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Stan Meets Chet

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 この週末の台風 19 号の破壊力は本当にすごかった.
 たった一晩でものすごい被害が出てしまいました.






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 写真はよく写真撮影に行く 海野宿 に続く高架橋ですが、 千曲川 の護岸がどんどん削られしまったため、護岸の道路とともに橋脚からそっくり無くなってしまいました.

 この 千曲川 は名前の通り曲がりくねった川なので、過去にもこういった水害で護岸が被害を受けることは何度かありましたが、これほど大規模なものは初めてです.

 ボクの地域では 千曲川 に 3 つかかっている橋のうち、 2 つが大きな被害を受けたようです.
 他にも全国版ニュースで出てしまうようなこともあったりで.




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 この台風被害は、さらに下流の 上田市、千曲市、長野市、飯山市 まで広範囲にわたり、堤防の越水、決壊などが発生しました.

 ボクの住んでいる市は、最近大きな風水害はほとんどなかった地域なので、改めて自然の驚異を体感.

 場所によってはまだまだ救助活動も行われていますが、これ以上被害が拡大しないことを祈るばかりです.




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 そんな台風のおかげで、土曜日の昼からお仕事.
 昨日の昼までバタバタしていたので、疲れました.


 今日は昨日の RWC スコットランド戦の再放送観たり、少し前に購入した昔のアルバムを聴いてのんびりしてます.






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  " Stan Meets Chet / Stan Getz "





  1. I'll Remember April
       (G.Paul-P.Johnston.D.Raye) ・・・・ 12:20
  2. Autumn in New York
       (Vernon Duke)
    Embraceable You
       (G.Gershwin-I.Gershwin)
    What's New?
       (B.Haggart-J.Burke) ・・・・ 14:30
  3. Jordu
       (Duke Jordan) ・・・・ 8:28
  4. Half-Breed Apache
       (Ray Noble) ・・・・ 14:57





  Chet Baker (tp), Stan Getz (ts), Jodie Christian (p), 
  Victor Sproles (b), Marshall Thompson (ds)

  Recordedat Chicago, February 16, 1958.






 レーベルは名門 Verve で、このレーベルお得意の "Meet ・・・" シリーズの一枚.
 スタン・ゲッツ と チェット・ベイカー の初共演作と言われています.

 ただし、その後 1953 年録音されていた音源がにアルバム化されています.





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 大した打ち合わせを行わないまま感じで、いかにもジャム・セッションというようなイメージです.
 演奏される曲もスタンダード中心で、各ソロ部分をゆったり目に取った、一曲ごとが長い演奏になっています.

 二曲目はバラード・メロディ.
 ボクの大好きな "Autumn in New York" から始まります.
 チェット・ベイカー の音色はこういう曲にとても合います.

 この曲も多くのミュージシャンが演奏しているスタンダードを代表する一曲.
 中でも好きなのが、もう前から何度も言っているように 纐纈歩美 の演奏.

 こういう記事書きながら、ついつい比較として聴き始め、気がついたら比較するために聴いたアルバムをリピートしているという ・・・・ (笑)




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 リズムセクションのメンバーについては、西海岸を中心に演奏していた人たちのようですが、ボクは全く分からない.

 それでもと思い、過去の記事で該当するミュージシャンいたか確認してみると ・・・・・



 なんと リー・モーガン のアルバム "The Rumproller" に、ベースの Victor Sproles が参加してました.

 これはちょっとビックリでした.

 ほかの二人についてはヒットしませんでしたが、ネットで調べるといろいろなアルバムに名前が載っていました.




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 スタン・ゲッツ と チェット・ベイカー って、ボクは結構似た感じのミュージシャンとして捉えています.
 そして二人とも麻薬やアルコールに依存していたことも.


 そんな二人が亡くなって、もう四半世紀以上も経っています.




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 台風の暗い話題を少し明るくさせてくれたのが、ラグビー.
 昨夜行われた 日本 vs スコットランド の試合です.




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 ● 中日新聞 web ●

 本当に、 日本 強いです、感動です.
 まさか全勝できるとは思ってもいませんでした.

 始まる前は、何とかグループ 2 位に入ってベスト 8 にいければなぁ ・・・・
 なんて思っていましたが、堂々たるグループ 1 位です.

 昨夜の試合、後半は身体に本当に悪かった.
 今日 BS で再放送あったので、ゆっくり再見.
 それでも感動しちゃうもんねぇ.




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 ● 産経新聞 web ●

 そしてスタジアムの応援が半端ない.

 一気にラグビー人気が爆発したって感じです.

 次はあの 南アフリカ 戦です、次も勝ってほしいなぁ.




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Getz Au Go Go

 ゴールデンウィークも終了です.

 連休中は、昨日こそ小雨が降ったりの曇り空でしたが、概ねいいお天気でした.



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  (土曜日の朝)

 それにしても暖かくなった ・・・・・・・ というか、外の日差しは暑いくらいでした.


 4 月はほとんど家に引きこもり細々と家のことなどしていましたが、 5 月からは少しばかり外に出ようかと.






