Sonny_Rollins

Bags' Groove

  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 アカデミー受賞式 が、日本時間 25 日の月曜日ありましたねぇ.
 昼間の式典でしたので、仕事の合間に Yahoo でチェック、チェック、チェック.

 夜 WOWOW オンデマンド でゆっくり観ました.




queen0012

 "ボヘミアン・ラプソディ" が思っていたよりも大健闘でちょっとビックリ.
 音響編集賞 や 録音賞 は何となく頷けるものの、まさか 主演男優賞 まで獲るとは思ってもいなかった.
 Queen に対してはそんなに思い入れがないので、今までどちらかというと無視していた感じですが、さすがにこれだけの賞を獲得したとなると、一度は観ないといけないかな.


 主演男優賞 に関しては、映画の内容的にも クリスチャン・ベール か ヴィゴ・モーテンセン だと思っていたんだけどなぁ ・・・・


 個人的には 歌曲賞 を Lady GAGA が受賞したのがうれしいな.
 ボクが好きな "アリー/スター誕生" ですが、結構ノミネートされてはいたものの完全にリメイク作品なので、こういった賞を撮るのは厳しいだろうと思ってました.






CarlDorogo003

 プレゼンターの中では エミリア・クラーク .
 "Game Of Thrones" の デナーリス・ターガリエン ・・・・・ ヘアスタイルが違うので雰囲気がガラリと変わってました.
 ドラゴンの話のところで気がつきました (笑)

 その前のプレゼンで、デナーリス の夫 カール・ドロゴ 役の ジェイソン・モモア が出ていたので、二人で絡めば面白かったのにね.




 今回は司会者不在で話題になりましたが、観ている限り司会者いなくても、それぞれのプレゼンターの方がそれなりに面白いので全く問題なかったように思います.





green_book_003

 Lady GAGA の涙もよかったけれど、 スパイク・リー の弾け方には笑ってしまった.

 とりあえず "ブラック・クランズマン" 、 "グリーンブック" 、 "ある女流作家の罪と罰" は観てみたい.


 それと来年 "アリータ:バトル・エンジェル" がノミネートされるかが興味津々.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 最近は WOWOW でちょっと昔の観たい映画が結構あって、
 おまけにドラマ "キャッスル・ロック" 観始めたら結構面白くて、
 さらに "機動警察パトレイバー" もようやく終わりを迎えたりで ・・・・・・


 なかなかゆっくりジャズ聴いている時間がないのです. 
 いつものように空いている時間は iTunes のかけ流し.

 そんな時間の中で流れたのがこの曲でした.






Davis011






  " Bags' Groove / Miles Davis "





  1. Bags' Groove (Take 1)
           (Milt Jackson) ・・・・ 11:14
  2. Bags' Groove (Take 2)
           (Milt Jackson) ・・・・ 9:21
  3. Airegin
           (Sonny Rollins) ・・・・ 4:56
  4. Oleo
           (Sonny Rollins) ・・・・ 5:11
  5. But Not for Me (Take 2)
           (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・ 4:36
  6. Doxy
           (Sonny Rollins) ・・・・ 4:50
  7. "But Not for Me (Take 1)
           (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・ 5:45






  # 1 & 2 :
  Miles Davis (tp), Milt Jackson (vib),
  Thelonious Monk (p), Percy Heath (b),
  Kenny Clarke (ds)
  Recorded at Van Gelder Studio, Hackensack, December 24, 1954


  # 3 & 7 :
  Miles Davis (tp), Sonny Rollins (ts),
  Horace Silver (p), Percy Heath (b),
  Kenny Clarke (ds)
  Recorded at Van Gelder Studio, Hackensack, June 29, 1954.







 Prestige レーベルから 1957 年にリリースしたアルバムですが、録音は 1954 年.
 二つのセッションかを収めたアルバムです.
 






Davis011-2

 1940 年代後半から麻薬に手を染めていった マイルス・デイヴィス が完全に麻薬をやめて完全復活したと言われているのが、このアルバムを吹き込んだ 1954 年.

 このアルバムでの マイルス は、とてもゆったりしたのびのび演奏している感じです.
 そういう意味でもとても聴き易いアルバムです.



