonica)







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 2005 年に発売された、 マーカス・ミラー 名義の 8 枚目のアルバムです ・・・・・ ただしその間にベスト盤の発売もあります.
 マーカス・ミラー と言えば、 マイルス・デイヴィス となりますが、初めて二人が共演したアルバムは "The Man with The Horn" (1980 - 81 年録音) .
 このアルバムは、 マイルス・デイヴィス のカムバック作品としても有名で、内容的にもかなりファンク色は強いものの、好きなアルバムです.




 エリック・クラプトン が歌う "Silver Rain" の他、 ベートーベン の "月光" ・・・・ 正しくは ピアノソナタ第 14 番嬰ハ短調作品 27 の 2 、 スティーヴィー・ワンダー の "Boogie On Reggae Woman" 、 プリンス の "Girls And Boys" 、 ジミ・ヘンドリックス の "Power Of Soul" 、 エドガー・ウィンター の "Frankenstein" 、そして D.エリントン "Sophisticated Lady" ・・・・・・・・ いろいろな音楽がごちゃ混ぜです (笑) .



 アルバム全体としては、ボクの感想だとやっぱりごちゃ混ぜ感が強いです.
 でも音楽的なジャンルも、フュージョンでもなく、ファンクでもなく、ブラック・ミュージックでもなく ・・・・・ いろいろな感覚が詰まったアルバムですので、それはそれでいいのかも.



 そんな中で一番好きな曲は、アルバム・タイトル曲 ・・・・・・・ ではなく、
 "Behind The Smile" なのであります (笑) .
 ここでのハーモニカが、独特な雰囲気をだしています.


  "月光" に至っては、あまりにこのリズムに合っていて ・・・・・笑ってしまいます.





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 いつものように、ブログ書きながら、 iPad の使い方をネットで調べたり、 iTunes から Rock を取り込んだり ・・・・・・・ だから全然ブログ記事がすすみません.
 一体一つの記事書くのに何時間かけているんだっ ! って感じなのであります.


 それにしても画面は本当にきれいです.
 こうやってインポートしたアルバム・ジャケット見ていても、本物のジャケットよりもきれいに思えてしまいます.



 こんなジャケット見ながら、一人ニヤニヤしながら聴くのがいいんですよね ・・・・・・ ちょっとばかりキモいかもしれませんが.

曇り空に融けるジュリア

 いよいよ冬到来という感じで、気温も一気に下がりました.
 今朝は ・・・・・・・ 初雪 !
 ただ、積雪というには程遠く、 8 時頃には雨に変わってしまいました.


 さてさて ・・・・・ こんな小雨舞う寒い曇り空の休日は、どこにも出かけないで家でボーーッとします.
 幸いなことにまだ観ていない DVD や Blu-ray もあります.



 午前中はこんな曇天にピッタリのプログレかけながら、ちょっとお勉強です.

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 どうも聴こえてくる演奏に、神経の矛先が向いていってしまいますなぁ.





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    "Relics / Pink Floyd"




   1.  Arnold Layne
   2.  Interstellar Overdrive
   3.  See Emily Play
   4.  Remember A Day
   5.  Paintbox
   6.  Julia Dream
   7.  Careful With That Axe Eugene
   8.  Cirrus Minor
   9.  The Nile Song
   10.  Biding My Time
   11.  Bike



   -------- Pink Floyd ----------
   Syd Barrett (g.vo), David Gilmour (g.vo), 
   Roger Waters (b.vo), Richard Wright (key.vo), 
   Nick Mason (ds.parc)






 このアルバム、ジャケットがまずもって微妙です.
 音が出るかは別としても、間違いなく オーケストリオン に違いないとボクは思っていました.
 CD ジャケットには "Original Drawing by Nick Mason" と書かれています ・・・・・・・ これ、 "船" のイメージだったんですね.


 Pink Floyd のジャケットと言えば、 ヒプノシス (Hipgnosis: 個人名ではなく、芸術集団名) というのが定番ですが、このジャケットはなにか ヒプノシス とは全く違うようなイメージです.
 でもこの "Relics" のジャケット写真を撮ったのが Tony May で、 "原子心母" のカメラマンと同一ですので ・・・・ やっぱり ヒプノシス なのかなぁ.

