Richard_Davis

Point of Departure

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今日も朝からきれいな青空です.
 こんないいお天気ですが、今日は年一回の暖房用気調システムの点検が午前中あるので家でお留守番です.
 点検中も特にやることないので、とりあえずのブログ更新.



16 002
 (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/320sec f/10 ISO-100)

 今年の冬って、雪も少なく比較的穏やかな日が続いているから、家からの見る景色はほとんど変化なく面白くありません.
 そのため例年に比べると写真撮影枚数が極めて少ないのです.


 雪が多ければ多いで道路の凍結で大迷惑、もういらないと思ったりするのですが、今年のようになければないでもう少し冬らしい景色も眺めたいとも思ったりします.

 本当に自分勝手なのです (笑)



  ・ ・ ・ ・ ・ ・


 さてどこにも行くことのできない土曜日、午前中にブログを更新してしまおう.


 アブストラクト (・・・ [形動]抽象的な。観念的な。 ・・・)
 そんな言葉の似あうアルバムです.





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  "Point of Departure / Andrew Hill"





  1. Refuge ・・・・・ 12:16

  2. New Monastery ・・・・・ 7:05

  3. Spectrum ・・・・・ 9:47

  4. Flight 19 ・・・・・ 4:18

  5. Dedication ・・・・・ 6:45

  (All compositions by Andrew Hill)





  Kenny Dorham (tp), Eric Dolphy (as.b-cl.fl),
  Joe Henderson (ts), Andrew Hill (p),
  Richard Davis (b), Tony Williams (ds)
  Recorded at RVG Studio, Engl. Cliffs, NJ, March 21, 1964.






 BLP-4167 ・・・・・・ 4100番台も後期になりますと、結構危険な香りのするアルバムがゴロゴロ.
 ボクにとってはこのアルバムもかなり危険な香りが.

 ボクの CD には入っていませんが、別テイク 3 曲がボーナストラックとして入っているものもあります.



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 超・新主流派 とでも呼んでしまおうか.

 それまでほとんど聴こうとしなかった アンドリュー・ヒル .
 幾度となく聴いてきたけれど、どうしても苦手な エリック・ドルフィー .

 このアルバムはこの二人に象徴されるのかなぁ.


 ベースの リチャード・デイヴィス はいかにも彼らしい演奏で、こういった演奏にも溶け込んでいます.
 トニー・ウィリアムス も同じですね.

 決してフリー・ジャズではないんだけれど、フリーキーな香りがプンプンしています.

 そしてとどめを刺すのが 3 曲目での エリック・ドルフィー の バス・クラリネット .




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 5 曲目 "Dedication" はとても抒情的な曲.
 途中の アンドリュー・ヒル のピアノがとてもリリカルなのです ・・・・・・・

 が、フレーズのところどころに予想外の音がちりばめられています.
 すごくステキな旋律を追いかけていると、突然一つの音が ・・・・・ そう予想外に飛び出すのです.

 このあたり、聴いていてもハラハラ・ドキドキといった感じで、これが彼の演奏を好きになるのかダメなのかのターニング・ポイントになるんじゃないのかなぁ.


 ボクは ・・・・・・・・・

 とりあえず数年前に比べかなり成長したので、最後まで聴き通すことはできるようになりました (笑)
 まぁ、これは 山中千尋 さんのエッセイの影響が大ではあるんですがね.

 結局は美女に弱いということなのか.



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 もっとダメなのが、 エリック・ドルフィー 様.

 ジョン・コルトレーン を聴きまくっていた頃に エリック・ドルフィー にも出会ったので、彼の演奏はぶっちゃけ以前かなり頑張って聴いた記憶があります.
 アルバムも有名どころのアルバム中心に、リーダー・アルバムだけでもたしか 5・6 枚は持っていました.


 でもねぇ ・・・・・・・・ やっぱりダメ.