 アルバム・タイトル曲の "Bags' Groove" は二つのテイクが収録されており、最初のテイクが "Miles Davis All Stars, Volume 1 (PRLP 196)" という 10 インチ盤の演奏です.
 
 アナログ盤の B 面、 CD の 3 曲目から 7 曲目までは "Miles Davis with Sonny Rollins (PRLP 187)" というタイトルで 10 インチ盤で発売されていましたが、 10 インチ盤の廃止でこのアルバムになりました .





Mles Davis and Monk

 このアルバム、ボクが結構苦手と思っているミュージシャン二人が入っています.
 まず最初の 2 曲には セロニアス・モンク .

 この曲の演奏は、とても軽快で爽快で、独特のグルーブ感があって、マイルスの音色もとてもいい.
 続く ミルト・ジャクソン も自分の曲だけあって、改めて言うまでもない.


 ところが モンク と言えば マイルス のソロが終わるまでひたすら沈黙.
 自分のソロ・パート以外では、 ミルト・ジャクソン のソロ部分で少しずつリズムを刻む程度なんですよね.
 このあたりが後に喧嘩セッションと呼ばれたりする所以.

 実際には喧嘩ではなく、 マイルス のトランペットと モンク のピアノは合わないので、 マイルス が「自分が吹く時はピアノを弾くな」と言っただけ.




Mles Davis and Rollins

 もう一人苦手なのが ソニー・ロリンズ .

 なんでだろう ・・・・・・
 確かにうまいし、フレーズもどんどんあふれ出てくるし ・・・・・

 それでも、何となくダメなんだなぁ.


 ソニー・ロリンズ がこの後 マイルス・グループ に加入していたら、その後のジャズ・シーンはどうなっていたんだろう ・・・・・・
 ジョン・コルトレーン はどうなっていたんだろう ・・・・・・



 そんなことを思いながら、このアルバムに耳を傾けるのも一つのマニアックな聴き方かもしれませんね (笑)




  ・ ・ ・ ・ ・ ・


 

 明日からは、いよいよ CP+ .

 ボクにとっても、いつの間にか一年に一度の写真のお祭りになりました.
 4 年前このイベントを見に行ったから、今のように写真にのめりこみました.




CP+2019

 今年で 4 回目になります.

 今年は金曜日と土曜日の二日間見てくるつもりです.
 金曜日の夜は、いつものメンバーが集まって 桜木町 での 懇親会 + 写真の見せっこ .


 今年もいろいろ写真に撮ってきたいとは思いますが、以前ほど物珍しくみんなシャッター切るという感じがなくなってます.

 それよりものんびりセミナーでも聞いてこようなのです.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Alfie

  ・ ・ ・ ・ ・



 週末、気持ちのいいお天気が続きました.
 土曜日はガッツリ洗車.



22 0017
 (EF16-35mm F4L IS USM : 35mm 1/500sec f/8 ISO-100)


 いい天気と言っても、上の写真のように 春霞 って言うんですか.
 あるいは PM 2.5 なのか(笑)



 さて日曜日はちょっとコーヒーを買いに スタバ へ.
 日曜日なので混んでいるのは覚悟の上でしたが、それにしても予想以上に建物の中全体が混んでいました.
 特に スタバ 横にあるイベント広場に人が一杯.


 後で知ったのですがお笑い芸人 じゅんいちダビッドソン のライブがあったようです.



 スタバ も激混み ・・・・・・・ 豆だけ買って帰ろうと思ったら 

 いつもの席が偶然にも空いていたので、騒がしいイベント広場を横目にいつものコーヒータイムでした.


  ・ ・ ・ ・ ・



 昨日は家に帰ってから映画観たりしてたらブログ更新できなかったので、書きかけを今日まとめてみました.
 少し前に買ったアルバムで、このテーマ曲聴くと心も軽くなるような感じ.

 春にピッタリといったところかな.





