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 久しぶりに ・・・・・・・・・ 大人買い !!

 まぁここ最近欲しいアルバムもなかったし ・・・・・・

 ということで ウェス・モンゴメリー 以来の購入は廉価版のまとめ買い.

 思いっきり、 ジュリー・ロンドン がいっぱいなのです.


 ジュリー・ロンドン の CD は、よくわからないメーカーのインポート盤がかなりの廉価で出てはいますがそれらはどうも買う気にならない (間違えて購入したアルバムが何枚か ・・・・・ 涙).
 他に何枚かのアルバムを一緒にしたものもあるけれど、どうせだったら一枚ずつ欲しいというコレクターっぽい欲望もあったり ・・・・ ちなみに今回購入したアルバムの中にも、すでにペアリングされて持っていたものもあったりします.

 そんなんで、なかなか クリック しようと思うアルバムがなく、さらに数年前に国内販売されたアルバムはオークションでも結構な価格付けられているしねぇ.


 こういう機会を逃すとヤバいので頑張っちゃいました.




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 ここでほんの小さな問題が発生.


 一度にこんなに買ってしまうと、部屋の棚に収めるのがちょっとばかり一苦労なのです.

 ロックの CD なども含めると、いつの間にか 2,000 枚を超えていたので、棚もほとんどいっぱい.
 これからスペースをどうやって作ろうか ・・・・・

 写真のようにプラケースではなくビニールケースを使っているので、通常の約 1/3 手ほどの厚みではありますが、さすがに 8 枚もの厚さになるとねぇ.


 もう買うな、ってことなんでしょうね.




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 そんな大人買いの中から一枚.

 アルバムの雰囲気は、ぶっちゃけ夢と希望の四月っぽくない感じなんです.
 
 ・・・・・・ でもアルバムの最後はちょっと希望に溢れてもいるようですが.





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  " London By Night / Julie London "





  1. Well, Sir
         (B.Troup-J.Lehmann) ・・・・・ 3:08
  2. That's for Me
         (R.Rodgers-O.Hammerstein II) ・・・・・ 2:25
  3. Mad About the Boy
         (Noel Coward) ・・・・・ 2:11
  4. In the Middle of a Kiss
         (Sam Coslow) ・・・・・ 2:18
  5. Just the Way I Am
         (Bobby Troup) ・・・・・ 2:42
  6. My Man's Gone Now
         (G.Gershwin-I.Gershwin-D.Heyward) ・・・・・ 3:48
  7. Something I Dreamed Last Night
         (S.Fain-J.Yellen-H.Magidson) ・・・・・ 2:34
  8. Pousse Cafe
         (E.Hagen-H.Spencer―W.F.Stewart) ・・・・・ 2:52
  9. Nobody's Heart
         (R.Rodgers-L.Hart) ・・・・・ 2:18
  10. The Exciting Life
         (E.Hagen-H.Spencer) ・・・・・ 2:30
  11. That Old Feeling
         (S.Fain-L.Brown) ・・・・・ 2:27
  12. Cloudy Morning
         (M.Fisher-J.McCarthy Jr.) ・・・・・ 2:14





  Julie London (vo), Pete King (arr),
  Howard Roberts (g), Al Viola (g), Red Callender (b),
  Felix Slatkin (vln), Eleanor Slatkin (cello)
    ( アメリカ 版 Wiki からの引用ですので違っていたらごめんなさい)
  Recorded at Liberty Studios, Hollywood, 1958.







  Liberty Records で発売された 8 枚目のアルバム.
 カタログ番号は LRP-3105 でモノラル録音盤、その後 LST-7105 のステレオ版もリリースされました.
 今回購入した CD はジャケット写真の通りモノラル録音.

 同じく 1958 に発売された "About the Blues" とカップリングされて CD 化もされています.