 CD 集め始めてからは、彼のリーダー・アルバムで購入したのは "Out to Lunch!" のみ.
 彼を代表するアルバムではありますが、 CD を買うことにかなり躊躇していたアルバム ・・・・・・・ 購入後もたまに姿勢を正して聴いてみようと思うものの、やっぱりキツイのです.


 このアルバム、 ジョー・ヘンダーソン が出てくるとなにかホッとできます.
 この時期の ジョー・ヘンダーソン は "In 'n Out" (BLP-4166) 、 "Inner Urge" (BLP-4189) といったバリバリのモード演奏をしていましたが、この "Point of Departure" の中では非常にモダンて聴きやすい感じを受けます.

 それだけ エリック・ドルフィー や アンドリュー・ヒル の演奏がアブストラクトということなのかな.

 結構修業的なアルバムでもありますが、せっかく購入したアルバムなので聴かないとね.
 たまにはこういったアブストラクトな演奏も刺激に満ちていていいのかも.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 ベアリスタ がまたまた届きました.
 10月に職場を異動になった元部下の腐女子からです.



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  今年の干支にちなんだ猿のバリエスタ ・・・・・ ではなく ベアリスタ です.


 ちなみに今年最初の心の旅の行き先は ・・・・・・・・

 ミャンマー という国のようです 昔でいう ビルマ ..


 まぁこのあたりのことは次の機会にでも書くことにします.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Judgment !

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今日も雨降りです.
 昨日もそうだったし ・・・・・・・・

 そんなに大雨ではありませんが、日照不足がどうなんだろ.
 ここ数日は、青空を見た記憶があまりないのです.


 このまま本格的な秋に突入しちゃうと、農作物もかなりの影響受けそうです.



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 (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/1250sec f/5 ISO-100 HDR)

 昨日の午前中ですが、雨降り.
 いつもの風景も、変わり映えしないので HDR で撮影してみました.

 かろうじて 蓼科山 の山頂付近が見えています.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 さて今日は午前中ちょっとお仕事.

 朝から雨が降ったり止んだりで空もどんよりです.
 雨の日だからジャズでも勉強しようかと、数日前に届いたアルバムを聴いています.



 新主流派の面目躍如というようなアルバムが数枚.
 そんな中から選んでみました.





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  " Judgment ! / Andrew Hill "





  1. Siete Ocho ・・・・・ 8:58

  2. Flea Flop ・・・・・ 7:21

  3. Yokada Yokada ・・・・・・ 5:17

  4. Alfred ・・・・・ 7:04

  5. Judgment ・・・・・ 6:53

  6. Reconciliation ・・・・・ 7:24

  7. Yokada Yokada (alt-tk) ・・・・・ 5:12

   (All compositions by Andrew Hill)




  Andrew Hill (p), Bobby Hutcherson (vib),
  Richard Davis (b), Elvin Jones (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, January 8, 1964.







 ボクの持っているアルバムは輸入盤なので、ジャケット写真のアルバム番号も見なれない数字になっています.
 正式には BST-84159 .
 7 曲目は CD 化のボーナス・トラックです.

 このアルバム、いきなりの 変拍子 から始まります.



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 今回購入したアルバムは Blue Note 4 枚で、そのうちの 2 枚がなんと アンドリュー・ヒル .
 それまでに持っていた彼のアルバムは、 "Black Fire" たった一枚.
 それを考えると結構冒険とでも言うのか ・・・・・・・・


 "Black Fire" については、今年の 1 月にここで取り上げました.
 その時に、 Jazz Perspective の記事で 山中千尋 さんが アンドリュー・ヒル のことを絶賛していたことも書きました.

 その中の オバサン の話し がおもしろくって.
 本当ならこういったところへはアルバム・レビューを書いたりするのが当たり前なのにおもしろいこと書くなぁ ・・・・・ なんて思ってました.


 Jazz Perspective には彼女のコラムが連載されているので、それ以来これらの文章を読むのが楽しみになりました.
 本当だったら彼女のピアノ聴かなくちゃいけないのですが (笑)

 ちなみに、彼女のピアノは今だに聴いたことがありません.
 なんでだろう、基本的には日本のジャズ大好きなのですが、タイミングということにしておきましょう.

