急に寒くなってきました ・・・・・ と言っても、もうすでに 11 月.
 紅葉も真っ盛りなのですが、なんとなく紅葉ってもう少し早い時期じゃなかったかと思っています.


 今朝は今年一番の冷え込みだったようです ・・・・・・・・
 が、お休みだったので 8 時頃までベッドの中、ダルダルな生活していると季節の変わり目さえ分からなくなってしまいます.


 少し前に購入したアルバム.
 リリカルな、透き通るようなヴァイブの音色が冷え切った空気に染みていきます.
 早くなった夕暮れを見ながら聴くにはピッタリでしょうか.





Hukui001








  " Sunrise ・ Sunset / 福井五十雄 "





  1. 7 th Avenue Sunrise
           (I.Fukui) ・・・・・ 8:49
  2. Happy Walk
           (I.Fukui) ・・・・・ 6:39
  3. Lady T
           (H.Ichikawa) ・・・・・ 5:51
  4. Don't Explain
           (B.Holiday-A.Herzog) ・・・・・ 7:11
  5. 7 th Avenue Sunset
           (I.Fukui) ・・・・・ 7:26
  6. Eary Summer
           (H.Ichikawa) ・・・・・ 6:53





  松石和宏 (vib), 横内章次 (g: # 2, 4, 6), 市川秀男 (p: # 1, 5, 6),
  福井五十雄 (b.cello: # 2 & 5), 小原哲次郎 (ds)
  Recorded at EPCURUS Studio, Shibuya, October 18 & 20, 1976.  







 TBM (スリー・ブラインド・マイス) 復刻シリーズ第四期 7 枚の中の一枚です.
 全部買いたいところですが、 Blu-spec CD でありあまり多くの販売が見込まれないせいか販売価格はちょっとお高めでした.
 なので最低限の購入ということでこの中から一枚選んだのがこのアルバムでした.
 第四期のアルバムは次の通り、

  MIDNIGHT SUGAR / 山本剛
  ACTIVE VOLCANO / 原信夫
  AIR / 今村祐司
  SUNRISE SUNSET / 福井五十雄
  PHYSICAL STRUCTURE / ジョージ大塚
  BLOW UP / 鈴木勲
  YELLOW CARCASS IN THE BLUE / 笠井紀美子

 笠井紀美子 にしようか考えましたが、結局まだ聴いたことのなかったこのアルバム.


 完全にジャケットやバンドの編成だけで選びました.
 決め手となったのはビブラフォン (ヴァイブ) が入っていたこと.
 何となくこんな感じかなぁと思いながらも、この時期って結構モーダルだったりフリーキーな演奏も TBM に多く残されていたのでひょっとすると危険かなぁ ・・・・・ なんていう期待と不安の入り混じった購入.

 今までのほとんどのアルバムが、過去に聴いたことのあるようなアルバムだったので、まったくわからないアルバム購入というワクワク感を久しぶりに感じちゃいました.




Fukui Isoo 001

 昔の写真が全く見つからなかったので、ライナーノーツから.


 リーダーは一応 福井五十雄 になっているものの、グループとしてのサウンドを求めたアルバムということがライナーノーツに書かれていましたが、ボクのこのアルバムを聴いた印象もまったくその通りという印象.
 何となく、ベースのリーダーアルバムという感じがしなかったんです.
 ライナーノーツを読んでみてなるほどでした.


 このアルバムは、スタンダードが一曲、他は 福井五十雄 と 市川秀男 のオリジナルで構成されています.
 これらのオリジナルがとても素敵な曲で、演奏もとてもいい.

 アップテンポの一曲目 "7 th Avenue Sunrise" は、ヴァイブが独特なグルーブ感を出しスピーディに駆け抜けていきます.
 ピアノはちょっとフリーキーな旋律でのソロ.
 3 曲目のベースソロに入る前あたりも、フリーキーな感じ出まくりでボクはこんな感じがちょっと苦手なのですが、スローテンポの後半の数曲などを聴くと、ヴァイブとの相性がとてもいいなぁと思えちゃう.


 2 曲目も同じく軽快な演奏で、ここではギターが加わりベースがチェロに変わりますが、ここでもヴァイブが際立っています.
 まるで 松石和宏 のリーダー・アルバムといってもおかしいとは思わないでしょうね.




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 5 曲目は 1 曲目と対になる曲.
 1 曲目はボクの印象はどちらかというと明るい日差しの昼間の街ですが、こちらの曲は夕闇せまる街の中を一人で闊歩していくような雰囲気の曲です.



 いいなぁ、こういう演奏.
 これがジャズだよなぁ.
 変に小難しくなくて、軽快で、リリシズムも漂ったりしていて ・・・・・・・・

 このアルバム、期待以上でした.







 さて、金曜日から いつもの講習会 の出張コースで県の南まで.
 今回は違う用事もあったので、そちらの方がメインだったりしました.

 金曜日は本当にきれいな青空が広がり、絶好のドライブ日和.
 遠くの山々はすでに白く雪景色、確実に冬が近づいています.


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 おトイレ・タイムで立ち寄った 駒ヶ根 SA から遠くの 南アルプス を.
 目的地が次の IC なので別に寄らなくてもよかったんだけれど、あまりに天気がいいので寄り道.


 ただ、日曜日の 飯田市 は雨 ・・・・・・・ まぁ、いつもの講習会中は外に出ないので天気なんてまったく関係ないのですが (笑)
 帰りも途中まで雨と霧.
 高速道路も途中途中で 50 km/h 規制、慌ててもろくなことないのでゆっくり帰ってきました.




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 いつもどおりのらーめんです.

 ホテルから歩いて数分のところにある "蒼空" 飯田店.
 これまたよく行く 伊那市 にも同じお店がありますが、本店は 伊那市 のほうみたいです.

 写真は 味玉つけめん .
 最近コッテリ系がほとんどだったのですが、久しぶりの超さっぱり系でした.
 見た目、麺が少なく見えましたが食べてみると普通の量くらいしっかりありました.
 もう少し濃い目が好みですが、食べ終わった後のスープ割はとても美味しくいただけました.



 行く場所こそ違えども、基本的行動はまったく同じなのであります.