 最近、久しぶりにオークションで 10 枚ほど CD を購入しました.
 ボクの場合はオークションでも 1,000 円前後のものしか探さないので、 10 枚買っても 10,000 円ちょっと.
 最近は相手と一言の連絡も交わさないでオークションが終了してしまうパターンが多いので、いろいろ煩わしくないのですが ・・・・・・・・ 長短いろいろのようです.


 このアルバムは今回ではなく、何年も前に数 100 円で手に入れたアルバムです.
 強い日差しを避けながら、爽やかな風を受けて聴くにはこういう音楽も十分ありでしょう.






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  " Getz Au Go Go / Stan Getz "





  1. Corcovado
          (Antonio Carlos Jobim) ・・・・・ 2:53
  2. It Might as Well Be Spring
          (R.Rodgers-O.Hammerstein II) ・・・・・ 4:27
  3. Eu e Voce
          (C.Lyra-V. de Moraes) ・・・・・ 2:32
  4. Summertime
          (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 8:12
  5. Only Trust Your Heart
          (B.Carter-S.Cahn) ・・・・・ 4:34
  6. The Singing Song
          (Gary Burton) ・・・・・ 3:43
  7. The Telephone Song
          (R.Menescal-R.Boscoli-N.Gimbel) ・・・・・ 2:05
  8. One Note Samba
          (A.C.Jobim-N.Mendonca) ・・・・・3:12
  9. Here's That Rainy Day
          (J.V.Heusen-J.Burke) ・・・・・ 6:12
  10. 6-Nix-Pix-Flix
          (Gary Burton) ・・・・・ 1:06





  # 1 - 3, 7 :
  Stan Getz (ts), Astrud Gilberto (vo),
  Gary Burton (vibes), Kenny Burrell (g),
  Gene Cherico (b), Helcio Milito (ds)
  Recorded Live at "Cafe au Go Go", NYC, October 9, 1964.


  # 4, 8, 9 :
  Stan Getz (ts), Astrud Gilberto (vo:# 8 only),
  Gary Burton (vibes), Chuck Israels (b), Joe Hunt (ds),
  Recorded Live at "Cafe au Go Go", NYC, August 19, 1964.


  # 5, 6, 10 :
  Stan Getz (ts), Astrud Gilberto (vo: # 5 only),
  Gary Burton (vibes), Gene Cherico (b), Joe Hunt (ds),
  Recorded Live at "Cafe au Go Go", NYC, August 19, 1964.







 アストラッド・ジルベルト との共演は 1963 年に録音された "Getz / Gilberto" 以来.
 同じ ボサノヴァ をメインにしたアルバムですが、 "Getz / Gilberto" よりも今日のアルバムのほうが好みです.

 ただし "Getz / Gilberto" には 1 曲目の "イパネマの娘" という超強力な曲が入っており、シングルカットされたその曲は グラミー賞 まで獲得しています.
 確かにこの曲の アストラッド・ジルベルト はいいなぁ.





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 今でこそ "People Time" での演奏を好んで聴いていたりしますが、ボクにとっての スタン・ゲッツ と言えばこのアルバムになっちゃうかな.

 その昔ジャズ屋で幾度となく聴いたこのアルバムの印象をずっと引きずっていました.
 初めて スタン・ゲッツ という名を意識したのが確かこのアルバムだったと思います.

 その当時、通っていたジャズ屋ではかなりゴリゴリした演奏が比較的多く流れていたので、最初にこの演奏聴いた時には 「なんだこれっ」 でした (笑).


 ちょっとした静寂から始まる "Corcovado" の演奏.
 この曲はやっぱりこの演奏 ・・・・・ このアルバムだよねぇ.


 ただこんなボサノヴァ・チックな演奏が以前はそんなに好きじゃなかったので、このアルバムの印象を引きずったまま スタン・ゲッツ は最近までそんなには聴いていませんでした.
 当然、彼が発表しているアルバムの数に比べたらボクの持っているものは本当に少ない.






 スタン・ゲッツ の ボサノヴァ といえば "Getz / Gilberto" がまず一番に思う浮かんできます.
 ただスタートは 1962 年に吹き込まれた "Jazz Samba" から.
 残念ながらこちらのアルバムは持っていないし、あまり聴いた記憶がないので、どんな演奏かわかりません.

 それ以前は結構ブローするテナー演奏だったようですが、ボサノヴァ演奏するようになってだいぶスタイルが変わりました.


 ボサノヴァ 自体がソフトでメローでどこかアンニュイ感が漂う感じで、何かとらえどころがない感じをボクは受けています.
 だからこういった演奏のようにジャズ・テイストが混ざったものはまだ聴けますが、完全なボサノヴァはどうも苦手だなぁ.

 じつは ON ゼミ の 銀座 会場になっている Bar le sept でも年に数回 中村善郎 氏のアコースティク・ライブがあり、必ずお誘いを受けます.
 とても小さな空間でどっぷり ボサノヴァ の世界に浸れるのですが ・・・・・・・・

 そんなだからボクはまだ聴きにいったことがありません.
 次回こそ参加しようと思ってはいるんですがね ・・・・・・・






 今回から Getty Images の画像を埋め込んでみます.

 若干余白部分や 「Expand」 が気になったりしますが、これだったら堂々と埋め込みできますし、とにかくいろいろなミュージシャンの写真を拾うにはとても便利.
 マイナーなミュージシャンの写真も結構あったりしますのでありがたい.