 何を聴けばいいのかもよくわからない.
 ジャケットだけだったら、文句なしに "Runnin' Wild" なんだがなぁ (笑)



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 その昔 ・・・・・・ ジャズを聴き始めてまもなくの頃ですが、ボクの通ったジャズ屋のアルバイトの一人にピアニスト志望の Y 君がおりました.
 Y 君といろいろ話をしていると、どうも聴き方の視点がボクらと違うような感じなのです.


 その当時ボクが常連と呼ばれる人たちやお店のマスターなどから教わってきた聴き方と、かなり違うんですよね.
 当時このお店で人気があったピアニストは、よく耳にするハード・バップのピアニストたちですが、ある時 Y 君が アンドリュー・ヒル のことをスゴイと言っていたことがありました.
 ただ アンドリュー・ヒル のアルバムはほとんどお店ではかからなかったのでボクはどんなにスゴイかなんてまったくわからないまま

 「ふぅーーーん、そうなんだ」
 やっぱり音楽専攻している人の聴き方はボクら凡人とは違うんだなぁ ・・・・・・


 そんなことがあったので、 山中千尋 さんが絶賛していても素直に聴くぞって気にはなれなかったのも事実な訳でして. 
 最近になってようやく自然に受け入れられるようになってきた感じかな.



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 さてちょっとアルバムのことも.
 よくわからないけれど、彼のアルバムでのポイントってドラムのような気がします.

 このアルバムでは エルヴィン・ジョーンズ 、 "Black Fire" での ロイ・ヘインズ .
 同時購入した "Point of Departure" は トニー・ウイリアムズ .
 何となくですが、こういったドラマーを入れていることに納得なのです.


 このアルバム、予想していたとおり全体な感じはとてもスリリングです.
 こちらの予想できないような音やフレーズ、そして 間 だったりします.


 そういったところが、当時は新しいという感覚で捉えられたのでしょうか.
 そしてそれは人によっては不安感を引き起こしたりするかもしれません.
 あるいは、露骨な嫌悪感を示されたのかもしれませんね.



 ボクの場合はやっぱり真ん中.
 聴いていてもすごく不安感を感じちゃうんですね.
 これを緊張感ととるか、不安感と受け止めるかはきっと紙一重といったところでしょうか.

 アルフレッド・ライオンは間違いなく最初でしょう.
 だからデビュー・アルバム録音後、立て続けに彼のアルバムを録音しているのですから.
 ただ、 アルフレッド・ライオン は売れないとわかっていてもミュージシャンの好きなようにさせたようですので、ひょっとするともっとこうして欲しいという願望がどこかにあったのかもしれませんね.


 4 曲目の "Alfred" はそんな アルフレッド・ライオン に捧げられた曲.


 こんな雨の日、窓に当たる雨を眺めながら聴くにはピッタリだったりします.



 さて、 8 月も終わろうとしています.
 9 月はいろいろな意味で忙しくて、肉体的というよりも精神的にお疲れになりそうな気配がプンプンしています.

 それでも途中に気分転換できそうなイベントがいくつかあるので、精神的に病まないようにほどほどに頑張りましょうか.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Black Fire

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今日はカメラに関する話題をいくつか.



 昨夜 22:30 頃、ベッドの上で iPad 見ていたら外でサイレンがやたら聞こえます.
 ボクの家の南側には幹線道路が走っているので、いつも交差点に差し掛かった救急車が ウーウー サイレンにしていくのでそれかなと思って外をみると、赤色灯を回した車両が 2 台、水田の中を走る別の道を走っていきました.


 救急車ではなく、火災出動した消防車でした.
 ただ周りを見渡しても炎は見えませんでしたので、大したことなかったのかなぁ ・・・・・・・・・・


 と、数分後まだいろいろなサイレンが聞こえるのでもう一度外を見てみると



2015.1.11 0016

 先ほどは気が付かなかったのに、大きな火柱が立っていました.


