Thad_Jones

Motor City Scene

  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 11 月です、ここ数日は朝夕の冷え込みこそ強くなってきましたが、穏やかな好天の日が続いてます.
 今年も残すところあと二か月.

 ちらほらと忘年会のお誘いもやってくるようになりました.




0R9A2883
● 11/1 7:45 電柱のある風景 ●

 今日は夕方から 東京 で姪っ子の結婚式.

 この機会にヨドバシカメラに寄ってフォトコンテストの写真を出してきます.
 撮影会の後の懇親会では 10 枚くらい出そうかなぁ、なんて話ましたが結局は 4 枚 + 1 枚.
 今回は初めての A3 印刷
 そして初めて職場の方にも見ていただき反応チェック ・・・・・ 見てもらったというより、無理やり見させた感も強いんですがね (笑)




0R9A287900-2

 地方だと撮影会に行くのはもちろん、 A3 サイズでの応募も結構大変なのです (笑)

 前回のリベンジできればいいのですが ・・・・・・・




  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 今日はどんなアルバムを書こうか過去のデータを探っていたら、 Facebook でこのアルバムのことがアップされていたので選んでみました.
 結構地味なアルバムですが、どことなくほんわかした演奏です.






JonesT001







  "Motor City Scene / Thad Jones "






  1. Like Old Times ・・・・ 8:09

  2. Minor On Top ・・・・ 8:43

  3. Let's Play One ・・・・ 9:27

  4. No Refill ・・・・ 5:39

   (All compositions by Thad Jones)





  Thad Jones (cor.flh), Billy Mitchell (ts),
  Al Grey (tb), Tommy Flanagan (p),
  Paul Chambers (b), Elvin Jones (ds)

  Recorded on October 24 & 31, 1959.





JonesT001-2

 ジャケットの裏写真をアップしていますが、この写真のリストと、ボクの書いたリストの曲名が違っています.


 【11/4 修正・追記】
 実はこれって、アルバム制作の段階でアルバムの曲順や曲名を間違え、そのまま販売され、 CD 化になった際もそのままになっていたようです.
 つい最近になって tamae さんの Facebook にそんな記事がアップされていました.


 この話については tamae さんが トミー・フラナガン 本人から直接聞いたお話しでいろいろな裏話もあったようですが ・・・・・ ここではカット.

 上のリストは CD の演奏順を正しい曲名に修正してありますが、これだけでも 2 曲の曲名が違っています.

 まぁ曲名を間違えるのはほかでも結構ありますが、大きな問題は曲順が違っていること.
 いつかこのブログにも書いた記憶がありますが、曲順ってアルバム構成の上でとても大事で、特に一曲目にどんな曲持ってくるかでそのアルバムの方向のようなものが見えてきます.

 にも拘らず、このアルバムは サド・ジョーンズ の考えていた曲順ではなくなっています.


 正しくは

 1. Let’s Play One 
 2. No Refil 
 3. Like Old Times
 4. Minor on Top 



 そう、 A 面と B 面が入違っているんです.

 とてもややこしくて頭がこんがらがってしまいそうですね.
 ボクは 1 曲目が "Like Old Times" でも、ほんわかした感じがあって、それはそれでもいいかなぁなんて思って聴いていましたがね.

 ジャズアルバムでは似たようなことが結構あるので、聴く側としては別に驚きもしませんが、演奏したメンバーにとっては自身の考えとは全然違ったものが形になってしまうので、なんだかなぁ ・・・・ って感じでしょうね.   【ここまで修正・追記】




Byrd 001

 アルバムタイトルだけを聞くと、上のイラストの写真のアルバムを連想する人がジャズファンでは多いかもしれません.
 もちろん今日のアルバムとは全く別物.

 ただ今日のアルバムも下のアルバムも、デトロイト出身のミュージシャンをフューチャーしている点では一緒です.
 モーター・シティ という名前は、 アメリカ では ミシガン州 デトロイト のことを指しています.

 ジャズの世界ではこんな感じで同郷のミュージシャンたちでアルバム作って、タイトルに地名を入れたりすることが結構あります.

 サド・ジョーンズ が Blue Note に吹き込んだ "Detroit - New York Junction (BLP-1513)" もあり、 ビリー・ミッチェル と トミー・フラナガン はそちらのアルバムでも共演していました.




Thad Jones 0037

 サド・ジョーンズ はどこかほんわかした雰囲気を持っており、当時のハードバップのトランぺッターたちに比べるとちょっと地味目な印象はありますが、好きな奏者の一人です.
 後年の サド & メル での都会的なアンサンブルももちろん好きですが、こういうアルバムでの演奏もいい.


 2010 年に国内で初 CD 化されたこのアルバムは、彼のアルバムの中でもちょっと地味目な印象を持ったアルバムかもしれませんが、聴いてみるとなかなかどうして.


 もちろん トミー・フラナガン らのリズム・セクションの演奏も.
 