 これらの画像は非商用なら無料で埋め込み (ここがポイント、あくまで埋め込み) 可能になっています.

 この写真もそうですが、データもしっかり記載されているのがいいですね.
 写真の大きさなど変更できないのでうまくブログの記事に合うかちょっと心配でしたが、とりあえずは同じくらいの大きさに収まっているようです.
 しばらく使いながら様子を見てみよう.

 ちなみに上の 2 枚の写真は、このアルバムが録音された 1964 年 8 月 19 日の写真です.



 今のボクの生活はとても時間がゆっくりした感じの生活なので、こういった ボサノヴァ も変にマッチしていたりします.

 たまにはこんな音楽聴きながら居眠りしていくのもいいかも






 長野県 東御市の風景 その 9 .

 今日は家から徒歩 5 分くらいの場所にある 和 (かのう) 学校記念館 です.


 どこの地域もきっとそうだったと思いますが、明治時代に 学制 が施かれ各地域で学校教育の推進が図られたようです.
 ボクの住んでいるこんな田舎の地域も同じで、その時代から勉学に力を入れていた地域と言われています.



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  (和学校記念館)

 この記念館は、明治 15 年に 和学校 として建設された建物.

 学制制定後の建物で県内に現在も残っているものは、 開智学校 (松本市) 、 中込学校 (佐久市) 、 格致学校 (坂城町) とこの記念館になります.
 開智学校などの三校が明治時代の欧米化の影響で洋風なのに対して、この 和学校 は 「心は和 (日本) 、知識は西洋 (欧米) 」という "和魂洋才" という教育理念により和洋折衷の 入母屋造り になっています.

 昭和 56 年に長野県の 県宝 に指定されています.
 普段は内部の一般公開をしていませんので、見学希望の場合は事前に教育委員会へ予約をして職員に開錠してもらう必要があります.



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 こちらは現在の和小学校.
 記念館のすぐ東側に位置しています.

 ボクもこの学校出身で、その頃は実家から約 2 km の道のりを徒歩で通学をしていました.
 ボクが通っていた頃はまだ木造の建物で、昭和 50 年代に現在の建物に新築されました.


 昔からの伝統をかなり重んじているせいか、今でもクラスの呼び方が 松・竹・梅 といった昔ながらのクラスの呼び方をしています.
 中学校は 4 つの小学校区に一つの超マンモス校で、 和小学校 出身者は中学に入ってこのクラスの呼び方でからかわれることがよくありました.
 ボクも中学で、そのことをからかわれるのが嫌だった記憶があります.

 この呼び方については以前から変えた方がいいというような意見も出ていますが、いまだにこの呼び方が続いています.
 ひょっとすると大人の都合だけでまだ同じ呼び方しているんじゃないのかなぁ ・・・・・・


 昔からこの 和小学校 の先生に来る方は選ばれた方たち ・・・・・・ というようなことが、ボクの通っていた頃もまことしやかに言われていました.
 まぁそんなことはないと思うんだけれどねぇ.



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  (和学校記念館)

 長野県 は教育県という印象が強いのですが、こういう田舎だからこそ地域で団結して教育に力をそそんでいたんでしょうね.

 今のようにとても経済的には豊かでなかった時代、地元の人たちが少しずつお金を出し合って作った学校が今もこうして残っているのはとてもいいですねぇ.


 昔小学校に通っていた頃は、そんな有難さを全く感じていませんでしたが (笑)

Captain Marvel

 台風がやって来ましたが温帯低気圧になりました、西日本などで雨がすごいようですがボクの地域は穏やかに晴れています.
 ただ、蒸し暑さがハンパありません.
 今日も日中は 35 ℃ 越えの真夏日ならぬ、猛暑日でした.

 いつの間にか、ブログのアクセス・カウンターが 120,000 超えていました.
 自分でもちょっとビックリです.
 ページ・ビュー もかなり増えていますし ・・・・・・・・ 内容をもう少しきちんとしないといかんなぁ.
 なんて暑さでボーーーッとした頭で思ったりしました (笑)




 久しぶりに衝動買いしたアルバムです.
 理由は ・・・・・・・・・ ただ、安いから (笑)
 まぁ最近になってこの人の演奏を聴く機会が増えてきたことも理由の一つですが.








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  "Captain Marvel / Stan Getz"





  1. La Fiesta ・・・・・ 8:21
  2. Five Hundred Miles High ・・・・・ 8:09
  3. Captain Marvel ・・・・・ 5:06
  4. Times Lie ・・・・・ 9:46
  5. Lush Life ・・・・・ 4:14
  6. Day Waves ・・・・・ 9:39
  7. Crystal Silence ・・・・・ 7:45
  8. Captain Marvel (Ait-tk) ・・・・・ 5:16
  9. Five Hundred Miles High (Ait-tk) ・・・・・ 9:29




  Stan Getz (ts), Chick Corea (el-p), Stanley Clarke (b),
  Tony Williams (ds), Airto Moreira (perc)
  Recorded at A&R Studios, NY, March 3, 1972.