 ヒプノシス の名前を一躍有名にしたのが、 1970 年発表の "原子心母 / Pink Floyd" の 牛 のジャケット (下の写真左).
 それまで定番だった、アルバム・タイトルもアーティスト名も表記されていないこのアルバム・ジャケットのインパクトは 大 !!
 ヒプノシス は "聖なる館 / レッド・ツェッペリン" (下の写真右) など、多くのミュージシャンのアルバム・ジャケットを手掛けています.


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 このアルバムですが、一見ベスト盤的な趣がありますが、普通のベスト盤とはかなり違います.
 過去のアルバム未収録だったシングル曲 "Arnold Layne" や "See Emily Play" 、さらにはシングルの B 面だった "Julia Dream (邦題 "夢に消えるジュリア")、アルバム "Ummagumma (1969年)" のライブ演奏として有名な "Careful With That Axe Eugene (邦題: "ユージン、斧に気をつけろ") のスタジオ演奏が収録されています ・・・・・ ちなみにアルバム・タイトルの "Relics" とは、遺物という意味があります.


 当然ですが、アルバムとしてのコンセプトも見えず、初期の曲を中心としたサイケデリックな感覚で満ちているアルバムです.
 だから、俗に言うベスト盤とはちょっと違うんですね.
 先日届いた "Discovery" というタイトルのついた、 Pink Floyd Box にはこのアルバムは含まれていません.
 これから Pink Floyd を聴いてみようとしているルーキーの皆さんには、ちょっとお勧めできないアルバムです.



 初期の Syd Barrett 色 した演奏も、何曲か聴くことができます.
 オリジナル・アルバム 14 枚の中、初期のアルバムのすき間を埋めるようなアルバムがこの "Relics" とでも言えばいいんでしょうか.
 ちなみにボク、 Syd Barrett と歳こそ違いますが誕生日は一緒です ・・・・・ ということは、彼の 狂気 もボクと一緒なのか !?  
 でもボクは、 Syd Barrett よりも、 Roger Waters であり、 David Gilmour なんだけれどね.




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 Pink Floyd って、演奏やアルバム・コンセプトなどから、どうも難しく語られる傾向にあるように思います.
 まず プログレッシブ・ロック って何 ? って感じですが、この言葉自体が Pink Floyd に深く関わっています.

 1970 年日本国内で発売された "原子心母 (Atom Heart Mother) " のタスキに、 「ピンク・フロイドの道はプログレッシヴ・ロックの道なり!」 というキャッチ・コピーが掲げられていますが、その当時 東芝音楽工業 の ピンク・フロイド 宣伝担当ディレクターであった 石坂敬一 氏が、従来のロックとは違う ピンク・フロイド の音楽を形容するために考案したものといわれています.


 その時に使われた プログレッシブ・ロック という言葉が、今では世界でも使われるようになっています.
 言葉の意味は 「先進的」 、 「前衛的」 といった意味がありますが、音楽的な特徴としては、
   ・アルバム全体を一つの作品とする意識の徹底 (コンセプト・アルバム)
   ・大作、長尺主義傾向にある長時間の曲
   ・歌が短く演奏重視で、インストゥルメンタルの楽曲も多い
   ・技巧的で複雑に構成された楽曲 (変拍子・転調などの多用)
   ・芸術性を重視した曲作り
   ・クラシック音楽やジャズ、あるいは現代音楽とのクロスオーヴァー
   ・当時の最新テクノロジーを使用した楽器の積極的使用
   ・今までにない独創的な音楽性
       (Wikipedia から抜粋)


 基本は ロック であるので、あまりにも前衛的な音楽は プログレッシブ・ロック とは言われていないようです.
 ピンク・フロイド 、 キング・クリムゾン 、 イエス 、 エマーソン・レイク・アンド・パーマー 、 ジェネシス ・・・・ など、どちらかというとヨーロッパのグループが主体.

 この手の プログレッシブ・ロック はかなり好き嫌いがはっきり分かれます.
 でもボクは GFR のような直球勝負のロックも大好きですし、 Pink Floyd も大好き、 Sabbath も、 Zeppelin も、 Beatles も、 Bon Jovi も ・・・・・・・ みんなみんな大好き.
 当然ジャンルの拘りなんかも無くなっています.




