Speak_Low

Old Folks

 航空写真家の ルーク・オザワ 氏がある番組で 「空が好きだから、ずっと見ていても飽きない ・・・・」 と言っていましたが、ボクも同じだな.
 家から見る空なんて、いつも同じ空なんだけれど全然飽きません.


 だからこんな写真のような、微妙な雲の違いとか自分で撮っては納得しているのであります.




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  (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/40sec f/4 ISO-1250)

 21 日夕方、手持ちでの撮影です.
 いつもと全く変わり映えしない景色ですね (笑)

 こういう写真って、雲の微妙な濃淡とかブログにアップしたものだと今一つキレイに出ないかな.





 さてっ、カメラが変わりレンズも L レンズとか使うようになって、全体の重量がかなりなってきました.
 そのため今まで持っていた安い三脚では危なっかしくてとても使えない.
 そもそもこの三脚は、子供が小さい頃ビデオ用に購入したのできっとこの重量には厳しい.


 仕方ないので、 Amazon に予約 ( 20 日発売ということなので) ・・・・・・・・・

 ・・・・・・・ していたのですが、発売日過ぎても発送にならない.


 すでに発売はしているようなんだけれど、どうなんてるんだろ.
 三脚が届いていれば、昨日今日と結構暖かだったので軽く写真でも撮りに行こうと思っていたのに.





 おかげで日曜日の午後だというのに家に引き籠ってピアノ・トリオ聴きながらブログ更新.
 まぁ今日は曇り空で、今一つはっきりしない天気だからいいか ・・・・・・・・・

 ・・・・・・ と自分を納得させながら.

 






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  " Old Folks / Walter Bishop, Jr "





  1. Manha Do Carnaval
            (L.Bonfa-A.Maria) ・・・・・ 6:01
  2. Old Folks
            (D.L.Hill-W.Robison) ・・・・・ 7:39
  3. Up Jumped Spring
            (F.Hubbard-A.Lincoln) ・・・・・ 4:35
  4. Straight, No Chaser
            (T.Monk) ・・・・・ 4:15
  5. Here's That Rainy Day
            (J.Burke-J.V.Heusen) ・・・・・ 4:41
  6. Yardbird Suite
            (C.Parker) ・・・・・ 3:58
  7. Ev'ry Time We Say Goodbye
            (C.Porter) ・・・・・ 5:54




  Walter Bishop, Jr. (p), Sam Jones (b), Billy Higgins (ds)
  Recording at Vanguard Studio, NYC, May 25, 1976.








 久しぶりに聴く ウォルター・ビショップ・ジュニア です.
 彼の演奏とくれば代表作品 "Speak Low" (Jazz Time) ですよね.
 ボクが持っている彼のリーダー・アルバムもそれ一枚だけ.




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 1 曲目の "Manha Do Carnaval (カーニヴァルの朝)" がかかってビックリ.
 イメージしていた演奏と全然違います.

 すごく新しい感じで、音も洗練された都会的な音なのです.
 音がキラキラした感じなんですよね.


 "Speak Low" ってこんな感じじゃ無かったよなぁ、たしか ・・・・・・・・
 ということで "Speak Low" も聴いてみました.



 やっぱり全然違いますね.


 日本ではコアのファンの中ではそれなりに名は知れていますが、有名なミュージシャンとは言い難いので経歴なども今一つはっきりしません.
 そのため珍しく CD のライナーノーツを読んでみました.

 '70 年代からはジャズ・ファンク的な演奏をしていたと書いてありましたが、このアルバムの演奏を聴くとなるほどなのです.
 だから "Speak Low" のイメージとは全然違うんだ.






Walter Bishop002

 ウォルター・ビショップ・ジュニア (Walter Bishop, Jr.) は、 1927 年 4 月 10 日生まれのピアニスト.
 ハードバップ・ピアニストとして、多くの著名ミュージシャンとの演奏があります.

 ただ自身のリーダー・アルバムは、経歴に比べるとそれほど多くありません.

 先にも書いたように、日本では "Speak Low" によってちょっと人気がありますがどちらかというとマイナーなイメージが強いミュージシャン.
 サイドメンとしての演奏は結構あり、ボクの部屋の棚にも数枚ありました.