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 ジャズシーンでは有名なサックス奏者ですので、以前から多くの演奏を聴いているはずです.
 でも、なぜかあまり好きになれなかった ・・・・・ というか、あまり一生懸命聴かなかった.
 ジャズを聴き始めた頃に聴いた "Getz/Gilberto" の演奏のインパクトが強すぎちゃって、すべての演奏があんな感じと受け止めていたからでしょうか.


 そんな スタン・ゲッツ を再認識したのが、あの "People Time" .
 あのアルバムで一気に好きなサックス奏者の一人になりました.

 そうは言っても、数多い彼のアルバムのほんの数枚程度しか持っていませんが.


 このアルバムは 6 曲目の "Lush Life" を除き、すべて チック・コリア の曲.
 イメージ的には スタン・ゲッツ と チック・コリア って合いそうもない印象をボクは受けちゃうんですが、いざ聴いてみるととても軽快な演奏で、聴き易かったりします.


 オリジナル・アルバムは 6 曲目までで、 7 曲目以降は CD 化の際に追加になったようです.
 この 7 曲目の "Crystal Silence" が透き通るような素敵な曲で、チック・コリア の代表アルバム "Return To Forever" にも入っています.

 圧巻は一曲目の "La Fiesta" でしょう.
 スパニッシュ・ビートの チック・コリア を代表する曲.
 ボクの描いている スタン・ゲッツ のクールな演奏とは違った、ホットな演奏でゴキゲンです.

 アルバム全体がフュージョン色に染まったアルバムです.




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 スタン・ゲッツ は 1927 年 2 月 2 日 ペンシルベニア州 フィラデルフィア のハーレムでユダヤ系ウクライナ人移民の家庭に生まれたとあります、決して豊かな家庭ではなかったでしょう.
 13 歳の頃、父に買ってもらったサックスで演奏を始め、その後いろいろなバンドに参加し、 1940 年代後半にはクール・ジャズを代表するテナー・サックスとして知られるようになっていたようです.

 彼のことを語る上で避けて通れないが麻薬やアルコール依存で、 1954 年には武装強盗未遂事件を起こし逮捕されています.
 たしか DV もあったんじゃなかったかなぁ.

 肝臓癌のため 1991 年 6 月 6 日 64 歳で亡くなりました.



 さてどうして今頃 "Captain Marvel" かというと、彼の安いボックスを見つけたからです.
 正確には、小川さんのブログで紹介されたボックスを知って購入しました.




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 これがそのボックスで、 "Stan Getz The Complete Columbia Albums Collection" という名前.
 入っているアルバムは、

 "Captain Marvel"
 "The Best Of Two Worlds featuring Joao Gilberto"
 "The Master"
 "Presents Jimmie Rowles with Elvin Jones, Buster Williams The Peacocks"
 "Another World"
 "Children Of The World"
 "Forest Eyes"
 "Bonus Disc"

 の 8 枚組で、価格は 2401 円 + 海外からの配達料 340 円.
 Amazon 購入ですが、この金額は購入先によってちょっとしたバラツキがあります.
 ボクが購入したのはアメリカからですが、 UK だともう少し安いかな.




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 ボックスの中は写真のような紙ジャケット.
 これは マイルス のボックスの紙ジャケットと同レベルといったところで、値段から考えると十分許容範囲かと思えちゃいます.

 ボクはたまたまこれらのアルバム持っていなかったので、超ラッキー !! 的に購入しちゃいました.
 一体 CD の価格はどこまで下がってしまうのでしょうか.




 そういえばこのアルバム・タイトルって、やっぱり DC コミック からだよねぇ ・・・・・・・・

CBS Jazz All-Stars at Montreux

 到着予定よりも 3 週間近く遅れての入荷.
 やっと手元に届きました.

 このアルバムのオリジナルは 2 枚組、ずっと前にそのアナログ盤を持っていたんだけれど、覚えているのはたった一曲のみ.
 でもその一曲は、今でもソロパートまで覚えています.





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  " Montreux Summit vol.2 "





 1. Be Cool (G.Duke) ・・・ 6:53
   Bobby Himphrey (fl), Hubert Laws (fl),
   Tys van Leer (fl), Eric Gale (g), Steve Khan (g),
   Bob James (el-p), George Duke (key), Alphonso Johnson (b),
   Billy Cobham (ds), Ralph MacDonald (perc)

 2. Two Part Invention (H.Laws-B.James) ・・・ 10:01
   Hubert Laws (fl), Bob James (p)

 3. The Moontrane (W.Shaw) ・・・ 10:00
   Woody Shaw (tp), Dexter Gordon (ts), Slide Hampton (tb),
   George Duke (el-p), Gordon Johnson (b), Billy Brooks (ds)

 4. Red Top (L.Hampton-B.Kynard) ・・・ 11:25
   Maynard Ferguson (tp), Woody Shaw (tp), Stan Getz (ts),
   Dexter Gordon (ts), Slide Hampton (tb), Hubert Laws (fl),
   Gordon Johnson (b)

 5. Kanon For Flutes (Adapted T.Van Leer) ・・・ 11:00
   Tys van Leer (fl), Bob Militello (fl), Eric Gale (g),
   Bob James (el-p), Gordon Johnson (b), Peter Erskine (ds),
   Ralph MacDonald (perc)

 6. Rites Of Darkness (S.Khan) ・・・ 9:48
   Steve Khan (g), Bob James (synth), George Duke (key),
   Alphonso Johnson (b), Billy Cobham (ds),
   Ralph MacDonald (perc)

 7. Night Crawler (B.James) ・・・ 15:38
   Stan Getz (ts), Bobby Himphrey (fl), Hubert Laws (fl),
   Eric Gale (g), Steve Khan (g), Bob James (el-p),
   Alphonso Johnson (b), Billy Cobham (ds),
   Ralph MacDonald (perc)





   Recorded at the "Montreux Festival", Switzerland, July 24, 1977.





