Timeless

Eastern Rebellion 2

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 家から見える山々もすっかり晩秋の紅葉が目立つようになりました.
 最近では朝も霜が降り、冬は目の前といった感じです.

 こたつもストーブもない我が家ですが、いつの間にか 気調システム のスイッチが入っていました.




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 写真は先日の 宇奈月温泉 トロッコ電車 からの風景ですが、ボクの家の周りの山々もこんな色に変わり、すでに標高 2000 m 辺りはモノトーンになっています.

 そろそろスタッドレスタイヤに履き替えも考えなくちゃいけないなぁ.




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 さて、ジャズのアルバムです ・・・・・・・ ジャズ・アルバムを紹介するのが、最近では何か久しぶりって感じになっています.

 でもメインはこちらですので.

 少し前に聴いたアルバムの続編ともいえるアルバムなのです.






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  " Eastern Rebellion 2 / Ceder Walton "





  1. Fantasy in D ・・・・・ 6:49

  2. The Maestro ・・・・・ 4:37

  3. Ojos de Rojo ・・・・・ 6:50

  4. Sunday Suite ・・・・・ 17:47

  5. Clockwise ・・・・・ 5:00 Bonus track on CD

  6. Firm Roots ・・・・・ 7:34 Bonus track on CD





  Bob Berg (ts), Ceder Walton (p),
  Sam Jones (b), Billy Higgins (ds)
  Recorded at C.I. Recording Studio, NYC, January 26 & 27, 1977.





 演奏されている曲はすべて シダー・ウォルトン によるものです.
 オリジナルは 4 曲目までで、 5・6 曲目は CD 化のボーナス・トラックです.






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 オランダ の Timeless レーベルの初作品 "Eastern Rebellion" に続くアルバムですが、その後も売れ行きがよかったのでしょうか "Eastern Rebellion 4" まで発売されました.
 カタログ的には今日のアルバムは Timeless レーベルとしての 6 作目になります.


 前作 "Eastern Rebellion" 聴いた時に、 ジョージ・コールマン も悪くないけれどその後の Bob Berg のテナーだったらどう変わるのかなぁと思い購入.


 まず結果的にはこちらのアルバムの方がボクは好きです.
 このくらい吹いた方がとてもマッチすると言えばいいのかなぁ.


 1 曲目を聴いただけで、アルバム全体の方向性のようなものが窺い知れます.
 やっぱりこういう演奏だよなぁ、って.

 ちなみにこの 1 曲目は "Ugetsu" というタイトルで、過去に アート・ブレイキー & ジャズ・メッセンジャーズ のアルバムも作られています.




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 テナー・サックスの ボブ・バーグ .

 彼の演奏を聴くのはこれが初めてかなぁ ・・・・・・・・・
 最近の新しい人たちの演奏をほとんど聴きませんし、ましてやヨーロッパの人たちの演奏なんて.

 ずっと前に Cross Criss のサンプル盤をいただいて聞いたのが、ひょっとすると最後かもしれません (笑) 
 その CD にも ボブ・バーグ の演奏は確かなかったので、多分初めてだろうな.


 モーダルでかなり吹きまくりますが、変に疲れるような演奏ではないので聴きやすい、というのがボクの第一印象です.
 とかくこの手の演奏は、聴く時を選んでしまうようなアルバムが多いので、このアルバムのように何時でも聴くことのできそうな演奏はグッド.




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 シダー・ウォルトン の演奏については改めて書くまでもなく.

 高音域をうまく使ったリリカルなピアノではありますが、 4 曲目の "Sunday Suite " のようにテナーに負けないくらいの高速でパワフルな演奏も聴くことができます.
 まるで割れそうなガラスのような演奏がモーダルなテナーと会うことによって、独特のスリリングさもあります.



 続編が作られる意味がちょっと分かるような快作でした.





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 ちょっと前のお話しですが、 SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM が修理から帰ってきました.

 この望遠レンズは ヨドバシカメラ の撮影会の時に異常が現れたもの.
 実はその時の対応がちょっと ?? でしたので、 Facebook で毒づいて、さらにシグマに苦情.




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● 撮影会場に設置されたメーカーのテント : シグマ とは関係ありません ●

 撮影会の際、朝一で SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM のオートフォーカスが壊れ、何度もレンズを付けたり外したりしながらなんとか撮影したものの綱渡り状態での撮影でした.
 シグマ はこの日、レンズの貸し出しサービスをしており会場にブースを設置していましたので昼休みに事情を話し見てもらおうと思ったのですが、当日来ていたスタッフは 「ここではわからないからあとで修理に出してください」 .
 それでもと思い借りれるレンズあるか聞いてみるものの 「全部貸し出してありません」 .