 そんな中で、カーナビで結構聴いている曲 Dizzy Reece の "A Ghost of a Chance" あります.
 この曲は "Soundin' Off" (BLP-4033) に入っていますが、このアルバムのピアノが ウォルター・ビショップ・ジュニア です.
 この "A Ghost of a Chance" でのピアノがとても流麗.
 次の "Once In A While" でもいかにもという感じで、とても小気味いいピアノ演奏しています.

 あまりこのアルバムのこと書くと、違うアルバム紹介になってしまうのでこれくらいにしておきましょう.





 このアルバムのライナー・ノーツに 「当時の製作陣がこのアルバムを "Speak Low" 再びというコンセプトにしなかったところに、良識と本作成功の秘訣をみる」 と書いてありました.


 うん、これにはボクも納得.

 たしかに "Speak Low" とは全然違うアルバムですが、これはこれでいいんじゃないの.









 Amazon 散策中に衝動買いしてしまいました.
 前からある曲を欲しいなぁと思っていたので、このアルバム見つけ 即 Click !!





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 いや〜〜〜っ、懐かしい.

 このアルバム、たった 1,000 円のベスト盤 ・・・・・・・ だったのですが、数日後見てみたら 1,800 円くらいに価格変更されていました.
 ひょっとすると間違えていたのでしょうか、とりあえずボクはラッキーでしたが (笑)


 とにかく "たんぽぽ" が大好き.
 この曲だけのためにファースト・アルバム買おうかとも思っていました.
 CD 届いて久しぶりにスピーカーから流れた "たんぽぽ" を聴いたら感動しちゃいました.


 C.S.N.&Y. 大好きなボクといたしましては、当然のように GARO も好きだったりします.
 特に 2 作目までが ・・・・・・・・・

 大ヒットした "学生街の喫茶店" あたりから、ボクの好きなフォークとはかけ離れていってしまいました.



 たまにはこういう懐かしい音楽もいいなぁ.


 これも

 Old Folks ・・・・・・・・・ (笑)




 さて夕方までに書き終えたので、夜はのんびり映画でも観るか.

・・・・ Speak Low


 今日は 15:00 から約 1 時間、ラジオに出演です.
 まぁラジオと言っても、地元のコミュニティFM.
 番組の内容は ジャズ !! ・・・・・・ ではなくて、お仕事関係での出演でした.




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 What's コミュニティFM ・・・・・

 1992 年に制度化された超短波放送(FM)用周波数(VHF76.0〜90.0MHz)を使用する放送で最大出力は 20 Wです。
 2011 年 4 月現在、全国のコミュニティ放送局は 246 局.
 FMを使用する一般放送事業者は「県域放送」と「コミュニティ放送」に区分され、「コミュニティ放送」は放送エリアが地域(市町村単位)に限定されるため、地域の商業、行政情報や独自の地元情報に特化し、地域活性化に役立つ放送を目指しています。

 放送エリアに相応した営業エリアの狭さをカバーするため地区ごと、全国での共同営業に取組むほか、使命ともいえる防災・災害放送では地域と緊密な連携を保つなど、様々な問題に放送を通じ、貢献しています。
 設立基準の規制緩和が進み、法人格を有する起業者(規模の大小は問わない)のほか組合など団体でも開局できます。放送義務は小規模事業者でも運営ができるように「県域放送」に比べ、緩やかです。
 (日本コミュニティ放送協会ホームページから)




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 というような、地元のコミュニティFM ・・・・・・ ボクが住んでいるところでは、昨年 10 月に開局、ようやく 1 歳になろうとしています.
 コミュニティFMと言っても一応公共の電波放送で、ましてや生放送ですのでヤバいこと言えません.
 放送事故 ・・・・・・・ そこが一番心配でした (笑) .
 簡単な打ち合わせをして放送開始です ・・・・・・・ がっ、いきなり出だしでトラブル発生.
 曲を一曲流してトラブル解決 ・・・・・ このあたりは流石ですね、ボクはこの段階で固まりそうでした.



