先週の金曜日は職場の歓送迎会.
 今年は予想していたよりも多くの異動者があったので、半分近くがお客様でした.

 異動してまだ 4 週間ほどですが、久しぶりに見る顔はとても懐かしかったりもします.
 おかげで会話も弾み、予定よりも長い宴会になってしまいました.


 ボクは今週末 東京 だったので、宴会の途中で失礼し、最終の新幹線で 東京 .
 先に歓送迎会の予定が入っていたら調整したのですが、後で決まったので ・・・・・・ 涙.
 最後に最終電車に乗ったのって、いつだったっけかなぁ.

 深夜の東京はまだまだ人で溢れてはいましたが、かなり冷え込んで寒い夜でした.  




 久しぶりに購入したアルバムが金曜日に届きました.
 キャンペーンがらみで購入した 3 枚の中の 1 枚です.







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   " Stan Getz Plays "





  1. Stella By Starlight
     (N.Washington-V.Young) ・・・ 2:43
  2. Time On My Hands
     (V.Youmans-H.Adamson-M.Gordon) ・・・ 2:56
  3. 'Tis Autumn
     (H.Nemo) ・・・ 3:13
  4. The Way You Look Tonight
     (D.Fields-J.kern) ・・・ 3:02
  5. Lover Come Back To Me
     (S.Romberg-O.Hammerstein ll) ・・・ 2:55
  6. Body And Soul
     (E.Heyman-R.Sour-F.Eyton-J.Green) ・・・ 3:14
  7. Stars Fell On Alabama
     (M.Parish-F.Perkins) ・・・ 3:22
  8. You Turned The Tables On Me
     (S.D.Mitchell-L.Aiter) ・・・ 2:56
  9. Thanks For The Memory
     (R.Rainger-L.Robin) ・・・ 3:18
  10. Hymn Of The Orient
     (G.Gryce) ・・・ 2:54
  11. These Foolish Things (Remind Me Of You)
     (J.Strachey-H.Link-H.Marvell) ・・・ 3:21
  12. How Deep Is The Ocean
     (I.Berlin) ・・・ 2:50





  Stan Getz (ts), Jimmy Raney (g), Duke Jordan (p),
  Bill Crow (b), Frank Isola (ds)
  Recorded at NY, December 12 & 29, 1952.






 スタンダード曲を中心にした、 スタン・ゲッツ 初期の一枚です.
 昔このジャケットのことが スイング・ジャーナル の別冊で取り上げられていました ・・・・・ たしか "幻の名盤" 云々といった特集号だったと思いますが.




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 このアルバム・ジャケット、子どもと一緒のほのぼのとした雰囲気の写真のように見えるけれど、スタン・ゲッツ の目線は手元のタバコにいっており、どうも心ここに在らずという感じ ・・・・・・・
 スタン・ゲッツ というと、多くのジャズ・ミュージシャン同様にアルコール依存や薬物中毒でも有名なので、そんなことでこのジャケットも話題になってしまったのいでしょうか.

 ボクの購入した CD のジャケットは、上の写真のようにまったく文字が入っていない物ですが、中には文字も加えられているものもあるようです.
 他のミュージシャンのアルバムの中にも、文字が入っていない写真だけのアルバムって結構ありますが、やっぱり文字が入っているほうがボクは落ち着きます.


 収録されている曲目も同様で、オリジナルは 11 曲目までですが、このアルバムは 1 曲追加の 12 曲、さらに違うアルバムでは 16 曲入りもあります.


 有名なスタンダードが中心になっていますので、ルーキーの皆さんでもすんなり聴くことができるはずです.
 スタン・ゲッツ のソロが中心で、 1 曲ごとの演奏が非常に短いので、ちょっとコアな人には物足りなさもあるかもしれませんが、演奏はとてもいい演奏ですね ・・・・・・ だからこそ、もう少し聴きたいと思うのかな.




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 左から Jimmy Raney , Charles Mingus , Thil Brown , Stan Getz 、1952 年 "Birdland" での写真です.


 遺作となった "People Time" が、ボクにとっては スタンゲッツ の最高アルバム.
 で、このアルバムから少しずつ遡るように有名なアルバムを捜しては聴いています.

 昔もそこそこアルバムを持っていたのですが、俗に言う クール・ジャズ という感じをいつの間にか敬遠するようになっていたので、正直あまり聴いていなかったなぁ.
 例外的によく聴いていたのが "For Musicians Only" .

 ようやく最近になり、いろいろ聴き始めた次第.



 さてこのアルバム、スタンダード ・・・・・ それも有名な曲がゴロゴロ入っていますが、中でもボクが好きな曲が "These Foolish Things" .
 この曲はいいよねぇ、大好き.
 多くのミュージシャンが演奏していますが、中でも好きなのは Ella が歌っているの.
 
 このアルバムの演奏もゆったりとしたリズムの中で淡々と.
 こういう演奏を聴いていると、ピアノ・ソロも聴いてみたいと思ってしまうのですが、このアルバムの主役は スタン・ゲッツ なので.




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 たまたま見つけた写真ですが、中央にいる黒人が セロニアス・モンク 、その後ろで何か読んでいるのが、このアルバムでドラムをたたいている フランク・アイソラ ・・・・・・・ だと思います.

 アイソラ と言えば、ボクは エド・マクベイン の " 87 分署" シリーズを想い浮かべてしまいますが、そちらの アイソラ は Isora でした.


 前にも書いたように、曲のすべてが 3 分程度の短い演奏で、スタン・ゲッツ以外のソロがないのがちょっと残念.
 特にギターやピアノのソロは聴きたかった.

 それでも十分楽しめる、素敵なアルバムでした.






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 さて、東京 ・・・・・・

 京橋 での いつもの講習会 の昼食時、必ず行くのがこのお店、中国料理店 "園林閣" .
 講習会場のビルからほんの 1 ・ 2 分という距離.

 もう何年も前から、昼食時このお店を利用しているのですが、最近になって 「ここって、結構うまいんじゃないか ・・・・」 と感じるようになってきました.
 家族経営のような感じで、店内では片言の日本語ですが厨房では中国語 ・・・・・ というか、はっきりとは何語かわからないけれど、日本語でないことだけは確か (笑)


 ボクらは昼食時しか行かないので、 5 ・ 6 種類のランチメニューからいつも選んでいます.
 価格は 600 円から 800 円くらい.

 お店はビルの間にちょこんとある感じ.
 おしゃれなお店ではありません.
 ブルーカラー御用達と言ったほうが似合いそうな感じ.
 メニューは豊富で、定食のライスもかなりのボリューム.
 一応麺類もありますが、ボクはここの麺類はパス ・・・・・ ちょっと麺がボクの口に合わない.
 どちらかというと炒め物等の定食が好きです. 

 麻婆豆腐は独特な香料の香りがするので好き嫌いがあるかもしれませんね.


 グルナビ などでも検索でヒットしました.
 あまり高い評価はありませんが、このお店はそれなりに安くたくさん食べることを目的にするのがいいかと思います.
 たまたま 京橋 という場所にあるだけですから、その周りにある高級料理店などと一緒にしては可哀そうなのです.
 
 気取らずに入れるお店です.



 そういえば、交差点の向こうにある 東京スクェア・ガーデン も一部オープンしていました.
 地下鉄駅も開設されていましたし、今度ゆっくり行ってみようかな.