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  " Alfie / Sonny Rollins "






  1. Alfie's Theme ・・・・・ 9:42

  2. He's Younger Than You Are ・・・・・ 5:10

  3. Street Runner with Child ・・・・・ 3:59

  4. Transition Theme for Minor Blues or Little Malcolm Loves His Dad
                     ・・・・・ 5:49

  5. On Impulse ・・・・・ 4:28

  6. Alfie's Theme Differently ・・・・・ 3:44






  Oliver Nelson (arr.cond), Sonny Rollins (ts),
  J.J. Johnson (tb), Jimmy Cleveland (tb),
  Phil Woods (as), Bob Ashton (ts), Danny Bank (b-s),
  Roger Kellaway (p), Kenny Burrell (g),
  Walter Booker (b), Frankie Dunlop (ds)
  Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, January 26, 1966.








 ソニー・ロリンズ は、今だにちょっと苦手なミュージシャン.
 だから彼のアルバムも本当に少ない.
 Blue Note 盤を除くと、彼のリーダー・アルバムはたったの 2 枚だけ.

 名盤の誉れ高い "Saxophone Colossus" と、なぜかこのアルバムだけ (笑) 
 なんか、笑うしかないって感じだな.

 なぜにこのアルバムなのかというと ・・・・・・・ 少し前に再販され、安かったから.
 ちなみにアナログ盤時代は、それでも 10 枚くらいは持っていたんだけれどね.




Rollins002-2

 このアルバムも、その昔ジャズ屋では白い目で見られていたなぁ.
 シリアスなジャズ屋なんて、サントラ盤というだけで 「ダメ」 という雰囲気の漂っているところですから.


 改めて聴いてみると、特に 1 曲目の "Alfie's Theme" なんて普通に聴き応えあるんですよね.
 まるで "Bash / Dave Bailey" の 1 曲目 "Grand Street" のように.
 このテーマ部分がいいなぁ、とても軽快.

 今の時期、暖かい日差しを浴びて街を歩くと自然とこのメロディを口ずさんでしまいそうです.



 ケニー・バレル が入っていますが、彼のギターが結構効いています.
 ただ、ソロが短いのがとっても残念なのです.



OliverNelson001

 アレンジャーの オリバー・ネルソン .
 2 曲目のアレンジなんてさ、グッときちゃいます.

 ちょっと話が脱線しますが、このアルバムと同じ Impulse レーベルに ベニー・カーター の "Further Definitions" というアルバムがあります.
 その 2 曲目が "The Midnight Sun Will Never Set" というステキな曲なんだけれど、どうもこの曲が オリバー・ネルソン の "The Blues and the Abstract Truth" というアルバムに入っていたような感覚をずっと持っちゃっています.

 これって完全な記憶違いなんだけれど、こういう錯覚ってこの曲に限らずたまにあったりします.
 てっきり A というアルバムだと思っていたのに、 B というアルバムに入っていた ・・・・・・ なんて感じで.


 2 曲目の "He's Younger Than You Are" を聴いていたら、そんなことを思い出しました.
 まるで "真夜中の太陽は沈まず" と同じくらい、この曲はステキな曲だな. 


 やっぱりこのアルバム、単なるサウンドトラックとはちょっと違いますかね.



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 映画 "アルフィー" は 1966 年の映画で、アカデミー賞 5 部門 (主演男優賞、助演女優賞、作品賞、主題歌賞、脚本賞) にノミネートされた作品.
 ずっと前に断片的に観た記憶があるのですが、その時はそんなにいい映画とも思わなかったんだけれど ・・・・・・


 映画の主題歌としては シェール が歌った同名曲 "Alfie" が有名です.
 こちらの主題歌は バート・バカラック と ハル・デヴィッド の作品.


 1966 年版は主役は マイケル・ケイン でしたが、 2004 年のリメイク版では ジュード・ロー が演じていました.


 この映画のことについては、いつか機会があったら書くとしましょう.





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 肝心の ロリンズ さんの写真をアップし忘れました ・・・・・・・・・・・・・・



  ・ ・ ・ ・ ・

Sonny Rollins Vol. 2

 先日の登山の筋肉痛が、かなり酷い ・・・・・・・ こんなに後まで続くのは初めてです.
 久しぶりの登山、水分不足、行程のハードさ ・・・・・ などが影響しているのでしょうか.
 今日写真から行程の時間などを見てみたら、本などに出ている参考タイムより少しだけオーバーした程度でした.