 まぁ、なんとか約 1 時間の放送終了.
 相手をしていただいた Y ディレクターのサポートもあり、なんとか終了です ・・・・・ この Y ディレクターはとってもきれいな方なので、オヤジ的にはラジオで話すということよりも、女性との会話のほうが緊張したという感じ (汗) .


 話しはまとまりのないところもあったりしましたし、いつもの話し方で少し早口に話したりしてしまいました.
 心の中では 「もっとゆっくり ・・・・・ささやくように ・・・・・」




 反省を込めて "Speak Low" でも聴いてみましょう.






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  "Sonny's Crib / Sonny Clark"




  1. With A Song In My Heart
  2. Speak Low
  3. Come Rain Or Come Shine
  4. Sonny's Crib
  5. News For Lulu




  Donald Byrd (tp), Curtis Fuller (tb), John Coltrane (ts),
  Sonny Clark (p), Paul Chambers (b), Art Taylor (ds)
  Recorded September 1, 1957.






 「おいおい ・・・・・・・ Coltrane も喋りすぎでしょ、これって.」
 思わずそう言ってしまいそうな演奏です.
 このアルバムは John Coltrane との共演がクローズアップされています.


 この録音から 6 年後の 1963 年 1 月 13 日、アルバムのリーダーでもある Sonny Clark はヘロインの過剰摂取により 31 歳で亡くなっています.
 彼は 1957 年 4 月に東海岸へやってきて、何枚かのアルバム録音に参加し、 3 カ月後の 7 月には Blue Note での初リーダーアルバム "Dial S For Sonny" を吹き込み、 2 カ月後にはこのアルバムの吹き込みを行っています.
 これだけ短時間にリーダーアルバムを出すということは、 アルフレッド・ライオン の期待の大きさでしょう.
 そんな彼がヘロインに溺れ若くしてこの世を去る ・・・・・・・ でもこんな話は、ジャズの世界ではよくあるお話し.




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 さて演奏です、前半の 3 曲 (アナログ盤では A 面) がスタンダード、残り 2 曲は Sonny Clark のオリジナル.
 今日のブログ・タイトル曲 "Speak Low" なのですが、ボクがまず気にいったのが Donald Byrd のソロ.
 短いソロなのですが、ちょっと長めのフレーズで歌い上げるところが、ボク好み.
 Coltrane については、曲名通りもう少し囁くような感じがいいかなと思ってしまいます.


 そして 3 曲目の "Come Rain Or Come Shine"
 Curtis Fuller のゆったりしテーマから、 Sonny Clark のソロなのですが、これがしっとりしていていいんです.
 Coltrane ・・・・・・ 昨日からの続きになってしまいそうですが、こんな感じの演奏がとってもグッドです.


 最後の曲、 Sonny Clark のオリジナル "News For Lulu"
 曲としては、このアルバムの中で一番好きな曲です.
 ただ、 Sonny Clark のソロがいいかと言われると ・・・・・ ちょっと微妙な感じはしますが.
 でも好きになるのは、ソロの良さだけではないから ・・・・・ 女性と一緒ですね.




 実は 7 日の水曜日、隣町のコミュニティTVの取材もあった訳で ・・・・・・・・・ ラジオよりもプレッシャー 大 !
 どうも最近はこんな感じで、精神的負担増が続いています.
 小心者なので、精神的にも肉体的にもよろしくありません.


 これで終わりになりますように ・・・・・・・・・・・



Come In From The Rain

 最近はサッカーの嬉しいニュースや悲しいニュース ・・・・・・・・
 サッカーの話題ばかりでしたので、今夜は少しばかり本来の姿 ・・・・・ と偉そうなことを言ってみましたが、このブログはいろいろなことがごちゃ混ぜになっている落書き帳のようなもの ・・・・・ に戻ってみましょうか.


 ここ数日は暑い日が続きましたが、エアコンを入れるほどの暑さではありませんでした.
 風が結構気持ちいいんですよね ・・・・・ 例年だと家のエアコン入れていたんだけれどなぁ.
 今日は 4 時頃から夕立 ・・・・・・・・ 一時やんだと思ったのですが、また降りだしています.