  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 10 月から仕事がフルタイムになったこともあり、ブログの更新も少ないし、映画鑑賞もぐっと減ってしまいました.
 こればかりは仕方ないかな、働けるうちに少しは働かないとねぇ ・・・・




  オリエント急行殺人事件
  ロッキー
  黙秘
  クリスティーン
  ダークタワー
  バーティカル・リミット
  68キル
  ブラッド・リベンジ
  ダーク・シャドウ



 実は他にも何本か観たのですが、つまらなくて途中挫折が何本も.

 一連の S・キング 作品も数回観ていますが、まずまずおもしろい.
 "ダーク・シャドウ" はその時代の音楽が好きで、特に出だしの "Nights In White Satin / Moody Blues" がとてもいいんだけれど、映画としては ・・・・

 思いのほか楽しめたのが "68 キル"


 どれにしようかなぁ ・・・・・・





1fe0ccd588b79a90

 リアルタイムで観ました.
 当時は結構楽しめましたが、さすがに今になって観てみるとクサさが鼻につきますし、有りえねぇ・・・部分が多いですね.

 そうは言っても、 1977 年の アカデミー賞 で 10 部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、編集賞の 3 部門を受賞しただけはありますので、映画としては面白いと思います.


 あの有名なテーマ曲を含め、映画の中で流れる音楽も好きでした.
 ただあんなに続編ができるとは思ってもいませんでした.




Rocky006

 有名な フィラデルフィア美術館 前のシーン.

 今では美術館前に ロッキー の銅像まで立っているようです.
 もともと アメリカ 国内でもトップクラスの規模を持つ美術館でしたが、あの映画でさらに有名になったといっても過言ではないので、これくらいありかな.


 でもどうせだったら、トランクス姿ではなく、上の写真の小汚いスエットの姿で作ってほしかったなぁ ・・・・




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

The Magnificent Thad Jones, Volume 3

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 暑いですねぇ、雨が降っても湿度が ・・・・・
 こんな時こそ ほっと一息 ・・・・・・・・・ アイスで.



21

 先日 腐女子 からお土産でいただいたウーロン茶のティーパック.
 商品名がなんと "東方美人 (Oriental Beauty)" ・・・・・・・ 推測するに 腐女子 の願望がきっと買わせたのでしょうか.


 超偏食者のボクにとってはどうせ微妙な味だろうから、好みじゃなかったら職場の若い連中に飲ませてしまおうと思い職場に.
 それでも一杯くらいはと飲んでみると、最初の一口はなんか紅茶みたいな微妙な味 ・・・・・・・・・

 と思ったのですが、さらに飲んでみると何気に口に合う (笑)

 ホットでもいいですし、あとから氷をドカッと入れてアイスでも OK .
 なので若い連中には内緒にして、一人で飲んでいるのであります.


 このステキなデザインの缶は、前も書いたように印刷した紙が巻き付けてあるだけ.
 これがねぇ ・・・・・・・ 減点なんだな.

 写真のマグ・カップはずっと前に他の部下から頂いた ハワイ のお土産.



Starbucks tea

 このウーロン茶日本でも買えるのかと スタバ のホームぺージ見てみましたが、ウーロン茶の販売はありませんでした.


 たまにはこういうお茶もいいなぁ ・・・・・・ と職場の窓から外を眺めているのであります.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 前回の John Jenkins と同時購入したアルバム.
 このアルバムも随分探していました.

 このあたりのアルバムって 5 年くらい待てればきっと再販されるかもしれませんが、お子ちゃまですので待てずに買っちゃいました (笑)




1546






  " The Magnificent Thad Jones, Volume 3 "





  1. Slipped Again
          (Thad Jones) ・・・・・ 6:18
  2. Ill Wind
          (H.Arlen-T.Koehler) ・・・・・ 7:02
  3. Thadrack
          (Thad Jones) ・・・・・ 5:41
  4. Let's
          (Thad Jones) ・・・・・ 8:43
  5. I've Got A Crush On You
          (G.Gershwin-I.Gershwin) ・・・・・ 7:35






  # 1 - 4 :
  Thad Jones (tp), Benny Powell (tb), 
  Gigi Gryce (as), Tommy Flanagan (p), 
  George Duvivier (b), Elvin Jones (ds)
  Recorded at RVG Studio, New Jersey, February 3, 1957.

  # 5 :
  Thad Jones (tp), Billy Mitchell (ts), Barry Harris (p),
  Percy Heath (b), Max Roach (ds)
  Recorded at RVG Studio, New Jersey, July 14, 1956.






 Blue Note で 3 枚目となる サド・ジョーンズ のリーダー・アルバム BLP-1546 .
 Blue Note に吹き込んだリーダー・アルバムは 3 枚だけ.
 3 枚目ということで "vol. 3" とアルバム・タイトルが付けられてはいますが、 "The Magnificent, Vol. 2" はありません.
 このあたりは結構大雑把ですねぇ、ボクなんかはこういうの結構気にしちゃうので.




1546-2

 ミディアム・テンポでちょっと面白いアレンジの "Slipped Again" から、このアルバムは始まります.
 このアルバムの演奏は、全体的にジャケット写真のようなどことなくホンワカした感じ.



 サド・ジョーンズ の演奏って高音域を血管切れそうなくらい吹くという感じじゃなくって、中音域を中心とした "ほんわか" とした演奏じゃないかな.
 曲のテンポもミディアムな感じの演奏が多いように思います.