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 さてこのアルバム "Rilecs" 、たった一曲だけのために購入したと言っても、決して過言ではありません.
 その曲というのが、 6 曲目の "Julia dream" .
 短い曲で、シングルの B 面で登場し、当然ですが 14 枚のアルバムにも収録されていません.
 どちらかというとポップス色の強い曲なので、その昔は結構ラジオでもかかっていたように思います.
 まぁディープな Pink Floyd ファンにとっては、ひょっとすると歯牙にもかけられない曲かもしれません.
 でもボクはこの曲が大好きです.
 ヘッドフォンでちょっと大きめな音で聴くには最高.
 独特な浮遊感が ・・・・・・・ いいっ !



  Sunlight bright upon my pillow
  Lighter than an eiderdown
  Will she let the weeping willow
  Wind his branches round
  Julia dream, dreamboat queen, queen of all my dreams

  Every night I turn the light out
  Waiting for the velvet bride
  Will the scaly armadillo
  Find me where I'm hiding

  Julia dream, dreamboat queen, queen of all my dreams

  Will the misty master break me
  Will the key unlock my mind
  Will the following footsteps catch me
  Am I really dying

  Julia dream, dreamboat queen, queen of all my dreams



 静かに灰色の空にジュリアが融けていきます ・・・・・・・・・・・・・





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 またまたアクセス・カウンター不調のようです.
 ブログ書いていると、このアクセス・カウンターの無機質な数字がなぜかいろいろな空想を作り出してくれます ・・・・・ 嬉しかったり、悲しかったり (笑) .
 だから、ここ数日の少ない数字を見て 「?????」 だったのですが ・・・・・・ .
 こうなると、累計の数字もちょっと疑ってしまいます.


 大丈夫か、 Livedoor !?

Waoooooh! Pink Floyd!

 先週は、 "いつもの講習会" のために東京.
 金曜日の東京は結構寒かったようですが、長野に比べたら ・・・・・ かなり暖かいとボクは感じてました.

 今回は珍しく、金曜日早めに東京に入り、ちょっと神田のスポーツ街をブラリ.
 バックパックを物色してきました ・・・・ そうは言っても、すぐに買う余裕がないのでとりあえずターゲットだけでも絞っておこうかと. 
 結果的には、背負った時のフィット感と、金額的なことから オスプレイ にしようと思っています.
 来年買うまでに、このモデルが残っていればいいのですが.



 夕方からは、久しぶりに会った知人と軽く飲み.
 彼女の仕事のことをボクが聴いたり、向こうも話したりしなかったので知らなかったのですが、ちょっと前から Patagonia のあるショップに正社員として勤めていることが判明.
 結局、ここでもずっと山の話ばかりでした ・・・・ 汗

 ただ、ボクはシリアスな山登りなんてしていないので、 Patagonia ブランドについてはあまり思い入れもなく、価格の高さもあり全く購入していません.
 ボク程度の山登りだと、いい物を買っても違いがわかりそうもありませんし.
 もっとボクのようなゆるい山登りファンにも、購買意欲増すような展開すれば ・・・・ なんて話をしてました.
 でもブランドとして、ボクのようなヤワな奴は相手にしてない、と言われればその通りなのですが.  






 ここにきてようやくやってきました


 ・・・・・・・ Why, Pink Floyd !


 そう、あの Pink Floyd のボックスがようやく到着です ・・・・・ 本当は土曜日宅配便が家に来たのですが、配達時ちょうど留守にしていたこともあったりして今日の配達にしてもらいました.
 発売予定 9 月 26 日が、ほぼ 1 カ月経ってなのですが、海外では予定通り発売になっていたみたいで、 Amazon の海外ショップから購入した皆さんなどは、結構早く手元に届いたようです.
 まぁ、キャンペーンによるポイントを換算した実質購入価格が約 16,400 円で HMV から購入したボクが偉そうなことも言えませんが ・・・・・・・・ ちなみに国内盤は 35,800 円.


 それにしても待ち疲れたぞ、 HMV !



