The_Look_of_Love

The Look of Love

 暖かくなったり、寒くなったり ・・・・・・・ 晴れたり、曇ったり
 三寒四温 ・・・・・・・ 春はすぐそこまでやってきているのでしょうか.


 今日も日差しはポカポカ、でも外に出てみるとまだまだ冷たい風が吹いています.
 小難しい音楽はやめておいて、軽い曲でもかけながらボケ〜〜〜ッと過ごすのがいいです.



 少し前に HMV の "輸入盤 Blue Note 600 円キャンペーン" で見つけたアルバムです.
 こういったキャンペーン見てもめぼしいアルバムはほとんど持っているので、自然とよくわからないようなアルバムにまで手を伸ばしてしまいます.

 この人も名前は過去に聞いたことがあるように思うんだけれど、声なんかは全く分からない.
 まぁ 600 円だったらハズレてもいいかな、と購入でした. 






Oosterhuis001






   " The Look of Love / Trijntje Oosterhuis "





  1. Do You Know the Way to San Jose ・・・・・ 3:13
  2. The Look of Love ・・・・・ 4:34
  3. A House Is Not a Home ・・・・・ 3:54
  4. I Say a Little Prayer ・・・・・ 2:50
  5. Waiting For Charlie (To Come Home) ・・・・・ 4:25
  6. I'll Never Fall in Love Again ・・・・・ 3:07
  7. Falling out of Love ・・・・・ 4:11
  8. Walk On By ・・・・・ 3:09
  9. Alfie ・・・・・ 4:35
  10. Anyone Who Had a Heart ・・・・・ 5:27
  11. This House Is Empty Now ・・・・・ 5:13
  12. (They Long to Be) Close to You ・・・・・ 3:46
  13. The Windows of the World ・・・・・ 4:44
  14. That's What Friends Are For ・・・・・ 3:50




  Trijntje Oosterhuis (vo), Vince Mendoza (arr),
  The Metropole Orchestra






 レーベルが Blue Note ・・・・・
 ジャケット写真がこれっ ・・・・・
 価格が 600 円 ・・・・・

 買うしかないでしょ.



 ほとんどジャケ買い状態で購入してみました.
 Click した後で、少し調べてみたらこの歌手もかなり有名な方で、このアルバムもかなり売れたアルバムのようです.
 ただ、サブ・タイトルに "Burt Bacharach Songbook" と書かれています.
 かなりポピュラー色の強そうなアルバムなので、もう一枚 "Strange Fruit" も購入.
 そちらの方はかなりジャジーなライブ・アルバムのようですから.




trijntje001

 とにかくこのアルバム、ジャケットが素敵です.
 いかにも往年の Blue Note という雰囲気満点 ・・・・・・ ジャケット・デザインだけで評価するとすれば、ボクの中ではベスト 10 に入ってしまいそうなくらい、いい感じ.
 日本版のアルバムにはもう一曲ボーナス・トラックが入っているようですが、ボクのアルバムは輸入盤ですので全 14 曲.

 アルバムは予想していた通り、ポピュラー色がかなり強く、純粋に Blue Note のジャズ・アルバムとは言い難いかもしれません.
 まぁ、最近ではどこまでをモダン・ジャズと言うのかなんて境界線もはっきりしませんし、そんなことを言うこと自体がナンセンスと言うくらいいろいろなジャンルの音楽が混ざり合っています.

 逆に、こういうのも Blue Note なんだよね ・・・・・ って聴くのがいいのかもしれません.


 最近、 ジャズ・ヴォーカル のアルバムを多く購入するようになりましたが、今だにどういうのがうまいというのかピンときません.
 だから直感だけを頼りに ・・・・・ 声が好み、スイング感、全体の雰囲気、見た目 (笑) などで.

 そんな直感的な聴き方からすると、ちょっと物足りないかなぁ ・・・・・・ ポピュラー色が強すぎるかなぁ、なんて感じてしまいますが、



 アルバム・タイトル "The Look of Love" ですが、どうしても同じような女性ヴォーカル Diana Krall と比較してしまいます.
 Diana のほうは、ゾクゾクくるような独特の声の低さがなんとも男心をくすぐりますが、 トレインチャ のほうはもう少しさっぱりした清涼感があります.
 どちらが好みかと聞かれれば ・・・・・・・ ボクはやっぱり Diana のほうが好きです (笑) .

 まぁこれは比較するからこうなるのですが、単にこのアルバムを聴く分には、これはこれで十分魅力的なアルバムでもあります.
 "Alfie" なんかは聴いてみると、 Diana とは全然違ったよさが聴こえてきますし.
 カーペンターズ で有名な "遥かなる影 : (They Long to Be) Close to You" も入っています.