 最近ハード・バップに疲れ気味のボクにはピッタリな感じです.


 2 曲目のスタンダード曲 "Ill Wind" .
 この演奏はいいですね、何とも言えないリリカルな雰囲気.
 こういった演奏の伴奏に トミー・フラナガン がピッタリ噛み合っちゃいます.


 5 曲目は前作の "The Magnificent Thad Jones" に収録されなかった演奏です.
 そのためこの曲だけ録音月日とメンバーが違っています.




thad-jones-005

 サド・ジョーンズ は 1923 年 3 月 28 日 ミシガン州 ポンティアック 生まれでお兄さんがピアニストの ハンク・ジョーンズ 、弟がドラマーの エルヴィン・ジョーンズ というビッグ・ネームの 3 兄弟.
 これはもう有名すぎるので、ジャズ聴く人はきっとみんな知っているかな.
 1986 年 8 月 21 日癌のため死去、 63 歳でした.

 1950 年代から カウント・ベイシー 楽団のトランぺッターとして人気
 1965 年にはドラマーの メル・ルイス と共に "サドメル (The Thad Jones / Mel Lewis Orchestra)" を結成、ボクはこの サドメル の都会的なテイスト溢れる演奏が大好きです.



thad-jones-002
 アルバム・ジャケットのオリジナル写真.

 このアルバムで結構気になっていたのが ジジ・グライス の演奏.
 ジジ・グライス の演奏や特に曲作りは、最近好きになっているのでこのアルバムでもすごく興味があるところでした.

 ただこのアルバム、全体的にヴォリューム不足.
 1 曲目のソロもみんな短めですし、全体で 4 曲しかないのでもう少し聴きたいなぁとどうしても思ってしまいます.


 4 曲目の "Let's" でようやく聴き応えのある演奏になりますが、やっぱり全体的には物足りなさが.
 最近のアルバムは全体の演奏時間が60分超えなんて当たり前だから、それを比べちゃうとどうしてもねぇ.



 でもまぁ、それも含めて ほんわか というアルバムです.
 手に入っただけで、十分満足のアルバムなのです (笑)



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今回このアルバムのことを書こうと写真を探していたら、以前書き忘れていた写真を見つけました.

 それが下の写真.




great-day-in-harlem002
great-day-in-harlem003

1 Hilton Jefferson 2 Benny Golson 3 Art Farmer 4 Wilbur Ware 5 Art Blakey 6 Chubby Jackson 7 Johnny Griffin 8 Dickie Wells 9 Buck Clayton 10 Taft Jordan 11 Zutty Singleton 12 Red Allen 13 Tyree Glenn 14 Miff Molo 15 Sonny Greer 16 Jay C. Higginbotham 17 Jimmy Jones 18 Charles Mingus 19 Jo Jones 20 Gene Krupa 21 Max Kaminsky 22 George Wettling 23 Bud Freeman 24 Pee Wee Russell 25 Ernie Wilkins 26 Buster Bailey 27 Osie Johnson 28 Gigi Gryce 29 Hank Jones 30 Eddie Locke 31 Horace Silver 32 Luckey Roberts 33 Maxine Sullivan 34 Jimmy Rushing 35 Joe Thomas 36 Scoville Browne 37 Stuff Smith 38 Bill Crump 39 Coleman Hawkins 40 Rudy Powell 41 Oscar Pettiford 42 Sahib Shihab 43 Marian McPartland 44 Sonny Rollins 45 Lawrence Brown 46 Mary Lou Williams 47 Emmett Berry 48 Thelonius Monk 49 Vic Dickenson 50 Milt Hinton 51 Lester Young 52 Rex Stewart 53 J.C. Heard 54 Gerry Mulligan 55 Roy Eldgridge 56 Dizzy Gillespie 57 Count Basie


 この写真は 1958 年の夏に Art Kane が ハーレム で撮ったジャズミュージシャンたちの集合写真で "A Great Day in Harlem" というタイトルがついています.
 撮影場所は ニューヨーク の ハーレム 126 ストリート ( 5 番通りとマジソン通りの間) .
 撮影したのは、 雑誌 "エスクァイア" で働いていたフリーランス写真家の Art Kane .


 "The Esquire Magazine (January 1959)" 掲載され有名になりました.
 当時の有名、そして無名のジャズ・ミュージシャン 57 名が一枚に収められています.

 実はこの ジジ・グライス の隣 (向かって左側) にもう一人写っていたようです.
 それはピアニストの Willie "The Lion" Smith .
 他の写真には彼がしゃがんでいるところが写っていました.



scarlett-002

 ちなみに エスクァイア 誌 (Esquire) は、 1933 年に アメリカ で創刊された世界初の男性誌で、ファッションよりもカルチャー・ライフスタイル関連の情報に強いのが特徴である、ということです.
 日本版 エスクァイア も 1987 年に創刊されましたが 2007 年に休刊になりました.
 日本ではファッションのほうが受けるということなのでしょうか ・・・・・



 この写真が映画の中で重要な意味を持っていたのが、 "ターミナル"
 この映画の記事を書いた時に、この写真のことも一緒に書こうと思ったまま忘れてました (汗)


 ストーリーの核心部がこの写真でした.
 内容は映画を観てのお楽しみですので、いつものようにナイショ.