 と、そっけなくお断りでした.



 機械ものだから故障などの可能性は当然あるわけで、ましてやこれだけ人が集まる大きな撮影会では機材トラブルは十分考えられるでしょう.
 仮にもメーカーのテントを出している以上はこういったことの対応ももう少し ・・・・・ せめてレンズの動作チェックくらいしてアドバイスするくらいの対応があっていいんじゃないでしょうか ・・・・・・・・


 まぁそんなことを シグマ に毒づいてみたらすぐにメールの返信が来て 「 10 日くらいで修理を完了させます、また今後はできるだけしっかり対応できるように検討していきます」 とのことでした.




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 10 月 9 日の祝日に購入先の キタムラ に持ち込み
 シグマ の場合はこそこから 日研テクノ というところを経由して 会津 にある シグマ の修理工場に行くようです.
 そのため 会津 の工場に着いたのが 16 日 ・・・・・・・ キタムラ に商品が戻ってきたのが 29 日.
 確かに シグマ の工場に着いて10日以内では修理完了してはいますが、そこまでに一週間もかかるってどうなんだろ.


 まぁいろいろ会社の都合もあるので、この方法がどうのこうのではありませんが、カメラ関係だけでなく修理期間中こういったものが使えないのは本当につらい.
 だからできるだけ修理期間が短くなるような対応してほしいなぁ.

 っていうか、購入 3 か月でそれほど使っていないのに壊れること自体も問題.


 特にサード・パーティ ・・・・・ って呼び方もあまりよくありませんが、 2 大メーカーじゃないところはこういった部分も頑張ってもらわないと、安かろうだけではだめだと思うんだよね.


 最近ポートレート撮影する人たちの中でも シグマ の明るい単焦点の評判がすごくいいだけに ・・・・・・・


 やっぱり キヤノン になっちゃうのかなぁ.




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Eastern Rebellion

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 いつも東京に行くときはできるだけ荷物はシンプルに.
 ほとんどバックパック一つで行くようにしてます.

 先日の日曜日の撮影会でもそのあたりを考えて、レンズは望遠レンズ一本と、カメラのキャップのようにつけている単焦点のみ.
 天気もよさそうだったのでバックパックは余裕でしたが、これが天気が崩れそうな撮影実習だとこうはいかないんだけれどね.

 今回は撮影会でしたのでさらに軽量化を図り、いつも必ず持っていく iPad も無しに.




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 そのかわりに新幹線の中では本でも読んでいこう ・・・・・・・ そうなると文庫本です.

 そんな時にほとんど持っていくのが J.D.サリンジャー の "ナイン・ストーリーズ"
 元部下の 腐女子 も大好きな サリンジャー ・・・・・・・ そういえば明日、腐女子 を含めた昔のメンバーでの飲み会でした.

 新幹線で 東京 まで約 90 分、読みたいものはいろいろありますがやっぱりちょっとした短編がいい.
 短編集ではありますが結構思考するので、読みごたえもあるしね.


 特に "バナナフィッシュにうってつけの日" はすでに何度も ・・・・ 少なくとも 3 回以上は読んでます.
 もともとこの本は中に入っている "笑い男" を読むために買ったんだけれど、やっぱり "バナナフィッシュ" だなぁ.

 ボクは正直 サリンジャー のどこがいいのか全く分かりません.

 それでも "大工よ、家の梁を高く上げよ" もすでに 2 回読んでますし "フラニーとズーイ" も読んだし ・・・・・・・

 でもいまだにどこがいいのかよくわからない (笑)



 例えるなら ・・・・・・・・・
 "Ascention" 以降の ジョン・コルトレーン のような演奏だったり
 King Crimson 的な精神的な不安定さだったり

 ただこの人の作品を読んでいると、何となくイメージとしての映像が浮かんでくるのが不思議だったり.




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 "大工よ、家の梁を高く上げよ" でバンドが演奏した ロジャーズ & ハート の初期の曲って何なんだろう.
 "コネティカットのひょこひょこおじさん" の登場する メアリ・ジェーン って ・・・・・・ 三谷幸喜 の映画 "ラジオの時間" にも同じ名前が出てきたなぁ.
 "対エスキモー戦争の前夜" でテニスをした セリーナ・グラフ って ・・・・・ セリーナ・ウィリアムズ と シュテフィ・グラフ の訳ないよね (笑)

 ・・・・・・ どうも変なところばかり気になっちゃうなぁ.



 ちなみに私、 サリンジャー の代表作でもある "Catcher In The Rye" も一応持ってはいますが ・・・・・・・ まだ 1 ページも読んでおりません.

 そろそろページめくってみようと思っているんだけれどついつい


 See more glass なんだな.