 久しぶりに最初から聴いてみたのですが ・・・・・・・ そう言えばこんな感じの曲も入っていたような、という感じ.

 で、 7 曲目は 「これ、これっ !!」 ・・・・・・・ この "Night Crawler" が一番好きな演奏なのです.
 このアルバム、この曲一曲だけのために買ったと言っても間違いではありません.
 ちなみのこのアルバム、 Amazon のよくわからないポイントが自動的について 554 円でした.
 だから一曲だけのために購入も、結果的には 「あり」 です (笑)
 

 さて大好きなこの曲、 ボブ・ジェームス が作った曲で、1977年に発表された彼の5作目のアルバム "Heads" に収録されています.
 ところがこの "Heads" が発売されたのが1977年9月14日 ・・・・・・ こちらのライブが同年7月24日、ということはアルバムで発表される前に演奏されたことになりますね. 



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 このフェスティバルに参加した CBS Jazz All-Stars 、多分このアルバムのステージでの一コマでしょう ・・・・・・ よくこんな写真見つけられたと、我ながら感心.

 この演奏が行われた頃って、 ボブ・ジェームス はそれまでいた CTI Records から自身のレーベルTappan Zee を立ち上げる時期で、この Tappan Zee レーベルの一作目が "Heads" でした.
 ただこの "Heads" は、当初 Columbia から発売になっていたようですので、 CBS Jazz All-Stars も納得なのです.


 このアルバムは Vol.2 なので、当然のように Vol.1 がある次第で、そちらの方も2枚組 (こちらは CD 化されても 2 枚のままでした) で、演奏される曲は聴きなれたハード・バップからフュージョンまでいろいろです.
 CBS Jazz All-Stars として参加したミュージシャンたちも、一緒に演奏するにはちょっと違和感のあるようなメンバーだったりもします.
 まぁそこが、こういったフェスティバルの楽しみでもあるんですがね.




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 昔このレコードを初めて聴いた時、 "Night Crawler" の演奏に スタン・ゲッツ が入っていたことを知ってビックリした記憶があります.
 ボクの中で スタン・ゲッツ は "People Time" が最高だと思っているのですが、こういったフュージョンもそれなりにこなしてしまうところがスゴイです.
 そして、 エリック・ゲイル も.

 とにかく、何度聴いても、どんな場所で聴いても ・・・・・・・・
 この曲はとにかく、ゴキゲンなのであります.





 いつもの風景 ・・・・・・ 陽が隠れるのが早くなりました.



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 午後 4 時 30 分頃には、すでにこんな感じで山に隠れてしまいます.



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 たまたま東の空を見たら、鳥の大群が飛び立ったところ.
 空に映っているゴミのようなものが、鳥の大群ですよ.



 さて、お部屋の風景など ・・・・・・ 先日東京から持ち帰った アブソルート・ウォッカ .
 しっかり部屋のインテリアとして置いてあります.



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 今日は裏側 (・・・・って言うのかな?) をちょっと撮ってみました.
 こちらのデザインもなかなか ・・・・・・ 飾っておくにはいいですね.



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 背景の 鈴木英人 と何となくマッチしています.
 マニュアル・フォーカスで前ピンしたはずなのに、なぜか奥にピントが ・・・・・

 
 写真ではわかりませんが、額に結構なホコリが ・・・・・・・ そろそろ大掃除しないといけません.
 ポケッとしていると、すぐに新年がやってきてしまいそうです.

Gillespie's Pouches

 今日もはっきりしないお天気でした.
 部分的に晴れてはいるんですが、雲が多く、あさは雨まで降っていました.

 それでも昼辺りからは晴れて、青空も.




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 夕方の風景です ・・・・ 西日を受けてちょっとオレンジがかっています.



 もう少しお天気がはっきりすれば、山にでも気分転換に行きたいのですが、どうも天気予報は芳しくないようです.
 まぁ山は逃げないからお天気が良くなった時に登ればいいのですが、もたもたしていると梅雨に入ってしまいそうですし.

 おまけに6月いっぱいはちょっと本業が忙しくなりそうですので、今が一番いいんですがねぇ.
 そう言えば昨年最初の登山も、 6 月 8 日でした.
 今年もこのあたりになってしまうのかな.





 さて、古い演奏を聴いてみましょう.
 古いけれどとってもホットな演奏です.
 たまに聴くとほんとうにゴキゲンなんですが ・・・・・ 毎日はちょっとね.