 さらにこの写真を題材にしたドキュメンタリー映画もあり、 1994 年の アカデミー長編ドキュメンタリー映画賞 にもノミネートされました.
 DVD も発売されていますので、機会があったら観てみようかな.



 ということで、今回もいろいろあっちへ行ったりの記事になってしまいました.

 それにしても、今夜も蒸し暑いのです.




  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Detroit - New York Junction

  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 今日の午後はいつもの休日出勤の代休.
 休日出勤の代休が当たり前のようになっていてあまりよろしくはないのですが.


 雨の中いろいろ用事を済ませ スタバ で一休みしながらブログの下書きです.



DSC_071402

 微妙に用事も早く終わったので スタバ で休んだ後は TOHO シネマズ .
 今日は 1 日 (ファースト・ディ) ですので、 1,100 円で鑑賞できちゃいました.

 何を観たかは ・・・・・・・・・ あまりにもマニアックなので内緒です.






 さて、 東京 に行く時は必ずと言っていいほど新幹線を利用しているので、昨日の事件にはビックリ.

 最初、ニュースで煙が発生して車両が停止したという映像を観ても、てっきり何かの関係でちょっと煙が出ただけだろうな、なんて気楽にニュースを観ていたら ・・・・・・・・・・・


 心肺停止が 2 名、負傷者が何人も ・・・・・・・・
 さらには液体をかけて火を点けた ・・・・・・・・
 焼身自殺を図った ・・・・・・・・



 ただただ唖然とするばかりなのです.



DSC_043301

 大体が、新幹線の中で火災が発生するなんて思ってもいません.
 ましてやこういった可燃物を持ち込んで自殺しようとする人がいるなんて ・・・・・・・

 この車両に乗り合わせけがをした人はもちろんですが、運休などによって一体どれだけの人が迷惑を被ったんだろう.


 本当に迷惑な話だなぁ.
 巻き添えで亡くなった方までいます ・・・・・・・・

 不条理極まりない、絶対に許せないです.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・



 気分をちょっと変えて、久しぶりの Blue Note .
 このアルバム、派手さはないんだけれどじっくり聴けるアルバム.
 おまけにジャケットもステキなのです.





1513






  " Detroit - New York Junction / Thad Jones "





  1. Blue Room
         (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・・ 6:45
  2. Tariff
         (Thad Jones) ・・・・・ 5:30
  3. Little Girl Blue
         (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・・ 2:48
  4. Scratch
         (Thad Jones) ・・・・・ 10:28
  5. Zec
         (Thad Jones) ・・・・・ 8:46




  Thad Jones (tp), Billy Mitchell (ts),
  Tommy Flanagan (p), Kenny Burrell (g),
  Oscar Pettiford (b), Shadow Wilson (ds)
  Recorded at Audio-Video Studios, NYC, March 13, 1956.









 ジャケット写真はボクの持っている輸入盤のジャケットなので、アルバムの番号がスゴイ番号になっています.
 このアルバム番号は BLP-1513 .




1513-2

 5 曲中 3 曲は サド・ジョーンズ の曲で、残り 2 曲はあの ロジャース & ハート の有名なスタンダード曲.
 その 1 曲が "Little Girl Blue" !!

 ただ、書籍によっては、この "Little Girl Blue" を除く 4 曲が サド・ジョーンズ のオリジナルと書いてあるものがいくつかありました.
 "Blue Room" は ロジャース & ハート の曲もあるので、同名の違う曲なのかはちょっと不明なのです.
 

 以前も この曲のことは書きましたが、この曲はとてもステキな曲です.

 でも歌詞の内容はとても明るい歌とは言いかねちゃいます.




   そこに座って数えてみなさい
   自分に降りかかる雨のしずく
   もう気づくべきなんだ
   自分にできるのは雨のしずくを数えることくらいだと
   不幸な少女に降りかかる雨のしずく
      ・・・・・・・・・・・・・・・




 いかにも ロレンツ・ハート の詩といった感じ.
 ハッピーエンドで終わらない歌詞は同世代の アイラ・ガーシュイン と比較されます.
 そして ハート 自身の人生もハッピーエンドとは言えないものかもしれません.


 このアルバムでは、この曲だけトランペット・ギター・ベースだけの演奏.



billyMitchell001

 サド・ジョーンズ の ブルーノート と言えば、 "April In Paris" の演奏で有名な "The Magnificent Thad Jones (BLP-1527)" を思い出す方が多いでしょう.
 だからこのアルバムはちょっと通好みなのかもしれません.

 ハードバップやファンキー花盛りの頃の録音にしては、アルバム全体が独特の淡々とした演奏なのです.
 こういった演奏を物足りないと思うかどうかで好き嫌いが出てしまいそうですね.



 ボクが サド・ジョーンズ を聴き始めたのは サド & メル のビッグバンドでの演奏が好きになり、その後一連の ブルーノート 作品を聴くようになりました.


