今日は暑い一日になりましたね.
 ボクの住んでいる辺りでも、 25 ℃ くらいになったでしょうか.


 でも吹きぬける風は、まだちょっと爽やかな感じがします.
 そんなちょっと爽やかな風を ・・・・・・





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   "Breezin' / George Benson"




   1. Breezin'
   2. This Masquerade
   3. Six To Four
   4. Affirmation
   5. So This Is Love
   6. Lady




  George Bebson (g), Phil Upchurch (g), Ronnie Foster (key),
  JorgeDalto (key), Stanley Banks(b), Harvey Mason (ds), 
  Ralph MacDonald (perc) ・・・・・ Recorded January 6-8, 1976.





 George Benson の大・大ヒット・アルバムで、 1976 年のミュージック・シーンを代表するアルバムです.
 ボクの知っている George Benson はこれ一枚きりと言っても、決して過言ではありません.
 ただ完全なリアルタイムで聴いていた訳ではなく、ボクがこのアルバムを初めて聴いたのはたしか '80 年代の入ったばかりの頃だったと記憶しています.

 Miles Davis の "Miles in the Sky" でも演奏していますが、そんなことを知ったのはほんの最近.
 だから、ストレート・アヘッドなジャズを演奏していたなんてことも全く知りませんし、聴いたこともありません.
 あまりにもこのアルバムのインパクトが大きいですし、有名すぎます.




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 遠い昔の夏の夜、ドライブしながらよくこのアルバムを聴いていました.
 もちろん CD ではなく、カセットテープです (笑) .
 そういえばあの頃のっていた車は何だっけ ・・・・・・・・・・・・・・
 たしか ・・・・・ 三菱 ミラージュ 5 ドア・ハッチバック 1600 cc だったかな.


 1 曲目の "Breezin'" の数フレーズが流れただけで、あの頃の夏の夜にタイムスリップしてしまいそうです.
 でもこの "Breezin'" って、 George Benson の書いた曲ではありません.
 ガボール・ザボ (Gabor Szabo) というギタリストがソウル・ミュージシャンの ボビー・ウーマック と共演し 1970 年に発表したアルバム "High Contrast" のために、ボビー・ウーマック が書き下ろした曲でした.
 もういきなり出だしから爽やかさ全開、軽快です.


 そしてそして、 2 曲目の "This Masquerade" !
 彼の スキャット を一躍有名にした、とってもメローなナンバーです.

 4 曲目の "Affirmation" もとても軽快な曲で、大好きです.



 久しぶりに、想い出にどっぷり浸れるアルバムです.
 遠い昔のことを想いながら、もしあの時 ・・・・・・・ なんて. 
 あの頃って、今の歳に自分がなるなんていうこと全然思ってもいなかったよなぁ.
 今になって思えば、ずいぶんと無駄な時間を過ごしてきたし、遠回りもしてきたような気がします.


 でもまぁ ・・・・・・・ それもこれも、みんなひっくるめての人生ですから.


 軽く聴いていたアルバムなのに、なぜか最後は人生について考えちゃいました ・・・・・・・・ (笑) .