Quiet_Nights

Quiet Nights

 ブログなどの文章を書いていると、書く前に書こうと思っていたことをついつい忘れてしまうことがよくあります.
 書き終りしばらくたってからブログの文面を読んでいて、ふと、そう言えば違うこと書くつもりだったのに ・・・・・・ って.
 

 似たようなことで、持っているアルバムの簡単なデータをまとめているのですが、なぜかこのアルバムが落ちていました.
 このアルバムはボックスセットの中の一枚で、データまとめる際にも、みんな一緒に入力したので落としてしまうはずはないんだけれどなぁ ・・・・・・ .

 今日は朝から雨降り、
 特に外に出るつもりもないので、ちょっと多めな録音データを抱えるこんなアルバムでも聴いて、のんびりします.






davis117






  " Quiet Nights / Miles Davis"





  1. Song No.2 (a.k.a. Prenda Minha)
      (G.Evans-M.Davis) ・・・・・ 1:35
  2. Once Upon A Summertime
      (J.Mercer-M.Legrand-E.Barclay-E.Marnay) ・・・・・ 3:23
  3. Aos Pes Da Cruz
      (M.Pinto-J.Goncalves) ・・・・・ 4:13
  4. Song No.1
      (G.Evans-M.Davis) ・・・・・ 4:31
  5. Wait Till You See Her
      (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・・ 4:02
  6. Corcovado
      (A.C.Jobim) ・・・・・ 2:42
  7. Summer Night
      (H.Warren-A.Dubin) ・・・・・ 6:04
  8. Time of the Barracudas
      (G.Evans-M.Davis) ・・・・・ 12:44
  9. Blue Xmas (To Whom It May Concern)
      (M.Davis-B.Dorough) ・・・・・ 2:40
  10. Devil May Care
      (B.Dorough) ・・・・・ 3:26
 
        

   (# 8-10 Bonus track not part of the original album)





 # 3 & 6 : Recorde at Columbia 30th street studio, NYC, July 27, 1962.
 # 4 & 5 : Recorde at Columbia 30th street studio, NYC, August 13, 1962.
 # 1 & 2 : Recorde at Columbia 30th street studio, NYC, November 6, 1962.
  Miles Davis (tp), Gil Evans (arr.cond),
  Shorty Baker, Bernie Glow, Louis Mucci, Ernie Royal (tp),
  J.J. Johnson, Frank Rehak (tb),
  Ray Alonge, Don Corrado, Julius Watkins (frh),
  Bill Barber (tuba), Steve Lacy (ss),
  Jarome Richardson, Albert Block, Ray Beckenstein (fl),
  Garvin Bushell, Bob Tricarico (bassoons),
  Janet Putnam (harp), Victor Feldman (p), Paul Chambers (b),
  Jimmy Cobb (ds), Willie Bobo (bgo), Elvin Jones (perc)



 # 9 : Recorde at Columbia studio A, NYC, August 21, 1962.
 #10 : Recorde at Columbia studio A, NYC, August 23, 1962.
  Miles Davis (tp), Wayne Shorter (ts), Frank Rehak (tb),
  Bob Dorough (p.vo), Paul Chambers (b), Jimmy Cobb (ds),
  Willie Bobo (bgo)



 # 7 : Recorde at Columbia studios, Hpllywood, CA, April 17, 1962.
  Miles Davis (tp), Victor Feldman (p),  Ron Carter (b), 
  Frank Butler (ds)



 # 8 : Recorde at Columbia studios, Hpllywood, CA, October 9, 1963.
  Miles Davis (tp), Gil Evans (arr.cond),
  Richard Perissi, Bill Hinshow, Arthur Maeba (frh),
  Paul Horn, Buddy Collette, Gene Cipriano (as.ts.a-fl.fl),   
  Dick Leith (tb), Fred Dutton (bssn), Marjorie Call (harp),
  Herbie Hancock (p), Ron Carter (b), Tony Williams (ds)








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 今日のような静かな雨降りの午後に聴くにはピッタリのアルバムです.