 このアルバムはそんな彼の ブルーノート 初レコーディング作品です.
 彼の出身は デトロイト 、脇を固めるメンバー Billy Mitchell 、 Tommy Flanagan 、 Kenny Burrell も デトロイト で活動していたミュージシャンたち.
 こういった同じ地域出身のミュージシャンが集まって作ったアルバムも、捜してみるといろいろあります.
 当然このアルバム・タイトルもそんなところから.



flanagan003

 ちなみに サド・ジョーンズ は初期のブルーノートに 3 枚のリーダー・アルバムを残しています.
 その中の一枚 "The Magnificent Thad Jones, Vol.3 (BLP-1546)" がなかなか手に入らなくて ・・・・・・
 今だにどんな演奏なのかわかりません.
 きっと他の 2 枚同様にマイペースな演奏になっているんじゃないかな、なんて思っているんですがドラムスが実弟の エルヴィン・ジョーンズ なだけにねぇ.
 そして ジジ・グライス が一緒というのもとても気になります.


 このアルバム、共演者の演奏も派手さはないけれどとてもいい.
 トミー・フラナガン もとてもイカした演奏しています.


 ちょっと地味だけれど、ホンワカしたジャズの世界に浸れるアルバムなのです.



  ・ ・ ・ ・ ・ ・




 28 日の日曜日はとても素敵な空が朝から広がっていました.
 朝起きてベッドから見えた空がもうヤバイくらい 青い !!

 6 月 28 日 7:13
28 007
  (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/500sec f/8 ISO-100)



 さらに夕方も、この微妙な雲がなんとも言えないなぁ.

 6 月 28 日 17:56
28 030
  (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/320sec f/8 ISO-100)



 そして最後はこんな感じ、こういう空見ていると飽きないなぁ.


 6 月 28 日 19:08
28 050
  (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/80sec f/10 ISO-100)





 さて 7 月です、一年の折り返し.
 先月観た映画は ・・・・・・・・・・・・


  理想の結婚 、 下妻物語 、 ノーカントリー 、
  スティーヴン・キング ファミリー・シークレット 、
  キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー 、
  ターミナル 、 エリア 52 、 メラニーは行く ! 、 ポンペイ 、
  アンディフィーテッド 栄光の勝利 、 聖職の碑 、
  インファナル・アフェア lll 、 チェ 28 歳の革命 、
  グランド・ブダペスト・ホテル 、 猿の惑星:新世紀 、
  マッドマックス 怒りのデス・ロード 、 ケープタウン 、
  チャイルド 44 森に消えた子供たち 、
  クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち
  

 以上 19 本で、 WOWOW オンデマンド での鑑賞が増えています.
 そんな中で一番は ・・・・・・・・・・



grand-budapest-hotel008

 やっぱりこれかな.
 いろいろな発見が今回もありましたし、いろいろな意味で楽しめる映画です.


  
 これで 1 月からの本数は 127 本.
 目標の 300 本はやっぱり厳しいので、修正して 250 本にしようかな (笑)



  ・ ・ ・ ・ ・ ・

Featuring Ruth Brown

 レコーディング・データなどを書きあげたところで インターネット・エクスプローラ がフリーズ.
 いつもは書きかけのファイルとして残っているのですが、こういう日に限ってなんにも残っていない.
 最初から書き直しです (涙)



 それにしても暖かな一日でした.
 昨日病院で診察でした、徐々に回復してはいるもののまだまだ大人しくしていないといけません.
 が、季節はもうすぐ 4 月です.

 来年度は移動が決定していますので、ゆっくり休んでもいられません.
 車の運転も少しずつ.
 まだ硬性コルセットを着装していますが、昨日の受診でもう少し柔らかいものもいただいてきました.
 ただ 「できるだけ硬いものを付けていてください」 とキツく注意されました.

 そうは言っても車の運転は硬いコルセットだとちょっと大変なので、通勤時は柔らかいものを着装しようかと思っています.



 今日も サド・メル .
 と言っても入院中届いたものではなく、前に買ってあったアルバムです.






Thad&Mel004






  " The Big Band Sound Of Thad Jones & Mel Lewis
             Featuring Ruth Brown "





  1. Yes Sir, That's My Baby
        (W.Donaldson-G.Kahn) ・・・・ 3:39
  2. Trouble in Mind
        (R.M.Jones.) ・・・・ 4:10
  3. Sonny Boy
        (R.Henderson-B.De Sylva-L.Brown) ・・・・ 3:37
  4. Bye Bye Blackbird
        (R.Henderson-M.Dixon) ・・・・ 2:35
  5. I'm Gonna Move To The Outskirts Of Town
        (W.Weldon) ・・・・ 4:19
  6. Black Coffee
        (S.Burke-P.F.Webster) ・・・・ 4:31
  7. Be Anything (but Be Mine)
        (I.Gordon) ・・・・ 5:46
  8. You Won't Let Me Go
        (W.B.Johnson) ・・・・ 4:23
  9. Fine Brown Frame
        (G.Cartiero-J.M.Williams) ・・・・ 3:15




  Ruth Brown (vo),
  Thad Jones (flhn), Snooky Young (tp), Bill Berry (tp),
  Jimmy Nottingham (tp), Richard Williams (tp),
  Danny Moore (tp), Garnett Brown (tb), Cliff Heather (tb),
  Jimmy Cleveland (tb), Jimmy Knepper (tb), 
  Jerry Dodgion (as), Jerome Richardson (as), 
  Eddie Daniels (ts), Seldon Powell (ts), Pepper Adams (b-s),
  Roland Hanna (p), Richard Davis (b), Mel Lewis (ds)
  Recorded at Hollywood, June – July, 1968.