 そんな雨も、ようやくやんでこんな空 ・・・・・・・
 Come rain or come shine ・・・・・・・・・



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 "Come rain or come shine" は有名なスタンダード.
 "come rain" で iTunes で検索してみたら、さすがに何曲もの演奏が出てきました.
 そんな中で、 「あれっ ? 」 と思うような演奏 (曲名) が入っていたアルバムです.




 上の写真のような風景の中で聴いてみたくなるような、メランコリックな曲です.
 まるで "After The Rain / Duke Pearson" ような雰囲気の曲です.
 雨上がりはこんな静かな曲が似合うんですね.







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  " Speak Low / 山本剛 "




  1. Cool Struttin'
  2. Black Is The Color
  3. Speak Low
  4. Misty
  5. Doxy
  6. Jealous Guy
  7. Yesterdays
  8. I've Never Been In Love Before
  9. Come In From The Rain
  10. Girl Blues
  11. Close To You




  山本剛 (p), 岡田勉 (b), 植松良高 (ds)
  Recorded August 8, 1999.






 実はこのアルバムについては、ずっと前にも取り上げたのですが、その頃は曲名などのデータを記載していなかったので、もう一度取り上げてみましょう.

 まずこのレーベルのことですが、ジャケットが ・・・・・・・ このアルバムなんかはまだいい方ですが、あまりにエロ過ぎるものが多すぎます.
 たしかにきれいな女性のジャケットなんかのほうが、眺めていても楽しいですが、限度があると思います.
 さすがに下着姿やトップレスというのは ・・・・・・・・ 少なくてもボクはそういうジャケットを見ただけで買う気が無くなります.




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 さて、 "come rain" でヒットしたというのが、 9 曲目の "Come In From The Rain" .
 この "Come In From The Rain" は、 Melissa Manchester が 1976 年に発表した "Better Days & Happy Endings" に入っている曲で、多くのミュージシャンがカバーしている彼女の代表作の一曲です.
 Melissa Manchester といえば "Don't Cry Out Loud (邦題: あなたしか見えない)" のヒットが有名な女性ポピュラー歌手ですが、この曲に関して日本では Rita Coolidge や 伊東ゆかり のほうが有名でしょうか.


 このアルバムには、こんなポピュラー・ソングも数曲入っていて、聴いてみるまでは 「結構軽い演奏なんだろうな ・・・・」 なんて思っていたのですが、聴いてみるとどうしてどうして.
 1 曲目から "Cool Struttin'" ですよ、超ブルージーなピアノです.
 そして 2 曲目の "Black Is The Color" へと続くのですが、この 2 曲を聴いただけでも、このアルバムの良さ ・・・・・ 山本剛の良さが伝わってきます.
 とにかく、ゴキゲンなピアノです.


 "Yesterdays" もいいなぁ〜 ・・・・・・ 山本剛のピアノだよね.
 おまけに岡田勉が、これまたいい.
 4 曲目の "Misty" とこの曲は、彼の代表アルバム "Misty" でも演奏された曲です.
 でも、 "Misty" はジャズ・スタンダードを中心とした選曲でこのアルバムとはちょっと雰囲気が違います ・・・・・ でも、とっても素敵で、大好きなアルバムです.

 そして 9 曲目の "Come In From The Rain" .
 リリカルなピアノ・ソロによるテーマから、しっとりとした感じでの演奏です.
 変に肩肘を張っていないでリラックスした感じでの演奏です.


 アルバム "Misty" は、聴く方も唸ってしまうような演奏.
 でもこのアルバムは、酒でも飲みながらリラックスして聴けるような演奏です.
 そう、隣に素敵な女性でもいれば、もっと様になるような演奏かな.
 Venus Records のジャケットに登場するような女性だったら、尚の事.



 まぁ、ボクには全くもって縁のないお話ですがね ・・・・・・・・・
 せめて "Girl Talk" のアルバムでも聴いてみるとしますか. 

Speak Low with a Request

 昨日は、夕方から一気に空模様が変わり、
 雷、強風、豪雨、そして小粒の雹まで ・・・・・・・・ 珍しく 1 時間以上そんな状態が続きました.
 そのため、市内のあちこちで水害も出てしまいました.