 上の写真はさらに数分後、カメラを取りに行ってから撮ったものですので炎の勢いは最初に見た時よりも小さくはなっているものの、大きな火災です.


 EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM (焦点距離 135mm) 1/8sec F5.6 ISO-6400 WBオート

 手持ち撮影でしたのでかなりブレてます.
 自分の部屋にカメラ撮りにいって、いつも付いている広角レンズから 18-135mm に変え、設定も ISO 変えたり、寒空の下ベランダに出て ・・・・・・・・

 慌てて撮ったのでこのあたりが限界かな.



2015.1.11 0022

 しばらくすると炎の勢いも無くなり、白煙になってきたので、レンズをいつもの通りの広角に交換してからもう一度外を見てみると、また火の手が大きくなっていました.


 こちらの写真は広角に交換してしまったレンズでの撮影.

 EF16-35mm F4L IS USM (焦点距離 35mm) 1/3sec F4.5 ISO-6400 WBオート.


 35mm だとこんな感じになってしまいます.
 よく見ると空の雲や、遠くの山並みも結構はっきりわかりますね.
 最近のカメラ、 ISO-6400 くらいでもきちんときれいに撮れると言われていますが、なるほど.



2015.1.12 004

 こちらは今朝の同じアングルから景色.

 EF16-35mm F4L IS USM (焦点距離 29mm) 1/1250sec F4.5 ISO-100 WBオート EV-0.3 .

 黄色い○あたりが昨夜の火災のあった場所.
 ちなみに使用カメラは APS-C サイズです.


 ここで一番言いたかったのはカメラのことではなくて、火災の怖さ.

 この時期暖房機器を取り扱う時期なので、火災はとても怖いですね.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 ということで、今日は Fire .
 当然ジャズなので黒っぽく ・・・・・・・・ 黒い炎 ですね.





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  " Black Fire / Andrew Hill "



   1. Pumpkin ・・・・・・ 5:22
   2. Subterfuge ・・・・・ 8:02
   3. Black Fire ・・・・・ 6:53
   4. Cantarnos ・・・・・ 5:48
   5. Tired Trade ・・・・・ 5:48
   6. McNeil Island ・・・・・ 2:55
   7. Land of Nod ・・・・・ 5:45
   8. Pumpkin (Alt-Tk) ・・・・・ 5:14
   9. Black Fire (Alt-Tk) ・・・・・ 5:45

      (All compositions by Andrew Hill)




  Joe Henderson (ts), Andrew Hill (p),
  Richard Davis (b), Roy Haynes (ds)
  Recorded at VG Studio, Engl. Cliffs, NJ, November 8, 1963.









 このアルバムは彼のデビュー・アルバム.
 Blue Note ではこのデビュー・アルバムから約半年間で 5 枚、合計 10 枚以上のアルバムを発表しているようですのでかなり評価は高かったのでしょう.
 でもボクの持っている彼のリーダー作はこれ一枚.


 ジャケットはこのアルバムも含め結構いいジャケットがあるんですがねぇ (笑)




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 まずこのアルバム、ほとんど聴きません.
 間違いなく アンドリュー・ヒル という名前だけでも 聴かず嫌い という感じなのです.

 今日久しぶりに聴いてみました.

 一番好きな演奏は 2 曲目の "Subterfuge"
 実はここでの ・・・・・・ このアルバム全体での ロイ・ヘインズ のドラムが鳥肌もの.
 アルバムの演奏全体が結構アブストラクティブな感じの演奏なので、 ロイ・ヘインズ のドラムがとってもマッチしている感じを受けます.

 そして リチャード・デイヴィス と ジョー・ヘンダーソン も、やっぱりこういう感じの演奏が合うんだなぁ.


 ただし演奏自体が好みかというとビミョウな感じも少しあります.
 それでも今までのような、聴く前からダメという感じはなくなっています.



Andrew Hill 001

 2 曲目の "Subterfuge" が好みと書きましたが、この演奏は ヘンダーソン が抜けたトリオ演奏.
 アンドリュー・ヒル のピアノもしっかり聴くことができます.