 実はこのアルバムは手に入れることができませんでした.
 ボクが手に入れたアルバムは、いつものようによくわからないメーカー ( BGO Records ) から出ている、アルバム何枚かをまとめた CD .
 オリジナルにこだわる方にはこのアルバムはクソみたいなものでしょうが、 "Presenting" と この "Featuring Ruth Brown" はこの CD でしか聴けないのでそれなりの価値はあるようにボクは思います.
 この CD は今でも Amazon で購入できそうです.




Thad&Mel005

 これがその CD で、 Solid State レーベルから発表された初期のアルバム 3 枚が、 2 枚の CD になっています.
 一応 Re-mastered という表記がありますが、よくわかりません.
 ライナーノーツは結構ボリュームもあり、アルバム発売当時のライナーノーツがしっかり書きこまれています.

 肝心の音は、オリジナルの音がわからないのでこんなものかという感じ.
 決して悪いという意味ではないですよ.


 でも収められている三枚のアルバムの演奏はとてもいいので、細かいことは言わないでじっくり聴くのがよろしいかと.
 "Live at the Village Vanguard" なんて、単品でも持っているんだけどね.
 何度聴いても気分良くなれちゃうから、この 2 枚目の CD が "Live at the Village Vanguard" の 4 曲目 "Don't Git Sassy" から始まっても全然気にしない (笑)
 



Ruth Brown001

 ジャズのスタンダードとして有名な "Bye Bye Blackbird" や "Black Coffee" を歌っていますが、彼女はジャズ・シンガーと言うよりも ソウル や R&B を歌っていたシンガーのようです.

 よく "・・・・の女王" や "キング・オブ・○○" なんていうニックネームを聞きますが、彼女は "Queen of R&B" と呼ばれていました.
 ちなみに Ella Fitzgerald は "First Lady of Song" 、
       Benny Goodman は "King of Swing" 、
       Frank Sinatra は "Chairman of the Board" 、
       Dinah Washington は "Queen of the Blues" ・・・・・・ なんて.


 Ruth Brown は 1928 年 1 月 12 日 バージニア州 Portsmouth 生まれのシンガー.
 2006 年 11 月 17 日、 ネバダ州 Henderson で 心血管系病変のため 78 歳で亡くなりました.

 1993年 ロックンロールの殿堂 (The Rock and Roll Hall of Fame) 入りを果たしていますから、ボクの持っている DVD にも出ているかも.
 
 まぁこのくらい有名な人ですので、本国ではきっとかなりの人気あったのでしょうね.


 たしかにジャズのアルバムです.
 サド・メル の演奏にしたって、本当にゴキゲンな演奏です.
 そんなゴキゲンなバックを従えて、これまたゴキゲンに歌いまくっています.
 ただ、ところどころ R&B だったり、俗に言う ソウル・ミュージック だったりしますが、このアルバム聴いていて楽しいアルバムです.


 やっぱり サド・メル のシャープでスタイリッシュなアンサンブルはボクのツボですね.






DSC_0162

 今日のお天気は快晴.
 遠くの 蓼科山 は、春霞のせいかはっきりは見えませんでした.


 とにかく暖かくて、車を走らせるととても気持ちいい.
 タイヤも換えなくちゃいけないんだけれど、とてもそんな作業できない状態なので、いっそのこと今年の冬まで履き潰してしまうつもりです.



 明日は少しばかり新しい職場にお引越しの作業.
 今日も机の中とか整理に職場に行ったのですが、いらないものがたくさん出てきました.
 この機会にどんどん捨ててしまわないとね.
 重いものは持てないので、小箱をいくつも用意しての引越し準備です.

 怪我をしてみると、本当に元気が一番だと思いますね.

Consummation

 退院して 1 週間です.
 まだ硬いコルセットを着装しているので、何かと生活の不便さがあります.
 特につらいのが、痒み.
 入院中もそうでしたが、ずっと着けていると自然と汗が出てくるので、それが蒸れる感じで痒みが出ます.
 まぁ、昼の間はそんなに気になりませんが、夜になると痒みが徐々に強くなります.


 明日は退院後初めての外来受診です.
 レントゲン撮影したあとの受診、そこでコルセットがもう少し柔らかいものになればいいのですが.




 さて 3 月も残すところ 1 週間を切ってしまいました.
 まだ療養休暇中のボクは、例年のような年度末の独特な慌ただしさをまったく感じてないのですが、そうは言っても 4 月から異動になるので、微妙に精神的な焦りを感じていたりします.



DSC_0160

 そう言えば 4 月からちょっと上に昇任もしてしまいます.
 幾度となく書いているように、上昇志向が欠如しているボクにとってはあまり喜ばしいことでもありませんが、決まった以上はその立場で一生懸命仕事するしかありません.