 いつものような何回か聴きながら、曲のデータ部分を先に書き始め、その後他のデータ集めをしてみました ・・・・・ と言っても、いつもの本やネット検索が中心ですので、そう大したものは拾ってきていませんが.
 Miles Davis のことだったら、 "マイルス・デイヴィスの真実 (小川隆夫著、平凡社)" を読むとある程度のことが分かるので非常に重宝しています ・・・・・ これがボクにとっての "いつもの本" .
 そして、書いたのは "いつもの小川さん" .


 で、このアルバムの部分を読んでみると、 Miles 自身はこのアルバムには何の思い入れもないということを言っていたようでした.
 Miles 曰く 「何とかボサノヴァをやろうとしただけのアルバム ・・・・・」

 Miles は父親を直前に失くしていたのでやる気を失い、 Gil Evans は新しいことに行き詰った感じで、結局当時流行りだったボサノヴァをやってみた ・・・・・ .


 ですが、ボクはこのアルバムそんなに悪くないんじゃないかと思っています.
 結構聴きやすいですし、こんな感じの日に何気なく流しておくにはいい感じじゃないかと.
 "Corcovado" の演奏にしても、とてもリリカルな演奏で、いいと思うんだけどなぁ ・・・・・


 "マイルス・デイヴィスの真実" のなかでも、まったく同じような意見を 小川さん が書いていました.
 

 Miles の音色は、大都会の暗闇を切り裂くように疾走するような感じで緊張感や危険な香りがプンプンするのですが、このアルバムでの演奏はもう少しゆったりと街の中を漂っていく感じです.

 ボサノヴァ テイストではありますが、 「これが ボサノヴァ だ」 というようなアルバムではありません. 
 いかにもというと Gil Evans のアレンジの中で、淡々と吹いている Miles の姿があります.
 そこにコンガやパーカッションが入って、ボサノヴァ独特のリズムを刻んでいるだけのことです.




gilevansmilesdavis

 オリジナルは 7 曲目までですが、 1997 年の CD 発売の際に 8 曲目がボーナスとして加えられました.
 そしてこのアルバムでは、さらに 2 曲が加わった 10 曲になっています.
 しかし、ボク個人としては 7 曲目までで十分だったかと ・・・・・・ 8 曲目からはアルバム全体の雰囲気全体がちょっと変わってしまったような感じも受けてしまいます.


 繰り返しかけ流していても、まったく気にならないアルバムにもなります.
 こういうアルバムもありですね ・・・・・ 結構評価は低いですが (笑) .







 さて最初にも書いたように、書く前に書こうと思っていたことをついつい忘れてしまうということですが、先日のブログも違うことを書こうと思っていました.
 それは、ボクが時々顔を出してのんびりしている スターバックス のこと.



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 ボクが行く スタバ は大型デパート内にある スタバ.
 このデパートは昨年できたばかり、お客さんも結構いるので スタバ も割と混んでいます.
 このデパートに併設されている TOHO シネマズ で映画を観る時にういでに スタバ というパターンが多いのですが、何も予定がない休日にも顔を出すことがあります.


 座る場所はいつもは決まって、柱の陰にある一人用ソファー ・・・・ ここがボクのお気に入りです.
 でもこの一人用の席は店内に一か所しかないので、当然他の方が座っている可能性があります.
 先日お店に行ったら、比較的空いており二人用のソファー席も空いていたのですが、お気に入りの一人用席はすでに先客が ・・・・・ .
 それまで 4 連勝だったのに、 5 連勝はなりませんでした (笑) .


 いつも iPad で音楽聴きながら電子書籍読んでコーヒー飲んでいるのですが、たまに店内を見渡すと小さな子供を連れた若いお母さんが結構多いんです.
 そして多いのが、ローカル色豊かなオジサン・オバサン達.
 いつもの講習会で東京に行ったとき、 京橋 の講習会場そばにある スタバ に結構行くのですが、やっぱりかなり客層が違うなぁ ・・・・・ と思ってしまいます.