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 さて、音楽くらいはいろいろ考えないでずっとストレートな演奏でも聴いてみます.
 最近になってこの人の演奏好きになってきました.





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  " Eastern Rebellion / Ceder Walton "





  1. Bolivia
          (Cedar Walton) ・・・・ 10:10
  2. Naima
          (John Coltrane) ・・・・・ 8:37
  3. 5/4 Thing
          (George Coleman) ・・・・・ 7:53
  4. Bittersweet
          (Sam Jones) ・・・・・ 6:54
  5. Mode for Joe 
          (Cedar Walton) ・・・・ 7:51






  George Coleman (ts), Cedar Walton (p),
  Sam Jones (b), Billy Higgins (ds)
  Recorded at C.I. Recording Studio, NYC, December 10, 1975.






 このアルバムは 1975 年 オランダ の Wim Wigt 氏が創設した Timeless レーベルの記念すべき第一作目のアルバムです.
 
 このアルバム、ジャケットがとても似てるアルバムがあるんですよね.





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 それがこのアルバムで、 日本 の East Wind レーベルから発売された Pit Inn でのライブ演奏.
 Timeless 盤は録音が Pit Inn でのライブのちょうど 1 年後ですから、そのデザインを意識したのかどうなのか ・・・・・・・・・

 ジャケットの上の部分が白地に黒い文字.
 中心付近に赤い丸と赤い風船でバックは黒.

 おまけに両アルバムともリーダーは シダー・ウォルトン ですから ・・・・・・・

 とても微妙だなぁ.


 今日の Timeless 盤は講評だったようで、その後なんと同じタイトルで 4 作も作られました.
 リズムセクションは 4 作とも同じですが、 2 作目はテナーが ジョージ・コールマン から ボブ・バーグ へ、 3 作目は 2 作目のメンバーに カーティス・フラー が加わりクインテットに、さらに 4 作目ではそのクインテットに アルフレッド "チョコラーテ" アルメンテロス が加わったセクステットになっています.




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 さてこのアルバム、先に書いたようにとてもストレート・アヘッド.
 ジョージ・コールマン がもう少しアグレッシブに吹いてもいいような気がしますが ・・・・・

 5 曲目の "Mode for Joe" は、同タイトルで Blue Note から ジョー・ヘンダーソン のリーダー・アルバムとして 1966 年に発表されています (BLP-4227) .
 シダー・ウォルトン が ジョー・ヘンダーソン のために書いた曲で、彼自身もそちらのアルバムに参加していますが、 Blue Note での演奏の方はかなりアグレッシブでした.

 2 曲目には ジョン・コルトレーン でお馴染みの "Naima" も入っていますが、なんとなく物足りない.


 演奏は 5 曲とも全然悪くなく、普通にいい演奏していると思います.
 それでも何かが物足りない感じなんだな.

 やっぱり ジョージ・コールマン なんだろうか ・・・・・・・・



 そんな物足りなさもあったので "Eastern Rebellion 2" を購入することにしました.
 こちらのテナーは ボブ・バーグでレビューなどを読むとちょっと面白そうなので.


 ちなみに シダー・ウォルトン の SteepleChase 盤はお小遣いも乏しいため無期延期です (涙)




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 さてここにきてまた天候不順.
 雨が降って寒くなったかと思うと、真夏のような暑さになったり ・・・・・・・・




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 昨日の夕暮れですが、久しぶりに夕焼けを見た気がします.

 最近これだけ赤くなることはなかったので.


 先日の撮影会の写真を整理中.
 撮った写真は全部で 700 枚弱、ボクにしてはこんなものかなぁという感じですが、他の人の話を聞くと圧倒的に少ない.

 そんな中からコンテスト用写真を 3 枚ピックアップ.
 本命は 1 枚だけですが、雰囲気の違うものを 3 枚選びました.


 その本命の印刷の色にかなり手こずってます.
 印刷しては微調整って感じで ・・・・・・・・・・・・ 今回はこの部分ちょっと頑張りたい.


 ところがずっとやって何度も写真を眺めているうちに、 「この写真って大したことないんじゃない ・・・・・ 」 なんて思いが浮かんできちゃったりで (笑)


 判断基準は、これだったら アメ玉 置いてもらえそうかな、なのです.




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la_belle_epoque

 ジャズ・アルバムの紹介を中心に始めたブログでしたので、こんなタイトル付けていますが、最近では完全に写真やカメラの話題が中心になっています.

 最近になって 沼 という場所にハマっていることに気が付き、脱出のためもがき苦しんでいます。
 金銭感覚も社会通念上の常識とはどんどん離れていってるようですが・・・・・・

 いつもおいでいただく皆様に、感謝です。

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