先日書こうと思っていて、届いた "Alien" に話題をさらわれた格好になったアルバム.
 かなり渋い ・・・・・ と言うか、マイナーなアルバムって言ってもいいんじゃないでしょうか.


 でもこのマイナーさが、逆に良かったりします.
 特にこのアルバムで演奏されている、マイナーな曲がいいんです.






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   " Rollin' With Leo / Leo Parker " (BST-84095)





    1. The Lion's Roar
          (L.Parker) ・・・・・ 4:52
    2. Bad Girl
          (S.Conover) ・・・・・ 6:15
    3. Rollin' With Leo
          (L.Parker) ・・・・・ 6:23
    4. Music Hall Beat
          (I.Jacquet) ・・・・・ 4:56
    5. Jumpin' Leo
          (L.Parker) ・・・・・ 4:29
    6. Talkin' The Blues
          (L.Parker) ・・・・・ 6:29
    7. Stuffy
          (C.Hawkins) ・・・・・ 5:40
    8. Mad Lad Returns
          (L.Parker) ・・・・・ 4:36





  # 3 & 4 :
  Dave Burns (tp), Bill Swindell (ts), Leo Parker (br),
  John Acea (p), Stan Conover (b), Purnell Rice (ds)
  Recorede at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, October 12, 1961.

  # 1-2, 5-8 :
  Dave Burns (tp), Bill Swindell (ts), Leo Parker (br),
  John Acea (p), Al Lucas (b), Wilbert Hogan (ds)
  Recorede at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, October 20, 1961.






 このアルバムは、 Blue Note に何枚かある、演奏はもちろんジャケットやレコード番号まで決定されていたにも拘らず発売されなかったアルバムの一枚です.
 発売されたのは 1980 年、マイケル・カスクーナ の発掘した一連のアルバムの一枚として LT-1076 で発売されました.
 その後、このアルバムのようにオリジナル・ジャケットでの再販になっています.




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 LT シリーズのジャケットは、正直あまりいいと思いませんので、こういったオリジナルがあるものはこちらのほうがずっと素敵だと思います.
 少し前から LT シリーズが再版されていますが、この辺のジャケット・デザインがボク的には今一つで、演奏を聴く以前に欲しいという気持ちがあまり湧いてきません.


 レオ・パーカー は 1925 年 4 月 18 日 ワシントン DC 生まれ、 1962 年 2 月 11 日心臓発作で 36 歳の若さで亡くなっています.
 1950年代の彼は、多くのミュージシャン同様に薬物依存さらに結核治療のため満足な活動を行っていません.
 復帰後の 1961 年、 Blue Note に迎えられ "Let Me Tell You 'Bout It" と 今日のアルバム "Rollin' With Leo" を立て続けに録音しました.

 彼の楽器がバリトン・サックスという、かなりマイナーな楽器だったことを考えると、復帰後すぐに 2 枚ものアルバムを作ってくれたというのは Blue Note の先見の明 ・・・・・・ だったはずなのですが、このアルバムの数カ月後に帰らぬ人になってしまいました.




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 そんなアルバムの中の一曲、 "Bad Girl" の演奏がとても素敵です.
 曲はこのアルバムにベースで参加している Stan Conover が書いた、マイナーなミディアム・テンポのブルースです.
 まず最初に流れてくる Dave Burns のソロがとてもいいんですね.
 このアルバムに参加しているメンバー、ほとんど知らない人ばかりですが、グッとくる演奏と言うのは決していいメンバーが揃った時だけではないねぇ ・・・・・・・ なんて、思わずニヤッとさせてくれるような演奏です.

 もう、この手の曲は大、大好き.
 後半の Leo Parker のアーシーなソロもいい ・・・・・・ ちょっと短すぎるのがとても残念です.






 奥様がスキーでいない間に、ちょっと家のことを片付けようと.
 毎年年末の大掃除のボクの担当、お風呂掃除 !!
 なぜかこういうのって、誰もいない時にやってしまうのが好きです.


 11 時 30 分頃に終了 !!
 一休みのつもりで、リビングの TV を点けると ・・・・・・・・・




Stones

 そうです、今日は The Rolling Stones の生放送の日でした.


 The Rolling Stones は 超 がいくつも付くようなビッグ・グループ.
 ヒット曲もたくさんあるので、ボクも何曲かは知っています.
 ただ、ボクは熱狂的な Stones ファンではないので、最初は軽く TV 点けていたのですが、観ているうちにやっぱりこのグループのすごさを思い知らされました.

 グループの平均年齢が 68 才 !!!
 それであれだけのステージ・パフォーマンスをするって ・・・・・・・ 驚きですね.

 昨年東京ドームで観た "Eagles" もよかったけれど、今日の Stones もイカしていました.
 世界で認められるグループというのは、やっぱりスゴイんだなぁと ・・・・・ しみじみ.
 

 往年のヒット曲は、やっぱり盛り上がります.
 ボクの大好きな "Brown Suger" の演奏も聴けましたし.

 今日のセット・リスト


  Get Off of My Cloud
  The Last Time
  It’s Only Rock ‘n’ Roll (But I Like It)
  Paint It Black
  Gimme Shelter (with Lady Gaga)
  Wild Horses
  Going Down (Don Nix cover) (with John Mayer and Gary Clark Jr.)
  Dead Flowers
  Who Do You Love? (Bo Diddley cover) (with The Black Keys)
  Doom and Gloom
  One More Shot
  Miss You
  Honky Tonk Women
  Before They Make Me Run (Keith Richards on lead vocals)
  Happy (Keith Richards on lead vocals)
  Midnight Rambler (with Mick Taylor)
  Start Me Up
  Tumbling Dice (with Bruce Springsteen)
  Brown Sugar
  Sympathy for the Devil
  Encore:
  You Can’t Always Get What You Want
  Jumpin’ Jack Flash
  (I Can’t Get No) Satisfaction



 テレビ点けた時、ちょうど "Wild Horses" ・・・・・・
 と言うことは、この直前に Lady GAGA の "Gimme Shelter" だったのね (涙) .
 "Brown Suger" と同じくらい好きな "Gimme Shelter" ・・・・・・・・・ それも Lady GAGA と一緒に.
 これは聴きたかったのです.


 彼女が出ることを事前に知らなかったので、この後ステージ下で似たような女性の踊っている姿が映っていたので、 「あれっ ? 」 って思っていたのですが ・・・・・・・


 再放送も決定しているようですので、次は最初から観てみます.