Roger_Dean

季節外れの Surfing

 雨ですね ・・・・・・・・・ 冬の雨.
 気温は比較的暖かいのですが、重く垂れこめた雲と風に舞う雨の風景は、心まで寒くなるようです.
 大雪で大変な思いをしている方には悪いのですが、冬の雨よりは、まだ雪の舞っている日のほうが冬らしく、好きです.


 さて今日のお休み、暇にまかせて Net-surfing .
 ずっと前に投稿した You Tube の曲の再生数がもうじき 40,000 になろうとしています.
 コメントも色々いただいていますが、日本語のコメントはたった一つで、後はすべて英語.
 一度だけ返事を書いたけれど、面倒くさいので今は放置 ・・・・・・ ゴメンナサイ.

 このブログのアクセス・カウントもなぜかどんどん上昇中.
 こちらももうじき 37,000 ですか ・・・・・・・・ ふぅ、すごいな.
 少し前まではとても考えられなかったのに.
 とりあえず内容よりも数で勝負しちゃっているので、いろいろなところの検索でヒットするようですね.
 今日も下の話題の Roger Dean 関係で検索かけていたら、見たような室内の写真が ・・・・・・ ボクのブログにアップした写真でした (笑) .
 だからきっと、一見さんが多いんだろうな ・・・・・ このブログは お銀座 のお店とは違って一見さん大歓迎なので、ゆっくりしていってくださいね.




 さて、久しぶりに HMV も覗いてみました ・・・・・・・・・・・・・・・
 2 月発売 CD の中から、欲しかったものを見つけてしまいました.



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 本田竹曠 の トリオ・レーベル 時代のアルバムが再販されます ・・・・・・・・ 正直、この辺りのアルバムなんて絶対再販されないと思っていたんだけれどねぇ.
 第一弾 4 枚のうち、 2 枚が今まで持っていなかった "Misty" と "What's Going On" なのですから当然購入します.
 これらのアルバムはもう演奏云々ではなく、 ホンタケ というだけで購入です.
 一応リマスターと言うようなことが書かれてはいますが、そんなことはボクにとってこの際どうでもいいんです.
 市場にこういったアルバムが出ると言うことに意義があります.


 この 2 枚は、時々オークションにも出品されますが、今回の価格の何倍もの値段が付いているので、今までもとても買う気になれませんでした ・・・・・・ と言うか、買わなくて良かった.


 一応 Amazon と価格の比較をしたのですが、同じ価格なので今回はポイント集めている HMV からの購入です.
 これで ホンタケ の 1960 年代から 1990 年代までのリーダー・アルバムはすべて集まったことになります.
 今年はできるだけ CD や Blu-ray を買わないで、アンプ購入に回そうと思ってはいるのですが ・・・・・・・・
 先行き不安だらけです.





 さて日本でも Roger Dean の公式ウェブサイトができ、代理店から彼の作品が購入できるようになりました.
 今まではなかなか作品が手に入らなかったので、多少は日本でも流通しそうです.

 ところが ・・・・・・・ ちょっと高過ぎます.



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 これらのラフスケッチ (上の写真) ・・・・・・ 額装サイズがたったの 432mm x 340mm .
 ボクの持っている "海洋地形学の物語 (Tales from Topographic Oceans) " のリトグラフなんか、額装サイズ 1000mm x 770mm の大きさ.
 おまけに絵を観てもわかるように、使っている色の数も全く違います.
 Roger Dean の場合、やっぱりそのカラフルな色彩や徹底的に細部まで書きこまれた描写などが特徴でもあるんだけどねぇ.




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 これが "海洋地形学の物語 (Tales from Topographic Oceans) "

 上の写真の絵一枚と、下の絵がほとんど同じ金額だとしたらどっちを買いますか?


 もちろん絵の好みもあるでしょう.
 でも Roger Dean を購入するような人たちは、 Roger Dean らしさを求めているはずですので、圧倒的に下の絵を買うんじゃないでしょうか.
 そう考えると、上の 2 枚の絵は高過ぎるような気がしてなりません.