 いつもの講習会 の仲間からはたくさんの 「おめでとう」 メッセージいただいたものの ・・・・・・・・
 当面は いつもの講習会 の方もお休みです.

 素直にバンザイしていないボクがそこにいたりします (笑)



 こちらはバンザイしたくなるような演奏.
 入院中に届いたアルバムの中の一枚です.






 


4346





  " Consummation / Thad Jones - Mel Lewis "





  1. Dedication ・・・・・ 5:12

  2. It Only Happens Every Time ・・・・・ 3:05

  3. Tiptoe ・・・・・ 6:37

  4. A Child Is Born ・・・・・ 4:07

  5. Us ・・・・・ 3:35

  6. Ahunk, Ahunk ・・・・・ 7:55

  7. Fingers ・・・・・ 10:35

  8. Consummation ・・・・・ 5:10

    (All Compositions by Thad Jones)




  # 1& 8 :
  (flhn.arr): Thad Jones, 
  (tp): Danny Moore, Al Porcino, Marvin Stamm, Snooky Young, 
  (tb): Eddie Bert, Jimmy Knepper, Benny Powell,
  (b-tb): Cliff Heather, (tuba): Howard Johnson,
  (frhn): Dick Berg, Jim Buffington, Earl Chapin, Julius Watkins,
  (as): Jerry Dodgion, Jerome Richardson,
  (ts): Eddie Daniels, Billy Harper, (b-s): Richie Kamuca,
  (p.el-p): Roland Hanna, (b.el-b): Richard Davis,
  (ds): Mel Lewis
  Recorded at A&R Recording Studio, NYC, January 20, 1970.

  # 2 & 3:
  (flhn.arr): Thad Jones, 
  (tp): Danny Moore, Al Porcino, Marvin Stamm, Snooky Young, 
  (tb): Eddie Bert, Jimmy Knepper, Benny Powell,
  (b-tb): Cliff Heather, (as): Jerry Dodgion, Jerome Richardson,
  (ts): Eddie Daniels, Billy Harper, (b-s): Richie Kamuca,
  (p.el-p): Roland Hanna, (b.el-b): Richard Davis,
  (ds): Mel Lewis
  Recorded at A&R Recording Studio, NYC, January 21, 1970.

  # 7 :
  (flhn.arr): Thad Jones, 
  (tp): Danny Moore, Al Porcino, Marvin Stamm, Snooky Young, 
  (tb): Eddie Bert, Jimmy Knepper, Benny Powell,
  (b-tb): Cliff Heather, (tuba): Howard Johnson,
  (frhn): Dick Berg, Jim Buffington, Earl Chapin, Julius Watkins,
  (as): Jerry Dodgion, Jerome Richardson,
  (ts): Eddie Daniels, Billy Harper, (b-s): Joe Farrell,
  (p.el-p): Roland Hanna, (b.el-b): Richard Davis,
  (ds): Mel Lewis
  Recorded at A&R Recording Studio, NYC, January 28, 1970.

  # 4 - 6 :
  (flhn.arr): Thad Jones, 
  (tp): Danny Moore, Al Porcino, Marvin Stamm, Snooky Young, 
  (tb): Eddie Bert, Jimmy Knepper, Benny Powell,
  (b-tb): Cliff Heather, (tuba): Howard Johnson,
  (frhn): Dick Berg, Jim Buffington, Earl Chapin, Julius Watkins,
  (as): Jerry Dodgion, Jerome Richardson,
  (ts): Eddie Daniels, Billy Harper, (b-s): Pepper Adams,
  (g:# 5 & 6): David Spinozza, (p.el-p): Roland Hanna, 
  (b.el-b): Richard Davis, (ds): Mel Lewis
  Recorded at A&R Recording Studio, NYC, May 25, 1970.






4346-2

 このアルバムも今では Blue Note レーベルの一枚として ・・・・・・ 4346 番としてラインナップに加わっていますが、ボクはこのあたりのアルバムが Blue Note と紹介されているのにはちょっとした違和感を感じてしまいます.

 このアルバムにしても、元々は Solid State というレーベルから発売になったアルバム.
 だから、どうも Blue Note のアルバムというところが引っ掛かるんですねぇ (笑)



 この通称 "サド・メル" 楽団のアルバムで一番聴いたのが "Live At The Village Vanguard" .
 その演奏と今日の演奏は、雰囲気的にちょっと違うような感じを受けます.
 "Live At The Village Vanguard" はライブ録音ということもあり、演奏からもその熱気が伝わってきます.
 このバンドの代表的な一枚でもあります.

 それに対して "Consummation" の方は、グッと都会的な演奏というのかな.
 でも独特のグルーブ感 ・・・・・・ ホーン・アンサンブルは相変わらずゴキゲンです.


 一曲目の "Dedication" でも、抒情的な出だしから一気にホーンが加わりスピーディな演奏になっていく辺りは、もういかにも "サド・メル" なのです.
 こういうグルーブ感はやっぱりビッグバンドならではですね.
 



ThadJones0012


Mel Lewis002

 このアルバムで有名な曲が 4 曲目の "A Child Is Born" .
 とてもすてきな曲です.