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  " For Musicians Only / D.Gillespie, S.Stitt, S.Getz "




  1. Be-Bop
         (D.Gillespie) ・・・・ 12:46
  2. Dark Eyes
         (P.D.) ・・・・ 12:08
  3. Wee
         (Woods-Sherman-Toboas) ・・・・ 8:26
  4. Lover Come Back To Me
         (O.Hemmerstein-S.Romberg) ・・・・ 9:31 
  5. Dark Eyes
         (Alt-take) ・・・・ 9:51





  Dizzy Gillespie (tp), Sonny Stitt (as), Stan Getz (ts),
  Herb Ellis (g), John Lewis (p), Ray Brown (b), Stan Levey (ds)
  Recorded at LA, October 16, 1956.






 このあたりのビバップは、どちらかというとあまり好みとは言えず、どちらかというとハード・バップやモーダルな演奏のほうが聴く機会は圧倒的に多くなっています.
 そんな中で結構好きなのがこのアルバムを含めた Verve の数枚.

 特に "Norman Granz' Jam Session" 、 "Sonny Side Up" といったアルバムがお気に入りです.
 いずれのアルバムも、プロデューサーは Norman Granz .
 ジャムセッションの楽しさが伝わってくるようなアルバムばかりです.




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 一曲の演奏が長く、当然一人ひとりのソロも長くなっており、聴き応え十分です ・・・・・ 逆に、そのあたりが毎日聴きたいと思わないところでしょうか (笑) .
 西海岸で吹きこまれていますが、演奏はホットな ビバップ .


 有名な "Dark Eyes" 、 "Lover Come Back To Me" ともに、ゆったりしたテンポでテーマ部分が演奏されたかと思うと、一気にアップテンポでグイグイといきます.
 ハイ・トーンで吹きまくる Dizzy Gillespie はもちろんですが、ボクはやっぱり Stan Getz の演奏に注目してしまいます.
 最近 "People Time Complete Box" を好んで聴いているせいか、昔聴いた時よりもはるかに好きになっているのがわかります.
 このアルバムでも、ホットな演奏なんだけれどどこかクールな部分があったりして、そういう部分が何とも言えないんですよね.
 もう少し Stan Getz は聴いてみたいと最近思っているのですが、なかなかお小遣いのやりくりが厳しく、しばらくは CD 購入はお預けです (涙) .

 この手の演奏 (ジャム・セッションのような) では、やっぱり 活き のよさが大事です.
 そういう意味でも、 Norman Granz の作品はとびきり 活き の良さが際立っています.



 DizzyGillespie は、 1917 年 10 月 21 日 サウスカロライナ州 チェロー で生まれ、 1993 年 1 月 6 日 膵臓癌のため 75 歳で死去.
 ビバップ を築き上げた一人として、ジャズ史に刻まれています.
 演奏スタイルは、ハイ・トーンを使ってバリバリと歌い上げるスタイル.

 トランペットを吹く時に巨大に膨らむ彼の頬は特異体質によるもので、 ガレスピーズ・パウチズ (Gillespie's Pouches) という医学用語にまでなっている.




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 そう言えばその昔、このアルバムのタイトルを "Four Musicians Only" だとばかり思ってました.

 どうして 7 人もいるのに 4 人なんだ ! ・・・・・・ なんて (笑) .




 さて、今夜は早めに書きあげたのでこれから映画でも観るとします.
 7 月に廉価価格で Blu-ray が出る "エイリアン" でも久しぶりに観てみようかな ・・・・・・

とっても素敵な Hush-a-bye

 昨日山から下りてきてから、天気は下り坂.
 夕方には雨降りになってしまいました.

 今朝も雨が結構降っていたのですが、早いうちにあがり、どんよりした雲の一日 ・・・・ 夕方撮った一枚.




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 今日は録画してあった "NHK アーカイヴス 「ジャズの帝王〜マイルス・デイビス没後20年〜」 " のまだ見ていない部分を見たり ・・・・・ 結構小川さん話しているじゃないですか、ほんの数分だけの出演とか言っていたくせに (笑) .
 午後になって WOWOW でアクション映画を見たりと、珍しく TV なんかをゴロゴロしながら観てました.


 そう言えば夕方からは 東京ジャズ の特集もやっていました ・・・・・ 30 分ほど観てみましたが、なんとなくボクのイメージとは違う感じがしたので、最後までは見ず仕舞い.




 ボクはこういった会場で聴くよりも、こんなアルバムのようなところで聴くほうが絶対好きです.
 先日の "Hush !" にかけて、今夜は "Hash-a-bye" の名演を.






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  "People Time / Stan Getz & Kenny Barron"




  Disk 1 :
  1. East of the Sun (And West of the Moon)
  2. Night and Day
  3. I'm Okay
  4. Like Someone in Love
  5. Stablemates
  6. I Remember Clifford
  7. Gone With the Wind

  Disk 2 :
  1. First Song (For Ruth)
  2. There Is No Greater Love
  3. Surrey With the Fringe on Top
  4. People Time
  5. Softly, As in a Morning Sunrise
  6. Hush-A-Bye
  7. Soul Eyes




  Stan Getz (ts), Kenny Barron (p)
  Recorded live at the Cafe Mountmartre, Copenhagen,
                   March 3 - 6, 1991.







