雪山遭難が相次いでいます.
 以前は冬の遭難と言えば冬山登山の遭難というイメージが強かったのですが、どうも最近はそんな登山による遭難ばかりではなくなっているようです.

 特に最近多いのがスキー場から滑走禁止区域へ滑り出ての遭難なんていう、普通は考えられないようなことがたくさん発生してます.
 そしてそれらの遭難者の多くが分別のある成人たち.


 そんな遭難のニュースのたびに 「自己責任」 という言葉がいろいろなところで聞かれます.




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 このブログは、あまり小難しいことは書かないようにしています.
 だから政治的なことはもちろん、社会面で騒がれるような内容についてもまったくと言っていいほど書いていませんでした.


 でも、さすがにボクもこういった遭難のニュースを見るたびに 「これは ・・・・・・ 」 と思ってしまいます.


 あまりにも常識がない行動のおかげで、どれだけの人たちが迷惑を被っているのでしょう.
 遭難とともに、今回の イスラエル国 の人質事件にしても然り ・・・・・・・
 詳細はボクなんかわかりませんが、現時点で起こっていることだけを判断しても、身代金以前に国全体が多くの労力を割いており、それを金額に換算すればかなりの額になっているはずです.
 イスラム国 のやっていることはボクも完全否定ですが、この二人の日本人の行動に対しては ??? な部分もたくさんあります.


 こういうのは日本人の危機意識の欠如なのでしょうか.
 自分だけは大丈夫 ・・・・・・・・
 所詮は他人事 ・・・・・・・・
 当然トラブルに対する準備なんてないから、問題が発生すると自分で解決できず人に頼る ・・・・・・・

 そして救助が成功しなければ遺族が国や救助隊を訴える ・・・・・・・・ つい先日も 北海道警察 が救助活動の不備を訴えられ第一審で敗訴しましたね.

 この判決は救助のプロに対してのものですから一般人には当てはまらないかもしれませんが、基本的な考え方として日本では "Good Samaritan Laws" なんてものは有り得ない感じもしてしまいます.

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ なんだかなぁ.





 折角のお休みだというのに、こういう話題は他人事とは言えイラついてしまいます ・・・・・・・
 だからリラックスした演奏でも聴いてみましょう.









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  " Red Garland's Piano "





  1. Please Send Me Someone to Love
          (P.Mayfield) ・・・・・ 9:51
  2. Stompin' at the Savoy
          (B.Goodman-E.Sampson-C.Webb) ・・・・・ 3:12
  3. The Very Thought of You
          (R.Noble) ・・・・・ 4:12
  4. Almost Like Being in Love
          (A.J.Lerner-F.Loewe) ・・・・・ 4:52
  5. If I Were a Bell
          (F.Loesser) ・・・・・ 6:41
  6. I Know Why (And So Do You)
          (H.Warren-M.Gordon) ・・・・・ 4:50
  7. I Can't Give You Anything but Love
          (D.Fields-J.McHugh) ・・・・・ 5:05
  8. But Not For Me
          (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 5:52





  Red Garland (p), Paul Chambers (b), Art Taylor (ds)
  Recorded at Van Gelder Studio, Hackensack, NJ,
   # 5 & 6 : December 14, 1956.
   # 1 - 4, 7 & 8 : March 22, 1957.





 レッド・ガーランド 2 枚目のリーダー・アルバムです.
 翌年に吹き込まれた彼の代表作 "Groovy" と同じメンバーです.
 その "Groovy" の中の 2 曲が今日のアルバムと同じ 1956 年 12 月 14 日録音という表記を今回ネットで見つけました.
 ただ、ボクが持っている両アルバムとも輸入盤でそういった表記がありません.
 ネットで他のところもちょっと調べたのですが、そういった記載がないのでこの辺りは ??? という感じです.





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 1 曲目から、ただただリラックスという雰囲気が伝わってきます.
 アルバムの 1 曲目って、そのアルバムを印象付けるので結構気合の入った演奏が多いような気がしますが、このアルバムでの演奏はリラックスそのものです.
 他の曲も変に力んでいなくて ・・・・・・・・・
 それでいて単なるカクテル・ピアノでもなく聴きどころもあります.



 "If I Were a Bell" は Miles Davis の演奏でも有名な曲.
 どこかに、この曲は レッド・ガーランド が マイルス に勧めた ・・・・・ ということが書かれていました.
 マイルス の "Relaxin'" に入っている "If I Were a Bell" が吹き込まれたのが 1956 年 10 月 26 日なので、このアルバムより先の録音になりますね.



 "I Can't Give You Anything but Love" は有名なスタンダードなのでたくさんの演奏があります.
 最近見たばかりの "ストックホルムでワルツを" でも歌われていましたし、ちょっと前の Lady GAGA & Tony Bennett のアルバムにも入っていました.






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 レッド・ガーランド のピアノはすごく特徴的.
 シングルトーン と ブロックコード での演奏は、少しジャズを聴いていると 「これは レッド・ガーランド かな ・・・・・」 なんてわかるくらい特徴的です.

 そしてなによりもキレイなメロディでとてもスイングします.
 スタイル的にはちょっと古いのかもしれませんが、とてもリラックスできる演奏がたくさんあります.


 Prestige には彼のリーダー・アルバムがたくさんあります.
 さらにサイドマンとして、 マイルス・デイヴィス・グループ での演奏は言わずもがな.



 彼のアルバムも、欲しいものがまだまだたくさんあるんだよねぇ ・・・・・・・










 さて先日も少し書きましたが、家の中にある不要物品を処分しています.
 不要物品といってもボクが使わないだけで、物自体はしっかり使用できるものばかり.
 主な処分先は、職場の部下たち ・・・・・・・・ と言っても、決して パワハラ 行使ではありませんので.



 まぁ十分納得できる金額で引きとっていただいてますが、総額にすると結構な額になりました.
 そんなお金はただ財布に入れておいても、いつの間にか消えてしまいそうなので、思い切って使ってしまいました.







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 ・・・・・・・ ということで、これを買うことができました !!

 Canon EOS 7D Mark ll

 レンズは先日買ったもので、今回の購入はボディだけ.
 それでも結構なお値段のカメラです.


 不用品が売れたことも購入動機の一つですが、もう一つの理由はあるものを頂いたからです ・・・・・・・




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 それがこのレンズ !!
 先日冗談半分に書いた ブログ記事 の "撮り鉄 H" さんから頂きました.

 このレンズ、 「壊れかけのラジオ」 ならぬ、壊れかけの L レンズで、 鏡筒 部分のガタつきがあります.
 手振れ防止機能付きの新型を購入してから、車のトランクに置いたまま使用していなかったようです.


 壊れかけといっても、きちんとオートフォーカスしますし、レンズのカビ等もまったくありません.
 本当に貰ってもいいのか再確認したうえで、メーカーに修理依頼しました.


 そんなこんなで、カメラの更新.
 さすがに "撮り鉄 H" さんほど生活に余裕がないので、今までの EOS 70D は部下に譲り 7D Mark ll のボディ代金になりました.



 一応 "撮り鉄 H" さんよりも先に 7D Mark ll をゲット.

 これで先日の逆襲の返り討ちに一矢報いました (笑)




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 今日の午後、いつもの風景です.

 まだいろいろな調整の仕方がわからないので、今一つ空の色が ・・・・・・・・


 カメラと一緒に 腕 も上がればいいのですが (笑)