 この "サド・メル" オーケストラは 1965 年に結成され、 1978 年に サド・ジョーンズ が退団、その後は メル・ルイス・オーケストラ として活動、 1990 年に メル・ルイス が死去した後は The Vanguard Jazz Orchestra と名前を変えました.
 このオーケストラ、とにかくメンバーが豪華絢爛.
 このアルバムでも、 Billy Harper , Joe Farrell , Richie Kamuca , Roland Hanna , Richard Davis ・・・・・
 ため息の出るような人ばかりですね.

 
 1960 年代 Solid State に録音したアルバムをもう少し聴きたいのですが、この時代のアルバムってかなり絶版状態.
 もう少し聴いてみたいんだけれどなぁ.




 最初の写真の通り、今日は春の雨.
 明日も午前中は雨の予想です.


 それでも気温はグッと上がり、めっきり春らしくなってきました.


 けがの方も完治できれば、気分も春らしくなるんですがねぇ ・・・・・・
 こちらはまだ、春遠からじ

Central Park North

 昨日のブログで、またまたボクのイケていけないところが露呈してしまいました.
 それは、素敵な女性の名前を覚えるのが苦手ということ.
 以前もブログに書いたけれど、どうもこういったことが苦手です.
 土曜日の ONGAKU ゼミナール スタッフの女性をどうも覚えられません(汗).
 t_gomez さんと tomorin さんは、完璧に覚えていました ・・・ でも 3 回目ぐらいでようやく覚えたので、偉そうなこと言えませんが.
 今回、自信を持っての yurico さんでしたが ・・・・・・


 どうして素敵な女性の名前を覚えることができないのかというと、冴えない中年オヤジですので、素敵な女性の顔を正面から見ることができません.
 ガラにもなく、シャイです.
 だから、素敵になればなるほど、名前を覚えられないということで ・・・・・ フォローになっているでしょうか.


 junjunjun♪ さん、yurico さん大変失礼しました.
 5 回目は、きっと大丈夫だと思います.
 次回も、とってもチープなお土産持っていきますので、許してください.



 昨日はいい天気だったのに、どうもこれから一週間くらい天気が悪そうです.
 山々の紅葉もそろそろだというのに ・・・・・・.
 そういえば、セントラル・パークも紅葉で赤く染まるようですね.






JonesT003






  "Central Park North"





  1. Town Away Zone
  2. Quietude
  3. Jive Samba
  4. The Groove Merchant
  5. Big Dipper
  6. Central Park North





  Thad Jones=Mel Lewis Jazz Orchestra:
  Thad Jones(flh), Snooky Young(tp), Jimmy Nottingham(tp),
  Richard Williams(tp), Danny Moore(tp), Eddie Bert(tb),
  Jimmy Knepper(tb), Benny Powell(tb), Cliff Heather(tb),
  Jerome Richardson(ss.as.fl), Joe Temperley(bs,b-cl),
  Eddie Daniels(ts.cl), Joe Farrell(ts.cl), Jerry Dodgion(as.cl),
  Roland Hanna(p), Barry Galbraith(g), Sam Brown(g),
  Richard Davis(b), Mel Lewis(ds)

  # 3.6:   Recorded on June 17, 1969.
  # 1.2.4.5: Recorded on June 18, 1969.







 正直言いますと 999 円だったので買ったアルバムです.
 ずっと前に聴いたことはありましたが、それ以来購入することもなく.
 999 円をきっかけに、購入してみました ・・・・・・・・・ がっ、




Thad&Mel003

 これがいいんですね.
 こんなにいいアルバムだったっけ?? と首を傾げてしまうほどです.

 最近、ジャズを聴いている割にはその良し悪しが区別できないでいます.
 特にヴォーカルに至っては、聴くものみんな良く聴こえてしまう傾向があるので、とても違いがわかりません.
 ビッグバンドもあまり聴かないこともあり、ほとんど違いがわかりませんが、このアルバムはアンサンブルとソロの掛け合いが、とっても都会的センスにあふれていていいですね.
 切れのいい演奏は、ボクは大好きです.
 一曲目のテナーの演奏の部分だけでも、ウキウキしてしまいます.


 以前アナログ盤で、"モンタレーのニューハード/宮間利之とニューハード" を持っており、この中の "振袖は泣く" が好きだったんですが、サドメル を聴いていたら、なぜか一曲目の "ドナリー" が聴きたくなってしまいました.
 でもボクの手元にある CD は違うアルバムがただ一枚のみ.
 モンタレーから帰ったばかりの 1974 年 9 月 27 日に録音された "New Herd"(TBM) だけです.

 今夜はこのアルバムもちょっと聴き比べてみましょうか.




 きっと違いは良くわからないと思いますが、素敵な演奏であることは間違いありません.
 田舎で聴く、都会のジャズもなかなかいいものです. 
● プロフィール ●

la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

● Link ●
● 記事検索 ●
● PV Access ●
  • 累計:

● Photo Gallery ●
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
  • だんだん秋の気配
● お願い ●
•このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することはしないでください. コメントはすぐに反映されない場合がありますのでご承知ください.
  • ライブドアブログ