 急な登りの途中でもかなりの方に追い抜かれ、帰りの急坂はヘロヘロになりながら帰ってきたので、もっと時間がかかったと思いましたが、ボクの足ではまぁこんなものでしょう.
 思ったよりも早かったかな (笑)




 以前にも取り上げたアルバムのデータ掲載です.
 このアルバムのジャケットも大好きで、ボクの中にある "青のシリーズ" の中の一枚なのです.
 ちなみにこの "青のシリーズ" は、 "Blue Train (BLP-1577)" 、 "Blues Walk (BLP-1593)" 、 "The Scene Changes (BLP-4009)" 、 "Soul Station (BLP-4031)" ・・・・・ などの、青を基調としたジャケットのアルバムで、ボクが個人的に思っているだけのお話しですので、あしからず.






1558







   " Sonny Rollins Vol. 2 " (BLP-1558)





  1. Why Don't I
        (S.Rollins) ・・・・・ 5:44
  2. Wail March
        (S.Rollins) ・・・・・ 6:10
  3. Misterioso
        (T.Monk) ・・・・・ 9:23
  4. Reflections
        (T.Monk) ・・・・・ 7:02
  5. You Stepped Out Of A Dream
        (N.H.Brown-G.Kahn) ・・・・・ 6:23
  6. Poor Butterfly
        (R.Hubbell-J.Golden) ・・・・・ 6:06





  Sonny Rollins (ts), J.J. Johnson (tb. #1-3,5,6), Horace Silver (p. #1,2,5,6)
  Thelonious Monk (p. #3,4), Paul Chambers (b), Art Blakey (ds)
  Recorded at RVG Studio, Hackensack, NJ, April 14, 1957.







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 有名で偉大なミュージシャンであっても、どうも個人的に好きになれないミュージシャンって結構います.
 そんな一人が ソニー・ロリンズ .
 豪放でよく歌い、テクニックも申し分ないテナーなのですが、なぜかグッとこないんですよね.
 嫌いじゃないけれど、好んで聴く訳でもなく、当然アルバムもほとんど持っておらず Blue Note のものだけ.

 今日久しぶりに聴いてみると、 5 曲目 6 曲目なんてとてもゴキゲンな演奏です.
 そう言えば "Bouncing With Bud" の短い演奏も、結構好きだったりします.

 だったらどうして聴かないのか ・・・・・・・ よくわからないんですよね.  
 そうだ、 Blue Note 以外で "サキソフォン コロッサス" は持っていました.
 このアルバムも結構好きなのにね、どうして ロリンズ 好きになれないんでしょ.


 このアルバムの 3 曲目と 4 曲目のピアニストは、あの セロニアス・モンク 大先生なのです.
 この モンク 大先生もボクは苦手なのでありまして、彼のアルバムも Blue Note のものしかありません.
 確か マイルス 大先生は、 モンク のピアノはホーン ・・・・ 特にトランペットと合わない、というようなことを言っていましたが、このアルバムを聴いているとそんなに違和感なく聴こえます.
 まぁ、曲自体の独特な違和感が強いから、ホーンとの違和感を感じないだけかもしれませんが (笑)


 演奏としては、どうしても モンク が参加していない 4 曲の演奏のほうが好きです.



 実はボク、このアルバムのアナログ盤 LP を今でも持っています ・・・・・ 1978 年にキングレコードから、オリジナル・ジャケットで発売された GXK-8035 .
 聴くためではなく、壁に飾るための鑑賞用なのです.


 そんなジャケットを見ながら CD を聴いていたら、ふと昔の音が聴きたくなってきました.





 これが以前アナログ盤を聴いていた頃の主力機器です.




micro sx-1500series

 ターンテーブルは MICRO の SX-1500 シリーズ ・・・・・ ボクの持っていたものはターンテーブルがアルミ製でした.
 ターンテーブル部分と、それを回すモーター部分が別になっており、さらに写真にはありませんがレコードをターンテーブルに吸着するためのユニットがありました.
 昔のパンフレットなどがあったので見てみたら、アームは SAEC のものを付けていました.
 出てきた領収証を見たら 200,000円 弱でした !!!



au-x11

 アンプは SANSUI AU-X11 という、インテグレーテッド・アンプ.
 当時の価格で 250,000 円オーバー !!! ・・・・ とても今では購入できません
 鳴らなくなったので捨ててしまいましたが、持っていて修理すればよかったと後悔です.
 このアンプ、重さも 25kg くらいありました.