 飛び跳ねるような演奏ですね.
 すごく流れるような旋律の中にも、聴き手の予想を越えてしまうような音の拾い方やリズムの取り方をしています.
 このあたりが好き嫌いの分かれるところでしょうか.
 

 このアルバムもそうですが、ほとんどオリジナルしか演奏しないようですね.
 このあたりも、ちょっと聴いてみようかという気にならないのかもしれません.

 でも評価はかなり高いんですよね.


 前回書いたように 山中千尋 さんも一押し.



Jazz Perspective vol.7

 "Jazz Perspective" vol.7 で Blue Note の特集がありました.
 そこで Favorite BN として 山中千尋 さんが選んだアルバムというのが アンドリュー・ヒル の 5 枚なんだから ・・・・・・・・

 まぁ音楽をわかっている人が聴いた演奏のすごさや楽しさと我々ルーキーの聴いたすごさや楽しさは、きっとその尺度がかなり違っているんじゃないかといつも思っています.
 だから評論家のアルバム・レビューはあまりあてにしていません.

 でもそういった違いがあるからこそ音楽は楽しい.



 さて余談になりますが、 "Jazz Perspective" の Blue Note 特集の中に ECM レーベル創設者 マンフレッド・チャフナー も登場していました.
 彼が選んだアルバムというのが "Face To Face / Baby Face Willette" (BLP4068) !!
 このアルバム、ボクの Blue Note ベスト 5 に入るので、これはうれしかった.




 この "Black Fire" 、一部では "黒い情念" とも表記されるようですが、これはなんだかなぁ.
 完全なまでの 新主流派 的演奏は、やっぱり "Black Fire" でしょう.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今日最後の話題は同じカメラ・ネタですが、冗談半分なので軽く笑ってあげてください.




PICT9309

 これが職場の EOS 70D ・・・・・・ 通称 "黒い三連星" です.
 左から マッシュ 、 ガイア 、 オルテガ (笑)


 数か月前までは、みんな EF-S 18-135mm IS というレンズだったのが、こんな感じで変わりました.


 実は別部署の同僚さんは、自他共に認める "撮り鉄" さん ・・・・・・・ 最近話題の "キチ鉄" ではありません.
 とっても温厚な方です.
 でもカメラ構えると豹変するのかは不明ですが (笑)



 彼の使用機材は Canon ですので、この "黒い三連星" の写真を送ったところ ・・・・・・・・




DSCN2355

 こんな逆襲にあってしまいました ........ orz............



 例えれば、 "黒い三連星" が ジェットストリーム・アタック で奇襲をかけたのですが、白い ガンダム に完敗しちゃったという感じです (笑)
 ただし、写真の構図だけは十分勝っているかな.


 やっぱり "撮り鉄" はすごいなあ ・・・・・・・ これだけでも 200 万円くらいになっちゃうのか.


 あこがれの EOS 5D Mark ll & lll !
 少し前から、新発売になった EOS 7D Mark ll を買わせて上の一台を安く譲っていただこうと画策しているのですが.

 「もし買うとしたら、買い変えではなくて買い足し」 とおっしゃっていました.



 "撮り鉄" 恐るべし !!!



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

In 'N Out

 連休です.
 今年の連休は、いつもの年よりもいろんな意味を持っている連休かもしれませんね.
 被災者の救援の手はだいぶ届き始めているようですが、被災地の復興に至ってはどうでしょう ・・・・・ ほとんど手つかずと言ってもおかしくないでしょうか.
 大震災のリバウンドか、被災地には関係のない観光地まで大きなダメージを受けているようです.
 不要な部分を節約したりするのは当然必要ですが、もう少し日本全体が元気出していかないと、本当に日本がダメになってしまうような気がしますね.



 ボクの連休の予定は ・・・・・ と言っても、中に仕事が挟まっているので、社会一般的連休には程遠いのですが ・・・・・ 4日に東京へ行くくらいで、あとは庭の草取りでものんびりとしていようかと思います.