 ジャズっぽいポピュラーという感じで聴いてみれば、なるほどねぇなのです.
 そういえば現在の Blue Note を代表する一人 Norah Jones だって、純然たるジャズ・ヴォーカルとは言い難いですよね.
 今でこそモダンジャズを代表するレーベルの Blue Note ですが、当時としてはかなり革新的なアルバムやミュージシャンもたくさん.
 ジャンルに拘ってばかりいると、 アルフレッド・ライオン に笑われてしまいそうです.




trijntje003

 トレインチャ (トレインチャ・オースタルハウス) は 1973 年 2 月 5 日 アムステルダム 生まれの オランダ の歌手.
 父親は元牧師で オランダ 屈指の教会音楽作詞家の ハーブ・オースタルハウス 、母親は有名なヴァイオリニスト ジョセフィーヌ・メリーフ という音楽一家出身.
 オランダ 音楽業界における史上最高の人気と売上を誇るポップグループ "トータル・タッチ" のフロントとして長年活躍し、その後ソロ活動に.
 グループ時代、ソロ時代ともに、関わった多くのアルバムがベストセラーになっています.




 たまにはこういうアルバムも有りですね.
 暖かい日差しの中で、ちょっとウトウトしながら聴くには ・・・・・・・・・

Casino Royale と The Look of Love

 いつの間にか秋ですね.
 残暑ばかりが印象に残っている今年の 9 月ですが、気がつけば秋.
 あっという間に、冬がやってきそうです.



 そういえば、いつの間にかこんなアルバムも聴くようになっていました.
 秋の夜長、静かな夜に疲れた身体を癒すにはよさそうなアルバムです.





Krall008






  "The Look of Love / Diana Krall"





  1.  'S Wonderful
  2.  Love Letters
  3.  I Remember You
  4.  Cry Me A River
  5.  Besame Mucho
  6.  The Night We Call It A Day
  7.  Dancing In The Dark
  8.  I Get Along Without You Very Well
  9.  The Look Of Love
  10.  Maybe You'll Be Here






 過去のブログを見てみたら、今年の 1 月に初めて彼女のアルバムを買ったようです.
 それまで一度も聴いたことなかったので、ピアノとヴォーカルなんてことも知りませんでしたし、そのとき買った "Live in Paris" も、ほとんど ジャケ買い だったような気がします.




Krall006-2

 このアルバムはストリングスをバックに、ピアノよりもヴォーカルをフューチャーしています ・・・・ と言うか、ピアノのソロも結構入って入るのですが、ボクは両方しっかり聴くことができないので、どうしてもヴォーカルにフォーカスが合ってしまいます.
 まぁ、そうは言ってもそのヴォーカルの良し悪しも良くわからないのですが(笑).


 ボクが持っているアルバムは、いつもの International 盤です.
 ケースの中のパンフ (・・・これって正式にはなんて言うんだろ) には、ライナーノーツなどなく、曲目解説と、あとはまるで写真集から切り取ったような写真だけです.
 ジャズの老舗レーベル Verve なのですが、このあたりを見ても、彼女の美貌を一つの売りにしているのは間違いなさそうです.
 こういうところ、ボクは嫌いですね.
 女性だから、きれいだから ・・・・・ いまだにこんな部分が、いろいろなところで残っているような気がします.


 さてこのアルバムの中でボクが一番好きなのは、アルバム・タイトル曲 "The Look of Love" ですね.
 この曲、いいです.
 中年オヤジの心の隙間に、ジワーーーッと浸み込んできます.
 バート・バカラック の曲です.




CasinoRoyale_1967

 実はこの曲、 1967 年の超カルト映画 "Casino Royale" の中でかかった曲でした.
 この映画の中で、 Peter Sellers と Ursula Andress とのラブシーンのバックにかかります ・・・・ かなり昔に見た映画ですので、他の場面にヴォーカルが入っていたかは全く記憶にありません.
 サントラ盤には Dusty Springfield のヴォーカルが入っています、邦題は "恋の面影" .
 Dusty Springfield のヴォーカルも、 You-tube でいくつか見ることができますので、興味のある方は聴き比べてみたらいかがでしょう.


 ボクは、 Diana Krall のほうが好きかな ・・・・・ 顔じゃなくて歌ですよ、決して面食いだからじゃありませんよ.
 この曲は、 Diana Krall のオハコ的な一曲になっているのでしょうか、 "Live in Paris" でも歌われていますね.
 程よい甘さでちょうどいいかな、という感じです.

 ちょっと涼しい秋の夜は、こんな曲です.



 さて、明日も天気は良さそうです.
 明日はお休みなので、ちょっとばかり山に行ってきます.
 予定は、簡単に行くことのできる 3000m 級です.
 もし天気が悪ければ、他の場所に行く予定です.
 少し早起きをして、 Type-R で早朝の高速を走ります.
 晴れますように ・・・・・・ !


 そういえばこれから韓国戦です.
 先日、まさかのアルゼンチンに勝利、今日も見ることにしましょう.
 ようやく、日本代表の試合も見ていて楽しい試合になったような感じです.
 勝ちますように ・・・・・・ !
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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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