 ボク自身、オークションで下の絵が出品されていた時に、想定していた値段よりかなり安かったのでちょっと不安だったのですが ・・・・・・ まるでポスターと同じくらいの価格で、リトグラフが出品されているんですから.
 たまたま、ボクは廉価でリトグラフを手に入れられたからこんなことを言っていますが、もし持っていなかったとしたら代理店から迷うことなく 1 枚くらい購入していたかもしれません.

 多少高くても、 Roger Dean の絵を欲しい人は大勢いるはずです.
 ちなみに代理店に出品されていた数枚の絵は、すべて Sold out でした.



 最初に書いた ホンタケ のアルバムといい、 Roger Dean といい、多くの目に触れることが大事なので、多少高くても、こうやっていろいろ出てくるのはきっと喜ばしいことなのでしょうね.




 さて、これからどこへ行こうか ・・・・・・・・
 ネットは広大だわ (草薙素子様のお言葉を拝借).

Avatar + Fire Engine




 雨の東京から帰ってきました ・・・・・ 今回の東京は、天気が今ひとつでした.
 でも、いろいろ楽しいことがあったので 2 回に分けて書いてみようかな.


 まったく更新しなかったにも関わらず、結構多くの方に訪問していただきましてありがとうございます.
 講習会に関係したメールをいくつか書いた後、ブログ更新します.



 まず金曜日ですが、今回の "中" 目的 ( "大" 目的は当然いつもの講習会) のひとつがこれ!
 ネタバレありますので、読む際は要注意です.




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 "Avatar 3D" です.



 ボクの住んでいる辺りでは 3D 上映館がないので、東京に行くついでにと.
 前回は見逃してしまったので、今回は気合入っていました.
 深い意味はありませんが、上映時間などから 錦糸町 の TOHO シネマ.
 もっと込んでいるのかと覚悟していたのですが、ガラガラでした.
 まぁ、小雨が叩きつける金曜日の昼頃です、そんなに暇な人はいませんよね.




 と、 "Avatar" のお話の前にもっと面白いことがありましたので.

 いつものホテルに向かおうと、上野駅を降りると、構内に消防隊員、救急隊員、さらには救助隊員がいっぱいいるではありませんか.
 これは何かあったのかなー、と構内を見渡すと 「春の火災予防運動一日消防署長 "スザンヌ" 」 とか書いてあるステージがあり、周りは人でいっぱいでした.
 そういえば 3 月 1 日から火災予防運動なんですね.
 ちょうどグッド・タイミングで スザンヌ が任命されているところを少しばかり見てしまいました.




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 外に出ると消防車や救急車といった車両がたくさん並び、はしご車から垂れ幕まで.
 さらに駅舎の屋上には救助隊員もおり、デモンストレーションの準備中.
 駅前の大歩道橋の上にも消防職員がたくさん ・・・・・・・・
 その後ホテルに荷物を置いて 錦糸町 です!



 予告編で "アリス" やるものとばかり、メガネかけて期待していたのですが、この館ではありませんでした.
 これって、かなりガッカリでしたねー.





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   " アバター "




  監督 : ジェームズ・キャメロン
  脚本 : ジェームズ・キャメロン
  製作 : ジェームズ・キャメロン 、 ジョン・ランドー
  製作総指揮 :
        コリン・ウィルソン 、 レータ・カログリディス
  出演 : サム・ワーシントン
        ゾーイ・サルダナ
        シガニー・ウィーバー
        スティーヴン・ラング
        ミシェル・ロドリゲス
        ジョヴァンニ・リビシ
  音楽 : ジェームズ・ホーナー
  主題歌 : ルオナ・ルイス "I See You"
  撮影 : マウロ・フィオーレ
  編集 : ジェームズ・キャメロン 、 ジョン・ルフーア 、
        スティーヴン・E・リフキン
  配給 : 20 世紀フォックス
  日本公開 : 2009 年 12 月 23 日
  上映時間 : 162 分






 さてさて本編について、まず 3D です.
 確かに全体的にはいいと思いますが、本当に 「おおぉーーっ」 というような場面ってほんの数か所くらいじゃないでしょうか.