 スタバ では小さなカップで新商品などを店内で配っているのですが、なぜかボクのところは素通り.
 なんで ・・・・ ?
 イヤホンしているからかなぁ ・・・・ .
 まさか、オヤジだから ・・・・

 これも 2 回連続でスルーでした、こちらの連勝記録は止まって欲しいものです (笑)




 さてさて、朝夕めっきり涼しくなってきました.

 辺りの景色も、周りの田んぼは黄金色で、すでに稲刈りも始まっています.
 しばらくすると紅葉 ・・・・・・・ そしていつの間にか冬がやってきます.



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 さすがにタオルケットでは寒く、数日前から毛布をかけて眠っています.
 


 そして秋の夜長は、こんなアルバムでも静かにかけながら読書でも ・・・・・・・・

 ・・・・・・・・ Quiet Nights .

Diana Krall + Meddle (おせっかい)

 今日もスケートですが、吉井&小平選手惜しかったですね.
 今回のヒロインは、中学生の高木選手になってしまうんでしょうかねー.
 個人的には小平選手を応援していたんですが、悔し涙になってしまいましたね.
 次のレースはうれし涙になってほしいものです.  


 昨日の約束通り、今日は Diana Krall について書かなくちゃ・・・・
 でもその前に Blue Note に関する話題を.
 「ブルーノート ベスト & モア アンコール」 として 70 タイトルが 4 月 21 日から 7 月末日まで発売されます.
 数日前とりあえず HMV に 10 枚ほどは予約しましたが、 Blue Note やりますねー、と言いますか正確には EMI Music Japan やりますねー.
 どんどんいっちゃいますね.
 1,100 円なので、ついつい買ってしまいそうです、でも一度聞いただけで埃被ってしまうのは可哀想なので、よく吟味して、衝動買いしないように心に誓ってはいます.
 誓ってはいますが、催眠商法にコロリといってしまうタイプなので ・・・・・・.


 で、 Diana Krall にいこうと思ったのですが、その前に Pink Floyd です!

 昨日久しぶりに "Meddle (おせっかい)" 聴きました.
 ほんと、久しぶりにガッツリ聴いてしまいました.






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  "Meddle(おせっかい) / Pink Floyd"




  1. One of These Days (吹けよ風、呼べよ風)
  2. Pillow of Winds
  3. Fearless
  4. San Tropez
  5. Seamus (シーマスのブルース)
  6. Echoes





 何と言っても "One of These Days (吹けよ風、呼べよ風)" と "Echoes" でしょう、このアルバムは.
 正直 2 曲目から 5 曲目は、アルバムとしての全体的印象からは少し離れてしまった感がありますが、この 2 曲がいいんです.
 1971 年のアルバムなのでもう 40 年近く前のアルバムですよ、これって.



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 深海をイメージします、
 ぼんやりと明るくなってきたかと思うと、さらに鮮やかな光、
 更には突然青空の空間に投げ出され、
 また深海の深みへと漂っていく ・・・・・
 そんな感じでしょうか・・・

 ・・・・・・ うまくは言えませんが.
 理屈を並べて聴くような曲ではありません、自分なりのイメージを音とともに広げていくだけで気持ちよくなれるはずです.
 それが "Echoes" です.


 こういった、プログレッシブなロックって、自分がその音に身を委ねることができるかどうかで、好き嫌いが決まりそうです.
 ちなみに "Epitaph / King Crimson" なんか大、大、大好きです.
 でも、プログレ全体が好きというわけではありません ・・・・ 逆に苦手かも知れません.
 そんな中でも Pink Floyd だけは別ですかね.
 ただ Rock 初心者の皆さまには、いきなり Pink Floyd は・・・・・
 ジャズ聴いたことない人が Albert Ayler 聴くようなものですので、あまりお勧めはできません.