JBL4311B

 そしてスピーカーは当時結構売れた JBL 4311B .
 これも当時の領収証などを見たら 200,000 円オーバー !!!!!
 それ以前に使っていた JBL L-26 が 45,000 円で下取りと書いてありました.

 このスピーカーだけは今でも鳴らしてはいるものの、本来の音には程遠く ・・・・・・
 ちょっと前に 代官山 TSUTAYA で聴いた音が今でもかすかに残っており、家の 4311 ももう一度あんなで鳴らしてみたいといういけない欲望が沸々と湧きあがってきています.

 
 ただ、昔のようにお金を自由に使うことはできないので、当時買ったようなものは当然購入できません.
 そこで今考えているのは中古アンプ.
 リスクは伴いそうですが、低価格は魅力です.

 アンプを変えていい音が出せるか未定ですが、今年中にはちょっとトライしてみようかと思っています.


 あっ ・・・・・ それまで無駄使いしなければのお話しです.




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 秋らしい夕焼けでした.
 あたりの水田は、ほとんど稲刈りも終わっています.
 しばらくすると、景色も紅葉の景色に変わってきます.


 あっという間に冬がやってきますねぇ.

Shape Of "Click" To Come

 今日は最近のいろいろなニュースについて ・・・・
 といっても、政治や社会的お話ではなくて音楽関連の気になったニュースなどをピックアップしてみようと思います.
 相変わらず、フォーカスはボケボケになってしまいそうですが ・・・・・




blueheart005

 "ALL TIME SINGLES〜SUPER PREMIUM BEST〜"【アンコールプレス盤】

 問答無用の The Blue Hearts ですね.
 大好きとは言えないけれど、なぜかいろいろな意味で魅力あるグループです.
 結構好きな曲がありますが、一番好きな曲は "TOO MUCH PAIN" で決まりです.
 限定盤で売り切れだったのですが、最近の限定盤の傾向のとおりアンコール・プレスとして蘇りました.
 限定盤と、銘打つ必要があるのでしょうか ??
 最近はこんな企画がほとんどのような気もしていますが.
 発売当時の紹介文にも 「完全初回生産限定盤ですので、お見逃しなく!」 って書いてあります.
 ・・・・ 「完全」 ですよ.
 まぁ、ボクのように最初に買うことのできなかった者にはありがたいことは確かですが ・・・・・
 ということで 1 Click!



Rollins0055

 "The Prestige Albums / Sonny Rollins"
 Sonny Rollins の Prestige 時代のアルバム、8 枚ボックスです.

  "With The Modern Jazz Quartet"
  "Moving Out"
  "Worktime"
  "Sonny Rollins Plus Four"
  "Tenor Madness"
  "Saxophone Colossus"
  "Rollins Plays For Bird"
  "Tour De Force"


 最近でこそ結構冷静 (?) に Rollins を聴くことができますが、以前はどちらかというと嫌いだったアーティストです.
 先日も Miles Davis の Prestige 時代の 14 作品がボックスで出たばかり.
 といってもイタリア盤だったのと、半分以上持っていたので Click はしませんでしたが.
 値段は十分すぎるほど安いのですが、音源のことも書いてありません.
 少なくてもリマスターではなさそうです.
 となると、すでに持っているアルバムもあることですし ・・・・・・・

 まぁ、これは見送りですね. 