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 例えば "木の精" が舞い降りてくる場面とか.
 字幕が飛び出しているような感じで、ちょっと読みにくい感じがありました. 
 また、手前にあるようなものがぼやけていたり (わざとでしょうかね) 、遠景などで 3D に見えないあたりがちょっと不満ではあります.

 映画にするにはどのくらいの奥行きの深さをするのがベストなのか、まだまだ手探りの状態なのかもしれません.
 逆にこの映画って、普通の 2D のほうが見易かったりして ・・・・・ なんて思ってしまいました.


 でも、映画自体はヒットしただけのことはあって楽しめました.
 ただストーリーは、ありがちなストーリーでしたね ・・・・ 悪くはありませんが.


 ボクの一番の感動は "パンドラ" でした.
 どっからどうみても Roger Dean の世界でしたね.
 この世界が映画になったことのほうがボクは感動したかな.
 この映像はすごいし、ボクのツボに "ドンピシャ" でした.




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 "ナヴィ族" も見ているうちに、違和感が全く無くなっていきます.
 あとはやっぱり音響でしょう、映画館ならではの重低音は映画の醍醐味かもしれません.
 総合的評価としては 2,100 円は高いけれど、 1,500 円だったら満足 ・・・・ といったような感じです.
 星 3.5 くらいですかね ・・・・ でも、十分満足しましたよ.


 ということで、東京だより第一部はこれで終了.
 明日は、土曜の夜 ・・・・・ 素敵な大人の時間のお話しです ・・・・ の予定です.


 合い言葉は ・・・・・・ 7 sept  ・・・・・



Preach Brother + AVATAR + Roger Dean

 いきなりですが ・・・・・・・







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  "Preach Brother ! / Don Wilkerson"





  1 Jeanie Weenie
  2 Homesick Blues
  3 Dem Tambourines
  4 Camp Meetin'
  5 The Eldorado Shuffle
  6 Pigeon Peas





  Don Wilkerson(ts), Grant Green(g), Sonny Clark(p),
  Butch Warren(b), Billy Higgins(ds), Jual Curtis(tamb)
  Recording on June 18, 1962.






 別にお説教する訳ではありませんが、ジャケットが気に入って衝動買いしたものです.
 予備知識全くなく聴きました.

 ・・・・・ はぁーーっ、タンバリンですね.


 バックのメンバーはそれなりの人たちですし、ジャケットも素敵なのでつい買ってはみたものの、悪くはないですよ、悪くは ・・・・・・・
 ただ、聴いていいて 「うぅーーん」 って唸るような演奏、アルバムではないですね.
 特に 3 曲目の "Dem Tambourines" なんです ・・・
 なんていうか、今まで聴いたことのないようなジャズがそこにあります.




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 2 回ほど通して聴いた後は、バイブル (ブルーノートブック) を持ち出して少しばかり、知識をお勉強です.
 そうすると、 "ディスコ・ジャズ" という言葉が.
 さらにはテキサス・テナーまで ・・・・ ただボクがイメージしている、テキサス・テナーとは雰囲気が違いますがねー.
 これもハード・バップというシガラミからの脱却を図っているのでしょうか.
 知識の乏しいボクにはわかりかねます.

 でも、こういう能天気な演奏もたまにはいいんじゃないですか.
 昔だったら、こんなアルバム誰かにあげちゃったかもしれませんが、最近オ・ト・ナです.
 ただ、何かが足りないんですよね。




 実は今日の本題はここからです. 
 今日はある方 (・・・ といってもいつもの O 氏ですが) のブログで、映画 "アバター" のことが書かれていました. 
 まぁ、大ヒットしている映画なのでブログに書かれるのは珍しくはありませんが、そこに絡んだもう一つの話題が、ボクが思っていたこととまったく同じで驚いてしまいました.


 いろいろなところで予告編が流れてたり、雑誌にもかなり紹介されているので、映画を観る前からストーリーや映像などが何となくではありますが見えています.
 そんな映像なんかを見て ・・・・・・・・



 空に浮かぶパンドラの世界はもちろんですが、翼竜のような生物、そしていろいろなショットが、まるで Roger Dean の絵そのものです.
 特に赤い翼の生物 (調べてみたら レオノプテリクス というようです) の背中に飛び移る部分の映像なんかは、完全に Roger Dean .
 ずっと前からそんなイメージを強く持っていました.