 Pink Floyd の音楽って、いたるところに心にグッとくるような旋律が散りばめられています.
 ボクはそういったメロディアスな部分が堪らなく好きです.



 待っている人がいたかどうかは不明ですが (・・・ いてくれると嬉しいんですが) 、お待たせしました.
 では Diana Krall にいきましょう.
 以前も書いたように Diana Krall はつい最近までまったく聴いたことがありませんでした.
 だから、正直ピアニストなのかヴォーカリストなのかも、まったくわかりませんでした.
 ただ顔は結構出ていたので、なんとなく知ってはいましたが.
 "Live In Paris" 買ったのも、なんとなくです.


 その時に、どちらを買おうか迷ったもう一枚のアルバムが今回届いたアルバム.






Krall013






  "Quiet Nights / Diana Krall"





  1. Where Or When
  2. Too Marvelous For Words
  3. I've Grown Accustomed To Your Face
  4. The Boy From Ipanema
  5. Walk On By
  6. Guess I'll Hang My Tears Out To Dry
  7. Este Seu Olhar
  8. So Nice
  9. Quiet Nights
  10. You're My Thrill
  11. How Can You Mend A Broken Heart?
  12. Every Time We Say Goodbye





Krall013-2

 このアルバムの一曲も "ONGAKU ゼミナール" で紹介されました.
 Diana Krall って、やっぱりヴォーカルのほうがいいと思ってしまいます.
 ピアノも悪くなさそうだけれど、まだ 2 枚しか聴いていないので、どうなんでしょう ・・・ よくわかりません.
 ちなみに、歌がうまくないといいアドリブも演奏できないというのがボクの持論です.
 でも、歌がうまいからといっていいアドリブ演奏できるかは微妙とも言えそうです.


 やっぱりこの人の魅力は、その声の良さだろうか.
 この声が好きかどうかで意見が分かれそうですね.
 ボクは、嫌いじゃないですよ、顔も奇麗ですし (ボク ・・・ 麺食いですので) .
 このアルバムには "The Boy From Ipanema" を含むボサノヴァが数曲入っていますが、この声はちょっとばかりボサノヴァには合っていないような気もします.
 アルバム・タイトルの "Quiet Nights" にしても、"Getz / Gilberto" での同曲 (ただしタイトルは "Corcovado" です) と比較してしまいます.
 やっぱり Gilberto のほうが、ボク的にはいいかな.
 比較自体ナンセンスではありますが、ボクの曲に対するイメージにマッチするのは Gilberto という意味で.



 "ONGAKU ゼミナール" で紹介された曲は 11 曲目に Bonus Track として入っている (どうして最初から入っていないのかよくわかりません、なぜにBonus なの ? ) "How Can You Mend A Broken Heart ?" という Bee Gees の曲で、邦題は "傷心の日々" .
 国内盤にはさらに一曲 Bonus Track が入っているようですが、ボクは International 盤なので全 12 曲のみ.
 この一曲のために 1,000 円近い金額を出すことは、ボクにとってナンセンス ・・・・ だったら Blue Note 一枚買ってしまいます.
 だからいつもの輸入盤で OK です.
 ライナーノーツは、英文なので読む気なし (日本語でもほとんど読みませんが) .


 結構、ネガティブなことばかり書いているようですが、このアルバム嫌いじゃないです.
 静かに夜中、一人でちょっとボリュームを上げて聴くにはいいかな.
 この声に包まれるのは、結構心地よいかも ・・・・ ただ Modern Jazz のアルバムかどうかは、個人的な意見で分かれそうな気もします.
 ボクも Jazz のアルバムとはちょっと違う気もしますが、嫌いじゃないアルバムなので、それでいいとしましょう.

 このアルバムにしても、少し前では考えられないアルバムかも知れませんが、最近はほとんどのものを受け入れるようになってきました.


 ということで明日は "くまん蜂" ではない Wylton Marsalis !!
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 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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