 今朝は曇り空の、涼しい朝です.
 そういえば昨日の夜は珍しくエアコン入れなくても眠ることができました.
 これで秋らしくなるのでしょうか、天気予報では秋も暑い日が続きそうなことを言っていますが ・・・・・





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  "Speak Low / Walter Bishop Jr."





  1.  Sometimes I'm Happy
  2.  Blues In The Closet
  3.  Green Dolphin Street
  4.  Alone Together
  5.  Milestones
  6.  Speak Low
  7.  Sometimes I'm Happy (Alt-tk)
  8.  Blues In The Closet (Alt-tk)
  9.  Speak Low (Alt-tk)




  Walter Bishop Jr. (p), Jimmy Garrison (b), G.T. Hogan (ds)
  Recorded on March 14, 1961. 






 このアルバムも、ジャズを聴き始めて最初に購入した数枚の中の一枚.
 当時、ジャズ屋のマスターから「これは、いいよ」って紹介され、購入しました.
 まぁ、当時はわかったような、わからないような、そんな感じ.
 今持っている CD は '94 年に発売された一部紙ジャケットのもので、ボーナス・トラックが 3 曲含まれています.




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 先日書いた ホンタケ のアルバムのように、このアルバムも有名なスタンダードだけで構成されています.
 このアルバムは、 Walter Bishop Jr. を代表するアルバムです.
 その理由としては、"Jazz Time" というレーベルの希少価値と、彼自身のリーダー・アルバムの少なさなんかが挙げられるんじゃないでしょうか.

 "Jazz Time" というマイナー・レーベルは、確か数枚のアルバム ( 3 枚でしたっけ ? ・・・ どこかに書いてあるはずです) しか作っていません ・・・・ 前に書いた "Bash ! / Dave Bailey" は、同じ系列の "Jazz Line" で作られています.
 合わせて 5 枚のアルバムだけですか ・・・・・ そのうちの数枚が 「幻の名盤」 的な評価ですので、今になって思えば、もっといいアルバム作れたようにも感じますね.
 ただ、このアルバムもアメリカではそんなには騒がれていませんので、英文 Wiki 見ても、Discography にはこのアルバムが書かれていません.
 最初の部分に、 60 年代初期にこのトリオでやっていたことくらいしか書かれていませんね.



 Walter Bishop Jr. は、 Charlie Parker, Miles Davis, Jackie McLean, Curtis Fuller などとも共演した、Bud Powell のようなハード・バップ・ピアニストですが、やはり地味です.
 転がるような音と、ちょっと独特な間の取り方が、日本人にはグッとくるんじゃないでしょうか.
 ちょっとアップ・テンプの "Blues In The Closet" のような曲でも、グッとくるようなソロを弾いています.
 ちょっと語尾がはっきりしないようなところもあるけれど、そういったところが逆に、おしゃべりで軽薄な男っぽくなくて、ボクは好きです.


 昔で言う、 B 面の "Alone Together" がなんと言っても一番好きです.
 このアルバムはいつ聴いてもホッとできるようなアルバム.
 ルーキーにもお勧めできるアルバムです.





Inter-FM 76.1MHz
 
 次の日曜日は "Jazz Conversation" の生放送リクエスト大会のようです.
 いろいろお世話になっていますので、場賑やかしの意味でもリクエストします.


 ただし、いつものように聴くことはできません.
 ホームページで、今何がかかっているかくらいしかわかりません.
 以前にもリクエストかかりましたし、メールも読んでいただいたようです ・・・・ 逆にこういうのって、聴けなかった分ストレスが大きくなってしまいますが、それでもいいかっ! このあたりをあまり書くとまた叱られてしまいそうですので.
 ちょっとばかり自虐的にいきます(笑).


 みなさんどんなリクエストするんだろう?
 ボクは引き出し少ないから、大体は決まっていますが、リクエストっていう行為自体面白いですよね.
 みんなに聞いて欲しい曲だったり、
 その曲にまつわるエピソードを聴いて欲しかったり、
 さらにはその曲に関係した自分自身の想い出だったり ・・・・・

 リクエストの思いは、千差万別です.
 逆にそういう部分の、みなさんのお話を聴くほうが楽しそうですよね.


