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 昨夜は今までお世話になった外部団体の皆さんが新年度の歓送迎会を開催してくださいました.
 ボク自身は退職なので本来は関係ありませんが、送別会も兼ねて呼んでいただきました.


 久しぶりに見る顔もあり、退職してまだ一か月も経たないというのに懐かしさがたくさんなのでした.





 さて久しぶりの CD 購入.
 いかんせん無職なので、できるだけ出費を抑えた生活を慎ましやかに送りたいのですが ・・・・・・

 いろいろな出費が今月はドカ――――ンと重なってしまい、今月は激ヤバなのです.
 この先どうなるのか不安がいっぱいですが、そんな不安を吹き飛ばすような演奏でも聴いて、現実逃避します (笑)





Harper003






  " Destiny Is Yours / Billy Harper "





  1. Destiny Is Yours
          (Billy Harper) ・・・・・ 12:41
  2. East-West Exodus
          (Billy Harper) ・・・・・ 13:43
  3. Dance in the Question
          (Francesca Tanksley) ・・・・・ 11:03
  4. My Funny Valentine
          (L.Hart-R.Rodgers) ・・・・・ 5:18
  5. The One That Makes the Rain Stop
          (Billy Harper) ・・・・・ 10:33
  6. If Only One Could See
          (Billy Harper) ・・・・・ 4:30
  7. Groove from Heaven
          (Billy Harper) ・・・・・ 10:54





  Eddie Henderson (tp), Billy Harper (ts),
  Francesca Tanksley (p), Clarence Seay (b),
  Newman Taylor Baker (ds)
  Recorded on December, 1989.




 Disk Union のジャズ担当 塙耕記 氏監修による Steeple Chase のリイシュー盤.
 Disk Union 傘下のレーベル (こういう表現でいいのかなぁ ・・・・) Thinks! Records から、 4 期に分け計 100 枚が発売されます.
 このアルバムは 4 月 19 日に発売された第 1 期 25 枚のうちの一枚です




Harper003-2

 ジャケットがいいなぁ ・・・・・・
 これ見ただけでも、あの独特なテナーの音が聴こえてきそうです.
 この人のアルバムはやっぱりこういう感じのストレートなのがいいです、変におしゃれなデザインは似合いません (笑)

 最近、無性に ビリー・ハーパー を聴きたくなることがたまにあります.
 コルトレーン ではなく ビリー・ハーパー なんだな.
 だから Walkman で突然 "Dance, Eternal Spirits, Dance !" なんかが流れてくると、本当にゾクゾクしてしまう.


 彼はデビュー当時から ポスト・コルトレーン と呼ばれていたサックス奏者.
 彼のアルバムは "Capra Black" と "Black Saint" の二枚持っています.
 以前アナログ盤では Denon から発売された "Love on the Sudan" ともう一枚持っていましたが、それらのアルバムの CD 盤は現在廃盤だったと思います.


 このアルバムのオリジナル盤を見たことがないので Wiki の情報だけですが、 3 曲目と 4 曲目が CD 化に伴ったボーナストラックのようです.




Billy Harper 007

 聴いてみると ・・・・・・・ やっぱりこうでなくっちゃ

 ビリー・ハーパー はやっぱりこうですよ.
 ゴリゴリの太っといテナーでグイグイきます.
 ビリー・ハーパー・ワールド全開です.
 まわりのメンバーも、いつしかこの世界に巻き込まれちゃうから、聴いていても「やっぱり ビリー・ハーパー のピアノはこうだよなぁ ・・・・・・・ そうそうトランペットはこうじゃなくちゃ ・・・・・・・」


 正直、コルトレーンはフレーズを追っかけていくだけで神経がすり減っちゃう感じで、とても疲れちゃいます.
 まぁこれはこれで、悪いことばかりじゃないんですが.
 だから コルトレーン も聴きたいと思った時にはとても満足でるんですがね ・・・・・・・


 ビリー・ハーパー の方がもう少し聴きやすい感じです.
 彼の演奏を聴いていると、 コルトレーン らしいという感じではなく ビリー・ハーパー そのもの.
 そこが好きなところです.




Eddie Henderson002
   ( Eddie Henderson )

 ビリー・ハーパー はもちろんですが、このアルバムは他のメンバーの演奏がボクは好きです.

 まずはトランペットの エディ・ヘンダーソン .
 彼の演奏を聴いたのは今回が初めてですが、 ビリー・ハーパー の演奏によく合うトランペット演奏です.
 結構高音も使いますがピーキーじゃないので聴きやすい.
 音色もとてもきれいな音です.


 ボクが聴かず嫌いなだけなのかもしれませんが、こういったちょっと前衛的 ・・・・・ というか 新主流派 的なコンボ演奏で女性のピアニストってあまり思い浮かびません.
 このアルバムのピアニストも、最初 「女性みたいな名前だな」 と思ってちょっと調べたら、その通り女性のようでした (もし間違っていたらゴメンナサイ) .

 1 曲目の演奏でもちょっとヨーロッパ的なリリシズムがあるんだけれど、逆にこういったハードな演奏にマッチしちゃうというかな ・・・・・・・




Francesca Tanksley 003
   ( Francesca Tanksley )

 このアルバムでは 1 ・ 2 曲目が好きです.
 ビリー・ハーパー 聴きたいと思った時、こういう演奏を求めているんですね.

 この2曲とも ビリー・ハーパー の書いた曲ですが、なにげに彼の書く曲がボクにマッチします.
 他のアルバムも好きなところはそんなところでしょうか.


 奥さんがいないような時、思いっきりアンプのボリューム上げて聴くのがいいなぁ.







 さて 長野県 東御市の風景 その 6

 前回は 白鳥神社 を紹介しましたが、今日は我が市を代表する一番メジャーな観光スポット 海野宿 です.



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 ここは 1625 年 (寛永 2 年) に、 北国街道 の宿場として 江戸幕府 によって設置されたようです.
 現在も通り沿いの木造建物には、当時の面影が残っています.


 1987 年 (昭和 62 年) に 重要伝統的建造物群保存地区 として選定されました.




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 通りは 白鳥神社 から西に延び、通りの脇には水路が流れています.
 これらの木造建物は火災になるとすぐに隣へ延焼し大火になってしまうことから、火災になった時の延焼を防止するための うだつ (梲、卯達) というものがあり、この 海野宿 はそんな部分でも有名です.

 ちなみに 海野宿 の うだつ は 袖うだつ と呼ばれ、 1 階と 2 階部分に付いたものをいうようです.


 家から車で 5 分もかからないところにあるので、時々写真の練習に行ったりしております.


 妻籠宿 ほど大きくはない宿場町ではありますが、ここに行くたびにちょっとしたタイムスリップを味わうことができます.