Django Reinhardt003

 "Djangologie 2009"

 これは少し前のものですが 20 枚組で実売価格 8,000円程度.
 Django も超有名なギタリストで、ボクの大好きな Tony Iommi はじめジャズだけではなくそれ以外のジャンルのギタリストにも多大な影響を与えています.
 映像も残っていますが、不自由な左手での演奏は驚くべきものがあります.
 驚くのはその値段でしょうか ・・・・ 1 枚あたり 400 円ちょっとです.
 ただこういったものを買っても、ボクの性格だと同じようなタイプの演奏に弱いので (Charlie Parker On Dial のような)、買ってもほとんど聴かない可能性があるのでこれもスルーです.
 Miles のボックスはそれぞれのアルバムが全くと言っていいほど違うものが多いので、全部聴くことができました.




lordofthering005

 "The Lord Of The Ring" トリロジーBOXセット【Blu-ray】

 当然のように 3 作品ともに DVD のコレクターズ・エディションを持っています.
 何回も (と言っても長い映画ですので、2・3回くらい) 見ました.
 原作もしっかり読みました ・・・・ 映画できる前ですので、最初に原作ありきです.
 映画についても満足しています.
 Blu-ray になるとなるとこれはもう Click! です.
 幸いなことに発売は 7 月 7 日なので、他の注文品と支払が一緒にならないのがせめてもの救いでしょうか.



 Ornette Coleman じゃないですが "Click" 来るべきもの! ですね. 

781's Saxophone Colossus

 金曜日 ・・・・・ 明日は休みなので、のんびりできる夜です.
 昨日届いていたアルバムから聴いてみました.


 "The Freedom Book / Booker Ervin"
 "Concordo / MJQ"


 と、久しぶりに 2 枚続けて聴いてみました ・・・・・
 が、どうもいま一つしっくりきません.



 たまにこういう日があります、いつもと変わらないのに、いつも聴いているアルバムがなぜかしっくりこないようなことが.
 こういう時は、無理して聴かないで違うアルバムでも聴いてみます.






Rollins001






  "Saxophone Colossus / Sonny Rollins"





  1. St. Thomas
  2. You Don't Know What Love Is
  3. Strode Rode
  4. Moritat
  5. Blue 7




  Sonny Rollins (ts), Tommy Flanagan (p), 
  Doug Watkins (b), Max Roach (ds) 
  Recorded on June 22, 1956.





 少し前までかなり苦手にしていた Sonny Rollins の、RVG Remaster International 盤です.
 このアルバムもアナログ盤で当然のように持っていて、何度も聴きました.
 でも一曲目の "St. Thomas" がなぜか好きになれず、それほど聴くことなく中古レコード業者に引き取られた一枚でもあります.
 どうしてダメなのでしょう ・・・・

 アドリブの途中で突然 "ブォーーーーッ" となるような感じがきっとダメなんでしょうね.
 こういったところが Rollins らしい奔放なアドリブなのでしょうか ・・・・




Rollins001-2

 何年かぶりで、聴いてみました.
 やっぱり、途中で "ブォーーーーッ" が出てきました、今でもこういったアドリブのところは好きになれません.


 でも、いいですね ・・・・・
 昔ほど抵抗なく聴けます、結構いいんです.
 ただ、ちょっと喋りすぎかな ・・・・ ボクにとっては.

 2 曲目の "You Don't Know What Love Is" はもちろんですが、ボクが改めて気に入ったのは 3 曲目の "Strode Rode" です.
 この演奏 ・・・ アドリブはいい!!
 このアルバムの中で一番演奏時間が短いのですが、もっと聴きたいと思ってしまいます.
 演奏後半の 4 バースもいいなー.
 そして "Moritat" へと続いていきます.
 この辺りになると、なんも言うことないくらいいいんです.
 おいおい ・・・・
 Rollins 嫌いだ!なんて言っていたのは、誰だったんだ.


 どうしてこんなにいいのに、今までほとんど聴かなかったんだろう.
 流石に代表作と言われるだけのことはあります.
 こんないいアルバムが 781 円ですよ!!
 HMV の催眠商法で、たったの 781 円で買えちゃうんだから、すごいことです.
 ものすごく得した気分です ・・・・・ 調子に乗って更に購入してしまいそうです.

 そういえば今日 HMV からのメールが届き、 "【3/17まで!】 CD 全品ポイント 15 倍!マルチバイも終了! ロック輸入 CD 全品 30% オフは 3/15 まで!"
 ・・・・・・・ なんて書いてありました.
 いいかげんに、値引きした値段でずっと売ればいいのにと思ってしまいます.
 ちなみにポイントは 15 倍になったものの、単価が上がっているものも多くあります.
 ボクはこういったものには、もう引っ掛かりません.