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 ほとんどのアルバム (CD) は、なにか理由があって購入しています.
 このアルバムも最近購入したので、きっと理由があるはずなんだけれど ・・・・・ どうしても思い出せません.
 正直 Stan Getz のテナーを大好きな訳ではありません ・・・・・ イメージ的に 白っぽい 感じが昔からあります.
 だから、アルバムにしてもほんの数枚程持っているだけです.
 でも聴いてみると、 白っぽい という感じがあまりないので、いつもの食わず (聴かず) 嫌いだったことがよくわかりますね.


 そんな Stan Getz のアルバム ・・・・ それも 2 枚組で、金額的にもいつも購入する CD に比べれば高いアルバムを購入するには、きっと理由があったはずなんだけれどなぁ.



 Stan Getz が亡くなるちょうど 3 カ月前に録音されたアルバムです.
 1991 年 6 月 6 日肝臓癌のため亡くなり、遺体は火葬され、遺灰はマリブ海に撒かれました
 生涯にわたり、麻薬、アルコール、そして癌との闘病というある意味ではボロボロの人生なのですが、音楽を聴いていると、そんなボロボロな部分が見えないところがすごいですね.

 特にこのアルバムは、死期の迫っている時期で、アルバムのライナー・ノーツに書かれている Kenny Barron 手記にも 「一つのソロが終わるたびに息を切らしていた」 とありますが、目を瞑って聴いている限り、そんな Stan Getz のイメージはまったく浮かんできません.




GetzBarron-JT-0610

 このアルバムのほとんどがスタンダードで、名演と呼ばれるような演奏がいくつも入っています.
 そんな中で、ボクが一番気にいったのが "Hush-a-bye" .
 少しアップテンポ気味な中で、ハードにブローする訳でもないけれど、聴いていて感情が高ぶるような気持ちになってきます.
 最初のソロの後半 ・・・・・ 好きだなぁ、こういう演奏.


 このアルバムに関しては、 "First Song" が代表的な扱いを受けています.
 もちろんいい演奏です、ひとつひとつ音を絞り出すような演奏が、当時の Stan Getz の状態を考えるとより悲しく聴こえてしまいます.


 "People Time : The Complete Recording" という 7 枚組もあります.
 この 2 枚組を聴けば聴くほど、 7 枚組の完全盤も聴いてみたくなります.
 聴いてみたいと思う曲も、たっぷり入っています.
 ジャケット・デザインやセットとしての作りはかなり悪そうですが、きっとそんなこと無視できるくらいな内容のようです.
 こういったデュオ演奏って、どちらかというとあまり好きではなかったのですが、このアルバムはすごい.



 HMV を覗いてみたら ・・・・・・ 輸入盤 CD どれでも 4 点で 40 % オフ !
 なんというタイミングでしょう、ちょうど欲しかった CD が数点ありましたので ・・・・・・・・・

 一応 Amazon と比較して ・・・・・ Click しておきましたっ.

Getz / Gilberto + 超「粗品」 Gets !

 木曜日 ・・・・・
 明日は金曜日だけれど午後から休みを取って、長期休暇突入!!
 2 月 7 日までお休みです ・・・・・・ リフレッシュ、リフレッシュ.
 明日からは東京で、土・日はいつもの講習会.
 でも今回はオプションが盛りだくさん・・・・・・くふふっ.


 まず明日は友人と会食 ・・・・・ 昨年末「熱発」で会えなかった友人と、コラーゲンたっぷりの水炊きでも食べにいこうと.
 土曜日の夜はいつもだったらインストラクターのみんなで 銀座 へゴー、なのですが今回は単独で 銀座 へ.
 小川隆夫 氏の 「ONGAKUゼミナール」 聴講のためです.
 まぁ今回の東京行の目玉でもありますので、お付き合いのほうは二次会からでも合流しようと.
 そして日曜日の夜は、一人でゆっくり映画でも ・・・・・ 予定は "アバター 3D" ですが、ひょっとすると "ラブリーボーン" になるかも.
 ・・・・ 場合によっては "Dr.パルナサスの鏡" になってしまうかも.
 行き当たりばったりなので、どうなることやら.






getz01






   " Getz / Gilberto "





  1. The Girl From Ipanema
  2. Doralice
  3. P'ra Machucar Meu Coracao
  4. Desafinado
  5. Corcovado
  6. So Danco Samba
  7. O Grande Amor
  8. Vivo Sonhando





  Stan Getz(ts), Joao Gilberto(g.vo), Antonio Carlos(p),
  Tommy Williams(b), Milton Banana(per), Astrud Gilberto(vo)
  Recorded on March 18 & 19, 1963.





getz01-2

 いつになく柔らかーなアルバムかけています.
 どうして持っているのか不思議になるくらい、甘ーい感じがプンプン.
 でも超有名なアルバムでもあります.
 あまり聴かないアルバムではありますが、今夜は珍しく・・・・・それにはちょっとした訳が.




 実は今日、家に帰ってみると一通の封書が・・・・
 表には "inter FM" の文字が書いてあります.
 これって、ひょっとすると、プレゼント ????
 逸る気持ちを抑えながら (すみません、かなり誇張しました)、中を見ると ・・・・ 超 「粗品」 です (笑).
 でも、ちょっとうれしくなくような 超「粗品」 です (大事なので二度書いてしまいました).

 これがその・・・・超「粗品」!