 そうなると、久しぶりに映画館に足を運んでみたくなり、昨年末東京に行った時空いた時間でちょっと映画館まで.
 ところが 3D はすでに満員、かといって 2D や吹替え版はちょっとね〜.
 結局観るのを止めました、今月末もう一度東京でトライしてみます.


 それで今日 O 氏のブログにアバターのことが書かれ、その中に 「映像の美しさはロジャー・ディーンが描いたイエスのジャケットみたいです。」 という一節とともに Roger Dean の絵が掲載されているではありませんか ・・・・
 なんとなく嬉しくなってすぐにコメ入れ ・・・・・




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RD003

 ということで我が家の Roger Dean ・・・・もう 2 回目の登場ですね. 
 フラッシュを使わなかったので、少し暗めです.


 なんとなく、同じ感性を持っている人に出会っただけでも嬉しくなってしまいます ・・・・・


 ただ、他の部分は、パンドラと地球ほどかけ離れていますが. 

Tales From Topographic Oceans




 去年 ロジャー・ディーン について少し書いたことがありました.



 昔から彼の書く絵が好きで ・・・・・・ 特にその世界観が、幻想かつ神秘的で、絶対にあり得ないと思うんだけれど、なぜか、どこかにこんな世界があるんじゃないかなー、なんて思わせるところが大好きでした.


 "海洋地形学の物語 (原題:Tales From Topographic Oceans) " という 1973 年にリリースされたアルバムがあり、そのジャケットがこの絵でした.




tales




 深海なのに遠くには陽が
 空(?)には星のような輝き
 岩場には滝の流れ
 どこから流れ来るのか永遠に流れ落ちる滝
 空中を浮遊するように泳ぐ魚
 ・・・・・とても素敵な、不思議な絵です.



 イエスのアルバムは "危機 (原題:Close to the Edge) "を持ってはいるものの、正直大好きと呼べるようなグループではありません.
 プログレッシブなら Pink Floyd や King Crimson のほうがはるかに好きです.

 あまりに哲学的な音の広がりと、長い演奏で疲れてしまいます.
 でもこの時代は、こういった音楽も斬新に聞こえ、肯定的に受け止めるファンも多くいたんでしょうね.
 ボクは、いまだにだめですが ・・・・・・・


 ただ、ジャケットに描かれている絵はまったく別で、超ど・ストライクものです. 
 Yes = Roger Dean といっても過言ではないくらい、絵はもちろん、タイトル・ロゴもフィットしまくりです.
 こんな絵が家にあればなー ・・・・・・・ なんてずっと思って、いろいろな絵画販売などを見てはいたものの、まったくありませんでした.




300225

 ただ Roger Dean の公式ホームページを見ると、どうもリトグラフ販売をしている気配が ・・・・・・・ でも日本じゃ配送料もどれくらいになるかわからないし、途中でボロボロも考えられるので、完全に諦めていました.


 ところが、今年某オークションでショップ ・・・・・ それも Disk Union から出展されているではありませんか!!
 なんと "海洋地形学の物語" のリトグラフ!!!
 それも開始額は、ほんの ○ 万円!!!!
 ショップなので物は大丈夫そう!!!!


 ボクらのような庶民には、油絵や原画なんかは絶対に手にいれられないから、リトグラフで十分です.
 リトグラフ は贋作も儲からないからこのクラスの画家では有り得ないし.
 10 万くらいまでなら出してもいいと、ずっと思っていたので ・・・・・・・・


 気合入りまくりで、オークション開始!!
 同じ絵の若干表現の違うリトも同時に出されましたが、あっという間に入札されます.
 ・・・・・・・・ うんうん、キミもわかってるねー!


 ・・・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・





2009.1.28 001


 ということで、現在我が家の 2 階廊下に無事飾られています!!

 ボクにとって、今年一番の嬉しい出来事に間違いないですね

 ・・・・・・ 今のところ.



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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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