 明日からパソコンの設定とデータ移動などで、きっと二日間潰れてしまいそうです.
 パソコン箱から出してみましたが ・・・・・・ 重過ぎる!!
 これではとても持ち運びする元気ありません.

Newk's Time + Blue Note 購入の勧め

 今日は一日どんよりとした雲、風が強くて外の体感温度はかなり低そうでした.
 夕方からは雨 ・・・・ 雪にならなければいいんですが.



 最近、Blue Note がアップされていなかったので、久しぶりに.
 それも記念すべき BLP-4001 です.





4001







  "Newk's Time / Sonny Rollins"





  1. Tune Up
  2. Asiatic Raes
  3. Wonderful! Wonderful!
  4. The Surrey With The Fringe On Top
  5. Blues For Philly Joe
  6. Namely You





  Sonny Rollins (ts), Wynton Kelly (p), Doug Watkins (b),
  Philly Joe Jones (ds)
  Recorded at RVG Studio, Hackensack, NJ, September 22, 1957.






 ボクが持っている CD は例によって International 盤の RVG シリーズ.
 国内盤でもライナーノーツをほとんど読まないので、よっぽどのボーナス・トラックがない限り、価格最優先で買うことにしています.
 ただ、ジャケット部分の番号が "Blue Note 90833" となってしまっているので、コレクターのみなさんにとっては 「こんなのは、ダメッ!」 となってしまいそうです.
 ジャケット写真の色も、この写真よりももう少し緑がかっています.




4001-2

 昔から、どうしてなのか Rollins があまり好きではありませんでした. 
 有名なアルバムを数枚は持っていましたが、ほとんどが一度だけ針を落とした程度.
 ジャズ屋でかかっても、どうも好きになれません.
 まぁ、その頃は Coltrane 一筋のところもありましたので.

 でも前も書いたけれど、なぜか彼のアルバム・ジャケットは大好きなんですよね.
 性格は絶対に合わなく、大嫌いなんだけれど、なぜか好きになっちゃう女性のように ・・・・・・・
 ・・・・ まぁ、こんなくだらない例えはさて置いて.


 どうして嫌いなんでしょ ・・・・
 ひとつはその音色かも、そしてもうひとつは、奔放な演奏かも.
 正直なぜに嫌いなのか、はっきりはわかりません.
 奇麗で、性格もいいのに、何故か合わない女性っていますよね.
  ・・・・ すみません、またまた例えが.

 なんていうかなー、饒舌すぎるんですよね Rollins って.
 ボクにとっては喋り過ぎ "Speak low" って言いたくなっちゃう.
 だからこのアルバムでも、有名な "The Surrey With The Fringe On Top" よりも "Namely You" のほうが全然好みと言えます.


 ただ最近は、昔のようにまったく聴かないというのではなく、普通に聴いてみようかと CD に手が伸びます.
 Miles の '70 年代と一緒で、聴いてみるとどうってことないじゃん、って感じですね.
 結局はいつもの "食わず嫌い" です.

 そう言えばこのアルバムの 2 曲目が "Quiet Kenny / Kenny Dorham" の 1 曲目 "Lotus Blossom" なのは有名なお話ですね.
 ライナーノーツを読まないので、どういう経緯でこの曲を選曲したのか知る由もありませんが、ひょっとするとここにもドラマが隠されているのかも知れません.




 ここからはボクを含めたジャズ初心者のみなさまに、 Blue Note 購入にあたって覚えておくとちょっといい (???) お話し.



bluenotebook

 まずこれから Blue Note を買っていこうと思っている初心者の方は、 "21世紀版ブルーノート・ブック" を買うべし.
 この本には詳細なアルバム・データが書かれていますので、オリジナルに収録されている曲と別テイクもわかります.
 最近の CD はこういった別テイクなどを、ボーナス・トラックとして収録して発売していますので、どうせだったらこういう曲も入っていた方がいいでしょう.
 もちろん、オリジナルに拘る方はオリジナルと同じものが収録されたものを買えばいいのですから.
 ただ、国内盤でもなぜか収録順序を変えて発売しているアルバムもあるので、これは要注意です.
 例: "コンプリート・ジ・アメイジング・バド・パウエル Vol.1" このアルバムは有名な "Un Poco Loco" も 3 曲続けてではありません!!