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   "In 'N Out / Joe Henderson"




   1. In 'N Out
   2. Punjab
   3. Serenity
   4. Short Story
   5. Brown's Town
   6. In 'N Out  (alt-tk)




  Kenny Dorham (tp), Joe Henderson (ts), 
  McCoy Tyner (p), Richard Davis (b), Elvin Jones (ds)
  Recorded April 10, 1964.





 Joe Henderson の Blue Note での 3 枚目のリーダー作です ・・・・・・ "BLP-4140 Page One" , "BLP-4152 Our Thing" に次いで.
 オリジナルアルバムは 5 曲目まで、残りの 1 曲は International 盤のボーナス・トラックです.
 この 3 枚すべてに競演しているのが、トランペットの Kenny Dorham です.

 以前にも書いたように、イメージ的には "いぶし銀" 的なのですが、このアルバムでは 1 曲目からバリバリのモード演奏となっています.
 個人的好き嫌いになりますが、同じバリバリ吹くのでもボクは "BLP-1524 'Round About Midnight At The Cafe Bohemia" のようなハードバップの演奏のほうが好きです ・・・・・ まぁ 3 曲目の "Serenity" や 4 曲目の "Short Story" のような演奏も悪くないし、ゴキゲンですけどね.




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 バックの 3 人がスゴイな〜.
 まんま John Coltrane Quartet という感じです、この手の演奏にはピッタリの 3 人ですね (笑) .
 この中では、ちょっと Elvin Jones が大人しいような感じを受けますが ・・・・・ .


 で、そんなバックやサイドメンに乗せられてか、主役の Joe Henderson が結構自由に吹いています.
 "Page One" のアルバム評価の多くは、ちょっと大人しいというようなニュアンスが含まれていますが、ボクもそう感じてしまいます.
 2 作目の "Our Thing" は先日届いたもののまだ聴いてないのでわかりませんが、少なくてもこのアルバムのほうがはるかに自由な演奏という印象です. 
 このアルバムのあと、自身のリーダー作は "BLP-4189 Inner Urge" 、 "BLP-4227 Mode For Joe" 、計 5 枚のリーダー作を Blue Note に吹き込みました.
 この後の 2 枚も、モーダルでちょっとフリーキーな演奏になっています. 


 このアルバムも、ジャケット・デザインが秀逸です.
 太い文字と小さな文字の組み合わせが何とも言えませんし、文字の配置の微妙さもいいですよね.
 Blue Note はこんな感じで、ジャケットだけ眺めていても気持ち良く慣れるものがゴロゴロとあります.
 このあたりも 名門 と呼ばれる所以でしょう.



 さて明日も休みだから、これからゆっくり Blu-ray でも観るとします.
 少し前に届いた "パイレーツ・オブ・カリビアン ブルーレイ・トリロジー・セット" です.
 一応 DVD で三作とも持ってはいたのですが ・・・・・・・・・・ 勢いで Click してしまいました.
 1 作目は先日観たので、今夜は 2 作目ですね.


 やっぱり Blu-ray はきれいです ・・・・・・・・ それではよい連休を.

Heavy Sounds

 日曜日が終わろうとしています ・・・・ と言ってもまだ数時間ありますが.
 今日も本当にダルダルの一日、明日からまた仕事だというのに.
 天気もよかった ・・・・ 家の中にいると日差しが暑いくらいでした.


 最近はこのブログを覗いてくれる方の数が結構増えており (・・・ といっても、まだ数えるほどですが) Livedoor ランキング (Jazz 部門) でも 20 - 40 位くらいを行ったり来たりしています.
 ここにきてようやくブログの方向性が見えてきたような気がします.
 ・・・・ なんて、大したものでもないんですが (汗)
 基本的には、アルバムに今日の出来事をトッピングして、あとがグチャグチャと.
 まぁ、最初の画像は必ずその日のアルバムにしようと.
 ただ方向性は見えているものの、相変わらず脈絡なく文章が突き進みます.