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 ジャケット写真が、世の殿方の購入意欲をそそるようなツボを突いてます.
 特に ジュリー・ロンドン のような女優兼のような場合は、あの当時まずはジャケット的な部分があるんだろうか.
 "Swing Me an Old Song" のアルバムジャケットなんて、まんま男の気持ち表したような写真ですし (笑)


 歌のほうも甘いですね.
 クリス・コナー は同じハスキー・ヴォイスでもクリアで自分の意志をしっかり持った感じがします.
 最初っからあなたのような男には全く興味ないわよ ・・・・・・ って感じ.

 それに対して ジュリー・ロンドン のほうは耳元で囁くような歌い方.
 甘く囁きながら最後の最後でサヨナラって感じだな (笑)



 ライナーノーツの 津下佳子 さんいわく 「ぬめり気」

 ・・・・・・・ なるほど、すごい表現してますね (笑)


 ちなみにこのシリーズの日本語ライナーノーツは 津下佳子 さんが書かれています.
 普段あまりライナーノーツ読まないんだけれど、これはしっかり読まないといかんですね.
 Facebook を通じいろいろな質問しても、とても丁寧に返答いただいていますし. 




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 アレンジは完全にジャズというよりは、ジャズっぽく、さらにポピュラー的でもあったりって感じです.
 演奏される曲はスタンダード中心で、よく聴く曲もチラホラ.
 この後彼女の生涯の伴侶となる Bobby Troup の曲も入っています.

 アレンジは Pete King で演奏は彼のオーケストラ.
 この時代っぽいアレンジでしょうか、曲はヴォーカル中心ですので全曲 3 分前後.


 普段はほとんど歌詞に注目しないので、聴いていて雰囲気的に失恋の曲ばかりとか感じていました.
 今回ライナーノーツしっかり読んだら、アルバムに一つのストーリー性を持たせてあることがわかりました.
 改めて歌詞を見てみると ・・・・・・・ なるほど.


 前述のように最後は昔のアメリカ映画のようなハッピーエンドになるのでしょうか.




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 2 曲目の "That's for Me" は 1945 年の映画 "State Fair" の挿入歌.
 この映画ではあの有名な "It Might as Well Be Spring" が 2 曲目に歌われています.
 この曲のメロディは映画のいたるところで聴くことができ、映画のメインともいえる曲.


 そしてその後に歌われるのが "That's for Me" .
 映画では Vivian Blaine がステージでヴァースから歌っています.

 この映画は リチャード・ロジャーズ と オスカー・ハマースタイン が唯一音楽を担当した映画.
 ロジャーズ & ハート の黄金コンビでしたが、 1943 年に ロレンツ・ハート はひっそりとこの世を去っています.



 しばらくは ジュリー・ロンドン の甘いヴォーカルの世界に浸るといたします.




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 今日もとても暖かな一日でした.

 何と今日は昼食をごちそうになりました.
 どうせだったらステーキが食べたいかなって ・・・・・・・・・ ということでステーキのチェーン店で会食.




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 150 g でしたが、これだったら 300 g でよかったかな.

 昼の時間を少しずらしたんだけれど満席.
 春休みなので家族連れも多いですね.

 久しぶりのステーキ ・・・・・・ ごちそうさまでした !!






 さて来週はもう四月.

 SNS でも、全国各地から桜の写真がアップされています.


 いよいよ四月からお仕事開始.
 と言っても、週三日間だけの勤務で、当然お給料もかなり安いんですがいろいろやりたいこともたくさんあるのでこのくらいのペースがちょうど合っているのかもしれません.
 内容的には今までの仕事に関連してはいるものの、わからないことばかり.

 こちらものんびりペースで務められればいいのですが ・・・・・・




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 まだ勤める前というのに、今朝は歓送迎会の日程確認電話が立て続けに二本も ・・・・・・


 普段はお堅くフットワークが重いと批判されがちですが、なんか微妙にこういった段取りのフットワークは軽い職場なのです (笑)




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