 上の絵をコピーに、Inter-FM のページを覗いてみたら、小川さんも番組ブログを更新していました.
 どうも最近、小川さんに限らずこういったような、ある意味 Link することが多くて、笑っちゃいます.
 決して真似てる訳ではないのですが ・・・・.


 当然 1 曲丸ごとかけている時間はないので、曲の途中でカットのようですが、これは仕方ないですよね.
 それでも、 1 時間だから 6〜7 曲くらいかな ・・・ 当然のように、いつもの蘊蓄が入らないとおもしろくないでしょうから.
 まぁ、結果は番組ブログでも見るとしましょう.



 さて、また暑い日差しが出てきました.
 今日はお休みなので、ちょっとばかりお出かけでもしてきます.
 朝の風は涼しかったのですが ・・・・・ これから、また暑くなりそうです.

Speak Low / Tsuyoshi Yamamoto

 昨日からの、”濃厚接触者”休暇二日目.
 娘の熱もほとんど平熱近くまで、一応今日は医師の診察を受け、これで熱が出なければ大丈夫との診断.
 あとは、ボク達家族が感染しないことですが・・・・


 ということで、今日も部屋に引き籠りジャズを聴いています.



yamamoto06


 "Speak Low / 山本剛"


 今月 18 日に発売されたヴィーナス・ジャズ・ジャイアンツ・シリーズ・ペーパー・ジャケット・コレクション 1500 の中の一枚です.

 でも ・・・・・・・・・
 この Venus レーベルがよくわかりません.


 今回発売された 50 枚のうち、なんと 30 枚が スウィング・ジャーナル・ゴールド・ディスク を受賞しているようです.
 写真が小さいのではっきりはわかりませんが、たぶんそうかと.

 以前、ある HP でこの ゴールド・ディスク の選考についてかなり批判的意見が載っていたのを見た記憶がありますが ・・・・・・・ この 30 枚っていいの??
 ざっと演奏者を見ても、試聴で一部を聴いても ・・・・・・・ うぅーーーん
 ジャケットも、エロ過ぎるものが多いですね.
 決していいセンスとは、ボクは思いません.
 なんとなく、ムード・ミュージックというジャンルのアルバムが多いような気がします.
 ・・・・・・・ のっけから、ネガティブです.


 ボクにとって "Speak Low" といえば、すぐに思い浮かぶのが Walter Bishop Jr. のアルバムです.
 このアルバムは、ジャズを聴き始め、最初に買った何枚かのアルバムの一枚で、今でも大好きなアルバム.
 そのアルバムと同じタイトルのアルバムなのですが Venus というレーベルもまったく知らず、ただ単に 1,500 円という値段、そして 山本剛 & 岡田勉 という名前で買ったにすぎません.
 あまり期待していなかったのも事実.


 曲目はスタンダードから、ポピュラーまで幅広く.
 これって昨日書いた Ann Burton のアルバムと似ているなー.
 で、聴いてみる ・・・・・・


 ボクの山本剛は Three Blind Mice 時代がすべてでした.
 あの頃のアルバムは、自身のリーダー作品はもちろん、バックに入っているものも、みんな大好きでした.
 もう少しきちんと集めておけばよかったと後悔してます.
 このアルバムはそれからかなり経ってのもの ・・・・・・・ といっても、今から 10 年も前になるんですが、ボクにとっては新しいアルバムに間違いない.


 まず音がいいです、ベースの輪郭がしっかりしている.
 夜は JBL のノイズ・キャンセリング・ヘッドフォンで聴くことが多いのですが、新しいアルバムってやはり音がいいんだよねー.
 ピアノ・タッチの強弱や、音の広がりもいいなー.

 演奏ですが、正直最初にイメージしていた感じとは少し違っていました.
 かなりいいんですなー、このアルバム.
 ボクが特に好きなのは "Yesterdays" と"Come In From The Rain"
 山本剛 独特の歌心を、独特な間をとりながら感情豊かに表現していきます.
 昨日 Ann Burton でも書いたんだけれど、ポピュラーなんかを演奏しても、いつの間にかその演奏者そのものになってしまいます.
 山本剛 も同じ ・・・・・・ "Come In From The Rain" のようなポピュラー・ソングも、 山本剛 の色に染め上げています.



 この 1,500 円は得した気分です.
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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