先週は、 "いつもの講習会" のために東京.
 金曜日の東京は結構寒かったようですが、長野に比べたら ・・・・・ かなり暖かいとボクは感じてました.

 今回は珍しく、金曜日早めに東京に入り、ちょっと神田のスポーツ街をブラリ.
 バックパックを物色してきました ・・・・ そうは言っても、すぐに買う余裕がないのでとりあえずターゲットだけでも絞っておこうかと. 
 結果的には、背負った時のフィット感と、金額的なことから オスプレイ にしようと思っています.
 来年買うまでに、このモデルが残っていればいいのですが.



 夕方からは、久しぶりに会った知人と軽く飲み.
 彼女の仕事のことをボクが聴いたり、向こうも話したりしなかったので知らなかったのですが、ちょっと前から Patagonia のあるショップに正社員として勤めていることが判明.
 結局、ここでもずっと山の話ばかりでした ・・・・ 汗

 ただ、ボクはシリアスな山登りなんてしていないので、 Patagonia ブランドについてはあまり思い入れもなく、価格の高さもあり全く購入していません.
 ボク程度の山登りだと、いい物を買っても違いがわかりそうもありませんし.
 もっとボクのようなゆるい山登りファンにも、購買意欲増すような展開すれば ・・・・ なんて話をしてました.
 でもブランドとして、ボクのようなヤワな奴は相手にしてない、と言われればその通りなのですが.  






 ここにきてようやくやってきました


 ・・・・・・・ Why, Pink Floyd !


 そう、あの Pink Floyd のボックスがようやく到着です ・・・・・ 本当は土曜日宅配便が家に来たのですが、配達時ちょうど留守にしていたこともあったりして今日の配達にしてもらいました.
 発売予定 9 月 26 日が、ほぼ 1 カ月経ってなのですが、海外では予定通り発売になっていたみたいで、 Amazon の海外ショップから購入した皆さんなどは、結構早く手元に届いたようです.
 まぁ、キャンペーンによるポイントを換算した実質購入価格が約 16,400 円で HMV から購入したボクが偉そうなことも言えませんが ・・・・・・・・ ちなみに国内盤は 35,800 円.


 それにしても待ち疲れたぞ、 HMV !



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 有名どころのアルバムはみんな持っており、 リマスター という言葉と、ボックス買いの割安感から、 Click したものでしたので、あまりテンションも上がっていなかったのですが、来なければ来ないで 「早く来いっ!」 と思ってしまう身勝手な購入者です.


 さてさて期待を胸に、ボックスをオープン ・・・・・・・・・・・・・


 全 14 タイトル、アルバムはすべて紙ジャケットの見開き盤です ・・・・・ 途中、何枚かコンピレーション・アルバムがありますが、それらは当然ボックスには含まれていません.
 ジャケットに使用されている紙はそれほど厚くはありませんが、まぁ輸入盤としてはこの程度でも十分納得できるレベルです.
 ボックス自体はしっかりした作りで、磁石によりしっかり蓋も閉まる (・・・被さると言ったほうが正しいかな) ようになっています.

 ただし、この手のジャケットにありがちな CD 本体の出しにくさは相変わらずです ・・・・・ 中にはきつくてジャケットの中に指を入れないと CD を出せないものもありました.
 縦方向をほんの 1 mmでいいから大きくしてくれると、出しやすくなるんですがね.
 それぞれにライナーノーツ風の写真と歌詞を載せた冊子が入っています ・・・・ この冊子の作りも結構いいですね.
 残念なのは、各曲の作曲者の記載がないところです、歌詞が付いている曲は、作詞者の名前が記載されているんですがねぇ ・・・・・・ .
 誰の書いた曲かって、この Pink Floyd を語る上では結構重要なポイントなんですよね.


 約 60 ページの、横長フォトブックも付いています.
 いろいろな写真が載っています ・・・・・・ 悪くないですが、とびきりいいとも言えないでしょうか.
 これは個人の好みになってしまうので.

 全体の作りとしては、 80 点くらいあげてもいいでしょう.
 入っているアルバムは以下の 14 タイトルで、枚数にして 16 枚.



 1. "夜明けの口笛吹き" : The Piper At The Gates Of Dawn (1967)
 2. "神秘" : A Saucerful Of Secrets (1968)
 3. "モア" : More (1969)
 4. "ウマグマ"(2CD) : Ummagumma (1969)
 5. "原子心母" : Atom Heart Mother (1970)
 6. "おせっかい" : Meddle (1971)
 7. "雲の影" : Obscured By Clouds (1972)
 8. "狂気" : The Dark Side Of The Moon (1973)
 9. "炎〜あなたがここにいてほしい" : Wish You Were Here (1975)
 10. "アニマルズ" : Animals (1977)
 11. "ザ・ウォール"(2CD) : The Wall (1979)
 12. "ファイナル・カット" : The Final Cut (1983)
 13. "鬱" : "A Momentary Lapse Of Reason" (1987)
 14. "対" : "The Division Bell (1994)




 せっかくだから、アルバム発表順に聴いています.
 これらのアルバム、初期のものは一枚当たりの録音時間が今のように長くないので、続けて聴いていくには楽です.
 何十年かぶりに、 "夜明けの口笛吹き" を聴いてみましたが、今のボクにとっては Pink Floyd っぽくない感じで、どちらかというと GS 時代のカオス とでも言おうか ・・・・・・ サイケデリック という表現が似合うような、ゴチャ混ぜ感の強いアルバムでした. 




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 そしてこの、 "神秘" でしょうか.
 "ウマグマ" までのアルバムは、数曲をのぞきほとんど印象にありません ・・・・・ ボクの中での Pink Floyd は、 "原子心母" から.
 なので、この "神秘" を聴くのも、ウン十年ぶり.
 でもまぁ、悪くないですね ・・・・・ いろいろなものがゴチャ混ぜな感じは一作目同様ありますが、俗に言う Pink Floyd っぽくなりつつあります.

 そしてジャケットが結構いいなぁ ・・・・・・ こういうジャケット好きです.



 Black Sabbath , The Beatles , John Lennon , Miles Davis , 111 Years of Deutsche Grammophon ・・・
 こういったボックス・セットには、新しい発見がたくさんあります.
 だからついつい Click してしまうんだよなぁ〜.

 今年はもうこういったボックスが出ませんように ・・・・・・・


  あっ!!  グッドタイミングで "Money" が流れ出しました ・・・・・・・・ 汗