Jazzcon001


Jazzcon002

 確かに 「粗品」 なんですが、なにかいい感じです.
 実はこれって Inter-FM で 1 月から放送された "Jazz Conversation" にちなんだアーティスト当てクイズの景品 ・・・・・・ ではなく 「粗品」 .

 でも ・・・・ ボクなんか貰っていいんでしょうか?
 だってボクは Inter-FM を聴けません ・・・・
 電波がボクの家まで届きません ・・・・


 同封のメッセージには 「いつも "InterFM DESSO presents Jazz Conversation" をご愛顧頂きましてありがとうございます。」 なんて書いてあります、思いっきり皮肉にも聞こえてしまいそう.
 それにこういうものって、小川氏を信仰している人たちにとっては、ほんとうに欲しい 「粗品」 かも ・・・・・・・.


 ボクが小川氏を知ったのはほんの数か月前、これだけでもジャズ聴いているなんて偉そうなこと言えないような気がします.
 きっと Blue Note を崇拝して止まないファンの方々にとっては、神のような方かもしれません.
 よく見ると封書のあて名書きもなんとなくご本人が書いたようにも思えます ・・・・.
 きっと小川教の信者の方でしたら、神棚に奉るくらい値打のある 「粗品」 かも知れません.
 だってたった 2 名だけに贈られる 「粗品」 ですので.
 そういった価値あるものが、その価値観をよくわからないボクなようなものに届いてしまうということが、何か人生の不条理さを物語ってるようで、哲学的でもあります.

 ということで、とりあえず嬉しいというのが結語です.


 そんなお礼もこめて、今夜はこのアルバムを聴いています.
 このアルバムは小川氏の人生を変えたアルバム (決して大げさではなく ・・・) のようです.
 この話も第一回の放送で流れたようですが、当然聴くことはできませんでした、無念.
 ボクの人生にはまったく関係ないアルバムですが、今夜はそんな小川氏の人生をどう変えたのかと妄想を脹らましながら聴いてみます.


 今夜は先日届いた "This Is It" をゆっくり見ようかと思っていたのですが、このプレゼントの出現で大幅に予定が変わってしまいました.

 リピート再生しているアルバムから、今夜 4 回目の "イパネマの娘" が流れています.
 土曜日はこのくらい甘いストリングスの演奏の数々を、小川氏の語りとともに聴きにいってきます ・・・・ 語りが甘いのかはまったくもって不明.
 ただ偏屈で人見知りだからきっとサインなんか貰わずに、ひっそりと店を後にしているかもね.



 超「粗品」のお返しに 「粗品」 でも持っていこうかな ・・・・・ 

For Musicians Only

 新型インフルエンザ感染が、静かに拡大しているようです.
 ボクはすでに新型ワクチンは接種したのですが、今日我が家にもその魔の手がのびてきました.

 軽井沢で仕事している娘が新型に患ってしまい、 4 日間家で療養になり帰ってきました.
 熱は 38 ℃台、咳が少しでています.
 ただ、食事もとれますし、動けないということもないようです.
 とりあえずは、一晩様子を見てみようと思っています.

 が、問題は一緒に我々 ・・・・ 濃厚接触者です!!
 一応、ボクは明日お休みもらい、連休中は家で引きこもり生活です.


 月曜日、カーナビを新しく更新しました.
 まず、テレビ画像がきれいで驚き、走行中もほとんど乱れないできれいに見ることができます.
 さすが地デジ!!!

 それとどうしても必要だった HDD ・・・・・ 1 枚書き込むのに約 7 - 8 分かかりますが、やっぱりいいです.
 ハード・ロック中心に 15 枚くらい入れたのですが、 40 GB あるとかなりほおりこむことできるので、いろいろなジャンルを入れるつもりです.
 ジャズは iPod 接続して聴くことできますし ・・・・・・・・
 これで長距離移動がまた楽しくなりました.



gillespie01


  "For Musicians Only / Dizzy Gillespie, Stan Getz, Sonny Stitt"


 今日の話題とまったく関係ありません.
 数少ない verve レーベルです、有名なジャズ・レーベルなのになぜかボクはあまり持っていませんし、過去にもあまりなかったなー.
 そういう意味では Blue Note や Prestige なんかとは、イメージ的にだいぶ違います.


 Gillespie はハード・バップの代表的トランペッターですが、ボクは Donald Byrd,Freddie Hubbard, Lee Morgan などのほうが好きです.
 これも、やっぱり Blue Note というブランドが大きな影響を与えていることは間違いありませんね.
 ただ verve の、このアルバムと "Sonny Side Up" は、昔もよく聴いて、アナログ盤も持っていました.

 そういえば "Norman Granz Jam Session" も持っていてよく聴いた記憶があるのですが、演奏の記憶がまったくない.
 HMV で捜していると来年 1,100 円で発売されるようです ・・・・・・ verve 期間限定で 50 タイトル.
 ジャズ・アルバムは 1,500 円が標準的なアルバムの値段になりつつありますね ・・・・・・・ とてもいいことです.

 また話が・・・・・・・・


 "Dark Eyes" がいいですね、やっぱり.
 Gillespie のソロに Herb Elis のギターが絡み、メランコリックなテーマから、一気にホットな演奏にかわっていくあたりがいいなー.


 ということで、アルバムの感想はいつも通りさらりと・・・・・・
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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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