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 有名どころのアルバムはみんな持っており、 リマスター という言葉と、ボックス買いの割安感から、 Click したものでしたので、あまりテンションも上がっていなかったのですが、来なければ来ないで 「早く来いっ!」 と思ってしまう身勝手な購入者です.


 さてさて期待を胸に、ボックスをオープン ・・・・・・・・・・・・・


 全 14 タイトル、アルバムはすべて紙ジャケットの見開き盤です ・・・・・ 途中、何枚かコンピレーション・アルバムがありますが、それらは当然ボックスには含まれていません.
 ジャケットに使用されている紙はそれほど厚くはありませんが、まぁ輸入盤としてはこの程度でも十分納得できるレベルです.
 ボックス自体はしっかりした作りで、磁石によりしっかり蓋も閉まる (・・・被さると言ったほうが正しいかな) ようになっています.

 ただし、この手のジャケットにありがちな CD 本体の出しにくさは相変わらずです ・・・・・ 中にはきつくてジャケットの中に指を入れないと CD を出せないものもありました.
 縦方向をほんの 1 mmでいいから大きくしてくれると、出しやすくなるんですがね.
 それぞれにライナーノーツ風の写真と歌詞を載せた冊子が入っています ・・・・ この冊子の作りも結構いいですね.
 残念なのは、各曲の作曲者の記載がないところです、歌詞が付いている曲は、作詞者の名前が記載されているんですがねぇ ・・・・・・ .
 誰の書いた曲かって、この Pink Floyd を語る上では結構重要なポイントなんですよね.


 約 60 ページの、横長フォトブックも付いています.
 いろいろな写真が載っています ・・・・・・ 悪くないですが、とびきりいいとも言えないでしょうか.
 これは個人の好みになってしまうので.

 全体の作りとしては、 80 点くらいあげてもいいでしょう.
 入っているアルバムは以下の 14 タイトルで、枚数にして 16 枚.



 1. "夜明けの口笛吹き" : The Piper At The Gates Of Dawn (1967)
 2. "神秘" : A Saucerful Of Secrets (1968)
 3. "モア" : More (1969)
 4. "ウマグマ"(2CD) : Ummagumma (1969)
 5. "原子心母" : Atom Heart Mother (1970)
 6. "おせっかい" : Meddle (1971)
 7. "雲の影" : Obscured By Clouds (1972)
 8. "狂気" : The Dark Side Of The Moon (1973)
 9. "炎〜あなたがここにいてほしい" : Wish You Were Here (1975)
 10. "アニマルズ" : Animals (1977)
 11. "ザ・ウォール"(2CD) : The Wall (1979)
 12. "ファイナル・カット" : The Final Cut (1983)
 13. "鬱" : "A Momentary Lapse Of Reason" (1987)
 14. "対" : "The Division Bell (1994)




 せっかくだから、アルバム発表順に聴いています.
 これらのアルバム、初期のものは一枚当たりの録音時間が今のように長くないので、続けて聴いていくには楽です.
 何十年かぶりに、 "夜明けの口笛吹き" を聴いてみましたが、今のボクにとっては Pink Floyd っぽくない感じで、どちらかというと GS 時代のカオス とでも言おうか ・・・・・・ サイケデリック という表現が似合うような、ゴチャ混ぜ感の強いアルバムでした. 




pink002

 そしてこの、 "神秘" でしょうか.
 "ウマグマ" までのアルバムは、数曲をのぞきほとんど印象にありません ・・・・・ ボクの中での Pink Floyd は、 "原子心母" から.
 なので、この "神秘" を聴くのも、ウン十年ぶり.
 でもまぁ、悪くないですね ・・・・・ いろいろなものがゴチャ混ぜな感じは一作目同様ありますが、俗に言う Pink Floyd っぽくなりつつあります.

 そしてジャケットが結構いいなぁ ・・・・・・ こういうジャケット好きです.



 Black Sabbath , The Beatles , John Lennon , Miles Davis , 111 Years of Deutsche Grammophon ・・・
 こういったボックス・セットには、新しい発見がたくさんあります.
 だからついつい Click してしまうんだよなぁ〜.

 今年はもうこういったボックスが出ませんように ・・・・・・・


  あっ!!  グッドタイミングで "Money" が流れ出しました ・・・・・・・・ 汗
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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