 今日は少しばかり昨日の関連を Jones 兄弟、今日は弟の出番です.





jonesE01






   "Heavy Sounds / Elvin Jones & Richard Davis"





  1 Rauchy Rita
  2 Shiny Stockings
  3 M.E.
  4 Summertime
  5 Elvin's Guitar Blues
  6 Here's That Rainy Day





  # 1. 3. 5. 6 :
   Frank Foster(ts), Billy Greene(p), Richard Davis(b),
   Elvin Jones(ds)
  # 2 :
   Frank Foster(ts), Richard Davis(b), Elvin Jones(ds.g)
  # 4 :
   Richard Davis(b), Elvin Jones(ds.g)
  Recorded on 1968.





 もうジャケット見ただけでも、ヘビーな感じしてしまいます.
 そして一曲目 ・・・・ "Rauchy Rita" がスピーカーから流れだした瞬間から、まさに "Heavy Sounds" です.
 やっぱりこのアルバムはこの一曲目でしょう、とてもファンキーです.
 こういった演奏は、あまり考える必要なく聴けるので.




JonesE001-2

 ここでの Frank Foster がいいんですよね、R&B そのものという感じ.
 そういう意味では Fred Jackson のような感じで吹いてます.
 煙草の煙がもうもうと立ち込めてたスタジオのようなイメージが湧いてきます.
 かなり男臭そうなイメージが ・・・・・・・・ .

 かと思うと 2 , 3 曲目ではストレート・アヘッドな軽快な演奏です.
 最後の曲も、結構いいですね ・・・・
 この Frank Foster あまり聴いたことないんだけれど.


 Elvin Jones はどうしても John Coltrane グループでの演奏が真っ先に思い浮かんでしまいます.
 ただ、そのグループでは John Coltrane のアクが強すぎます.
 昔ドラムのうまい下手かは、ブラシを使わせてスロー・バラードでも演奏させるとわかるというようなことを聞いた覚えがあります.
 このアルバムの 4 曲目でもブラシ使っているんですが、途中からマレットです.

 基本的にはドラムのうまい下手ってよくわかりません.
 もちろん、走ったりするようなドラムは、ボクでもわかるけれど、レコーディングされているようなアーティストではそんなのあり得ないし.
 ただ、レコード聴いてスゴイと思ったドラマーは何人かいます.
 Tony Williams や Elvin Jones がそんな中のドラマーです.
 正直、このアルバムが Elvin Jones のベストアルバムかどうかは、かなり微妙です.
 ただ、この 1 曲目のようなファンキーな演奏が 1 曲あるだけでも、このアルバムはいいアルバムです.
 ・・・・・ボクには.



 ここからは今日の出来事.
 Mixi やっていてマイミクも数人いたのですが、今日すべてのマイミクさんを外すことにしました.
 大した意味はないのですが、最近ブログに情熱を入れている分 Mixi は放置状態でしたし、少しばかり活性化の意味も含めて.
 お世話になった方たちですので、一応ごあいさつ文をのせて、読んでくれた方から削除しています ・・・・ なんかちょっとばかり寂しい気持ちですね.
 まぁ、また違う姿でマイミクさんとかになれるので ・・・・


 今日は O 氏のラジオ番組の日です.
 ただ、ボクのところまでは電波が飛んでこないので聴くことができません.
 ポッド・キャスティングも検討中とのことですが ・・・・・ どうなるのかは.
 ただ、来週は東京です ・・・・ 29 日午後から 7 日までリフレッシュのため休暇です!!
 30 - 31 日は一応いつもの講習会なのですが、 30 日夜は O 氏のゼミ、 31 日は "アバター" 3D 鑑賞と、少し東京で羽根を伸ばしてきます.
 31 日夕方はラジオも聴くことができそうなので、 iPod と一緒に Walkman 忘れずに持っていかないと.



 結局、いつもの通り脈絡もなくダラダラ書いてしまいました.
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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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