 音的にはどうなんでしょう、最近 1,100 円シリーズが出ていて結構買っていますが、RVG シリーズのほうが音的にはいいような気がします.
 ただ、ボクの耳は "違いがわからない男" の耳なので鵜呑みにはしないでください.
 この RVG シリーズも、国内盤や International 盤がありますので、あとは価格と収録曲の好みになるでしょうか.
 とにかく Blue Note は同じアルバムでも、いろいろなものが出ているので初心者泣かせでもあります.
 逆にこういったものをいろいろ見ながら、気に入ったものを購入するのが、だんだん楽しくなってきたりもします.
 こうなったらすでに中毒の第一歩だと思ってください.


 あとはジャケット写真なんかを見ながら、どんな演奏なのか想像したりするのも楽しいですよ.
 たまにはジャケットだけで購入したりするのもいいでしょうね.
 ここまでくると、時々禁断症状が現れるかもしれません.


 アルバム・タイトルなんかにも興味を持つようになってきたら、もう完全な Blue Note 末期症状です.
 更なるウンチクを貯めるために、例えば "ジャケ裏の真実(小川隆夫著)" などの書籍を読んでよりディープな道を歩いてください.
 もう戻れないでしょう ・・・・・・・


 ボクはまだ、そこまでたどり着けませんが (笑)

Sonny Rollins Vol.2

 家の ・・・・・ 正確には、ボクの部屋の DVD がみるみる増えて、さらには最近の Blue Note 廉価版の買い漁りで、 DVD と CD が大変なことになっていました.
 この三連休を利用してきれいに整理、名前順に並べてみました.
 これですぐにアルバムを探せるかな ・・・・・ (笑).


 それで気がついたんですが、なんと Sonny Rollins のアルバムが一枚もないんです.
 300 枚強の中に一枚も ・・・・・・ ない.

 どうしても好きになれないなー ・・・・・・ 金出してまで CD 買おうという気にならないんだよね.
 ボクは決して Coltrane 一筋でもありません.
 Hank Mobley, Tina Brooks, George Coleman, Harold Land, Clifford Jordan, Joe Henderson, Stanley Turrentine, Wayne Shorter ・・・・・・・ みんな大好き!!
 でも Sonny Rollins だけは好きになれないなー


 以前アナログ盤を 700 枚くらい持ってたけれど、アンプの故障とともにほとんど売ってしまいました.
 どうして、みんな売らなかったのかというと ・・・・・・・

 気に入ったジャケットは部屋に飾るために売らずにおいたんです.

  Blue Train / John Coltrane
  Barry Harris/ Magnificent!
  Sonny Criss / Go Man
  Jass at Ohio Union/ George Lewis
    ・・・・・・・・・

 そんな、十数枚のアナログ LP の中に、なぜか一枚の Rollins !!



1558

 以前は Rollins も 4 ・ 5 枚持っていたと記憶していますがほとんどアドリブとか思い出せない.
 でもこのジャケットだけは大好き!!
 いかにも Blue Note そのもの.
 色、ポーズ、ロゴ、全体のデザイン・・・・みんなすごくいいんだよね.
 下手なリトグラフ飾っておくよりもずっとカッコイイ!!

 ボクが持っているのは 1978 年に キングレコード から、オリジナル・ジャケットで発売されたものです (GXK-8035) .
 当時の価格で 2,300 円 ・・・・・・ 決して安くはなかったですね.
 今、 1,100 円とかで買えるなんて信じられないくらいです.
 久しぶりにアルバムを見たけれど ・・・・・ レコード盤は傷もきれい、ジャケットの裏が結構染みなどで汚れてしまいましたが、表面はまだまだきれい.
 二度と聴くことができないレコードだけれど、せめて部屋に飾っておいてあげよう.

 こんな Jazz の楽しみ方もありですかね ・・・・・・・・
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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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