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 昨夜この記事書いたんだけれど、データとか書き忘れてしまったので書き加えて新しくアップです.
 ここから下は昨日の金曜日に書いたものです.



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 4 月の異動からまだたったの 3 日 ・・・・・・・ だというのに、本当に疲れた.
 やっと金曜日の夜がやってきました.


 ところが今週末の土日は全然ゆっくりできない.

 そう言えば、写真も最近は撮っていないなぁ.



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 気分転換に、たまには R&B でも聴いてみようか.
 ちょっと前に ブロ友 さんの話題になった DVD です.





Ray Charles001





  "O-Genio : Ray Charles Live In Brazil, 1963"





  First show:
  1. What'd I Say
  2. Take These Chains from My Heart
  3. You Are My Sunshine
  4. Set Me Free
  5. Carry Me Back to Old Virginny
  6. My Bonnie
  7. In the Evening (When the Sun Goes Down)
  8. Just a Little Lovin'
  9. You Don't Know Me
  10. Margie
  11. Hit the Road Jack
  12. Moanin'
  13. Birth of a Band
  14. Hallelujah I Love Her So
  15. untitled jazz instrumental

  Second show:
  16. Hallelujah I Love Her So
  17. In the Evening (When the Sun Goes Down)
  18. Erontex commercial
  19. Moanin'
  20. My Bonnie
  21. No One
  22. Don't Set Me Free
  23. Take These Chains from My Heart
  24. Erontex commercial
  25. I Can't Stop Loving You
  26. Don't Set Me Free reprise
  27. You Are My Sunshine
  28. What'd I Say
  29. Ray Charles Entre Nos commercial
  30. closing announcement





  Ray Charles (p.vo.as),
  Elbert "Sonny" Forriest (g), Edger Willis (b), Wilbert Hogan (ds),
  Oliver Beener (tp), Roy Burrows (tp), Philip Guibeau (tp),
  Henderson Chambers (tb), James Harbert (tb), Julian Priester (tb),
  Frederic "Keg" Johnson (b-tb), Harold Minerve (as),
  Dan Turner (as), Tina Brooks (ts), David Newman (ts),
  Leroy "Hog" Cooper (bs)

  The Realetts:
  Gwen Berry, Margie Hendrix, Darlene McCray, Patricia Richards






 Tina Brooks のファンだったら、ほとんどの方が知っているはずの DVD .
 なぜか レイ・チャールズ の楽団にいるじゃないですか.



Ray Charles001-2

 レイ・チャールズ楽団が 1963 年に行ったブラジル公演を収録したものです.
 サン・パウロ 公演 2 回分をノー・カットで収録してあり、どちらのステージもモノクロ撮影です.
 どうもテレビ番組の収録という感じなので、途中でいきなり生 CM が入ります (笑)
 音質・画質は 1 回目のほうがよく、 2 回目はちょっと映像が乱れています.

 演奏は一部曲がダブっており、それらの曲のアレンジはほとんど同じ感じ.



 昨年この DVD の存在を知って、 Amazon から輸入盤を 1,500 円ちょっとで購入しました.
 ちなみにアメリカでは 10 $ 弱でした.

 リージョンコードは北米仕様の リージョン 1 ですので、再生するにはリージョン・フリーのデッキか再生機の設定を変える必要があります.

 が、ボクはちょっと違う方法で観たりしています.



tina brooks005

 ボクのお目当ては当然テナーの Tina Brooks .

 なんてったって動いてる Tina ですよ ・・・・・・・・
 そんな映像が観れるだけでも、もう十分すぎるくらい満足できちゃいます.



 ただ、この楽団での彼の位置ってどうも控え選手的な位置のようだな.
 "Birth of a Band" では前に出てきてテナー・バトルもしていますが、それ以外はパッとしない.
 もう一人のテナー、 David Fathead Newman のほうが全然多くのソロをとっています.

 Tina のタンバリンを叩いている姿が結構目についたりもするんだな.


 演奏の合間に彼の表情が幾度となく見ることができますが、結構自信なさげとでも言うのかなぁ.
 この時期、きっと身も心もボロボロだったんじゃないのかなぁ.
 レイ・チャールズ もこの時期はまだ麻薬を常用していた時期でした.


 Tina の表情見ていると、なんとなくだけれどボクの大好きな 口下手なテナー が納得できたりします.

 うまいだけがいい演奏じゃないんだよねぇ.



Realets1

 The Realetts という女性グループです.
 左から 2 人目が中心とも言える マージー・ヘンドリックス (Margie Hendrix) .

 有名な "Hit the Road Jack" なんか、とてもいいなぁ.


 数カ月後、 "ストックホルムでワルツを" の中でこの曲を聴いた時には思わずニヤけてしまいました.
 そういえばこちらの DVD も来週発売です、楽しみなのだ.



 このDVD観ていて、この演奏を聴いている人たちの服装がとても気になったり.
 みなさん正装なんです.

 言い方は変ですが、上流階級の皆さんが聴いている感じなんです.


 The Realets も歌い終わった後まっすぐに整列するところなんかも、ちょっと面白いな.



Ray Charles005

 ・・・・・・・・・・・ ところで レイ・チャールズ は、

 改めて言うまでもなく、うまいし、とてもゴキゲン、観ていてハッピーになれます.


 おまけにアルトまで吹いちゃってますから (笑)


 ジャズのスタンダードとも言える "Moanin'" なんかの演奏もありますが、まぁこれは本当に軽くという感じ.
 こういった部分でシリアスなものは追及しない方がいいでしょうね.


 "Birth of a Band" のテナー・バトルにしてもジャズとして捉えるともう少しになってしまいそうですし.
 それでもこの DVD の価値は、絶好調の レイ・チャールズ の演奏や、 "動く" Tina Brooks が観れることでしょう.


 それだけでも十分満足できるものです.



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 今日土曜日は朝からどんよりした下お天気.
 早い時間に散髪にいきサッパリ、昨日の書き忘れたデータを追加で書いています.


F07A6585
 (EF16-35mm F4L IS USM : 16mm 1/2000sec f/4.5 ISO-100)

 何か今にも降り出しそうな空です.


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